差分

26 バイト追加 、 2013年8月4日 (日) 17:26
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
「北半球資源機構加盟諸国 (NERO)」と、特定の対象物に対するあらゆる接触・調査・分析はもとより発言さえ禁じる「国際協定404」を結んでいる。また検閲ネットワーク「INQ-EXIT」によって人々のあらゆる通信やドキュメントを監視しており、その検閲を受けない通信行為を超法規的な処罰の対象としている。<br />
 
「北半球資源機構加盟諸国 (NERO)」と、特定の対象物に対するあらゆる接触・調査・分析はもとより発言さえ禁じる「国際協定404」を結んでいる。また検閲ネットワーク「INQ-EXIT」によって人々のあらゆる通信やドキュメントを監視しており、その検閲を受けない通信行為を超法規的な処罰の対象としている。<br />
   −
西欧財閥は「これ以上の技術進化は不必要である」との考えと、ムーンセル到達する手段(宇宙開発)を封じるため、徹底した資源管理により技術革新を封印し、その結果表立った人類の技術は2000年代のそれから停滞し続けている。<br />そのため西欧財閥の技術は30年前の水準のまま停滞しており、地上のネットワーク経由でのムーンセル・オートマトンへの侵入が可能なレジスタンスに対して、実際に月面に赴いての物理的な接触でしかコンタクトが出来ない。西欧財閥に魔術師クラスのハッカーはいない。<br />フォトニック結晶の研究もしているが、いまだ1cm未満の筐体を作るのが限界。<br />西欧財閥の支配による停滞した平和を覆しかねない聖杯を危険視し、これを入手・処分するため次期当主であるレオとユリウスを聖杯戦争に送り込んだ。<br />
+
西欧財閥は「これ以上の技術進化は不必要である」との考えと、ムーンセル到達する手段(宇宙開発)を封じるため、徹底した資源管理により技術革新を封印し、その結果表立った人類の技術は2000年代のそれから停滞し続けている。<br />そのため西欧財閥の技術は30年前の水準のまま停滞しており、地上のネットワーク経由でのムーンセル・オートマトンへの侵入が可能なレジスタンスに対して、実際に月面に赴いての物理的な接触でしかコンタクトが出来ない。西欧財閥に魔術師クラスの[[ウィザード|霊子ハッカー]]はいない。<br />フォトニック結晶の研究もしているが、いまだ1cm未満の筐体を作るのが限界。<br />西欧財閥の支配による停滞した平和を覆しかねない聖杯を危険視し、これを入手・処分するため次期当主であるレオとユリウスを聖杯戦争に送り込んだ。<br />
    
西欧財閥の影響下にある都市は、徹底した秩序と平和が約束された管理都市。<br />階級に応じた生活が保障されている、不安要素のない平穏な世界。ただしそれは裏を返せばどこにも行けず、未来も希望も幸せも無く人はただ生きているだけ、という見方ができる。<br />[[遠坂凛|凛]]によれば、「 資源は西欧財閥に管理され、人間の生死、人生、寿命に至るまで管理される。赤ん坊でさえ管理に従い平気で飢え死にさせている」とのこと。<br />しかし、これはあくまで凛やレジスタンス側の考え方で、西欧財閥の管理下にない国や地域は全て荒廃しており、無政府状態の地域が多く、略奪や暴行など犯罪行為は勿論、数万人を超える人間が一斉に死亡するような大規模なテロや事件が発生している。<br />そのため都市の外に出たいと思う人間は皆無で、不満を言う人間も存在せず、「管理都市」という呼び方やイメージはレジスタンス側の偏見や憎しみによるところが大きい。<br />
 
西欧財閥の影響下にある都市は、徹底した秩序と平和が約束された管理都市。<br />階級に応じた生活が保障されている、不安要素のない平穏な世界。ただしそれは裏を返せばどこにも行けず、未来も希望も幸せも無く人はただ生きているだけ、という見方ができる。<br />[[遠坂凛|凛]]によれば、「 資源は西欧財閥に管理され、人間の生死、人生、寿命に至るまで管理される。赤ん坊でさえ管理に従い平気で飢え死にさせている」とのこと。<br />しかし、これはあくまで凛やレジスタンス側の考え方で、西欧財閥の管理下にない国や地域は全て荒廃しており、無政府状態の地域が多く、略奪や暴行など犯罪行為は勿論、数万人を超える人間が一斉に死亡するような大規模なテロや事件が発生している。<br />そのため都市の外に出たいと思う人間は皆無で、不満を言う人間も存在せず、「管理都市」という呼び方やイメージはレジスタンス側の偏見や憎しみによるところが大きい。<br />