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*基本的に戦闘行為そのものが眼中にないのか、Fate本編では王という割には不意討ちが多い。アーチャーに至っては覗き見て弱った所を止めだけ刺すというもの。<br>セイバー相手の場合は堂々とした王として対峙しているのだが、その他の場合はこれらの戦法と最終的な末期のシーンが相俟って、段々と威厳があまり感じられないものになってしまう展開となった。<br>『Zero』では堂々たる最強宝具同士の激突を征し、手ずから倒す相手と認めたライダーを仕留めている。
 
*基本的に戦闘行為そのものが眼中にないのか、Fate本編では王という割には不意討ちが多い。アーチャーに至っては覗き見て弱った所を止めだけ刺すというもの。<br>セイバー相手の場合は堂々とした王として対峙しているのだが、その他の場合はこれらの戦法と最終的な末期のシーンが相俟って、段々と威厳があまり感じられないものになってしまう展開となった。<br>『Zero』では堂々たる最強宝具同士の激突を征し、手ずから倒す相手と認めたライダーを仕留めている。
 
*『CCC』では難易度「チート」とされたため序盤から楽勝かと思いきや、長い間のブランクが祟りリハビリが必要なほどに弱体化している。最終的には間違いなく最強クラスの実力を取り戻すのだが、序盤は遥か格下の[[ランサー (CCC・赤)]]に簡単に敗れるなど他のサーヴァントと大差無い。<br>むしろ他と比べてスキルが力押し一辺倒な上に消費MPが多いため、序盤から調子に乗っているとえらい目にあう。
 
*『CCC』では難易度「チート」とされたため序盤から楽勝かと思いきや、長い間のブランクが祟りリハビリが必要なほどに弱体化している。最終的には間違いなく最強クラスの実力を取り戻すのだが、序盤は遥か格下の[[ランサー (CCC・赤)]]に簡単に敗れるなど他のサーヴァントと大差無い。<br>むしろ他と比べてスキルが力押し一辺倒な上に消費MPが多いため、序盤から調子に乗っているとえらい目にあう。
*「王の財宝」から繰り出す「宝具の原典」の数々は、それと知らぬ者には登場する伝承も由来もてんでバラバラの宝具を同時に操っているように見えるため、真名を隠すのにも一役買っている。<br>セイバーも第四次聖杯戦争の時点では、最後まで真名が判らなかった。第四次で彼の真名を独力で看破したのはライダーのみ。ライダー曰く「余より態度がでかい王など一人しかいない」というのが理由。<br />第五次では、士郎が「ギルガメッシュの宝具は偽物ではなく本物である」という推測をしたことを評価し、自ら出自を明らかにした。
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*「王の財宝」から繰り出す「宝具の原典」の数々は、それと知らぬ者には登場する伝承も由来もてんでバラバラの宝具を同時に操っているように見えるため、真名を隠すのにも一役買っている。<br>セイバーも第四次聖杯戦争の時点では、最後まで真名が判らなかった。第四次で彼の真名を独力で看破したのはライダーのみ。ライダー曰く「余より態度がでかい王など一人しかいない」というのが理由。<br>第五次では、士郎が「ギルガメッシュの宝具は偽物ではなく本物である」という推測をしたことを評価し、自ら出自を明らかにした。
 
*本人は、戦略的な意図から真名を隠していたわけではなく、理由を要約すると「我の顔を知らないような雑種は死ね」(ちなみに、第四次『Zero』にそういう場面がある)。
 
*本人は、戦略的な意図から真名を隠していたわけではなく、理由を要約すると「我の顔を知らないような雑種は死ね」(ちなみに、第四次『Zero』にそういう場面がある)。
 
*魂の色は黄金色。比重は一般人数十万人分。<!--聖杯が充足するのにサーヴァント4騎+彼の魂であったことから、通常のサーヴァント3倍に匹敵する規模と目される。-->  <!--大聖杯が基準なので誤りではない。-->
 
