「アグリッピナ」の版間の差分

 
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== アグリッピナ ==
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{{登場人物概要
*スペル:''Agrippina''
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| 本名 = ユリア・アグリッピナ
*誕生日:11月6日/血液型:型
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| 性別 = 女性
*身長:cm/体重:kg
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| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
*スリーサイズ:B/W/H
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== 概要 ==
ローマ皇帝・第5代皇帝[[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]の母。
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[[ローマ皇帝]]・第5代皇帝[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]の母。
  
 
;略歴
 
;略歴
: 本名・ユリア・アグリッピナ。自らの子を皇帝とするため、ありとあらゆる奸計を行い、皇妃となってからは「ユリア・アウグスタ・アグリッピナ」と名乗るようになる。<br>ネロを皇帝とした後、自分に多額の賄賂を贈った汚職議員を勝手に釈放し、ネロの政策や改革案に私欲で口を出し続け、年を増すごとに増長していった。しかし彼女の横柄な干渉は、[[セネカ]]の影響で皇帝として自立心が芽生えたネロとの間に確執を生み、対立する事となる。<br>ネロは腐敗しきった国政を正すため、元老院との対決前に後門の狼であるアグリッピナを倒す必要に迫られ、彼女の暗殺を決意する。しかし暗殺計画はことごとく失敗し、とうとう公衆の面前で母を切り捨てるしか道はなかった。
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: 本名はユリア・アグリッピナ。自らの子を皇帝とするため、ありとあらゆる奸計を行い、皇妃となってからは「ユリア・アウグスタ・アグリッピナ」と名乗るようになる。
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: ネロを皇帝とした後、自分に多額の賄賂を贈った汚職議員を勝手に釈放し、ネロの政策や改革案に私欲で口を出し続け、年を増すごとに増長していった。しかし彼女の横柄な干渉は、[[セネカ]]の影響で皇帝として自立心が芽生えたネロとの間に確執を生み、対立する事となる。
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: ネロは腐敗しきった国政を正すため、元老院との対決前に後門の狼であるアグリッピナを倒す必要に迫られ、彼女の暗殺を決意する。しかし暗殺計画はことごとく失敗し、とうとう公衆の面前で母を切り捨てるしか道はなかった。
  
 
;人物
 
;人物
:稀代の策謀家であり、自らの権力欲のために夫を次々に変え、兄カリグラや叔父のクラウディウスとも関係を持った毒婦。娘であるネロには幼い頃から毒と解毒剤を同時に与えて絶対的な服従を強要し、肉親としての情は欠片もなく、史実通り途轍もなく冷酷な女性だったらしい。<br>政治的には非常に優秀な人物で、ネロの教育役に旧知の仲であった元・元老院議員[[セネカ]]を登用して元老院を味方につけるよう画策し、セクストゥス・アフラニウス・ブッルスなど優秀かつ自分の影響力が強い人材を集めるなど政治的な人選は卓越していた。<br>また女同士にも関わらず、ネロと先代皇帝の娘・オクタヴィアの婚姻を成立させ、本来なら次期皇帝であるべきはずのブリタンニクスより高い皇位継承権を獲得させるなど、侵略者の如き「根回し」に並ぶ者はいなかった。
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: 稀代の策謀家であり、自らの権力欲のために夫を次々に変え、兄[[カリギュラ]]や叔父のクラウディウスと関係を持ったともされる毒婦。娘であるネロには幼い頃から毒と解毒剤を同時に与えて絶対的な服従を強要し、肉親としての情は欠片もなく、史実通り途轍もなく冷酷な女性だったらしい。
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: 政治的には非常に優秀な人物で、ネロの教育役に旧知の仲であった元・元老院議員[[セネカ]]を登用して元老院を味方につけるよう画策し、セクストゥス・アフラニウス・ブッルスなど優秀かつ自分の影響力が強い人材を集めるなど政治的な人選は卓越していた。
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: また女同士にも関わらず、ネロと先代皇帝の娘・オクタヴィアの婚姻を成立させ、本来なら次期皇帝であるべきはずのブリタンニクスより高い皇位継承権を獲得させるなど、侵略者の如き「根回し」に並ぶ者はいなかった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/EXTRA]]
 
