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| == アーチャー (第四次) == | | == アーチャー (第四次) == |
| *真名:ギルガメッシュ | | *真名:ギルガメッシュ |
− | *身長:182cm/体重:68kg | + | *身長:182cm / 体重:68kg |
| *スリーサイズ:B94/W73/H93 | | *スリーサイズ:B94/W73/H93 |
| *属性:混沌・善 | | *属性:混沌・善 |
| *イメージカラー:金 | | *イメージカラー:金 |
| *特技:お金持ち | | *特技:お金持ち |
− | *好きなもの:自分、権力/苦手なもの:自分、蛇 | + | *好きなもの:自分、権力 / 苦手なもの:自分、蛇 |
− | *天敵:(第四次)なし/(第五次)アーチャー | + | *天敵:(第四次)なし /(第五次)アーチャー |
| *CV:関智一(幼年体:遠藤綾) | | *CV:関智一(幼年体:遠藤綾) |
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− | 「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、存在しないはずの8体目のサーヴァントとして姿を現す。<br>黄金の鎧を纏い、全てを見下した態度の男。 | + | 「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、存在しないはずの8体目のサーヴァントとして姿を現す。<br>黄金の鎧を纏い、全てを見下した態度の男。 |
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− | ;略歴 | + | ; 略歴 |
− | :真名はギルガメッシュ。圧倒的神性を持つ半神半人であり、人類最古の王にして、世界の全てを手中に収めた英雄王である。<br>[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]の際、[[遠坂時臣]]のサーヴァントとして召喚される。[[聖杯]]そのものに興味はなく、自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。<br>元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[セイバー|騎士王]]、[[ライダー (第四次)|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。<br>最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。<br>しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。<br>第五次聖杯戦争終盤に姿を見せ、Fate及びUnlimided blade works ルートでは最後の敵として[[衛宮士郎]]たちの前に立ちはだかる。だがHFルートでは、士郎達も知らない間にあっけない最期を遂げ、非常に格好悪い。<br>「[[Fate/EXTRA CCC]]」では月の裏側に封じられていたが、そこに落ちてきた一人のマスター([[主人公 (EXTRA)]])に気まぐれで話しかけ、令呪3画を代償に一時的に契約する。<br>最初は「これは貴様の戦いだ」というスタンスを貫き、マスターと認めてはいなかったが、事態の全貌を把握すると共に主人公の人格を得難いものと感じていき、とある出来事をきっかけにマスターと認めて全力で共に戦うことを決める。 | + | : 真名はギルガメッシュ。圧倒的神性を持つ半神半人であり、人類最古の王にして、世界の全てを手中に収めた英雄王である。 |
− | | + | : [[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]の際、[[遠坂時臣]]のサーヴァントとして召喚される。[[聖杯]]そのものに興味はなく、自身の財を奪おうとする者を潰すための参加。時臣が見せる臣下の礼は認めていたが、采配は気に喰わなかったようで、ついでに報いてやるか程度の情。むしろ、彼の弟子であり、己の歪な本性に苦悩し続ける[[言峰綺礼]]の方に興味を抱き、後に時臣を殺害した綺礼と主従ではなく同盟に近い形で契約を結ぶ。 |
− | ;人物 | + | : 元々他の英霊など相手にもしていなかったが、聖杯問答で[[セイバー|騎士王]]、[[ライダー (第四次)|征服王]]と問答を行い、かつての朋友であるエルキドゥを連想させるセイバーに邪な思いを抱くと共に、ライダーの王道にも関心を持つ。 |
− | :傲岸不遜で唯我独尊、おまけに傍若無人。自らを「唯一無二の王」と称してはばからない英雄王。その性格とそれに見合うだけの実力を有するがゆえに常時の慢心と油断を生み、「慢心王」とも評される。<br>好戦的かつ残忍な人物で、気に障った者はそれが自身のマスターであろうと殺害し、自身の我欲で周囲にどれだけ被害を与えても頓着しないサーヴァント屈指の危険人物。<br>かつてこの世の全てを統べた最古の王ゆえの超絶な我欲の持ち主であり、聖杯戦争に参加した理由も自分の宝である聖杯(それが宝物である時点で自分の物であることは間違いないという屁理屈に近いもの)を勝手に奪い合うなど許さないという理由であり、聖杯そのものには全く興味がない。<br>裁定者である彼にとって人間とは自身の「愉しみ」と語っており、言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ興味を持ち、第四次聖杯戦争でセイバーに興味を持ち、求婚した。<br>ちなみに、一人称は「我」と書いて「オレ」と読む。<br>自分に関することを誇張して言ったり、前言を簡単にひっくり返すなど虚言癖のような癖があり、結構言っていることがコロコロ変わる。『CCC』での口癖は「すまん。アレはウソだ」。<br>興味のない相手の言葉は軽く無視し、敵意を持って攻撃をしてきたり、暴言を吐いた場合は一切の容赦なく命を奪うが、興味がある者、認めた者が相手の場合は言葉に耳を傾け、彼の自尊心をよっぽど傷つけない限りは軽口も許容する。 | + | : 最終日、ライダーを全力で相手するに相応しい敵と認め、「王の軍勢」を「天地乖離す開闢の星」で粉砕。直後、「王の財宝」の連射を耐え抜いて眼前に迫った彼に称賛を贈り、自らの手で直接葬った。聖杯降臨の場では辿り着いたセイバーを圧倒した上で求婚したが拒絶され、予期せぬ攻撃により「この世全ての悪」に汚染された聖杯の中身を浴びてしまう。しかし、魂の強さからそれを呑み干して受肉、以来10年に渡って現界し続けていた。 |
− | | + | : 第五次聖杯戦争終盤に姿を見せ、Fate及びUBWルートでは最後の敵として[[衛宮士郎]]たちの前に立ちはだかる。だがHFルートでは、士郎達も知らない間にあっけない最期を遂げ、非常に格好悪い。 |
− | ;能力 | + | : 「[[Fate/EXTRA CCC]]」では月の裏側に封じられていたが、そこに落ちてきた一人のマスター([[主人公 (EXTRA)]])に気まぐれで話しかけ、令呪3画を代償に一時的に契約する。<br>最初は「これは貴様の戦いだ」というスタンスを貫き、マスターと認めてはいなかったが、事態の全貌を把握すると共に主人公の人格を得難いものと感じていき、とある出来事をきっかけにマスターと認めて全力で共に戦うことを決める。 |
− | :能力・強みを一言で言うならば「金に飽かした最強装備」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」から自由に呼び出し扱う。<br>その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。<br>第四次聖杯戦争では真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち、敵無しの存在とされているが、「慢心王」とも評されるその性格ゆえに、全力を出すのは極めて稀。<br>そうした性格ゆえに、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。だが相手の実力を見る眼力・洞察力は非常に優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。<br>あらゆる宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。<br>また、「王の財宝」から宝具を出す際、引き抜く動作が入るため、攻撃まで若干のタイムラグと隙が生じる。加えてステータスで大幅に優っているのに、人間である士郎に一方的に打ちのめされてしまうなど本人の技量もかなり低く、全能力を宝具に頼りっぱなしなため、「無限の剣製」で刀剣宝具を相殺できる上に取り出す工程を必要としない[[衛宮士郎]]&[[アーチャー]]、手にした武器全てを自分の宝具にする[[バーサーカー (第四次)]]は天敵中の天敵。<br>128騎という多数のサーヴァントが参戦している[[Fate/EXTRA CCC|月の聖杯戦争]]においても「参戦すれば優勝が確定してしまう」という理由でムーンセルによって「宙の外」に封印されていた程の規格外の実力を持ち、彼自身もそれを自負している。<br>しかし彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。 | + | ; 人物 |
| + | : 傲岸不遜で唯我独尊、おまけに傍若無人。自らを「唯一無二の王」と称してはばからない英雄王。その性格とそれに見合うだけの実力を有するがゆえに常時の慢心と油断を生み、「慢心王」とも評される。 |
| + | : 好戦的かつ残忍な人物で、気に障った者はそれが自身のマスターであろうと殺害し、自身の我欲で周囲にどれだけ被害を与えても頓着しないサーヴァント屈指の危険人物。 |
| + | : かつてこの世の全てを統べた最古の王ゆえの超絶な我欲の持ち主であり、聖杯戦争に参加した理由も自分の宝である聖杯(それが宝物である時点で自分の物であることは間違いないという屁理屈に近いもの)を勝手に奪い合うなど許さないという理由であり、聖杯そのものには全く興味がない。 |
| + | : 裁定者である彼にとって人間とは自身の「愉しみ」と語っており、言峰やセイバーといった、聖杯戦争の参加者にこそ興味を持ち、第四次聖杯戦争でセイバーに興味を持ち、求婚した。ちなみに、一人称は「我」と書いて「オレ」と読む。 |
| + | : 自分に関することを誇張して言ったり、前言を簡単にひっくり返すなど虚言癖のような癖があり、結構言っていることがコロコロ変わる。『CCC』での口癖は「すまん。アレはウソだ」。 |
| + | : 興味のない相手の言葉は軽く無視し、敵意を持って攻撃をしてきたり、暴言を吐いた場合は一切の容赦なく命を奪うが、興味がある者、認めた者が相手の場合は言葉に耳を傾け、彼の自尊心をよっぽど傷つけない限りは軽口も許容する。 |
| + | ; 能力 |
| + | : 能力・強みを一言で言うならば「金に飽かした最強装備」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」から自由に呼び出し扱う。その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。 |
| + | : 第四次聖杯戦争では真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち、敵無しの存在とされているが、「慢心王」とも評されるその性格ゆえに、全力を出すのは極めて稀。そうした性格ゆえに、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。だが相手の実力を見る眼力・洞察力は非常に優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。 |
| + | : あらゆる宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。また、「王の財宝」から宝具を出す際、引き抜く動作が入るため、攻撃まで若干のタイムラグと隙が生じる。加えてステータスで大幅に優っているのに、人間である士郎に一方的に打ちのめされてしまうなど本人の技量もかなり低く、全能力を宝具に頼りっぱなしなため、「無限の剣製」で刀剣宝具を相殺できる上に取り出す工程を必要としない[[衛宮士郎]]&[[アーチャー]]、手にした武器全てを自分の宝具にする[[バーサーカー (第四次)]]は天敵中の天敵。 |
