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| 声優 =  
 
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| 身長 = 162cm
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| 体重 = 50kg
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| 出典 = 北欧神話、ケルト神話
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| 地域 = 欧州
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| 属性 = 混沌・善<ref group = "注">属性の「混沌」は自己申告によるもの。北欧異聞帯を支配した頃には自分自身の意向こそが社会秩序であったものの、死して英霊と再現された今では異なるがゆえ、とのこと。</ref>
 
| 隠し属性 =  
 
| 隠し属性 =  
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
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;人物
 
;人物
 
:容姿は[[スカサハ]]にそっくり。寛大さと冷酷さを兼ね備える存在。全ての命を愛するとされている。
 
:容姿は[[スカサハ]]にそっくり。寛大さと冷酷さを兼ね備える存在。全ての命を愛するとされている。
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:勇士を育てる師としての顔が一切存在していない。武芸の達人ではない。超然としつつも親しみやすかったランサー・スカサハとは異なり、「なにか踏んでしまったかな」「おや小さきもの(人間)か」「愛そうか、殺そうか」と、まさしく自然(神々)そのものの性質を秘めている。
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:息を吹いて吹雪になり、生物はおおむね死ぬ事と、微笑んで常春になり、生命は華やかに芽吹く事は、彼女にとっては等価。
 
:北欧世界のあらゆる生命に対しては「殺そうか」「愛そうか」の一言で扱っており、敵であれば殺す。そうでなければ全てを愛する。だが慈愛の塊と称され、ヒトだろうと英霊だろうと本気で愛している。殺さないと決めた相手は殺さない。敵を殺すと口にするが、北欧に於いて敵はおらず、いくら[[ナポレオン]]が砲撃しても相手にされず、警戒船も防衛線もなく本格的な攻撃部隊も投入しない。
 
:北欧世界のあらゆる生命に対しては「殺そうか」「愛そうか」の一言で扱っており、敵であれば殺す。そうでなければ全てを愛する。だが慈愛の塊と称され、ヒトだろうと英霊だろうと本気で愛している。殺さないと決めた相手は殺さない。敵を殺すと口にするが、北欧に於いて敵はおらず、いくら[[ナポレオン]]が砲撃しても相手にされず、警戒船も防衛線もなく本格的な攻撃部隊も投入しない。
 
:御使いを数騎撃破した程度では愛は崩れず、直接宣戦布告でもしない限り敵とは見なされない。脆く、儚く、弱い人間には何時までも続く神の愛が必要だと考えている。異聞帯に存在する炎の日々を生き延び、子と認めたものを永遠に愛すると決めており、ヒトを滅ぼすつもりはなく庇護対象としている。
 
:御使いを数騎撃破した程度では愛は崩れず、直接宣戦布告でもしない限り敵とは見なされない。脆く、儚く、弱い人間には何時までも続く神の愛が必要だと考えている。異聞帯に存在する炎の日々を生き延び、子と認めたものを永遠に愛すると決めており、ヒトを滅ぼすつもりはなく庇護対象としている。
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:実は、割とウッカリで、ぽやんとしており、あたたかみがある。関係を深めていけば、いずれ、女王としての顔以外の神でもなく支配者でもなく、「北欧の母」としての仮面さえも剥げ落ちた、素の彼女の個性が見えてくる。
 
;能力
 
;能力
 
:神代から力を維持してきた神、天然自然の具現で、魔力を感じ取るのも面倒なレベルの強さ。
 
:神代から力を維持してきた神、天然自然の具現で、魔力を感じ取るのも面倒なレベルの強さ。
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== 真名:スカサハ=スカディ ==
 
== 真名:スカサハ=スカディ ==
:スカサハ=スカディ。北欧の女神スカディとケルトのスカサハが習合した存在。巨人スィアチの娘。雪山の女神。
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:スカサハ=スカディ。北欧の女神スカディとケルトのスカサハが習合した存在。雪山の女神。
:21世紀の北欧異聞帯に於いて、実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神代から連綿と続く時間を生きて来た実在の神。異聞帯の王として君臨した神の女王。
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:汎人類におけるスカサハは、北欧のスカディ神と部分的に習合している可能性があるが、北欧異聞帯ではスカディ神が存在の主体となっている。
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:北欧異聞帯に由来するサーヴァントで、汎人類史のスカサハとは「完全な別人」。異聞帯でのみ成立する神。女王としての性質に大きく傾いた存在である。
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:21世紀の北欧異聞帯に於いて、実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神代から連綿と続く時間を生きて来た実在の神として、異聞帯の王として君臨した神の女王。
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:ケルトの英雄スカサハと由来を同じくする北欧の巨人である、山の女神スカディ(スカジ)の特徴が多く現出している。
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:スカディの側面が濃いスカサハ、というよりも「スカサハの性質を一部有するスカディ」と表現するべきか。
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:スカディ(スカジ)の名は古ノルド語で「傷つくるもの」を意味する。
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:古エッダの『グリームニルの歌』によれば「忌まわしき巨人スィアチ」の娘であり、父と共にどよめきの国スリュムヘイムの古い館に住んでいた。
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:後に北欧の神々のもとへ嫁いだため、「神々の麗しい花嫁」と呼ばれる。
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:スカディはスアンドルグ(スキーの神)、もしくはスアンドルディー(スキーの女神)とも称される。山における狩りの達人であり、スキーの名手であると伝えられた。
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:本作におけるスカサハとスカディは完全なイコールの存在ではないがお互いに影響を与え合い、「混じり合った」という解釈を取る。
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:ランサーのスカサハが大神オーディンの所有する原初のルーンを譲り受けているのも、ある意味、この混合(習合)ゆえであろう。
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:汎人類におけるスカサハは、北欧のスカディ神と部分的に習合している可能性があるが、北欧異聞帯ではスカディ神が存在の主体となっており、
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:「スカサハ=スカディ」として異聞帯に存在した彼女は特にスカディとの混合比率が高く、そのため、神々の花嫁としての性質を多数有している。
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:ノルウェー王統の歴史書『ヘイムスクリングラ』によれば、スカディ(スカジ)は一度目の夫である海神ニョルズと離婚し、オーディンと再婚したことになっている。
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:本作の彼女は未婚だが、後世にそう記される程度には目を掛けられていた……はずである。
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:異聞帯を統べていた頃には隠し続けてきたものの、彼女の心には「取り残された者」としての哀切がある。
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:神々に愛され、求婚され続けた女神ではあったが、気付けばラグナロクの果てにすべての神々は姿を消しており、
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「異聞帯としての北欧世界最後の神」になってしまっていたゆえに。
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:汎人類史においては、海神ニョルズと結ばれ愛の女神フレイヤの義理の母となったが、スカサハ=スカディはフレイヤの母としては存在していない。
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:ニョルズ神と結ばれる運命は果たされず、他の伝承の様に大神オーディンとさえ結ばれなかった。
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:神々の麗しき花嫁としての性質を発露しないまま、ラグナロクを唯一生き残った最期の女神。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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