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| デザイン = 倉花千夏
 
| デザイン = 倉花千夏
| 設定作成 =  
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| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| レア度 = ☆5
 
| レア度 = ☆5
 
}}
 
}}
    
==概要==
 
==概要==
   
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]]。
    
;略歴
 
;略歴
:『Fate/Grand Order』期間限定イベント『[[15人の理知的なメガネたち]]』にて登場。
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:期間限定イベント『15人の理知的なメガネたち』にて登場。
:カルデア一行よりいち早く微小特異点にはぐれサーヴァントとして召喚されていたのだが、そこにいた<ruby><rb>不可視の魔獣</rb><rt>インビジブルエネミー</rt></ruby>が持つ「自身に攻撃を仕掛けた相手の能力を奪う」特性に気がつかないまま倒してしまったため、何も知らない主人公達一行の前に魔獣を知覚化し、なおかつ理性を増幅させて戦闘を含む本能的な行動を制御できるメガネ型魔術礼装を持って現れた時は既に英霊の力が半減し、戦闘もまともにできない状態であった。そのため自分の不注意が要因とは言えども、肝心の戦力で役に立てないのは流石に屈辱的な上にサーヴァントとしての沽券に関わるからという理由で真名を明かさず、代わりに「マイケル」と名乗って皆に協力する。
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:カルデア一行よりいち早く微小特異点にはぐれサーヴァントとして召喚されていたのだが、そこにいた<ruby><rb>不可視の魔獣</rb><rt>インビジブルエネミー</rt></ruby>が持つ「自身に攻撃を仕掛けた相手の能力を奪う」特性に気がつかないまま倒してしまったため、何も知らない主人公達一行の前に魔獣を知覚化し、なおかつ理性を増幅させて戦闘を含む本能的な行動を制御できるメガネ型[[魔術礼装]]を持って現れた時は既に英霊の力が半減し、戦闘もまともにできない状態であった。そのため自分の不注意が要因とは言えども、肝心の戦力で役に立てないのは流石に屈辱的な上にサーヴァントとしての沽券に関わるからという理由で真名を明かさず、代わりに「マイケル」と名乗って皆に協力する。
 
:詳しい調査の結果、この魔獣は世界平和を望んだ魔術師の手で抑止力の一種として造られるも、安全装置を施さなかった所為で暴走を起こし一族を含む全員が捕食され、結果的に残った<ruby><rb>ビル</rb><rt>工房</rt></ruby>がそれ等の糧となる『強い力(能力)と魔力を持った食い甲斐のある餌』を引き寄せる誘導蒐集装置、並びに偶然の産物程度だが魔獣を外に出させない為の封印の役割を果たしており、これによってかろうじて今の均衡が保たれている事が判明する。当然ながら客観的に見れば何時この状況が崩れてもおかしくない為、事態をどうにかするにはやはり聖杯を顕現させるしか方法はないと判断し、同じく特異点解決のため喚ばれていたサーヴァント達と共に『擬似的聖杯戦争』を開催する事になるが、万が一にも彼処側に気づかれて能力を奪われないため「サーヴァント同士で戦闘行為をしない」という縛りが課せられた事から急遽審判役が必要になり、主人公が新たなサーヴァント召喚を試みた所<del>「面白そう」という理由から強引に割り込んだ事で</del>選ばれた[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]の指名で一緒に司会進行兼立会人役を任される。
 
:詳しい調査の結果、この魔獣は世界平和を望んだ魔術師の手で抑止力の一種として造られるも、安全装置を施さなかった所為で暴走を起こし一族を含む全員が捕食され、結果的に残った<ruby><rb>ビル</rb><rt>工房</rt></ruby>がそれ等の糧となる『強い力(能力)と魔力を持った食い甲斐のある餌』を引き寄せる誘導蒐集装置、並びに偶然の産物程度だが魔獣を外に出させない為の封印の役割を果たしており、これによってかろうじて今の均衡が保たれている事が判明する。当然ながら客観的に見れば何時この状況が崩れてもおかしくない為、事態をどうにかするにはやはり聖杯を顕現させるしか方法はないと判断し、同じく特異点解決のため喚ばれていたサーヴァント達と共に『擬似的聖杯戦争』を開催する事になるが、万が一にも彼処側に気づかれて能力を奪われないため「サーヴァント同士で戦闘行為をしない」という縛りが課せられた事から急遽審判役が必要になり、主人公が新たなサーヴァント召喚を試みた所<del>「面白そう」という理由から強引に割り込んだ事で</del>選ばれた[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]の指名で一緒に司会進行兼立会人役を任される。
 