| + | : 128騎という多数のサーヴァントが参戦している[[Fate/EXTRA CCC|月の聖杯戦争]]においても「参戦すれば優勝が確定してしまう」という理由でムーンセルによって「宙の外」に封印されていた程の規格外の実力を持ち、彼自身もそれを自負している。しかし彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や同ランクの他の英霊達との序列に特別固執はしていない。 |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ) | | ; 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ) |
− | : ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:1〜99/1〜999(EXTRA)<br>最大捕捉:1000人<br>由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。 | + | : ランク:EX |
− | : かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。<br>その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。<br>更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。<br>『stay night』では主に「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用され、『Zero』ではライダーとの決戦で「王の軍勢」の固有結界を切断し、軍勢をなすすべもなく一撃で粉砕している。『hollow ataraxia』において街の一区画を覆い尽しており(この時、通常の紅い風ではないものを出している)。この時の一撃は「一生に一度の本気」とされている。<br>『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる「[[権能]]」に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。<br>紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事で、「権能」にも含まれる。<br>CCCゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。 | + | : 種別:対界宝具 |
− | | + | : レンジ:1〜99 / 1〜999(CCC) |
| + | : 最大捕捉:1000人 |
| + | : 由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ。 |
| + | : かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。ギルガメッシュが「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。 |
| + | : その威力は最強の聖剣である神造兵装「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。 |
| + | : 『stay night』では主に「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用され、『Zero』ではライダーとの決戦で「王の軍勢」の固有結界を切断し、軍勢をなすすべもなく一撃で粉砕している。『hollow ataraxia』において街の一区画を覆い尽しており(この時、通常の紅い風ではないものを出している)。この時の一撃は「一生に一度の本気」とされている。 |
| + | : 『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって時空流を生み出し、空間そのものを変動させる「[[権能]]」に相当する力を発揮する。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事で、「権能」にも含まれる。 |
| + | : CCCゲーム内での性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。ただ使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、サーヴァント戦以外で目にすることはわざと時間をかけない限りほとんどない。「ギルガメッシュ本人が認めた相手にしか使おうとしない」という部分の再現なのかもしれない。 |
| ; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) | | ; 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) |
− | : ランク:E〜A++<br>種別:対人宝具<br>レンジ:− | + | : ランク:E〜A++ |
− | : バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。<br >持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。<br>彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。<br>ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりに魔力を要する他、スキル『単独行動』の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮しない。<br>『stay night』や『Zero』では自分の背後でのみ展開して放出ないし取り出すしており、実際にそれしかできないのか展開範囲などの詳細は不明であったが、『CCC』のGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際に「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と展開方法にかなり融通が効くような演出がされている。<br>強力な能力だが、何か乗り物に乗っていない限り移動しながらの展開は不可能。また一度接近されると連射出来ず、直接本人が武器を握って敵に立ち向かわなければならないのだが、彼自身の技量が余り高くないため、非常に脆いという弱点がある。<br>『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。<br>それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には全く別の「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身も良く分からないものとなっている。<br>だがそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』『全て遠き理想郷(アヴァロン)』、カルナの持つ『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』など最高クラスの英霊が持つ宝具に関しては例外があり、収蔵されていない。「人類の知恵の原典」であることを考慮すれば、彼が手に入れた物以外の神造兵装は含まれないと考えることも可能ではあるが詳細は不明。<br>またカルナの槍のような、使用された事がないために何の宝具が原典に当たるかわからないという物は収蔵されておらず、例え手に入れたとしても取り出すことは出来ない。<br>『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ2手分のスタン効果を付加する。が、成功率は中の下と言ったところで信頼性に欠け、キャスターの「天」系スキルのように使うことには難がある。 | + | : 種別:対人宝具 |
| + | : レンジ:− |
| + | : バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。 |
| + | : 彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。ただし、同時に複数展開して射出するにはそれなりに魔力を要する他、スキル『単独行動』の解説にもあるように、個々の宝物を本格的に使用する場合には、マスターのバックアップが無ければ真価を発揮しない。 |
| + | : 『stay night』や『Zero』では自分の背後でのみ展開して放出ないし取り出すしており、実際にそれしかできないのか展開範囲などの詳細は不明であったが、『CCC』のGUARD成功及び6手完封で王の財宝を使用する際に「敵の側面に展開しつつ攻撃」「敵の足下に展開しての奇襲」「敵頭上から大量の武具をばら撒き落とす」と展開方法にかなり融通が効くような演出がされている。 |
| + | : 強力な能力だが、何か乗り物に乗っていない限り移動しながらの展開は不可能。また一度接近されると連射出来ず、直接本人が武器を握って敵に立ち向かわなければならないのだが、彼自身の技量が余り高くないため、非常に脆いという弱点がある。 |
| + | : 『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には全く別の「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身も良く分からないものとなっている。だがそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』『全て遠き理想郷(アヴァロン)』、カルナの持つ『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』など最高クラスの英霊が持つ宝具に関しては例外があり、収蔵されていない。「人類の知恵の原典」であることを考慮すれば、彼が手に入れた物以外の神造兵装は含まれないと考えることも可能ではあるが詳細は不明。またカルナの槍のような、使用された事がないために何の宝具が原典に当たるかわからないという物は収蔵されておらず、例え手に入れたとしても取り出すことは出来ない。 |
| + | : 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ2手分のスタン効果を付加する。が、成功率は中の下と言ったところで信頼性に欠け、キャスターの「天」系スキルのように使うことには難がある。 |
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| ==== 「王の財宝」内にある宝具 ==== | | ==== 「王の財宝」内にある宝具 ==== |
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| ; 乖離剣エア | | ; 乖離剣エア |
| : 由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア。 | | : 由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア。 |
