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755 バイト追加 、 2014年4月24日 (木) 19:49
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*滅多な事では怒りなどの負の感情を抱かないカルナだが、自身の味方や拾い上げてくれた者への侮辱には反応するという。義には義で応じる義理堅い彼の本質を表すモノだという。
 
*滅多な事では怒りなどの負の感情を抱かないカルナだが、自身の味方や拾い上げてくれた者への侮辱には反応するという。義には義で応じる義理堅い彼の本質を表すモノだという。
 
*本人によると仮にジナコが[[令呪]]を使っても、逆らう事が出来るという。曰わく石に躓くようなモノ。これはジナコの魔術師としての力量の低さに加え、彼の霊格が極めて高いことが影響していると思われる。<br>もっとも、主人に仕えることを第一と考えるカルナにとってはマスターの命令は始めから絶対のもの。あらゆる物事を「それも有り」と認めているため、どんな事であれ主の命には黙して従うまで。それは未熟なジナコでも同じであり、本来ならば強制のための令呪を使うまでもない。<br>そんな彼が自分の信念すら曲げて命令に背くならば、そこにはよほどの理由が存在するということである。
 
*本人によると仮にジナコが[[令呪]]を使っても、逆らう事が出来るという。曰わく石に躓くようなモノ。これはジナコの魔術師としての力量の低さに加え、彼の霊格が極めて高いことが影響していると思われる。<br>もっとも、主人に仕えることを第一と考えるカルナにとってはマスターの命令は始めから絶対のもの。あらゆる物事を「それも有り」と認めているため、どんな事であれ主の命には黙して従うまで。それは未熟なジナコでも同じであり、本来ならば強制のための令呪を使うまでもない。<br>そんな彼が自分の信念すら曲げて命令に背くならば、そこにはよほどの理由が存在するということである。
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*スキル「貧者の見識」によって相手の欺瞞や嘘を見抜く特性があり、彼自身も優れた洞察力を誇る。不審な素振りを見せたユリウスにも即座に警戒した。
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**とはいえ抜け道も存在しており、結果的に嘘を言わなければ対象の嘘や策略を見抜く事は出来ないという欠点がある。コトミネシロウもその点を利用し、指示を本来のマスターから経由して伝える事で彼を欺く事に成功した。
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**後にライダーとアーチャーがコトミネシロウの尋問を行う際に彼の返答の度にカルナに真偽を確認するというシュールな光景からファンからは「嘘発見器」と呼ばれたりする。
 
*伝承ではカルナは弓の名手とされるため「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」が最適であり、さらに戦車をよく使ったことから「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」としての適性も持つ。<br>ただし、これらのクラスで召喚されると「絶命の危機に瀕する際、弓の奥義を忘れる」「窮地で戦車が動かなくなる」という生前に受けた呪いも再現されてしまう可能性があり、「槍兵」より強力なサーヴァントになるかは不明。<br>現に企画段階では、弓に由来する宝具に「自身より実力が上の存在に使用できない」という制限が課される形で再現されている。
 
*伝承ではカルナは弓の名手とされるため「[[クラス (アーチャー)|弓兵]]」が最適であり、さらに戦車をよく使ったことから「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」としての適性も持つ。<br>ただし、これらのクラスで召喚されると「絶命の危機に瀕する際、弓の奥義を忘れる」「窮地で戦車が動かなくなる」という生前に受けた呪いも再現されてしまう可能性があり、「槍兵」より強力なサーヴァントになるかは不明。<br>現に企画段階では、弓に由来する宝具に「自身より実力が上の存在に使用できない」という制限が課される形で再現されている。
*設定段階〜Apocrypha小説版までは、どのような命令にも忠実に従う冷酷な武人、というイメージを持つ人が多かった。しかしCCC発売後は、忠実な武人であるが、同時に意外と面白みのある人柄なことが判明した。<br>性格はやや天然ぎみで、主人の言動にツッコミをいれつつも時々素面でボケるなど、大英霊らしからぬ人間味溢れた姿が見られる。
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*設定段階~Apocrypha小説版までは、どのような命令にも忠実に従う冷酷な武人、というイメージを持つ人が多かった。しかしCCC発売後は、忠実な武人であるが、同時に意外と面白みのある人柄なことが判明した。<br>性格はやや天然ぎみで、主人の言動にツッコミをいれつつも時々素面でボケるなど、大英霊らしからぬ人間味溢れた姿が見られる。
 