:かくして水平思考パズルと変則ルールのオニごっこを駆使した『聖杯戦争』が進む中、いち早く異変に気づいた[[カルナ]]と[[アルジュナ〔オルタ〕]]の調べで魔獣達もまた共食いという名の模擬式聖杯戦争によって強化している事が発覚し、対策を練るためにもまず最初に自身が奪われた能力を開示するため真名を明かす。そして主人公、マーリン、カルデアメンバーを入れた12人のサーヴァントと共に魔獣達が狙うであろう能力と宝具を照らし合わせ<ruby><rb>逆に不利になる順番を編み出してぶつける事で</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>無事倒すことに成功。最後に自分が「祖国を平和的に終わらせたい」と願った為にこの特異点に最初に喚ばれ勝ってしまったのかも知れないと吐露すると、主人公達に敵か味方になるかは分からないがまたの再会を願いながら退去していった。
 
:かくして水平思考パズルと変則ルールのオニごっこを駆使した『聖杯戦争』が進む中、いち早く異変に気づいた[[カルナ]]と[[アルジュナ〔オルタ〕]]の調べで魔獣達もまた共食いという名の模擬式聖杯戦争によって強化している事が発覚し、対策を練るためにもまず最初に自身が奪われた能力を開示するため真名を明かす。そして主人公、マーリン、カルデアメンバーを入れた12人のサーヴァントと共に魔獣達が狙うであろう能力と宝具を照らし合わせ<ruby><rb>逆に不利になる順番を編み出してぶつける事で</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>無事倒すことに成功。最後に自分が「祖国を平和的に終わらせたい」と願った為にこの特異点に最初に喚ばれ勝ってしまったのかも知れないと吐露すると、主人公達に敵か味方になるかは分からないがまたの再会を願いながら退去していった。
: 2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では復権界域のトップとして登場。
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: 第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』では復権界域のトップとして登場。
 
: [[ヨハンナ]]と共に勝利を目指すも、[[源為朝]]の一射から彼女を庇い、志半ばで消滅してしまう。
 
: [[ヨハンナ]]と共に勝利を目指すも、[[源為朝]]の一射から彼女を庇い、志半ばで消滅してしまう。
 
: しかし、その想いはヨハンナを動かして、事態を収束へと加速させることになる。
 
: しかし、その想いはヨハンナを動かして、事態を収束へと加速させることになる。
    
;人物
 
;人物
: 高貴な雰囲気を漂わせる赤と黒のスーツ姿の青年。
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: 高貴な雰囲気を漂わせる、赤と黒のスーツ姿の青年。
:常に周りを見通しその場に置いての最善を考える思慮の深さを持つも、割に合わなかったりこれが限界だと判断した時は「じゃあ仕方ない」とあっさり諦める潔の良さも兼ね揃えている。これは自身が帝国最後の皇帝、即ち国と共に滅びた英雄である故の思考で「これは滅ぶだろう」「これは負けるだろう」という確信を持ちながらも、「しかし全力で戦わなければならない」という、傍目からは矛盾した心理が彼にとっては当然の道理であることに起因している。そのためか本人は「それはそれとして全力で戦おう」と決意しているも、周りから見ればその熱意があまり感じ取れない…という懐疑心を持たれてしまいがちになる。
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: 常に周りを見通しその場に置いての最善を考える思慮の深さを持つも、割に合わなかったりこれが限界だと判断した時は「じゃあ仕方ない」とあっさり諦める潔の良さも兼ね揃えている。これは自身が帝国最後の皇帝、即ち国と共に滅びた英雄である故の思考で「これは滅ぶだろう」「これは負けるだろう」という確信を持ちながらも、「しかし全力で戦わなければならない」という、傍目からは矛盾した心理が彼にとっては当然の道理であることに起因している。
:その一方で知的好奇心と探究心も旺盛で、ついつい後先考えない行動をとって痛い目を見てしまったり、かと思えば割とフランクでノリの良い所もあったりする。
+
: そのためか本人は「それはそれとして全力で戦おう」と決意しているも、周りから見ればその熱意があまり感じ取れない…という懐疑心を持たれてしまいがちになる。
:自身の幕間では戦闘の内に気分が乗ってきた様子を、主人公に心の内で「どことなくローマ」と形容されている。
+
: 一言で言えば責任感が強すぎる人物であり、ビザンツ帝国の最期に関しても何かいい手はなかったかと煩悶し続けている。また、サーヴァントとして現界するにあたり、ローマ最後の皇帝という事実が強い罪悪感として霊基に刻まれている。
 +
: その一方で知的好奇心と探究心も旺盛で、ついつい後先考えない行動をとって痛い目を見てしまったり、かと思えば割とフランクでノリの良い所もあったりする。
 +
: 皇帝ではありつつも、マスターに対しては極めて例外的に忠実に仕えようとする。とはいえ、きっちりと皇帝に対する人間としてのマナーは求める。
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: 自身の[[幕間の物語]]「不滅なるものへ」では戦闘の内に気分が乗ってきた様子を、主人公に心の内で「どことなくローマ」と形容されている。
    