− | : 「乖離剣」とも呼ばれる、無銘にして最強の剣。エアという名前はギルガメッシュがつけた渾名であり、彼の切り札。剣というより円柱状の刀身を持つ突撃槍のような形状。<br>真名は『無銘』なので本当の意味で真名開放出来ているかは不明だが、いずれにせよ彼のみが持つ宝具なので、最大出力「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名開放である。<br>エア神とは星の力が擬神化された存在であり、この星を生み出した力の再現が乖離剣エアであり、他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。エア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った一神であり、エアの名を冠したこの剣は最大出力では三層の巨大な力場を回転させる事で空間変動を起こす程の時空流を生み出すことも出来る。その威力は世界に対し使用するもので数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。<br>彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。この剣もまた神造兵器である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。<br>『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。消費MP150と高燃費な上に「自身のHPが30%未満の状態時」にしか使用できないため、比較的に燃費が良く制約もない「王の財宝」や「天の鎖」の陰に隠れがち。ちなみにGUARD貫通効果があると記載されているが、設定ミスなのか貫通効果が機能していない。慢心ここに極まれり。 | + | : 「乖離剣」とも呼ばれる、無銘にして最強の剣。エアという名前はギルガメッシュがつけた渾名であり、彼の切り札。剣というより円柱状の刀身を持つ突撃槍のような形状。 |
− | | + | : 真名は『無銘』なので本当の意味で真名開放出来ているかは不明だが、いずれにせよ彼のみが持つ宝具なので、最大出力「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名開放である。 |
| + | : エア神とは星の力が擬神化された存在であり、この星を生み出した力の再現が乖離剣エアであり、他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。エア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った一神であり、エアの名を冠したこの剣は最大出力では三層の巨大な力場を回転させる事で空間変動を起こす程の時空流を生み出すことも出来る。その威力は世界に対し使用するもので数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。 |
| + | : 彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。この剣もまた神造兵器である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。 |
| + | : 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。消費MP150と高燃費な上に「自身のHPが30%未満の状態時」にしか使用できないため、比較的に燃費が良く制約もない「王の財宝」や「天の鎖」の陰に隠れがち。ちなみにGUARD貫通効果があると記載されているが、設定ミスなのか貫通効果が機能していない。慢心ここに極まれり。 |
| ; 天の鎖(エルキドゥ) | | ; 天の鎖(エルキドゥ) |
| : 由来:彼の唯一無二の親友・エルキドゥ。 | | : 由来:彼の唯一無二の親友・エルキドゥ。 |
− | : 古代においてウルクを襲った神獣「天の雄牛」をも束縛した鎖。エアと同等以上にギルガメッシュが信頼し、「友」とまで呼び好んで使用する宝具。<br>能力は“神を律する”。数少ない「対神兵装」のひとつで、相手の神性が高ければ高いほど硬度が高まる。神性を持たないものにとってはただの頑丈な鎖。<br>拘束した相手の能力の無効化までは出来ないが、伊達に神を律するための宝具ではなく[[バーサーカー]]を拘束した際には令呪を用いての空間転移すら許さなかった(ただし最終的にはバーサーカーによって筋力で破壊されている)。<br>『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ麻痺効果を付加する。こちらも燃費が悪い上に麻痺の付与率は低く、その上成功したとしても相手の行動に何の制限も発生しないことも頻繁に起こる。<br>当然、カルナや神性持ちには効果がアップ……なんて事もなく、普通に防がれる。友の名を冠するにしては、ガッカリな宝具。<br>なお、神話礼装を装着した際に左腕に巻き付いているのはこの天の鎖である。 | + | : 古代においてウルクを襲った神獣「天の雄牛」をも束縛した鎖。エアと同等以上にギルガメッシュが信頼し、「友」とまで呼び好んで使用する宝具。 |
− | | + | : 能力は“神を律する”。数少ない「対神兵装」のひとつで、相手の神性が高ければ高いほど硬度が高まる。神性を持たないものにとってはただの頑丈な鎖。拘束した相手の能力の無効化までは出来ないが、伊達に神を律するための宝具ではなく[[バーサーカー]]を拘束した際には令呪を用いての空間転移すら許さなかった(ただし最終的にはバーサーカーによって筋力で破壊されている)。 |
− | ;原罪(メロダック) | + | : 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ麻痺効果を付加する。こちらも燃費が悪い上に麻痺の付与率は低く、その上成功したとしても相手の行動に何の制限も発生しないことも頻繁に起こる。当然、カルナや神性持ちには効果がアップ……なんて事もなく、普通に防がれる。友の名を冠するにしては、ガッカリな宝具。なお、神話礼装を装着した際に左腕に巻き付いているのはこの天の鎖である。 |
− | :「選定の剣」の原典。派生品に「グラム」、「勝利すべき黄金の剣」などがある。<br>投影品の「勝利すべき黄金の剣」に対して使用し、これを粉砕した。 | + | ; 原罪(メロダック) |
− | | + | : 「選定の剣」の原典。派生品に「グラム」、「勝利すべき黄金の剣」などがある。 |
− | ;グラム | + | : 投影品の「勝利すべき黄金の剣」に対して使用し、これを粉砕した。 |
− | :魔剣・太陽剣。北欧神話における選定の剣であり、ヴォルスング・サガに登場する北欧最大の英雄シグルドが所有した。ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』では[[セイバー (Apocrypha・黒)|ジークフリート]]の愛剣であるバルムンクと同一視されていた。<br>「最強の聖剣」に匹敵する「最強の魔剣」であり、竜殺しの特性も有する。竜の因子を持つ騎士王にとってはまさに天敵。漫画版ではこのグラムによりセイバーの「勝利すべき黄金の剣」に打ち勝った。 | + | ; グラム |
− | | + | : 魔剣・太陽剣。北欧神話における選定の剣であり、ヴォルスング・サガに登場する北欧最大の英雄シグルドが所有した。ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』では[[セイバー (Apocrypha・黒)|ジークフリート]]の愛剣であるバルムンクと同一視されていた。 |
− | ;絶世の名剣(デュランダル) | + | : 「最強の聖剣」に匹敵する「最強の魔剣」であり、竜殺しの特性も有する。竜の因子を持つ騎士王にとってはまさに天敵。漫画版ではこのグラムによりセイバーの「勝利すべき黄金の剣」に打ち勝った。 |
− | :フランスの叙事詩『ローランの歌』に登場する、決して折れないという逸話を持つ「不滅の聖剣」。<br>シャルルマーニュ十二勇士の筆頭、聖騎士ローランが所有し、もとは王が天使から授かったという。<br>三つの奇跡を持ち、所有者の魔力が尽きても切れ味を落とさない輝煌の剣。 | + | ; 絶世の名剣(デュランダル) |
− | | + | : フランスの叙事詩『ローランの歌』に登場する、決して折れないという逸話を持つ「不滅の聖剣」。 |
− | ;ハルペー | + | : シャルルマーニュ十二勇士の筆頭、聖騎士ローランが所有し、もとは王が天使から授かったという。 |
− | :ギリシャ神話に名高い英雄、[[ライダー (Prototype)|ペルセウス]]の所有した女怪殺しの神剣。不死の相手に絶大な効果をもたらし、かつて[[ライダー|メドゥーサ]]の首を斬った一振り。鎌とも剣とも言われる。<br>「屈折延命」という不死系の特殊能力を無効化する神聖スキルを有し、この剣でつけられた傷は、自然ならざる回復・復元ができなくなる。 | + | : 三つの奇跡を持ち、所有者の魔力が尽きても切れ味を落とさない輝煌の剣。 |
− | | + | ; ハルペー |
− | ;ヴァジュラ | + | : ギリシャ神話に名高い英雄、[[ライダー (Prototype)|ペルセウス]]の所有した女怪殺しの神剣。不死の相手に絶大な効果をもたらし、かつて[[ライダー|メドゥーサ]]の首を斬った一振り。鎌とも剣とも言われる。 |
− | :古代インド神話に伝わる雷神インドラの神格象徴の一つ。一度限りの射出宝具で、ダメージ数値はB+に相当する。所有者の魔力とは関係なくダメージ数値を出すお手軽兵装。 | + | : 「屈折延命」という不死系の特殊能力を無効化する神聖スキルを有し、この剣でつけられた傷は、自然ならざる回復・復元ができなくなる。 |
− | | + | ; ヴァジュラ |
− | ;ダインスレイヴ | + | : 古代インド神話に伝わる雷神インドラの神格象徴の一つ。一度限りの射出宝具で、ダメージ数値はB+に相当する。所有者の魔力とは関係なくダメージ数値を出すお手軽兵装。 |
− | :ニーベルンゲンの魔剣。北欧の英雄・シグルドを殺した一族に伝わるもので、元々はファフニール竜が収集していたもの。<br />強力な「報復」の呪いを持つ。<br>聖剣・魔剣の類は、栄光と破滅を両立させるものだが、この剣の持ち主の運命は破滅のみが与えられるという。 | + | ; ダインスレイヴ |
− | | + | : ニーベルンゲンの魔剣。北欧の英雄・シグルドを殺した一族に伝わるもので、元々はファフニール竜が収集していたもの。強力な「報復」の呪いを持つ。 |
− | ;方天戟 | + | : 聖剣・魔剣の類は、栄光と破滅を両立させるものだが、この剣の持ち主の運命は破滅のみが与えられるという。 |
− | :中国に伝わる武器、「戟」の一種。<br>刺突、打ち払い、打撃と様々な用途があり、兵種を選ばない優秀な武器であったが、扱いには卓越した技術が必要とされた。<br>三日月型の刃を月牙と呼び、これが片側にしか付いていないため、青龍戟と呼ばれる。<br>数ある方天戟の中でこれだけが宝具にまで昇華したのは名のある武将が愛用したためであると考えられている。<br>「三国志演技」にて[[バーサーカー (EXTRA・赤)|呂布]]が使っていた武器「方天画戟」もこの一種にあたる。 | + | ; 方天戟 |
− | | + | : 中国に伝わる武器、「戟」の一種。 |
− | ;ゲイボルク | + | : 刺突、打ち払い、打撃と様々な用途があり、兵種を選ばない優秀な武器であったが、扱いには卓越した技術が必要とされた。三日月型の刃を月牙と呼び、これが片側にしか付いていないため、青龍戟と呼ばれる。 |
− | :かの[[ランサー|クランの猛犬]]が使用したとされる魔槍の原典。 | + | : 数ある方天戟の中でこれだけが宝具にまで昇華したのは名のある武将が愛用したためであると考えられている。「三国志演技」にて[[バーサーカー (EXTRA・赤)|呂布]]が使っていた武器「方天画戟」もこの一種にあたる。 |
− | | + | ; ゲイボルク |
− | ;カラドボルグ | + | : かの[[ランサー|クランの猛犬]]が使用したとされる魔槍の原典。 |
− | :クー・フーリンの好敵手・フェルグスが使ったという剣。アニメで、ランサーに止めを刺す際に使用。 | + | ; カラドボルグ |
− | | + | : クー・フーリンの好敵手・フェルグスが使ったという剣。アニメで、ランサーに止めを刺す際に使用。 |
− | ; 天翔る王の御座(ヴィマーナ) | + | ; 天翔る王の御座(ヴィマーナ) |
