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| :これらの声明により事態にある程度の収束は見られたものの、ユーザーとの信頼関係などに甚大な瑕疵が生じたのは確かかと思われる。 | | :これらの声明により事態にある程度の収束は見られたものの、ユーザーとの信頼関係などに甚大な瑕疵が生じたのは確かかと思われる。 |
| :また、カノウヨシキ氏が以前に「週刊ファミ通 2022年8月18・25日合併号」のインタビューで「サーヴァントコインを用いた育成をさらに発展させる構想があり、それに伴ってコインの獲得難易度を調整する必要があるかもしれない」と言っていたのにも関わらず、今回の施策では獲得手段を増やすなどの調整がなかった事も批判されたが、先のディレクターレター発表後は矢面に立つ氏を労う声も少なからずネット上で見られた。 | | :また、カノウヨシキ氏が以前に「週刊ファミ通 2022年8月18・25日合併号」のインタビューで「サーヴァントコインを用いた育成をさらに発展させる構想があり、それに伴ってコインの獲得難易度を調整する必要があるかもしれない」と言っていたのにも関わらず、今回の施策では獲得手段を増やすなどの調整がなかった事も批判されたが、先のディレクターレター発表後は矢面に立つ氏を労う声も少なからずネット上で見られた。 |
− | :こちらの騒動については最終的に、ディレクターレターにて発表された各施策の実施が同年12月18日をもってすべて完了し、ひとまずの収束を見せた。……のも束の間、翌日未明に発生した不具合対応後の発表により、再度批判を集めることとなった。 | + | :こちらの騒動については最終的に、ディレクターレターにて発表された各施策の実施が同年12月18日をもってすべて完了<ref group="注">実際にはアイテムの配布漏れがあり、後日その報告と共に対応が為された。</ref>し、ひとまずの収束を見せた。……のも束の間、翌日未明に発生した不具合対応後の発表により、再度批判を集めることとなった。 |
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| ;2024年12月の騒動 | | ;2024年12月の騒動 |
| :上記の9周年で追加されたアペンドスキルに関しての対応が完了した矢先、イベント『ポホヨラのクリスマス・イブ』開催中に起こった炎上騒動。 | | :上記の9周年で追加されたアペンドスキルに関しての対応が完了した矢先、イベント『ポホヨラのクリスマス・イブ』開催中に起こった炎上騒動。 |
− | :2024年12月11日にイベント自体はつつがなく開始されたものの、翌日未明より「受け取り済みのマスターミッションが再度受け取れてしまう」という不具合が発生。それに対応するための緊急メンテナンスがすぐに開始され、当日中に完了した。 | + | :2024年12月11日にイベント自体はつつがなく開始されたものの、翌日未明より「受け取り済みのマスターミッション報酬が再度受け取れてしまう」という不具合が発生。それに対応するための緊急メンテナンスがすぐに開始され、当日中に完了した。 |
− | :しかし前述した不具合で獲得できた報酬のうち、'''アイテムの所持数が0以下になった場合は不足分を回収しない'''という声明を公式が出したために批判が集まり<ref group="注">対応に対して「アイテムを使った者勝ちになってしまうのではないか」といった意見や、今後同じような不具合が起こった際にそれを利用してしまうユーザーが増えるのでは、と危惧する意見も存在していた。</ref>、やがて炎上へと発展した。 | + | :しかし前述した不具合で獲得できた報酬のうち、'''アイテムの所持数が0以下になった場合は不足分を回収しない'''という声明を公式が出したために批判が集まり<ref group="注">対応に関して「アイテムを使った者勝ちになってしまうのではないか」といった意見が多く見られ、今後同じような不具合が起こった際にそれを利用してしまうユーザーが増えるのでは、と危惧する意見も存在していた。</ref>、やがて炎上へと発展した。 |
