**カルデアの一行にはブリテン異聞帯の特異点化に伴い汎人類史に移住可能になった妖精達を保護するため、彼らをストーム・ボーダーに乗せてカルデアと同行させることも考えにあった。<br>だがそれが一定以上の規模で実現していた場合、主人公とスタッフを含めた数少ない人間を誰が独占するかで周囲を巻き込み争うか、そこでの生活に飽きた<ref group="注">そもそも妖精國ブリテンで妖精達が働いているのは、大概がモルガンによる定期的に行う莫大な魔力搾取から生き延びる必要に迫られての結果であり、必ずしも労働≠生まれた目的や役割とは限らず、性質上の点から考えても'''元から『働く』という概念自体が要らない'''。それがカルデアに行くとなれば一切必要なくなるので、何もせずにただ遊んでばかりいる者達が続出するのは火を見るより明らかであった。</ref>事を発端に『人理修復』が終わらない=外の世界に出られない原因と責任を一方的に彼処へ押し付けて全員を虐殺し、カルデアという組織そのものを完全崩壊させてしまうか、妖精の邪悪な本性を看破していたサーヴァント達が叛逆のたびに粛清と制裁を執り行った<ref group="注">マスターたる主人公が善悪の判断と基準を英霊側にほとんど委ねている事と、その中にはサーヴァントとして召喚された[[神霊]]や[[ビースト]]、更には[[フォーリナー|外]][[サーヴァントユニヴァース|宇宙]]の存在など、妖精を遥かに上回る神秘を持つ勢力が出揃っている事を考えれば、この結末が最有力といえよう。</ref>結果全員がいなくなり、救出そのものが無駄に終わるといったいずれかの結末を迎えていた事は想像に難くない。 | **カルデアの一行にはブリテン異聞帯の特異点化に伴い汎人類史に移住可能になった妖精達を保護するため、彼らをストーム・ボーダーに乗せてカルデアと同行させることも考えにあった。<br>だがそれが一定以上の規模で実現していた場合、主人公とスタッフを含めた数少ない人間を誰が独占するかで周囲を巻き込み争うか、そこでの生活に飽きた<ref group="注">そもそも妖精國ブリテンで妖精達が働いているのは、大概がモルガンによる定期的に行う莫大な魔力搾取から生き延びる必要に迫られての結果であり、必ずしも労働≠生まれた目的や役割とは限らず、性質上の点から考えても'''元から『働く』という概念自体が要らない'''。それがカルデアに行くとなれば一切必要なくなるので、何もせずにただ遊んでばかりいる者達が続出するのは火を見るより明らかであった。</ref>事を発端に『人理修復』が終わらない=外の世界に出られない原因と責任を一方的に彼処へ押し付けて全員を虐殺し、カルデアという組織そのものを完全崩壊させてしまうか、妖精の邪悪な本性を看破していたサーヴァント達が叛逆のたびに粛清と制裁を執り行った<ref group="注">マスターたる主人公が善悪の判断と基準を英霊側にほとんど委ねている事と、その中にはサーヴァントとして召喚された[[神霊]]や[[ビースト]]、更には[[フォーリナー|外]][[サーヴァントユニヴァース|宇宙]]の存在など、妖精を遥かに上回る神秘を持つ勢力が出揃っている事を考えれば、この結末が最有力といえよう。</ref>結果全員がいなくなり、救出そのものが無駄に終わるといったいずれかの結末を迎えていた事は想像に難くない。 |