− | : 古代インドの二大叙事詩「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」に登場する飛行装置。黄金とエメラルドで形成された空飛ぶ舟。輝舟、黄金帆船とも。<br>水銀を燃料とする太陽水晶によって太陽エネルギーを発生させ駆動する。舵輪を備えているが、操作には必ずしもそれを用いなければならないというわけではない模様。<br>叙事詩において「思考と同じ速度で天を駆ける」と謳われ、その挙動は通常の航空機の縛りには捕らわれず、物理法則の範疇外。<br>劇中にて、[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]の魔力に侵されたF15Jとドッグファイトを繰り広げたが、強化されたフレアディスペンサーによって撃墜されてしまう。 | + | : 古代インドの二大叙事詩「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」に登場する飛行装置。黄金とエメラルドで形成された空飛ぶ舟。輝舟、黄金帆船とも。 |
− | | + | : 水銀を燃料とする太陽水晶によって太陽エネルギーを発生させ駆動する。舵輪を備えているが、操作には必ずしもそれを用いなければならないというわけではない模様。 |
− | ;夜の帳 | + | : 叙事詩において「思考と同じ速度で天を駆ける」と謳われ、その挙動は通常の航空機の縛りには捕らわれず、物理法則の範疇外。劇中にて、[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]の魔力に侵されたF15Jとドッグファイトを繰り広げたが、強化されたフレアディスペンサーによって撃墜されてしまう。 |
− | :詳細不明。[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン]]との会話から察するに彼のスキル「聖者の数字」を無効化するものと思われる。 | + | ; 夜の帳 |
− | | + | : 詳細不明。[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン]]との会話から察するに彼のスキル「聖者の数字」を無効化するものと思われる。 |
− | ;胃を整える霊草 | + | ; 胃を整える霊草 |
− | :[[ランサー (CCC・赤)|エリザベート]]の料理を美味にする宝具は宝物庫にも存在しないため、次善の策として主人公に提供しようとした霊草。ただし飲むと味覚が一生失われるというヤバすぎる副作用がある。 | + | : [[ランサー (CCC・赤)|エリザベート]]の料理を美味にする宝具は宝物庫にも存在しないため、次善の策として主人公に提供しようとした霊草。ただし飲むと味覚が一生失われるというヤバすぎる副作用がある。 |
− | | + | ; 光の船 |
− | ;光の船 | + | : 未来に作られた科学道具で光速を超える船。疑似霊子コンピュータであるムーンセル内でのみ疑似霊子である存在は光速で、神話礼装なら光速を超えて移動が可能だがギルガメッシュは光の船を使い現実世界でも異星文明へと移動した。 |
− | :未来に作られた科学道具で光速を超える船。疑似霊子コンピュータであるムーンセル内でのみ疑似霊子である存在は光速で、神話礼装なら光速を超えて移動が可能だがギルガメッシュは光の船を使い現実世界でも異星文明へと移動した。 | + | ; 不老不死になる霊草 |
− | | + | : 生前、蛇に奪われた不老不死の薬。服用者は不老不死を手に入れるものの、代償に植物のような存在に成り果てるという。奪われたものの、その後「王の財宝」を完成させる為に再び手に入れたという。 |
− | ;不老不死になる霊草 | |
− | :生前、蛇に奪われた不老不死の薬。服用者は不老不死を手に入れるものの、代償に植物のような存在に成り果てるという。奪われたものの、その後「王の財宝」を完成させる為に再び手に入れたという。 | |
| | | |
| その他、振ると一定空間を凍らせる剣、魔力を奪う刃先が空間転移する鎌、透明な剣、対多重次元屈折防具、ピコピコハンマーの原典、世界の美酒と杯、時返りの薬、毒見の宝具、宝具を回収する宝具、ご褒美の飴、魔術を跳ね返す鏡のような盾、そして潜水艦や飛行機、知恵の木の実などの財宝が挙げられている。 | | その他、振ると一定空間を凍らせる剣、魔力を奪う刃先が空間転移する鎌、透明な剣、対多重次元屈折防具、ピコピコハンマーの原典、世界の美酒と杯、時返りの薬、毒見の宝具、宝具を回収する宝具、ご褒美の飴、魔術を跳ね返す鏡のような盾、そして潜水艦や飛行機、知恵の木の実などの財宝が挙げられている。 |
| | | |
| == [[子ギル]] == | | == [[子ギル]] == |
− | 若返りの薬を飲み、幼年体になったギルガメッシュ。<br>同一人物だが、別人と言えるくらいに性格が違う。[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]ではこの状態で活躍する。<br>詳しくは彼の項目にて。
| + | 若返りの薬を飲み、幼年体になったギルガメッシュ。同一人物だが、別人と言えるくらいに性格が違う。[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]ではこの状態で活躍する。詳しくは彼の項目にて。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | ;[[Fate/stay night]] | + | ; [[Fate/stay night]] |
− | :3ルート中、2ルートでラスボス(の1人)を務める。 | + | : 3ルート中、2ルートでラスボス(の1人)を務める。 |
− | ;[[Fate/hollow ataraxia]] | + | ; [[Fate/hollow ataraxia]] |
− | :この四日間を茶番と評して普段を子供の姿で過ごしている。 | + | : この四日間を茶番と評して普段を子供の姿で過ごしている。 |
− | ;[[Fate/Zero]] | + | ; [[Fate/Zero]] |
− | :時臣のサーヴァント。 | + | : 時臣のサーヴァント。 |
− | ;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]] | + | ; [[フェイト/タイガーころしあむ]] / [[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]] |
− | :大河に乗せられ、王はこの世の快楽の全てを知らねばならぬ、と、庶民の幸せを知るため町へと繰り出す。 | + | : 大河に乗せられ、王はこの世の快楽の全てを知らねばならぬ、と、庶民の幸せを知るため町へと繰り出す。 |
− | ;[[Fate/unlimited codes]] | + | ; [[Fate/unlimited codes]] |
− | :「最古の英雄王」。遠距離戦・バビロンと、近距離戦・エアorバビロン内の宝具とスタイルを切り替える。 | + | : 「最古の英雄王」。遠距離戦・バビロンと、近距離戦・エアorバビロン内の宝具とスタイルを切り替える。 |
− | ;[[Fate/strange fake]] | + | ; [[Fate/strange fake]] |
− | :召喚されたサーヴァント。敵対者の中にかつての友がいると知って、いつになくやる気を出している。 | + | : 召喚されたサーヴァント。敵対者の中にかつての友がいると知って、いつになくやる気を出している。 |
− | ;[[Fate/EXTRA CCC]] | + | ; [[Fate/EXTRA CCC]] |
− | :EXTRAでは登場しなかったが、CCCでは主人公のサーヴァントとして登場。コミックス版「EXTRA」のおまけでも登場し、いつも通り女体化したはくのんの目覚まし時計を宝具で叩き潰して怯えられた。セイバー曰く「気が合ったから連れてきた」。犬か。 | + | : EXTRAでは登場しなかったが、CCCでは主人公のサーヴァントとして登場。コミックス版「EXTRA」のおまけでも登場し、いつも通り女体化したはくのんの目覚まし時計を宝具で叩き潰して怯えられた。セイバー曰く「気が合ったから連れてきた」。犬か。 |
− | | + | ; [[コハエース]] |
− | ;[[コハエース]] | + | : 通称「金ぴか」。キャラはおろか口調すら崩壊気味。秋葉にプロトアーチャーと比べるとアホになったと言われている。また、しばしば何がしかの八つ当たりの矛先が彼に向く。 |
− | :通称「金ぴか」。キャラはおろか口調すら崩壊気味。秋葉にプロトアーチャーと比べるとアホになったと言われている。また、しばしば何がしかの八つ当たりの矛先が彼に向く。 | + | ; [[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafe に集う英霊達~]] |
− | ;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafe に集う英霊達~]] | + | : 「ゼロカフェ」常連客。セイバーを求めて店内に長く居座ったり意気投合した征服王と騒いだりする上、他の客にもスタッフにも尊大に振る舞い、たいてい迷惑がられている。 |
− | :「ゼロカフェ」常連客。セイバーを求めて店内に長く居座ったり意気投合した征服王と騒いだりする上、他の客にもスタッフにも尊大に振る舞い、たいてい迷惑がられている。 | + | ; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|戦車男]] |
− | ;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|戦車男]] | + | : 「英霊の座」スレ住民。タンクトップにジャージのズボン、バンダナに指抜きグローブ姿の立派な引きこもりニートで、その上セイバーのストーカーでもある。遠坂邸に居候しており、カソックにフリルのエプロン姿の[[言峰綺礼|家政婦のおじさん]]が生活全般の面倒を見ている。 |
− | :「英霊の座」スレ住民。タンクトップにジャージのズボン、バンダナに指抜きグローブ姿の立派な引きこもりニートで、その上セイバーのストーカーでもある。遠坂邸に居候しており、カソックにフリルのエプロン姿の[[言峰綺礼|家政婦のおじさん]]が生活全般の面倒を見ている。<br>いつも自信満々に全く説得力皆無のアドバイスを[[ライダー (第四次)|戦車男]]に焚き付けては、そのたびに幼馴染の[[エルキドゥ]]ちゃんから厳しくつっこまれるのが日常風景。 | + | : いつも自信満々に全く説得力皆無のアドバイスを[[ライダー (第四次)|戦車男]]に焚き付けては、そのたびに幼馴染の[[エルキドゥ]]ちゃんから厳しくつっこまれるのが日常風景。 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| === 冬木 === | | === 冬木 === |
− | ;[[遠坂時臣]] | + | ; [[遠坂時臣]] |
− | :召喚者であり、第四次聖杯戦争のマスター。ギルガメッシュを「王の中の王」と認め、臣下の礼を取る。尤もその本心は最終的に英雄王を自害させるつもりであった為、後に造反された。 | + | : 召喚者であり、第四次聖杯戦争のマスター。ギルガメッシュを「王の中の王」と認め、臣下の礼を取る。尤もその本心は最終的に英雄王を自害させるつもりであった為、後に造反された。 |
− | ;[[言峰綺礼]] | + | ; [[言峰綺礼]] |
− | :第四次聖杯戦争中盤以後のマスター。彼の有り様を「興味深い」と評し、その行く先を見ることを望んでいる。 | + | : 第四次聖杯戦争中盤以後のマスター。彼の有り様を「興味深い」と評し、その行く先を見ることを望んでいる。 |
− | | + | ; [[間桐慎二]] |
− | ;[[間桐慎二]] | + | : UBWルートで契約したマスター。本人は歯牙にもかけておらず、あっさりと切り捨てる。 |
− | :UBWルートで契約したマスター。本人は歯牙にもかけておらず、あっさりと切り捨てる。 | + | ; [[カレン・オルテンシア]] |
− | | + | : 繰り返される四日間でのマスター。人使いが荒いので苦手にしている。 |
− | ;[[カレン・オルテンシア]] | + | ; [[セイバー]] |