;能力
 
;能力
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!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
|-
 
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|[[ライダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]|| C || A || C || D || C || EX ||騎乗:B+<br />対魔力:B+<br>単独行動C++||ハギア・ソフィアの祈り:C−<br />落日の皇帝:EX<br />終焉特権:C || style="text-align:left" |
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|[[ライダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]|| C || A || C || D || C || EX ||騎乗:B+<br>対魔力:B+<br>単独行動:C++||ハギア・ソフィアの祈り:C−<br>落日の皇帝:EX<br>終焉特権:C || style="text-align:left" |
 
|}
 
|}
    
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
; 祈誓たるは三重の貴壁(テオドシウス・コンスタンティノス)
 
; 祈誓たるは三重の貴壁(テオドシウス・コンスタンティノス)
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:7000人<br />
+
: ランク:B+<br>種別:対軍宝具(自身)<br>レンジ:1<br>最大捕捉:7000人(Grand Order)、3000人(Grand Order material ⅩⅥ)
 
: コンスタンティノープルを難攻不落の砦と称させた三重防壁の疑似降臨宝具。
 
: コンスタンティノープルを難攻不落の砦と称させた三重防壁の疑似降臨宝具。
: 最大補足全員分に防御効果を施すというかなり高度かつ洗練された宝具だが、数が増えれば増えるほどに失陥の可能性も高まり、付与される防御も薄くなってしまうという欠点がある。そのため実際に強固な守護をおこなうには最高で1000人程度が限界だろうとコンスタンティノス自身は見なしている。<br>そこでカルデアに召喚された際には、あえてマスターとパーティメンバーのみに絞って宝具を活用することにより、さらに堅固な要塞を作り上げる。<br>また、彼が帝国最後の皇帝ということもあり自身が生きた時代の前後200年程度の欧州人限定で、敵味方関係なく影響力を及ぼすことができる。<br>ただし、その影響は信心深さによって上下し、異なる宗派の相手には基本的に通用しない。また、「最終的に扉の一つに鍵をかけ忘れたことが原因で失陥した」という伝説から、針の穴を通すような狭い道ではあるが防御が薄くなる弱点が存在している。
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: 最大補足全員分に防御効果を施すというかなり高度かつ洗練された宝具だが、数が増えれば増えるほどに失陥の可能性も高まり、付与される防御も薄くなってしまうという欠点がある。そのため実際に強固な守護をおこなうには最高で1000人程度が限界だろうとコンスタンティノス自身は見なしている。
 +
: そこでカルデアに召喚された際には、あえてマスターとパーティメンバー(『material ⅩⅥ』ではマスターと自分自身とされる)のみに絞って宝具を活用することにより、さらに堅固な要塞を作り上げる。
 +
: また、彼が帝国最後の皇帝ということもあり自身が生きた時代の前後200年程度の欧州人限定で、敵味方関係なく影響力を及ぼすことができる。
 +
: ただし、その影響は信心深さによって上下し、異なる宗派の相手には基本的に通用しない。また、「最終的に扉の一つに鍵をかけ忘れたことが原因で失陥した」という伝説から、針の穴を通すような狭い道ではあるが防御が薄くなる弱点が存在している。
 
