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:聖人ヴィシュヴァーミトラにより、あらゆる神魔に対抗するために授けられた数々の武器。
 
:聖人ヴィシュヴァーミトラにより、あらゆる神魔に対抗するために授けられた数々の武器。
 
:投擲武器である円盤(チャクラ)、投槍シューラヴァタ、棍棒モーダキーとシカリー、シヴァ神が持つ三叉槍ピナーカ<ref group = "注">本来、シヴァ神が持つ三叉槍の名称はトリシューラと言う。ピナーカは弓の名称である。故に、マテリアルの記述は誤りである可能性が高い。</ref>を所持しているなど、その数は圧倒的。
 
:投擲武器である円盤(チャクラ)、投槍シューラヴァタ、棍棒モーダキーとシカリー、シヴァ神が持つ三叉槍ピナーカ<ref group = "注">本来、シヴァ神が持つ三叉槍の名称はトリシューラと言う。ピナーカは弓の名称である。故に、マテリアルの記述は誤りである可能性が高い。</ref>を所持しているなど、その数は圧倒的。
:神性が高ければ高いほどヴィシュヌに近い存在と見なされ、持ち込む数が多くなる。ランクAであればセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない。
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:神性が高ければ高いほどヴィシュヌに近い存在と見なされ、持ち込む数が多くなる。ランクAであればセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない……のだが、実はカルデアに召喚された当初は、この宝具が封印されていることを[[幕間の物語]]でヴィシュヌ神に指摘されるまですっかり忘れていた。
:……のだが、実はカルデアに召喚された当初はこの宝具が封印されていることを[[幕間の物語]]でヴィシュヌ神に指摘されるまですっかり忘れていた。
   
:その後Lostbelt No.4実装にともなうバトルグラフィック改修により、EXアタックとしてこの宝具が使えるようになる。
 
:その後Lostbelt No.4実装にともなうバトルグラフィック改修により、EXアタックとしてこの宝具が使えるようになる。
 
:漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではシータの献身により霊基が回復した後には使用できるようになったようで、ディルムッドとの決戦時に披露していた。
 
:漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』ではシータの献身により霊基が回復した後には使用できるようになったようで、ディルムッドとの決戦時に披露していた。
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:カルデアでも馬が合うのか、一緒に競い合ったり[[パリス]]の幕間の物語で揃って彼にアドバイスしたりしている。
 
:カルデアでも馬が合うのか、一緒に競い合ったり[[パリス]]の幕間の物語で揃って彼にアドバイスしたりしている。
 
;[[カルナ]]
 
;[[カルナ]]
:同郷の英雄。彼の腕を見込んで弓での勝負を所望する。二人ともアーチャークラスではないのだが…。<br />カルナが師事したパラシュラーマはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身で、ラーマとパラシュラーマは一度だけ会った事がある。
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:同郷の英雄。彼の腕を見込んで弓での勝負を所望する。二人ともアーチャークラスではないのだが…。<br />カルナが師事したパラシュラーマはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身で、ラーマはパラシュラーマと一度だけ会った事がある。
 
:幕間の物語では第一の試練、「佇まいの教示」として登場する。
 
:幕間の物語では第一の試練、「佇まいの教示」として登場する。
 
;[[アルジュナ]]
 
;[[アルジュナ]]
 
:同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。<br />アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。
 
:同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。<br />アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。
:ラーマの幕間では第二の試練、『不滅の刃』を統べるに足るか見極めるために登場。また彼の幕間でもラーマをモデルとした素体(人格)が問いを投げかけるために登場する。
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:ラーマの幕間では第二の試練、『不滅の刃』を統べるに足るか見極めるために登場。また彼の幕間でも、ラーマをモデルとした素体(人格)が問いを投げかけるために登場する。
 
:インド異聞帯クリア後は「やはり汝は人間として戦う方がよい」「マスターと一緒にバナナでも食べに行こう」などと話す様子が見られる。
 
:インド異聞帯クリア後は「やはり汝は人間として戦う方がよい」「マスターと一緒にバナナでも食べに行こう」などと話す様子が見られる。
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;[[ビーマ]]
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:同郷の英雄。2023年バレンタインイベントで共演。
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:ラーマに助力したハヌマーンは、彼と同じく風神ヴァーユの子供である為、自身とも戦友の様なものと語っている。<del>ナートゥではない</del>
 
;[[クー・フーリン〔オルタ〕]]
 
;[[クー・フーリン〔オルタ〕]]
 
:第五特異点で敵対した相手。
 
:第五特異点で敵対した相手。
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;[[ラクシュミー・バーイー]]
 
