「ネタバレ/Fate/Grand Order」の版間の差分

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『[[Fate/Grand Order]]』のネタバレ事項をまとめるページです。まだプレイをしていない方、自力で攻略したい方、まだ読んでいない方、そしてネタバレを好ましくない方はこのままお引き返しください。
 
『[[Fate/Grand Order]]』のネタバレ事項をまとめるページです。まだプレイをしていない方、自力で攻略したい方、まだ読んでいない方、そしてネタバレを好ましくない方はこのままお引き返しください。
  
なお、このページ以下に記載されている情報は未確認であり、正確性について一切の保証はいたしません。あらかじめご承知置きください。<br>ネタバレの定義に関してはメインページでご確認ください。TYPE-MOON関連作品は[[ネタバレ|こちらに]]
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なお、このページ以下に記載されている情報は未確認であり、正確性について一切の保証はいたしません。あらかじめご承知置きください。
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ネタバレの定義に関しては[[メインページ#ネタバレについて|メインページ]]をご確認ください。他の作品のネタバレは[[ネタバレ|親ページ]]へ。
  
 
==公式公開情報==
 
==公式公開情報==
 
===登場人物===
 
===登場人物===
 
<!--
 
<!--
;芥ヒナコ
+
ギルガメッシュ[キャスター]
==概要==
+
; 「まさに笑い話だ。死の間際になってようやく、人の世を知ったのだから。<br> 人間とは無限に成長するもの。それは、寿命を迎える1秒前であろうとも変わらぬ。<br> 最期まで心の在り方は積み重なっていく。人の歴史とはそのようなもの」
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[魔術師]]。
+
: アニメ版バビロニア21話、ティアマト戦後の[[主人公 (Grand Order)|藤丸]]たちとの最後の会話のシーンにて。
 
 
;略歴
 
:植物科出身者であり元は[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の技術者サイドの人間だったがマスター適正を見込まれAチームに加入。
 
:ライダーを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
 
;人物
 
:植物科出身者であり元は技術者サイドの人間。
 
:読書が趣味で、日がな一日、物陰で本を読んでいるのが幸せという無口な性格でペペロンチーノの前ですらくすりともしない。だがダ・ヴィンチ曰く、妙なオーラがあったという。
 
:サーヴァントはライダーを召喚することを強く希望していた。
 
:あまり積極性はないようで、異聞帯の拡大にも消極的な上、他人との会話にもほとんど参加してこない。
 
;能力
 
:高いマスター適性を持つ。
 
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
:
 
 
 
==人間関係==
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]
 
:ペペロンチーノの前では本を閉じていたが、それでもくすりともしなかった。
 
 
 
;異聞帯の王
 
:報告時ですら溜息を吐き、ポーカーフェイスを保てなくなるほどの人物。
 
:[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]からは、よほどの野放図か剛胆な英傑と考えられている。
 
 
 
;オフェリア・ファムルソローネ
 
== 概要 ==
 
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[魔術師]]。
 
 
 
;略歴
 
:Aチームメンバーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜され、セイバーを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
 
:コフィンの中で光とキリシュタリアのやり取りを魔眼で見てしまい、その信頼に[[クリプター]]になる事を決断する。眩い光の中で魔眼を使い、自分に与えられる[[異聞帯]]の[[スルト]]を視て会話をする<ref group = "注">この時に縁が結ばれた。</ref>。
 
:その後、北欧異聞帯で汎人類史の[[シグルド]]を召喚するが、魂が遷延の魔眼と繋がったことで自身の内に潜んでいた[[スルト]]が魔眼を通じて術式に潜り込み、[[シグルド]]の魂と混ざり合い、肉体の制御権を全て奪い取ってしまう。その場で偽りの太陽の真実を[[スルト]]から聞かされ、真の[[スルト]]の顕現を阻止する為に[[令呪]]を使って自刃・自滅行為を禁じた。
 
;人物
 
:右目を眼帯で覆った女性。時計塔降霊科の秀才の魔術師。現代の戦乙女という二つ名で呼ばれている。召喚予定のサーヴァントの人種に拘りがあった。
 
:真面目な性格で、委員長気質で仕事第一。生真面目で潔癖症。そのくせ愛に一途。悩みなどを溜め込むタイプ。
 
:根本的に他人に助けられたことがなく、友人は今まで一人もいなかった。そのためキリシュタリアに想いを寄せていても安心できず、不安が拭えない。自分の正しさを信じているのに心が不安でざわつく。慕っても慕いきれない。縋っても縋りきれない。
 
:日曜日を嫌悪しており、それは日曜日という牢獄から出られない自分、踏み出せない自分自身を父母の願いを呪いのように受け止め、一歩も外に出られなくなってしまう弱い自分を嫌っていたため。逃げようとは考えなかった。踏み出して、外へ出ると思い付かなかった。なので誰かが来て、何も為さなくていい、皆の願いなんて叶えなくても構わない、そう言ってくれる誰かが自分を助け出してくれるのを待っていた。
 
:人理焼却前はマシュをお茶会に誘う等人当たりも良さそうであったが、クリプターとなってからは[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]に過剰なほどに傾倒しており絶対の忠誠を誓い、部下の様に振舞っている。その身に炎を抱えながら、氷の如く自らを律して冷静で冷徹、理知的な秘書官であろうと努めているが、善良な人間性を隠しきれていない。冷静にと努めてはいても、正確な予測ではなく感覚的な言葉を述べてしまうこともある。
 
:[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]からは[[スカサハ=スカディ]]と肩を並べられるだけ才能があると評価されている。
 
:[[コヤンスカヤ]]によると破滅願望があり、自分で気がつかないうちに全てを台無しにする無自覚な被害者。
 
;能力
 
:魔術師として高い性能を持ち、召喚関係の魔術を得意とする。右目はサーヴァントすら射抜く宝石ランクの魔眼「遷延の魔眼」で、普段眼帯で隠している。礼装には心理防御の護符が組み込まれている。高いレイシフト適性を持つ。
 
:戦力においては[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]を上回る優等生とされる。使役している[[シグルド]]と融合した[[スルト]]の霊基強制再臨・限定解除で霊基を引き上げる事が出来る。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[シグルド]]
 
:召喚したサーヴァント。
 
 
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
:人理焼却前はよくお茶会に誘っていた。友達に成りたいと思っていた。
 
:付き合いがあったのは人間的に成長する前のため、友達になるのを断られたと感じている。
 
 
 
;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]
 
:人理焼却前の関係は不明だが、クリプターとなってからは「キリシュタリア様」と呼ぶようになり、偉大さを他のメンバーにも吹聴するなど傾倒っぷりが目立っている。
 
 
 
;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]
 
:彼の特異なキャラは持て余し気味のようで、遊び気分の人物として例に挙げられた時もドン引きしつつ例外扱いしていた。
 
 
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;「──────事象・<ruby><rb>照準固定</rb><rt>シュフェン・アウフ</RT></RUBY>。」<br>「その鎧。凄いのね。───<ruby><rb>私は、それが輝くさまを視ない</rb><rt>lch will es niemals glǎnzen sehen.</RT></RUBY>。」
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』でマシュの霊基外骨骼に遷延の魔眼を使用した際の台詞。
 
 
 
== メモ ==
 
*魔眼は忌み子のものとして扱われていた。
 
 
 
;カイニス
 
==概要==
 
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
 
 
;略歴
 
:『永久凍土帝国 アナスタシア』で[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]が従える3騎の神霊サーヴァントの1騎として登場。キリシュタリアの命によって、ロシアに飛び、[[カドック・ゼムルプス]]の動向を探る、及び各異聞帯の査察に行く。空想樹を根付かせていない異聞帯の状況を問題視するも、勝利を捨てていないカドックの気概を買い、異常無しと報告することを約束して異聞帯を去った。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』でも登場し、[[スカサハ=スカディ]]の原初のルーンによって拘束された[[主人公 (Grand Order)]]を殺そうとしたが、[[ナポレオン]]の砲撃で妨害され、獲物を切り替えるが[[スルト|オフェリアのサーヴァント]]によって阻まれその事情を大体察し、台無しにするのは野暮という事で手を引き、北欧異聞帯の王とカルデアに向けた記録映像の伝言を渡した。
 
;人物
 
:言動も気性も粗暴だが、それは誇りから来るもの。[[ナポレオン]]からは破壊衝動の塊と評される。
 
:正々堂々、一騎打ちの末に勝利した人間の誓いを反故にはしない。神々の様に、その場の都合で前言を撤回したりもしない。
 
:王殺しが好きで、[[イヴァン雷帝|ロシアの王]]を殺した[[主人公 (Grand Order)]]を「趣味が合うから」という理由で殺そうとした。
 
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]のような女性一番嫌いでに当たりが強く、視認されることも喋りかけられることすらも嫌悪する。敵意を敵意で返せる者はそこまで嫌いではない。
 
;能力
 
:武装は槍と盾。片手で[[ナポレオン]]の砲弾を止める事が出来る。
 
:海神の加護などが何かで昇華され、神霊を自称するのに相応しい霊格を持ち、海を渡る権能によって異聞帯を渡る力を持つ。
 
:[[マシュ・キリエライト]]によると魔術を得意とする霊基には見えなかったとのこと。
 
 
 
==真名:カイニス==
 
:カイニス。猛々しきアルゴナウタイが一員、海に愛されたる者、無双の力を以て神と傲った僭主。海に穢されたもの。
 
 
 
;カドック・ゼムルプス
 
==人間関係==
 
===Fate/Grand order===
 
;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]
 
:同じAチームのメンバーにして、リーダー。理論では払えない苦手意識を持つ。
 
 
 
;キリシュタリア・ヴォーダイム
 
== 概要 ==
 
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[魔術師]]。
 
;略歴
 
:Aチームのリーダーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜され、ランサーを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
 
:第二部序章ではAチームのリーダーとしてカルデア残党に対して宣戦布告を行っていた。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではカルデアがロシアを攻略し、近接した異聞帯の北欧に到達していると予想し、[[スカサハ=スカディ]]とカルデアに対する記録映像を伝言として[[カイニス]]に預けている。
 
;人物
 
:家柄も魔術回路も1000年続く魔術師の名家、ヴォーダイム家の若き当主。天体科の首席にして、Aチームのリーダー。[[クリプター]]の統率者。
 
:マリスビリーの一番弟子であり、オルガマリーよりアニムスフィアの後継に相応しいと言われていた。貴族らしくいいお茶を持っている。
 
:「うまく神を扱う」という野望を持ち、[[カイニス]]は人間らしい浅はかさと傲慢さと言い、ゼウスと気が合うとしている。
 
:[[魔術]]による人による人理焼却を目論んだ[[ゲーティア|魔術王]]とは違い、神による人理編纂を選択した。人の意識がどれほど沸騰しようと覆らない世界、一部の欠損も欠片もない生存圏、弱い人間を廃する完全なる神代を作り上げようとしており、それを阻む者に容赦はしない。自身の異聞帯が他の[[異聞帯]]に呑まれても構わないと言い、必ずしもギリシャの異聞帯が最善とは限らないと考えている。また人が神を使いこなすための用意をしている。
 
:大概な綺麗事を思考するが、その根底にあるのは紛れもなく人類愛。人間の基本原則である<ruby><rb>野生</rb><rt>シ本質</RT></RUBY>が助け合い、認め合い、殺し合う事だとしっかり受け止めている。
 
;能力
 
:魔術師としての総合力は彼が一番とダ・ヴィンチに評されている。
 
:また、どのような経緯を辿ったのかは不明だが神霊三柱を下して配下にし、異聞帯の都市を単身で攻略するなど異常なまでの強さを見せつけている。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[マリスビリー・アニムスフィア]]
 
:魔術の師。彼の「机上の空論」を証明する事を目的としている。
 
;[[カイニス]]
 
:従えている神霊サーヴァント三柱の一柱。
 
:適度にプライドを擽りつつ礼を尽くしているため、雑用を依頼できるレベルの良好な関係を築いている。
 
;神霊サーヴァント二柱
 
:どちらか片方が予言能力を持っている。
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:それぞれの異聞帯の関連性からか、「最後に残るのは自分と彼女の異聞帯がふさわしい」と持ち上げている。
 
:人理焼却前と比較して彼女の性格が変わり、自分に対する傾倒が目に見えている状況に対しては何も言っておらず、内心どう思っているのかは不明である。
 
;[[スカサハ=スカディ]]
 
:善き神性でり、自分たちの目指す新世界を肯定して欲しいと考え、神としての在り方に期待している。
 
:自らの運命を否定し、生存の道を選んだ上で自らの[[異聞帯]]の空想樹と対決して欲しいと思っている。
 
;ゼウス
 
:地中海の古き神。盟友となっている。
 
 
 
== メモ ==
 
*自信満々に「最後に残るのは自分とオフェリアの異聞帯がふさわしい(そして事実そうなるだろう)」という旨のセリフを吐いてドヤっている彼だが、7つある異聞帯のうち彼が登場するのは'''5つ目'''であろうことが予告PVから見て取れる。型月的には登場が早期だからといって[[荒耶宗蓮|大ボスになれないとも限らない]]のだが、ストーリーへの本格的な登場はまだであるにも関わらず「残り2つの異聞帯担当のクリプター達のかませになるのではないか」とプレイヤー達からは危惧されている。
 
**第二部第一章にて姿を現しその人物像の片鱗を垣間見せたが、自信は非常に強いもののそれは実力から来る自負であり、カルデア残党に対しても「世界をひっくり返す事に慣れている」と実力差は認識しつつも甘く見る様子はまったくなく、上記の異常な程の能力も散見させており、どちらかというと[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]のような強敵感をこれでもかと匂わせていた。……のだが、少なくとも'''口では勝負は判らないと言いつつも自分が勝つとほぼ決めてかかっている'''にもかかわらず、'''自身の異聞帯も対抗馬に推した異聞帯も最後まで生き残るどころか中途で消滅がほぼ確定的'''であるという点でプレイヤー目線だと残念なエリート感が酷い。
 
***逆に、彼自身の言動にはまったく問題は無いのに、ベリルが強大さを認識し、オフェリアが過剰なまでに彼を持ち上げるせいで外堀から死亡フラグを着々と築かれるという羽目になってしまっている。
 
**型月では[[コルネリウス・アルバ]]、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]、[[遠坂時臣]]といったエリート達が悉く悲惨な目に遭っていることもあってか、エリートであるキリシュタリアがかませになる疑惑に拍車をかけている。先述した先輩たちが自分の勝利・上位を疑っていなかった自信家共という共通項も更に不安を煽る。
 
*オフェリアに関しては、[[カドック・ゼムルプス]]を自分の異聞帯に連れて行ったにも関わらず、「カドックの生死について考える必要はない」というなど言いように利用している節がある。
 
 
 
;グレゴリー・ラスプーチン
 
;人物
 
:深い藍色の法衣を着た神父。性格は依り代に近く、「外側も内側も神の従僕ではない」「エゴの塊」と評されている。
 
:『永久凍土帝国 アナスタシア』で[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]を皇帝にした後はラスプーチン自体は消滅し、完全に言峰綺礼になっている。
 
:一方ラスプーチンの方は自らの在り方、持って生まれた自らの悪性に悩み、苦しむ人物であったこと、アナスタシアをツァーリにする為に死体を依り代にした疑似サーヴァントになることを受け入れた事が伺える。
 
:『異星の神』の赦しがなければ次の異聞帯に行く事が出来ない、中間管理職のような存在。
 
;能力
 
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]に気付かれずに背後に接近して素手の一突きで心臓を貫く、時速90キロで移動するなど高い能力を持つ。
 
:NFFサービスのステッカーが付いた[[コヤンスカヤ]]のお手製の魔術近代兵器の、近代技術と魔術理論の複合装甲に通用するRPGなどを持つ。
 
== 名台詞 ==
 
;「貴方はかつて、人理焼却を『神話級の殺人事件』と呼称した。であれば、この侵略も同じようにラべリングするがいい。」
 
;「これは『誰が、どのようにして行った犯罪』なのか。それが貴方の中で組みあがった時、もう一度お会いしよう。」
 
;「いったい誰に咎があったのか。それを貴方自身の口から聞き出す為に。」
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』プロローグ「intro2‐1」にて、[[シャーロック・ホームズ]]から「その遺体はどこから手に入れたものなのか。死体が無い者にいかにして憑依したのか」を問われた際に返した言葉。
 
:ただホームズがかつて[[ゲーティア]]の起こした人理焼却を『神話級の殺人事件』と形容したのは、カルデアに知られないようにアトラス院で語っている時。
 
:そのためカルデアの記録にも残っておらず、いつどこで知ったのかは不明である。
 
 
 
;ゲルダ
 
{{登場人物概要
 
| 読み =
 
| 外国語表記 =
 
| 別名 =
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 =
 
| 演者 =
 
| 種族 =
 
| 身長 =
 
| 体長 =
 
| 全長 =
 
| 体重 =
 
| 重量 =
 
| 年齢 = 12歳<ref group = "注">もうすぐ13歳。</ref>
 
| 誕生日 =
 
| 血液型 =
 
| 出典 =
 
| 地域 =
 
| 属性 =
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 =
 
| 二人称 =
 
| 三人称 =
 
| キーワード =
 
| 異名 =
 
| 愛称 =
 
| 性別 = 女性
 
| イメージカラー =
 
| 隠し属性 =
 
| 序列 =
 
| 所属 =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 =
 
| 苦手な物 =
 
| 天敵 =
 
| マスター階梯 =
 
| 起源 =
 
| 魔術系統 =
 
| 魔術属性 =
 
| 魔術特性 =
 
| 魔術回路・質 =
 
| 魔術回路・量 =
 
| 魔術回路・編成 =
 
| 神代回帰・質 =
 
| 神代回帰・量 =
 
| 神代回帰・編成 =
 
| デザイン =
 
}}
 
==概要==
 
『[[Fate/Grand Order]]』に登場するキャラクター。
 
 
 
;略歴
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で病気になったラウラを助けるために、集落を出て薬草を摘みに山へ向かい、山の巨人ベルグリシに襲われたところを主人公たちに救われる。助けてくれた主人公達と共に巨人が大量にいる場所で薬草を摘んだ後、第23集落に向かい、自分の家に主人公達を泊めてくれた。
 
;人物
 
;金髪の少女。訛りがきつく、少しだけ聞き取りずらいスウェーデン語で喋る。
 
:とても明るい性格で、熱を出した友達を助けるために決まりを破って集落から出て薬草を摘みに行くなど、責任感が強い。
 
;能力
 
:戦闘能力は一切ない。料理が得意で、作ったパンは[[ナポレオン]]曰く勲章モノだとか。
 
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== Fateシリーズ ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で現地人として登場。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:山の巨人ベルグリシに襲われたところを助けてくれた人。
 
:武器は持っていないが、マシュと同じく御使い扱いすることも。
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
:山の巨人ベルグリシに襲われたところを助けてくれた人。
 
:巨人を倒す姿から、御使いであると誤解する。
 
 
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
 
 
==メモ==
 
 
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
<references group = "注"/>
 
 
 
===出典===
 
<references group = "出"/>
 
 
 
==リンク==
 
* [[登場人物]]
 
 
 
{{DEFAULTSORT:けるた}}
 
 
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
 
 
;コヤンスカヤ
 
 
 
;略歴
 
:『序/2017年』ゴルドルフの護衛としてカルデアにやってきたNFFサービスの秘書。だが実はカルデアの制圧、凍結をするために取り入っていた。
 
:『無限氷焔世紀ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]に城に滞在しており、オフェリアと対話している。ロシア異聞帯での「また会いに来てあげる」という約束通り城から脱出しようとする主人公たちの前に現れ、巨人達を嗾けて妨害した。その後は特に何もせずに鑑賞していた。
 
;人物
 
:有能な秘書感を漂わせているものの本性は残忍非情な模様。趣味は人間の剥製を作って飾る事。
 
:「必需品の値段を釣り上げることで、自分では狩猟ができないヤガ達を唆して金の奪い合いをさせる」という行為を行う、灰かぶり姫の姉たちによる虐めから始まるところは最高と評し最後に因果応報で勝利する部分には虫唾が走る、北欧異聞帯の愛多き状況を趣味と真逆と言う、「[[主人公 (Grand Order)|憐れな]][[ナポレオン|ニンゲン]][[マシュ・キリエライト|三名]]と[[フォウ|残り滓のペット一匹]]が氷雪の城から脱出するのを見逃す代わりに5000兆QPを請求し、無いのだったら断末魔の悲鳴で代引きする」など、非常に悪趣味。
 
;能力
 
:身の丈ほどのサイズの狙撃銃やRPGなどの魔術近代兵器を持ち、雪原を滑り落ちるコンテナに直撃させられる程の腕前を有する。
 
:人間の感情には敏感で、オフェリアが秘めた考えを見抜いた。また、異聞帯から異聞帯に転移する力を持つ。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
; [[グレゴリー・ラスプーチン]]
 
:彼らと共謀しカルデアを制圧した。また、お手製の魔術近代兵器RPGを渡している模様。
 
 
 
;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
 
:彼らと共謀しカルデアを制圧した。
 
 
 
;[[ゴルドルフ・ムジーク]]
 
:彼の依頼で競合相手の暗殺等のサポートをしていた。
 
:がそれもすべてはカルデア内部に侵入するためであった。過程で多額の資金をむしり取った模様。
 
 
 
;[[フォウ]]
 
:彼のことを踏んづけて虐めている。その際彼を「昔はどうだったか知らないけど今じゃただの小動物」「フォー君」と呼んでいる。
 
 
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:「想像以上の雑魚」と評して見下している他、手足をもいで剥製にしたかったと語っている。
 
 
 
;[[カドック・ゼムルプス]]
 
:殺戮猟兵の指揮権の一部を移譲してもらい、彼の手助けをしつつ自分の「趣味」にいそしんでいる。
 
:彼女自身はあくまでも異星の神の直属であるので、あくまでも手助けであり彼自身の為に尽くしているわけではない。
 
 
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:彼女の部屋でウォッカを飲んだりしている。偶に会話をしている。
 
:彼女が無自覚に全てを台無しにする、無自覚な<ruby><rb>被害者</rb><rt>スケープゴート</RT></RUBY>と評して、特に好きではないが面白がって見ている。
 
 
 
;ゴルドルフ・ムジーク
 
;人物
 
:尊大だが小心者。自己顕示欲が強い一方、一度も他人にも認められず、誰にも愛されていないことが関係しているのか、悲観的な言動も目立つ。典型的な小物であるが、自分が嫌われ者、かつ役立たずであるという自覚は十分に持っている。尋問に向いておらず、それも自覚している。
 
:他方、大切な仲間を失い、さらには故郷ともいえるカルデアの崩壊にこれまでになく取り乱すマシュへの気遣いを遠回しながらも見せる、北欧異聞帯の民が寿命が25歳と定められているにも関わらず、それを笑顔で受け止め、怒りも恐れも感じない精神構造に嫌悪感を示す、尋問で自白剤や魔術の類を使わないなど、魔術師としては甘く、嫌われ者ではあっても外道にはなれない人物でもある。
 
:自分が助かるためとはいえ、彼なりに常に安全策を模索するというリーダーにとって大事な要素の一つを持ち、現地調査員のピンチを我が事のように感じるタイプ<ref group = "注">ロシアでしきりに痛そうな顔をしていたのは、主人公の状況に感情移入していたから。</ref>。良く分からないことに関しては訳知り顔で言ったりはしない。一方的に相手を丸め込む嘘は言えないように躾けられており、良くも悪くも正直な性格をしている。
 
:ムジーク家の当主として家名の高貴さを誇示し、トップであることに執着する様子も見せているが、彼自身は「家名に恥じない功績を残す」ことを最優先としているようで、それさえあれば別段順位に拘るつもりは無い模様。
 
:陸路の男を自称しており、海は好かないが、人類の為であれば潜水艦にも乗りはする。
 
;能力
 
:魔術師としての腕は、[[時計塔]]からの評価は平均クラス。
 
:だが、[[殺戮猟兵]]を手持ちの魔銃や魔除け、鉄腕魔術の<ruby><rb>鉄の拳</rb><rt>ゴッフパンチ</rt></ruby><ref group = "注">おそらく[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア]]の『変成鉄腕』と同一のもの。</ref>を用いて倒し、救援が来るまで耐え凌ぐなど、戦闘の腕はそこそこある模様。また、[[時計塔]]の法政科を出ているので、軍事経験もある。魅了の魔術を使えるが、まがん餅には通用しない程度<ref group = "注">トゥールには女性相手にはゴルドルフの心が傷つくからやめておけと忠告されている。</ref>。
 
:カーレースが趣味で、自らドライバーとしてハンドルを握り、「不死鳥のムジーク」という異名を持つらしい。車両に加わる衝撃から走行状態を的確に分析しているあたり、経験は豊富な様子<ref group = "注">裏を返せばそれだけ事故率が高かった可能性があるが、そこから何度も復帰して見せたからこその異名であり、強運とバイタリティは高いのかもしれない。</ref>。
 
:独自に悪い肉を良い肉に変える魔術式を考案しており<ref group = "注">本人曰く、「腐った肉すら霜降りに変えてみせる」とのこと。</ref>、錬金術の腕もそこそこ有している。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
:カルデアのマスター。「未熟なマスターなど不要」だとして退職させるが、カルデア制圧に際して命を救われ、共に旅立つことになる。
 
:比較的、自身と感性の近い人物として見ているが、名家出身でも経験の少ないゴルドルフと、一般人ながら数々の異常事態を乗り越えた実戦経験豊富な主人公とではやはり感覚は違った。尋問に自分よりも向いていないと見抜いている。
 
; [[シャーロック・ホームズ]]
 
:カルデアで命を助けられたため、他に適切な役職も思いつかなかったのかカルデアの経営顧問に任命した。
 
:おかげでマシュから「'''自殺願望でもあるのか'''」とツッコまれている。
 
; [[ジングル・アベル・ムニエル]]
 
:カルデアの部下。
 
:シャドウボーダーの運転とモニタリングを担当しているが、オッサン呼ばわりされていることと、自分にドライバースキルがある事から若干当たりがきつい。
 
;[[フォウ]]
 
:なんだかんだで邪険にできず、毎朝ベーコンをあげているらしい。
 
;[[コヤンスカヤ]]
 
:彼女と共にカルデアにやって来るが、あっさり裏切られる。
 
;[[カドック・ゼムルプス]]
 
:自分が所長になったカルデアを襲撃したクリプターの一人。
 
:独房に捕縛されていた時に、「トロットロのカルボナーラ」を使って尋問しようとしていた。
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:自分が所長になったカルデアを襲撃したクリプターの一人。
 
:捕縛したら「カリッカリのベーコンエッグ」で氷の子事を溶かして審問するつもりだった。
 
;[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド・ムジーク]]
 
:父親。「不屈のゴルド」と呼ばれている。
 
;トゥールⅣ
 
:教育係のホムンクルス。一方的に相手を丸め込む嘘は言えないように躾けられた。おそらくは[[トゥール|別世界の教育係]]と同型。
 
 
 
;シオン・エルトナム・アトラシア
 
; [[Fate Grand Order]]
 
: 第二部二章「無限氷焔世紀ゲッテルデメルング」にて初登場。事前に地球の滅亡を予測し、白紙化地球にて三大部門の中で唯一白紙化を免れた[[彷徨海]]に避難した後、カルデア一行を彷徨海に導いた。
 
 
 
== メモ ==
 
*彼女が3年間半死徒でいられたのは、タタリが消滅と発生を繰り返していたため。<br />消滅している間は死徒としての力を発揮できないために、配下となっていたシオンにも吸血衝動が送り込まれることがなく、故に半分人間という状態が維持できた。
 
*彼女の使用するエーテライトは元々医療用に開発された擬似神経の一種。
 
*ストーリー展開で末路が大きく変わる人物。「志貴との共闘後、本国へ帰国し、1年後再来日する(そしてMBAAへ)」が基本形と思われるが、それ以外にも秋葉の勧めで遠野邸に逗留したかと思えば、さつきと一緒にホームレス生活を送ったりしている。
 
*デザインは「[[Fate/stay night]]」のヒロイン3名の没デザインの再利用」。主に[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の要素が多いが、「[[遠坂凛|見えないはずがないのにどんなに動いても絶対に中身の見えないスカート(いわゆる絶対領域)]]」「[[間桐桜|シナリオ次第では闇堕ちする]]」など、きちんと他のヒロインの要素も。
 
*意外にもナイスバディの持ち主。ウエストの細さもさることながら、特筆すべきはバスト。<br>MBキャラではアルクェイドと[[蒼崎青子]](どちらも88)に次ぐ3位で、実はシエルや[[間桐桜]](ともに85)よりも上。
 
*三咲町での経験をきっかけに「演算機ではなく、人として人生を楽しむ」と決意し、情緒面で大きく成長している。ただし日本という場所が悪かったのか、着々とサブカルチャーに傾倒してしまっている。
 
*『[[Fate/EXTRA]]』では[[ラニ=Ⅷ]]の製造者として、アトラス院最後の錬金術師の[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]という人物の存在が言及されている。シオンといかなる関係があるのかは不明。なお、シアリムには死に別れた双子の姉がいたという。<br />『Fate/EXTRA material』で公開されたビジュアルではシオンに非常によく似た風貌、ファッションである。
 
*「霊子ハッカー」という用語は後に『[[Fate/EXTRA]]』でも使用された。
 
*『[[Fate/Grand Order]]』にて彷徨海の霊子ハッカー「シオン・エルトナム・ソカリス」が登場。これはシオンの旧名。アトラス院から避難していたということだが、メルブラ漫画版で彼女が彷徨海へ行くと言っていた設定を回収したものか。
 
 
 
;シグルド
 
 
 
==概要==
 
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。北欧神話に登場する勇者。
 
 
 
; 略歴
 
:フラクランドの王たるシグムンドと、エイリミ王の娘ヒョルディースとの間に生まれる。
 
:その後いくつもの冒険をくぐり抜け、ブリュンヒルデが眠っている館に至り、彼女を目覚めさせる。グリーピル王から予言を聞いており、ブリュンヒルデを愛するつもり等無かったが、彼女に一目惚れしてしまう。
 