; [[Fate/EXTRA]]
:セイバーの回想で言及されるが本編では登場せず、漫画版で明確な人物像が描かれる。
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: セイバーの回想で言及されるが本編では登場せず、漫画版で明確な人物像が描かれる。
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; [[Fate/Grand Order]]
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: 期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて、ネロの生前のシーンで登場した。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
; [[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]
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; [[ネロ・クラウディウス]]
: 「自分を『皇帝の母』にするだけの舞台装置」。<br>夫も娘も、彼女にとっては私欲を満たす道具に過ぎない。
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: 娘。だがアグリッピナ自身にとってみれば「自分を『皇帝の母』にするだけの舞台装置」。
 +
: 夫も娘も、彼女にとっては私欲を満たす道具に過ぎない。
 
;[[セネカ]]
 
;[[セネカ]]
 +
:ネロの家庭教師として招いた人物。
 
:ネロの政治基盤を固めるために招集したが、彼の教育によって、ネロは堕落した母に反抗するようになる。
 
:ネロの政治基盤を固めるために招集したが、彼の教育によって、ネロは堕落した母に反抗するようになる。
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; [[カリギュラ]]
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:実の兄だが、暗殺を企てた嫌疑で彼に追放された。
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; クラウディウス
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:夫でローマ帝国第4代皇帝。アグリッピナは彼にとって4番目の妻であったが、同時に叔父と姪の関係でもあった。
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:善政を行っていたが女性を見る目が全く無く、前妻のウァレリア・メッサリーナはアグリッピナがまともに見えてしまう程の悪女だった。
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; [[ロクスタ]]
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:自分の野望を叶えるために使っていた毒使い。
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:彼女を使ってネロに毒を盛らせ、頭痛を引き起こさせていた。
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;[[ソドムズビースト/ドラコー]]
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:[[ビースト]]となったネロ。
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:天動説体(大人状態)のドラコーは、カリギュラが見間違うほどアグリッピナに似ている様子。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
*ファッションはいつも「ヘソ出し」と、生前の娘と同じ趣味。だが外見は余り似ておらず、辛うじて「目元が似ているかな?」と思う程度。娘と印象が大きく違って見えることの最大の原因は、権力欲に憑かれている事を表すように、いつも何を考えているのか分からない不気味な表情をしているためと思われる。<br>そのせいか、漫画版作者ろび~な氏からは「''ライオン裸締めできそう''」と評されている。<br>また娘以上の巨乳である。
 