*大きな実力を持ちながらも、説教臭いこととネットサーフィンやゲームのスキルを持ち合わせていないこと等の理由により、普段ジナコからは「ハズレ」「ダメサーヴァント」扱いされている。
 
*大きな実力を持ちながらも、説教臭いこととネットサーフィンやゲームのスキルを持ち合わせていないこと等の理由により、普段ジナコからは「ハズレ」「ダメサーヴァント」扱いされている。
**この時の台詞で「ゲームも下手〜」とジナコが言っていることから、一応は付き合ってあげたことが伺える。いくらムーンセルから現代の知識を与えられたとはいえ、生前を武芸に生きた彼にコンピュータゲームの腕を求めるのは酷な話だろう。<br>サーヴァントの中には[[ライダー (第四次)|ハードごと購入してゲームを楽しむ人]]もいるにはいるが。
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**この時の台詞で「ゲームも下手~」とジナコが言っていることから、一応は付き合ってあげたことが伺える。いくらムーンセルから現代の知識を与えられたとはいえ、生前を武芸に生きた彼にコンピュータゲームの腕を求めるのは酷な話だろう。<br>サーヴァントの中には[[ライダー (第四次)|ハードごと購入してゲームを楽しむ人]]もいるにはいるが。
 
*『CCC』におけるカルナのクラス名は、前述した通り「'''ランチャー'''(Launcher)」で通っている。<br>これはジナコが命名したもので、曰く「目からビームがでるからランチャーっす!」とのこと。<br>本人が勝手に付けたクラス名だが、最高適性のアーチャー(Ar『cher』)と召喚時のクラスのランサー(『lanc』er)を複合したものと考えれば、ネーミングセンス的にはあながち間違っていないエクストラクラス名なのではないだろうか。ギルガメッシュ、キャスターからも「らしいクラス名」と称されている。因みに本人は数奇なマスターをもった自身の宿命として、受け入れている。
 
*『CCC』におけるカルナのクラス名は、前述した通り「'''ランチャー'''(Launcher)」で通っている。<br>これはジナコが命名したもので、曰く「目からビームがでるからランチャーっす!」とのこと。<br>本人が勝手に付けたクラス名だが、最高適性のアーチャー(Ar『cher』)と召喚時のクラスのランサー(『lanc』er)を複合したものと考えれば、ネーミングセンス的にはあながち間違っていないエクストラクラス名なのではないだろうか。ギルガメッシュ、キャスターからも「らしいクラス名」と称されている。因みに本人は数奇なマスターをもった自身の宿命として、受け入れている。
 
*原典では呪いや策略により本来の実力を失っていってしまうが、原典において彼の本来の実力は彼と比肩する大英雄アルジュナ以上と目されている。<br>悪竜を踊りながら倒す等の数多の偉業を持つクリシャナにすらアルジュナと二人がかりでも勝てないと言わしめ、神々の王インドラでさえ黄金の鎧を失った状態でも自身では勝てないと戦慄させ、実力の大半を奪われ挑んだ最後の戦いでも相対したアルジュナを何度も追い詰めるなど互角以上の激闘を繰り広げている。<br>呪いや武器や武具の紛失がない万全の状態での彼であれば神々を含めた三界(天界、地界、人界の事)を単身で制覇するとまで言われ武芸者としての実力は比類なく、インド圏屈指の大英雄と言える。
 
*原典では呪いや策略により本来の実力を失っていってしまうが、原典において彼の本来の実力は彼と比肩する大英雄アルジュナ以上と目されている。<br>悪竜を踊りながら倒す等の数多の偉業を持つクリシャナにすらアルジュナと二人がかりでも勝てないと言わしめ、神々の王インドラでさえ黄金の鎧を失った状態でも自身では勝てないと戦慄させ、実力の大半を奪われ挑んだ最後の戦いでも相対したアルジュナを何度も追い詰めるなど互角以上の激闘を繰り広げている。<br>呪いや武器や武具の紛失がない万全の状態での彼であれば神々を含めた三界(天界、地界、人界の事)を単身で制覇するとまで言われ武芸者としての実力は比類なく、インド圏屈指の大英雄と言える。
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