:しばらく幸福な時間を過ごすが、その後の冒険の中で薬の効果で彼女のことを忘れてしまい、捻じ曲がった運命の中で彼女に真っ二つにされて殺されてしまった<ref group = "注">直接手にかけられたかは曖昧であるが。</ref>。
 
:『Fate/Grand Order』Lostbelt No.2『無間氷焔世紀ゲッテルデメルング』では汎人類史側の存在にも関わらず[[オフェリア・ファムルソローネ]]のサーヴァントとして召喚されたものの、実際は遷延の魔眼を通じて術式に潜り込んで[[スルト]]の魂がシグルドの魂と融合し、肉体の制御権の全てを奪われていた。以降、[[スルト]]の意志によって動かされ、抵抗できたのは初戦で[[主人公 (Grand Order)]]の首を切り落とそうとしたのを阻止した一度のみ。
 
:しかしスルトが実体を取り戻した後、霊基に残っていた僅かな残滓を元に精神が復活、再び肉体の制御を取り戻し主人公たちに手を貸した。
 
:最期は同じく霊基が消滅寸前だったかつての思い人、ブリュンヒルデと共に心安らかに消滅した。
 
 
 
; 能力
 
:魔剣の頂点たるグラムと腰に付けた短剣を武器として使用する。
 
:当時の魔術師どころか魔法使いまで含めた全員が「誰よりも優れた気高き戦士の王」と褒め称えるほどの武勇、北欧に於ける絶技とまで呼べる剣捌きを持つ。
 
:[[ファヴニール]]を単身で討ち果たし、その心臓を食べたことで無敵の力と神々の智慧を手にしており、ホームズが魔術的攻撃を駆使する英霊だと知っていたため、魔力投射を難なく躱した。
 
:彼自身が新生させたというグラムの他にもファヴニールの無敵の兜や神馬の裔であるグラニなどの武装を持つ。
 
:[[ブリュンヒルデ]]を封印していた魔銀(ミスリル)で構成され、茨のルーンと一体化した鎧を一撃で破壊するほどの技量・膂力も持ち合わせている。
 
:ブリュンヒルデから直接教えを受けており、原初のルーンを使える。キャスターとしても召喚可能な腕前。多くのルーンを与えられ、人より効率よく炎を扱えるが、「人は炎を畏れなければならない」という考えから、炎のルーンだけは使わない。
 
 
 
== [[宝具]] ==
 
; 破滅の黎明(グラム)
 
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人
 
:太陽の属性を持ちながら、魔剣として成立した希有な宝具。
 
:オーディンによって授けられたこの剣は王を選定すると同時に栄光、嫉妬、破滅、宿命をもたらす稀代の武器だったという。
 
:大神の剣にして真なる太陽の力を湛えるもの。大神の試練を経たシグムンドから子へ渡ったグラム。古き魔剣にして新生魔剣。
 
:『Fate/Grand Order』においては、通常武装として使用されている。
 
 
 
== 真名:シグルド ==
 
:シグルド。「戦士の王」と称えられる「ヴォルスンガ・サガ」の大英雄。
 
:フランクランドの王たるシグムンドと、エイリミ王の娘ヒョルディースとの間に生まれた子。
 
:力、頭脳、すべての技能に於いて余人に勝る無双の英雄として語られる兄弟の仲でも、最も優れ、気高き戦士の王と讃えられた男。
 
:<ruby><rb>最高の神馬</rb><rt>スレイプニル</RT></RUBY>の子グラニを永遠の友として、地上の何処までも駆け抜けてみせる人間。
 
:かのジークフリートと並ぶ、北欧最強の英霊の一騎。
 
:ジークフリートと同根の大本を持つとも、時には大本そのものだと言われる英雄。
 
 
 
:大神の神槍グングニルにより打ち砕かれた、<ruby><rb>大神の試練</rb><rt>バルンストック</RT></RUBY>を克服したシグムンド王の魔剣グラムを新たに打ち直し、新生させた、驚異の剣士。
 
:フンディング王に連なる軍勢を打ち倒し、父王シグムンドの仇討ちを成し遂げた歴戦の猛者。
 
:グニタヘイズの貪欲なる輝きの<ruby><rb>悪竜現象</rb><rt>ファヴニール</RT></RUBY>を単身で討ち果たし、竜の心臓を口にして、無敵の力と神の智慧を手にしたという勇士。
 
 
 
:戦乙女[[ブリュンヒルデ]]が封じられた“炎の館”を守る神の盾の悉くを魔剣で切り裂き、グルービル王の予言で彼女を助ければ破滅すると分かっていながら館から[[ブリュンヒルデ]]を助け出した。
 
:そして[[ブリュンヒルデ]]とシグルドは恋に落ちて想いを交わした。[[ブリュンヒルデ]]は多くの知識とルーンの秘術を教え、互いに睦みあった。結ばれる事はなかった。
 
:だが、グズルーンという女がシグルドに惚れ込み、記憶を操作する霊薬でシグルドからブリュンヒルデの記憶を拭い去り、あれこれと吹き込んだ挙句、
 
:グンナルという男にブリュンヒルデを娶らせた。ブリュンヒルデは試練を乗り越えなければ求婚を受けぬと言ったが、シグルドがルーン出グンナルに化けて試練を乗り越え、グンナルに彼女を娶らせてしまう。
 
 
 
:だが娶られたブリュンヒルデはその愛憎の果てに、怒りの炎でシグルド達を全て殺し尽くした。
 
:一説では別の男にやらせた、一族が滅びる呪いまで掛けたという話も存在する。
 
:その悲劇的な最後は、幾つかのエピソードが変形した末に「ニーベルンゲンの歌」として世界にも広く知られることになる。
 
 
 
:なお、実際にジークフリートと同一人物かどうかは定かではない。
 
:どちらが伝説に共通する邪竜を打ち倒したのかは不明で、両者共に「異なる竜」を打ち倒した可能性もある。
 
:活躍したのが神代なのか、西暦以降なのかは不明。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:汎人類史のシグルドを召喚した[[クリプター]]。
 
 
 
;[[スルト]]
 
:
 
 
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
====マイルーム====
 
;「グリームヒルドの姦計にも、スルトの悪辣にも、当方は無力だった。だが三度目は無い。当方は決して惑わされん…!」
 
:マイルーム会話「会話9」。
 
==== 本編 ====
 
;「少年少女よ。当方の肉体が迷惑を掛けたようだ。償いは、行動によって示す他にないと考える。<br> 絶技用意! 太陽の魔剣よ、その身で破壊を巻き起こせ!<br> <font size=5>――――――『<ruby><rb>壊劫の天輪</rb><rt>ベルヴェルク・グラム</rt></ruby>!』</font>」
 
:無間氷焔世紀 ゲッテルデメルングにて。炎の巨人王スルトに体を奪われ、スルトの解放により霊基が崩壊しかけるも、オフェリアやオルトリンデ、スカサハ=スカディによってかろうじて命を繋ぎとめることに成功。限界を超えてなお巨人王に立ち向かうマシュたちの奮闘に応えんと、真の北欧の英雄シグルドとして剣を振るう。
 
;「……巨人王は北の<ruby><rb>山嶺</rb><rt>さんれい</rt></ruby>へ消えたか。<br> ひとまず。無事で何より。<br> 既に承知の事とは思うが、自己紹介をしておこう。当方は魔剣を使う者。戦士。<br> シグムンドとヒヨルディースの子。セイバーのクラスを以て<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</rt></ruby>に現界せし者。<br> 真名シグルド。貴殿らの命を維持できて嬉しく思う。」
 
:巨人王の脅威をひとまず切り抜け、改めて[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達に名乗りを挙げる。
 
;「我が太祖オーディン神の名の下に、ルーンの導きに依りて。目覚めよ、我が愛。」<br>「ブリュンヒルデ。我が愛、我が永遠の断罪者。<ruby><rb>瞼</rb><rt>まぶた</rt></ruby>を開けてくれ。<br> おまえの霊基を繋ぎとめよう。当方と同じく、既に霊核の砕けつつある身だが、<br> 僅かで構わない。瞼を開けろ。」
 
:ブリュンヒルデの妹にあたるオルトリンデに対し命を救われたことに礼を述べ、彼女の要請により改めて、再会した自らの愛する女性を優しく抱き留める。
 
;「不甲斐なさを<ruby><rb>露呈</rb><rt>ろてい</rt></ruby>した。かつても今も、当方はおまえの英雄たりえぬ男だな。」
 
:スルトに体を奪われ、何もできずにいた自分自身の失態に、かつて謀略に嵌り彼女を裏切った過去を重ね合わせ、愛する女性を守り切れない自分の弱さを自嘲する。しかし、ブリュンヒルデは自らと主人公たちの命をスルトから守った彼の言葉をやさしく否定した。
 
 
 
;シトナイ
 
{{サーヴァント概要
 
|タイトル = アルターエゴ
 
| 真名 = シトナイ
 
| 読み =
 
| 外国語表記 =
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 =
 
| 演者 =
 
| 依代 = [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
| 身長 =
 
| 体重 =
 
| 誕生日 =
 
| 血液型 =
 
| 出典 =
 
| 地域 =
 
| 属性 =
 
| 隠し属性 =
 
| 性別 =
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 =
 
| 二人称 =
 
| 三人称 =
 
| 異名 =
 
| 愛称 =
 
| イメージカラー =
 
| サーヴァント階位 =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 =
 
| 苦手な物 =
 
| 天敵 =
 
| 弱点 =
 
| デザイン =
 
| 設定作成 =
 
| レア度 =
 
}}
 
== 概要 ==
 
 
 
「[[アルターエゴ]]」の[[疑似サーヴァント]]。複合された神霊疑似サーヴァント。
 
 
 
; 略歴
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[ナポレオン]]と同時期に汎人類史側の存在として召喚されたが、すぐに[[スカサハ=スカディ]]に見付かってしまい、主人公達が捕まった地下牢よりも、もっと深いところにある地下牢に捕まってしまう。
 
:地下牢で[[ナポレオン]]と[[主人公 (Grand Order)]]の仮契約の隙に強制的に縁を結んだせいで、主人公は夢まで辿り着けずに変な所へ落ちてしまったが、奥に進んできた主人公と会話した。その後、主人公達とのいる地下牢に現れ、[[ブリュンヒルデ]]が捕らえられた場所の位置データを端末に転送して、地下牢で再び眠りに就いた<ref group = "注">一緒に出てしまうと[[スカサハ=スカディ]]の警戒度が上がるため</ref>。
 
; 人物
 
: 性格は依り代のもの。記憶はあまり残っていない。
 
:北方の雪原を原風景とするイリヤを核として、北方の三柱の女神が小競り合いをしながら同居しており、イリヤ曰く五月蠅く、年季の入った女神の小競り合いをされる舞台である自分は大変とのこと。それぞれの女神が意見を述べることもある。
 
:本来ならば人理に刻まれる英霊ではないが、聖杯とは切っても切り離せない関係だった為に、汎人類史側のサーヴァントになった。
 
:親しい人物に対してのみイリヤと呼ばせるが、敵の敵に対しては特別に呼ばせる。
 
; 能力
 
:神霊級の魔術を行使可能で、芽吹きの魔術を使うことで霊体化とは異なる雰囲気で突然姿を現す、小規模とはいえ詠唱無しで暖気の魔術を掛ける、ロウヒの魔術を使う、夢を歩く、アトラス院風の魔術で位置情報をデータ形式で端末に送る、神鉄の鍵が如何こうという地下牢の扉を詠唱無しで開ける、姿隠しに消音に魔力消沈の効果で透明にする、などといった事が出来る。
 
 
 
== ステータス ==
 
{| class="wikitable" style="text-align: center"
 
|- 
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|- 
 
| [[アルターエゴ]] || - || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || style="text-align: left"|
 
|}
 
 
 
== [[宝具]] ==
 
 
 
== 真名:シトナイ ==
 
:シトナイ。聖杯に触れた誰かからこぼれたほんの一滴の雫。霊基を与えられた自我と魂の欠片。
 
:聖杯に縁深き人物を基に複数の女神が寄り合わさってハイ・サーヴァントとして形成されたもの。
 
 
 
:構成する北方の女神三柱は、アイヌのシトナイ、フィンランドのロウヒ、北欧のフレイヤ。
 
:三柱の女神の分霊の複合体だが、霊基の外観に一番現れているのがシトナイであるためにシトナイと名乗っている。
 
 
 
===関連===
 
;フレイヤ
 
:北欧神話の神性。豊穣と愛を司り、神々と巨人さえも惹き付けた存在。その涙は赤き黄金となって流れたと言われている。
 
:サガやエッダで話によってまちまちだが、女神フレイヤはニョルズ神の子とされ、その後妻になったスカディは義理の母親とされる。
 
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で登場。
 
 
 
==人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[スカサハ=スカディ]]
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で現界してすぐに捕まえた人物。
 
:汎人類史ではスカディはニョルズと結ばれたため、義理の母親になる可能性があった神。
 
 
 
;ニョルズ神
 
:自身を構成する女神の一柱、フレイヤの親。
 
 
 
==名台詞==
 
===Fate/Grand Order===
 
 
 
==メモ==
 
 
 
==話題まとめ==
 
 
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
<references group="注"/>
 
 
 
===出典===
 
<references group="出"/>
 
 
 
== リンク ==
 
* [[登場人物]]
 
* [[サーヴァント]]
 
*[[疑似サーヴァント]]
 
*[[魔術師]]
 
 
 
{{DEFAULTSORT:しとない}}
 
 
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:アルターエゴ]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
 
 
;シャーロック・ホームズ
 
== 概要 ==
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。カルデアに到達した後にいつのまにか霊基が変化して「[[ルーラー|裁定者]]」へとクラスチェンジした。
 
 
 
; 略歴
 
: 第四特異点の西暦1888年ロンドンで召喚されていたものの、自由を奪われる前のバベッジに依頼されたことで先じて行動を開始したため四章に直接登場はしない。破壊され尽した時計塔に[[間桐臓硯|M]]に露見しないよう知恵者が訪れた際にのみ分かる形で資料を置いておき、自身は人理焼却にまつわる事態の解決のために各所の調査に赴く。
 
: その後、第六特異点にて1273年のエルサレムでどうしても調査が及ばなかった事柄を調査するためと、Dr.ロマンの目の届かない場所で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らとの顔合わせをするために[[アトラス院]]で彼らの到着を待っていた。
 
: そこでカルデア一行に2004年に冬木で起きた聖杯戦争の勝利者や[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と融合した英霊の真名、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]の[[聖槍]]の正体とその目的を教え、ソロモンの人格や人理焼却を行った理由に対する考察を残し去って行った。
 
: 亜種特異点Ⅰでは西暦1999年の新宿に赴き、[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]の姿に変装して行動、悪のモリアーティに扮した[[魔神柱|バアル]]に捕まった主人公を救出し、[[ジェームズ・モリアーティ]]ら主人公のサーヴァント達と合流。
 
: その後は主人公と行動を共にしていたが、最終盤では本来の使命を思い出したモリアーティの奇襲を許してしまい、致命傷を受けてそのまま魔力源として吸収されてしまう。『新宿幻霊事件』解決後に何とか復活できた後は、活動限界を悟りカルデアに身を置くことを選んだ。
 
:レムナントオーダー完遂後の二部序章においては、サーヴァント達が退去していく中で事実上の責任者であるダ・ヴィンチ以外で唯一残留。外部勢力がカルデアに介入してきた場合に対する万が一の保険として、カルデアの記録上から存在を消した上で密かに主人公達をサポートする役割を引き受ける。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では主人公が偵察から帰還した後に強襲してきた[[スルト]]との戦闘で魔剣発動を阻止しようとバリツで挑んだが、右腕を切り飛ばされると同時に死のルーンを刻まれたことで瀕死に追いやられ、英霊のエーテル体のための回復ポットで治療を受けた。
 
; 人物
 
: 清潔感と物静かさを感じさせる白い肌と落ち着いたハンサムな顔立ちが特徴的な天才肌の青年。
 
: インバネスを着込み、片手にパイプを持った長身痩躯の男。服の袖口などから先にルーペの付いた細い機械腕のようなものが何本も覗いている。
 
: 思案的かつ行動的、大胆かつ緻密。そして冷静沈着。探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。
 
: その在り方は最早、人の域を超えて、“賢き者”“明かす者”の具現でさえある。ただひたすら探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。
 
: ただ、天才特有の嫌味な性格から起因する困った部分もそれなりにはあり、仰々しく回りくどい喋り方や空気の読めない発言は日常茶飯事、確証が持てない事は身内にも黙っていたり途中まで言いかけて言葉を濁したり、逆に必要とあらば周囲に碌な説明もせずに独断行動や顰蹙や誤解を招きかねない言動を躊躇なく取ることさえよくある、とお世辞にも取っつきやすい人物とは言い難い。
 
: 特に、自分が「実際の危険が無い」と判断した場合は平気で他人に危険な行為や無茶振りを強要するという黒い面もあり、奇しくもこの点はライバルであるモリアーティと類似している。
 
: カルデアに身を置いた後、暇な時には薬(おそらくはコカイン)を打ってるらしい。
 
; 能力
 
: キャスター時点ではスキルなどの詳細は不明ながら、「明かす者」の代表を名乗るだけあり初対面の一同の真名までも看破し、僅かな手掛かりから様々な情報を導き出している。
 
: 如何なる謎や犯罪、陰謀もホームズの目から逃れる事は出来ない。恐るべき殺人者であろうと、いにしえの呪いであろうと、闇夜の怪物であろうと、超国家規模の秘密結社であろうと、彼はすべての真実を明かし、必要とならばそれを以ってうち倒す。そのこともあってか計画を打ち砕くのは得意であるが、計画の立案に関してはモリアーティに劣る。
 
: 手段は不明ながらも特異点内での自身の存在の証明が不十分で力の行使がほとんど出来ない状態のまま、様々な時代や場所を渡り歩きながら調査を行っていたらしく、アトラス院で主人公らに接触するまでに様々な情報を人知れず集めていた。判明しているのは、何度も独力でのレイシフトを繰り返したせいで霊基数値や戦闘能力の著しい低下が起こっていた事のみである。
 
: 亜種特異点Ⅰでは戦闘力がマスターよりちょっと強いだけのレベルまでランクダウンし、戦闘時でも特殊な外装を纏っている。得意とする変装で巌窟王に変化することでサーヴァントとしての戦闘もある程度こなしてはいたが、その際の戦闘能力も巌窟王本人のものと比べて随分と下がっていた模様。
 
: ルーラーとしての戦闘においては背中のルーペの付いた細い機械腕で直接攻撃したり、魔術的攻撃の魔力投射によるビームを放ち、光る杖で戦う。
 
: B++ランクの「バリツ」スキルは東洋武術とボクシングを組み合わせた打撃術であり、カウンターや投げも得意技の内として含まれる。打・投・極の全方面対応型護身術という代物であり、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持ち、条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]曰く「腰が入っていないようでキレがある」。
 
: また、[[並行世界]]や剪定事象、神代の知識や[[聖槍]]の事を知っているような素振りを見せているが、当人は人々がソレを知る必要はなく、知ってはいけないと考えている。
 
:小説以上に科学、魔術の素養があり、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]に霊基グラフデータを移すトランク型データバンクを作成を手伝った。
 
 
 
== [[宝具]] ==
 
;初歩的なことだ、友よ(エレメンタリー・マイ・ディア)
 
:ランク:B<br />種別:対人宝具、対界宝具
 
:サーヴァントとして現界したシャーロック・ホームズが得た宝具。自らの起源である『解明』を宝具として昇華させたモノ。
 
:立ち向かう謎が真に解明不可能な存在であったとしても、必ず、真実に辿り着くための手掛かりや道筋が「発生」する。
 
:たとえば鍵の失われた宝箱があったとしても、鍵は「失われていない」ことになり、世界のどこかで必ず見つけ出せるようになる。尤も、さすがに手の中に突然発生したりはせず、どこかに在るそれを、ホームズないし協力者が発見せねばならない。
 
:本来は常時発動型の宝具だが、『Grand Order』では真名開放を行う。真名解放時には正体不明の「球体」が出現しまばゆい光を周囲一帯に放出。倒せないはずの相手でも、これによって倒すための道筋をホームズは見出す。他者を強化でき、陰謀や悪逆なりを挫かんとする者にはよく効く。
 
:『Grand Order』では「敵全体の防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>&味方全体に無敵貫通状態を付与<ref group = "注" name="3ターン" />&味方全体のクリティカル威力をアップ<ref group = "注" name="3ターン" /><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のArts宝具。
 
 
 
==メモ==
 
*『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[シグルド]]に純正の英霊ではなく、余計な物が混ざった「混ざり物」と言われている。
 
 
 
;ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕
 
{{サーヴァント概要
 
|タイトル = アーチャー
 
| 真名 = ジャンヌ・ダルク
 
| 読み =
 
| 外国語表記 =
 
| 初登場作品 =
 
| 声優 =
 
| 演者 =
 
| 依代 =
 
| 身長 =
 
| 体重 =
 
| 誕生日 =
 
| 血液型 =
 
| 出典 = 史実
 
| 地域 = フランス
 
| 属性 = 秩序・夏
 
| 隠し属性 =
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 =
 
| 二人称 =
 
| 三人称 =
 
| 異名 =
 
| 愛称 =
 
| イメージカラー =
 
| サーヴァント階位 =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 =
 
| 苦手な物 =
 
| 天敵 =
 
| 弱点 =
 
| デザイン =
 
| 設定作成 =
 
| レア度 = ☆5
 
}}
 
== 概要 ==
 
 
 
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
 
 
;略歴
 
;人物
 
:委員長気質は消えていないのだが、いかんせん夏なので目に見えて浮かれ中。第二再臨の際、眼鏡をかけるのは教師モード(自称)だとか。
 
:今回、水着になったものの本人としてはさして違ったことはない、と思っている。もちろん、滅茶苦茶違う。善性ではなく夏を尊び、終始ふわっふわした能天気さは、明らかに夏に浮かれている感全開である。なお、水着は自分を装うというより、あくまで夏を楽しむためのもの、という考えが強い。
 
:しかし、その霊基も最終段階に入ると『浜辺のイルカのお姉さん』から『常夏に舞い降りた聖女』へとクラスチェンジ。主の加護を光の輪(ハイロゥ)に変え、やりたい放題の高機動射撃聖女と化す。
 
;能力
 
:使い魔としてイルカを操ることができる。名前はリースといい、ジャンヌの命に従い、地上を闊歩し空を飛ぶ。知能も高く、視界の右隅から決してつかず離れず出現し続けることもできる。おまえを消す方法を知りたい。
 
:なお、その出会いは困っていたイルカをジャンヌが助けた、というシンプルかつふわっふわしたガールミーツドルフィンである。
 
 
 
== ステータス ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
| |[[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || C || B+ || A+ || A+ || A || 対魔力:A<br />単独行動(セレブ):EX || エンドレス・エンジョイ・サマー!:A<br />水辺の聖女(ドルフィン):A+<br />サーヴァント・チア!:B || style="text-align:left"|
 
|-
 
|}
 
 
 
== [[宝具]] ==
 
;豊穣たる大海よ、歓喜と共に(デ・オセアン・ダレグレス)
 
: ランク:A<br />種別:対軍宝具 <br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:100人
 
:海に祈りを捧げたことによる、幻獣召喚。
 
:幻獣に縁があるのか、海に纏わるものなら大抵呼び出し、力を行使することができる。
 
:圧巻はシロナガスクジラ。なんか押し潰されて死ぬ。その内メガロドンとかも呼べるかもしれない。
 
 
 
== 真名:ジャンヌ・ダルク ==
 
 
 
; 略歴
 
;ジングル・アベル・ムニエル
 
==概要==
 
 
 
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]に所属する職員。コフィン担当官のスタッフ。
 
 
 
;略歴
 
:レフの爆破工作から逃れたスタッフの一人。『伝承地底世界 アガルタ』で[[アストルフォ]]と[[シュヴァリエ・デオン]]をサポート役に登録して密航する手伝いをした。
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』では夏季休暇でレクリエーションルームで三日間ぶっ続けでひたすら娯楽鑑賞をどっぷりとしていた。
 
:第二部では査問団によって主人公、ダヴィンチ、マシュと同じ部屋で待機させられていた。
 
:その後、カルデアの生き残りスタッフ8名のうちの一人として旅に同行する。
 
;人物
 
:金髪で、メガネをかけた丸顔の男性。フランス出身。二重顎。
 
:[[アストルフォ]]と[[シュヴァリエ・デオン]]にかなり入れ込んでいるらしく、ボーナスを犠牲にすることも厭わない<ref group = "注">[[アストルフォ]]と[[シュヴァリエ・デオン]]をサポート役に登録して密航する手伝いをした事は完全に罰則行為だが[[主人公 (Grand Order)]]の助けになるため処罰は受けなかった。代わりにボーナスが減るか、最悪の場合ボーナスそのものが消える可能性がある。</ref>。
 
:『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』ではダ・ヴィンチの手によって温泉にモニターが映っても自動的に服を着た姿に仮想変換されたことに対しては悲しい慟哭をあげていた。
 
;能力
 
:[[アストルフォ]]と[[シュヴァリエ・デオン]]をサポート役に登録して密航する手伝いをするなど、それなりに優秀だと思われる。
 
:シャドウボーダーでは運転とモニタリングを担当している。
 
 
 
;スカサハ=スカディ
 
==概要==
 
 
 
;略歴
 
:『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で北欧異聞帯の王として登場。最終戦争を経ても死なずに生き延びており、[[神霊]]にならずに、神として地上に在り続けていた。スカンジナビア半島オスロ・フィヨルド北部の汎人類史旧オスロにある氷雪の城に棲んでいる。
 
:1000年前のラグナロクを生き延び、北欧の山嶺の半分を魔力で作った氷雪で覆い、大神オーディンより授かった三体のワルキューレ、スルーズ、ヒルド、オルトリンデを原型に百騎を超す量産型ワルキューレ「御使い」を魔力で作り、巨人種に仮面を付けて操り、集落に住まわせた人類を管理していた。
 
;人物
 
:容姿は[[スカサハ]]にそっくり。寛大さと冷酷さを兼ね備える存在。全ての命を愛するとされている。
 
:勇士を育てる師としての顔が一切存在していない。武芸の達人ではない。超然としつつも親しみやすかったランサー・スカサハとは異なり、「なにか踏んでしまったかな」「おや小さきもの(人間)か」「愛そうか、殺そうか」と、まさしく自然(神々)そのものの性質を秘めている。息を吹いて吹雪になり、生物はおおむね死ぬ事と、微笑んで常春になり、生命は華やかに芽吹く事は、彼女にとっては等価。
 
:自身の中に組み込まれたスカサハも意見しているらしく、[[スルト|シグルドと融合した者]]の事を「簡便に扱える武器ではなく、存在そのものが持ち主を傷付ける魔剣」と自信ありげに言っていた。
 
:自分以外のあらゆる生命に対してどう処するかは「殺そうか」「愛そうか」の一言で扱っており、敵であれば殺し、子であれば全てを愛する。慈愛の塊と称され、ヒトだろうと英霊だろうと本気で愛している。殺さないと決めた相手は殺さない。殺すならばすぐに殺す。止めて、凍らせ、滅ぼす。愛するなら最期まで。生かし、愛でて、死を看取る。敵を殺すと口にするが、北欧に於いて自身の敵に成り得る存在はおらず、いくら[[ナポレオン]]が砲撃しても相手にされず、警戒船も防衛線もなく本格的な攻撃部隊も投入しない。御使いを数騎撃破した程度では愛は崩れず、直接宣戦布告でもしない限り敵とは見なされない。
 
:脆く、儚く、弱い人間には何時までも続く神の愛が必要だと考え、異聞帯に存在する炎の日々を生き延び、子と認めたものを永遠に愛すると決めており、人を滅ぼすつもりはなく「庇護対象」としている。また巨人たちも我が子として扱う。
 
:実は割とウッカリでぽやんとしており、あたたかみがある。関係を深めていけば、いずれ女王としての顔以外の神でもなく支配者でもなく「北欧の母」としての仮面さえも剥げ落ちた、素の彼女の個性が見えてくる。
 
;能力
 
:神代から力を維持してきた神、天然自然の具現で、魔力を感じ取るのも面倒なレベルの強さ。
 
:北欧異聞帯の山嶺の半分を覆う純白の氷雪はスカサハ=スカディが魔力で生み出したもので、自身の一部であるが故に、その上での出来事をすべてを識っている。手に取る様に見る事ができる。音を聞くことも出来、あらゆる息遣い、鳴き声、羽ばたき、吹き荒ぶ風、葉と葉の重なり合う響きまで聞き取れる。
 
:巨人に対して絶対命令権を持ち、<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、多数の巨人種を同時に制御するが、命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。
 
:大神から受け継いだ原初のルーンを使う事ができ、痛みを与えることも魔力も奪う事もなく、[[ナポレオン]]、[[マシュ・キリエライト]]、[[主人公 (Grand Order)]]の三人を指一本動かせない抜け殻の様な状態にしてしまった。
 
 
 
== 真名:スカサハ=スカディ ==
 
:スカサハ=スカディ。北欧の女神スカディとケルトのスカサハが習合した存在。雪山の女神。
 
 
 
:北欧異聞帯に由来するサーヴァントで、汎人類史のスカサハとは「完全な別人」。異聞帯でのみ成立する神。女王としての性質に大きく傾いた存在である。
 
:21世紀の北欧異聞帯に於いて、実体を失い自然へと溶けた神霊ではなく、神代から連綿と続く時間を生きて来た実在の神として、異聞帯の王として君臨した神の女王。
 
 
 
:ケルトの英雄スカサハと由来を同じくする北欧の巨人である、山の女神スカディ(スカジ)の特徴が多く現出している。
 
:スカディの側面が濃いスカサハ、というよりも「スカサハの性質を一部有するスカディ」と表現するべきか。
 
 
 
:スカディ(スカジ)の名は古ノルド語で「傷つくるもの」を意味する。
 
:古エッダの『グリームニルの歌』によれば「忌まわしき巨人スィアチ」の娘であり、父と共にどよめきの国スリュムヘイムの古い館に住んでいた。
 
:後に北欧の神々のもとへ嫁いだため、「神々の麗しい花嫁」と呼ばれる。
 
:スカディはスアンドルグ(スキーの神)、もしくはスアンドルディー(スキーの女神)とも称される。山における狩りの達人であり、スキーの名手であると伝えられた。
 
 
 