;[[ラクシュミー・バーイー]]
 
:同じインド出身のサーヴァント。インド異聞帯で共演。
 
:同じインド出身のサーヴァント。インド異聞帯で共演。
:彼女の中に女神ラクシュミーの気配を感じ取り、シータと勘違いして迫ってしまったためアイアンクローを頭に極められた。
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:彼女の中に女神ラクシュミーの気配を感じ取り、シータと勘違いして迫ってしまったためアイアンクローを頭に極められた。その後本来の神性を知った後は親しみを込めて『義姉上』と呼んでいる。
 
;[[アシュヴァッターマン]]
 
;[[アシュヴァッターマン]]
 
:同郷のサーヴァントで、あちらはシヴァ神の半化身。
 
:同郷のサーヴァントで、あちらはシヴァ神の半化身。
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;[[シータ]]
 
;[[シータ]]
 
:最愛の女性。一説では女神ラクシュミーの化身であるとされる。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。
 
:最愛の女性。一説では女神ラクシュミーの化身であるとされる。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。
:英霊となった後でも彼女を追い求めることが最大の行動理念になるほどだが、「同じ幸福を分かち合えない」呪いのために、聖杯戦争においてすら、通常は彼か彼女のどちらかが「ラーマ」として召喚され、同時に現れることはない。
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:英霊となった後でも追い求めることが最大の行動理念になるほどだが、「同じ幸福を分かち合えない」呪いのために、聖杯戦争においてすら、通常は彼か彼女のどちらかが「ラーマ」として召喚され、同時に現れることはない。
:本作でも第五特異点にてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。ユーザーが入手出来るサーヴァントとしては未実装だが二人の愛はユーザーの心を深く打ち、実装を望む声も多い。
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:本作でも第五特異点にてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。その後も一枚絵として度々登場しているが、現時点で入手出来るサーヴァントとしては未実装。だが、二人の愛はプレイヤーの心を深く打ち、実装を望む声も多い。
 
:その後彼女はなんと'''[[Fate/Grand Order Arcade|アーケード]]に実装'''。<del>これが運営のやり方かー!?</del>。
 
:その後彼女はなんと'''[[Fate/Grand Order Arcade|アーケード]]に実装'''。<del>これが運営のやり方かー!?</del>。
 
;ヴィシュヌ
 
;ヴィシュヌ
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:彼らご推薦のバナナブランドがお気に入りで、後にバナナを食べる立ち絵が追加されたほど。
 
:彼らご推薦のバナナブランドがお気に入りで、後にバナナを食べる立ち絵が追加されたほど。
 
;カイケイー
 
;カイケイー
:異母。
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:異母。ラーマが王になると不遇を託つのではと疑心暗鬼に駆られ、陰謀で王位後継者の地位を剥奪して国を追放し、自身の息子バラタを王に据えようとした。
:ラーマが王になると不遇を託つのではと疑心暗鬼に駆られ、陰謀で王位後継者の地位を剥奪して国を追放し、自身の息子バラタを王に据えようとした。
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:しかし、兄の人徳を知るバラタ本人は断固として即位を拒絶。ラーマから譲り受けた履物を、彼が帰還するまでの代わりとして王座に置いた。
:しかし、兄の人徳を知るバラタ本人は断固として即位を拒絶し、ラーマから譲り受けた履物を彼が帰還するまでの代わりとして王座に置いた。
   
;ラクシュマナ
 
;ラクシュマナ
:弟。
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:弟。ラーマが追放される際、長旅に出たという感覚でラーマについてきた。
:ラーマが追放される際、長旅に出たという感覚でラーマについてきた。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
*ライダークラス並の騎乗スキルは、[[ギルガメッシュ]]も使った空飛ぶ戦車ヴィマーナで同じくヴィマーナに乗ったラーヴァナと撃ち合った逸話、あるいは神鳥ガルダがヴィシュヌの乗り物であることに由来しているか。
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*ライダークラス並の騎乗スキルは、[[ギルガメッシュ]]も使った空飛ぶ戦車ヴィマーナで同じくヴィマーナに乗ったラーヴァナと撃ち合った逸話、あるいは神鳥ガルーダがヴィシュヌの乗り物であることに由来しているか。
 
*「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。<br />ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。
 
*「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。<br />ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。
 
*表記こそ別だが、宝具の読み「ブラフマーストラ」は[[カルナ]]も使用している。大元は創造神ブラフマーが持つ必殺の投擲武器。ブラフマーが使う武器はすべてブラフマーストラなので、形が違えど本質的には変わらない。『Apocrypha』においてはカルナがこの宝具の事を『<ruby><rb>不滅の刃</rb><rt>ブラフマーストラ</rt></ruby>』と呼んでいる事からも共通点が窺える。
 