− | :繰り返される四日間でのマスター。人使いが荒いので苦手にしている。 | + | : 幾度となく求婚。アンソロジーなどでは彼女のストーカー扱いされることも。彼女の生き方に執着しているのだが、『CCC』にて実は見た目も好みだったことが判明した。 |
− | | + | : 『unlimited codes』ではセイバーを打倒した際に興味を失い、「反抗する」という要素がなければセイバーに執着しないことが明かされた。つまり「我の后となれ」と言いつつ、「后になる(従順になる)」と興味を失うという、とんでもないギルガニズムが垣間見える。セイバーがまったく靡かないのは、こういう英雄王の性質を直感で感じ取っているのかもしれない。 |
− | ;[[セイバー]] | + | ; [[セイバーオルタ]] |
− | :幾度となく求婚。アンソロジーなどでは彼女のストーカー扱いされることも。彼女の生き方に執着しているのだが、EXTRACCCにて実は見た目も好みだったことが判明した。<br>「unlimited codes」ではセイバーを打倒した際に興味を失い、「反抗する」という要素がなければセイバーに執着しないことが明かされた。つまり「我の后となれ」と言いつつ、「后になる(従順になる)」と興味を失うという、とんでもないギルガニズムが垣間見える。<br>セイバーがまったく靡かないのは、こういう英雄王の性質を直感で感じ取っているのかもしれない。 | + | : セイバーが暴君に反転した姿。「unlimited codes」では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。 |
− | | + | : ただ、「カーニバル・ファンタズム」では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。引っ張るより引っ張られるほうなのか? |
− | ;[[セイバーオルタ]] | + | ; [[ライダー (第四次)]] |
− | :セイバーが暴君に反転した姿。「unlimited codes」では「理想を捨てた貴様になど用はない!」「下らん!雑念に堕ちたな!セイバー」と嫌悪を見せている。<br>ただ、「カーニバル・ファンタズム」では暴君でマイペースな彼女に心を奪われ、凛に「こういうのが好みか」と白い目を向けられていた。引っ張るより引っ張られるほうなのか? | + | : 第四次聖杯戦争中、唯一「王」と認め、全力で戦うに相応しいと認めた相手。 |
− | | + | ; [[アーチャー]] |
− | ;[[ライダー (第四次)]] | + | : 贋作者(フェイカー)と蔑むが、戦った場合は非常に分の悪い相手。 |
− | :第四次聖杯戦争中、唯一「王」と認め、全力で戦うに相応しいと認めた相手。 | |
− | | |
− | ;[[アーチャー]] | |
− | :贋作者(フェイカー)と蔑むが、戦った場合は非常に分の悪い相手。 | |
| | | |
| === EXTRA CCC === | | === EXTRA CCC === |
− | ;[[主人公 (EXTRA)]] | + | ; [[主人公 (EXTRA)]] |
− | :月の裏側で契約したマスター。最初はただの気紛れで契約していたため、「契約を切りたい」と言う旨の発言をするとすぐに殺してしまう(この辺については最後の最後で彼が明かしてくれる)。 | + | : 月の裏側で契約したマスター。最初はただの気紛れで契約していたため、「契約を切りたい」と言う旨の発言をするとすぐに殺してしまう(この辺については最後の最後で彼が明かしてくれる)。 |
− | | + | ; [[遠坂凛]] |
− | ;[[遠坂凛]] | + | : 『CCC』では彼女の金の亡者ぶりやその搾取側の思想、何より彼女の実力を評価し、「組めば面白そうだ」と発言している。 |
− | :『CCC』では彼女の金の亡者ぶりやその搾取側の思想、何より彼女の実力を評価し、「組めば面白そうだ」と発言している。 | + | ; [[ラニ=VIII]] |
− | ;[[ラニ=VIII]] | + | : 『CCC』にて、彼女の魔術師としての実力を認め、凛と同じく彼女も「自分のマスターを支えるにふさわしい者」と評価している。 |
− | :『CCC』にて、彼女の魔術師としての実力を認め、凛と同じく彼女も「自分のマスターを支えるにふさわしい者」と評価している。 | + | ; 間桐慎二 |
− | ;間桐慎二 | + | : 『CCC』でも相変わらず「小癪ワカメ」と呼ばれ評価は低かったが、自分の命を以ってメルトリリスに一矢報いた最後を認め、なんと「シンジ」と名前で呼んでいる。 |
− | :『CCC』でも相変わらず「小癪ワカメ」と呼ばれ評価は低かったが、自分の命を以ってメルトリリスに一矢報いた最後を認め、なんと「シンジ」と名前で呼んでいる。 | + | ; [[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]] |
− | | + | : 月の裏側で出会った好敵手にして同格の英霊。自身と同等かそれ以上の力を持つ相手として、初対面から高く評価している。また彼の「鎧」と「槍」は自身の宝物庫にすら存在しないため手に入れようと狙っていた。 |
− | ;[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]] | + | ; [[ランサー (CCC・赤)]] |
− | :月の裏側で出会った好敵手にして同格の英霊。自身と同等かそれ以上の力を持つ相手として、初対面から高く評価している。また彼の「鎧」と「槍」は自身の宝物庫にすら存在しないため手に入れようと狙っていた。 | + | : 月の裏側にて戦ったサーヴァント。美声は称えるもそれを活かせない超絶音痴さに苛立ち「殺すのすら生ぬるい」と黄金Pを名乗って改善させようと迫る。そしてある場面では、彼女のSGを暴く際に…!? |
− | ;[[ランサー (CCC・赤)]] | + | ; [[BB]] |
− | :月の裏側にて戦ったサーヴァント。美声は称えるもそれを活かせない超絶音痴さに苛立ち「殺すのすら生ぬるい」と黄金Pを名乗って改善させようと迫る。そしてある場面では、彼女のSGを暴く際に…!? | + | : お互いに天敵同士。喋れなくされたり、洗脳されたり、影に飲み込まれたりと何度も何度も苦汁を飲まされた上に、いつかどこかで後ろからドロリと飲み込まれたことがあるような、ないような直感から「お前には慢心も背中も見せない」と最大の警戒をしている。一方彼女の方も、彼が主人公の令呪を全て使わせたことを始め、何度も主人公を危険にさらすためパートナーサーヴァントの中で最も彼に辛辣。 |
− | | + | ; [[パッションリップ]] |
− | ;[[BB]] | + | : アルターエゴの一体。基本「金髪貧乳党」の彼だが、そのありえないサイズの胸を見て動揺し、「好みではないが、あそこまで大きいと一度味わってみたい」と評した。また彼女の「愛」を「綺麗なだけのものに何の価値があろうか」と認めている。 |
− | :お互いに天敵同士。喋れなくされたり、洗脳されたり、影に飲み込まれたりと何度も何度も苦汁を飲まされた上に、いつかどこかで後ろからドロリと飲み込まれたことがあるような、ないような直感から「お前には慢心も背中も見せない」と最大の警戒をしている。一方彼女の方も、彼が主人公の令呪を全て使わせたことを始め、何度も主人公を危険にさらすためパートナーサーヴァントの中で最も彼に辛辣。 | + | ; [[メルトリリス]] |
− | ;[[パッションリップ]] | + | : アルターエゴの一体。彼女の深い愛を「少女の極み」と評し、その矛盾を質しながらも、愛に殉じようとするその在り方を「是」と認めた。 |
− | :アルターエゴの一体。基本「金髪貧乳党」の彼だが、そのありえないサイズの胸を見て動揺し、「好みではないが、あそこまで大きいと一度味わってみたい」と評した。また彼女の「愛」を「綺麗なだけのものに何の価値があろうか」と認めている。 | |
− | ;[[メルトリリス]] | |
− | :アルターエゴの一体。彼女の深い愛を「少女の極み」と評し、その矛盾を質しながらも、愛に殉じようとするその在り方を「是」と認めた。 | |
| | | |
| === strange fake === | | === strange fake === |
− | ;[[ティーネ・チェルク]] | + | ; [[ティーネ・チェルク]] |
− | :偽りの聖杯戦争でのマスター。 | + | : 偽りの聖杯戦争でのマスター。 |
| + | ; [[エルキドゥ]] |
| + | : 生前、数日間に渡る互角の決闘の末に唯一親友と認めた人物。[[Fate/strange fake]]ではランサーとして召喚されている。 |
| + | : 彼と共に過ごした時間や思い出が最高の「宝」となっている。 |
| | | |
− | ;[[エルキドゥ]]
| + | === その他 === |
− | :生前、数日間に渡る互角の決闘の末に唯一親友と認めた人物。[[Fate/strange fake]]ではランサーとして召喚されている。<br>彼と共に過ごした時間や思い出が最高の「宝」となっている。
| + | ; [[子ギル]] |
− | | |
− | ===その他=== | |
− | ;[[子ギル]] | |
| :幼年期の自分。だが子ギルは彼を「どうしてああなったのか自分でもわからないほど理解しがたいひどい人」と評し、ギルガメッシュも「子供の頃の我が今の我を見たら成長を止めてしまう可能性すらあろうよ」などと言うなど、同一人物でありながら相性がかなり悪い。 | | :幼年期の自分。だが子ギルは彼を「どうしてああなったのか自分でもわからないほど理解しがたいひどい人」と評し、ギルガメッシュも「子供の頃の我が今の我を見たら成長を止めてしまう可能性すらあろうよ」などと言うなど、同一人物でありながら相性がかなり悪い。 |
− | | + | ; [[アーチャー (Prototype)]] |
− | ;[[アーチャー (Prototype)]] | + | : もの凄く苦手な相手。いくらギルガメッシュと言えど自分の原典に勝てるはずもなく、とある時空で戦った際は惨敗を喫し、黄金の鎧を剥ぎ取られるという屈辱を味あわされてしまった。 |
− | :もの凄く苦手な相手。いくらギルガメッシュと言えど自分の原典に勝てるはずもなく、とある時空で戦った際は惨敗を喫し、黄金の鎧を剥ぎ取られるという屈辱を味あわされてしまった。 | |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| ;「侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。<br> この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。<br> よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。<br> ―――この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている」 | | ;「侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。<br> この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。<br> よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。<br> ―――この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている」 |
| :その器、もはや計測不能のデカさである。 | | :その器、もはや計測不能のデカさである。 |
− |
| |
| ;「慢心せずして何が王か」 | | ;「慢心せずして何が王か」 |
| :彼が彼たる所以。もはや慢心が彼の一部であるということがよくわかる。 | | :彼が彼たる所以。もはや慢心が彼の一部であるということがよくわかる。 |
− |
| |
| ;「ではな騎士王―――いや、中々に愉しかったぞ」 | | ;「ではな騎士王―――いや、中々に愉しかったぞ」 |
− | :セイバールートでの退場シーン。敗北しながらも、王の威厳を感じさせるのだが……<br>この後、ルートを進むごとに死に際の威厳が落ちて行くと誰が想像しただろうか。 | + | :セイバールートでの退場シーン。敗北しながらも、王の威厳を感じさせるのだが…… |