:本作におけるスカサハとスカディは完全なイコールの存在ではないがお互いに影響を与え合い、「混じり合った」という解釈を取る。
 
:ランサーのスカサハが大神オーディンの所有する原初のルーンを譲り受けているのも、ある意味、この混合(習合)ゆえであろう。
 
:汎人類におけるスカサハは、北欧のスカディ神と部分的に習合している可能性があるが、北欧異聞帯ではスカディ神が存在の主体となっており、
 
:「スカサハ=スカディ」として異聞帯に存在した彼女は特にスカディとの混合比率が高く、そのため、神々の花嫁としての性質を多数有している。
 
 
 
:神々に愛され求婚され続けた女神ではあったが、気付けばラグナロクの果てに全ての神々は姿を消しており、
 
:異聞帯を統べていた頃には隠し続けてきたものの「異聞帯としての北欧世界最後の神」になってしまっていた故に、彼女の心には「取り残された者」としての哀切がある。
 
 
 
:ノルウェー王統の歴史書『ヘイムスクリングラ』によれば、スカディ(スカジ)は一度目の夫である海神ニョルズと離婚し、オーディンと再婚したことになっている。
 
:本作の彼女は未婚だが、後世にそう記される程度には目を掛けられていた……はずである。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:自身が王として納める北欧異聞帯を担当するクリプター。
 
 
 
;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]
 
:人物自体は嫌いではないが、担当している[[異聞帯]]は好かない。
 
:ペペロンチーノという名に妙な愛嬌を感じていた。
 
 
 
;[[シグルド]]
 
:自分の宿敵である[[スルト]]に乗っ取られていた存在。
 
:消滅しかかっていたところを原初のルーンで助け、シグルドがスルトとの戦いに参戦できるようにした。
 
 
 
;[[スカサハ]]
 
:自身と習合させられた存在。
 
 
 
;[[シトナイ]]
 
:彼女を構成する女神の一柱フレイヤは汎人類史では娘だった為、殺せなかった。
 
:自分が女神フレイヤの母親になるかもしれなかった事は知らなかったが、クリプターが着たことで汎人類史の北欧神話を知った。
 
 
 
;ニョルズ
 
:海神。本来ならば自身と結ばれ後妻になるはずだったが、その運命は果たされなかった。
 
 
 
;オーディン
 
:自分に氷と雪で出来た城を与えた神。
 
:佳い男ではあったが、ヒトの弱さをまるで気にする素振りのない性格だったという。
 
:他の伝承では結ばれたとされている。
 
 
 
;スルト
 
{{登場人物概要
 
| 読み =
 
| 外国語表記 =
 
| 別名 =
 
| 初登場作品 =
 
| 声優 =
 
| 演者 =
 
| 種族 =
 
| 身長 =
 
| 体長 =
 
| 全長 =
 
| 体重 =
 
| 重量 =
 
| 年齢 =
 
| 誕生日 =
 
| 血液型 =
 
| 出典 =
 
| 地域 =
 
| 属性 =
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 =
 
| 二人称 =
 
| 三人称 =
 
| キーワード =
 
| 異名 =
 
| 愛称 =
 
| 性別 =
 
| イメージカラー =
 
| 隠し属性 =
 
| 序列 =
 
| 所属 =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 =
 
| 苦手な物 =
 
| 天敵 =
 
| マスター階梯 =
 
| 起源 =
 
| 魔術系統 =
 
| 魔術属性 =
 
| 魔術特性 =
 
| 魔術回路・質 =
 
| 魔術回路・量 =
 
| 魔術回路・編成 =
 
| 神代回帰・質 =
 
| 神代回帰・量 =
 
| 神代回帰・編成 =
 
| デザイン =
 
}}
 
==概要==
 
「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。
 
 
 
; 略歴
 
: 『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[オフェリア・ファムルソローネ]]が[[クリプター]]になる前、コフィンの中にいた時に「遷延の魔眼」で大神の牢獄で世界が剪定されるのを待っている姿を視認した<ref group = "注">この時に縁ができており、さらに魂が魔眼と繋がりオフェリアの中に潜んでいた。</ref>。
 
:その後、[[オフェリア・ファムルソローネ]]が北欧異聞帯で英霊召喚を行う際、遷延の魔眼を通じて術式に潜り込み、魂を融合させ、肉体の制御権を全て奪い取った。
 
:[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]が異聞帯に現れた際にはボーダーを急襲し、[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]の右腕を切り飛ばした上で死のルーンを刻み付け、ペーパームーンを奪い取った。
 
:霊基強制再臨・限定解除第二段階で[[スカサハ=スカディ]]の城で再び[[ナポレオン]]を仲間にした主人公達と戦ったが、[[スカサハ=スカディ]]の原初のルーンで主人公たちが全員捕縛され戦闘は終わった。
 
:“炎の館”から救出された[[ブリュンヒルデ]]を連れて主人公たちが訪れた[[スカサハ=スカディ]]の城に繋がる大橋で、オルトリンデと共に主人公達と再び戦闘を行う。、途中で霊基強制再臨・最終限定解除されるも、[[ブリュンヒルデ]]の槍に霊核を貫かれる。それによってスルトの魂がシグルドから解放され、大神に封印を外側から解き、ムスペルヘイム───スルトの肉体が解放される。
 
; 人物
 
:
 
; 能力
 
 
 
== バリエーション ==
 
===シグルド融合状態===
 
[[オフェリア・ファムルソローネ]]が[[シグルド]]を召喚する際に遷延の魔眼を通じて術式に潜り込み、魂が融合した状態。本来のシグルドとは違い、赤色の瞳をしている。<br>
 
肉体の制御権は全てスルトが奪い取っているが、初戦で[[主人公 (Grand Order)]]の首を切り落とそうとした一度だけ抵抗している。<br>
 
捕えるという器用な真似はせず、立ちはだかるものは全て切り伏せて殺す。
 
 
 
第一段階ですら、魔力は[[イヴァン雷帝]]クラスで、ロンドンの大聖杯アングルボダに匹敵する。[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]のゼロセイルを掴んで止め、持ち上げて投げ飛ばし、腰の短剣を防ぐだけでその重さにマシュが驚愕するほどの腕力を持つ。神代の結界に等しく神鉄の城塞の域に近付いた多重結界を真名解放なしの魔剣グラムで容易く切り裂いた。原初のルーンも使用可能で、ホームズに死のルーンを刻み込んだ。<br>
 
オフェリアの霊基強制再臨・限定解除第二段階で装甲と刃が増えた武装形態となり、魔剣グラムを本格的に使用を始める。さらに触れていないにも関わらず霊基外骨骼が軋むほどに魔力が増大する。<br>
 
霊基強制再臨・最終限定解除で仮面が外れ<ref group = "注">スルトはこの仮面を煩わしいと感じており、好き好んでかぶっている彼を大層な傾奇者と称している。</ref>て眼鏡になり、魔剣グラムの発光色が変わり、放たれる魔力も桁が一つ二つ跳ね上がる。英霊シグルドの全性能を発揮する事ができるようになる<br>
 
シグルドではなくスルトである為、ブリュンヒルデの宝具『死がふたりを分断つまで』で命を奪えなかった。また、ルーンを描かずに炎を出すことが可能<ref group = "注">シグルドはルーンを使えても、炎を使わないと決めていたため、[[ブリュンヒルデ]]にシグルドではないと気づかれた。</ref>。
 
 
 
== ステータス ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center" 
 
|- 
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
| [[セイバー]] || [[オフェリア・ファムルソローネ]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || 枝の破滅:A++<br/>巨人外殻:A<br/>怪力:B+++ || style="text-align:left"|
 
|}
 
 
 
==[[宝具]]==
 
;太陽を越えて耀け、炎の剣(ロプトル・レーギャルン)
 
:『Grand Order』では「敵全体に攻撃&火傷付与<ref group = "注">永続">永続</ref>」という効果の宝具。
 
 
 
== 真名:スルト ==
 
: 炎の巨人王スルト。
 
:北欧神代のラグナロクの要たる神殺し。炎の剣。黒き者。神々を殺し、やがて大地の全てを焼き尽くす者。
 
:かつて北欧に於ける神代の終焉「ラグナロク」にて世界と神を焼き尽くした煉獄ムスペルヘイムに住まう火の巨人達の王。
 
:北欧異聞帯にあって唯一の灼熱を司る、火炎領域ムスペルヘイムの支配者にして破壊の化身。
 
:あらゆる巨人を超越する体躯、あらゆる生命を蹂躙する炎熱。偽なる太陽に揺蕩う火炎こそを<ruby><rb>大本</rb><rt>オリジナル</RT></RUBY>とするモノ。
 
:汎人類史の英霊シグルドの魂と霊核の影に潜んだ、真なる異聞帯のセイバー。
 
 
 
 
 
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』でオフェリアのサーヴァントとして登場。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:マスター。
 
 
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
 
 
 
 
== メモ ==
 
 
 
== 話題まとめ ==
 
 
 
==脚注==
 
===注釈===
 
<references group = "注"/>
 
 
 
===出典===
 
<references group = "出"/>
 
 
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[サーヴァント]]
 
 
 
{{DEFAULTSORT:すると}}
 
 
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:サーヴァント]]
 
[[Category:セイバー]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
 
 
;ナポレオン
 
== 概要 ==
 
; 略歴
 
: [[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の一行が北欧異聞帯に来る前に人理の英霊として現界し、お手製のスキー板で滑りつつ目と耳で情報を集めたり、集落で大扉を開けようとした一匹を大砲で狙撃したり<ref group = "注">これが原因で御使いは二度と儀式を失敗しないための対策として、数を大量に用意しており、主人公達にそれが押し寄せた。</ref>、[[スカサハ=スカディ]]の城に単騎で突撃したりしていた<ref group = "注">この時オフェリアに一目惚れした。</ref>。
 
: 集落の大人を巨人の生贄にしようとする御使いと[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達が戦っていた所に現れて加勢し、宝具を一斉仕様しようとした御使いを砲撃した。
 
:主人公達と共に再び氷雪の城の地下道から侵入して[[ワルキューレ|スルーズ]]、[[シグルド]]と戦闘を行ったが、[[スカサハ=スカディ]]の原初のルーンによって拘束され、侵入前の作戦通り地下牢に捕縛される。そこで仮契約を行い霊基に調子が上がった<ref group = "注">この仮契約の隙を突かれて[[シトナイ]]に一方的に縁を結ばれた。<ref group = "注">。
 
:地下牢で[[シトナイ]]から[[ブリュンヒルデ]]に関する情報提供を受け、[[シトナイ]]の魔術による補助で地下牢から脱出し、待ち構えていた[[コヤンスカヤ]]から逃げ切り[[スカサハ=スカディ]]の城を後にした。
 
:その後は[[シトナイ]]の助言通りにガルフピッゲン山の山頂にある“炎の館”に向かい、ムスペル巨人種や飛来した空想樹の種子と戦闘を行い、[[ブリュンヒルデ]]の救出に成功する。ナポレオンが[[ブリュンヒルデ]]を口説いたが、生前に妻がいた事と既に現界してから意中の人物を見つけている事を知ったブリュンヒルデに幻を見せる原初のルーンを使われる。
 
; 人物
 
: 朝陽の昇るさまにも似た眩い笑顔を浮かべる快男子であり、炎が如き男。この姿では他人の背中を強く叩く癖がある。生前の失敗を反省した状態。
 
;人理が消えてしまえば、歴史の中で万人が抱いた喜びや希望、願いも全て消え失せてしまうため、過去を否定しない。自分の栄光は今更如何でも良いと考えている。
 
:神話好きで、遠征中でもピラミッドに潜るほど。なので魔剣使いと戦乙女の協調は神秘的で胸が躍る。
 
: また、この霊基では現界するごとに「『1人、これと決めた女性を愛する』という厄介な習性がある」と北欧異聞帯の彼は自称したが、カルデアの英霊として現界した彼もまたそうであるのか否かは不明。
 
:習性は此れと決めた相手を見つけると、愛を語らずにはいられない。愛するのは一人だけであり、同時に何人も手を出すわけではない。ただし、紳士の嗜みとして、これと決めた女性以外にも、本気で愛を語る訳だは無いが目移りはする。迸る情熱を抑えられない事があり、元のナポレオンが如何あれ、異聞帯での彼はそういう男らしい。
 
:妻のジョセフィーヌが飼っていたパグにがぶりとやられて以来、犬は得意ではなくむしろ苦手。
 
; 能力
 
: 巨大な大砲による砲撃で攻撃する。英霊として、神秘を壊すのを得意とする。高い脚力と体力で、普通のスキー板で時速100や200程度で加速する事が出来る。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では北欧で戦うためにチューンされた状態で、魔力供給とは異なる方法でマシュに魔術的効果で補助していた。
 
 
 
== [[宝具]] ==
 
; 凱旋を高らかに告げる虹弓(アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール)
 
: ランク:A<br> 種別:対軍宝具<br> レンジ:1〜99<br> 最大捕捉:100人
 
: 凱旋門のフランス名と同名を冠する砲撃宝具。
 
: 人(霊長)の持つ可能性は砲弾へと変わり、まるで虹のようにして空を駆ける。
 
: 英霊ナポレオンの存在そのものを基軸として「ギザの大スフィンクスを砲撃した」という伝説を加えることで昇華を果たした宝具。
 
: 外観としては片手持ちの変形型大砲。「スフィンクスを破壊した」という砲撃伝説に伴い、神秘への特攻を有している。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では現界に際して隠し玉を獲得している。
 
:『Fate/Grand Order』では「自身に防御無視状態を付与<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
 
 
 
===関連===
 
;ロシアの冬将軍
 
:北方の極寒が大陸軍を苦しめ、ナポレオンが敗北を喫する原因となった。さらにフランス第一帝政が潰えた一因でもある。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではロシアで<ruby><rb>復讐</rb><rt>ヴァンジャンス</rt></ruby>を遂げたかったとぼやいている。それはそれとして北欧異聞帯も酷い環境が人を蝕んでしまう領域なので、<ruby><rb>大陸軍</rb><rt>グランダルメ</rt></ruby>の無念を晴らすには充分だとか。
 
 
 
==人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:敵対するクリプターであり、一目惚れした相手。
 
 
 
;[[コヤンスカヤ]]
 
:[[スカサハ=スカディ]]の城から脱出する際に遭遇した。
 
:むしゃぶりつきたくなるような美人だが、怒ったジョセフィーヌでも放たない程の真っ黒な腹黒オーラを放っていると評する。
 
 
 
===生前===
 
;ニコラ・アベール
 
:ナポレオンが糧食の品質向上のために12000フランの賞金を懸けて公募した際に、それを成し遂げた料理人。
 
:密封容器と加熱殺菌の手法を生み出した。瓶を使ったからしょっちゅう割れて大変だったらしい。
 
 
 
==名台詞==
 
===Fate/Grand Order===
 
====本編====
 
;「明日を夢見ない。未来に何も願わない。想わない。<br> ならば……ああ、誰かが教えてやらねばなるまいさ! 希望を! 願いを!<br> いや、いいや! ――――それは、オレがやるしかあるまいよ!」
 
;「ゆえに今、オレは! 此処に! 勝利の虹を撃ち放つ!<br> とっておきの隠し球だ―――受け取れ! 怪物!!」
 
;<font size=5>『<ruby><rb>凱旋を高らかに告げる虹弓</rb><rt>アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール</rt></ruby>』!</font>
 
:
 
;「迷ってもいい。悩んでもいい。だが止まるな、進め。<br> 前でも、右でも、左でも。思うがままに進め。」
 
;「後ろに進んでもいいさ。ただ、止まるな。退くな。戻るな。<br> 生きているのなら進め。生者の進む先が、人理の行く先だ。」
 
:
 
;「胸を張れ、オフェリア。オマエは、ただ、あるがままで美しい。」
 
;「で、棒立ちでもなんでもいい。その美しさのまま、前でも後でも横でもいいから倒れこめ! そこから動け!」
 
;「高みに座すのもいいが、たまには下界の空気でも吸ってみろ。
 
<br> ―――意外に、気持ちがいいもんだぜ、<ruby><rb>お嬢さん</rb><rt>マドモワゼル</rt></ruby>。」
 
:
 
 
 
;BBペレ
 
==概要==
 
;能力
 
:ルルハワビームでロビンフッドに主人公の新刊が落ちると豚にな魔術のる術式を仕込み、水着姿へと変えた。サークルの新刊が完成さえすれば術式は発動しない。
 
 
 
;フォウ
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
==== 本編 ====
 
;「フォウ、フォーーーウッッッッ!(特別意訳:ダ・ヴィンチちゃんってバカだよねーー!)」
 
: 第六章にて、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチちゃん]]が万能車両オーニソプター・スピンクスを見せた時の鳴き声と意訳。
 
:竹箒日記のコメントでは、テストプレイ中「あ、これフォウの意訳を出さないとシーンが成立しない」と気づいた為、遂にゲーム内でフォウの鳴き声の意訳が明かされた<ref group = "注" name="[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>。
 
 
 
;「フォウ、フォーウ!」(やばい、ベディが泣きそうだ!)
 
:第六章で[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]が[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に「[[ガウェイン|ガウェイン卿]]のように強くはありませんし、逸話だってあまり特徴のない方ですから!」と言われた時の鳴き声。その意訳は竹箒日記で明かされた<ref group = "注" name="[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]" />。
 
 
 
;「フォウゥゥゥゥ……」(またベディの根拠ない自信がでたぞ!)
 
:第六章でベディヴィエールが「人体に害なく食べられる動物の目利きには自信がある」という根拠のない自信を出した時の鳴き声。この訳も竹箒日記で公開された<ref group = "注" name="[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]" />。
 
 
 
;「フォウフォウ。」<br>「フォウフォウフォウ。」<br>「フォウフォウフォーーーウ!!!!!<br> マーリンシスベシフォーーーウ!」
 
:第七章で[[マーリン]]にダイレクトアタックを敢行した際の叫び。こんな声を挙げた事に吃驚したプレイヤーも多いだろうが、それほどマーリンへの鬱憤が溜まっていたということか……。
 
 
 
;「フォ~?フォウフォフォ フォフォフォフォ~?」
 
:第七章にて、[[エレシュキガル]]のあからさまな主人公への照れ隠しに対する鳴き声。訳するとすれば、過去のパターンから十中八九[[佐々木小次郎|「え~? ほんとにござるかぁ~?」]]だろう。
 
 
 
;「――――そうだ。私は本当に、美しいものを見た。<br>刃を交えずとも倒せる悪はあり、血を流さなかったからこそ、辿り着ける答えがあった。<br>おめでとう、カルデアの善き人々。第四の獣は、君たちによって倒された。」
 
:終章で[[マシュ・キリエライト|マシュ]]を蘇生させる際、彼女だけに伝えた祝福の言葉。<br />人理修復の裏で掴んだもう一つの勝利を告げ、星の獣はその力を少女の未来に換えた。
 
 
 
;「ウマーフォッ!?」
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[ゲルダ]]に「あなたはウマ」と言われた際の反応。
 
 
 
;「フォフォ、フォ……フォウぅ?<br>(特別意訳:なに言い出してるのこのボナパルドン?)」
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[ナポレオン]]が「大欧王」と突然言い出した際の鳴き声とその意訳。
 
 
 
;ブリュンヒルデ
 
== 概要 ==
 
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
 
 
; 略歴
 
: 『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では1991年の聖杯戦争において[[ナイジェル・セイワード]]によって召喚された。
 
: 深夜の池袋、サンシャイン60の麓にて[[アーサー・ペンドラゴン|セイバー]]と対決した。
 
: マスターからは各サーヴァントと一度は前哨戦を行なえと命じられており、また、最大の難敵と定めた相手の前である「霊薬」を飲むことを令呪で強制されている。
 
: セイバーと剣を交わし、彼こそが最強の敵となると確信した彼女は躊躇いながらも令呪の指示通り霊薬を飲み、その後に撤退した。
 
: 玲瓏館邸における対[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]戦、東京湾上の大神殿での対[[オジマンディアス|ライダー]]戦にも参加している。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』では、かつて[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]が贋作英霊として召喚してきた縁からか、彼女とともに終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』での冠位時間神殿に召喚されており、共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では汎人類史の抵抗として北欧異聞帯に召喚されたが、現界した理由・状況を分からずに巨人種を倒しながら彷徨っていたところ、[[ワルキューレ]]達と[[オフェリア・ファムルソローネ]]によってガルフピッゲン山の山頂にある“炎の館”の神話の再演、見立てによる類感魔術を用いた大規模魔術儀式による結界に封じ込められ眠り続けていたが、[[シトナイ]]から情報を与えられた主人公達によって解放される。
 
:その後、[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を襲った御使いとその統率個体[[ワルキューレ]]のオルトリンデ、ヒルド、スルーズと戦闘を行い、ヒルド、スルーズの2騎を同時に槍で貫き完全に破壊した。
 
; 人物
 
: 巨大な槍を携えた鎧姿の紫水晶の瞳を持つ女戦士。
 
: 大槍を軽々と扱う荒々しさに対して、その口調と物腰にはどこか気品が漂う女性。穏やかな微笑みに寂しさが混ざっている。
 
: 内面は物静かで献身的。慈悲深く、愛情豊かで、好きになった人にはとことん尽す。戦乙女であるという性格上、英雄という存在そのものに対して執着し、愛おしく思っている。
 
: 『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』本編ではマスターの作成した霊薬の影響で感情の振れ幅が大きくなっているのか、ともすれば他のサーヴァントに対して感情を爆発させそうになる。
 
: 『Fate/Grand Order』では好意を抱いた人物に対して自動的に槍を向けてしまう危険な側面を持っており、それを自覚しているのか「自分には優しくしないで欲しい」と釘を刺している。
 
; 能力
 
: 大盾と見紛うほどの巨刃を付けた大槍を片手で軽々と振り回し、まるで不可視の「手」がその指先で引き裂いているかのような五連撃を繰り出す。また、魔力放出によって発生させた火炎を操る。炎は攻撃に用いる以外にも、飛来する矢や毒血の焼却など防御能力としても優れた効果を発揮する。
 
: 戦乙女として魂に対して感受性があるようで、関わりのある存在の生死が漠然とであるが理解できる。
 
: さらに、自身の機能を限定解除することで、かつての半神としての力を取り戻し、飛行を始めとしたおよそ万能といえるほどの様々な能力を行使可能になる。第二宝具の使用制限と引き換えに解禁される原初のルーンは第三の宝具とも言える強大なもので、魔術戦でキャスターを圧倒するほどで、視覚情報を始めとする感覚の乗っ取り、現実誤認を誘発する魔術効果の原初のルーンを使える。
 
:他のワルキューレには搭載されていないブリュンヒルデだけの力として、「大神刻印・原型励起」を持ち、原初のルーンを本格的に稼働させる事ができる。最大稼働した場合、現代のルーン魔術の数百万倍というとんでもない破壊力に至るのだが、この状態は自我崩壊から来る暴走であり、令呪の拘束すら受け付けず、巨大な力の代償として自身の霊基は破壊され、魂と霊核を燃やし尽くして最後には自滅してしまう。また、カルデアで本格使用した場合、空間ごと異常をきたしてしまう<ref group = "注">エルメロイⅡ世の見立てによると、魔力回路を経路とした魔力逆流といったありえない現象も原初のルーンに侵された空間では発生してしまう。</ref>。
 
:精神を固定させ、歩む道を一つきりだと定めきることで、<ruby><rb>別の可能性</rb><rt>イフ</RT></RUBY>の自分を発生させない事が出来る。スキー板を使うのは得意ではないが、雪上を征くのは慣れている。
 
 
 
== 真名:ブリュンヒルデ ==
 
:ブリュンヒルデ。北欧の大神オーディンの娘、戦乙女ワルキューレの長姉。ブリュンヒルデ・シグルドリーヴァとも。
 
:かつては半神であり、古き女神だった者。古エッダやサガに語られる、北欧神話における悲劇の女。
 
:最も初めに造られたが故に、神々に最も近い形で造り上げられた、至高の戦乙女。その身に秘められた神核は、他の[[ワルキューレ]]たちと比べると遥かに女神に近しい。
 
 
 
:元々は模範的な戦乙女だったが、大神に忠実な僕として死した戦士たちをヴァルハラへと導いてきた彼女は、ある時オーディンの意図とは異なる相手を勝たせてしまった事で大神の怒りに触れ、神性の多くを奪われ、“炎の館”に封じられ眠りの呪いに就くこととなった。
 
 
 
:そこに現れ、魔剣グラムで以て呪いを解いた人物こそが英雄シグルド、後に彼女が恋に落ちる相手であった。
 
:ワルキューレの長姉として神霊の身であった頃は自我の薄い「人形」のように振舞ったが、シグルドとの邂逅を以て人間の性質と人格を有したのだ。
 
:自分の持てる知識のすべて、ルーンの魔術さえもシグルドに与え、英雄の行く道に幸あれと彼女は祝福する。
 
 
 
:悲劇さえなければ、良妻として一生を終えたのだ。幸せはほんの短い間のみのことで、呪われた悲劇の運命が動き出してしまう。
 
:その後、シグルドは記憶を失ってしまい、彼女は裏切られ、捨てられたと嘆き悲しみ、その果てに殺意の炎を抱き、愛したシグルドを謀殺。
 
:そして、自分を後を追うかのように、我が身をも灼き尽くして命を絶つのだった。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[ゴルドルフ・ムジーク]]
 
:カルデアの新所長。困るような困らないような曖昧な印象を覚える人物。
 
 
 
;ベリル・ガット
 
{{登場人物概要
 
| 読み =
 
| 外国語表記 =
 
| 別名 =
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 =
 
| 演者 =
 
| 身長 =
 
| 体重 =
 
| 年齢 =
 
| 誕生日 =
 
| 血液型 =
 
| スリーサイズ =
 
| 一人称 =
 
| 二人称 =
 
| 三人称 =
 
| キーワード =
 
| 異名 =
 
| 愛称 =
 
| 性別 = 男性
 
| イメージカラー =
 
| 隠し属性 =
 
| 序列 =
 
| 所属 =
 
| 特技 =
 
| 好きな物 =
 
| 苦手な物 =
 
| 天敵 =
 
| マスター階梯 =
 
| 起源 =
 
| 魔術系統 =
 
| 魔術属性 =
 
| 魔術特性 =
 
| 魔術回路・質 =
 
| 魔術回路・量 =
 
| 魔術回路・編成 =
 
| デザイン = 佐々木少年[https://twitter.com/sasakishonen/status/982353401773096971]
 
}}
 
==概要==
 
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[魔術師]]。
 
 
 
;略歴
 
:Aチームメンバーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜されたが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
 
;人物
 
:一見すると魔術師というよりはギャングの一員のような伊達男であり、飄々とした兄貴分という人物である。
 
:自分に兄弟がいないこともあってかカドックに対して気にかけたり、オフェリアはおろかリーダーであるキリシュタリアに対してフランクな態度を取っている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 プロローグ">『永久凍土帝国 アナスタシア』プロローグ。</ref>。
 
:だがその実態は快楽を目的とした殺人者であり、時計塔からも「狼男」と蔑まれた殺し屋<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第4節">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』第4節「万物の霊長(後編)」。</ref>。それを示すかのように「殺すも奪うも生きてこその喜び」と凶悪な形相で語っている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 プロローグ"/>。自分を騙すのが得意で、イヤな仕事ほど真摯にやり遂げようとする。
 
:また、カルデアの生き残りである「ある人物」に執着心を抱き、その人物の治療室に押しかけるも発見したドクターによってすぐに追い出されてしまった経緯を持つ<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 プロローグ"/>。
 
;能力
 
:詳細不明であるものの、Aチームに選抜されただけの高いレイシフト適性と実力を持っていると思われる。
 
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
:
 
 
 
==人間関係==
 
===クリプター===
 
;[[カドック・ゼムルプス]]
 
:彼に対して兄貴のように接しているが、彼からは「兄貴分はペペロンチーノだけで十分だ」と突っ返される<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 プロローグ"/>。
 
 
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:キリシュタリアに対して遊び気分で接している事に対して彼女に叱責されている他<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 プロローグ"/>、凶悪な人間性と血まみれた経歴という点から毛嫌いされており<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第4節"/>、異聞帯の拡張が務まるのか疑問視されている。
 
 
 
;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]
 
:オフェリアとは逆に凶悪な側面を含めて彼を買っている。しかし異聞帯の維持に関しては期待されていないようだが……。
 
 
 
===人理継続保障機関フィニス・カルデア===
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
:それぞれのAチームを説明しているのに対して、彼だけは自分から言及しようとしなかった。
 
;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
 
:それぞれのAチームを説明しているのに対して、「一人くらい名前だけで済ませてもいい」という形で説明を打ち切った。
 
;???
 