*魂の色は黄金色。比重は一般人数十万人分。<!--聖杯が充足するのにサーヴァント4騎+彼の魂であったことから、通常のサーヴァント3倍に匹敵する規模と目される。-->  <!--大聖杯が基準なので誤りではない。-->
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*好みの女性のタイプは「崇高な処女(おとめ)」。[[子ギル]]の場合は「野に咲く花」。<br>反面、男性に依存しつつもその内面では男性を利用するタイプ、つまり「女らしい」女性は嫌いな模様。
 
*好みの女性のタイプは「崇高な処女(おとめ)」。[[子ギル]]の場合は「野に咲く花」。<br>反面、男性に依存しつつもその内面では男性を利用するタイプ、つまり「女らしい」女性は嫌いな模様。
 
**ちなみに、『CCC』で語った青年時の好みの容姿は「碧眼」「金髪」で「スレンダー」な女性。どう考えてもセイバーです、本当にありがとうございました。因みに女主人公は自身の好みの容姿とはかけ離れているらしい。
 
**ちなみに、『CCC』で語った青年時の好みの容姿は「碧眼」「金髪」で「スレンダー」な女性。どう考えてもセイバーです、本当にありがとうございました。因みに女主人公は自身の好みの容姿とはかけ離れているらしい。
*「stay night」、「Zero」、「CCC」など各作品ごとに性格に違いを感じるという意見があるが、「stay night」では無駄なモノに溢れた現代社会への嫌悪感から、やや荒れた性格になっているらしい。「CCC」の場合、ムーンセル世界へは嫌悪感を抱いておらず、また選ばれた者たちが鎬を削りあうという状況に加え、受肉をしていない為に欲が少なく態度が通常時より軟化しているという。
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*『stay night』、『Zero』、『CCC』など各作品ごとに性格に違いを感じるという意見があるが、『stay night』では無駄なモノに溢れた現代社会への嫌悪感から、やや荒れた性格になっているらしい。『CCC』の場合、ムーンセル世界へは嫌悪感を抱いておらず、また選ばれた者たちが鎬を削りあうという状況に加え、受肉をしていない為に欲が少なく態度が通常時より軟化しているという。
**「stay night」ではセイバーと言峰から泥の汚染によって以前とは性格が変化してる事を指摘されたが、彼自身は影響など皆無と語っており、実際は受肉による性格の変化だと推察される。
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**『stay night』ではセイバーと言峰から泥の汚染によって以前とは性格が変化してる事を指摘されたが、彼自身は影響など皆無と語っており、実際は受肉による性格の変化だと推察される。
**加えて「CCC」では前作と異なりギャグ調になっている(但し、特にBADEND時の悲劇性と残酷性は往々にして前作以上でもある)傾向があるからか、黄金Pを名乗り始めたり、下らないギャグを口にしたり、中身がショボいアイテムフォルダを「年始の福袋」に喩えたりと俗な表現を用いることが多い。
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**加えて『CCC』では前作と異なりギャグ調になっている(但し、特にBADEND時の悲劇性と残酷性は往々にして前作以上でもある)傾向があるからか、黄金Pを名乗り始めたり、下らないギャグを口にしたり、中身がショボいアイテムフォルダを「年始の福袋」に喩えたりと俗な表現を用いることが多い。
*'''私服センスが兎に角酷い'''事で有名。『Zero』では寝間着のような格好、SNではジャージにしか見えないジャケット、「hollow ataraxia」ではホモ臭さが凄まじいよく分からない服、と時代を追うごとに悪化している。<br />[[Fate/EXTRA CCC]]では、『愉悦の現代衣装』が登場。大阪のおばちゃんのお気に入りとして知られる「ヒョウ柄」のスーツで、本人は上機嫌で主人公も指摘しなかったがペカペカした非常に安っぽいスーツにしか見えず、「夜の帝王」というより「お笑い芸人のステージ衣装」の方が近い位。<br />『わくわくすいまー』は、「Fate/hollow ataraxia」の子ギル衣装のアレンジ。衣装の中では一番まともに見える。
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*'''私服センスが兎に角酷い'''事で有名。『Zero』ではヘビ皮のパンツに寝間着のようなシャツとゴテゴテした黄金のアクセサリー、『stay night』ではジャージにしか見えないジャケット、『hollow ataraxia』ではホモ臭さが凄まじいよく分からない服、と時代を追うごとに悪化している。<br>そして『CCC』では、『愉悦の現代衣装』が登場。大阪のおばちゃんのお気に入りとして知られる「ヒョウ柄」のスーツで、本人は上機嫌で主人公も指摘しなかったがペカペカした非常に安っぽいスーツにしか見えず、「夜の帝王」というより「お笑い芸人のステージ衣装」の方が近い位。<br>なお水着の『わくわくすいまー』は、『Fate/hollow ataraxia』の子ギル衣装のアレンジ。衣装の中では一番まともに見える。
*「Zero」と「CCC」にて、親友エルキドゥとの死別する場面が描かれたが、その内面描写は正反対。「Zero」では取り乱さずに彼の死を見届けたが、「CCC」では罰を受けるのは自分であるべきと号泣しながら彼の死を泣き叫ぶ描写になっている。作者の違いによるもの、或いは両者に視点の違いによる変化ではないか推測されている(「Zero」はギルガメッシュの回想。「CCC」ではエルキドゥの回想を主人公の視点によって見ている。)
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*『Zero』と『CCC』にて、親友エルキドゥとの死別する場面が描かれたが、その内面描写は正反対。『Zero』では取り乱さずに彼の死を見届けたが、『CCC』では罰を受けるのは自分であるべきと号泣しながら彼の死を泣き叫ぶ描写になっている。作者の違いによるもの、或いは両者に視点の違いによる変化ではないか推測されている(『Zero』はギルガメッシュ自身の回想。『CCC』ではエルキドゥの回想を主人公の視点によって見ている)。
    