− | | + | : この後、ルートを進むごとに死に際の威厳が落ちて行くと誰が想像しただろうか。 |
| ;「おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれぇっっい!!」 | | ;「おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、おのれぇっっい!!」 |
− | :無限の剣製に圧倒される様。頼りの財宝は贋作者と蔑んだ敵に次々に砕かれ、完全に冷静さを失っている。<br>その上不用意にエアを使おうとして、腕ごと奪われるという始末。 | + | : 無限の剣製に圧倒される様。頼りの財宝は贋作者と蔑んだ敵に次々に砕かれ、完全に冷静さを失っている。 |
− | | + | : その上不用意にエアを使おうとして、腕ごと奪われるという始末。 |
| ;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」 | | ;「たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!!<br> 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!」 |
| :士郎との最後の戦いで見せた、往生際の悪さ。<br>体の半分を溶かされても、生にしがみつく様は凄まじいが、手段は他人に頼りきりなのが何とも情けない。 | | :士郎との最後の戦いで見せた、往生際の悪さ。<br>体の半分を溶かされても、生にしがみつく様は凄まじいが、手段は他人に頼りきりなのが何とも情けない。 |
− |
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| ;「―――ぬ?<br> ―――貴様、よもやそこま、――!!!???」 | | ;「―――ぬ?<br> ―――貴様、よもやそこま、――!!!???」 |
− | :HFルートにおける無様な最後。桜を路地裏で襲うが、実際は誘い込まれていたのは彼の方であり咀嚼されながら食い殺されてしまった。<br>更に彼が桜を傷つけたせいで、彼女の暴走が加速していくこととなる。<br>自業自得な死にざまな上に、死んでも人様に迷惑をかける男である。 | + | : HFルートにおける無様な最後。桜を路地裏で襲うが、実際は誘い込まれていたのは彼の方であり咀嚼されながら食い殺されてしまった。 |
− | | + | : 更に彼が桜を傷つけたせいで、彼女の暴走が加速していくこととなる。自業自得な死にざまな上に、死んでも人様に迷惑をかける男である。 |
− | ;「雑種」 | + | ; 「雑種」 |
− | :世界の王たる我に比べれば他の人間など犬畜生にも劣る、という考えからほぼ全ての人間を名前で呼ばない。<br>だがしかし、当の本人も神と人との間に生まれた雑種である。 | + | : 世界の王たる我に比べれば他の人間など犬畜生にも劣る、という考えからほぼ全ての人間を名前で呼ばない。 |
| + | : だがしかし、当の本人も神と人との間に生まれた雑種である。 |
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| === Fate/hollow ataraxia === | | === Fate/hollow ataraxia === |
− | ;「―――よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念―――!」 | + | ; 「―――よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念―――!」 |
− | : 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に「CCC」において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。<br>油断と慢心を捨てた一生一度の本気。 | + | : 終盤、無限の残骸どもを相手にした時に。後に「CCC」において、主人公の危機を救う際に同じ言葉を発している。油断と慢心を捨てた一生一度の本気。 |
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| === Fate/Zero === | | === Fate/Zero === |
− | ;「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……<br> その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」 | + | ; 「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……<br> その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」 |
− | :エルキドゥを彷彿とさせるセイバーに対して。 | + | : エルキドゥを彷彿とさせるセイバーに対して。 |
− | | |
| ;「決めたぞライダー。貴様はこの我(オレ)が手ずから殺す」 | | ;「決めたぞライダー。貴様はこの我(オレ)が手ずから殺す」 |
− | :アインツベルンの城でセイバー、ライダーを交えて談義した時、自分の心意気を見せたライダーに対して言った言葉。<br>この瞬間から、ライダーを対等な敵と認めていたと思われる。 | + | : アインツベルンの城でセイバー、ライダーを交えて談義した時、自分の心意気を見せたライダーに対して言った言葉。この瞬間から、ライダーを対等な敵と認めていたと思われる。 |
− | | |
| ;「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王。<br> 時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。<br> 故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない」 | | ;「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王。<br> 時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。<br> 故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない」 |
− | :唯一全力で戦うに相応しいと認めたライダーに対しての、偽らざる賞賛の念を込めた言葉。 | + | : 唯一全力で戦うに相応しいと認めたライダーに対しての、偽らざる賞賛の念を込めた言葉。 |
− | | + | ; 「忠道、大儀である。努その在り方を損なうな」 |
− | ;「忠道、大儀である。努その在り方を損なうな」 | + | : ライダーとの誓いを守り、身一つで対峙したウェイバーに対して。 |
− | :ライダーとの誓いを守り、身一つで対峙したウェイバーに対して。<br>殺す価値が無いから見逃した、というだけではこの言葉は出てこない。彼なりの王の哲学を感じる。<br>(なお、仮にウェイバーにまだ令呪の気配が残っていたなら殺すつもりだったらしい。実際にアニメ『Fate/Zero』23話で、ウェイバーが「マスターではなくライダーの臣下だ」と言った時、視線で右手を確認している) | + | : 殺す価値が無いから見逃した、というだけではこの言葉は出てこない。彼なりの王の哲学を感じる。 |
| + | : なお、仮にウェイバーにまだ令呪の気配が残っていたなら殺すつもりだったらしい。実際にアニメ版の第23話では、ウェイバーが「マスターではなくライダーの臣下だ」と言った時、視線で右手を確認している。 |
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| === Fate/EXTRA CCC === | | === Fate/EXTRA CCC === |
− | ;「この雑種の命は既に我のものだ」<br>「貴様にくれてやるものは何一つないぞ?」 | + | ; 「この雑種の命は既に我のものだ」<br>「貴様にくれてやるものは何一つないぞ?」 |
− | :主人公がギルガメッシュに令呪すべてを捧げたことに憤慨するBBに、彼女の主人公への想いに気づいていながら挑発する。<br>なお、事前に「BBが主人公を想っている」ことを知らなければ意味がわからないセリフであり、唐突なデレとも取れるセリフに混乱したプレイヤーもいた模様。 | + | : 主人公がギルガメッシュに令呪すべてを捧げたことに憤慨するBBに、彼女の主人公への想いに気づいていながら挑発する。 |
− | | + | : なお、事前に「BBが主人公を想っている」ことを知らなければ意味がわからないセリフであり、唐突なデレとも取れるセリフに混乱したプレイヤーもいた模様。 |
− | ;「豊満な女は好みではなかったが、あそこまでいくと蒐集家の血が騒ぐ。<br>なんにせよ、頂点を極めるのはよい事だ!」 | + | ; 「豊満な女は好みではなかったが、あそこまでいくと蒐集家の血が騒ぐ。<br> なんにせよ、頂点を極めるのはよい事だ!」 |
− | :[[パッションリップ]]のあまりの胸の凶悪さに「古今東西の美女を愛でた我ですら衝撃を隠しきれぬ」と血が騒いだ様子。 | + | : [[パッションリップ]]のあまりの胸の凶悪さに「古今東西の美女を愛でた我ですら衝撃を隠しきれぬ」と血が騒いだ様子。 |
− | | + | ; 「以前、これはお前の戦いだと言ったが、アレは忘れよ。<br> お前の敵は我の敵だ。手を貸すがよい無名のマスター。<br> これより先は、我がお前の剣となろう!」 |
− | ;「以前、これはお前の戦いだと言ったが、アレは忘れよ。<br> お前の敵は我の敵だ。手を貸すがよい無名のマスター。<br> これより先は、我がお前の剣となろう!」 | + | : それまで傍観者に徹していた彼が、[[BB]]を共通の敵として、主人公を自分のマスターとして認めた瞬間。 |
− | :それまで傍観者に徹していた彼が、[[BB]]を共通の敵として、主人公を自分のマスターとして認めた瞬間。<br>これ以降、主人公を「我が雑種」と認め、労ってくれたり、「酒でも出すか?」と気遣ってくれるようになる。 | + | : これ以降、主人公を「我が雑種」と認め、労ってくれたり、「酒でも出すか?」と気遣ってくれるようになる。 |
− | | + | ; 「おい、怪我はないな?」 |
− | ;「おい、怪我はないな?」 | + | : 物語後半からの戦闘終了時台詞の一つ。これ自体は何の変哲もないものに過ぎない。しかし発言者が'''あの英雄王'''ゆえにこちらの身を気遣うデレ具合に絶句する人が多数発生した模様。また、「見事だ。後で飴をやろう」という発言もある。 |
− | :物語後半からの戦闘終了時台詞の一つ。これ自体は何の変哲もないものに過ぎない。しかし発言者が'''あの英雄王'''ゆえにこちらの身を気遣うデレ具合に絶句する人が多数発生した模様。また、「見事だ。後で飴をやろう」という発言もある。 | + | ; 「凡俗であるのなら数をこなせ。才能が無いのなら自信をつけよ」 |
− | | + | : 『CCC』後半の雑魚戦後のセリフの一つ。非常に的を射たアドバイスである。 |
− | ;「凡俗であるのなら数をこなせ。才能が無いのなら自信をつけよ」 | + | ; 「我に慢心を捨てろときたか! つくづく厚顔なマスターよな!」<br>「貴様には地の理では生温い。天の理を示してやる。さあ! 死に物狂いで耐えるがよい、不敬!<br> 死して拝せよ! 『<RUBY><RB>天地乖離す開闢の星</RB><RT>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>』!」 |
− | :『CCC』後半の雑魚戦後のセリフの一つ。非常に的を射たアドバイスである。 | + | : 宝具使用時セリフの一つ。最古の英雄王は高笑いと共に、最強最古の宝剣を解放する。 |