 
*ネロが言うには、[[メルトリリス]]は彼女に雰囲気がよく似ているらしい。
 
*ネロが言うには、[[メルトリリス]]は彼女に雰囲気がよく似ているらしい。
*ネロとは近親相姦をしていたという話もある。<br>TYPE-MOONではネロは女性なので、普通に考えればこの逸話は採用されていないと考えるだろう。だが漫画版でも夫であったクラウディウスが死んだ喜びの余りにネロが苦しむほど強く抱き付いたり、皇帝就任前にはキスしそうになるなど、アグリッピナの淫靡な雰囲気も相まって'''かなり怪しい描写'''がされている。<br>「母と息子が関係を持つ」、「父が娘を犯す」というのも、かなりショッキングなものだが、「母が娘に肉体関係を迫る」というのは更にぶっ飛んでいる。<br>もっとも型月では、'''[[セイバー|実の妹]]を性転換させた上に肉体関係を強要して[[モードレッド|子供]]を産んだ[[モルガン|魔女]]'''というアグリッピナ以上にぶっ飛んだ女性が既に登場しているのだが………
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*ファッションはいつも「ヘソ出し」と、生前の娘と同じ趣味。だが外見は余り似ていない。
**精神分析において、男児の精神崩壊の際に働くとされる「'''アグリッピーナコンプレックス'''」という概念が存在する。<br>幼児期に男児が母親の乳首を吸う際に男児は性的快感を覚えるが、実は乳首を吸われている母親も性的快感を覚えているとされ、通常ならば離乳によって母子の分離が自然に行われるが、母親の方がその性的快感を忘れられずに無意識のうちに分離を拒否すると、男児の方で母との忌まわしい記憶がコンプレックスとなり、人格形成に問題を引き起こすようになるとされる。<br>このコンプレックスを負っている者は母親を精神的に極度に嫌がり、母親に上に乗られることはおろか、触れられる事さえ嫌気が差し、悲劇的で自虐的な感情に襲われることもあるという。また、たとえ直接的な性的行為がなくとも、子供の母親に対する性的衝動を超過させるに十分な要素が母親側にあれば、このコンプレックスは働き得るとされる。<br>さらに、母親から直接的な性的虐待をされた男児は、その原体験によって「狂っているならさらに狂ってしまえ」「奈落の底まで堕ちてしまえばいい」と自暴自棄な心理状態に陥ってしまうケースが存在するという。<br>これの語源は、史実において「ネロは幼少期にアグリッピナに犯された記憶のせいで、常にフラッシュバックに苦しめられるようになり、自暴自棄になって母親を殺し『余は狂人なのだ』という強迫観念に襲われ悪政に走った」と言う学説に由来する。
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*ネロとは近親相姦を行っていたという説もあるが、TYPE-MOON世界でのネロは女性なので、常識的に考えればこの説は採用されていないと思われる。ただし怪しい描写もなくはない。
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**また、彼女にはカリギュラと近親相姦を行っていたという説もある。カリギュラがアグリッピナの事を「愛する妹」と言っていることや、前述のネロとの怪しい描写を考えればこちらについても採用されている可能性はある。
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*精神分析において、男児の精神崩壊の際に働くとされる「'''アグリッピーナコンプレックス'''」という概念が存在する。これの語源は「ネロは幼少期にアグリッピナに犯された記憶のせいで、常にフラッシュバックに苦しめられるようになり、自暴自棄になって母親を殺し『余は狂人なのだ』という強迫観念に襲われ悪政に走った」と言う学説に由来する。
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*現代での評価は正直、微妙である。ネロを皇帝にするべく様々な陰謀を企て実行したのは事実だが、一方で政治家としては優秀で後年の皇帝トラヤヌスから賞賛されている。また、彼女が生きていた頃のネロの治世は「希に見る程の善政」と呼ばれており、ローマ市民が待ち望んでいた非常に気品に満ちたものであったとされる。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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<references group = "注"/>
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===出典===
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<references group = "出"/>
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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{{DEFAULTSORT:あくりつひな}}
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[[Category:登場人物あ行]]
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[[Category:Fate/EXシリーズ]]
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[[Category:Fate/EXTRA]]
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[[Category:Fate/Grand Order]]

2024年12月1日 (日) 14:55時点における最新版

アグリッピナ
本名 ユリア・アグリッピナ
性別 女性
初登場作品 Fate/EXTRA
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概要編集