− | :イベントがアイテム入手効率のいいボックス形式なのに緊急メンテナンスが行われたり、また元々別でイベント期間中にメンテナンスが予定されていた事もあってかユーザーの不満はかなり大きく、さらに不具合で獲得できたアイテムの中には聖杯や伝承結晶並びにトーチ系のアイテムなど、獲得数の限られるものが存在していた事も火に油を注ぐ結果となってしまった。 | + | :イベントがアイテム入手効率のいいボックス形式なのに緊急メンテナンスが行われたり、また元々別でイベント期間中にメンテナンスが予定されていた事もあってかユーザーの不満はかなり大きく、さらに不具合で獲得できたアイテムの中には伝承結晶やトーチ系のアイテム、獣の足跡など、獲得数の限られるものが存在していた事も火に油を注ぐ結果となってしまった。 |
| :これを受けてか、同日中に公式からアイテムの回収について「一部の方への対応が不完全であったと判明した」との報告があり、対応を検討するとの告知がされた。 | | :これを受けてか、同日中に公式からアイテムの回収について「一部の方への対応が不完全であったと判明した」との報告があり、対応を検討するとの告知がされた。 |
| :翌日13日にはこの件について、またもFGO第2部開発ディレクターであるカノウヨシキ氏からディレクターレターが公開された。内容としては「使用済みのアイテムについても、今後調査を行って回収し、ユーザー間で不平等がないようにする」「今回の不具合を明らかな悪質行為に利用していたユーザーには、アカウント凍結を含めた判断を検討する」といったもので、この発表を以て批判の声はある程度収まる形となった。 | | :翌日13日にはこの件について、またもFGO第2部開発ディレクターであるカノウヨシキ氏からディレクターレターが公開された。内容としては「使用済みのアイテムについても、今後調査を行って回収し、ユーザー間で不平等がないようにする」「今回の不具合を明らかな悪質行為に利用していたユーザーには、アカウント凍結を含めた判断を検討する」といったもので、この発表を以て批判の声はある程度収まる形となった。 |
| :また、緊急メンテナンスの影響で長時間イベントがプレイできない状況も発生していたために、イベントフリークエストのスケジュールに調整が入るなどといった対応も行われた。緊急メンテナンスのお詫びとしては聖晶石や黄金の果実が配布され、後に「不具合対応の方針変更に関するお詫び」として追加で聖晶石が配布された。 | | :また、緊急メンテナンスの影響で長時間イベントがプレイできない状況も発生していたために、イベントフリークエストのスケジュールに調整が入るなどといった対応も行われた。緊急メンテナンスのお詫びとしては聖晶石や黄金の果実が配布され、後に「不具合対応の方針変更に関するお詫び」として追加で聖晶石が配布された。 |
| + | :最終的に回収しきれなかったアイテムは、ピースやモニュメントといったアイテムは全てのユーザーに未回収だった最大数を(未回収分のあるユーザーにはその分減算した上で)配布し、獣の足跡は不足分を最後に使ったものから巻き戻して解除した上で回収、聖晶石と夢火については回収分が足りない場合所持数がマイナスになる、という対応がそれぞれ行われた。 |
| + | :臨時メンテナンスによって開催期間が短くなってしまった[[グレゴリー・ラスプーチン]]のピックアップ召喚についても、召喚履歴を引き継いだ上で後日改めて開催される事となった。 |
| :この件に関して、ネット上では二度に渡ってディレクターレターを出す事になってしまったカノウ氏を心配する声が見られた他、初期の運営の対応について「9年目のソーシャルゲーム運営がとる対応とは思えない」といった意見も少なからず見受けられた。 | | :この件に関して、ネット上では二度に渡ってディレクターレターを出す事になってしまったカノウ氏を心配する声が見られた他、初期の運営の対応について「9年目のソーシャルゲーム運営がとる対応とは思えない」といった意見も少なからず見受けられた。 |
− | :2024年内には結果として二つも炎上騒動が起こってしまい、FGOユーザーの心はさぞ大きく揺れ動かされたことだろう。せめて、メインストーリー第2部の終章が控える翌2025年には、何も起こらない事をただ祈るばかりである。 | + | :2024年内には結果として二つも大きな炎上騒動が起こってしまい、FGOユーザーの心はさぞ大きく揺れ動かされたことだろう。せめて、メインストーリー第2部の終章が控える翌2025年には、何も起こらない事をただ祈るばかりである。 |
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