− | | + | : 「Fate/Zero」では時臣に宝具使用を懇願された時にすげなくあしらい、つまらない相手に使わせようとすることに「刎頚に値する」と激怒していたが、『CCC』ではたとえ雑魚が相手であっても、愉快げにこのセリフを言いながらノリノリで「天地乖離す開闢の星」を使ってくれる。両者の違いはじつは頼み方、時臣も真面目に頼み込んだりせず「英雄王のかっこいいところ、見たいー」みたいにおだてれば海魔相手でも余裕でつかってくれたらしい、ようはキャラの違い。 |
− | ;'''「我に慢心を捨てろときたか! つくづく厚顔なマスターよな!」<br>「貴様には地の理では生温い。天の理を示してやる。さあ! 死に物狂いで耐えるがよい、不敬!<br> 死して拝せよ! 『<RUBY><RB>天地乖離す開闢の星</RB><RT>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>』!」''' | + | ; 「興が乗ったぞ、下がっていろマスター。<br> 原初を語る。元素は混ざり、固まり…万象織りなす星を生む!<br> フハハハハハハ! 死して拝せよ! 『<RUBY><RB>天地乖離す開闢の星</RB><RT>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>』!」 |
− | :宝具使用時セリフの一つ。最古の英雄王は高笑いと共に、最強最古の宝剣を解放する。<br>「Fate/Zero」では時臣に宝具使用を懇願された時にすげなくあしらい、つまらない相手に使わせようとすることに「刎頚に値する」と激怒していたが、『CCC』ではたとえ雑魚が相手であっても、愉快げにこのセリフを言いながらノリノリで「天地乖離す開闢の星」を使ってくれる。両者の違いはじつは頼み方、時臣も真面目に頼み込んだりせず「英雄王のかっこいいところ、見たいー」みたいにおだてれば海魔相手でも余裕でつかってくれたらしい、ようはキャラの違い。 | + | : 宝具使用時のセリフの一つ。英雄王が楽しそうで何よりです。 |
− | | + | ; 「では行くぞ――<br> A・U・O・キャストオフ!」 |
− | ;'''「興が乗ったぞ、下がっていろマスター。<br> 原初を語る。元素は混ざり、固まり…万象織りなす星を生む!<br> フハハハハハハ! 死して拝せよ! 『<RUBY><RB>天地乖離す開闢の星</RB><RT>エヌマ・エリシュ</RT></RUBY>』!」''' | + | : [[ランサー (CCC・赤)|バーサーカー]]のSGを明かしにいったと思ったら、いきなりAUOが全裸になった。 |
− | :宝具使用時のセリフの一つ。英雄王が楽しそうで何よりです。 | + | : 何を言っているかわからないと思うが、オレもわけがわからなかった。露出強とかクール&ワイルドみたいなチャチなものじゃ断じてない、もっと恐ろしいものの片鱗を… |
− | | + | ; 「やはり最後に物を言うのは貨幣か」<br>「英雄王マネーイズパワーシステム……フッ、悪くない響きではないか」 |
− | ;「では行くぞ――<br> A・U・O・キャストオフ!」 | + | : マシンの出力を上げるために投資してください、とラニに言われてしたり顔で呟いた。 |
− | :[[ランサー (CCC・赤)|バーサーカー]]のSGを明かしにいったと思ったら、いきなりAUOが全裸になった。<br>何を言っているかわからないと思うが、オレもわけがわからなかった。露出強とかクール&ワイルドみたいなチャチなものじゃ断じてない、もっと恐ろしいものの片鱗を… | + | : 直後に凛に「マネーイズパワーシステムは遠坂の商法」と怒られるが、英雄王はどこ吹く風。 |
− | | + | ; 「すまぬ。我は貧乏という概念がよく分からぬのだ。<br> なにせ、使い切れぬほどの財がある故。よって貴様の哀しみを癒す術を知らぬ。<br> ………許せ、ハサンよ。あと近寄るな。貧しさが移りそうだ」<br>「知らぬか? サーヴァント界で最も不遇な者。<br> その名をハサンと言うのだ。まぁ、貴様の財政事情とかけているのだが。<br> ―――ハサンなだけに、破産。<br> よし笑え。笑う門には福来たる、とは貴様の国の格言であろう!」 |
− | ;「やはり最後に物を言うのは貨幣か」<br>「英雄王マネーイズパワーシステム……フッ、悪くない響きではないか」 | + | : 世知辛過ぎるAUOジョーク。ちっとも面白くない。そして死後も弄られる山の翁達は泣いていい。 |
− | :マシンの出力を上げるために投資してください、とラニに言われてしたり顔で呟いた。<br>直後に凛に「マネーイズパワーシステムは遠坂の商法」と怒られるが、英雄王はどこ吹く風。 | + | : そしてこれでは、聖杯戦争に復讐したいという[[アサシン(fake)|とある女アサシン]]の気持ちも尤もなものである。 |
− | | + | ; 「横やり、だ!!<br> [[ランサー]]と槍をかけたAUOジョークだとなぜ分からぬ、たわけども!」 |
− | ;「すまぬ。我は貧乏という概念がよく分からぬのだ。<br> なにせ、使い切れぬほどの財がある故。よって貴様の哀しみを癒す術を知らぬ。<br> ………許せ、ハサンよ。あと近寄るな。貧しさが移りそうだ」<br>「知らぬか? サーヴァント界で最も不遇な者。<br> その名をハサンと言うのだ。まぁ、貴様の財政事情とかけているのだが。<br> ―――ハサンなだけに、破産。<br> よし笑え。笑う門には福来たる、とは貴様の国の格言であろう!」 | + | : 主人公、ランサー、言峰を沈黙させた渾身のAUOジョーク。 |
− | :世知辛過ぎるAUOジョーク。ちっとも面白くない。そして死後も弄られる山の翁達は泣いていい。<br>そしてこれでは、聖杯戦争に復讐したいという[[アサシン(fake)|とある女アサシン]]の気持ちも尤もなものである。 | + | : 彼を完璧な王としてデザインした神々も、ユーモアセンスだけは与えられなかった様子。 |
− | | + | ; 「本来、我はおまえのような人間に倒される側なのだ。その恐れを知らぬ顔に何度煮え湯を飲まされたことか。<br> 何の因果か、それを今はこうして間近に眺めているのだ。皮肉の一つも口にしたくなるというものだろう?」 |
− | ;「横やり、だ!!<br> [[ランサー]]と槍をかけたAUOジョークだとなぜ分からぬ、たわけども!」 | + | : 迷いを断ち切り歩むことを決めた主人公の面構えを一見し、前作から続く悪役としての宿業を自嘲しながら語る。しかし、その言は信頼に満ちていた。 |
− | :主人公、ランサー、言峰を沈黙させた渾身のAUOジョーク。<br>彼を完璧な王としてデザインした神々も、ユーモアセンスだけは与えられなかった様子。 | + | ; 「価値はある。唯一の価値はあるのだ。<br> 我はここに宣言する。 <br> この世において、我の友はただひとり。<br> ならばこそ―――その価値は未来永劫、変わりはしない」 |
− | | + | : 彼の友の死に際、涙を流すギルガメッシュに対して友が発した「自分には君が涙を流す理由も価値もない」という言葉に対する返答。 |
− | ;「本来、我はおまえのような人間に倒される側なのだ。その恐れを知らぬ顔に何度煮え湯を飲まされたことか。<br> 何の因果か、それを今はこうして間近に眺めているのだ。皮肉の一つも口にしたくなるというものだろう?」 | + | ; 「………………何を言い出すかと思えば。この我が人間を愛しているか、だと? <br> 貴様、今まで何を見てきたのだ?<br> 我が人間をどう見ているかなど、貴様の扱いから身に染みていよう! 分かりきった事を我に問うな!」 |
− | :迷いを断ち切り歩むことを決めた主人公の面構えを一見し、前作から続く悪役としての宿業を自嘲しながら語る。<br>しかし、その言は信頼に満ちていた。 | + | : 主人公のある質問に対する答え。'''言葉通り'''なら、人間に対してどんなスタンスをとっているのかが分かる。 |
− | | + | ; 「人の世に戻るがよい。<br> その無様な生涯を全うし、退屈な世に花を咲かせよ。<br> その儀の完了を以て、我との契約を切るものとする。<br> 先に進むがいい、雑種。お前の旅ならば、それは見応えのある物語となるであろう」 |
− | ;「価値はある。唯一の価値はあるのだ。<br> 我はここに宣言する。 <br> この世において、我の友はただひとり。<br> ならばこそ―――その価値は未来永劫、変わりはしない」 | + | : 最後のセリフ。黒幕を倒し、月から脱出を果たす主人公へ向けて、最大の賛辞を贈る。 |
− | :彼の友の死に際、涙を流すギルガメッシュに対して友が発した「自分には君が涙を流す理由も価値もない」という言葉に対する返答。 | |
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− | ;「………………何を言い出すかと思えば。この我が人間を愛しているか、だと? <br> 貴様、今まで何を見てきたのだ?<br> 我が人間をどう見ているかなど、貴様の扱いから身に染みていよう! 分かりきった事を我に問うな!」 | |
− | :主人公のある質問に対する答え。'''言葉通り'''なら、人間に対してどんなスタンスをとっているのかが分かる。 | |
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− | ;「人の世に戻るがよい。<br> その無様な生涯を全うし、退屈な世に花を咲かせよ。<br> その儀の完了を以て、我との契約を切るものとする。<br> 先に進むがいい、雑種。お前の旅ならば、それは見応えのある物語となるであろう」 | |
− | :最後のセリフ。黒幕を倒し、月から脱出を果たす主人公へ向けて、最大の賛辞を贈る。 | |
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| === その他の作品 === | | === その他の作品 === |
− | ;「雑種の小娘よ!<br> 喜べ、どうやらこの戦、我が本気になるべき価値となったようだ!」 | + | ; 「雑種の小娘よ!<br> 喜べ、どうやらこの戦、我が本気になるべき価値となったようだ!」 |
− | :『Fate/strange fake』にて。当初、不機嫌かつやる気なしだったがスノーフィールドに響き渡る歌声を聴いて態度一変。 | + | : 『Fate/strange fake』にて。当初、不機嫌かつやる気なしだったがスノーフィールドに響き渡る歌声を聴いて態度一変。 |
− | | + | ; 「セイバー、お会計だ。<br> テイクアウトは……お前だ!」 |
− | ;「セイバー、お会計だ。<br>テイクアウトは……お前だ!」 | + | : 『カーニバル・ファンタズム』にて、アーネンエルベでバイトをしているセイバーをお持ち帰りしようとした際の台詞。この台詞に堪忍袋の緒が切れたセイバーは…。ちなみにこの台詞、実際の作中では「お前だ!お前だ!おま、おま、お前だ!お前だお前お前お前だお前だお前だ…」と一見サウンドエフェクトが入っているように聞こえるが、実際は関氏がそのまま読んでいただけだったりする。 |
− | :『カーニバル・ファンタズム』にて、アーネンエルベでバイトをしているセイバーをお持ち帰りしようとした際の台詞。この台詞に堪忍袋の緒が切れたセイバーは…。ちなみにこの台詞、実際の作中では「お前だ!お前だ!おま、おま、お前だ!お前だお前お前お前だお前だお前だ…」と一見サウンドエフェクトが入っているように聞こえるが、実際は声優の関智一氏がそのまま読んでいただけだったりする。 | + | ; 「我のモノになれ!! この一言で片付く!!」 |
− | | + | : エイプリルフール企画『戦車男』にて。めんこいJK「[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイの女]]」に告白できない小心な[[ライダー (第四次)|ミリオタ]]への、全然参考にならない'''引きこもりニート時々ストーカー'''からのアドバイス。お隣に住む幼馴染みのエルキドゥちゃん(女子)からは「そういうセリフはセイバーを手に入れてから言いなよ…」と容赦の無いツッコミを入れられる。 |
− | ;「我のモノになれ!! この一言で片付く!!」 | + | ; 「聞け! 次の文化祭、我が弓道部の出店は我の財でもって豪華絢爛に飾られ、華々しく売り上げ一位を取るであろう。<br> その際、大した結果も残せぬ剣道部の代表たる貴様は、勝者である我に服従する定めと知れ」<br>「もはやこの決定は覆せぬ。さぁ! 我の下であがくがいい!!」 |