;宝具や能力関連
 
;宝具や能力関連
 
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*彼が「弓兵」のクラスで召喚されたのは、「王の財宝」から宝具をそのまま無数に降らすという、魔弾の射手=遠距離攻撃・投擲という戦闘スタイルに拠る。このスタイルはエルキドゥとの戦いで生み出されたものだという。本人曰く「頭の悪い使い方」
 
*彼が「弓兵」のクラスで召喚されたのは、「王の財宝」から宝具をそのまま無数に降らすという、魔弾の射手=遠距離攻撃・投擲という戦闘スタイルに拠る。このスタイルはエルキドゥとの戦いで生み出されたものだという。本人曰く「頭の悪い使い方」
*SNでも解説されているように、彼が宝具を使いこなせないというより、正確には「宝具自体、原典に似ているが別物の『無銘』の集まり」なので、そもそも全てが「『真名』を持たないが故に、本当の意味での真名開放出来ない」というのが正しい。
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*『stay night』でも解説されているように、彼が宝具を使いこなせないというより、正確には「宝具自体、原典に似ているが別物の『無銘』の集まり」なので、そもそも全てが「『真名』を持たないが故に、本当の意味での真名開放出来ない」というのが正しい。
*彼のトレードマークである黄金の甲冑だが、これ自体の強度もかなりのものでセイバーの斬撃を何発を受けながらも多少へこむ程度。更に石化を防ぐ効果もあるという。「CCC」ではこの鎧姿で迷宮を駆け回ることになるため、パーツが擦れあう音がなかなかにやかましい。が、中盤になって衣装変更機能が追加され、甲冑以外の衣装にするとどうしてか甲冑の音が恋しくなる。ちなみに、『Fate/EXTRA material』にてあまりの煩さにマジギレするザビ夫の絵が掲載されている。
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*彼のトレードマークである黄金の甲冑だが、これ自体の強度もかなりのものでセイバーの斬撃を何発を受けながらも多少へこむ程度。更に石化を防ぐ効果もあるという。『CCC』ではこの鎧姿で迷宮を駆け回ることになるため、パーツが擦れあう音がなかなかにやかましい。が、中盤になって衣装変更機能が追加され、甲冑以外の衣装にするとどうしてか甲冑の音が恋しくなる。ちなみに、『Fate/EXTRA material』にてあまりの煩さにマジギレするザビ夫の絵が掲載されている。
 