:カルデアの生き残りである人物であり、彼が執着している相手。
 
:その人物の治療室に押しかけるも、ドクターに見つかって追い出された過去を持っている。
 
 
 
==名台詞==
 
;「それとは別にさ。―――が生きていたことは、嬉しい。<br> こんなに嬉しいのは、初めてアイツの治療室に押し入った時以来だよ。<br> あの時はドクターに見つかってすぐに追い出されたが。今はもう、邪魔するヤツは一人もいない」
 
:クリプター同士との会合の通信を打ち切る際に。カルデアの生き残りに、ベリルが目に付けている人物が生存していることに喜んでいるのだが、その際に悍ましい表情を顕にしている。
 
 
 
==メモ==
 
*第二部のOPでは口元が血塗れになっているなど、不穏な部分を覗かせている。
 
**上記の血塗れの口元や、やけに尖った耳や、デザインが『月姫』のコミック版を担当した佐々木少年であること等から、プレイヤー間では「実は[[死徒]]ではないか」等と噂されている。
 
*上記のとおりマシュやダ・ヴィンチが彼のことを触れていなかったが、裏を返せばマシュが'''彼の事に対する言及さえも憚られるだけの因縁や事情を持っている'''と推測されており、ダ・ヴィンチも彼女を考慮して説明を打ち切ったとも取れる。
 
**『永久凍土帝国 アナスタシア』では上記の経緯に加えて、クリプターのメンバーであるカドックがマシュに対する処遇を語るシーンにおいて、キリシュタリアやカドック、ヒナコやデイビットはマシュを「カルデアで生まれ育ったデザインベイビーであり備品」として必要以上に接触しない、ペペロンチーノやオフェリアは女の子同士といって食事に誘ってよくマシュを困らせた<del>ペペロンチーノがそういう扱いになっているのは追求しないでおこう</del>とのことであるが<ref group="注"/>『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではオフェリアがマシュに誘っているシーンが描かれてあった。</ref>、'''ベリルだけは名前に挙がるどころか、一切触れられていない'''<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第20節">『永久凍土帝国 アナスタシア』第20節「激動の大地」。</ref>。
 
*彼の担当する異聞帯では原始的であり、「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない酷い環境であることが伺えており、『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では消えかけであり、維持するのもやっとであることが明かされている。
 
**だが、その異聞帯は異聞深度の数値や副題の名称が第一部での第六特異点を思わせるものだったりと、こちらでも不穏さを漂わせる。
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
<references group="注"/>
 
===出典===
 
<references group="出"/>
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[魔術師]]
 
*[[クリプター]]
 
 
 
{{DEFAULTSORT:へりる かつと}}
 
 
 
[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:マスター]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
 
 
;マシュ・キリエライト
 
; 人物
 
: 外交的<ref group = "注">自分からしっかり挨拶をする。相手に会話、意見を求める。</ref>、弱気<ref group = "注">しっかりしているようで恐がり。戦うのがいつも怖い。でも頑張る。</ref>、能動的<ref group = "注">控えめのようでぐいぐい前に出る。不思議ちゃん系に見えるのはここが原因。</ref>。
 
:無口、かつ無駄のないクールな態度と言葉遣いなため、まるで人形のような~といった形容詞がピッタリはまってしまう。実際にはマシュ本人は知的好奇心が旺盛で能動的、少しだけ無口で台詞回しがおかしいだけの、いたって普通の少女。性格は真面目、純真さ故にたまに天然。
 
:うまれたばかりのひな鳥のような精神構造をしており、純粋で疑う事を知らず、自分が信じるもののためだけに活動する。人間的な精神構造、矛盾は旅を通じて成長していく。
 
:マシュの要素は「真面目でおとなしい優等生」「先輩をたてる後輩。それが愛情かどうかは見てる方には分からない」「ちょっとだけ不思議ちゃん(に勘違いされる)」といったものに要約される。
 
: 研究員として以前からカルデアに居たにも関わらず、後からやって来た主人公を「先輩」と呼ぶ。読書や勉学は数多くしてきたのか知識は豊富で、魔術や歴史、英雄について主人公に説明するシーンも多いが、少し常識が欠けている。人生経験は希薄であるため、主人公のような普通の人間なら驚かないような物事にも新鮮そうな反応を見せる。
 
: 感情表現が苦手で、人の感情の機微などにも疎く、人間臭い一面を持つサーヴァントに驚いたり、感心することもある。
 
: 主人公に対して初対面の時から「敵意も脅威も感じなかった」と信頼を寄せ、シールダーとなってからも一途な信頼を向ける。主人公が特に女性サーヴァントから好意を向けられると「妬く」こともあり、中には必死に主人公を引き止めたり、叱ったりする場面もある。しかし自分が「恋心を抱いている」事を自覚しておらず、アルテミスや清姫にその事を指摘されても不思議がっている一面も見られる。
 
:一方で外面こそクールでしっかりしているように見えるが、芯は至って真逆の「恐がり」。どれだけ慣れても強くなっても戦うのはいつも怖く、できれば穏やかに過ごしたがっているが、主人公のために頑張っている。彼女はマスターを守ることを第一に考え、マスターが危機に陥れば命を投げ出すくらいであるが、そこに戦士としての覚悟や経験が全くなく、元から持つ恐怖と戸惑いを克服しないままソレを実行する姿を子ギルは「容易く折れそうが故の可憐さ」と評している。
 
: 意外とお祭り好きで、イベントの時には普段の様子からは想像もつかないほどテンションの高い振る舞いを見せることもある。また酒に非常に弱く、酔うと積極的になりやたらと主人公に抱きついたりする。他にも、『人魚姫』に胸をときめかせたり、[[チャールズ・バベッジ|主人公の夢の中]]で自分がお姫様として登場していたと知ると機嫌が良くなったりとかなりの乙女でもある。
 
:また、素直すぎるが故に嘘もつき慣れていないようであり、『二代目はオルタちゃん』では「こういう嘘が苦手で、絶対にバレるから」という理由でマシュに一切伝えなかった。
 
:[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロエ]]曰く、見た目は[[リーゼリット|リズ]]寄りだが性格は[[セラ]]寄り。かつての自分は皆と会話をしておらず、状況に対する意見を述べるだけで、自分の気持ちを伝える事をできなかった。だが人理修復の旅を経て、多くの場所で多くの人々に、個人が生きる意味、理由、その目的。善悪の観念と人間性の在り方などを教わった。それ故に[[クリプター|他のAチーム]]の事を、結成してからの一年間の時間にどのような意味があったのかを確かめたいと考えている。
 
; 能力
 
: 元々カルデアのマスター候補だったのだが、「戦闘訓練ではいつでも居残りだった」と語る辺り運動神経はそこまでよろしくは無かった模様。
 
: 人間だったころから謎生物であるフォウの言語をニュアンスを理解できるが、明確な言語として認識できる訳ではない。言語を話せない一部の[[バーサーカー|「狂戦士」のサーヴァント]]ともある程度なら意思の疎通は可能な模様。
 
: 「[[デミ・サーヴァント]]」として蘇生した後は融合したサーヴァント=ギャラハッドの能力が使用可能となっている。召喚の盾を持っているため、[[サーヴァント]]の気配に敏感。
 
: 身体能力などもかなり向上しており、人間や悪霊、魔物相手であれば危なげなく戦えるが、完全なサーヴァントと比べると劣るらしい。
 
: それでも通常のサーヴァントであるカーミラをして「熟練の技」と言わしめるほどの技量を持っているのだが、これはギャラハッドの技量がそのまま反映されていると思われる。
 
: また、半分は人間であるために霊体化などは不可能なようだが、半分は英霊であるためか肉体的な疲労にはかなり耐性があり、眠らなくとも十全に能力を発揮できる。
 
:デミ・サーヴァントが持つ特殊「憑依継承(サクスィード・ファンタズム)」によって憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華しており、マシュの場合は魔力をそのまま防御力に変換する『魔力防御』を継承している。
 
 
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
;ドクター・ドリトル
 
:動物と話せることに憧れてはいるが、ニュアンスまでしか分からない自分には才能がないと考えている。
 
:主人公からは動物話せる人はあんまりいないから大丈夫、と言われている。
 
 
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Grand Order===
 
====本編====
 
;「…………。」<br>「オフェリアさん。クリプターの事情がどのようなものなのか、わたしは分かりません。」<br>「でも、たとえ知っていても退く事はできない───あなたの操る異聞帯サーヴァントが如何に強くとも!」<br>「強いだけの相手に負けるなと、弱くとも強く叫んだ人を、わたしたちは知っている……!」
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』での台詞。[[パツシィ]]の最期の叫びは今も二人の仲に息づいている。
 
====イベント====
 
;「これは……ギルドルッシュ……? え? なんで? ふざけてるんですか?」
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』での台詞。マシュにしては珍しく攻撃的な発言をしている。
 
:まあ、夢にまで見たリゾート地に来たら紙幣が訳の分からないモノだったらそりゃ攻撃的にもなる。
 
 
 
;ワルキューレ
 
==概要==
 
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]
 
  
;略歴
+
; 「顔を上げよ藤丸立夏。例え貴様がこの時代で己が無力を嘆いたとしても、<br> <ruby><rb>我</rb><rt>オレ</rt></ruby>が認めよう! お前こそが必要なものだったと!<br> この先どれほどの窮地が待っていようとお前は、ただそこに立つだけで正しいのだ」
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では神代から生き続けている[[異聞帯]]の存在として登場。
+
: 同上、アニメ版バビロニア21話にて、
;人物
 
:カルデア式召喚及び霊基再臨に伴う代替召喚で確認される個体は「オルトリンデ」「ヒルド」「スルーズ」の3騎。マスターとの縁が結ばれた(或いは未来にて結ばれるであろう)個体と予想される。個体名を有しているはずだが、彼女達は「それぞれ別個体である」という扱いを断固として拒絶している。
 
:魔力の多寡はあれども存在の本質はほぼ同等であるため、彼女達はいずれも真名「ワルキューレ」として現界する。だが「ワルキューレ」は個体名ではなく種族名であるため、外見・性格・言動が三者三様で異なっている。
 
: オルトリンデは内気で引っ込み思案であり、あまり余裕のある性格はしていないが、ワルキューレとしての任務には人一倍意欲を持っている。
 
: ヒルドは明るく陽気な性格で、言動も若干軽めで人当たりも良いムードメーカー。
 
: スルーズは知的なクール系で、きびきびとした事務的な喋り方が特徴的で、若干人間味は薄い。
 
: このように個体差はあるものの、あくまでも個性の範疇にすぎず、知識や認識の同期も定期的に行われるために「異なる見解を持つ」ということが原則としてありえないし、そのように設計されている。このあたり[[ラフム]]に近い。
 
:なお、カルデアのマスターによって召喚された彼女達は汎人類史のワルキューレが英霊・サーヴァントとなった存在であり、北欧異聞帯でマスターが出会ったワルキューレとは「完全な別人」である<ref group = "注">北欧異聞帯におけるワルキューレを覚えているのは[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]の一行のみ。</ref>
 
;能力
 
:オーディンから賜った光槍と神鉄製の盾を持つ。神鉄製の盾は[[ナポレオン]]の砲撃を容易く防いだ。戦闘時には白鳥礼装を起動する。
 
:サーヴァントとして現界するワルキューレは特殊な存在で、極めて異例な霊基を有している。神霊に近い存在(半神)であるため、高ランクの神性スキルを有している。
 
:これは恐らく北欧異聞帯における出会いと別れが、マスターに対する縁となったという事なのだろう。
 
:マスターとの同調率の上昇に伴って魔力が増大することはあっても、ワルキューレはそれぞれの個体ごとに力の上限があるため、他のサーヴァントのように「霊基再臨して強力な形態に変化する」ことがない。
 
:カルデア式召喚のシステムに従ってワルキューレに霊基再臨を行わせた場合、高確率でワルキューレは姿を消し「再定義された魔力容量に相応しい別個体のワルキューレ」が代替召喚される。
 
  
 +
; 「あ、いや待て。<br> 一つ聞くのを忘れていた。―――このウルクは、どうであった?」
 +
: 同上、アニメ版バビロニア21話にて、
 
-->
 
-->
  
1,183行目: 23行目:
 
-->
 
-->
  
===スキル===
+
===[[スキル (サーヴァント)|スキル]]===
 
<!--
 
<!--
=== 枝の破滅 ===
 
: 詳細不明。
 
: 『Grand Order』では「自身の攻撃力アップ<ref name="1ターン" />&敵全体の弱体耐性ダウン<ref name="3ターン" />&延焼状態<ref group = "注">やけどの効果量がアップする状態</ref>を付与<ref name="3ターン" />」という効果のスキル。
 
{| class="wikitable"
 
! ランク || 保有者 || クラス || 備考
 
|-
 
| B ||[[スルト]]||セイバー||
 
|}
 
 
=== 海賊の誉れ ===
 
: 海賊独自の価値観から生じる特殊スキル。低ランクの精神汚染、勇猛、戦闘続行などが複合されている。
 
: ティーチは部下に何の前触れもなく暴力を働く一方で剣林弾雨に向けて猛然と突進する勇猛さを持つ。
 
:アーチャーのアンとボニーは船長ではないので、ややランクは落ちる。しかし不甲斐ない船長であったとき、かえってこの誉れは高まる。
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』でエドワード・ティーチが使用した際は、枝から落ちる柿のように首が刎ねられた状態から復活した。
 
: 『Grand Order』では「自身の攻撃力をアップ<ref group = "注" name="3ターン" />&自身にガッツ状態を付与<ref group = "注" name="1回">1回</ref>&自身の弱体耐性ダウン<ref group = "注" name="3ターン" />」という効果のスキル。
 
{| class="wikitable"
 
! ランク || 保有者 || クラス || 備考
 
|-
 
| B || [[エドワード・ティーチ]] ||ライダー||
 
|-
 
| C+ || [[アン・ボニー&メアリー・リード〔アーチャー〕]] ||アーチャー||
 
|}
 
 
=== 怪力 ===
 
: 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
 
: メドゥーサの場合、Bのランクとは別に使えば使うほど魔獣化が進行してしてしまう。
 
:メドゥーサ〔ランサー〕は魔の性質が薄いためにランクは低い。
 
: 金時の場合、雷神である赤龍の子であり、人食いの山姥の子なために本スキルを極めて高ランクで所有している。
 
: タマモキャットの場合、野生の力とかなり相性がいいのか、本人ノリノリ。
 
: ジキル&ハイドの場合、ハイド時に真価を発揮する。
 
: アストルフォの場合は、発動中は1ターンごとにダメージを負うデメリットが発生する。なお、理性蒸発によるリミッター解除によって魔物・魔獣ではないが例外的に発動できる。
 
: ティアマトはほぼ最上級のもの。黒泥を体とし、竜体として現れたティアマトの筋力は巨人のそれである。
 
:坂本龍馬の場合、凄い馬力のお竜さんのスキル。竜なのに馬力という謎のものさし。
 
: 『Grand Order』では「自身の攻撃力をアップ<ref group = "注">Aが3ターン、Bが2ターン、C-が1ターン。</ref>」。A+が、「自身の攻撃力を大アップ<ref group = "注" name="1ターン" />」という効果のスキル。
 
:ジキル&ハイドのみ「自身の攻撃力をアップ<ref group = "注" name="3ターン" />&ハイド時さらに自身の攻撃力をアップ<ref group = "注" name="3ターン" />」。
 
{| class="wikitable"
 
! ランク || 保有者 || クラス || 備考
 
|-
 
| A++ || [[ティアマト]] ||ビーストⅡ||
 
|-
 
| rowspan="2"|A+ || [[坂田金時]] ||バーサーカー||
 
|-
 
| [[ゴルゴーン]]||アヴェンジャー||
 
|-
 
| rowspan="2"|A || [[アステリオス]] ||バーサーカー||
 
|-
 
| [[坂本龍馬]] || ライダー || [[お竜]]に由来するスキル。
 
|-
 
| B+++ || [[スルト]] || セイバー ||
 
|-
 
| rowspan="4"|B || [[メドゥーサ]] ||ライダー||
 
|-
 
| [[タマモキャット]] ||バーサーカー||
 
|-
 
| [[ヘンリー・ジキル&ハイド]] ||アサシン||
 
|-
 
| [[ヘシアン・ロボ]] ||アヴェンジャー||
 
|-
 
| rowspan="2"|C || [[坂田金時]] ||バーサーカー|| 企画段階設定
 
|-
 
| [[メドゥーサ〔ランサー〕]] ||ランサー||
 
|-
 
| C- || [[アストルフォ]] ||ライダー||
 
|-
 
| D || [[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン(怪腕のゴズール)]] ||アサシン||
 
|-
 
| ? || [[ヘンリー・ジキル&ハイド]] ||バーサーカー||
 
|}
 
 
 
=== 巨人外殻 ===
 
:詳細不明。
 
: 『Grand Order』では「自身にダメージカット<ref name="3ターン" />&攻撃を受けるとHP回復効果<ref group = "注">1000回復</ref>が発動<ref name="3ターン" />」という効果のスキル。
 
{| class="wikitable"
 
! ランク || 保有者 || クラス || 備考
 
|-
 
| A || [[スルト]] || セイバー ||
 
|}
 
 
-->
 
-->
  
 
===クラス===
 
===クラス===
 
<!--
 
<!--
==概要==
 
;セイバー
 
 
これまで登場したのは以下31人。<br>
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! 名前 !! 登場作品
 
|-
 
|[[アルトリア・ペンドラゴン]]||[[Fate/stay night]]<br>[[Fate/Zero]]<br>[[Fate/Labyrinth]]<br>[[Fate/Grand Order]]<br>[[Fate/EXTELLA]]<br>[[Fate/EXTELLA LINK]]
 
|-
 
|[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]||[[Fate/stay night]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]||[[Fate/unlimited codes]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ネロ・クラウディウス]]||[[Fate/EXTRA]]<br>[[Fate/EXTRA CCC]]<br>[[Fate/EXTELLA]]<br>[[Fate/EXTELLA LINK]]<br>[[Fate/EXTRA Last Encore]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ガウェイン]]||[[Fate/EXTRA]]<br>[[Fate/EXTRA CCC]]<br>[[Fate/EXTELLA]]<br>[[Fate/EXTELLA LINK]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[鈴鹿御前]]||[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ジークフリート]]||[[Fate/Apocrypha]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[モードレッド]]||[[Fate/Apocrypha]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[アーサー・ペンドラゴン]]||[[Fate/Prototype]]<br>[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[シグルド‎]]||[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[沖田総司]]||[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[豊臣秀吉]]||[[コハエース]]
 
|-
 
|[[魔神セイバー]]||[[コハエース]]<br>[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]
 
|-
 
|[[リチャード]]||[[Fate/strange Fake]]
 
|-
 
|[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[アルテラ]]||[[Fate/Grand Order]]<br>[[Fate/EXTELLA]]<br>[[Fate/EXTELLA LINK]]
 
|-
 
|[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[シュヴァリエ・デオン]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[フェルグス・マック・ロイ]]||[[Fate/EXTRA Last Encore]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[両儀式〔セイバー〕]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ラーマ]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ランスロット〔セイバー〕]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ベディヴィエール (Grand Order)‎ ]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[エリザベート=バートリー〔ブレイブ〕]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[宮本武蔵]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[フランケンシュタイン〔セイバー〕‎‎]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[柳生但馬守宗矩‎‎]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[千子村正‎‎]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[シャルルマーニュ]]||[[Fate/EXTELLA LINK]]
 
|-
 
|[[スルト]]||[[Fate/Grand Order]]
 
|}
 
 
;アルターエゴ
 
哲学においては他者の持つ自我の事である。オルターエゴとも。<br>
 
通常の聖杯戦争には存在しないエクストラクラスだが、クラス名だけを意味しない。
 
 
これまで登場したのは以下11人。
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! 名前 !! 登場作品 !! 作成元
 
|-
 
|[[パッションリップ]]<br>[[パッションリップ (Grand Order)|(FGO版ページ)]] || [[Fate/EXTRA CCC]]<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]<br>[[Fate/Grand Order]] ||rowspan="5"| [[BB]]
 
|-
 
|[[メルトリリス]]<br>[[メルトリリス (Grand Order)|(FGO版ページ)]] || [[Fate/EXTRA CCC]]<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[ヴァイオレット]] || [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
|-
 
|[[キングプロテア]] || [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
|-
 
|[[カズラドロップ]] || [[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
|-
 
|[[タマモキャット]]<ref group = "注">サーヴァントとしてのクラスはバーサーカー</ref> || [[Fate/Grand Order]] || [[玉藻の前]]
 
|-
 
|[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|殺生院キアラ]] || [[Fate/Grand Order]] || [[ビーストⅢ/R]]
 
|-
 
|[[メカエリチャン]] || [[Fate/Grand Order]] || rowspan="2"|[[エリザベート=バートリー]]
 
|-
 
|[[メカエリチャンⅡ号機]] || [[Fate/Grand Order]] 
 
|-
 
|[[沖田総司〔オルタ〕]] || [[Fate/Grand Order]]  || [[沖田総司]]
 
|-
 
|[[シトナイ]] || [[Fate/Grand Order]]  || [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
|}
 
 
;フォーリナー
 
==概要==
 
この世界の外から来訪したとされる"異存在"。異邦の怪物。この世界の外から来訪した異星人の様なもの。虚空からの降臨者。迷信より降臨せし者。<br>
 
つい最近、正式に“霊基を持つ存在”として認定された特殊クラス。本来なら英霊ではないが、サーヴァントと性質が酷似しているため、特例中の特例として認定された。フォーリナーの発生条件はとても複雑で低い。<br>
 
狂気の内にありながら純粋さを失わない・あるいは狂気に呑まれながらそれを逆に呑み尽くしたなど英霊としての自我を保った者のみが、サーヴァント「フォーリナー」としての資格を持ち得る。<br>
 
 
外宇宙の異常識そのものであり、「この世界」たる地球とその円環の宇宙の法則とは全く別の摂理を有する。<br>
 
故に「この世界」を基盤とする法則とは相容れず、裁定者の千里眼、魔術という根本原理、星を守護する抑止力であろうとも例外なく彼らの前には無力となる。
 
 
-->
 
-->
  
 
===[[二つ名]]===
 
===[[二つ名]]===
 
<!--
 
<!--
;愛されガールを気取っているクセにいつまでも独身女王
 
:[[スカサハ=スカディ]]。[[コヤンスカヤ]]が呼称。
 
;アインツベルン最後の娘
 
:[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]。
 
;アインツベルンの<ruby><rb>娘</rb><rt>1イリヤ</RT></RUBY>
 
:[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]。
 
;悪竜を殺してその“智”を喰らったモノ
 
:[[シグルド]]。
 
;あらゆる能力に優れた戦士の王
 
:[[シグルド]]。
 
;<ruby><rb>戦乙女</rb><rt>いくさおとめ</RT></RUBY>ならざりし盾の少女
 
:[[マシュ・キリエライト]]。
 
;戦乙女の長姉
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;戦乙女ワルキューレの長姉
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;王さま
 
:[[スルト]]。
 
;<ruby><rb>巨</rb><rt>おお</RT></RUBY>いなる力を持ちながらも人であったモノ
 
:[[ヘラクレス]]。
 
;巨いなる番人
 
:[[ヘラクレス]]。
 
;狼男
 
:[[ベリル・ガット]]。
 
;快男子
 
:[[ナポレオン]]。
 
;かつて皇帝だった男
 
:[[ナポレオン]]。
 
;かつては半神であり、古き女神であった者
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;神さま
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;神の女王
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;仮面の英霊
 
:[[シグルド]]と融合した[[スルト]]。
 
;騎士
 
:[[スルト]]。
 
;巨人狩人
 
:[[ナポレオン]]。
 
;キレキレのナイフマン
 
:[[シグルド]]と融合した[[スルト]]。
 
;近代の男
 
:[[ナポレオン]]。
 
;グレートイビル・BB
 
:[[BB (Grand Order)]]。
 
;ケルトの女
 
:[[スカサハ]]。
 
;黒い鎧のお姉さん
 
:[[マシュ・キリエライト]]。
 
;氷の女
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;シグムンドの子
 
:[[シグルド]]。
 
;シグルド殺しの戦乙女
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;シグルドの伴侶だった元戦乙女
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;シグルドを殺した者
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;霜の巨人王
 
:ユーミル。
 
;ジャイアントスレイヤー
 
:[[ナポレオン]]。
 
;“知り得る者”
 
:[[シャーロック・ホームズ]]。
 
;白イヌ
 
:[[フォウ]]。
 
;新兵
 
:[[主人公 (Grand Order)]]。[[ナポレオン]]が呼称。
 
;スルト・フェンリル
 
:[[スルト]]。
 
;世界の運命ってやつに抗う少年少女の背中に、星の輝きを見出した男
 
:[[ナポレオン]]。
 
;戦士の王
 
:[[シグルド]]。
 
;大欧王
 
:[[ナポレオン]]。
 
;大神オーディンの娘
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;大神の娘なりしブリュンヒルデ
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;大砲を操るアーチャー
 
:[[ナポレオン]]。
 
;盾のお嬢さん
 
:[[マシュ・キリエライト]]。
 
;盾持つひと
 
:[[マシュ・キリエライト]]。
 
;盾の女
 
:[[マシュ・キリエライト]]。
 
;誰かが期待する限り、誰かが“もしも”と願う限り、そのすべてに応えてみせる男
 
:[[ナポレオン]]。
 
;小さくて透き通ったふとっちょのおじさん
 
:[[ゴルドルフ・ムジーク]]。
 
;地表に残った神代という<ruby><rb>現実</rb><rt>テクスチャ</RT></RUBY>を守護する者
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;超常の存在を引き裂き、栄光を掴む、英雄の中の英雄
 
:[[ヘラクレス]]。
 
;超絶かわいい案内人
 
:[[BB (Grand Order)]]。
 
;月のスーパーAI・ムーンキャンサーBBちゃん
 
:[[BB (Grand Order)]]。
 
;天使サマに抗う佳い男
 
:[[ナポレオン]]。
 
;照りつける太陽より熱く、蒼い海より清らかなみんののアイドル
 
:[[BB (Grand Order)]]。
 
;東欧の<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>を統べる氷河の王
 
:[[イヴァン雷帝]]。
 
;常夏の案内役BBちゃん
 
:[[BB (Grand Order)]]。
 
;残り滓のペット
 
:[[フォウ]]。[[コヤンスカヤ]]が呼称。
 
;薄幸の美少年
 
:[[ゴルドルフ・ムジーク]]。自称。
 
;バルンストックの子
 
:[[シグルド]]。
 
;汎人類史にて古エッダやサガにて語られる者
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;万能ヒロインBBちゃん
 
:[[BB (Grand Order)]]。
 
;ひとたびは英雄シグルドに寄り添うも、最後には、その命を奪い去って自らも死した復讐者
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;百騎を超す御使いを侍らせて巨人種と人類の双方を管理する北欧<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>の支配者
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;氷雪の女王
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;ふとっちょさん
 
:[[ゴルドルフ・ムジーク]]。
 
;ふとっちょのおじさん
 
:[[ゴルドルフ・ムジーク]]。
 
;冬木市の大聖杯を造り出した稀代の魔術師
 
:[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]。
 
;ブリュンヒルデ・シグルドリーヴァ
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;ペペロンチーノ
 
:[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]。
 
;砲なるものを操る奇妙な弓兵
 
:[[ナポレオン]]。
 
;北欧の女王
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;北欧の大英雄
 
:[[シグルド]]。
 
;北欧の母
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;北欧に残った最後の女神
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;北欧唯一の神
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;北欧<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>に於ける唯一の人理の英雄
 
:[[ナポレオン]]。なお、実際には[[シトナイ]]や[[ブリュンヒルデ]]が汎人類史側の存在として召喚されていたため間違いだった。
 
;北欧<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>の女王
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;北欧<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>を統べる支配者
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;ボナパルドン
 
:[[ナポレオン]]。
 
;炎が如き、ひとりの男
 
:[[ナポレオン]]。
 
;炎の快男子
 
:[[ナポレオン]]。
 
;炎の巨人王
 
:[[スルト]]。
 
;滅びの巨狼
 
:フェンリル。
 
;魔剣使い
 
:[[シグルド]]。
 
;自らを燃やす狂える半神
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;紫水晶の戦乙女
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
;ムスペルヘイムの支配者
 
:[[スルト]]。
 
;最も優れ、気高き戦士の王と讃えられた男
 
:[[シグルド]]。
 
;ヤべえ目をした美少女
 
:[[牛若丸]]。
 
;有能美人秘書
 
:[[コヤンスカヤ]]。
 
;雪と氷の女神
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;雪山の女神
 
:[[スカサハ=スカディ]]。
 
;ユスティーツァ師
 
:[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]。
 
;ロシアの王
 
:[[イヴァン雷帝]]。
 
;<ruby><rb>戦乙女</rb><rt>ワルキューレ</RT></RUBY>の長姉
 
:[[ブリュンヒルデ]]。
 
 
-->
 
-->
  
 
===[[小辞典]]===
 
===[[小辞典]]===
 
<!--
 
<!--
;ヴァルハラ
 
:北欧神話での死後の世界。大神の宮殿。戦士の館。選ばれた勇士の魂が集う場所。
 
:勇者、勇士、英傑、英雄、そういった戦士たちの魂が辿り着く場所。大神オーディンの遣いである戦乙女に選ばれた勇士の魂だけが赴く事が出来る伝説の領域。生者が行けるような場所ではない。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』の集落では、愛された証として子供たちが半年かけて育てた特別な花の花束を持って、定めの日に巨人に殺されればヴァルハラに行けるとされている。
 
 
;ヴェッテルン湖
 
:スウェーデン南部にある1900平方メートルを超える、氷河期後に形成された大型の湖。
 
:[[異聞帯]]では山間部になっており、存在しない。
 
 
;霊基外骨骼
 
:オルテナウス。[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]が改良した。バイザーが付いている。アーマードとも呼ばれる。オルテナウス計画に使う予定だった。
 
:内部加圧、燃焼機関、ソフトウェアなどがついている。ソフトウェアは遠距離のシャドウ・ボーダーから更新する事が出来る。
 
:魔力探知の機能も付いており、ソフトウェアによって動いている。駆動音と排気音を静音の護符を起動する事で緩和する静音モードがあり、戦闘する際は静音モードを解除する。自動調律機能があり、戦闘前に整備したて一歩手前の調子にしたり、戦闘中に出力が低下した際に回復してくれる。連続で戦闘を行う場合には、連続戦闘対応モードに自動調律され、排気を行う。アマルガムゴートによって機能を拡大し、出力を一時上昇させる事が可能。出力は数値で表示される
 
:盾は格納スペースがあり、カルデア式簡易キャンプや寝袋などの野営道具、レーションなどの糧食や携帯食料、飲料水、皿などの一式を入れて常備している。[[フォウ]]を収納スペースに入れることもある。背中に加速用のブースターが付いており、これを用いて加速する。下部にはパイルアンカーが付いている。
 
:ただし、元の霊基ではないため[[ギャラハッド]]由来の<ruby><rb>技術</rb><rt>スキル</RT></RUBY>は使う事が出来ない。それらの欠けた部分は霊基外骨骼で補う。
 