− | :エイプリルフール企画『戦車男』にて。めんこいJK「[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイの女]]」に告白できない小心な[[ライダー (第四次)|ミリオタ]]への、全然参考にならない'''引きこもりニート時々ストーカー'''からのアドバイス。お隣に住む幼馴染みのエルキドゥちゃん(女子)からは「そういうセリフはセイバーを手に入れてから言いなよ…」と容赦の無いツッコミを入れられる。 | + | : ドラマCD「アルトリア・ロマンス」より。創造神きのこから「学園ものロマンスをせよ」と啓示を受けたセイバーが漠然と妄想した「強引なアプローチをかけてくる先輩キャラ」像なのでギルガメッシュ本人の台詞では厳密にはないが…… |
− | | + | : なお、ラスト1行の台詞の元ネタは[[ランサー (第四次)|ディルムッド]]の中の人が主人公の、未成年のよい子がプレイしてはいけない女性向けゲームのタイトルもじりである。何やってるんですか、シナリオ担当の磨伸先生。 |
− | ;「聞け! 次の文化祭、我が弓道部の出店は我の財でもって豪華絢爛に飾られ、華々しく売り上げ一位を取るであろう。<br> その際、大した結果も残せぬ剣道部の代表たる貴様は、勝者である我に服従する定めと知れ」<br>「もはやこの決定は覆せぬ。さぁ! 我の下であがくがいい!!」 | + | ; 「しかし早いものよ、あの地獄の大威信聖杯制覇も昨日のことのようだ」<br>「天頂五輪、大聖杯會だと……!?」<br>「ああ、天頂と呼ぶだけあって、ここ地球ではなく天の上、月面で行われる大武會、ムーンなんとか、なんとかマトンの力によって集められた128の猛者が、最後の一人となるまで戦い続けるという熾烈な大會よ!」<br>「フッ、我に男を問うだと……? 笑止! 見さらせぇ!! これが男の根性じゃぁあああああ!!!」 |
− | :月刊コンプティーク付録のCDドラマ「アルトリア・ロマンス」より。創造神きのこから「学園ものロマンスをせよ」と啓示を受けたセイバーが漠然と妄想した「強引なアプローチをかけてくる先輩キャラ」像なのでギルガメッシュ本人の台詞では厳密にはないが……<br>なお、ラスト1行の台詞の元ネタは[[ランサー (第四次)|ディルムッド]]の中の人が主人公の、未成年のよい子がプレイしてはいけない女性向けゲームのタイトルもじりである。何やってるんですか、シナリオ担当の磨伸先生。 | + | : 同じく「アルトリア・ロマンス」より。セイバーの妄想とは異なり、実際に繰り広げられたのは「学園ものロマンス」の定義認識違いからくる豪華男性声優3人の『魁!男塾』ごっこだったといいます。 |
− | | + | : 3行目の台詞、この時点で既に実際に月面の聖杯戦争への参戦が決まっていた英雄王に言わせるあたりが実に磨伸先生。 |
− | ;「しかし早いものよ、あの地獄の大威信聖杯制覇も昨日のことのようだ」<br>「天頂五輪、大聖杯會だと……!?」<br>「ああ、天頂と呼ぶだけあって、ここ地球ではなく天の上、月面で行われる大武會、ムーンなんとか、なんとかマトンの力によって集められた128の猛者が、最後の一人となるまで戦い続けるという熾烈な大會よ!」<br>「フッ、我に男を問うだと……? 笑止! 見さらせぇ!! これが男の根性じゃぁあああああ!!!」 | + | ; 「お前宝具のおかげだろとか貧乏人乙!!」 |
− | :同じく「アルトリア・ロマンス」より。セイバーの妄想とは異なり、実際に繰り広げられたのは「学園ものロマンス」の定義認識違いからくる豪華男性声優3人の『魁! 男塾』ごっこだったといいます。<br>3行目の台詞、この時点で既に実際に月面の聖杯戦争への参戦が決まっていた英雄王に言わせるあたりが実に磨伸先生。 | + | : 『コハエース』で「王様サーヴァントの強さとは」な話題になるや否や、いきなり現れてドヤ顔で言い放つ。 |
− | | + | : 皆が常々思ってても敢えて言わなかったことをさらりと言ってのける流石コハエース、そこに痺れないし憧れない。 |
− | ;「お前宝具のおかげだろとか貧乏人乙!!」 | |
− | :『コハエース』で「王様サーヴァントの強さとは」な話題になるや否や、いきなり現れてドヤ顔で言い放つ。<br>皆が常々思ってても敢えて言わなかったことをさらりと言ってのける流石コハエース、そこに痺れないし憧れない。 | |
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| == メモ == | | == メモ == |
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| | マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 | | | マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 |
| |- | | |- |
− | | 時臣 || B || B || B || A || A || EX || 第四次聖杯戦争時。<br> | + | | 時臣 || B || B || B || A || A || EX || 第四次聖杯戦争時 |
| |- | | |- |
− | | 言峰 || B || C || C || B || A || EX || 第五次聖杯戦争時。<br> | + | | 言峰 || B || C || C || B || A || EX || 第五次聖杯戦争時 |
| |- | | |- |
− | | EX主人公 || B || C || C || A || A || EX || 月の裏側の異変時。彼の本来の能力値。数値は主人公のレベルに応じて変動。<br> | + | | EX主人公 || B || C || C || A || A || EX || 月の裏側の異変時。彼の本来の能力値。数値は主人公のレベルに応じて変動。 |
| |} | | |} |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
− | ;vsアルクェイド | + | ; vsアルクェイド |
− | :通常、[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]](平常時)とサーヴァント(平均的性能)がやりあった場合、サーヴァントのほうが不利であるとされる。<br>しかし、その宝具性能からサーヴァント3体分の火力を誇るため、本編の全サーヴァント中、単独でアルクェイドを上回るとただ一人明言されている。加えて、アルクェイドの出力が「相手自身の戦闘力を上回る程度」であるため、本体自身の戦力よりオプションの火力のほうが強力である彼にはどうしようもなく相性が悪い点も幸いか。 | + | : 通常、[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]](平常時)とサーヴァント(平均的性能)がやりあった場合、サーヴァントのほうが不利であるとされる。 |
− | | + | : しかし、その宝具性能からサーヴァント3体分の火力を誇るため、本編の全サーヴァント中、単独でアルクェイドを上回るとただ一人明言されている。加えて、アルクェイドの出力が「相手自身の戦闘力を上回る程度」であるため、本体自身の戦力よりオプションの火力のほうが強力である彼にはどうしようもなく相性が悪い点も幸いか。 |
− | ;伝承との違い | + | ; 伝承との違い |
− | :原初の英雄ギルガメッシュ。世界最古の神話「ギルガメシュ叙事詩」の主人公であり、古代メソポタミア初期シュメール朝の都市国家ウルクに実在したとされる王。<br>Fateでも当然「ギルガメシュ叙事詩」内で語られる伝承を下敷きとしているが、独自の解釈やアレンジが加えられている箇所が多々ある。 | + | : 原初の英雄ギルガメッシュ。世界最古の神話「ギルガメシュ叙事詩」の主人公であり、古代メソポタミア初期シュメール朝の都市国家ウルクに実在したとされる王。 |
| + | : Fateでも当然「ギルガメシュ叙事詩」内で語られる伝承を下敷きとしているが、独自の解釈やアレンジが加えられている箇所が多々ある。 |
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| *キャラクター造形<br>黄金のフルプレートを身に纏い、生前にこの世の全ての宝を所有していた――というのは、往年のアーケードゲーム「ドルアーガの塔」の主人公へのオマージュである。<br>「ギルガメシュ叙事詩」にはそのような記述は存在しない。しかしシュメール文明は後の時代(現代にまで及ぶ)に影響を与えた高度なものであり、ギルガメッシュら歴代の王たちは神格化され王朝が変わっても長く信仰され続けた。<br>「ギルガメシュ叙事詩」も成立が古いだけでなく、亜人・神と人の愛憎劇・洪水伝説・黄金・不老不死・蛇・冥界など、世界中の神話に共通する重要なファクターが多数登場する最古の物語でもある。<br>世界の文明・文化の起源はシュメールに遡るという説もあることから、Fateでは「宝具の原典」という形でこれらを独自に解釈し、統合したと思われる。 | | *キャラクター造形<br>黄金のフルプレートを身に纏い、生前にこの世の全ての宝を所有していた――というのは、往年のアーケードゲーム「ドルアーガの塔」の主人公へのオマージュである。<br>「ギルガメシュ叙事詩」にはそのような記述は存在しない。しかしシュメール文明は後の時代(現代にまで及ぶ)に影響を与えた高度なものであり、ギルガメッシュら歴代の王たちは神格化され王朝が変わっても長く信仰され続けた。<br>「ギルガメシュ叙事詩」も成立が古いだけでなく、亜人・神と人の愛憎劇・洪水伝説・黄金・不老不死・蛇・冥界など、世界中の神話に共通する重要なファクターが多数登場する最古の物語でもある。<br>世界の文明・文化の起源はシュメールに遡るという説もあることから、Fateでは「宝具の原典」という形でこれらを独自に解釈し、統合したと思われる。 |
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| **蛇は薬草を飲んで以来、脱皮するようになったと言われている。時臣が「この世で初めて脱皮した蛇の抜け殻の化石」を召喚の触媒に使ったのはこのためである。 | | **蛇は薬草を飲んで以来、脱皮するようになったと言われている。時臣が「この世で初めて脱皮した蛇の抜け殻の化石」を召喚の触媒に使ったのはこのためである。 |
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− | ;Fateの裏の顔 | + | ; Fateの裏の顔 |
− | :現在発表されているFate作品のほぼ全てに参戦している。第一作では未参戦だったプリズマ☆イリヤでも、ツヴァイでは子ギルとして参戦を果たしており、Fateの全キャラ中最も登場作品の多いキャラ。非参戦なのは『Apocrypha』のみである。<br>[[セイバー]]がFateの表の顔ならば、ギルガメッシュは裏の顔と言えるだろう。 | + | : 現在発表されているFate作品のほぼ全てに参戦している。第一作では未参戦だったプリズマ☆イリヤでも、ツヴァイでは子ギルとして参戦を果たしており、Fateの全キャラ中最も登場作品の多いキャラ。非参戦なのは『Apocrypha』のみである。 |
− | | + | : [[セイバー]]がFateの表の顔ならば、ギルガメッシュは裏の顔と言えるだろう。 |
− | ;プリズマ☆イリヤ | + | ; プリズマ☆イリヤ |
− | :ツヴァイのラスボスポジションとして子ギルが登場しているが、元々は大人の姿で登場する予定だった。<br>子ギル化した理由はいくつかあり、「魔法少女の活躍する世界観と合わせるため」「作者のひろやま氏にギルガメッシュのキャラクターを描ききる自信がなかった」「元の姿だといい大人が子供をいじめているように見えるから」とのこと。 | + | : ツヴァイのラスボスポジションとして子ギルが登場しているが、元々は大人の姿で登場する予定だった。 |
| + | : 子ギル化した理由はいくつかあり、「魔法少女の活躍する世界観と合わせるため」「作者のひろやま氏にギルガメッシュのキャラクターを描ききる自信がなかった」「元の姿だといい大人が子供をいじめているように見えるから」とのこと。 |
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