*本人の宝具に「天の鎖」も挙げられる場合があるが、ステータス画面に記されていない点や作中一度も真名解放していない点などから「所有物の中でもお気に入り」ではあるが、彼自身の宝具ではない、という見解が一般的。
 
*本人の宝具に「天の鎖」も挙げられる場合があるが、ステータス画面に記されていない点や作中一度も真名解放していない点などから「所有物の中でもお気に入り」ではあるが、彼自身の宝具ではない、という見解が一般的。
**「天の鎖」は劇中のヘラクレス等からも窺えるように捕えた瞬間無力化出来るものではなく、抵抗する余力があれば脱出も可能。しかし、高い神性を持つ存在が捕えられた場合は自力で断ち切るのは非常に困難。令呪のバックアップをもってしても脱出は出来ず、外界からの援助も至難の業。<br>『プリズマ☆イリヤ』では宝具に巻きつけて絡め取ったり、対象を鎖で雁字搦めにし黒ひげ危機一髪のように攻撃する事や、敵の攻撃を避ける為に移動に使う等、様々な場面で応用をきかせる万能宝具として描写されている。<br>本編SNでも、巨大な肉の塊となった聖杯を運搬出来る程度の強度や、汎用性は発揮している。
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**「天の鎖」は劇中のヘラクレス等からも窺えるように捕えた瞬間無力化出来るものではなく、抵抗する余力があれば脱出も可能。しかし、高い神性を持つ存在が捕えられた場合は自力で断ち切るのは非常に困難。令呪のバックアップをもってしても脱出は出来ず、外界からの援助も至難の業。<br>『プリズマ☆イリヤ』では宝具に巻きつけて絡め取ったり、対象を鎖で雁字搦めにし黒ひげ危機一髪のように攻撃する事や、敵の攻撃を避ける為に移動に使う、離れた場所にいる味方を引き寄せる等、様々な場面で応用をきかせる万能宝具として描写されている。<br>本編SNでも、巨大な肉の塊となった聖杯を運搬出来る程度の強度や、汎用性は発揮している。
 
**ただし、「複合神性」を持つ[[メルトリリス]](レベル999)には撤退を余儀なくされ、神性Aのカルナには苦戦。冬木でも令呪で縛られたクーフーリンに半日梃子摺った上に手傷を負わされたこともあり、神性の高い相手に対してとりあえず出せば漏れなく対処出来るという程の万能性は無い。
 
**ただし、「複合神性」を持つ[[メルトリリス]](レベル999)には撤退を余儀なくされ、神性Aのカルナには苦戦。冬木でも令呪で縛られたクーフーリンに半日梃子摺った上に手傷を負わされたこともあり、神性の高い相手に対してとりあえず出せば漏れなく対処出来るという程の万能性は無い。
*「王の財宝」の本体である鍵剣は長らく設定のみの存在だったが、「Zero」アニメ版にて初めてその姿が描かれた。<br>宝物庫の中から厳重に保管されていたらしい乖離剣エアを取り出すのに使用した。<br>他媒体で登場した際には、小さな鍵のような描写も存在した。
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*「王の財宝」の本体である鍵剣は長らく設定のみの存在だったが、『Zero』アニメ版にて初めてその姿が描かれた。<br>宝物庫の中から厳重に保管されていたらしい乖離剣エアを取り出すのに使用した。<br>他媒体で登場した際には、小さな鍵であるかのような描写、また「サバイバルナイフほどの大きさで宝石を飾られた鍵」という描写もされていた。
*「CCC」の戦闘において、ガードでは宝物庫からの攻撃、ブレイクでは削岩機のような武器、アタックでは黄金の双剣と宝槍、エクストラターンでは黄金の大斧を用いる。この内双剣は「風を放つ」にて、大斧は「嵐を払う」の攻撃スキルでも使用している。<br>ちなみに、黄金の双剣は[[Fate/Prototype|Prototype]]のアーチャーが使用していたものと非常に似ている。
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*『CCC』の戦闘において、ガードでは宝物庫からの攻撃、ブレイクでは削岩機のような武器、アタックでは黄金の双剣と宝槍、エクストラターンでは黄金の大斧を用いる。この内双剣は「風を放つ」にて、大斧は「嵐を払う」の攻撃スキルでも使用している。<br>ちなみに、黄金の双剣は『[[Fate/Prototype|Prototype]]』のアーチャーが使用していたものと非常に似ている。
*「CCC」で彼が用いる補助スキル「エヌルタの灰油」「王律権ダムキナ」「王律権キシャル」は、それぞれ古代メソポタミアにおける神々の名前である。
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*『CCC』で彼が用いる補助スキル「エヌルタの灰油」「王律権ダムキナ」「王律権キシャル」は、それぞれ古代メソポタミアにおける神々の名前である。
 
*[[ランサー (第四次)|ディルムッド]]が槍のみで剣を持たなかったように、生前所有してはいても聖杯戦争におけるサーヴァントの身では、招かれたクラスによっては一部の武装・能力が宝具として顕現しない場合もあるようである。<br>しかしながら彼が「弓兵」でありながら自身の宝具として乖離'''剣'''を所有し得たのは、そもそもこの宝具が「剣」という概念が生まれる以前に誕生したものであり、他の剣とは別種の存在であるため。<br>もしくは、エアがあくまでも便宜上は投擲の宝具である「王の財宝」を経由することで使用できる宝具ということも関連していると思われる。わかりやすく例えるなら「弓を使わずに矢だけを掴んで武器として使用している」様な状態か。
 
*[[ランサー (第四次)|ディルムッド]]が槍のみで剣を持たなかったように、生前所有してはいても聖杯戦争におけるサーヴァントの身では、招かれたクラスによっては一部の武装・能力が宝具として顕現しない場合もあるようである。<br>しかしながら彼が「弓兵」でありながら自身の宝具として乖離'''剣'''を所有し得たのは、そもそもこの宝具が「剣」という概念が生まれる以前に誕生したものであり、他の剣とは別種の存在であるため。<br>もしくは、エアがあくまでも便宜上は投擲の宝具である「王の財宝」を経由することで使用できる宝具ということも関連していると思われる。わかりやすく例えるなら「弓を使わずに矢だけを掴んで武器として使用している」様な状態か。
 
*「王の財宝」はその総量こそ底なしであるものの、個々の宝物が不滅ということはない。戦闘によって破損する事もあるし、使い捨ての宝物もある。場合によっては不要といって回収を拒否することもある。
 
*「王の財宝」はその総量こそ底なしであるものの、個々の宝物が不滅ということはない。戦闘によって破損する事もあるし、使い捨ての宝物もある。場合によっては不要といって回収を拒否することもある。
**[[キャスター (第四次)]]の巨大海魔に使用した宝具は汚物まみれになったと言って回収しなかった。「消費型」としてわかりやすいのはヴァジュラや、聖杯問答で蔵から出した酒。酒の方は飲みかけを蔵にしまい、後にライダーとの決戦時に再び蔵から出してで飲み干した。
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**[[キャスター (第四次)]]の巨大海魔に使用した宝具は汚物まみれになったと言って回収しなかった。「消費型」としてわかりやすいのはヴァジュラや、聖杯問答で蔵から出した酒。酒の方は飲みかけを蔵にしまい、後に[[ライダー (第四次)|ライダー]]との決戦時に再び蔵から出してで飲み干した。
 
**『プリズマ☆イリヤ』では、ギルガメッシュのクラスカードの力を借りて戦うアンジェリカによって「王の財宝」の中身の多くを奪われ、子ギルが苦戦を強いられている。
 
**『プリズマ☆イリヤ』では、ギルガメッシュのクラスカードの力を借りて戦うアンジェリカによって「王の財宝」の中身の多くを奪われ、子ギルが苦戦を強いられている。
*スキルを見てみると、戦いの主軸たる「三騎士」でありながら、実は戦闘になった場合に有効なスキルが一つもない。<br />「対魔力」はランクが低いためあまり役に立たず、「単独行動」や「黄金律」も戦闘になってからの有用性は極めて低い。アーチャーのクラスが特性とする「強壮無比な宝具」がまさに適用されている。
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*スキルを見てみると、戦いの主軸たる「三騎士」でありながら、実は戦闘になった場合に有効なスキルが一つもない。<br>「対魔力」はランクが低いためあまり役に立たず、「単独行動」や「黄金律」も戦闘になってからの有用性は極めて低い。アーチャーのクラスが特性とする「強壮無比な宝具」がまさに適用されている。
 
**『CCC』では新たなスキル「コレクター」が確認できるがこちらも戦闘向きではない。
 
**『CCC』では新たなスキル「コレクター」が確認できるがこちらも戦闘向きではない。
 
*半神半人というものの、彼の「神」度合いは2/3という高さを持ち、本来ならば神霊適性A+で[[バーサーカー|ヘラクレス]]のAを上回る。ただし本人は神を嫌っているためランクBへダウンしている。<br>神を嫌っている理由は明らかにされていないが、恐らく生前にエルキドゥを殺されたためと思われる。あくまで彼が嫌っているだけであり、神から罰を受けたという逸話は無いため、「神性」スキルそのものは失っていない。
 
*半神半人というものの、彼の「神」度合いは2/3という高さを持ち、本来ならば神霊適性A+で[[バーサーカー|ヘラクレス]]のAを上回る。ただし本人は神を嫌っているためランクBへダウンしている。<br>神を嫌っている理由は明らかにされていないが、恐らく生前にエルキドゥを殺されたためと思われる。あくまで彼が嫌っているだけであり、神から罰を受けたという逸話は無いため、「神性」スキルそのものは失っていない。
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*衛宮士郎&アーチャー、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット]]ら相性が悪いとされている相手でも、慢心せず、距離を詰めさせずに初手から「天地乖離す開闢の星」を放てば、まず対処できないだろう。結局のところ、彼の最大の敵は己の「慢心」に他ならない。絶対に勝てなかったのは自分自身だった、というのは何だか寓話のようである。
 
*衛宮士郎&アーチャー、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット]]ら相性が悪いとされている相手でも、慢心せず、距離を詰めさせずに初手から「天地乖離す開闢の星」を放てば、まず対処できないだろう。結局のところ、彼の最大の敵は己の「慢心」に他ならない。絶対に勝てなかったのは自分自身だった、というのは何だか寓話のようである。
 
*第四次で「単独行動」のスキルがAだったのに対し、第五次でA+に上昇しているのは、聖杯の泥を被って半ば受肉しているため。
 
*第四次で「単独行動」のスキルがAだったのに対し、第五次でA+に上昇しているのは、聖杯の泥を被って半ば受肉しているため。
*洞察力及び鑑定眼は優れており、大抵の物事は一目見ただけで把握出来る。戦闘においても他人の本質や能力も把握し、効果的な宝具を取り出す事で戦いを優位に進める。<br>本編ではキャスターの魔術による偽装にも騙されず追撃を掛けて仕留めたり、士郎の投影魔術を先読みして投影した本数を把握するなどの芸当を披露している。また桜の聖杯の器として特性にも一目で気付いたという。<br>「Hollow」の世界の謎も即座に見抜いていて、「EXTRA CCC」でもその洞察力で序盤で物語のカラクリに気付いている。そのため「CCC」では公式から2周目以降に選ぶことを推奨されている。<br>だが、[[殺生院キアラ|キアラ]]の人物評で、'''シリアスな顔で全く見当外れな見立て'''を出して大恥をかいてしまった。<br>また、よく不意打ちを喰らって敗北したり、戦力的に歯牙にかけない格下の意外な行動や特攻を貰いやすい。漫画版では'''[[セイバー (EXTRA・赤)|赤セイバー]]をアルトリアと間違えて求婚'''してしまう。ジル・ド・レェですら気づけたのに………。<br>頭脳面が優れているのは間違いなく、「CCC」メンバーの中で唯一ラニ相手にチェスで勝利しているが、上記の事と普段の言動が余りにもアレなので、回りからは馬鹿扱いされている。本人曰く頭が良すぎて色々と紙一重との事。
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*洞察力及び鑑定眼は優れており、大抵の物事は一目見ただけで把握出来る。戦闘においても他人の本質や能力も把握し、効果的な宝具を取り出す事で戦いを優位に進める。<br>本編では[[キャスター]]の魔術による偽装にも騙されず追撃を掛けて仕留めたり、士郎の投影魔術を先読みして投影した本数を把握するなどの芸当を披露している。また桜の聖杯の器としての特性にも一目で気付いたという。<br>『Hollow』の世界の謎も即座に見抜いていて、『EXTRA CCC』でもその洞察力で序盤で物語のカラクリに気付いている。そのため『CCC』では公式から2周目以降に選ぶことを推奨されている。<br>だが、[[殺生院キアラ|キアラ]]の人物評で、'''シリアスな顔で全く見当外れな見立て'''を出して大恥をかいてしまった。<br>また、よく不意打ちを喰らって敗北したり、戦力的に歯牙にかけない格下の意外な行動や特攻を貰いやすい。漫画版では'''[[セイバー (EXTRA・赤)|赤セイバー]]をアルトリアと間違えて求婚'''してしまう。ジル・ド・レェですら気づけたのに………。<br>頭脳面が優れているのは間違いなく、『CCC』メンバーの中で唯一ラニ相手にチェスで勝利しているが、上記の事と普段の言動が余りにもアレなので、回りからは馬鹿扱いされている。本人曰く頭が良すぎて色々と紙一重との事。
 
*三騎士でありながら、対魔力のランクは余り高くない。コレはそもそも彼自身に対魔力に相当する能力がないからだという。因みに四次と五次で対魔力のランクが変化しているが、マスターである言峰の魔力供給量が時臣に大きく劣るからと解説されている。<br>尤も彼自身は武装で魔術対策は万全の為に魔術は効かない。作中では凛のAランク相当の宝石魔術を完全に無効化にしている。このため、実質的に対魔力のスキルは良くも悪くも無意味になっている。
 
*三騎士でありながら、対魔力のランクは余り高くない。コレはそもそも彼自身に対魔力に相当する能力がないからだという。因みに四次と五次で対魔力のランクが変化しているが、マスターである言峰の魔力供給量が時臣に大きく劣るからと解説されている。<br>尤も彼自身は武装で魔術対策は万全の為に魔術は効かない。作中では凛のAランク相当の宝石魔術を完全に無効化にしている。このため、実質的に対魔力のスキルは良くも悪くも無意味になっている。
 
