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1,709 バイト追加 、 2019年11月30日 (土) 22:06
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: 捕らえた子供に同情し、逃してしまったキングゥの甘さを抉る一言。生前に数々の掟破りを行った、冷酷な将の一面を持つ牛若丸ならではの挑発である。
 
: 捕らえた子供に同情し、逃してしまったキングゥの甘さを抉る一言。生前に数々の掟破りを行った、冷酷な将の一面を持つ牛若丸ならではの挑発である。
 
: 窮地にありながらも不敵に笑い、神の息子すらもたじろがせた人間・牛若丸だったが、その結果、[[牛若丸 (ケイオスタイド)|より一層屈辱的な姿]]を晒すことになってしまった。
 
: 窮地にありながらも不敵に笑い、神の息子すらもたじろがせた人間・牛若丸だったが、その結果、[[牛若丸 (ケイオスタイド)|より一層屈辱的な姿]]を晒すことになってしまった。
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: アニメ版ではより直接的な言い回しに差し替わったが、キングゥ自身の人間性の批判としては弱くなったためか、言いよどませることなく反撃をもらっている。
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; 「感激です! やはり貴殿は素晴らしい方だ! 私を理解してくださった! 兄上以外で初めて……!」
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: アニメ版第6話にて、藤丸立香(主人公)と会話した際の台詞。
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: アニメ版の藤丸はゲームと異なり、自身の持つ牛若丸のイメージを積極的に口にするのだが、この際語られた「偉人への憧れと共感」が、牛若丸の琴線に触れいたく感動された。
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: もっとも頼朝の理解というのは、「義経のような人間を生かしておいてはいけない」という断絶を意味してもいるので、事情を知っているとほろ苦い台詞にも聞こえるようになっている。
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; 「我らは英霊。人類史に刻まれたかつてありし人の影。我らの存在は、人類史の存続によって報われる」
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; 「そう――牛若丸に憧れてくれた子供が、千年の後にいた。その事実だけで私は戦える! 仮初めの命を懸ける価値がある!」
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: アニメ版第8話にて、[[ゴルゴーン]]に最後の反撃を挑む際の台詞。
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: 自身の悲劇的な生涯は、生前には遂にほとんど理解されることなく幕を閉じた。しかしその一方で、後の世を生きた子孫達は、自身の戦う志を認め賞賛してくれた。
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: そうした藤丸達子孫のためにこそ、満身創痍の体を押して、人間・牛若丸は神へと挑む。
    
==== 幕間の物語 ====
 
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