:第2部では[[ギャラハッド]]が抜けた事で霊基の出力が半分以下になった[[マシュ・キリエライト|マシュ]]を補うために使用した。
 
:[[マシュ・キリエライト]]の霊衣として実装された。装備すると宝具は『いまは脆き夢想の城』に、スキルは「誉れ堅き雪花の壁」が「バンカーボルト」へ、「時に煙る白亜の壁」が「アマルガムゴート」へ、「奮い断つ決意の盾」が「悲壮なる奮起の盾」へと変化し、更に戦闘モーションも変化する。
 
 
;オレルス・ボード
 
:霊基外骨骼追加オプション。北欧異聞帯の雪原地帯を高速移動するためのアイテム。ウイングの付いたスキー板の形状をしている。
 
:魔力を利用したジェット噴射を可能とする高速スキー板。斜面も登れる。だが高速移動中は観察力が落ちる。噴射モードでブースターを緊急起動して離脱する事ができ、この際は風圧が酷いので目を閉じるかバイザーを装着する必要がある。ブースター第二加速を維持できれば、230キロメートルを数時間で移動できる。
 
:転倒防止の護符とジャイロセンサーが付いているため、転ばないようになっている。折り畳んで収納する事が出来る。魔力消費の効率も良い。
 
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が通信手段の確保が出来ないか調整している間に用意した。[[主人公 (Grand Order)|主人公]]にはボード単品が用意されたが、本気の高速移動をする場合は、折り畳んでマシュにしがみ付く方がいい程度のもの。
 
 
;火炎領域ムスペルヘイム
 
:北欧世界を構成する九つの領域の一つ。支配者は炎の巨人王、スルト。
 
:この領域と「氷凍領域ニヴルヘイム」の衝突で溶けだした霜が毒の川となり、毒がムスペルヘイムの熱に当てられて巨人と化した。ラグナロクではこのムスペルヘイムから炎の巨人種ムスペルが顕れた。
 
 
;カルデアハワイ支部
 
:ハワイ諸島にあるカルデアの支部。
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』では[[特異点]]になった影響か、回線が開いているにも関わらず、通信が繋がらなかった。
 
 
;ガルフピッゲン山
 
:北ヨーロッパの最高峰。ヨートゥンハイメン山地に存在している。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では山頂に[[ブリュンヒルデ]]が封じられていた。
 
 
;虚数空間
 
:虚数属性のモノ以外、あらゆる物体が存在しない空間。例外としてはペーパームーンを利用した[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]とその搭乗員。
 
:虚数空間では実質的な距離は意味を成さず、それよりは座標と実在証明の計算に有する時間がそのまま距離となる。
 
:宇宙は『時間』という概念によって成り立っている。本来、『時間』に未来も過去もない。その軸を頼りにしているのは人類であって、『時間』そのものは積み重なってさえいれば、その前後は入り乱れても問題はない。だが、虚数空間にはその『時間』の積み重ねが存在しない。
 
:虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からない。
 
:一秒も時間を重ねていないかもしれないし、何百年もの時間を重ねているかもしれない。御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。
 
:虚数潜航の際は、そうならないように外部空間との誤差を正しながら進んでいる。
 
:『永久凍土帝国 アナスタシア』では境界壁があり、激突した[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]は装甲が損傷。論理術式が一部欠落。左スクリューが停止した。
 
 
;ギリシャ神話
 
:ギリシャに伝わる神話大系。北欧神話、インド神話と並ぶ世界三大神話の一つ。星座の由来となった逸話が多いため、世界で最も有名な神話体系といえる。人々に忘却される結末を辿った。
 
:[[ヘラクレス]]、[[メディア]]、[[メドゥーサ]]、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]、[[ケイローン]]、[[アタランテ]]、[[アキレウス]]、[[アルケイデス]]、[[ヒッポリュテ]]、[[ペルセウス]]、[[アステリオス]]、[[オリオン]]、[[ヘクトール]]、[[メディア〔リリィ〕]]、[[メドゥーサ〔ランサー〕]]、[[ゴルゴーン]]、[[イアソン]]ら、様々な英霊が登場する。
 
:[[ヘラクレス]]はこの神話大系の頂点に立つ英雄である。また、ギリシャ神話の二大英雄と言った場合には[[ヘラクレス]]と[[ペルセウス]]を指す。
 
:[[イシュタル]]曰く、ギリシャの神格はロボらしい。
 
:【関連項目】オリュンポス十二神
 
 
;ギルドルッシュ
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』で登場した、[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]が描かれた紙幣。
 
:ダニエル・K・イノウエ国際空港で両替したらこれが出て来た。その訳の分からなさにはマシュが珍しく攻撃的な意見を言うほど。
 
 
;ゲシュペンスト・ケッツァー
 
:[[主人公 (Grand Order)]]、[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)]]、[[牛若丸]]のサバフェスのサークル。場所は『か』の『01』席。
 
:サークルの名称はドイツ語で意味は『異端の怪物』みたいな。命名の理由は響きが無暗にカッコイイから。
 
 
;サーヴァント・サマースター・フェスティバル
 
:カルデア、非カルデア関係なくサーヴァント達が定期的に集まり、交流し、サークルで同人誌を作り、踊り、歌い、楽しむもの。略してサバフェス。
 
:サーヴァントにとってサバフェスはありったけの夢と希望をかき集めた宝の山。ある者は写真集で尾野呂伸びを誇示し、ある者はライブDVDという名の悪魔的ミサを販売し、ある者は様々な<ruby><rb>冒険</rb><rt>イベント</RT></RUBY>で集めたネタで小説を綴り、ある者は『まにあわないよう』と半べそになりながらホテルで原稿中。
 
:[[刑部姫]]は本来の〆切間際に<ruby><rb>クリーチャー・ハンティング</rb><rt>クリハン</RT></RUBY>に手を出し原稿が完成していなかった。基本的に『出し物』が間に合ってそうなサークルはあまり無い<ref group = "注">人理の守護に勤しんでいたため。</ref>。サークルに参加しないサーヴァントはバカンスを満喫中。サーヴァント達はサバフェスが終わるまでロクに戦わないという誓約の下に集まっている。
 
:2017年のサバフェス主催者は[[BB (Grand Order)]]。会場が決まらなくて困っていると来たので力を貸して、オアフ島とハワイ島を合体させた特異点を会場として提供した。これにより神秘は秘匿されるのでどんな無茶もOK。サーヴァント達は何食わぬ顔でハワイをエンジョイ出来てサバフェスもかつてない規模で開催。ちなみに特異点はサバフェスが終わると消える。このサバフェスでは順位制度が設けられており、サバフェス当日で一番人気になったサークルには[[聖杯]]がプレゼントされる。ルルハワに来たサーヴァントの半数はサークル参加を表明している。サバフェスが終わると総合売り上げの結果発表や聖杯の授与式やサーヴァント界で一番の創作力を表彰するセレモニーなどがある。優勝候補は前回の壁サークル、[[ジャンヌ・ダルク]]とその友達のサークル『st.オルレアン』。
 
:別に創作をしなければならない訳では無く、見るだけでも構わない。五ラックには『作る者』と『楽しむ者』の循環が必要不可欠。要するにサークル参加して活動内容を配布するか、一般参加でのんびり楽しむか。聖杯はサークル参加しないと手に入らない。漫画、小説、グラビア、グッズ、フィギュア、持ち込む活動記録は何でも良い。
 
 
;私設軍隊フラッシュフォー
 
:[[ゴルドルフ・ムジーク]]が[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]に連れて来た軍隊。
 
:<ruby><rb>性質</rb><rt>タチ</RT></RUBY>の悪い愚連隊だが、仕事は立派だった。
 
:[[クリプター]]によるカルデアの襲撃時に全滅しており、ゴルドルフは全てが解決した後は、きちんと保険金を支払うつもりでいる。
 
 
;大令呪
 
:シリウスライト。[[クリプター]]だけの特権。新しい世界に塗り替え、異なる世界を構築できる。
 
:“神”のための令呪で、これがある限り[[クリプター]]の命は本人だけのものではなく、魂は最期まで利用され、搾り取られる運命に在る。
 
:【関連項目】クリプター
 
 
;st.オルレアン
 
:[[ジャンヌ・ダルク]]とその友達のサークル。サバフェスの優勝候補。前回サバフェスでの壁サークル。
 
:サバフェスの超大手で、開始一時間どころか前日搬入の時点で完売と言われるサバフェスの超勝ち組。狙っているのか天然なのか、清純な絵柄でそれはもうどぎつい展開を繰り出してくる。ヒロインがついに主人公に告白する時、まさか大量のスマホを大砲にぶちこんで撃つなど、<ruby><rb>戦場</rb><rt>ラブコメ</RT></RUBY>の作法を無視した展開にちょっとオルレアン世紀末すぎると心胆サムシングするほど。
 
:[[エドワード・ティーチ]]も[[BB (Grand Order)]]にお願いして一冊キープしている。
 
 
;ダニエル・K・イノウエ国際空港
 
:オアフ島にある空港。『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』で主人公たちが乗った民間の飛行機が着陸した場所。写真と葉ちょっと違い、入国審査の通過もなかった。
 
 
;天使
 
:天使の翼は古代エジプトの有翼神に由来する。
 
 
;ハワイ諸島
 
:ハワイ。南国。世界有数の観光名所。
 
 
;氷凍領域ニヴルヘイム
 
:北欧世界を構成する九つの領域の一つ。この領域と「火炎領域ムスペルヘイム」の衝突で溶けだした霜が毒の川となり、霜の巨人の元になった。
 
 
;悪竜現象
 
:ファヴニール。何らかの要因で竜に変じた存在。伝承では[[ジークフリート]]と[[シグルド]]が退治した。
 
:『無間氷焔世紀ゲッテルデメルング』では人類の総人口がおよそ1万人に固定されており、貨幣制度や国家の概念などの欲を加速させるものも存在しないため、悪竜現象が発生するほどの大欲を抱く者はいない。
 
:【関連項目】竜種
 
 
;ペーパームーン
 
:虚数観測機。平面の月という意味を持つ名。虚数空間を観測・立証する羅針盤。[[アトラス院]]からカルデアへ贈呈された特級魔術礼装。
 
:通常空間と虚数空間を同時に観測する事が出来る。
 
:カルデアスとの位相差を超える手段として用意されたものだが、シバが完成しレイシフトが実証できるようになったため、使い道がなくなった。
 
:使うには[[アトラス院]]から使用許可を出してもらう必要があるが、[[シャーロック・ホームズ]]は第六特異点で[[アトラス院]]のトライヘルメスで極秘マニュアルを盗み見たため、使う事ができる。
 
:[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]に搭載されている。
 
:【関連項目】人理継続保障機関フィニス・カルデア、アトラス院
 
 
;北欧神話
 
:北欧に伝わる神話大系。ギリシャ神話、インド神話に並ぶ世界三大神話の一つ。ゲルマン神話と同一視されることもある。自らの滅びをもって幕を閉じる神話体系。
 
:九つの領域で構成され、神々や巨人など多くの神秘が存在する。紀元前1000年前<ref group = "注">現在からおよそ3000年程前。</ref>、北欧神代の世界を覆う<ruby>現実城<rb></rb><rt>テクスチャ</RT></RUBY>はカトラ山噴火から始まるラグナロクで神々や巨人種ごと、幻想種やら何やらも丸ごと含めて地上から消え去り、この時に神話の多くや伝承までも消し飛んだ、というのが[[魔術師]]の間での推測・通説<ref group = "注" name="魔術師の通説">多くの権威が支持した学説で、[[時計塔]]考古学科では常識として扱われている。</ref>。汎人類史では神代北欧の全ては把握できず、断片を繋げて、当時の状況や信仰を朧気に推測するしかない状態で、実際のところ何が如何なのかは不明<ref group = "注">大なり小なり何処も同じようなものではある。</ref>。
 
:戦いを尊ぶ精神と強固な運命論的価値観が特徴であり、『ニーベルングの指輪』など多くのフィクションの元ネタにもなっている。
 
:[[ブリュンヒルデ]]や[[シグルド]]が登場する他、雷神トールや魔術神オーディン、その持ち物であるグングニルやミョルニル、ルーンについて触れられている。
 
:【関連項目】サーヴァント、ルーン、ラグナロク
 
 
;炎の館
 
:大神結界こと“炎の館”。詩のエッダこと古エッダに於けるシグルドリーヴァの歌、そしてヴォルスンガ・サガに曰く、ヒンダルフィヨルの山頂に燃える炎の輝き、神の盾で造られた垣根に囲まれる、旗掲げた館。炎に包まれた館。[[ブリュンヒルデ]]の逸話に登場する。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では神話の再演、見立てによる類感魔術を用いた大規模魔術儀式による結界として、ガルフピッゲン山の山頂に燃焼の対象物がないまま空間に固定された魔術の炎の壁が取り囲む、氷の建造物として存在し、中に汎人類史の[[ブリュンヒルデ]]を封じていた。
 
 
;御使い
 
:量産型のワルキューレ。戦乙女の模造品。北欧の異聞帯で二千数百年前に[[スカサハ=スカディ]]が魔力分け与えて作った人形。ヴァルハラへと魂を運ぶもの。
 
:自動機械としての性質のみを重視して形作られており、魂は搭載されていない。命令を実行する機能だけがある。辛うじて感情を与えられていた戦乙女とは違い、不確実性が存在せず、機能的で効率の良い発想で作られている。内部には疑似心臓などがあり、構造は人体のそれに似て、温かい。
 
:融通の利かない機械染みた番人で、所有者である[[スカサハ=スカディ]]の博愛を気にしない。原型とは、全員がフードを被っている、楯の色が銀色などの違いがある。
 
:原型であり統率個体であるワルキューレ、スルーズ、ヒルド、オルトリンデの方が強い。また、状況を柔軟に判断する性能を持ち合わせない。自動殲滅機能をなるものが存在する。全固体で記憶を連結しており、[[ナポレオン]]に狙撃された個体のデータを蓄積して、二度と定めの儀式を失敗しないために、自動的に襲撃に備えて数を大量に用意するなどしている。
 
:集落の人々にルーンを授け、ルーンの癒しで病気を治してくれる。定めの日に集落の大扉を開き、25歳の大人を巨人の贄にする役割がある。地下格納庫に収容されている。
 
:[[ナポレオン]]曰く巨人を連れた戦乙女は結構神話的な見た目で、[[マシュ・キリエライト]]は一種の壮麗さがあったと言っている。
 
 
;ユグドラシル
 
:世界樹。北欧神話に於いて重要な位置にある存在。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で登場した[[ゲルダ]]はユグドラシルを知らなかった。
 
 
;ラグナロク
 
:神々の黄昏。北欧神話の終末の伝説。北欧神話における神代終焉の最終戦争。
 
:戒めから解き放たれた悪神ロキの王略に始まり、その蠢動はやがて多くの大災厄を呼び、火炎領域ムスペルヘイムから炎の巨人種ムスペルが顕れる。カトラ山の大規模噴火の正体がこのムスペル。大神オーディンは滅びの巨狼フェンリルに呑まれ、神々と巨人種の激突によって多くの神々と巨人が相打ちながら滅び去り、ムスペルヘイムの支配者である炎の巨人王、スルトの“炎の剣”により大地は焼き尽くされたという。神々と巨人の消えた北欧には、人類の時代が到来し、大地はヒトのものとなる。神秘の多くを失い、文明は急速に発展していく。
 
:神々と怪物たちが最後の大戦争を繰り広げ、世界は炎に飲まれ、大地は海に沈む。その時点で神々も怪物も、巨人達も姿を消しており、やがて北欧世界には人間による新たな時代が始まる等、この出来事が一種の“神代の終焉”と言える。
 
:ラグナロクの正確な年代は、隠された真実を探求する魔術の世界においても諸説あり、最も有力なのは、紀元前1000年頃という説とされる。紀元前1000年頃に発生したカトラ山の大噴火こそが炎の領域ムスペルヘイムの権限と暴走であり、炎の巨人種ムスペルが顕れる。それに連なる形で発生したラグナロクによって、北欧世界に存在した古き神々や巨人は滅びたとされている。また、地誌的な記録で言えば、カトラ山の大規模噴火によって生態系が息づくテクスチャが一枚まるごと消え失せてしまった。その影響により西暦930年より以前の記録が存在せず、現存する最古のサガが9世紀のものしかない。サガやエッダといった北欧神話の伝説群が、断片的にしか残っていないのもこの消失などの影響だというのが[[魔術師]]の通説<ref group = "注" name="魔術師の通説" />。
 
:魔術の世界では長きに渡る魔術的調査の結果として、かろうじて魔術師たちは大噴火の痕跡と北欧神代の消滅を知ったわけだが、これも仮説と推論を重ねて導き出したものである為、事実かどうかは断言できない。
 
:歴史的記録としては少々異なり、カトラ山の大規模噴火は西暦930年が最古で、紀元前1000年については一切全く記録がない。これは前述のテクスチャごと地表から消え去った事が原因。
 
:『無間氷焔世紀ゲッテルデメルング』の北欧異聞帯はそのラグナロクが正しく終わらず、定められた順に死がもたらされずに運命が変わり、終末の予言が違う結果に迷い込んでしまい、世界は狂ってしまった。[[スカサハ=スカディ]]と[[ワルキューレ|オルトリンデ、ヒルド、スルーズの3騎]]はこの狂えるラグナロクを生き延びた。
 
:【関連項目】北欧神話
 
 
;ワルキューレ
 
:北欧神話の戦乙女。強大な魔力を有して存在する神々の亜種、或いは半神。北欧神話に於ける最高存在の娘として汎人類史に刻まれた存在。ヴァルハラへと魂を運ぶもの。大神の命令に従って勇士の魂を刈り取り、運ぶ。来たるべき最終戦争の日の為に稼働する自動機械。戦乙女たちが集めた勇士の魂は、最終戦争の日には大神側の軍勢となる。
 
:[[ブリュンヒルデ]]の幕間の物語「ディア・マイ・リトル・シスター」では、北欧の大神が「空から落ちた巨いなる何か」の欠片を参考にワルキューレを造り出した事を匂わせている。
 
 
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===[[幻想種]]===
 
===[[幻想種]]===
 
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;巨人種
 
:北欧に出現した人型の巨大生物。強力で神秘を備えた存在。
 
:多くは古き神秘が息づいていた時代に存在したとされる。[[魔術師]]でさえ、化石や骨はともかく実物はそう見ない。
 
:神秘が色濃く残された地域では生き残りが脅威となり、各時代の英雄に倒されてきた。[[ベオウルフ]]が生きていた時代では精々10メートル程度に留まっている。
 
:北欧の巨人種は全環境対応型の存在で寒冷地や温暖地域でも活動できるが、本来は温かい土地の方が向いている。また、北欧の神々とは相容れなかったが、神々に並び立つほどの存在。ただの投石でさえ、巨人種が行うと神秘が付随される。
 
:かつては北欧には強大な巨人種が多数生息していたとされるが、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどの現代に於ける北欧で巨人種の目撃はほぼ皆無。
 
:本来は遭遇できるようなものではなく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]がレイシフトした七つの時代でも、古代の巨人種を見かける事はなかった。古代の巨人種の情報がカルデアに存在しなかったため、ボーダーで接近を感知できなかった。
 
:[[シャーロック・ホームズ]]は疑似霊子演算装置トライヘルメスに触れた際、巨人種についての秘匿データを閲覧していた。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[ナポレオン]]が語ったによると巨人種狩りのコツは「戦う時には感覚器か脚を狙う事」。感覚器の集まる箇所は頭部であり、視覚を使って索敵する為、的もでかいので仮面越しでもダメージを与えると良いとか。脚は特に関節部を狙い、バランスを崩した巨体には打撃を叩き込みやすくなる。ぶっちゃけると別段特別ではなく定石、常道な戦法。威力のある武器を使っているなら重要器官を狙って一撃必殺も悪くはない。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]曰く炎の熱が全ての巨人を浸し、霜の巨人や山の巨人などのあらゆる巨いなるモノが歪み果て、炎の如き破壊者として振る舞う厄災と化した。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われており、絶対命令権によって操られており<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、破壊者としての習性を抑えている。だが命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに終焉の炎から生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。熱源を感知して人間、動物、英霊、御使いの区別なく襲い掛かる。霊的な視野か熱源感知能力を持っているとされるが、使っているのは結局は視覚。その多くは冬眠状態だが、僅かでも熱源が存在すれば、たちまち襲って喰らい尽くす。
 
:;ヨトゥン種
 
::北欧神話に於ける霜の巨人。体長はおよそ5メートル。人型だが両腕が長い。何らかの言語を発しているが、どのような言語体系とも異なる獣の咆哮の様で解読できず、言葉も通じない。
 
::北欧世界を構成する九つの領域の「氷凍領域ニヴルヘイム」と「火炎領域ムスペルヘイム」の二つが衝突で溶けだした霜が毒の川となり、毒がムスペルヘイムの熱に当てられて巨人と化した。それが北欧に於ける原初の巨人種、ユーミル。ユーミルの肉体から発生した数多の巨人種が<ruby><rb>霜の巨人</rb><rt>ヨトゥン/RT></RUBY>と呼ばれる。神々の時代に生まれた巨人。
 
::ヨトゥン種は時に北欧の神々と交わり、新たな神や巨人を生んだという。ヨトゥン種の生き残りはやがて神話から零落し、後世の伝承に於けるトロールに変わったとされる。
 
::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では、21世紀であるにも関わらず異聞帯で出現したものは、[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
 
:;ベルグリシ種
 
::北欧神話に於ける山の巨人。霜の巨人であるヨトゥン種とは友好的な存在。石の棍棒を持っている。
 
::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では山の巨人に見付かった子は助からないと言われており、襲われている子を見つけたらすぐに逃げる事とされている。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
 
:;ムスペル種
 
::火の巨人。火の戦士。北欧神話に於ける炎の国ムスペルヘイムの住人。滅びの神話の担い手。
 
::ヨトゥン種やベルグリシ種と比べると、手強いとされる実力を持つ。ムスペルからは硫化水素の火山の香り、硫黄の臭いがする。
 
::斃れた仲間の骸を盾にするなど、勇猛で冷徹。岩石、氷塊の投擲を行う。
 
::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では仮面を付けて[[スカサハ=スカディ]]に操られるだけではなく、鎖によって拘束した状態で[[スカサハ=スカディ]]の城の地下に閉じ込められていた。
 
 
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===[[クリプター]]===
 
===[[クリプター]]===
 
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==概要==
 
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]を襲った新たな敵であり、ソラから降り注いだ7人の裏切り者。<br>
 
 
人類の文明と成長を間違いだと断じ、これまでの人類史、汎人類史に叛逆し、地球を古く新しい世界に生まれ変わらせる。<br>
 
[[異聞帯]]を管理し、空想樹が根付いた後の[[異聞帯]]を発展させる役割を持つ。
 
 
クリプターに与えられた使命は、[[異聞帯]]を定着させ、汎人類史の強度を上回る事。人類史の再編を目的としており、「今一度世界に人ならざる神秘を満たし、神々の時代をこの惑星に取り戻すこと」であり、端的に言うと神のいる土壌を作り直すこと。<br>
 
その為に遠いソラから降臨した神の導きにより「七つの種子を以て選抜された新たな指導者がこの惑星を作り替える」―――そのための戦いを行っている。
 
 
異星の神は、収益と損失が互いに補填せずに嵩を増す機構に落ち着き、無駄が多く循環できるものを循環させずにいる状況である汎人類史を、間違いではなかったが正解でも無かったと考え、答え無き惑星の現状に嘆いて降臨する事を選択した。
 
 
本来は選ばれたのは[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]のみで、後は6人は見捨てられた。だが、[[キリシュタリア・ヴォーダイム|キリシュタリア]]が残りの6人が必要と提言し、6人分の蘇生の代償を肩代わりした事でクリプターに選ばれた。
 
 
最も優れた『異聞の指導者』が世界を更新するという側面から、概念自体は聖杯戦争のそれに共通するものがある。<br>
 
だがその競争に「汎人類史」は"観戦"する権利すら与えられず、[[主人公 (Grand Order)]]の活躍した世界は、2017年を以てカルデアの凍結と同時に終焉を迎えた。<br>
 
“異星の神”による侵略が終わった今、カルデアの抹殺は余分な仕事、クリプターにとっては雑務でしかないが、障害であることも否定できない。
 
 
[[マリスビリー・アニムスフィア]]は存命していたころからマシュを除くAチームのことをクリプターと呼称していた。
 
 
==メモ==
 
*'''クリプター'''とはコンピューター用語の一種で、マルウェアに代表されるウィルスソフトを暗号化してセキュリティをすり抜ける技術の事である。
 
*[[カドック・ゼムルプス]]の脱落について知っているのは[[カイニス]]から報告を受けた[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]と、[[コヤンスカヤ]]から報告を受けた[[オフェリア・ファムルソローネ]]だけで、他のクリプターには伝えていない。ペペロンチーノの異聞帯には[[アルターエゴ]]が付いているため、いずれ耳に届くとされる。
 
 
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===[[魔術礼装]]===
 
===[[魔術礼装]]===
 
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;<ruby><rb>音声翻訳</rb><rt>トランスレート</RT></RUBY>の護符
 
:言語を翻訳し、会話できるようにする護符。言語自体の音を認識する事はできる。
 
 
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===[[特異点]]===
 
===[[特異点]]===
 
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==各特異点==
 
===イベント===
 
:ルルハワ
 
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて発生した特異点。[[BB (Grand Order)]]が溜めに溜めたリソースを放出して完成させた夢のリゾート地。
 
:オアフ島とハワイ島が合体している。だが割とイメージ通りのハワイで一見おかしなところは何もない。気持ちの良い陽射し、カラッとした空気、どこまでも開放的な空と雰囲気。風は冷たく心地よく、陽射しの強さも気にならない。潮の香りはするものの、どこまでも透き通っている。縁日が毎日行われているかのような空気<ref group = "注">[[ロビンフッド]]は「一夏の後腐れない出会いにピッタリ」、[[牛若丸]]は「これでは戦をするのもバカらしい」、[[茨木童子]]は「ここの住人、もしや優れた京人なのでは?」とコメントしている。</ref>。人間よりも大きく、[[茨木童子]]が嗅いだことのない邪気を帯びた鶏がいる。
 
:ダニエル・K・イノウエ国際空港が写真とちょっと違い、入国審査が存在しない。両替の紙幣がアメリカ紙幣ではなく、ギルガメッシュが描かれた「ギルドルッシュ」になっていた。カルデアハワイ支部との通信も回線が開いているのに通じない。
 
:この特異点はサーヴァント・サマースター・フェスティバルの会場になっている。2017年のサバフェス主催者は[[BB (Grand Order)]]。会場が決まらなくて困っていると来たので力を貸して、オアフ島とハワイ島を合体させた特異点を会場として提供した。ハワイ諸島一帯を特異点化する事で神秘は秘匿されるのでどんな無茶もOK。サーヴァント達は何食わぬ顔でハワイをエンジョイ出来てサバフェスもかつてない規模で開催。ちなみに特異点はサバフェスが終わると消えてハワイ諸島は元通りになる。サーヴァント達が責任を持って調べたため、嵌め紅地雷が埋まっていたり、ダイヤモンドヘッドにミサイルがあったりはしない。
 
:サーヴァントにとってサバフェスはありったけの夢と希望をかき集めた宝の山。ある者は写真集で尾野呂伸びを誇示し、ある者はライブDVDという名の悪魔的ミサを販売し、ある者は様々な<ruby><rb>冒険</rb><rt>イベント</RT></RUBY>で集めたネタで小説を綴り、ある者は『まにあわないよう』と半べそになりながらホテルで原稿中。
 
:[[刑部姫]]は本来の〆切間際に<ruby><rb>クリーチャー・ハンティング</rb><rt>クリハン</RT></RUBY>に手を出し原稿が完成していなかった。基本的に『出し物』が間に合ってそうなサークルはあまり無い<ref group = "注">人理の守護に勤しんでいたため。</ref>。サークルに参加しないサーヴァントはバカンスを満喫中。サーヴァント達はサバフェスが終わるまでロクに戦わないという誓約の下に集まっているため戦力にはならない。
 
:ルルハワという名称はホノルルとハワイが合体したため。あとステージ名だけは可愛くしょうと努力した結果。
 
 
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===[[異聞帯]]===
 
===[[異聞帯]]===
 
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==概要==
 
ロストベルト。過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。歴史の残滓。
 
 
“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた“行き止まりの人類史”。異なる歴史を歩んできた人類の年表。一時の点ではなく、帯として現在まで続いたもの。異聞帯のサーヴァントは存在するが、このサーヴァントは汎人類史のサーヴァントとは比べ物にもならない強さを持つ。
 
 
特異点を『正しい歴史が間違ったもの』ならば、異聞帯は『何も間違ってはいない』世界。言うなれば、汎人類史とは異なる歴史でありながら、特異点のように狂った世界ではない領域である。だが異聞帯は[[並行世界]]ですらない。本来なら百年で打ち切られる歴史が、現在まで続いてしまった世界。いわば『汎人類史に敗北した歴史』が地球上に突如として現れた。[[特異点]]とは違い、現代の今の時間軸に7つの異常地帯が浮かび上がっている。テクスチャの上書きであるため、点ではなく帯。最早転換点は過ぎ去り、異聞帯は歴史を紡いでいる。多くの知られざる異聞史の中からより強力なもの、汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持ったものが、侵略兵器として用いられた。異聞帯という人類史による地球そのものを攻撃し、ダ・ヴィンチやクリプターはこれを濾過異聞史現象と呼ぶ。
 
 
宇宙からの侵略が始まり、三ヶ月ものの間は汎人類史の人類は抵抗という名の長い戦いを繰り広げた。
 
しかし隣国を牽制・監視する手段に長けていれど宇宙からやってくる侵略者には何のプランを持ち合わせてないために、あらゆる抵抗は無意味に終わり、最後まで侵略に抵抗していた合衆国は消滅してしまった。
 
かくして地球は完全に漂白された惑星と化し、一握りの生存者の目の前に映るのは、かつての面影の欠片もない、何もかもが一新された白い荒野が広がっていただけである。
 
逆転の目も、生存の目もなく、あらゆる活動はなんの成果も現さないという、正しく絶望的な状況を生存者は受け入れてしまったが、[[デイヴィット・ブルーブック]]はその上で過去の記録を漁ろうと行動していた。<br>
 