*表記こそ別だが、宝具の読み「ブラフマーストラ」は[[カルナ]]も使用している。大元は創造神ブラフマーが持つ必殺の投擲武器。ブラフマーが使う武器はすべてブラフマーストラなので、形が違えど本質的には変わらない。『Apocrypha』においてはカルナがこの宝具の事を『<ruby><rb>不滅の刃</rb><rt>ブラフマーストラ</rt></ruby>』と呼んでいる事からも共通点が窺える。
 
*彼にとってブラフマーストラとは「あらゆる魔性を退治する矢」であるため、本来彼はセイバーではなくアーチャーとして召喚される方が正しい。実際ラーマ自身も「弓のほうが得意」である事が李書文によって語られたが、そんな彼がセイバーとなっているのは、彼が会いたいと願うシータに関わる代表的なエピソードが弓であり、弓の宝具(「追想せし無双弓」)を持つため、同じクラスとなることを避けたが故。
 
*彼にとってブラフマーストラとは「あらゆる魔性を退治する矢」であるため、本来彼はセイバーではなくアーチャーとして召喚される方が正しい。実際ラーマ自身も「弓のほうが得意」である事が李書文によって語られたが、そんな彼がセイバーとなっているのは、彼が会いたいと願うシータに関わる代表的なエピソードが弓であり、弓の宝具(「追想せし無双弓」)を持つため、同じクラスとなることを避けたが故。
**もっともラーマはそういった事情がなくとも最優のクラスと謳われるセイバーをシータに対する見栄によって選んでいたのではないか、とも語られている。
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**もっともラーマはそういった事情がなくとも、最優のクラスと謳われるセイバーをシータに対する見栄によって選んでいたのではないか…とも語られている。
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**『Fate/Grand Order material』で明らかになった事実によると、アーチャー適性を持つ彼女と巡り逢える可能性を少しでも望んでの結果だと書かれている。
 
***なお、李書文からの又聞きによると「最優がセイバーならば、王としては最優を選ぶ」だそうだが、ダ・ヴィンチちゃんからはロマンチストであると評されている。そして少年で召喚されたのもシータを求めて戦った時代こそを全盛期とするため。
 
***なお、李書文からの又聞きによると「最優がセイバーならば、王としては最優を選ぶ」だそうだが、ダ・ヴィンチちゃんからはロマンチストであると評されている。そして少年で召喚されたのもシータを求めて戦った時代こそを全盛期とするため。
 
*キャラクターデザインの輪くすさが氏はラーマとシータをデザインする際、彼ら2人を同一人物が服を着替え変身した姿だと勘違いしていたらしい。
 
*キャラクターデザインの輪くすさが氏はラーマとシータをデザインする際、彼ら2人を同一人物が服を着替え変身した姿だと勘違いしていたらしい。
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*宝具『羅刹を穿つ不滅』は『Grand Order』では単体攻撃に加え、初出となる「魔性特攻」の効果を持つ。この魔性に該当するエネミーは公式からの発表はないが、5章より追加されたバイコーンなどのエネミーの他、「鬼種の魔」スキルを持つサーヴァントが該当することが確認されている。
 
*宝具『羅刹を穿つ不滅』は『Grand Order』では単体攻撃に加え、初出となる「魔性特攻」の効果を持つ。この魔性に該当するエネミーは公式からの発表はないが、5章より追加されたバイコーンなどのエネミーの他、「鬼種の魔」スキルを持つサーヴァントが該当することが確認されている。
 
*日本でも人気を博したインド映画『バーフバリ』。その主人公バーフバリは驚かされるばかりの神業を幾度も披露する超人的な戦士であり、劇中で彼の弓の腕前が「ラーマ神のようだ」と讃えられる場面がある。称賛のために名前を使われるというのは、ラーマが最高の戦士として尊敬を受けている証だと言えるだろう。
 
*日本でも人気を博したインド映画『バーフバリ』。その主人公バーフバリは驚かされるばかりの神業を幾度も披露する超人的な戦士であり、劇中で彼の弓の腕前が「ラーマ神のようだ」と讃えられる場面がある。称賛のために名前を使われるというのは、ラーマが最高の戦士として尊敬を受けている証だと言えるだろう。
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**その後ラーマは、日本で更なる人気を博したインド映画『RRR』の主人公のモデルにもなっている。ちなみにもう一人の主人公は[[ビーマ]]がモデルである。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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