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| === 生前 === | | === 生前 === |
| ;[[お瀧]] | | ;[[お瀧]] |
− | :日本で関係を持った妻。長崎のとある商家俵屋の娘で、出島への出入りを許された遊女であり、そこからシーボルトに見初められた。 | + | :日本で関係を持った妻。フルネームは「楠本瀧」。長崎のとある商家俵屋の娘で、出島への出入りを許された遊女<ref group="注">実際に遊女として活動していた訳ではなく、出島での自由行動を目的に遊郭へ手数料を収め名目だけ借りていたいわば「ペーパー遊女」であった。ハリセンを使うのは当時の源氏名「其'''扇'''(その'''おうぎ''')」に掛けているのだろうか。</ref>であり、そこからシーボルトに見初められた。 |
| :自身が決闘を吹っ掛けるなど暴走した時は<del>ハリセンを持ち出しての</del>叱責をされている。 | | :自身が決闘を吹っ掛けるなど暴走した時は<del>ハリセンを持ち出しての</del>叱責をされている。 |
| :シーボルト事件で彼女を日本に残したまま帰国することになり、彼女自身も不幸にしてしまった。 | | :シーボルト事件で彼女を日本に残したまま帰国することになり、彼女自身も不幸にしてしまった。 |
| :期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』では、長崎の出島で生前の彼女と共にひと時を過ごすことができた。 | | :期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』では、長崎の出島で生前の彼女と共にひと時を過ごすことができた。 |
− | :なお、史実のシーボルトが日本の紫陽花を本国に紹介した際、彼女にあやかって「オタクサ」という学名を付けている。 | + | :なお、史実のシーボルトが日本の紫陽花を本国に紹介した際、彼女にあやかって「オタクサ」という学名を付けている<ref group="注">後に既存種の重複登録である事が判明し、取消しとなっている。なお、シーボルト本人にあやかった学名を持つ生物としてはサクラソウ、チョロギ、オニヤンマ等に加え、和名もそのものズバリの「シーボルトミミズ」も存在する。</ref>。 |
| :また、オウムに「オタケサン」と喋るのを教えるのも彼女に由来する。 | | :また、オウムに「オタケサン」と喋るのを教えるのも彼女に由来する。 |
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| ;[[イネ]] | | ;[[イネ]] |
− | :日本でお瀧との間にもうけた愛娘。妻同様シーボルト事件で引き離される。 | + | :日本でお瀧との間にもうけた愛娘。フルネームは「楠本イネ」。妻同様シーボルト事件で引き離される。 |
| :後に日本で最初の女医の一人になるが、外国人との混血であること等から様々な迫害を受けている。 | | :後に日本で最初の女医の一人になるが、外国人との混血であること等から様々な迫害を受けている。 |
| :シーボルトはお瀧共々彼女が差別を受ける羽目になったことはやり切れなかったようで、そのため差別のない新たな国を作ろうとしていた。 | | :シーボルトはお瀧共々彼女が差別を受ける羽目になったことはやり切れなかったようで、そのため差別のない新たな国を作ろうとしていた。 |
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| :期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』でも文字通り終始肌身離さず連れまわしていた<ref group="注">本当に全ての立ち絵で背負っており、竜宮城にも連れて行った結果危険な目に遭わせてしまう事に。</ref>。 | | :期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』でも文字通り終始肌身離さず連れまわしていた<ref group="注">本当に全ての立ち絵で背負っており、竜宮城にも連れて行った結果危険な目に遭わせてしまう事に。</ref>。 |
| :また彼女を連れて行方知れずになったことで、お瀧からとびっきりのお叱りを受けることになった。 | | :また彼女を連れて行方知れずになったことで、お瀧からとびっきりのお叱りを受けることになった。 |
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| + | ;オランダの家族 |
| + | :後妻ヘレーネと、その間に生まれた長男アレクサンダー、次男ハインリヒ、次女ヘレーネ・フライン、三女マチルデ、三男マクシミリアン(女子はイネを含めたカウント)。 |
| + | :アレクサンダーとハインリヒは父同様日本との関わりが深く、楠本親子とも交流を持っていた。後にイネが開業するにあたり、この二人が尽力している。 |
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| ;[[葛飾北斎]] | | ;[[葛飾北斎]] |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
− | | + | *先述のように「サーヴァントとしては戦闘能力はない」とされているが、実際のところは「元からマスターに専念する予定だった」「カルデア介入が想定外であった」為にそもそも自身の戦闘を考慮していなかった事が反映された結果と思われる。加えてストーリー上では、先述の通りダメ押しで「常時イネを背負っている」というメタ的な制約も存在する。 |
| + | **逆に言えば、諸事情抜きで普通に召喚された場合それなりの戦闘力を獲得する可能性もあり、[[アスクレピオス|何気に]][[ナイチンゲール|武闘派]][[シャルル=アンリ・サンソン|揃いの]]カルデア医療班にとって更なる戦力拡大となりそうである。 |
| + | **乗馬に通じていた事から実装される場合[[ライダー]]クラスが想定されるが、[[アサシン|暗殺者]]を度々撃退していた…という相性的に矛盾するエピソードもあり確定し辛いところ。 |
| + | *上司「カピタン」であるが、実のところ固有名詞ではなくそれ自体が「オランダ商館長」を指す役職名。推定される実名は「ヨハン・ウィレム・デ・スチューレル」。 |
| + | **作中において明記されていない理由を推測すると、実は史実において北斎に発注していたのは前任者「ヤン・コック・ブロンホフ」であり、絵の完成前に離任・帰国していた彼の代理でスチューレルが受け取りに赴いた…という実情があるのだが、ストーリー上詳細を説明する必要性が皆無に近い為に実名をボカす形で両者の人物像が混合されたと思われる。 |
| + | **シーボルトにとって間違いなく恩人であるスチューレルだが、学術調査に関しては必ずしも協力的では無かったようで、それに立腹したシーボルトから'''決闘を申し込まれた'''エピソードも存在する。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |