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| : 第三魔法の再現をユスティーツァ鋳造という形で偶発的に成功してしまった第三魔法の魔法使いの弟子たちが、ユスティーツァを超えるホムンクルスを自らの技術体系で作り出すために作成した彼らの技術の結晶。[[アインツベルン]]城の中枢制御用人工知能「ゴーレム・ユーブスタクハイト」。 | | : 第三魔法の再現をユスティーツァ鋳造という形で偶発的に成功してしまった第三魔法の魔法使いの弟子たちが、ユスティーツァを超えるホムンクルスを自らの技術体系で作り出すために作成した彼らの技術の結晶。[[アインツベルン]]城の中枢制御用人工知能「ゴーレム・ユーブスタクハイト」。 |
| : ユーブスタクハイトはアインツベルンの管理者として使用するために人間型端末筐体を製造しており、最終的には八代目のアハトまで稼働させた。アハトは[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]後に造られたもので、第二次[[聖杯戦争]]から現在まで全ての聖杯戦争に関わっている。 | | : ユーブスタクハイトはアインツベルンの管理者として使用するために人間型端末筐体を製造しており、最終的には八代目のアハトまで稼働させた。アハトは[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]後に造られたもので、第二次[[聖杯戦争]]から現在まで全ての聖杯戦争に関わっている。 |
− | : アハトは第三次に「[[アンリマユ]]」を招いたが期待外れ、第四次に[[衛宮切嗣]]と[[アルトリア・ペンドラゴン]]を招いたが裏切られるなど、必勝の策が結果的に裏目裏目に出てしまう人。 | + | : アハトは第三次に「[[アンリマユ]]」を招いたが期待外れ、第四次に[[衛宮切嗣]]と[[アルトリア・ペンドラゴン]]を招いたが裏切られるなど、必勝の策が結果的に裏目裏目に出てしまう人。第五次では究極のホムンクルスである[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤスフィール]]を投入し、今度こそ期待外れも裏切りもないよう、[[ヘラクレス]]を「狂戦士」として聖杯戦争に送り出したが敗北。最高傑作の[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤスフィール]]ですら聖杯を起動できなかったことで「自分たちの設計思想、技術体系では聖杯を起動できない」と確認したとして第三魔法の成就を諦めた<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』148ページ">『Fate/Apocrypha matelial』148ページ「アインツベルン」より。</ref>。 |
− | : 第五次では究極のホムンクルスである[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤスフィール]]を投入し、今度こそ期待外れも裏切りもないよう、[[ヘラクレス]]を「狂戦士」として聖杯戦争に送り出したが敗北。
| + | : 『[[Fate/Apocrypha]]』の世界では神に近い存在である[[アンリマユ]]の制御に不安を覚え、本来、聖杯戦争の秩序を守る中立の存在である[[ルーラー]]を「参加者」として呼び寄せ、他のサーヴァントに対する絶対強制効果を持った[[令呪]]を悪用する事を目論む。ここで[[天草四郎時貞|ルーラー]]を召喚した事で大聖杯は汚染を免れ、召喚された[[天草四郎時貞]]も最後まで生き残ったが、結局軍の力まで動員してきた[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]に他の二家共々敗れ、大聖杯を奪われてしまった。 |
− | : 最高傑作の[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤスフィール]]ですら聖杯を起動できなかったことで「自分たちの設計思想、技術体系では聖杯を起動できない」と確認したとして第三魔法の成就を諦めた。
| + | : それからは滅んだマキリ、聖杯を綺麗さっぱり忘れて別の方法を探すようになった遠坂と違い、未だに大聖杯の建造を目指している。幸か不幸かこの世界では衛宮切嗣と[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]が出会い[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤスフィール]]が生まれることはないため、アインツベルンが絶望することはない<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』148ページ"/>。しかし他二家と同じく大きく衰退し、あと何百年かけて全能力を費やしても新たな大聖杯が作れるかどうか怪しい所だという。 |
− | : 『[[Fate/Apocrypha]]』の世界では神に近い存在である[[アンリマユ]]の制御に不安を覚え、本来、聖杯戦争の秩序を守る中立の存在である[[ルーラー]]を「参加者」として呼び寄せ、他のサーヴァントに対する絶対強制効果を持った[[令呪]]を悪用する事を目論む。 | |
− | : ここで[[天草四郎時貞|ルーラー]]を召喚した事で大聖杯は汚染を免れ、召喚された[[天草四郎時貞]]も最後まで生き残ったが、結局軍の力まで動員してきた[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]に他の二家共々敗れ、大聖杯を奪われてしまった。
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− | : それからは滅んだマキリ、聖杯を綺麗さっぱり忘れて別の方法を探すようになった遠坂と違い、未だに大聖杯の建造を目指している。幸か不幸かこの世界では衛宮切嗣と[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]が出会い[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤスフィール]]が生まれることはないため、アインツベルンが絶望することはない。しかし他二家と同じく大きく衰退し、あと何百年かけて全能力を費やしても新たな大聖杯が作れるかどうか怪しい所だという。 | |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 本来ユーブスタクハイトに人格は存在しない。あくまで「城を動かすもの」、「第三魔法を再現するもの」として、その都度必要な人間性が人型端末に植え付けられ、人間のふりをさせているにすぎない。奈須氏曰く「生きる石板みたいなもの」。その本質は「進歩できないかわりに、永久に稼働し続ける」オートマトンである。 | | : 本来ユーブスタクハイトに人格は存在しない。あくまで「城を動かすもの」、「第三魔法を再現するもの」として、その都度必要な人間性が人型端末に植え付けられ、人間のふりをさせているにすぎない。奈須氏曰く「生きる石板みたいなもの」。その本質は「進歩できないかわりに、永久に稼働し続ける」オートマトンである。 |
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| * 切嗣を裏切り者扱いしているが、そもそも切嗣が聖杯を破壊したのはアヴェンジャーが原因なので、結果的にはアハト翁も切嗣を裏切っている。 | | * 切嗣を裏切り者扱いしているが、そもそも切嗣が聖杯を破壊したのはアヴェンジャーが原因なので、結果的にはアハト翁も切嗣を裏切っている。 |
| * 「周到に準備するのに関係ないところでうっかり足を掬われる」遠坂家に対して、「周到な準備そのものが裏目裏目に出る」お人。 | | * 「周到に準備するのに関係ないところでうっかり足を掬われる」遠坂家に対して、「周到な準備そのものが裏目裏目に出る」お人。 |
− | ** 第三次:違法を行なってでも聖杯を得ようとしたが、結果は最弱のサーヴァント・アヴェンジャー。しかも「この世全ての悪」に聖杯が汚染される。 | + | ** 第三次:違法を行なってでも聖杯を得ようとしたが、結果は最弱のサーヴァント・アヴェンジャー。しかも「この世全ての悪」に聖杯が汚染される。『Apocrypha』ではルーラーを召喚して聖杯が汚染されなかったが、ダーニックに大聖杯を奪われてしまう。 |
| ** 第四次:外部から戦闘能力に秀でた魔術師をマスターとして招くも、マスター自身が望んでいたサーヴァントではなく、強力だからという理由で(結果的に)相性が最悪のサーヴァントを無理に宛てがってしまう。しかも第三次の影響で最後に裏切りに合う。 | | ** 第四次:外部から戦闘能力に秀でた魔術師をマスターとして招くも、マスター自身が望んでいたサーヴァントではなく、強力だからという理由で(結果的に)相性が最悪のサーヴァントを無理に宛てがってしまう。しかも第三次の影響で最後に裏切りに合う。 |
| ** 第五次:必勝を期して最高のサーヴァントを呼ぶも、前回の結果から裏切りを警戒し、理性を奪って「狂戦士」クラスで召喚する。その為、本来あった武技やサーヴァント自身の戦略眼が全く発揮されずに、宝具頼みの力押ししかできなくなる。 | | ** 第五次:必勝を期して最高のサーヴァントを呼ぶも、前回の結果から裏切りを警戒し、理性を奪って「狂戦士」クラスで召喚する。その為、本来あった武技やサーヴァント自身の戦略眼が全く発揮されずに、宝具頼みの力押ししかできなくなる。 |
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| * TYPE-MOON関係者をして「どんだけ金持ちなんだ」と言わしめるほどに別格の資金力を誇るアインツベルンだが、その収入源は意外と判然としない。 | | * TYPE-MOON関係者をして「どんだけ金持ちなんだ」と言わしめるほどに別格の資金力を誇るアインツベルンだが、その収入源は意外と判然としない。 |
| **ところが最近になって『[[Fate/Grand Order]]』にて、[[ジークフリート]]がラインの黄金に関するマイルーム会話でアインツベルンの名を口にするようになってきた。たしかにドイツつながりではあるのだが、まさか… | | **ところが最近になって『[[Fate/Grand Order]]』にて、[[ジークフリート]]がラインの黄金に関するマイルーム会話でアインツベルンの名を口にするようになってきた。たしかにドイツつながりではあるのだが、まさか… |
| + | ==脚注== |
| + | ===注釈=== |
| + | <references group = "注"/> |
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| + | ===出典=== |
| + | <references group = "出"/> |
| == リンク == | | == リンク == |
| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |