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==用語==
 
==用語==
 
===あ行===
 
===あ行===
;アーサー王伝説
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:イングランドに伝わる騎士道物語。イギリスで最も著名な伝説の一つであるため、西洋圏・英語圏では高い知名度を誇る。<br>『[[Fate/stay night]]』のメインヒロインである[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を始め、多くの英雄が複数の作品に関わっている。日本での知名度はかなり低く、物語の全貌を知る者は極めて少ない。アーサー王以外の登場人物の一般認知度はほぼ無名である。ただし、アーサー王が剣を抜いて即位したという点だけは誰もが知るほどの知名度となっている。これは製作が版権に超厳しい事で知られる「某有名アニメーション」の影響とされている。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争、円卓の騎士
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;[[アーチャー]]
 
;[[アーチャー]]
 
:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「弓兵」を意味する。<br>真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。
 
:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスの一つ。「弓兵」を意味する。<br>真名を隠す必要のあるサーヴァントは、慣例的に生前の名前ではなく聖杯戦争におけるクラス名で互いを呼び合う。
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;赤枝騎士団
 
;赤枝騎士団
 
:アイルランドにおけるケルト神話の最古期「アルスターサイクル」にその名を残す騎士団。[[クー・フーリン]]、[[フェルグス・マック・ロイ]](一時期)らが所属していた。また、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]が末裔を名乗っている。<br>騎士団とはついているが構成員も荒くれ者が多く、精神的にはいわゆる「騎士道」とはかなり異なっており非常に野性的。<br>「不忠さえしなければ何をやっても許された」「独断で隣国に喧嘩を売ることもしょっちゅうで、敵より味方のほうが油断ならない」「敵が全員死ぬか自分が倒れるかするまで戦いをやめないような連中ばかり」など、ほとんど武闘派ヤクザの集団である。
 
:アイルランドにおけるケルト神話の最古期「アルスターサイクル」にその名を残す騎士団。[[クー・フーリン]]、[[フェルグス・マック・ロイ]](一時期)らが所属していた。また、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]が末裔を名乗っている。<br>騎士団とはついているが構成員も荒くれ者が多く、精神的にはいわゆる「騎士道」とはかなり異なっており非常に野性的。<br>「不忠さえしなければ何をやっても許された」「独断で隣国に喧嘩を売ることもしょっちゅうで、敵より味方のほうが油断ならない」「敵が全員死ぬか自分が倒れるかするまで戦いをやめないような連中ばかり」など、ほとんど武闘派ヤクザの集団である。
:【関連項目】ケルト神話
      
;悪魔
 
;悪魔
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;四枝の浅瀬
 
;四枝の浅瀬
 
:アトゴウラ。<br>四隅にARGZ(アルジズ)、NUSZ(ナウシズ)、ANSZ(アンサズ)、INGZ(イングワズ)を刻んだ決闘の陣。<br>その陣を布いた戦士に敗走は許されず、その陣を見た戦士に退却は許されない、赤枝の騎士に伝わる一騎打ちの大禁戒。<br>そは、[[クー・フーリン|光の御子クー・フーリン]]がその最期に、倒れて果てることをよしとせず、己の身体を柱に縛りつけ、絶命するまで戦い続けた故事とその地である川瀬に因む。
 
:アトゴウラ。<br>四隅にARGZ(アルジズ)、NUSZ(ナウシズ)、ANSZ(アンサズ)、INGZ(イングワズ)を刻んだ決闘の陣。<br>その陣を布いた戦士に敗走は許されず、その陣を見た戦士に退却は許されない、赤枝の騎士に伝わる一騎打ちの大禁戒。<br>そは、[[クー・フーリン|光の御子クー・フーリン]]がその最期に、倒れて果てることをよしとせず、己の身体を柱に縛りつけ、絶命するまで戦い続けた故事とその地である川瀬に因む。
:【関連項目】ケルト神話
      
;[[アトラス院]]
 
;[[アトラス院]]
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:虚数空間や特異点といった、あやふやな世界で起こる。
 
:虚数空間や特異点といった、あやふやな世界で起こる。
 
:【関連項目】Fate/EXTRA CCC、Fate/Grand Order
 
:【関連項目】Fate/EXTRA CCC、Fate/Grand Order
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;インド神話
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:北欧神話、ギリシャ神話に並ぶ世界三大神話の一つ。ヒンドゥー教や仏教など、宗教と結びつきが強い。<br>話のスケールが壮大で、インフレしたかのごとくありえない数字が乱舞するのが特徴的。<br>冬木の聖杯では東洋のサーヴァントは召喚できないため長らく出番が無かったが、『Fate/Extra CCC』や『Fate/Apocrypha』でサーヴァントや神霊が登場し始めている。
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:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント
      
;[[ウィザード]]
 
;[[ウィザード]]
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;エーテル
 
;エーテル
:第五架空要素。四大の要素に溶け合い、形を成す為に必要な媒介。これ単体にはカタチはないが、これがなくては魔術は成立しない要素。
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:第五架空要素。西暦以後の人工的に作られたマナ。四大の要素に溶け合い、形を成す為に必要な媒介。これ単体にはカタチはないが、これがなくては魔術は成立しない要素。
:【関連項目】魔術、エーテル塊
+
:【関連項目】魔術、エーテル塊、真エーテル
    
;エーテル塊
 
;エーテル塊
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:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスで、基本の七つに該当しない特殊なクラスである「[[アヴェンジャー|アヴェンジャー (復讐者)]]」「[[セイヴァー|セイヴァー (救世主)]]」「[[ルーラー|ルーラー (裁定者)]]」などの総称。
 
:聖杯戦争におけるサーヴァントのクラスで、基本の七つに該当しない特殊なクラスである「[[アヴェンジャー|アヴェンジャー (復讐者)]]」「[[セイヴァー|セイヴァー (救世主)]]」「[[ルーラー|ルーラー (裁定者)]]」などの総称。
 
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
 
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント、クラス
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;エルフ耳
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:イラストレーターの出淵裕氏が、小説『ロードス島戦記』の挿絵においてエルフ族を描写する際に編み出した、細長く先端が尖った耳朶が顔の横~斜め後方に張り出した形状の外耳。TYPE-MOON世界では[[メディア]]や[[セミラミス]]など、神代~古代に生き魔道に携わる女性に多く見られる身体的特徴である。
      
;円卓の騎士
 
;円卓の騎士
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;小源
 
;小源
:オド。魔力の呼び名の一つ。生命が自らの体内で生成する魔力を指す。
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:オド。魔力の呼び名の一つ。生命が自らの体内で生成する魔力を指す。二十一世紀の魔術師はこのオドだけで神秘学を実践している。
 
:【関連項目】魔力、マナ
 
:【関連項目】魔力、マナ
   200行目: 187行目:  
:血を糧とするモノ。吸血鬼(特に死徒)と混同されがちだが、必ずしもその限りではない。<br>例えば[[メドゥーサ|第五次聖杯戦争におけるライダー]]が、死徒ではない吸血種に該当する。
 
:血を糧とするモノ。吸血鬼(特に死徒)と混同されがちだが、必ずしもその限りではない。<br>例えば[[メドゥーサ|第五次聖杯戦争におけるライダー]]が、死徒ではない吸血種に該当する。
 
:【関連項目】真祖、死徒
 
:【関連項目】真祖、死徒
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;ギリシャ神話
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:北欧神話、インド神話と並ぶ世界三大神話の一つ。星座の由来となった逸話が多いため、世界で最も有名な神話体系といえる。<br>最強クラスのサーヴァント達が集った第五次聖杯戦争では、7騎のうち3騎もがギリシャ神話の英霊に由来するサーヴァントである。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争
      
;記録宇宙
 
;記録宇宙
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:『[[Fate/hollow ataraxia]]』のオープニングで語られる、実話を元にした怪談。<br>[[美綴綾子]]と[[氷室鐘]]が住む蝉菜マンションにおいて、氷室の部屋の真下で夫婦が心中し、3歳になる娘が行方不明になった事件を元に、その部屋の隣に住む「A氏」を語り部にした怪談となっている。<br>hollowでは単なる怪談という扱いであったが、『[[Fate/strange Fake]]』において本筋と密接な関係があると語られ、PVにも「玄木坂の魔術工房の残滓」等という不穏な言葉が現れている。
 
:『[[Fate/hollow ataraxia]]』のオープニングで語られる、実話を元にした怪談。<br>[[美綴綾子]]と[[氷室鐘]]が住む蝉菜マンションにおいて、氷室の部屋の真下で夫婦が心中し、3歳になる娘が行方不明になった事件を元に、その部屋の隣に住む「A氏」を語り部にした怪談となっている。<br>hollowでは単なる怪談という扱いであったが、『[[Fate/strange Fake]]』において本筋と密接な関係があると語られ、PVにも「玄木坂の魔術工房の残滓」等という不穏な言葉が現れている。
 
:【関連項目】[[冬木市]]、[[Fate/strange Fake]]
 
:【関連項目】[[冬木市]]、[[Fate/strange Fake]]
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;ケルト神話
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:古代ヨーロッパの神話体系。<br>西洋圏では高い知名度を誇るが、元が口伝であることやケルト文化に馴染みが薄いことから、日本での知名度は低い。そのため、冬木の聖杯戦争に招かれたケルト由来の英霊は、伝承の力を存分には発揮できなかった。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争、赤枝騎士団、フィオナ騎士団
      
;[[幻想種]]
 
;[[幻想種]]
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;召喚サークル
 
;召喚サークル
 
:特異点でサーヴァントを召喚するための物。[[マシュ・キリエライト]]の宝具である盾を触媒に、レイポイントに設置する。<br>カルデアの召喚実験場の物と同じ。
 
:特異点でサーヴァントを召喚するための物。[[マシュ・キリエライト]]の宝具である盾を触媒に、レイポイントに設置する。<br>カルデアの召喚実験場の物と同じ。
 +
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;真エーテル
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:第五真説要素。西暦以前の地球に存在したマナ。惑星を生む力。天体を成すもの。神を成立させる根源となるもの。
    
;[[真祖]]
 
;[[真祖]]
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;神造兵装
 
;神造兵装
:神造兵器とも呼ばれる、人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。<br>神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。<br>神造という名の通りに神によって造られた「蒼天囲みし小世界」「アガートラム」なども存在するが、、星の内部で結晶・精製された「約束された勝利の剣」も含まれており、また定義上たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないと思われる。<br>公式に神造兵装と明記されているものには、現在「約束された勝利の剣」「乖離剣エア」「無毀なる湖光」「人よ、神を繋ぎとめよう」「蒼天囲みし小世界」「最果てに輝ける槍」「破壊神の手翳」「アガートラム」「天の牡牛」がある他、「軍神の剣」は神造兵装のプロトタイプであるとされている。また、神造兵装である、とは明言されていないがギルガメッシュの唯一の友であるエルキドゥ自身も「神造」であり「ウルク最強の兵器」とされる。
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:神造兵器とも呼ばれる、人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。<br>神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。<br>神造という名の通りに神によって造られた「蒼天囲みし小世界」「アガートラム」なども存在するが、、星の内部で結晶・精製された「約束された勝利の剣」も含まれており、また定義上たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないと思われる。<br>公式に神造兵装と明記されているものには、現在「約束された勝利の剣」「乖離剣エア」「無毀なる湖光」「蒼天囲みし小世界」「最果てに輝ける槍」「破壊神の手翳」「アガートラム」「天の牡牛」がある他、「人よ、神を繋ぎとめよう」を使用する際の[[エルキドゥ]]も神造兵装となる。<br>また「軍神の剣」は神造兵装のプロトタイプであるとされている。
 
:【関連項目】宝具
 
:【関連項目】宝具
    
;神代
 
;神代
:西暦以前、まだ神秘が世界にそのまま存在していた時代。一言で言うなら「神話の時代」。
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:西暦以前、まだ神秘が世界にそのまま存在していた時代。一言で言うなら「神話の時代」。<br>時代ごとに分類されているようで、1万4000年前の[[アルテラ|セファール]]来訪時は第二神代の黎明期であったとされている。<br>現在とは比較にならないほど大気にマナ(真エーテル)が充満しており、仮に五世紀の人間が神代の大気で呼吸をすれば、体が内側から弾け飛んで死んでしまうという。<br>神代における人の『個』としての力や、根源より直接魔力を得て行使されていたという魔術、それを操る神代の魔術師達の力量は、現代のそれとは比較にならないほどの差がある。<br>紀元前931年の魔術王[[ソロモン]]の死後、加速度的に世界から神秘が失われて行き、西暦の始まりと同時に神代の終わりを迎えた。ブリテンなど、大陸から離れた一部の島国は五世紀時点でも未だ神代の名残が残っていたが、それも[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王伝説]]の終焉と共に世界から完全に消滅した。
:現在とは比較にならないほど大気にマナが充満しており、仮に五世紀の人間が神代の大気で呼吸をすれば、体が内側から弾け飛んで死んでしまうという。
  −
:神代における人の『個』としての力や、根源より直接魔力を得て行使されていたという魔術、それを操る神代の魔術師達の力量は、現代のそれとは比較にならないほどの差がある。
  −
:だがそれも、「人の時代」の訪れともに姿を消していた。この消失は「衰退」、「決別」、「契機」三段階に分かれている。
  −
:「衰退」は1万4千年前に[[アルテラ|セファール]]による大規模な災害があり、そこから先史神話文明は衰退したとされ、「決別」は紀元前2600年頃に[[ギルガメッシュ]]の手により神代が終焉を迎えることが決定づけられた。
  −
:「契機」は紀元前七世紀ごろと観測されるが、紀元前931年の魔術王[[ソロモン]]の死後、加速度的に世界から神秘が失われて行き、西暦の始まりと同時に神代の終わりを迎えた。
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:ブリテンなど、大陸から離れた一部の島国は五世紀時点でも未だ神代の名残が残っていたが、それも[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王伝説]]の終焉と共に世界から完全に消滅した。
      
;神代回帰
 
;神代回帰
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;人理定礎
 
;人理定礎
 
:人類史を固定する多くの出来事。フランスやローマといった“これが無かった事になると土台が崩れる”座標。
 
:人類史を固定する多くの出来事。フランスやローマといった“これが無かった事になると土台が崩れる”座標。
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;神霊
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:神。太陽、月、といった天体や嵐、地震といった自然現象を信仰の対象とした「元からあったものが神になったもの」と、初めは人間よりだったが、様々な要因で人間から逸脱し、信仰の対象になった「神として生まれ変わったもの」の2種類が存在する。
 +
:「人の時代」の訪れともに姿を消していったもの。この消失は「衰退」、「決別」、「契機」の三段階に分かれている。
 +
:「衰退」は1万4千年前の第二神代黎明期に起きた[[アルテラ|セファール]]による大規模な災害で、そこから先史神話文明は衰退した。
 +
:「決別」は紀元前2600年頃に起きた神々が消える決別の時。メソポタミアの神々は[[ギルガメッシュ]]を天の楔とすることでこの決別を回避しようとしたがギルガメッシュの反抗によって失敗した。
 +
:「契機」は紀元前七世紀ごろと観測されている。
 +
:紀元前2600年の時代ですら神々はすでに役目を終え、名残のみを残して世界から姿を消しており、ここではない高次にて虚ろな神霊として世界を見守っているというのが現在の定説となっている。
    
;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]
 
;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]
388行目: 372行目:  
;誓約
 
;誓約
 
:ゲッシュ。「禁忌」を表すアイルランド語で、ゲッシュ(geis)の他にギャサ(geasa)とも言う。<br>ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。<br>ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(それにより降りかかる事故や不運)」が占めている。
 
:ゲッシュ。「禁忌」を表すアイルランド語で、ゲッシュ(geis)の他にギャサ(geasa)とも言う。<br>ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。<br>ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(それにより降りかかる事故や不運)」が占めている。
:【関連項目】ケルト神話
      
;[[セイントグラフ]]
 
;[[セイントグラフ]]
429行目: 412行目:     
;第五真説要素
 
;第五真説要素
:第五架空要素を自壊させる。
+
:真エーテル。第五架空要素を自壊させる。
    
;第六架空要素
 
;第六架空要素
464行目: 447行目:  
:【関連項目】久遠寺有珠、ロビンフッド
 
:【関連項目】久遠寺有珠、ロビンフッド
   −
<!--;テンプル騎士団
+
;テンプル騎士団
 
:聖地巡礼する信徒たちを守るために、聖職者によって結成された騎士団。
 
:聖地巡礼する信徒たちを守るために、聖職者によって結成された騎士団。
 
:その任務の一つに教徒や騎士の財産を管理運営するという役割もあり、信徒と十字軍が増えることに比例して、管理する財産も膨れ上がり、最終的には貸し付けも行う銀行業務へと発展し、一国の財産を預かるまでに至った。
 
:その任務の一つに教徒や騎士の財産を管理運営するという役割もあり、信徒と十字軍が増えることに比例して、管理する財産も膨れ上がり、最終的には貸し付けも行う銀行業務へと発展し、一国の財産を預かるまでに至った。
470行目: 453行目:  
:一説では聖杯を所有したとも、黒魔術に関わったとも言われている。
 
:一説では聖杯を所有したとも、黒魔術に関わったとも言われている。
 
:『Grand Order』の幕間の物語「テンプル騎士団の財宝を追え!」ではアンとメアリーが闇に消えたテンプル騎士団の財宝を捜し求めている。
 
:『Grand Order』の幕間の物語「テンプル騎士団の財宝を追え!」ではアンとメアリーが闇に消えたテンプル騎士団の財宝を捜し求めている。
:『Prototype』ではバーサーカーのマスター、サンクレイドはこの組織の一員。
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:『Prototype』におけるバーサーカーのマスター、[[サンクレイド・ファーン|サンクレイド]]はこの組織の一員。
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;投影六拍
 
;投影六拍
 
:無限の剣製による投影の理屈。創造理念(どのようないとで)、基本骨子(なにをめざし)、構成材質(なにをつかい)、製作技術(なにをみがき)、成長経験(なにをおもい)、蓄積年月(なにをかさねたか)。これを追想(トレース)することで、より高度な複製を可能とする。
 
:無限の剣製による投影の理屈。創造理念(どのようないとで)、基本骨子(なにをめざし)、構成材質(なにをつかい)、製作技術(なにをみがき)、成長経験(なにをおもい)、蓄積年月(なにをかさねたか)。これを追想(トレース)することで、より高度な複製を可能とする。
526行目: 509行目:  
:伝承通り猛毒を持ち、その殺傷力はサーヴァントにとっても脅威となるほど。幻想種としては強力な部類らしく、[[ヘラクレス]]の十二の難行の中でもヒュドラ殺しは別格の功績として扱われている。
 
:伝承通り猛毒を持ち、その殺傷力はサーヴァントにとっても脅威となるほど。幻想種としては強力な部類らしく、[[ヘラクレス]]の十二の難行の中でもヒュドラ殺しは別格の功績として扱われている。
 
:近年のファンタジー界隈では竜の一種とされることもあるが、TYPE-MOON世界での扱いは不明。[[ギルガメッシュ]]の王の財宝内には食用(毒あり)がある。
 
:近年のファンタジー界隈では竜の一種とされることもあるが、TYPE-MOON世界での扱いは不明。[[ギルガメッシュ]]の王の財宝内には食用(毒あり)がある。
:【関連項目】ギリシャ神話
      
;ファヴニール
 
;ファヴニール
536行目: 518行目:     
;フィオナ騎士団
 
;フィオナ騎士団
:フィアナ騎士団とも。アルスター神話の時代であるクー・フーリンの赤枝の騎士団から約300年後ほど後の時代に活躍した、エリン(アイルランド)の守護を行う騎士団。一説には後のアーサー王の円卓の騎士、シャルルマーニュの十二勇士の原型であるとも。
+
:フィアナ騎士団とも。アルスター神話の時代であるクー・フーリンの赤枝の騎士団から約300年後ほど後の時代に活躍した、エリン(アイルランド)の守護を行う騎士団。
:この時期のアイルランドにはキリスト教はまだ入っていないので後のアーサー王伝説、シャルルマーニュ伝説のようにキリスト教観念は存在せず、後の時代の「騎士」とは在り方が異なる。だが騎士としての在り方が全く異なるかというとそうでもなく、フィアナ騎士団の団員は様々な制約や決まり事を課しており、「牛(この時代における富の象徴)を強奪してはならない」など、宗教感こそ無いもののフィオナ騎士団たちの在り方は後の時代に共通する部分がある。
+
:騎士団長は[[フィン・マックール]]であり、[[ディルムッド・オディナ]]が随一の戦士として活躍していた。
:騎士団というが実際は傭兵集団といったところで、エリンの上王(この時代4つの国が存在したアイルランドを統べる王様)とは雇い雇われの関係であった。それでも信頼と忠義で結び合うことで互いに発展し、また騎士団員も男性には寛大、女性には優しく民からの人気もあり、最盛期には首領であるフィンは上王と並び立つ権勢を誇ったとされる。
  −
:有名なのは入団試験の厳しさで、12冊の詩書に精通していること。すぐれた詩が作れること。地中に身体半分埋められたままで、ハシバミの楯と棒をもち、9人の騎士が投げる槍を防ぐこと。髪の毛を紐で結び、後ろから迫ってくる騎士に追いつかれないで、しかも、髪の紐もほどけず、森の枝を1本も折らずに逃げること。自分の額の高さの枝を跳び越えること。膝の高さに身をかがめて、坂を全力で駆けおり、駆けながら足のとげを抜くこと。 をすべてクリアして始めてフィオナ騎士団の一員となれる。
  −
:上記の「エリンの守護」には外敵から国を守るという意味以外にも、時として現世に顕現する神霊から人間を守る、という意味もあった模様。
  −
:【関連項目】ケルト神話
      
;[[封印指定]]
 
;[[封印指定]]
555行目: 533行目:  
:『Fate』シリーズの世界では神秘上の特異点として存在しており、聖槍ロンゴミニアドによって「世界の裏側」と「人間の世界」が交わらないように結びつけられた臍として機能している。
 
:『Fate』シリーズの世界では神秘上の特異点として存在しており、聖槍ロンゴミニアドによって「世界の裏側」と「人間の世界」が交わらないように結びつけられた臍として機能している。
 
:このため、西暦以後になっても失われたとされた神代の神秘が存在していた。
 
:このため、西暦以後になっても失われたとされた神代の神秘が存在していた。
:【関連項目】アーサー王物語、ヴォーティガーン、ケルト神話
+
:【関連項目】ヴォーティガーン
    
;[[並行世界]]
 
;[[並行世界]]
568行目: 546行目:  
:魔術協会における三大部門の一角。別名「移動石柩」。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。
 
:魔術協会における三大部門の一角。別名「移動石柩」。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。
 
:【関連項目】魔術協会、魔術
 
:【関連項目】魔術協会、魔術
  −
;北欧神話
  −
:ギリシャ神話、インド神話に並ぶ世界三大神話の一つ。ゲルマン神話と同一視されることもある。
  −
:戦いを尊ぶ精神と強固な運命論的価値観が特徴であり、『ニーベルングの指輪』など多くのフィクションの元ネタにもなっている。
  −
:Fateシリーズでもそれらの作品から数名サーヴァントが登場する他、雷神トールや魔術神オーディン、その持ち物であるグングニルやルーンについて触れられている。
  −
:【関連項目】サーヴァント、ルーン
      
;星
 
;星
632行目: 604行目:  
;間桐家
 
;間桐家
 
:元々は日本の魔術師ではなく、西洋の出身。<br>英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや令呪を考案している。<br>本来の家名はゾォルケン。
 
:元々は日本の魔術師ではなく、西洋の出身。<br>英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや令呪を考案している。<br>本来の家名はゾォルケン。
 +
 
;マナ
 
;マナ
:魔力の呼び名の一つ。大源。自然界に満ちている星の息吹たる魔力を指す。
+
:魔力の呼び名の一つ。大源。自然界に満ちている星の息吹たる魔力、つまり地球そのものが持つ魔力を指す。<br>西暦以前のマナは第五真説要素(真エーテル)によるものだったが、西暦以後のマナは人工的に作られた第五架空要素(エーテル)へと変化している。
 
:【関連項目】魔力、オド
 
:【関連項目】魔力、オド
   650行目: 623行目:  
:三咲町のカレー屋さん。[[シエル]]のお気に入りの店。
 
:三咲町のカレー屋さん。[[シエル]]のお気に入りの店。
 
:【関連項目】三咲町
 
:【関連項目】三咲町
  −
;メソポタミア神話
  −
:古代メソポタミアから伝わる神話体系であり、非常に古い歴史を持つ。<br>「古い時代の魔術ほど強力」「年月を経た信仰はそれ自体が概念武装となる」というTYPE-MOON世界の魔術理論により、この神話の頂点に立つ[[ギルガメッシュ]]は桁外れの霊格を持つ。
  −
:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争
      
===や行===
 
===や行===
;山育ち
  −
:TYPE-MOONにおける強キャラ設定の一つ。人里離れたコミュニティで育ったことで常人を超えたレベルのスキルを身につけていたり、基本性能が人間から逸脱していたりする。
  −
:【関連項目】葛木宗一郎、静希草十郎、坂田金時、殺生院キアラ
  −
   
;[[ユグドミレニア]]
 
;[[ユグドミレニア]]
 
:『[[Fate/Apocrypha]]』の世界において、魔術協会から離反した魔術師の一族。「千界樹」とも。
 
:『[[Fate/Apocrypha]]』の世界において、魔術協会から離反した魔術師の一族。「千界樹」とも。
740行目: 705行目:     
===英数字===
 
===英数字===
;7
  −
:奈須氏の癖なのか、何かと作中に存在する数字。二桁の場合でも、一の位が7というケースはよくある。
  −
#シエルの切り札は'''第七聖典'''。
  −
#埋葬機関の代行者は'''7人'''。(それプラス予備役1人)
  −
#聖杯戦争で選ばれるのは'''7人'''のマスター。召喚されるのは'''七騎'''のサーヴァント。
  −
#遠野志貴の出自は'''七夜'''一族で、短刀の銘は「'''七ツ夜'''」
  −
#アトラス院は'''七大兵器'''を展示。
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#アトラス院が発行した契約書は'''7枚'''。
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#ヴァン=フェムは'''七大ゴーレム『魔城』'''を創像。
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#アルクェイドは吸血衝動の抑制に'''7割'''の力を割いている。
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#バーサーカーが『勝利すべき黄金の剣』で殺された回数は'''7回'''。
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#アーチャーが防御用に使う盾は『織天覆う'''七つ'''の円環』
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#「空の境界」は原作、映画版共に'''七章'''+αで構成される。
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#大聖杯となったユスティーツァ・リズライヒは、アインツベルンの'''7代目'''当主。
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#焼却された人類史を修復するために'''7つ'''の聖杯探索を巡る。
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#朔月家で代々生まれる「神稚児」は無差別に周囲の願いを叶える力を持つが、'''7歳'''で普通の人間になる。
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#アルクェイドは志貴に'''17回'''切断され、'''17塊'''の肉片に分割された。
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#ロアが転生したのは'''17回'''。初代ロア+17回で、18代目に四季が選ばれた。
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#マシュの手作りチョコ「カルデアスタンダード」は試行錯誤は'''17回'''、特異点での材料探しは'''27回'''を経て完成した。
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#死徒の祖は'''27体'''。
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#衛宮士郎の魔術回路の数は'''27個'''。
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#アーチャーがランサーに短剣を弾かれた数は'''27回'''。
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#衛宮切嗣の礼装「起源弾」は、第四次聖杯戦争開催前までに'''37発'''を消費。
      
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