:『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ[Lv](3ターン)&無敵状態を付与(1回・1ターン)+味方全体の防御力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+〔ローマ〕特性の味方全体に被ダメージカット状態を付与(1ターン)」という効果のBuster宝具。
 
:『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ[Lv](3ターン)&無敵状態を付与(1回・1ターン)+味方全体の防御力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+〔ローマ〕特性の味方全体に被ダメージカット状態を付与(1ターン)」という効果のBuster宝具。
:[[幕間の物語]]クリアでB++ランクに上昇し、Busterカード性能アップと無敵状態が味方全体に付与されるようになる他、無敵の持続が3ターンに延びて他の無敵と重複可能にもなり、また「自身を除く味方全体の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果が追加される。
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:幕間の物語クリアでB++ランクに上昇し、Busterカード性能アップと無敵状態が味方全体に付与されるようになる他、無敵の持続が3ターンに延びて他の無敵と重複可能にもなり、また「自身を除く味方全体の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果が追加される。
    
==真名:コンスタンティノス11世==
 
==真名:コンスタンティノス11世==
:コンスタンティノス11世。ビザンツ帝国とも呼ばれる東ローマ帝国パレオロゴス王朝の皇帝にしてローマ帝国最後の皇帝。その優秀さからギリシャの希望の星として将来を期待され、実際成人し専制公の位を得た後は十字軍国家の勢力一掃や領地の整備、先代の皇帝ヨハネス8世を助けて東西教会統一に貢献するなどの偉業を果たして頭角を現す。
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:ビザンツ帝国とも呼ばれる東ローマ帝国パレオロゴス王朝の皇帝にしてローマ帝国最後の皇帝。その優秀さからギリシャの希望の星として将来を期待され、実際成人し専制公の位を得た後は十字軍国家の勢力一掃や領地の整備、先代の皇帝ヨハネス8世を助けて東西教会統一に貢献するなどの偉業を果たして頭角を現す。
 
:自身の皇帝即位後は当代のオスマン帝国と平和条約を結ぶも、メフメト2世に代替わりした途端突如として帝国軍を率いてコンスタンティノープル占領を宣言し事態は一変。コンスタンティノスは降伏を促す使者を跳ね除けると西欧諸国に援軍を依頼する書状を送るが良い返事は得られず、やむなしに少人数の軍と共に籠城戦を開始。
 
:自身の皇帝即位後は当代のオスマン帝国と平和条約を結ぶも、メフメト2世に代替わりした途端突如として帝国軍を率いてコンスタンティノープル占領を宣言し事態は一変。コンスタンティノスは降伏を促す使者を跳ね除けると西欧諸国に援軍を依頼する書状を送るが良い返事は得られず、やむなしに少人数の軍と共に籠城戦を開始。
:1543年遂に城壁を突破された通知が届くと彼は皇帝衣装を脱ぎ捨て大剣を引き抜き、'''「神よ、帝国を失う皇帝を許し給うな!都の陥落と共に我死なん、逃れんとするものを助け給え!死なんとするものは我と共に戦い続けよ!!」'''という壮大な演説を行った後<ref group="注">最終再臨のセイントグラフはまさにこの場面を再現した姿ではないかと一部のプレイヤーからは推測されている。</ref>兵士達と共に敵軍へと突入し、そのまま行方知れずとなった。
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:1543年遂に城壁を突破された通知が届くと彼は皇帝衣装を脱ぎ捨て大剣を引き抜き、'''「神よ、帝国を失う皇帝を許し給うな!都の陥落と共に我死なん、逃れんとするものを助け給え!死なんとするものは我と共に戦い続けよ!!」'''という壮大な演説を行った後<ref group="注">最終再臨の[[セイントグラフ]]はまさにこの場面を再現した姿ではないかと一部のプレイヤーからは推測されている。</ref>兵士達と共に敵軍へと突入し、そのまま行方知れずとなった。
 
:正教徒ではまだ正式認定こそされていないものの聖人の列に値する人物と捉えられており、またいずれは大地より復活してローマ帝国を再興するという伝説まで語り継がれているほど、ギリシャの人々にとって今もなおコンスタンティノスは『希望の星』であり続けている。
 