空想樹が根付いた後、その異聞帯を発展させるのは異聞帯の王ではなく、クリプターの役目。
 
 
[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]は人間に支配者の座を追われた神々の復讐と例えている。<br>
 
[[コヤンスカヤ]]は「異聞帯はいつかは破綻する」「すべては『異星の神』が降臨するまでの暇つぶし」と評している。
 
 
=== 濾過異聞子現象 ===
 
<ruby><rb>異聞帯</rb><rt>ロストベルト</RT></RUBY>という人類史による、地球そのものへの攻撃。<br>
 
多くの知られざる異聞史の中からより強力なもの、汎人類史を押しつぶせるほどの可能性を持ったものが、侵略兵器として用いられた。<br>
 
地球は完全に漂白された惑星と化し、一握りの生存者の目の前に映るのは、かつての面影の欠片もない、何もかもが一新された白い荒野が広がり、自然も文明も生きる者たちも、すべて消え失せ、削ぎ落された。<br>
 
窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素などの大気成分は基準値をクリアし、大気中のマナも21世紀のものとほぼ同じ濃度。人体に有害な物質は検知されない。
 
 
宇宙からの侵略が始まり、三ヶ月ものの間は汎人類史の人類は抵抗という名の長い戦いを繰り広げた。<br>
 
しかし隣国を牽制・監視する手段に長けていれど宇宙からやってくる侵略者には何のプランを持ち合わせてないために、あらゆる抵抗は無意味に終わり、最後まで侵略に抵抗していた合衆国は消滅してしまった。<br>
 
ダ・ヴィンチやクリプターはこれを濾過異聞史現象と呼ぶ。
 
 
空想樹を打ち込み、異聞帯の書き換えを行う濾過異聞史現象を執り行うが、発芽には90日という時間を必要とする。<br>
 
異聞帯の安定と空想樹の成長は同義であり、異聞帯のサーヴァントとの契約よその継続に全力を注ぐことが鍵となっている。<br>
 
クリプターは自分が担当する異聞帯の領域拡大を目的とするが、互いの異聞帯の境界が衝突した場合、より強い人理を築き上げた異聞帯が脆弱な異聞帯を飲み込んでいく。<br>
 
だが、その衝突以外の対決、他のクリプターの異聞帯内への干渉は御法度であり、異聞帯にカルデアが現れた場合、その異聞帯の王が対応するべき事である。<br>
 
最終的に、クリプターは一つの異聞帯を選ばなければならず、あるクリプターが担当する異聞帯の領域拡大を放棄しても、そのうち他の異聞帯に侵略される。
 
 
地球は白紙化し、異聞帯を除いて生命のない星へと成り果てたが、稀に『白紙化に取り残された』地域、建物、生命が存在する。<br>
 
建物は全て白く漂白されており、消しゴムで消されたような不自然な欠落部分がある。その姿は砂丘のただ中に立つ近代美術のモニュメントのよう。生命の痕跡は一切なく、生き物の死骸などの死の跡すら存在しない<ref group = "注">その為、廃墟でありながら清潔感がある。</ref>。<br>
 
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]はこれを『残留物』と呼称した。
 
 
===空想樹===
 
異聞帯の要。惑星を初期化し、新たな神話を作り上げる。地脈から<ruby><rb>魔力</rb><rt>マナ</RT></RUBY>を吸い上げる。発芽には90日という時間を必要とする。<br>
 
濾過異聞史現象を成立させている要石で、空想の樹なくして、現実への侵攻はありえない。空想樹があれば異聞帯が消滅する事はない。<br>
 
カルデアにとっての最大の排除対象。時間経過で成長し何れ完全に根付いてしまう為に後回しにするのは危険<ref group = "注">[[ナポレオン]]曰く樹はでかきなって根付く程に、伐採作業は難しくなるのが道理。</ref>。
 
 
シャドウ・ボーダーに搭載されているペーパームーンの羅針盤に現れていない『異物』で、ペーパームーンは異聞帯を『地球の地形』として判定して観測しているが、空想樹だけは除外している。
 
 
起動後は膨大な魔力量を持ち、神代クラス、真エーテルに近しい。星の人理が巻き戻り、神の下に帰還していく<ref group = "注">[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が「大げさではなく、このままだと世界がひっくり返る」と言うほど。</ref>。<br>
 
成長すると、種子を吐き出して射出するようになる。これは育成が良好な証拠で、異聞帯の王との関係が良好という事でもある。
 
 
====空想樹の種子====
 
空想樹の種子。空中から奇妙な大型の形状で飛来する。[[ナポレオン]]曰く、神獣スフィンクスの顔と同程度には硬そうだとか。<br>
 
攻撃本能や凶暴性がかなり際立った存在で、機械的ではないので魔術的な存在ではない。笑ったりはする。<br>
 
[[マシュ・キリエライト]]が「異聞帯特有の幻想種で、神話や伝承に記されるものではなく、独自の生態系を構築するタイプの魔獣」と予想した際に、[[フォウ]]が否定した。
 
 
====空想樹一覧====
 
;空想樹オロチ
 
:ロシア領の異聞帯に根付いている空想樹。異聞帯の中心に存在する。
 
:だが[[イヴァン雷帝|ロシアの異聞帯の王]]が自身の力での領土拡大を望むゆえか、完全には根付いていない。
 
;空想樹ソンブレロ
 
:北欧異聞帯の空想樹。世界の礎たる世界樹。
 
;アトラスの世界樹
 
:ギリシャ異聞帯の空想樹。既に完成しており、その根は地球の表層の八割を覆い尽くしている。他の異聞帯の空想樹を切除してもアトラスの世界樹がある限り汎人類史の復権はできない。
 
:『アトラスの世界樹』というのは大神ゼウスが名付けた。天を支える空想樹と称される。
 
 
;無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング(Lostbelt No.2)
 
:副題:消えぬ炎の快男児<br>異聞深度:B+<br>年代:BC.1000
 
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]の担当地区である北欧の異聞帯。北欧神代が終わらずに続いている、何一つ無駄のない冷酷で残酷な世界。唯一の神に支配された純然なる神の地。
 
:異聞帯の王は[[スカサハ=スカディ]]。海神ニョルズと結ばれる運命は果たされず、オーディンと結ばれることもなく、誰とも結ばれずに狂ったラグナロクを唯一生き延びた神。子と認めた、炎の日々を生き延びた北欧のものを愛し、神の視点を以て北欧に残った人類を庇護しておる。
 
:汎人類史の人理が抵抗として召喚した[[サーヴァント]]は[[ナポレオン]]、[[ブリュンヒルデ]]、[[シトナイ]]。[[ナポレオン]]は集落の人々や氷雪の城に単身突撃するなどして情報収集し、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と合流した。[[ナポレオン]]と同時期に召喚された[[シトナイ]]は[[スカサハ=スカディ]]にすぐに見つかってしまい、氷雪の城の深くにある地下牢に捕らえられていた。[[ブリュンヒルデ]]はガルフピッゲン山の山頂の炎の館に封じられていた。
 
:分岐点は紀元前1000年頃。神々と巨人の最終戦争が起きたにも関わらず、神代が終わらなかった。スカディが誰とも結ばれていないなど汎人類史の北欧神話とは違う流れを辿り、神代北欧が終わるはずの紀元前1000年頃の状況がゆったりと続いている。神代級の神秘が残されており、文明は発展せず、人間は神を崇め、山嶺を巨人が闊歩している。一面の銀世界で、気温は摂氏3度。だが風は冷たくなく、空は清々しい程の快晴。夜になると気温は零下数十度まで落ちると思われる。魔力濃度はロシアよりも高い。
 
:世界地図で言えばロシアの国境から先、スカンジナビア半島全域を嵐の壁が覆っている。空想樹は外からは視認できたが、異聞帯内部からは見えず、余人の手の届かない場所で成長を続けており、土壌が良いためか種子を吐き出し射出するまでに成長している<ref group = "注">種子自体は枯死してしまった。</ref>。空想樹が育ちきれば、人類や自然も息を吹き替えす可能性はある。この空想樹が育ち切ると、[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]の異聞帯を吸い尽くす可能性があった。汎人類史の地図上と比べると、海が山となったり、湖が雪原となっていたりする。雪や氷の下には海や湖があるとされる。
 
:氷雪に覆われた白い凍った山嶺が長く続いており、山嶺の半ばから北部にかけて、木々がない場所に青色の火炎が浮かんでいる。青い炎は自然現象としては不自然な魔術的な効果によるものとされ、燃焼する物質がないように見えるのに炎が浮かび、僅かたりとも延焼せずに炎が固体の様に山の上に乗っている。低温下でしか発生しない氷雪と、高温そのものである火炎が同居し、独特で美しくも神秘な光景を生み出している。木々は針葉樹の形をした氷で、無数に突き立っている。このような環境であるため、多くの生物は生息できないが、巨人は沢山棲息している。汎人類史ではスウェーデンの南部のヴェッテルン湖の上には雪に覆われた山間部がある。
 
:炎の山と氷の山が隣り合っている土地の高所、炎と氷の境界地には草木や花が生えている花園が存在する。これは比較的、炎に近い高所である為に氷や雪が溶けた水、温かな空気、氷や雪が溶けたことで露出した土などのお陰で草木が生育できる状態になっている。此処にはどんな病気も治し、特に熱に良く効くとされる薬草が生えている。ただし、巨人種が歩いたり寝たりしている。この場所は集落では昔話として伝わっている。
 
:空にはあまりにも大きすぎる太陽が宇宙空間の手前に浮かんでいる<ref group = "注">北欧やゲルマンの伝承には「太陽の様に見えるが、太陽ではないもの」という話はない。</ref>。サイズは汎人類史の記録にも存在しないほど。通常よりも巨大だが、実際に太陽が膨張するのは数十億年後。仮に異聞帯が環境を変質させ、宇宙に存在する太陽を赤色恒星へ変えたのであれば、雪や氷どころか地表は砂漠になり、[[主人公 (Grand Order)]はまず生存できない環境となっているはずなので、巨大な太陽は宇宙空間にある恒星ではない。この偽なる太陽の正体は大神オーディンによって封印された火炎領域ムスペルヘイム、即ち[[スルト]]の肉体そのもの。[[スルト]]が融合した[[シグルド]]の霊核を[[ブリュンヒルデ]]が破壊した事で[[スルト]]の魂が解放され、大神の牢獄を外側から解き放たれると、ぐねぐねと胎動を始め、炎によって形成された濁流が蠢き、偽なる太陽を穴として[[スルト]]の肉体が落ちた。
 
:旧ヨートゥンハイメン山地に存在するガルフピッゲン山は、北欧異聞帯でも延々と連なった雪と氷の三例の果てで一本道。山頂には燃焼の対象物がないまま空間に固定された魔術の炎の壁が取り囲む、氷の建造物が存在する。これは[[ブリュンヒルデ]]が封じられていた“炎の館”の神話の再演、見立てによる類感魔術を用いた大規模魔術儀式による結界。オーディンの結界を模した館。この館の近くによるだけで高熱が届き、空気が熱くなる。何処かに灼熱のルーンが刻まれているとされる。雪や炎の魔力でサーヴァントの感覚は鈍ってしまう。炎の中にはムスペル巨人種が鎖で足が繋がれた状態で複数体が番犬代わりにされている。内部には[[ブリュンヒルデ]]が封じ込められていた。
 
:旧スカゲラク海峡は汎人類史では海上だが、異聞帯では凍り付き、降雪した山と見紛う状態の領域になっている。オスロからガルフピッゲン山までは延々と続く氷の山嶺だったため、ヨートゥンハイメンのあたりと比べると比較的気温は高く、暖かい。
 
:北欧異聞帯の全体と山嶺の半分を覆う純白の氷雪は<ref group = "注">汎人類史のノルウェーは一部を除くと、北欧は豪雪地帯ではない。</ref>、[[スカサハ=スカディ]]の魔力で作られたもので、魔力で生み出したもの。相当な魔術師でなければ判別できない微小な単位の魔力を纏い、魔力が分子レベルで絡みついており、[[スカサハ=スカディ]]は氷雪は自身の一部のようなものであるが故に、その上での出来事をすべてを識っている。手に取る様に見る事ができる。音を聞くことも出来、あらゆる息遣い、鳴き声、羽ばたき、吹き荒ぶ風、葉と葉の重なり合う響きまで聞き取れる。止まっていれば感知を誤魔化せるが、動き出すと感知されてしまう。この氷雪が邪魔をして単純な魔力探知すらできず、霊脈の感知もできない<ref group = "注">これが一因となって、北欧異聞帯ではサーヴァントを常時召喚する事が困難。</ref>。氷雪の魔力が完全にマナと人類史の双方をコントロールしている可能性もある。さらに遠距離通信にも障害が発生し、数キロ圏内に接近しなければ通信は出来ない。魔力は静的でとても落ち着いており、そこにあるのが自然な様に穏やかで、一定の魔力のまま凪いでいる。感覚的には優しいと表現できる。
 
:[[スカサハ=スカディ]]はオスロ・フィヨルド北部、汎人類史ではオスロだった場所にある雪と氷で出来た城に住んでいる。この城は北欧異聞帯でも最大の建造物<ref group = "注">そもそも建物自体が少ない。</ref>。一目見ただけ柄高貴な者のための城だと分かる、支配者に相応しい外観。王が座るためだけに造られた城。実在する神がおわす一種の神殿。人に恩恵を与えるものではなく、[[スカサハ=スカディ]]の為の城<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]曰く、オーディンは人の来訪については考えて城を与えたりはしない。</ref>。要塞としての機能は考えられておらず、外観の荘厳さを優先して設計されたものと思われる。汎人類であれば近代以降のヨーロッパ様式の城郭を思わせる建築意匠を行われている。[[スカサハ=スカディ]]が魔力を以て編み上げたもので、北欧に降り積もる雪を固めたもの。そのために城そのものが魔力を発し<ref group = "注">城の中にいる事は、[[スカサハ=スカディ]]の胎の中に立っているようなものとされる。</ref>、雪原よりも濃い魔力が渦巻いており、城全域に意識を失ってしまう程の濃厚な[[スカサハ=スカディ]]の魔力が充満しており、通常の生態系の生物であれば即死しかねない<ref group = "注">[[マシュ・キリエライト]]曰く、第七特異点を思わせる大気の魔力。</ref>。魔力によって感知の類は困難になり、隣にいるサーヴァントの気配すら感じられない。城の内部は礼装がなければ霜だらけになるほどの寒さで、常人は魔術的な防御が切れると寒くて死んでしまう。美しいが人は住めない。人間たちの憧れでありながら、決して人間の手が届かない魔女の城。[[スカサハ=スカディ]]曰く、この城は自分の趣味ではない<ref group = "注">逆に[[コヤンスカヤ]]は城のデザインや材質は好み。</ref>。巨大な主塔に繋がる大橋が一つだけあり、渡ろうとすると御使いや巨人種が山ほど寄ってくる。城の地下には主塔に続く地下通路があり、上のホールらしき広い空間ににあがる階段が存在する。地下通路は警備は緩いが氷獣が棲み着いている。ホールには氷で出来た玉座がある。ホールの床は開いて、地下から仮面を被って鎖で拘束されたムスペル巨人種がせり上がってくる。地下通路には巨人種は居なかったため、思ったより面白い構造になっている模様。地下牢は鍵が神鉄で出来ていて、蝋燭からベッド、鉄球付きの足枷まですべて氷で出来ている。主人公たちが閉じ込められた地下牢より更に深いところに[[シトナイ]]が閉じ込められた地下牢がある。
 
:シャドウ・ボーダーから観測できる範囲には汎人類なら存在するはずの都市や町が一切ない。神様と御使いが作った第1から第100までの村・集落が存在しており、それぞれの集落の人口は約100人。広範囲にわたって木製の壁に囲まれており、家の数は50戸未満。牧畜として羊を飼っている。農耕を主体としており、内部の農耕地で小麦、果実の木々など作物を育てている。池には魚がいる。花壇で花を育てている。食糧危機という程ではないが、決して豊富とも言えない。暖かさは上述した花園にも引けを取らず、雪と氷と炎が広がる異聞帯でも人類が生活できるようになっている。第23集落と第67集落を比べると、ディティールは異なっているが基本的な構造は何もかも同じ<ref group = "注">数字にすると80%の一致。</ref>。唯一の出入り口である大きな扉は独特の雰囲気の意匠で、大人が何人も集まって引かないと開かない重さ。閂が閉まっている<ref group = "注">サーヴァントの膂力で押せば、閂ごと砕いて開ける程度。</ref>。大扉を基点として集落を[[スカサハ=スカディ]]が施した巨人種や獣、魔術的な存在を弾き、冷気を避ける結界で覆われているが<ref group = "注">デミ・サーヴァントであるマシュにも少しとはいえ負荷がかかる。</ref>、氷雪に混ざる魔力と結界の性質が似ている事により、集落の中に入るまで結界にマシュは気付けなかった。後に『カルデアの者』を名乗る人物によって、柵と扉にルーン以外の神代の域に達した魔術で新しく、大盾や堅牢の要塞と称されるあらゆる外敵から身を守るための強力な結界を付与された。この大扉は集落から出るための出口で、定めの日に大人が外に出るための場所。集落の近くにはぽつぽつとだが巨人がいる。
 
:集落の外には出てはいけない決まりで、外に出られるのは神様のしもべとして定められた御使いだけ。他の集落とはやり取りはないため客の類は来たことがない。13歳近くになると、暖炉のある自分の家を与えられる。この集落に住めるのは子供と子供を育てる間の大人だけで、子共を産んで10歳まで育てた25歳、14歳から15歳の間に子供を作れなかった者は一年に一度の定めの日に地面に両膝をついて深く頭を垂れて、十を三つ数えると御使いが空から現れ、大扉を開く儀式を行う。その後、開いた扉から間引き・巨人への生贄のために集落を出て、やって来る巨人に喰われるか潰されて死亡する<ref group = "注">そのため、基本的には子供を持たない15歳以上の人間、25歳以上の成人は存在しない。</ref>。御使いは定めの日以外には御使いは人間を生贄にする事が出来ず、人間が自分で扉を開けてもいけない。</ref>。ヴァルハラに行くためには、愛された証として子供達が半年かけて育てた特別な花の花束がないとヴァルハラに行けない、御使いが見ていてくれるとヴァルハラに行けると神様が決めている。定めの日にやってくる御使いはルーンを授け、ルーンによる癒しで病気を治してくれる。定めの日は汚い言葉を使ってはいけない日。定めの日の前日では大人は準備で忙しくなるため、食事の用意や熱の治療は子供たちが自分で行わなければならない。第23集落は汎人類史でいうヴェッテルン湖の北西にあるヴェーネルン湖の場所にある。[[ナポレオン]]が作った拠点も各地に点在しており<ref group = "注">御使いを追い払った集落から徴集、もとい預かったもので細々と野営している。</ref>、毛布や焚火などの野営の設備が整っている。
 
:大きく分けて三種の霊長が存在している<ref group = "注">ここで言う霊長とは高度な文明な知性体や文明の保持者などの意味ではなく、生命力や支配力を指している。</ref>。一つ目は強靭きわまる捕食者の巨人種、ヨトゥン種、ベルグリシ種、ムスペル種などが存在する。二つ目は集落外では生存できない人類。人類に対する上位者である御使いと神。氷の獣は人類よりは強者だが、巨人の従属存在で自由意志を持たない。通常の生物は希少でほとんど存在せず、極稀に存在する炎と氷の中間地点の温暖箇所の花園にのみ、辛うじて動植物が生きている。犬などといったものはずいぶん昔に全て消し飛んでいる。
 
:北欧異聞帯においては人類は万物の霊長ではなく、最底辺の生き物。3000年の間、総人口は固定されておりおよそ1万人で、欲を加速させる貨幣制度や国家の概念が存在しないため、悪竜現象が発生するほどの大欲を抱く者はいない<ref group = "注">これにより、少なくとも英雄[[シグルド]]は北欧異聞帯では生まれず、倒すべき悪竜もいないため英雄に成り得ない。</ref>。人間は適応変異は起こしてはいない。文明も魔術も発展しておらず、機械装置や通信装置、巨人除けの護符すら持たず、集落の外で生き抜く力すらないため戦力にはならない。服装は2018年のものとは異なるプリミティブな衣服を着ている。言語はスウェーデン語だが訛りがきつく、少しだけ聞き取りずらい。食文化は蜂蜜酒や麺麭、第23集落では伝統の味として魚のスープが食されている<ref group = "注">マシュ曰く「優しい味の、胸の奥まで温かくなるスープ」。</ref>。人間をみんな神様の子供とし、神様の事をみんなの『お母さん』とする。自身を産み落とした者を母や父と呼称せず、親の概念がないために親御が何かも理解できない<ref group = "注">ゴルドルフ曰く、親の概念がない文化圏があるとは聞いたことがない。一種の新興宗教ならば話は別だが、プリミティブな衣服からしてそのような事はない。</ref>。村長や町長といった権力者、責任者もいない。婚姻や恋人の概念もない。スキーは存在する。寿命が定められているにも関わらず、それを笑顔で受け止め、怒りも恐れも感じない。外の世界は存在しないに等しい状態で彼らにとっては狭い集落の中で好きな場所に居る事を自由だと認識しているため、外の広い世界を見たいと、自由を得たいと考えすらしない。集落の池には魚がいた為、動物よりも水棲生物の方が見慣れている可能性がある。人は時に驚くべき力を発揮し、神に叛逆し、巨人を欺き、竜さえ殺して見せるが存在だが、この異聞帯では家畜と同等の存在。本来ならば絶滅するはず人数で、増えもせずに無意味な幸せを過ごし、最期にやってくる無慈悲な苦しみを待っている。長くても25歳で必ず死ぬため、お年寄りというのは昔話の中の存在となっており、基本集落から誰も出ないために、「お客さま」も昔話の中の存在となっている<ref group = "注">昔話では、お客さまが来た時はゆっくりとくつろいでもらうもの、という風に昔話では言われている。</ref>。
 
:永きに渡って平穏が満ちており、悪意らしきものはなく、互いに争う者は一人もいない。獣が獲物を喰らう事はあるが、そこまで。人も獣も徒に争わず、憎しみ合わない。あったとしても、狼一匹が吠える程度。組織だった対抗勢力も存在しない。恒久の平穏の具現の一つ。一見は平穏だが、ロシアにも引けを取らない過酷な状況。
 
:一柱とはいえ旧き善き神性の神が残っている稀有にして重要な異聞帯。キリシュタリアの理想に近しいため、神の支配地という意味では格好の実験場と呼べる。
 
:この異聞帯の行く末は、ヴォーダイムの異聞帯に関わるとされ、キリシュタリアは北欧こそが最後に残る異聞帯かもしれないと評価している。[[コヤンスカヤ]]は永遠の水曜日と称している。
 
;人智総合真国 SIN(Lostbelt No.3)
 
:副題:紅の月下美人<br>異聞深度:E<br>年代:BC.0210
 
:[[芥ヒナコ]]の担当地区であるロストベルト。
 
:他の異聞帯と異なり、領域拡大に適さない。
 
:異聞帯の王は[[芥ヒナコ]]が溜息を吐き、ポーカーフェイスを保てなくなるほどの野放図か剛胆な英傑。[[スカサハ=スカディ]]からは論外と言われている。
 
;創世滅亡輪廻 ■■・■■■■■■ (Lostbelt No.4)
 
:[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]]の担当地区であるロストベルト。[[アルターエゴ]]が付いている。
 
:『四角』があるらしいが、デイビットの所感によるとアキレス腱であるようだ。[[スカサハ=スカディ]]はペペロンチーノ自体は嫌いではないが、話に聞いた限りでは異聞帯は好かないとのこと。
 
;星間都市山脈 ■■■■■■(Lostbelt No.5)
 
:[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]の担当地区のギリシャ世界のロストベルト。汎人類史より栄えているとされている。最大の異聞帯。
 
:ギリシャの巨いなるモノ達が居るとされる。都市もあるようだが、ヴォーダイム自身の力で攻略しており、三体もの神霊を仕えているのがその証拠。海神が失われ、海に汎人類史の英霊が何騎か現れている。[[カイニス]]の発言によるとアルテミスが居る模様。
 
:ギリシャ世界であり、[[グレゴリー・ラスプーチン]]は「オリュンポス」と言っていたが、シャドウ・ボーダーの観測ではギリシャに異聞帯の反応はない。
 
;■■円卓領域 ■■■■■・■・■■(Lostbelt No.6)
 
:[[ベリル・ガット]]の担当地区であるロストベルト。原始的であり「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。そもそも消えかけており、維持をするのが精一杯。
 
;■■樹海■■ ■■■・■■■■■(Lostbelt No.7)
 
:[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]の担当地区であるロストベルト。原始的であり「有り得たかもしれない人類史」とは到底思えない模様。
 
 
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===[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]===
 
===[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]===
 
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==概要==
 
人類の未来を語る資料館。時計塔の天体科を牛耳る魔術師の貴族である、[[マリスビリー・アニムスフィア]]が創立した未来を保障するための機関。<br>
 
[[アニムスフィア家]]が管理しており、アニムスフィアの使命、一族をかけて成しえる命題、<ruby><rb>冠位指定</rb><rt>グランドオーダー</rt></ruby>“この惑星の人類史の保障”を成しえる組織。<br>
 
魔術だけでは見えず、科学だけでは計れない世界を観測し、人類の決定的な絶滅を防ぐ為の各国共同で成立された特務機関。<br>
 
表面上はどこの国でもない世界の中心にある標高6,000メートルの雪山の地下に作られた地下工房。地球上の最南端、西経0度にある南極大陸に建てられた地球最大にして唯一の人理観測所。<br>
 
カルデアをどの国にも私的に運用されないように、神秘の残り香によって隠された山脈を魔術結界で補強し、その所在と機密を陰匿し続けた<ref group = "注">現実の南極大陸に標高6,000メートルの雪山は存在せず、作中でも主人公はその事を指摘している。</ref>。<br>
 
内部は非常に広く、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]がメンバー全員を動員して総力を挙げてそれなりの時間を使っても完全に探索しきれないほど。<br>
 
 
塩基配列や霊器属性の確認、指紋認証、声帯認証、遺伝子認証、魔術回路の測定などを行い、登録名と一致した霊長類の一員と認められ、入館できる。<br>
 
100年後に時代設定したカルデアス表面の文明の光を観測する事により、未来における人類社会の存続を保障する事を任務とする。
 
 
スタッフは全員が魔術師関係の人間ではなく、一部はただの学者。<br>
 
カルデア職員規約が存在し、第二十三条第二項は「適宜判断、適宜行動、適宜帰還。しかる後に正確な報告」というざっくりした規約<ref group = "注">[[ロマニ・アーキマン]]がいつの間にか書き加えていた項目。</ref>。
 
 
ハワイ諸島にはカルデアハワイ支部が存在する。
 
 
===[[Fate/Grand Order]]劇中におけるカルデアの歩み===
 
 
2016年の人類滅亡が証明されたことを受けて、本来は存在しないはずの過去の特異点事象を発見し、これに介入して破壊する事により未来を修正するための作戦を始動した。なおこれら各種の研究や実験は国連の承認の下で実施されている。
 
 
人理焼却を目論むゲーティアの使いであるレフによってカルデアのレイシフトルームが爆破され、47人のマスター候補は瀕死の重傷を負い、オルガマリーは肉体的に死亡したことで、その動きは早くも叩き潰されたかに見えた。<br>
 
だがその直後、カルデアスの磁場により人理焼却から免れ、時間軸からはじき出されたことで、カルデアは未来を見通す千里眼を持つゲーティアですら発見できない唯一の反攻拠点となった。
 
 
その現状において唯一健在であった[[主人公 (Grand Order)|マスター]]が召喚に成功し契約を結んだサーヴァント達は、カルデアからの魔力提供を受けこの基地にそれぞれ存在の基点を作り一時的な受肉を果たしている。このため、契約した英霊たちは聖杯探索(グランドオーダー)発令中に限り、英霊の座ではなくカルデアをホームとする。カルデアではマスターが負担する現界用の魔力を最小限に抑えるよう、その電力の四割をサーヴァント達との契約維持に費やしている。<br>
 
加えて、カルデアで召喚されるサーヴァントの多くは、マスターとの距離が近いほど、端的に言うと力が増幅されるという性質を持つことになる。<br>
 
カルデア内ならともかく、マスター無しのサーヴァントが単独行動は普通の召喚形式では不可能だが、カルデア式の召喚ならば、各々の実体化に必要な魔力を電池として支給する事で可能となる。いざとなればカルデア側から強制送還や強制霊体化も可能。
 
 
一部の英霊の存在は、他の英霊間の生活に大きな影響力を及ぼす場合が確認されている。とりわけエミヤのレイシフトへの出向はカルデアの食事供給ラインの崩壊をきたす可能性が大きく、その場合聖剣や鬼の手が飛び交うことになるという<ref group = "出">『ハロウィン・ストライク!』</ref>。<br>
 
他、子供の姿で現界した英霊たちも数人ほど存在し、彼らはカルデア子供チームと総称される。<br>
 
また、度々騒動を引き起こす英霊の増加に伴い、『悪巧み四天王対策マニュアル』なるものを配布している模様。
 
 
幕間の物語「王の休息」において、カルデアの運営は個々人の技量に極度に依存したものであり、特定の誰かを欠いた瞬間に瓦解するリスクがあると[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]に指摘されている。<br>
 
人理が安定しないうちは如何なる“イフ”をも許容し利用する存在ではあるが、自らの欠陥を誰もがわかっていながらも人理焼却によって人材の補充が完全に不可能であったため、根本的な解決策、対抗策を講じることもまたできていなかった。
 
 
カルデアから主人公が直接移動する際は、カルデアから飛行機というのは現実的ではなく、カルデアは一応秘匿組織である為、主人公を外に連れ出す際には問題が生じる。[[サーヴァント]]たちはカルデア職員の使い魔で押し通せるが、カルデアの保持している交通手段では[[魔術協会]]がうるさそうになる。<br>
 