ローマ皇帝・第5代皇帝ネロの母。

略歴
本名はユリア・アグリッピナ。自らの子を皇帝とするため、ありとあらゆる奸計を行い、皇妃となってからは「ユリア・アウグスタ・アグリッピナ」と名乗るようになる。
ネロを皇帝とした後、自分に多額の賄賂を贈った汚職議員を勝手に釈放し、ネロの政策や改革案に私欲で口を出し続け、年を増すごとに増長していった。しかし彼女の横柄な干渉は、セネカの影響で皇帝として自立心が芽生えたネロとの間に確執を生み、対立する事となる。
ネロは腐敗しきった国政を正すため、元老院との対決前に後門の狼であるアグリッピナを倒す必要に迫られ、彼女の暗殺を決意する。しかし暗殺計画はことごとく失敗し、とうとう公衆の面前で母を切り捨てるしか道はなかった。
人物
稀代の策謀家であり、自らの権力欲のために夫を次々に変え、兄カリギュラや叔父のクラウディウスと関係を持ったともされる毒婦。娘であるネロには幼い頃から毒と解毒剤を同時に与えて絶対的な服従を強要し、肉親としての情は欠片もなく、史実通り途轍もなく冷酷な女性だったらしい。
政治的には非常に優秀な人物で、ネロの教育役に旧知の仲であった元・元老院議員セネカを登用して元老院を味方につけるよう画策し、セクストゥス・アフラニウス・ブッルスなど優秀かつ自分の影響力が強い人材を集めるなど政治的な人選は卓越していた。
また女同士にも関わらず、ネロと先代皇帝の娘・オクタヴィアの婚姻を成立させ、本来なら次期皇帝であるべきはずのブリタンニクスより高い皇位継承権を獲得させるなど、侵略者の如き「根回し」に並ぶ者はいなかった。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/EXTRA
セイバーの回想で言及されるが本編では登場せず、漫画版で明確な人物像が描かれる。
Fate/Grand Order
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて、ネロの生前のシーンで登場した。

人間関係編集

ネロ・クラウディウス
娘。だがアグリッピナ自身にとってみれば「自分を『皇帝の母』にするだけの舞台装置」。
夫も娘も、彼女にとっては私欲を満たす道具に過ぎない。
セネカ
ネロの家庭教師として招いた人物。
ネロの政治基盤を固めるために招集したが、彼の教育によって、ネロは堕落した母に反抗するようになる。
カリギュラ
実の兄だが、暗殺を企てた嫌疑で彼に追放された。
クラウディウス
夫でローマ帝国第4代皇帝。アグリッピナは彼にとって4番目の妻であったが、同時に叔父と姪の関係でもあった。
善政を行っていたが女性を見る目が全く無く、前妻のウァレリア・メッサリーナはアグリッピナがまともに見えてしまう程の悪女だった。
ロクスタ
自分の野望を叶えるために使っていた毒使い。
彼女を使ってネロに毒を盛らせ、頭痛を引き起こさせていた。
ソドムズビースト/ドラコー
ビーストとなったネロ。
天動説体(大人状態)のドラコーは、カリギュラが見間違うほどアグリッピナに似ている様子。

メモ編集

  • ネロが言うには、メルトリリスは彼女に雰囲気がよく似ているらしい。
  • ファッションはいつも「ヘソ出し」と、生前の娘と同じ趣味。だが外見は余り似ていない。
  • ネロとは近親相姦を行っていたという説もあるが、TYPE-MOON世界でのネロは女性なので、常識的に考えればこの説は採用されていないと思われる。ただし怪しい描写もなくはない。
    • また、彼女にはカリギュラと近親相姦を行っていたという説もある。カリギュラがアグリッピナの事を「愛する妹」と言っていることや、前述のネロとの怪しい描写を考えればこちらについても採用されている可能性はある。
  • 精神分析において、男児の精神崩壊の際に働くとされる「アグリッピーナコンプレックス」という概念が存在する。これの語源は「ネロは幼少期にアグリッピナに犯された記憶のせいで、常にフラッシュバックに苦しめられるようになり、自暴自棄になって母親を殺し『余は狂人なのだ』という強迫観念に襲われ悪政に走った」と言う学説に由来する。
  • 現代での評価は正直、微妙である。ネロを皇帝にするべく様々な陰謀を企て実行したのは事実だが、一方で政治家としては優秀で後年の皇帝トラヤヌスから賞賛されている。また、彼女が生きていた頃のネロの治世は「希に見る程の善政」と呼ばれており、ローマ市民が待ち望んでいた非常に気品に満ちたものであったとされる。

脚注編集

注釈編集


出典編集


リンク編集