:正教徒ではまだ正式認定こそされていないものの聖人の列に値する人物と捉えられており、またいずれは大地より復活してローマ帝国を再興するという伝説まで語り継がれているほど、ギリシャの人々にとって今もなおコンスタンティノスは『希望の星』であり続けている。
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;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
:2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』でキーキャラクターとして先行登場。
 
:2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』でキーキャラクターとして先行登場。
:第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』にも登場する事が発表され、衣装と立ち絵を新たに同章開幕記念キャンペーンでひと足早く期間限定サーヴァントとして実装。
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:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』にも登場する事が発表され、衣装と立ち絵を新たに同章開幕記念キャンペーンでひと足早く期間限定サーヴァントとして実装。
    
==人間関係==
 
==人間関係==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[アルジュナ〔オルタ〕]]、[[クー・フーリン〔オルタ〕]]、[[ネモ]]、[[斎藤一]]、[[織田信勝]]
 
;[[アルジュナ〔オルタ〕]]、[[クー・フーリン〔オルタ〕]]、[[ネモ]]、[[斎藤一]]、[[織田信勝]]
:2022年ホワイトデーイベントで共演したカルデア側のサーヴァントメンバー。
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:『15人の理知的なメガネたち』で共演したカルデア側のサーヴァントメンバー。
 
:そのうちオルタ二人とネモは、イベント序盤で休憩中食事についての雑談を繰り広げている。
 
:そのうちオルタ二人とネモは、イベント序盤で休憩中食事についての雑談を繰り広げている。
   101行目: 106行目:  
:祖国ローマ帝国の名高い皇帝のお歴々。
 
:祖国ローマ帝国の名高い皇帝のお歴々。
 
:その中でも生死が不明なため復活説が語り継がれている点は[[ロムルス|神祖]]と通じる所がある。
 
:その中でも生死が不明なため復活説が語り継がれている点は[[ロムルス|神祖]]と通じる所がある。
:長年の歴史を持つ偉大な帝国を自分の代で終わらせてしまった事を深く嘆いている。
+
:長年の歴史を持つ偉大な帝国を自分の代で終わらせてしまった事を深く嘆いており、とにかく身が竦むような感覚だとか。
 +
:[[ロムルス]]に対してはとにかく申し訳なさでいっぱいな模様。
 +
:[[ネロ・クラウディウス]]に関しては性別について面食らうものの、こういう皇帝ならばと納得している。しかし宗教絡みの問題もあってやや複雑な心境。
    
;[[ジャンヌ・ダルク]]
 
;[[ジャンヌ・ダルク]]
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;[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)]]
 
;[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)]]
:上記の聖女の別側面。「同じ顔ではあるが油断ならない相手」として警戒している。
+
:ジャンヌ・オルタの水着霊基。こちらにも警戒心を抱いている。
 
:それはそれとして水着で漫画を描いていることについては理解を諦めた模様。
 
:それはそれとして水着で漫画を描いていることについては理解を諦めた模様。
   146行目: 153行目:  
:自身の幕間の物語『不滅なるものへ』において、共に特異点へ同行したサーヴァント。
 
:自身の幕間の物語『不滅なるものへ』において、共に特異点へ同行したサーヴァント。
 
:彼と言葉を交わした際には、その人柄を「奥ゆかしいようなそうでもないような」と評している。
 
:彼と言葉を交わした際には、その人柄を「奥ゆかしいようなそうでもないような」と評している。
 +
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;[[ブーディカ]]
 +
:ローマと戦い、敗北した女王。
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:彼女の立場を抜きにしても、ネロと普通に仲が良いことに驚きを隠せない様子。
    
===生前===
 
===生前===
152行目: 163行目:  
:自身の幕間の物語『不滅なるものへ』では、それが亡霊となり特異点と化して「正しく完璧な自分を造る」という目的の下行動していたが、その願いを自ら間違っていると告げて綱と共に撃退した。
 
:自身の幕間の物語『不滅なるものへ』では、それが亡霊となり特異点と化して「正しく完璧な自分を造る」という目的の下行動していたが、その願いを自ら間違っていると告げて綱と共に撃退した。
 
:どうやら上記の目的は、コンスタンティノス自身が生前(またはカルデアに召喚される前)にそれを願っていた事も動機として加味されていたらしく、悪感情は抱いていなかった様子。
 