そこでホームズに知恵を借りた結果、主人公に到着まで目隠しに加えて、暫く開かないよう魔術をかけられた状態で、民間の飛行機で現地へ向かう事になった。<br>
 
サーヴァントたちも霊体化せず搭乗するが、服装は暗示魔術で誤魔化し、武装は一時的な霊体化で誤魔化す。当然機内での火器使用・トラブルは厳禁。問題を起こした場合、周囲を催眠状態にすると共に強制霊体化させられ、現地まで実体化付加とされる。
 
 
人理修復が果たされた後、魔術協会から派遣された第一次査問団が到着し次第、人事の再編が行われる予定となった。<br>
 
創造科からオーガスタス・ヘンリク・アスプルンド、鉱石科からクラスト・レニー・ウェグナー、全体基礎科からはバレイア・サイクルフィ、動物科からはミザリア・クロウラム、さらに法政科までもが絡んでくるとみられた。<br>
 
データの解析と並行でカルデアの立て直しを図るが、これまでのスタッフは、カルデアの爆破工作を実行し、極めて優秀な魔術師38人を昏睡状態に陥れた[[レフ・ライノール]]に実質的に協力した容疑者として沙汰を待つ側となり、カルデア自体もアニムスフィアの後継者が出るまではあらゆる権限は食い尽くされているか、最悪、功績の一切を無視してのカルデアの凍結、人員も含めて封印処理もあり得ると危惧された。事実、(新所長を始めとする査問官がカルデアに到着するまで)魔術協会はカルデアへの援助をストップした。<br>
 
そうでなくてもグランドオーダー時で仕方なくとはいえ、魔術協会に無断での人事異動、一般スタッフへの機密知識の開示、七騎までの制限付きだったサーヴァント召喚の多用、国連の許可なしでのレイシフト敢行など、重犯罪扱いの禁足を沢山破っている。
 
 
その準備と時期を同じくして、冠位時間神殿から逃亡した魔神柱によって形成された亜種特異点の発見に伴い、その解決を目的とする作戦「レムナントオーダー」が発令される。<br>
 
逃亡魔神柱の再出現に備え、各地でしがらみの無い人材の魔術師や、悪魔学・悪魔祓いの専門家を探し、スカウトして雇い入れた諜報員が、カルデアの局員としてめぼしい都市に配置されている。<br>
 
こういった手配は[[ロマニ・アーキマン|ロマン]]が得意としていたが、現状はマニュアルのみが残されている。
 
 
管制室の爆発に巻き込まれ、瀕死の重傷を負って凍結保存されていた47人のマスター候補は、人理焼却後に1年をかけて一人一人解放されたが、コフィンを起動中だったAチームは解凍と蘇生が難しく、査問会と共に来る治癒専門の術士の新スタッフによって助ける予定だった。
 
 
レムナントオーダー終了後の2017年12月26日に新所長ゴルドルフ・ムジーク率いる査問官達がカルデアに到着し、それに備えて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]を除く全サーヴァントの退去が行われた。<br>
 
その後各既存スタッフに対する6時間にわたる尋問と冷凍保存されていたAチームの解凍作業等が行われた…が、2017年12月31日のAチームの解凍作業終了直後、「表向き」は聖堂協会の査問官だった[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]及び、[[コヤンスカヤ]]、そして異聞帯のサーヴァントである[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|アナスタシア]]率いる殺戮猟兵がカルデアを襲撃。制御を乗っ取られ、退避すら儘ならない状況に陥る。<br>
 
最終的に[[主人公 (Grand Order)]]を含めた既存スタッフ10名及びゴルドルフは、ダ・ヴィンチを含む重大な犠牲を払いながらもカルデアを脱出。残るカルデアスタッフ及び査問官・傭兵達は全滅し、カルデアは彼らに完全に制圧、中枢ともいえるカルデアスは'''物理的に凍結'''された。
 
 
なお2018年度以降、第一部クリア前プレイヤーを対象に入れたイベントではネタバレを防ぐため、カルデア並びにダ・ヴィンチが健在である時期の間に展開されるのだが、厳密な時系列は曖昧にされているか、逆に明確に2017年の何時に起こったイベントなのかハッキリしていることもある。
 
 
;霊基トランク
 
:霊基<ruby><rb>情報</rb><rt>パターン</rt></ruby>、有り体に言って“縁”が記録されたグラフを複製して移されたトランク型データバンク。
 
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]及び[[シャーロック・ホームズ]]の手で製作された
 
:このトランクと[[マシュ・キリエライト]]がいれば再び英霊召喚が可能となる。ただし、霊基トランクの記録だけでは短時間の戦闘以外でサーヴァントの力を借りるのは困難で、常時召喚するには相応の霊脈と電力が必要になる。
 
:[[コヤンスカヤ]]と[[殺戮猟兵]]たちが探していたが、カルデア陥落寸前にギリギリで作業が完了。脱出直前、ダ・ヴィンチの手から主人公の手に託され、コヤンスカヤの手に渡ることは阻止された。元々は[[ゴルドルフ・ムジーク]]への対策としてトランクに移した。
 
 
==関連用語==
 
;レイシフト
 
:擬似霊子転移。疑似霊子変換投射。人間を擬似霊子化(魂のデータ化)させて異なる時間軸、異なる位相に送り込み、これを証明する空間航法。時間跳躍(タイムトラベル)と並行世界移動のミックス。マスターを霊子分解し、数値として時空帯に出力する。
 
:人間を霊子化して過去に送り込み、事象に介入する、端的に言うと過去への時間旅行だが、適性のある者にしかできない。
 
:コミカライズ版『-turas réalta-』では詳細な説明がなされている、まずコフィンに入った人間の脳波から何からあらゆる数値を測定し、“○○という個体がどのような数値で成り立っているか”の定義付けをする。
 
:定義付けが完了すればコフィンに魔術をかけ、“チャンバー”を形成する。これは、コフィンを魔術的な「生きてるか死んでいるか分からない箱」に仕立て上げることで、入った者の生命活動は観測できなくする。
 
:霊子変換こそ最も危険なモノと言われるが、これはコフィンに入った者の肉体を実際に分解する。同時にコフィンに入った人間がいなくなることで起きる歴史や因果の狂いを計算し、それを補正、つまり生きていると世界に“誤認”させる。
 
:その為に必要な膨大な電力と魔力を用いてカルデア内のあらゆる演算装置を駆動させ続ける。
 
:コフィンに入ってレイシフトする際は、安全性を上げるために[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト|マシュ]]はレイシフトスーツを着用している。
 
:[[ロマニ・アーキマン|ロマン]]によるとレイシフト先ではいつもの服に戻っているらしい。デミ・サーヴァントでもあるマシュが着ているのは生身の肉体を持っている故なのか、通常のサーヴァントはスーツを着なくても良いのかは不明。
 
:西暦より過去へのレイシフトは余りにも成功率が低く、管制室のスタッフ全員が一丸になっても、紀元前へのレイシフト証明は膨大な時間がかかる。
 
:[[BB (Grand Order)]]によると、未来へのレイシフトは難易度が高いだけで、本来は不可能ではないが、カルデアでは2017年から先のレイシフトはできない。
 
:1回レイシフトするごとに、職員一人の日給が飛ぶほどの費用がかかる。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では魔術協会、国連ともに今回の擬似霊子転移を最後にレイシフトを封印する決定を下し、2017年12月に赴任する[[ゴルドルフ・ムジーク]]の許可が降りない限り、何があろうとレイシフトは行われなくなる予定。
 
:この時点ですでにカルデアの地下炉心は協会からの厳命で停止させられており、大規模なレイシフトを行うための余剰魔力は一往復分しか残らず、また転移可能な人数も非常に限られている。
 
:今回のミスト内部への突入に際しては、時間を移動することなくセイレム内部へと転移する「同時代レイシフト」が行われた。
 
:[[特異点]]以外へのレイシフトでの転移は協定違反となる。
 
 
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===[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]===
 
===[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー]]===
 
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==概要==
 
『[[Fate/Grand Order]]』第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。<br>
 
 
カルデア下層部の格納庫において、避難用の大型コンテナに偽装しつつ、半年の期間をかけて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ]]の手によって建造された<ref group = "出" name = "序/2017年 12月31日">『序/2017年 12月31日』第8節「人類未踏の旅へ」。</ref>。
 
 
;機能
 
:船の左右外部にはスクリューが付いている。
 
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]が自身の予備ボディとして生み出した少女型人工サーヴァントを制御用に搭載している。電算室で生体ユニットになっている間、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]はシャドウ・ボーダー内部の事が手に取るように分かるため、隠し事は出来ない<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節">『永久凍土帝国 アナスタシア』第1節「獣たちの帝国」</ref>。
 
:[[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、通常空間と虚数空間を同時に観測する事が出来る。また、ドラムロールのように回る筒状の平面化された世界地図を空中に映す事も可能。[[異聞帯]]のある7箇所は他のものと質感、レイヤーが違う<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。このペーパームーンによってゼロセイルを実行可能だが成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない<ref group = "出" name = "序/2017年 12月31日"/>。
 
:虚数潜航の手順は、先ず虚数観測機・ペーパームーンを展開。次に目的地を設定。シャドウ・ボーダー外部装甲に倫理術式を展開。実数空間における<ruby><rb>存在証明</rb><rt>ハーケン</RT></RUBY>を<ruby><rb>着脱</rb><rt>ハズレ</RT></RUBY>。未来予測で境界面を仮説証明。時空摩擦減圧を緩和。最後に発進工程と虚数海面を確認した後に、<ruby><rb>現実退去</rb><rt>ザイルカット</RT></RUBY>する事で、<ruby><rb>虚数潜航</rb><rt>ゼロセイル</RT></RUBY>を行う。
 
:虚数空間から実数空間の現実へと浮上する際は、先ずペーパームーンの惑星航路図をプラスマイナス収束を開始。実数空間における<ruby><rb>存在証明</rb><rt>ハーケン</RT></RUBY>に<ruby><rb>投錨</rb><rt>アタリ</RT></RUBY>。『縁』の対象を固定する。その後、実数空間にアンカーを固定し、実数証明を完了し、シャドウ・ボーダーの存在を確立する。
 
:境界面航行からの緊急浮上の場合は、高速演算を開始し浮上の準備。ペーパームーンの惑星航路図をプラスマイナス収束を開始し、境界面航行を解除。実数空間からの<ruby><rb>時空引力</rb><rt>アトラクション</RT></RUBY>を<ruby><rb>適用</rb><rt>モドシ</RT></RUBY>。目標座標との現実認知誤差を確定させて緊急浮上した。
 
:浮上用未来予測の工程を省いて無理に現実へ出ると、船体ごとバラバラになりかねず、さらに人体へのダメージも考えられる。10日前の自分と今の自分の体が重なり合った、身体機能のズレだけで充分に嘔吐沙汰。船体に無理がかかるため、緊急アラートが鳴る。
 
:虚数空間から現実世界へと帰還するには現実との『縁』、言うなればアンカーが必要。本来ならば、現実に存在するものであれば、何であれ『縁』となる。シャドウ・ボーダーに乗っている11人の中の誰かと関わりのある何かがあれば、正しく虚数空間を脱する事が出来る。だが、何時でも浮上できるわけではなく、虚数空間の潮流が来なければ浮上するコースに乗れず、次に潮流が来るタイミングまで浮上できない。また、濾過異聞子現象によって地球が漂白状態に陥ったことにより、浮上するための唯一の『縁』が互いに知っている関係である[[殺戮猟兵]]のみであり、浮上すれば敵の本拠地に出現することになるため、[[シャーロック・ホームズ]]は最善のタイミングを選ぶしかなかった<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
:深く潜らず、時間と誤差の出ない浅いところをギリギリで航海すれば、縁がなくても現実へと戻る事が出来る。これは現実空間と虚数空間の境界スレスレを移動しており、言わば現実空間を虚数空間から『覗き見』している状態。一瞬だけ平面の世界へ逃げ込む様なもので、感覚的には息を止めている間だけ進む、素潜りの様なもの。これ以外では『縁』なしで浮上は出来ない。ただし、この状態のシャドウ・ボーダーは『現実に沿っている』ため、消費電力は現実空間の距離の影響を受ける。北欧異聞帯前で行った際は、充電なしで300キロ以上の境界面付近の虚数潜航は不可能な状態。
 
:内部の空間を歪曲させることで通常の二倍のスペースを確保できており、広さは大型のクルーザー二隻分ほど、マイルームから司令室、兼、操縦室まで数メートルとなっている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
:虚数に飛び込むめの船であるため、光学迷彩は勿論、概念レベルで誤魔化せる迷彩機能が存在している<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。だが完璧という訳では無く、直接やって来て、手探りで探されれば流石に見つかる。
 
:魔術的な通信も行える。北欧異聞帯では通信阻害により数キロ圏内に接近しなければ通信は出来ないため、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が観測装置と通信中継器を兼ねた魔術礼装式ドローンを作成した。
 
:全周囲観測ソナーや魔術的、霊的なレーダーも装備されており、霊的レーダーによる探知能力は極めて高い。外部をモニターできるカメラが付いているが、カメラには死角も存在する。遠距離の状況を観測できるが、ボーダーの設備ではロシアからブリテン島を観測できない。
 
:装甲板は[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が強化した、近代技術と魔術理論の複合装甲であるため、通常の兵器は通じない。さらに船体内殻には、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が[[ニトクリス]]や[[パラケルスス]]と共にカルデアで強化を施した、神代の結界にさえ等しく、神鉄の城塞の域に近づいた多重結界が張り巡らされている。
 
:甲板に電磁カタパルトを展開可能で、霊基外骨骼を装備した[[マシュ・キリエライト]]を射出した。
 
:ホームズが[[スルト]]に右腕を切断されて死のルーンを刻まれた際に、ダ・ヴィンチが組み上げた英霊のエーテル体のための回復ポットが存在する。
 
大気中のマナを電力に変換できるが、それにも限度があり、消費に充電が追い付かない。そのため不十分な充電での生命維持設備、論理防壁などで電力を消費する長時間の虚数潜航は命に関わる。
 
:最低でも時速120キロメートルで走行可能で、陸路をモスクワから休みなしで走行してスカンジナビア半島まで二日ほど。ボーダーで海を渡るのは厳しいが、ドーバー海峡ぐらいなら渡れる。サスペンションが付いている。操縦はオートとマニュアルがある。オートの場合、虚数空間からの緊急浮上は安全装置がかかり、ストップする。
 
 
;虚数空間
 
:宇宙は『時間』という概念によって成り立っており、本来、『時間』に未来も過去もない。その軸を頼りにしているのは人類であって、『時間』そのものは積み重なってさえいればその前後は入り乱れても問題はないが、虚数空間にはその『時間』の積み重ねが存在しない<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
:虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からず、一秒も時間を重ねていないか、何百年もの時間を重ねているとも、御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。虚数潜航の際は、そうならないように外部空間との誤差を正しながら進んでいる<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
 
;生活事情
 
:内部には空調も完備されているものの、毛布は人数分しかない。虚数潜航中の食事は<ruby><rb>軍用糧食</rb><rt>レーション</RT></RUBY>で、イタリア料理風やゆでたまご風味など種類が沢山存在する。まともな保存食は[[ゴルドルフ・ムジーク]]が独り占めしており、朝食は温かいフレンチトーストにミルクたっぷりの紅茶<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。『永久凍土帝国 アナスタシア』では虚数空間の時間で一週間が経過しており、残り僅かで備蓄(食料・水・電力)が尽きてしまいそうになっていた。
 
 
;略歴
 
:ロシア領の[[異聞帯]]に突入した際に虚数空間内の境界壁と激突し、装甲が損傷。論理術式が一部欠落。左スクリューが停止した他、車両の平衡感覚が保てなくなりエンジンも無理矢理動かしたせいでちょっと調子が良くなかった<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。船首を上げて虚数空間から浮上する事だけなら可能だが、浮上した後、外から修理する必要がある状態となった。修理には少なくとも虚数空間に耐え得るための論理術式と、それを刻むための装甲がなければならない。ロシアの異聞帯の洞窟で[[アヴィケブロン]]が採掘した魔力が宿った鉱物で修復された<ref group="注">[[アヴィケブロン]]がドリルやフォーク状の先端を付けようとしたが、[[シャーロック・ホームズ]]に止められた。</ref>。修理する際、溶接のためにシャドウ・ボーダーをゴーレムが取り囲んだ。損傷は直り、地脈から魔力の補充を済まして、燃料も万全。シャドウ・ボーダーは再起動させられる状態となった。
 
:だがシャドウ・ボーダーはそこまで万能ではなく、ロシアでは現地調達で誤魔化しているだけで、さらに地表は漂白されている為素材回収が望めないため、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]曰く一度フレームから調整し直したいらしい。
 
 
==区画==
 
必要最低限の生活施設は揃っている。
 
 
;マイルーム
 
:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の部屋。寝台は発条仕込み。
 
 
;カルデアスタッフの部屋
 
:四人部屋となっている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
 
;治療室
 
:[[マシュ・キリエライト|マシュ]]は[[デミ・サーヴァント]]としての調整もあるので、個室として使わせてもらっている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
 
;船長室
 
:[[ゴルドルフ・ムジーク|ゴルドルフ新所長]]が住んでいる。
 
 
;電算室
 
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]の私室。カプセルがある。ダ・ヴィンチはこの部屋で生体ユニットになっている。
 
 
;工房
 
:[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]はここで寝泊まりしている。
 
 
;空調制御室、倉庫、武器庫
 
:これらは[[ゴルドルフ・ムジーク|ゴルドルフ新所長]]の指示で立ち入り禁止となっている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。
 
 
;司令室
 
:<ruby><rb>操縦席</rb><rt>コクピット</RT></RUBY>も兼ねており、非常口が存在する。席はシートベルト付き。
 
 
;ダ・ヴィンチちゃん工房
 
:新生した[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]の工房。
 
 
;シャワー室
 
:シャワーを浴びる部屋。
 
 
;独房
 
:捕まった[[カドック・ゼムルプス]]が魔術封じの手枷を付けられ、捕虜として閉じ込められていた部屋。
 
:手枷はカドックが目覚めた時には、冷え切っており、凍結してから砕け散っていた<ref group = "注">カドックは自分に残留していた[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|彼女]]の最後の名残だったのでは、と推測していた。</ref>。
 
 
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===[[魔術協会]]===
 
===[[魔術協会]]===
 
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;魔術協会
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西暦初初頭に成立した組織。国籍・ジャンルを問わず[[魔術|魔術師]]たちによって二世紀頃作られた自衛・管理団体。[[魔術]]を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。(無論、名目上ではある)<br>
 
外敵(教会、自分たち以外の魔術団体、禁忌に触れる人間を罰する怪異)に対抗するための武力と、魔術の更なる発展(衰退ともいう)のための研究機関を持ち、魔術犯罪の防止法律を敷く。<br>
 
一般社会で魔術がらみの事件を起こしたものは処刑されるが、「正義」「道徳」ではなく、「神秘の漏洩」を防ぐことがその最大の目的。<br>
 
[[アトラス院]]は特に徹底されているが、魔術師は己の研究を公表することはなく、魔術師同士の研究の交流などというものはない(交流などというものがあるとすれば、それは世俗的な権力闘争くらいである)。隣り合った研究室を持つ魔術師同士が、互いが何を研究しているのか知らないなんてことは当たり前。<br>
 
魔術の研究は一人でするものであり、協会による束縛を嫌う魔術師も勿論いるが、大半の教本と、魔術の実践に適した歪みを抱えている霊地は、協会が押さえている。魔術を学ぶには最高の環境であり、自分の研究こそが最優先の魔術師にとって、それらの魅力は何物にも代え難い。名目上、支配者ではないことを標榜する協会は辞めることは自由だが、そんなことを考える魔術師はそうそういない([[封印指定]]でも受ければしかたないが)。<br>
 
  
;時計塔
+
===[[Fate/Grand Order登場サーヴァント一覧]]===
:クロックタワー。[[魔術協会]]における三大部門の一角。ロンドンに拠点を置き、時代に適応し、人類史と共に魔術を積み上げる事を是とした魔術師たち。<br>
+
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[[魔術協会]]における三大部門の一角。『2015年の時計塔』によれば「ロンドン郊外に位置する中世と近代の入り混じった街、四十を超える学生寮(カレッジ)と百を超える学術棟と、そこに住む人々を潤す商業で成り立つ」という巨大な学園都市。以前は「大英博物館の地下に築かれたダンジョン」という説明であったが、最新のものとは食い違いが見られる。<br>
 
三大部門の中では最も新しく、設立は西暦元年。現在は魔術協会総本部とされ、魔術世界における最大勢力。21世紀において魔術協会と言えばロンドンの時計塔を示す。しかし、時計塔が本部となって以後、他の二つとの交流は途絶えているらしい。<br>
 
工房のほとんどは地下にあり、下へ行けばいくほど狂気度が増すダンジョンと化しているとか。博物館の最深部には封印指定をされた者を閉じ込める『橋の底』と呼ばれる特別区画があり、封印指定された魔術師たちが幽閉されている。
 
 
 
;アトラス院
 
[[魔術協会]]・三大部門の一角。別名「巨人の穴倉」。蓄積と計測の院。魔術世界における兵器倉庫。禁忌の穴倉。<br>
 
入る事は容易く、出ることは難しい、地下深くに広がる墓所のような学術棟。<br>
 
西暦以前から存在する、エジプト・アトラス山脈を根拠とする[[魔術|錬金術師]]を極める者たちの学舎。人類の滅びの未来を確定されたものとして、その滅びの到来を少しでも遅くすることを目的としており、人類が長く生き延びられるのならば種として変態・退行しても構わないと考えている粗織。地上のものとは比べものにならない魔術礼装の貯蔵庫だが、実際には廃棄場に近い。錬金術に特化し、独自の成長を遂げた学院。<br>
 
時計塔に所属しているような、中世を発祥とする西洋魔術に傾倒した現代錬金術とは別物で、魔術の祖と言われる、世界の理を解明する錬金術師の集まり。その発端はエジプト神話における魔術の祖、女神イシスの流れにある。<br>
 
錬金術として万物・物質の流転は共通のテーマだが、アトラス院ではそれに加えて事象の変換も研究している。また、アトラスの錬金術師は転生を実現した[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]を軽視している。<br>
 
錬金術、その中でも思考分割、高速思考といった、人体を演算装置とする術に特化している。魔術回路数が少ないことも特徴で、単体では自然干渉系の術はまったく使えない。故に神秘を学ぶ過程において魔力に頼らず、多くの道具に頼った。その在り方は科学技術の発展による発展に近かった。<br>
 
しかし「自らが最強である必要はない。最強であるものを作ればいいのだから」との考えから、それをよしとしている。<br>
 
魔術師というよりは自らの肉体をマン・マシーンとして使う異能者たち。自身の肉体を『正しく、強く、速く』知性を働かせるための容れ物として扱っていた。
 
 
 
「人間とは運動機能(五感)をもった類い稀なる計算装置である。情報を収集し、解析し、生まれ出る数々の問題に、労働力としてダイレクトに対応できるよう進化した知性体が我々人間である」というのを信条としている。
 
 
 
中心部は500メートル地下に存在し、通路は折り重なり<ruby><rb>地下迷宮</rb><rt>ダンジョン</rt></ruby>の様相を呈しており、自立型の使い魔などの魔術的な防衛装置が備えられている。降りていく分には道は二つにしか分かれてないが、振り返ると三叉路になる、だまし絵のような作りになっており、外に出るものを迷わせる構造で、入るのは容易いが出る事が難しい作りになっている。魔術的なトラップも出ようとするものに多く反応する。ホームズ曰く外部からの呪いへの対策は完璧で魔術王の絵を描いても実害が無いほど。<br>
 
内部には作り物の空と、一つの街ほどもある空間が存在し、人間に必要なもの、生活に必要なものが揃っている。中心にはオベリスクの形をしたアトラス院最大の記録媒体、疑似霊子演算装置トライヘルメスが存在する。
 
 
 
他の二部門を始め外部との交流は基本的に無く、中でもプラハの協会とは致命的に仲が悪い。『[[まほうつかいの箱|2015年の時計塔]]』では「光さえ抜け出せないという『生きた奈落』」と表現されている。流石にロードと最低限の連絡は交わしていた模様。<br>
 
ただし、稀に他の協会や[[聖堂教会]]からの依頼で錬金術師を貸し出すことがある。そのためにはアトラス院創立時にアトラス院が発行した「契約書」が必要。七枚だけ発行されたこれを回収することも、アトラス院の目標の一つ。西暦2000年までに四枚は回収したが残りの三枚の行方はようとして知れないという。
 
 
 
「自らが最強である必要はない。我々は最強であるものを創り出すのだ」という格言から、多くの武器(兵器)の製造をしており、その最たるものが魔術世界で言う、七つの禁忌。「七大兵器」として展示されている。アトラス院は世界を滅ぼす兵器を七つまで作り上げ、その段階で自分たちの限界を認め、これを封印した。プラハの錬金術師からは「アトラスの封を解くな。世界を七度滅ぼすぞ」と言われており、初代院長が演算した世界の終末を回避するために兵器を作り続け、そしてその兵器は世界を滅ぼしうるがために廃棄され続ける。<br>
 
また、疑似霊子である魂を観測可能なエネルギーとして扱い、魔術回路を持つ生命、ホムンクルスを創造した。
 
 
 
魔術協会は基本的に全てそうだが、「自己の研究は自己にのみ公開する」という規律が、アトラス院では特に徹底されている。アトラス院は天才たちの集まりであり、それぞれ独立した工房で各々の研究に没頭し、何のタブーもないため非人道的な兵器を作っても咎めはないが、一つだけ条件があり、それは「ここで作られたものを、決して外に持ち出さない」というアトラス院の絶対原則。それを二千年以上、そのルールを頑なに守ってきた。<br>
 
だが、前述の“アトラスの誓約書”があれば、原則を免除して技術提供や魔術礼装の提供を受ける事が出来る。
 
 
 
[[ゴルドルフ・ムジーク]]からは「人の心のない兵器屋、技術屋の集団」と評されている。
 
 
 
;彷徨海
 
バルトアンデルス。[[魔術協会]]における三大部門の一角。北海に隠された神代の島。北海で彷徨い続ける“生きた海”。最古の魔術棟。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。別名「移動石柩」。真なる神秘の継承者を名乗る。<br>
 
『文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神秘───神代の魔術のみを魔術とする』というロンドンの時計塔と相反する理念・絶対原則が存在する。魔術の進歩を認めないという事は、人類の消費文明を認めないということ。今の人間社会とは相いれない学術棟。<br>
 
それ故、門は固く閉ざされ、新たな門弟は数えるほどしかいない。年に一度だけ門を開き、才能あるものを招き入れるというが、時計塔でも彷徨海に辿り着けた者は数えるほどしかいない。[[アトラス院]]とは違う意味で秘密主義の集まり。主に肉体改造を主軸としている。<br>
 
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。<br>
 
あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「[[時計塔]]」「[[アトラス院]]」「[[聖堂教会]]」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。<br>
 
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の資料にも概要しか記されていない。
 
 
 
北海のただ中にある浮島とされているが、その実は全くの逆。一つの異世界として移動する“海”の中に、西暦以前に造られた魔術棟が存在する。<br>
 
神秘のテクスチャを貼り付けながら移動する土地。まさに“独立した特異点”と言える。これが21世紀においても発見されずに残っている理由とされる。
 
 
 
[[Fate/Grand Order]]』のシナリオ「永久凍土帝国 アナスタシア」のラストシーンにて彷徨海からのラジオメッセージを傍受した。<br>
 
通信は時計塔基準ではないが、波長はアトラス院の魔力波形に近い。彷徨海のデータがないため、確証を得ることは出来ない。通信で届いた座標はノルウェーの西側の海だが、座標は大雑把で、常に変動している。移動、というよりはブレている。<br>
 
そのため座標へのペーパームーンによる虚数移動は危険が伴う。彷徨海に直接行って縁を結ばなければ、長距離移動虚数潜航は困難。
 
 
 
地球の地表の漂白化から逃れられた理由は、神秘のテクスチャを貼り付け移動する“独立した特異点”ともいえる場所だったから。<br>
 
 
 
[[ゴルドルフ・ムジーク]]からは「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評された。
 
 
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===[[Fate/Grand Order登場サーヴァント一覧]]===
+
===[[概念礼装]]===
 
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2,124行目: 85行目:
 
===[[Fate/Grand Order登場エネミー一覧]]===
 
===[[Fate/Grand Order登場エネミー一覧]]===
 
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;イースウルヴル
 
:氷の獣。
 
;イースガルム
 
:氷獣。
 
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===Fate/Grand Orderイベント一覧===
 
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===サーヴァント・サマー・フェスティバル!===
 
: 開催期間:2018年8月9日~8月29日
 
:
 
; シナリオ
 
:査察の結論が遅々として進まずにいたため、カルデアは夏休み期間に突入し、職員やサーヴァントたちは夏季休暇を取った。
 
:本来ならば主人公達も休暇を得られる筈が、シバのレンズで世界有数の観光名所であるハワイ諸島でフォーリナー反応が観測された。
 
:事態を重く見たカルデアは[[特異点]]の反応は無かったため、主人公を民間の飛行機で数人の護衛のサーヴァントと共に現地に直接向かわせる。
 
:だが、空港に到着した一行の前に現れた[[BB (Grand Order)]]によって、ハワイ諸島が[[特異点]]に変えられて合体してしまう。
 
:特異点ルルハワと化したハワイ諸島では、サーヴァントの、サーヴァントによる、サーヴァントのための夏の祭典「サーヴァント・サマー・フェスティバル」が開かれているのだった。
 
; システム
 
:
 
 
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===[[指令紋章]]===
 
===[[指令紋章]]===
 
<!--
 
<!--
コマンドコード。
 
 
-->
 
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===[[全話一覧 (Grand Order)]]===
 