**そもそも言峰は二重契約の影響で割けるだけの魔力は無い上、彼もマスターに魔力面で依存していないので、マスターの能力差ではなく魔力供給自体を受けていない影響と考えられる。
 
**そもそも言峰は二重契約の影響で割けるだけの魔力は無い上、彼もマスターに魔力面で依存していないので、マスターの能力差ではなく魔力供給自体を受けていない影響と考えられる。
319行目: 319行目:  
**「英霊最高峰の霊格を持ち」つつ「本体のスペックにさほど依存せず、クラスの制約も気にせず強力な宝具を多数扱え」、かつその「扱える宝具の幅が広く凶悪なまでの汎用性」がある彼は間違いなく「最強クラスのサーヴァント」ではある。<br>だが性格にかなり難があるためサーヴァントとしては最低・最悪なまでに扱いづらく、[[キャスター (CCC・青)|アンデルセン]]からも「サーヴァントとしては失格、英霊としても論外、これで人の王とは笑わせる」と評されている。
 
**「英霊最高峰の霊格を持ち」つつ「本体のスペックにさほど依存せず、クラスの制約も気にせず強力な宝具を多数扱え」、かつその「扱える宝具の幅が広く凶悪なまでの汎用性」がある彼は間違いなく「最強クラスのサーヴァント」ではある。<br>だが性格にかなり難があるためサーヴァントとしては最低・最悪なまでに扱いづらく、[[キャスター (CCC・青)|アンデルセン]]からも「サーヴァントとしては失格、英霊としても論外、これで人の王とは笑わせる」と評されている。
 
*封印されたものの、元々本人も月の表側の聖杯戦争には興味がないと語っている。本人によると聖杯戦争の醍醐味は裏切りや策略といったものであり、トーナメント形式である表の聖杯戦争ではそういった要素がどうしても薄くなってしまうので魅力はまるで感じないという。
 
*封印されたものの、元々本人も月の表側の聖杯戦争には興味がないと語っている。本人によると聖杯戦争の醍醐味は裏切りや策略といったものであり、トーナメント形式である表の聖杯戦争ではそういった要素がどうしても薄くなってしまうので魅力はまるで感じないという。
*「Fate/Zero material」では、宝物庫に「古代インド神話のガトリング及び核爆弾があり、古代インドの宝具をコンプリートしている」という記述がある。<br>だが「CCC」では[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]の「鎧」と「槍」を所有しておらず、この設定は矛盾する事になる。<br>設定そのものが無かったことのなったのか、もしくは「ヴァジュラやヴィマーナなど一部の宝具を保有する」程度に落ち着いた、カルナの宝具が規格外なため例外的に持っていないことになった、のどれかと思われる。
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*『Fate/Zero material』では、宝物庫に「古代インド神話のガトリング及び核爆弾があり、古代インドの宝具をコンプリートしている」という記述がある。<br>だが『CCC』では[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]の「鎧」と「槍」を所有しておらず、この設定は矛盾する事になる。<br>設定そのものが無かったことのなったのか、もしくは「ヴァジュラやヴィマーナなど一部の宝具を保有する」程度に落ち着いた、カルナの宝具が規格外なため例外的に持っていないことになった、のどれかと思われる。
**「material」自体、[[モードレッド]]の件のように時代の流れによって設定や見解が変わることがあり、必ずしも絶対、不動の情報ではないので、現状では判断するには情報が欠けていると言わざるを得ない。
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**『material』自体、[[モードレッド]]の件のように時代の流れによって設定や見解が変わることがあり、必ずしも絶対、不動の情報ではないので、現状では判断するには情報が欠けていると言わざるを得ない。
**また上記の解説通りならば、[[Notes.]]に登場する新たな霊長類・亜麗百種の武装は納められていない模様。流石の英雄王の蔵でも限界があったという所か。
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**また上記の解説通りならば、『[[Notes.]]』に登場する新たな霊長類・亜麗百種の武装は納められていない模様。流石の英雄王の蔵でも限界があったという所か。
 
*初期設定ではゲートキーパーという[[クラス (エクストラ)|イレギュラークラス]]を予定していたという。
 
*初期設定ではゲートキーパーという[[クラス (エクストラ)|イレギュラークラス]]を予定していたという。
  
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