:どうやら上記の目的は、コンスタンティノス自身が生前(またはカルデアに召喚される前)にそれを願っていた事も動機として加味されていたらしく、悪感情は抱いていなかった様子。
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:都市でありながらも自身を愛した彼女に、心からの敬意と敬愛、そして申し訳なさのような複雑な感情を抱いている。しかし、幕間における最後の決断については、躊躇も後悔もない。
    
;[[メフメト2世]]
 
;[[メフメト2世]]
158行目: 170行目:     
==名台詞==
 
==名台詞==
===Grand Order===
+
===Fate/Grand Order===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
 
;「立ち向かおう!我が偉大なる祖国の為に!」
 
;「立ち向かおう!我が偉大なる祖国の為に!」
167行目: 179行目:  
;「滅びる、か……いや、断じて滅びはせぬ!『<ruby><rb>祈誓たるは三重の貴壁</rb><rt>テオドシウス・コンスタンティノス</rt></ruby>』!!私は此処に居る、此処に居るぞ!!我々こそが、真なる壁なのだ!!」
 
;「滅びる、か……いや、断じて滅びはせぬ!『<ruby><rb>祈誓たるは三重の貴壁</rb><rt>テオドシウス・コンスタンティノス</rt></ruby>』!!私は此処に居る、此処に居るぞ!!我々こそが、真なる壁なのだ!!」
 
:宝具開放。最後の皇帝の叫びと共に難攻不落の三重防壁が侵略者達を阻む。
 
:宝具開放。最後の皇帝の叫びと共に難攻不落の三重防壁が侵略者達を阻む。
:なお、'''同年に実装されたサーヴァント達と比較しても特に宝具動画に気合が入っており'''、ファンからは劇場版のようだと称された。
+
:なお、'''同年に実装されたサーヴァント達と比較しても特に宝具演出に気合が入っており'''、ファンからは劇場版のようだと称された。
    
;「油断するな!……はっ、いや失礼。今は祝うべきか」
 
;「油断するな!……はっ、いや失礼。今は祝うべきか」
173行目: 185行目:  
:勝利ボイス。目先の勝利に油断せず、気を引き締める。
 
:勝利ボイス。目先の勝利に油断せず、気を引き締める。
 
:先述した難攻不落の三重防壁がたった一つの凡ミスで破られたことを考えるとさもありなんである。
 
:先述した難攻不落の三重防壁がたった一つの凡ミスで破られたことを考えるとさもありなんである。
  −
====マイルーム====
  −
  −
====本編====
  −
  −
====幕間の物語====
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  −
====イベント====
      
==メモ==
 
==メモ==
*宝具にもなっている「三重の防壁」とは、コンスタンティヌス1世が築いた『コンスタンティヌスの城壁』と呼ばれるコンスタンティノープル全域を囲む城壁に、テオドシウス2世の時代に築かれた『テオドシウスの城壁』と呼ばれる外壁、内壁、堀の三種類で構成された陸の城壁が加わったもの。このうちテオドシウスの城壁は現代まで残されている。ちなみに防壁そのものについては、[[神代巨神海洋 アトランティス|大西洋異聞帯前編]]にて[[バーソロミュー・ロバーツ]]が言及していた。
+
*宝具にもなっている「三重の防壁」とは、コンスタンティヌス1世が築いた『コンスタンティヌスの城壁』と呼ばれるコンスタンティノープル全域を囲む城壁に、テオドシウス2世の時代に築かれた『テオドシウスの城壁』と呼ばれる外壁、内壁、堀の三種類で構成された陸の城壁が加わったもの。このうちテオドシウスの城壁は現代まで残されている。ちなみに防壁そのものについては、『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』にて[[バーソロミュー・ロバーツ]]が言及していた。
 
*最初に仮名を開示したとき一瞬「ミ…」と言いかけているが、恐らく自身の王朝初代の皇帝名である「ミカエル」と言いかけるも流石にバレバレになってしまうので、急遽英語読みの「マイケル」に名乗り直したと思われる。
 
*最初に仮名を開示したとき一瞬「ミ…」と言いかけているが、恐らく自身の王朝初代の皇帝名である「ミカエル」と言いかけるも流石にバレバレになってしまうので、急遽英語読みの「マイケル」に名乗り直したと思われる。
 