===[[全話一覧 (Grand Order)]]===
 
<!--
 
<!--
===Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! 話数 !! シナリオ名
 
|-
 
| プロローグ || intro.2-1
 
|-
 
| プロローグ || intro.2-2
 
|-
 
| 第1節 || 魔剣強襲(前編)
 
|-
 
| 第2節 || 魔剣強襲(後編)
 
|-
 
| 第3節 || 万物の霊長(前編)
 
|-
 
| 第4節 || 万物の霊長(後編)
 
|-
 
| 第5節 || 雪と氷の城(前編)
 
|-
 
| 第6節 || 雪と氷の城(後編)
 
|-
 
| 第7節 || もう一人の女神(前編)
 
|-
 
| 第8節 || もう一人の女神(後編)
 
|-
 
| 第9節 || まるで、春の日向のような(前編)
 
|-
 
| 第10節 || まるで、春の日向のような(中編)
 
|-
 
| 第11節 || まるで、春の日向のような(後編)
 
|-
 
| 第12節 || まるで、春の日向のようだった貴方
 
|-
 
| 第13節 || 此処に、ふたたびの黄昏を(前編)
 
|-
 
| 第14節 || 此処に、ふたたびの黄昏を(中編)
 
|-
 
| 第15節 || 此処に、ふたたびの黄昏を(後編)
 
|-
 
| 第16節 || 瞳の先に
 
|-
 
| 第17節 || ───征け、黄昏を越えて
 
|}
 
 
-->
 
-->
  
===その他===
+
===[[全話一覧 (FGOイベント)]]===
 
<!--
 
<!--
;アインツベルン
+
-->
== 概要 ==
 
「[[聖杯戦争]]」における御三家の一つ。
 
 
 
ドイツの魔術師一族であり、別格の資金力を持っている。主に[[魔術|錬金術]]を修めており、中でもホムンクルス(人造生命体)の製造で名高い。貴金属の扱いにおいても無類の強さを発揮するが、その反面、得意分野である研究に特化しているため、魔術の戦闘への応用という点においてはやや見劣りする<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』6頁">『Fate/complete material Ⅲ』6頁。</ref>。ラインの黄金にまつわる伝承を現代に伝えていることでも知られている。
 
 
 
聖杯戦争のシステムを構築する際、小聖杯と大聖杯をともに創り出した。大聖杯を起動し、その力によって“根源”の孔を固定し、“向こう側”へと至る。そのための手段として使われるのが、アインツベルン家に伝わる“第三魔法”である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』6頁"/>。
 
 
 
もともとは第三魔法を実現した魔法使いの弟子たちによって西暦元年に作られた工房。彼ら弟子たちは人類の救済のため第三魔法を再現しようとするも彼ら自身の手では叶わず、代案として「師と同一の個体を作りその個体に魔法を再現させる」という方法を取った。九百年近くの徒労の末、師と同等かそれ以上の性能を持つホムンクルス、ユスティーツァを鋳造することに成功する。しかしそれは彼ら自身の技術や努力とは関係のない全くの偶然から生まれたものであった。
 
 
 
それを耐え難く感じた彼らは自らの技術体系によってユスティーツァを超えるホムンクルスを作ろうと努力したものの挫折し、あるものは城を捨て、あるものは命を絶ち、アインツベルンにはホムンクルスのみが残された。その創造主に捨てられたホムンクルスたちが創造主の目指した理想と目的のために稼働させ続けている工房こそがアインツベルンである。
 
 
 
『[[Fate/Grand Order]]』でもオリジナルの聖杯戦争に関わり深く、冬木の大聖杯を造り出した稀代の魔術師[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]を輩出した由緒ある魔術師の家門の名前として、[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]のデータベースにも載っている。
 
 
 
== 関連組織 ==
 
;[[ムジーク家]]
 
:『[[Fate/Apocrypha]]』で交流がある一族。同様に錬金術を修めており、ホムンクルスの技術の一部提供をしているが、アインツベルンからしてみれば、せいぜい子供に持たせる玩具程度の技術しか教えていない<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』148頁">『Fate/Apocrypha matelial』148頁。</ref>。
 
:[[ユグドミレニア]]一族であることを伏せていたが、当然のようにアインツベルンは承知している。だが、大聖杯は唯一成功したユスティーツァモデルを分解したものであり、それが起動するのであればと協力した<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』148頁"/>。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』でも例外的に繋がりが存在し、ホムンクルスの技術を提供された模様。
 
 
 
;疑似サーヴァント
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! 名前 !! クラス !! 依り代 !! 登場作品
 
|-
 
| [[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]] || キャスター || [[ロード・エルメロイⅡ世]]<br>([[ウェイバー・ベルベット]]) || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[両儀式〔アサシン〕|両儀式]] || アサシン ||rowspan=2| [[両儀式]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[両儀式〔セイバー〕|両儀式]] || セイバー|| [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[イシュタル]] || アーチャー ||rowspan=3| [[遠坂凛]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[イシュタル〔ライダー〕|イシュタル]] || ライダー || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[エレシュキガル]] || ランサー || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[ジャガーマン]] || ランサー || [[藤村大河]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[パールヴァティー]] || ランサー || [[間桐桜]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[千子村正]] || セイバー || [[衛宮士郎]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[浅上藤乃 (Grand Order)|浅上藤乃]] || アーチャー || [[浅上藤乃]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[グレゴリー・ラスプーチン]] ||  || [[言峰綺礼]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[シトナイ]] || アルターエゴ || [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] || [[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| 石川啄木 || アサシン || [[蒔寺楓]] || Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~
 
|-
 
| アメリア・ジェンクス・ブルーマー || キャスター || [[氷室鐘]] || Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~
 
|-
 
| フリードリヒ・ニーチェ || 不明 || [[三枝由紀香]] || Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~
 
|}
 
 
 
;サーヴァント
 
== 概要 ==
 
[[魔術]]世界における最上級の[[使い魔]]。[[聖杯戦争]]に際して召喚される特殊な存在<ref group = "注">他の呼称として「人類史に残った様々な英雄、偉業、概念」「そういった星の<ruby><rb>記録</rb><rt>じょうほう</RT></RUBY>を霊体として召喚したもの」「人類史を兵器とする画期的な存在」「歴史的英雄の召喚、神話の再現による圧倒的な力の実態化」「根源の座より来たる、死者の精霊」「死者の記録帯」「人類史に刻まれた影」「虚ろの人々」「人の世の歴史に刻まれて、現世へと降りてきた影法師」「英霊に昇華された者の擬似的再現」が挙げられる。</ref>。<br>
 
 
 
[[使い魔]]としては最高ランクで、[[魔術]]よりも上にある。一般に使い魔という単語から連想される存在とは別格で、一線を画している存在。<br>
 
その正体は[[抑止力|英霊]]、神話や伝説の中で為した功績が信仰を生み、その信仰をもって人間霊である彼らを精霊の領域にまで押し上げた人間サイドの守護者。<br>
 
ただし、霊格が高い程ガイア寄りの存在になっていくため、霊長の守護者とは同じカテゴリーながら異なる立ち位置の存在でもある。<br>
 
 
 
英霊を英霊たらしめるものは信仰、つまり人々の想念であるが故に、その真偽は関係なく、確かな知名度と信仰心さえ集まっていれば物語の中の人物や概念、現象であろうがかまわない。果ては[[ブケファラス|馬]]や[[加藤段蔵|絡繰り人形]]であっても英霊になり得る。ただし、大抵のサーヴァントは虚構のみで成立するものではなく、基礎(ベース)となる神話、伝説、実在の存在がある。虚構だけで成立し得るには、[[ナーサリー・ライム|絵本のように子供を守る概念(ユメ)が結晶化したもの]]など、それ相応の理由がなければならない。<br>
 
本来ならば、位が高すぎて人間が使役するには不可能な存在である。魔法使いであってもそれは同様のこと。<br>
 
[[聖杯]]の力という補助を得て、初めてマスターとなることが出来る。また、英霊の側にも聖杯に用があり、それによって召喚に応じる。サーヴァントが現世で霊基が消滅しても英霊の座にある本体記憶がある限り再召喚することができる。<br>
 
サーヴァントは基本的には死亡時ではなく、その英霊が“最も強かったとき”である全盛期の姿で召喚されるが、技術や記憶などは全盛期当時だけではなく死亡時のモノも持つ。そのため若い全盛期の身体能力と、年老いた晩年までひたすら鍛え上げられた技術を併せ持つサーヴァントとなる事もありえる。また、死亡時の記憶を持つが性格まで晩年と全く同じになるとは限らず、全盛期の人間性と晩年の記憶を持ったサーヴァントとなることもある。複数のクラスに該当する英霊の場合、クラスによって顕現するサーヴァントの肉体年齢が違うということもある。例えば全盛期を異なる形で二度迎えた[[李書文]]などの場合、荒々しい拳を振るう若い時期で召喚されることも、合理的な拳を振るう老人の時期で召喚されることもある。
 
<br>さらにサーヴァントは一人の英雄の一つの側面を抽出して召喚するものであり、ヴラド三世のように祖国を護った領主としての面を抽出された場合と、狂信的な騎士や武人としての面を抽出された場合で同一クラスでありながら別人のような姿で召喚されることもある。<br>
 
これらのケースにより同じ聖杯戦争に同一人物が別クラスで召喚され、直接対決することも起こりうるという。<br>
 
また、神話の双子、あるいは[[アン・ボニー&メアリー・リード|相棒と共に伝説を残した者たち]]のように二人一組で召喚されることもある。<br>
 
近代以降の英霊は<ruby><rb>誇張</rb><rt>カリカチュア</rt></ruby>されているものが何騎か存在する<ref group = "注">[[チャールズ・バベッジ]]は英霊として機械の鎧を纏っている。[[トーマス・エジソン]]は特殊な現界だったため、生前の情報とはかけ離れた姿になっている。[[ナポレオン]]は生前に使っていない大砲を装備する。</ref>。<br>
 
サーヴァントは仮初めの躯であるため、水や食物、睡眠を必要とはしない。だが食べれば味は感じる。
 
 
 
『[[Fate/Grand Order]]』では、人理焼却という未曾有の災害が起きたこと、またカルデアの英霊召喚システムの未熟さによる「その隙間の多さ、曖昧さのおかげ」で、通常ならば例外・不可能・極低確率とされるサーヴァントの召喚も可能となっている。<ref group = "注">具体的には神霊に属するもの、本来は存在しないもの、全盛期以外の肉体年齢のもの、イフの可能性の存在などが該当する。</ref>。<br>
 
その他、常夏の島に召喚された、ハロウィンやクリスマスの様に特別な時期になった、その場のノリ等の理由で、自ら霊基をいじって調整する、聖杯の力を使う、変化スキルで対応する、単純に着替えるといった手段を使い元になったサーヴァントからクラスチェンジが為される事もある。この場合普段と異なる服装、クラスにより多少性格が開放的になるなど変化は見られるが基本的には同一人物ではある。が、チェンジ前後のクラスが別々に人理に登録されるようになる為、上記のように同一人物が別クラスで召喚されるようになる(実質分裂、あるいは増殖に近い)。サーヴァントがきちんと水着に着替えるには、霊基を弄くらなければならない。
 
 
 
[[プライミッツ・マーダー|ガイアの怪物]]を御するためには七騎の守護者が必要になるとされており、それになぞらえて召喚されるサーヴァントは七騎である。
 
  
 
===その他===
 
===その他===
*英霊の分類としては生前の偉業が称えられ英霊となった「英雄」、 そういった英雄たちに本来ならば打倒されるべき存在の「反英雄」、生前に英雄としての力の代償として死後の自分を星に売り渡した「守護者」が挙げられ、死後は時間の軸から外れた場所「英霊の座」に招かれている。召喚される英霊は一部の例外を除けばあくまで座からコピーされた分霊であり、英霊本人が直接召喚される訳ではない。そのため聖杯戦争中にサーヴァントの身に何が起きたとしても、座の英霊本体にまで影響が及ぶ事はない。
 
**一方で現世におけるサーヴァントの記憶は「消滅時に情報の記録として座に持ち帰る」という形で本体に反映されるため、受肉等の「現世で何かをする」類の願いがまったくの無意味という訳ではない。<br>複数回聖杯戦争に召喚された英霊は「他の時間軸の聖杯戦争の記憶」も記録として保持しているが、座には時間の概念が無い為全ての記憶を持ち込んでしまうと『今参加している聖杯戦争の結果を知っている』という矛盾が生まれる為に、通常は座が召喚される場に合わせて記憶をアジャストする。
 
**『Grand Order』では人理焼却によって「人理があやふやな状態」に陥ったことでこの特性が適用されていない。例えば[[マリー・アントワネット]]は一度遭遇した後に消滅し、再び別の現界時に会っても記録でしか過去に遭遇したということを知らないため、実感が無いという状態になっている。一方[[エリザベート=バートリー]]のように過去の召喚で出会った相手に対し普通に面識がある体で接してくるサーヴァントもいる。[[ロビンフッド]]に至っては特異点で唐突に[[Fate/EXTRA CCC|並行世界]]の記憶を思い出している。これらの差が単に「情報の記録」に対するスタンスの違いから来るのか、はたまた記録の残り方からして違っているのかは不明。
 
**精神年齢は肉体に引き摺られやすい。若い頃の肉体であれば若い頃に引き戻り、老いた頃の記憶はどこか他人事のように感じることも多い。[[アレキサンダー]]や[[メディア〔リリィ〕]]のように全盛期ではなく、少年少女時代の側面として召喚されている場合では、大人になった自分の記録があるが記憶でないために実感は薄くなっている。
 
**人類史の中で功績を刻もうと、なんらかの事情で死ぬ間際、あるいは死ねなかった事で世界が終わる時まで生き続けなければならない者達は英霊の座に招かれない。この場合例え英霊クラスの実力を持っていても厳密には英霊ではない為、本来は召喚されることは不可能。
 
**第七特異点では生前の[[ギルガメッシュ]]が魔術による英霊召喚に成功したが、これは紀元前2655年のウルクが神代の終わりである為、英霊召喚の難易度は低い。反対に神秘の薄い二十一世紀だと、ギルガメッシュやマーリンとて魔術による召喚は困難となっている。
 
**英霊の座は時間軸から独立しているのと同様、[[並行世界]]を跨いでも同一である。そのため例えば「[[衛宮士郎]]が[[エミヤ]]になる前に死ぬ世界、あるいはエミヤにならない世界」であっても英霊エミヤが召喚されることがありうる。
 
***また、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』で[[ダリウス・エインズワース]]が本来彼の歴史の何処を探しても存在せず知りようがない「パンドラの箱」の逸話を知っているのも、[[クラスカード]]を介して英霊パンドラを置換した結果「パンドラの並行世界における逸話・能力」を知ったからと思われる。
 
**芸術家のサーヴァントは感性こそが才能であり、彼らの言う全盛期とはその感性が一番強い時である天才だった頃が召喚対象になる。
 
***召喚時において子供の姿で現れるか、大人の姿で現れるかの二つに分かれおり、子供の姿は『成長したら節度のある正しい大人になった芸術家』、大人の姿は『大人になっても成長しない、死ぬまでクズだった変人』となっている。
 
*本来、地上の聖杯戦争ではサーヴァントはその場限りのものであり、彼らに未来は存在しない。
 
**しかし限定条件として、例を挙げると霊子的な電脳生命として再現された場合や、聖杯戦争後もマスターと関係を保った場合、あるいは生命として受肉した場合、それらのサーヴァントは生前の軛から解き放たれ、“今を生きる”その時代の人間になる。
 
*[[聖杯戦争]]の性質上、サーヴァントは[[聖杯]]に対する何らかの願いを持っている事が多い。ただし「[[クー・フーリン|強敵と死力を尽くして戦う]]」「[[ディルムッド・オディナ|戦いに勝利して主に聖杯を捧げる]]」など、必ずしも「最後に聖杯を使う必要のある」願いばかりという訳ではない。
 
*サーヴァントは実体化する術を持つ霊体ではあるが、[[魔法|第三魔法]]である「魂の物質化」とは全く別の現象である。サーヴァントはあくまで「降霊」によって呼び出されるものであり、寄り代がなければ現世には留まれない。<br>魂単体で存在できるようになる「魂の物質化」と比べれば不完全なものである(ただし、冬木においてサーヴァント降霊のためのシステムの基盤である大聖杯には第三魔法の一部を用いているので、間接的には関係あるとも言えなくはない)。
 
*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。
 
**逆に召喚された年齢によっては生前の記憶にも一部制限がかかり、召喚された時代に適合しない知識は逆におぼろげになってしまう。実際、異聞帯で召喚されたサーヴァントには、その異聞帯には存在し得ない家族の記憶や、犬や猫のような「異聞帯には存在しなくなった動物」についての知識が不確かになってしまった例も存在している。
 
*実体化している時と霊体化している時とでは、当然実体化している時の方が消費が大きくなるが、『hollow』でのライダーの発言から推察すると、「ずっと実体化している」よりも「実体化と霊体化をスイッチする」方が更に消費量が大きくなる模様。
 
*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎず、契約したマスターに応じてパラメータには補正がかかる。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動するなど、マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。
 
**現に、マスターを失った[[エミヤ]]は魔力を消費する行動を多々行ったとはいえ、単独行動のクラススキルを持つにもかかわらず、半日で本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
 
**パラメータ(能力値)の設定方法には、奈須きのこ曰く明確なルールがあるそうで、A~Eの5種類を筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つにアルファベットが被らないように割り振るとのこと。中にはパラメータが被っているサーヴァントもいるが、それは特例として、Aがない代わりにBが2つとか、Aが2つあるけどCも3つとかも、バランスが崩れない限りアリ、ということだそうだ。また宝具はこの制約を受けず自由に設定していいことになっている。これは奈須きのこが昔遊んでいた、自作のTRPGシステムの名残りだそうだ。ただ、Fateシリーズの場合はこうした能力値とは別のところで、Fateの世界観における総合的なサーヴァントの強さを奈須きのこがランク付けしているため、能力値だけで強さが決まるわけではないとのこと<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>。
 
*ストーリー制作の上でマスターとサーヴァントの関係に焦点が当てられ、物語の中心的な役割を担うことが多い。
 
**魔術師達にはサーヴァントを「[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|所詮は過去の英雄の複製或いは傀儡]]」など[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|魔術礼装の一種程度にしか見なしていない人物]]が多い。サーヴァントをただの使い魔と考えるマスターではサーヴァントとソリが合わず、トラブルが起きてしまう。我慢する者もいれば、一線を超えて手にかける者もいる。<br />[[ヴラド三世 (Apocrypha)|生前が]][[ギルガメッシュ|高名な王]]だった為に[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|敬意を持って接する]][[遠坂時臣|魔術師]]もいるが、彼らも所詮はサーヴァントという認識の域を出ていない。他にも[[ジークフリート|高名な英霊]]であるが故に[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|真名の露見を恐れて相互理解を怠り、失敗するケース]]もある。
 
**しかし全ての魔術師がそういう人物というわけでもなく、若手のマスターたちを中心に[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|生粋の魔術師であっても]][[ウェイバー・ベルベット|その生き方に影響を受けるなどの理由で、]][[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|強固な信頼関係]][[間桐桜|を築いたマスター]]、またマスターとサーヴァントの[[遠坂凛|壁を越えて]][[ジーク|友情や]][[葛木宗一郎|愛を育んだ者]]もいる。[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|彼らは]][[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|結末に]][[六導玲霞|関わらず]][[衛宮士郎|信頼面では]][[獅子劫界離|他のマスターを]]遙かに凌駕するといえる。
 
**反対に[[アトラム・ガリアスタ|自分で喚びながら気に入らず始末しようとしたら返り討ちに遭う]]、[[言峰綺礼|他に興味を持った]][[天草四郎時貞|マスター]]に[[ギルガメッシュ|サーヴァント]]が[[ウィリアム・シェイクスピア|鞍替えしたケース]]もある。彼らの場合はマスターに不満を持つ前提事例が多い他に、[[ロシェ・フレイン・ユグドミレニア|元のマスター]]が根本的にわかり合えていなかった、[[アタランテ|本来のマスターが余りに迂闊で見捨てられた]]ということもあった。
 
***令呪で鞍替えに同意させられた場合は[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|元のマスター]]と[[クー・フーリン|良好な関係だったサーヴァント]]による逆襲も起こりうるし、偽臣の書によるマスター権の委譲も本来のマスターほどの相性がなかった場合[[間桐慎二|あっさりと斬り捨てられる]]。
 
**明確な仲間関係でこそ一貫しないものの、[[ジーク|一時共闘関係のマスター]]と[[ジャンヌ・ダルク|恋愛関係を築いたサーヴァント]]や、[[主人公 (Grand Order)|性格も方針もそれぞれ異なる数多のサーヴァントを繋ぎ止めたマスター]]もいる。
 
*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
 
**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎とセイバーが互いの過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては[[六導玲霞]]がアサシンの過去を、[[獅子劫界離]]がセイバーの過去をそれぞれ夢を通して見ている。それ以外では、『hollow』ではバゼットがアヴェンジャーの過去を、『CCC』では主人公がギルガメッシュの過去を夢を通して見ている。『Fate/Grand Order』ではもっと直接的に、夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込むという例がいくつも登場している。
 
*『Fate/Grand Order』では召喚されるまで、サーヴァントたちは自由に行動する事ができる。イベントクエストなどでカルデアの外にサーヴァントが大量にいるのはそのため。
 
**なお、世界は「人間の道徳」ではなく「存続に有益」な方を採用し、人理継続のためならたとえ悪であっても有効に使い、人理継続を願わないのなら、たとえ義があろうと不要な英霊として召喚を不許可している<ref group = "出">『ハロウィン・カムバック!超極☆大かぼちゃ村~そして冒険へ……~』第十四節「歌を歌おう」。</ref>。
 
*砲絡みでは人理に刻まれるのは難しいとされる。
 
 
;神霊
 
== 概要 ==
 
世界の伝説に数多語られる神々なるもの<ref group = "出" name = "第二特異点 第8節">『永続狂気帝国 セプテム』第8節「帰路」。</ref>。神が実体を失い、自然へと溶けたもの<ref group = "出" name = "Lostbelt No.2 第5節">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』第5節「雪と氷の城(前編)」。</ref>。
 
 
太陽、月、といった天体や嵐、地震といった自然現象を信仰の対象とした「元からあったものが神になったもの」と、初めは人間よりだったが、様々な要因で人間から逸脱し、信仰の対象になった「神として生まれ変わったもの」と、「宇宙から飛来したものが神になったもの」の3種類が存在する。
 
 
古来から人は惑星の運営に神を見出しており、神は星であり、自然の<ruby><rb>摂理</rb><rt>システム</RT></RUBY>とした。<br>
 
だがシステムは利用するもので従うものではない事に人類は無自覚で、それを間違えたが故に人と神は別たれた、人は神々を忘却したのではなく、扱いきれずにその可能性を取りこぼした、と[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]は語っている。
 
 
「人の時代」の訪れともに姿を消していったもの。この消失は「衰退」、「決別」、「契機」の三段階に分かれている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第4節「働くウルク民」。</ref>。<br>
 
「衰退」は1万4千年前の第二神代黎明期に起きた[[セファール]]による大規模な災害で、そこから先史神話文明は衰退した<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節"/>。<br>
 
「決別」は紀元前2600年頃に起きた神々が消える決別の時。メソポタミアの神々は[[ギルガメッシュ]]を天の楔とすることでこの決別を回避しようとしたがギルガメッシュの反抗によって失敗した<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節"/>。<br>
 
「契機」は紀元前七世紀ごろと観測されているが、どのようなものかは不明となっている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節"/>。
 
 
紀元前2600年の時代ですら神々はすでに役目を終え、名残のみを残して世界から姿を消しており、ここではない高次にて虚ろな神霊として世界を見守っているというのが現在の定説となっている<ref group = "出" name = "第七特異点 第4節"/>。
 
 
;ハイ・サーヴァント
 
これまで登場したのは以下6人。
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! 名前 !! クラス !! 素材 !! 登場作品
 
|-
 
| [[ヴァイオレット]] || - || [[メドゥーサ]]<br>アプサラス<br>メリジューヌ || [[Fate/EXTRA CCC]](企画段階)<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
|-
 
| [[カズラドロップ]] || - || 不明 || [[Fate/EXTRA CCC]](企画段階)<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
|-
 
| [[キングプロテア]] || - || あらゆる大地母神 || [[Fate/EXTRA CCC]](企画段階)<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]
 
|-
 
| [[パッションリップ]] || [[アルターエゴ]] || [[ブリュンヒルデ]]<br>[[パールヴァティー]]<br>ドゥルガー || [[Fate/EXTRA CCC]]<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
| [[メルトリリス]] || [[アルターエゴ]] || [[オリオン|アルテミス]]<br>サラスヴァティー<br>レヴィアタン || [[Fate/EXTRA CCC]]<br>[[Fate/EXTRA CCC FoxTail]]<br>[[Fate/Grand Order]]
 
|-
 
|[[シトナイ]] || アルターエゴ || シトナイ<br>ロウヒ<br>フレイヤ || [[Fate/Grand Order]]
 
|}
 
 
;ムジーク家
 
== 関連組織 ==
 
;[[アインツベルン]]
 
:錬金術における先達の魔術一族。
 
:『Fate/Apocrypha』の世界では、ユグドミレニアについては隠した上でホムンクルスについて技術供与を受けていた。
 
:『Fate/Grand Order』でも例外的に繋がりがあり、ホムンクルスの技術技術供与を受けている模様。
 
 
;ルーン魔術
 
==概要==
 
魔術系統の一つ、ルーンを用いた[[魔術]]。一工程(シングルアクション)に分類される。<br>
 
呪文の詠唱ではなく「ルーン文字」を刻むことで魔術的神秘を発現させる。それぞれのルーンごとに意味があり、強化や発火、探索といった効果を発揮する。<br>
 
[[蒼崎橙子]]が学院時代に研究し、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]のフラガ家はアイルランドにおけるルーン魔術の大家である。<br>
 
[[クー・フーリン]]も、原初18のルーン魔術を修得している。[[ブリュンヒルデ]]もルーン魔術を習得しており、十全に使うなら現代魔術師の数百万倍と言う途方も無い規模となる。
 
 
魔術としての歴史はそれなりに長いのだが、20世紀に蒼崎橙子が研究して復刻させるまでは[[時計塔]]では廃れた魔術分野扱いだったらしい。
 
 
失われた魔術基盤である北欧のルーンは、魔術師たちによって再生が行われたもの。神代のソレに比べればあまりにもささやかだが、詠唱が短くて済むので便利。機能的でこと戦闘には役立つものが多い。[[主人公 (Grand Order)]]の礼装にもガンドなど一部応用されている。
 
 
===原初のルーン===
 
北欧神話に於ける最高存在、大神オーディンがかつて編み上げた神代の魔術基盤。<br>
 
オーディンは多くを原初のユーミルの肉体から創造したと言われるが、ルーンは別物。<br>
 
自分自身の命を一度捧げ、描かれる文字の形にこそ世界の深奥あり、と見出した。オーディンが見出した真実を導くカタチと言える。
 
 
その性能は凄まじく、死を刻めば死がもたらされる。
 
 
===種類===
 
;死のルーン
 
:原初のルーンの一種。刻んだものに死をもたらすルーン魔術。英霊すらも殺せる。
 
:ただし、生物に対して効果のあるものなので、英霊は回復可能。
 
 
;現実誤認のルーン(正式名称不明)
 
:視覚を始めとする感覚の乗っ取り、現実誤認を誘発する魔術効果を発生させる原初のルーン。
 
:本格的に励起させていないほんの片鱗でも、英霊でも容易には脱せない。
 
 
==使い手==
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
:礼装の[[ガンド]]など一部応用されている。
 
 
;[[シグルド]]
 
:大神の娘からルーンの数々を学んだため、原初のルーンを使う事が出来る。
 
 
;[[スルト]]
 
:原初のルーンである、死のルーンを刻む事が出来る。
 
:[[シグルド]]の身体を乗っ取っていた時には、グラムで[[しゃシャーロック・ホームズ]]の右腕を切断すると同時に死のルーンを刻み付けた。
 
 
===魔眼リスト===
 
;遷延の魔眼
 
: 所有者:[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:未来視の魔眼の一種。視ないと決めたものが輝くさまを視ない。この魔眼の前で輝くことはできない。ランクは『宝石』。
 
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]の右目に存在し、起こり得るありとあらゆる可能性を視ることができる。また、可能性の中で“使用者が望んだ可能性へ確定させることができる”。ただし、起こる可能性が低いものは視るまでに時間がかかる。
 
:精神を固定させるなどして、歩む道を一つきりだと定めきることで、<ruby><rb>別の可能性</rb><rt>イフ</RT></RUBY>の自分を発生させないなど<ref group = "注">およそ人には心構え一つで可能性を阻む事は叶わず、ただの半神にも不可能だが、自らを燃やす狂える半神であれば或いは、というレベル。</ref>、確定した可能性の中で対処された場合、魔眼の効果は無効化される。
 
:傍から見ると限定的な事象の巻き戻りを引き起こしている様に見える<ref group = "注">対象を限定した上での時間操作は魔法の領域であるため、魔術の延長である魔眼でできる技術ではない。</ref>。可能性を針で留めていると形容される。
 
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではマシュの霊基外骨骼の全箇所の出力を低下させた。
 
-->
 
 
===[[Fate/Grand Order Arcade]]===
 
 
<!--
 
<!--
 
-->
 
-->
2,406行目: 105行目:
 
==リンク==
 
==リンク==
 
*[[ネタバレ]]
 
*[[ネタバレ]]
 
 
{{DEFAULTSORT:ねたはれ ふえいと くらんと おおたあ}}
 
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2024年1月1日 (月) 15:19時点における最新版

Fate/Grand Order』のネタバレ事項をまとめるページです。まだプレイをしていない方、自力で攻略したい方、まだ読んでいない方、そしてネタバレを好ましくない方はこのままお引き返しください。

なお、このページ以下に記載されている情報は未確認であり、正確性について一切の保証はいたしません。あらかじめご承知置きください。

ネタバレの定義に関してはメインページをご確認ください。他の作品のネタバレは親ページへ。

公式公開情報編集

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宝具宝具索引編集

スキル編集

クラス編集

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クリプター編集

魔術礼装編集

特異点編集

異聞帯編集

人理継続保障機関フィニス・カルデア編集

虚数潜航艇シャドウ・ボーダー編集

魔術協会編集

Fate/Grand Order登場サーヴァント一覧編集

概念礼装編集

Fate/Grand Orderアイテム一覧編集

Fate/Grand Order登場エネミー一覧編集

指令紋章編集

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その他編集

リンク編集