**当初はこの呼び名から物理学者「マイケル・ファラデー」と、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]との砂糖に関する大論争で有名な医師「ミシェル・ド・ノートルダム(ノストラダムス)」が真名候補に上がっていた。
 
**当初はこの呼び名から物理学者「マイケル・ファラデー」と、[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|パラケルスス]]との砂糖に関する大論争で有名な医師「ミシェル・ド・ノートルダム(ノストラダムス)」が真名候補に上がっていた。
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;演出修正
 
;演出修正
 
:宝具演出映像にも戦場となった首都コンスタンティノープルの全景が登場しており、街並みの中にはスキル名にも使用されている「ハギア・ソフィア大聖堂」が見える。
 
:宝具演出映像にも戦場となった首都コンスタンティノープルの全景が登場しており、街並みの中にはスキル名にも使用されている「ハギア・ソフィア大聖堂」が見える。
:実は実装当初、大聖堂の両隣にある「ミナレット」と呼ばれるイスラム教の宗教施設に付随する二つの塔も再現されていたのだが、コンスタンティノスの時代はキリスト教教会であったため存在していなかった事がその後の調べで判明し、[https://mobile.twitter.com/kamigame_FGO/status/1527567744744701952?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1527567744744701952%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fkamigame.jp%2Ffgo%2FE694BBE795A5E38387E383BCE382BFE38399E383BCE382B9%2FE382B5E383BCE383B4E382A1E383B3E38388E4B880E8A6A7%2FE382B3E383B3E382B9E382BFE383B3E38386E382A3E3838EE382B911E4B896EFBC88E383A9E382A4E38380E383BCEFBC89%2FE58583E3838DE382BF.html 急遽修正がなされた]。
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:実は実装当初、大聖堂の両隣にある「ミナレット」と呼ばれるイスラム教の宗教施設に付随する二つの塔も再現されていたのだが、コンスタンティノスの時代はキリスト教教会であったため存在していなかった事がその後の調べで判明し、急遽修正が為された<ref group ="出">[https://twitter.com/kamigame_FGO/status/1527567744744701952 FGO攻略班@神ゲー攻略 2022年5月20日 17:31]</ref>
 
:ローマ帝国最後の皇帝が、自身の故国滅亡後に建造された建物を守っているというのはこれはこれで中々に胸熱だが、建造物を含め宗教関係は割とデリケートな問題なので仕方がないのかもしれない。
 
:ローマ帝国最後の皇帝が、自身の故国滅亡後に建造された建物を守っているというのはこれはこれで中々に胸熱だが、建造物を含め宗教関係は割とデリケートな問題なので仕方がないのかもしれない。
:また、後に配信された第2部6.5章のシナリオ中において[[ドン・キホーテ]]との一騎打ちが戦闘デモで描写されるのだが、配信当初は攻撃モーションに人物こそ出てこないが矢や砲撃が含まれていた。
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:また、後に配信された第2部第6.5章のシナリオ中において[[ドン・キホーテ]]との一騎打ちが戦闘デモで描写されるのだが、当初は攻撃モーションに人物こそ出てこないが矢や砲撃が含まれていた。
:本人の能力と捉えられないでもないが、一騎打ちには相応しくないとの声が多かったのかこちらについても後の更新で修正がなされ、本人の剣術や馬術、鎖を用いた攻撃モーションのみとなった。
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:本人の能力と捉えられないでもないが、一騎打ちには相応しくないとの声が多かったのかこちらについても後の更新で修正がされ、本人の剣術や馬術、鎖を用いた攻撃モーションのみとなった。
 
; 幻のメガネマイケル
 
; 幻のメガネマイケル
:初登場時に掛けていたメガネは該当イベント限定の魔術礼装扱いのため、当然ながら実装後はかけてないし持ってきてもいない。
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:初登場の『15人の理知的なメガネたち』で掛けていたメガネは同イベント限定の魔術礼装扱いのため、当然ながら実装後はかけてないし持ってきてもいない。
 
:だが、見栄えの良さもあってか是非ともメガネ姿を簡易霊衣でいいから解放して欲しい、と一部のプレイヤーからは声が上がっている。
 
:だが、見栄えの良さもあってか是非ともメガネ姿を簡易霊衣でいいから解放して欲しい、と一部のプレイヤーからは声が上がっている。
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==リンク==
 
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*[[登場人物]]
 
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*[[サーヴァント]]
 
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