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| :人間に対して厳しい態度を取るコーラルとは反対に、何事に対しても鷹揚で好奇心旺盛。その感性は下記の本性を含めて''まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」''と称されている。 | | :人間に対して厳しい態度を取るコーラルとは反対に、何事に対しても鷹揚で好奇心旺盛。その感性は下記の本性を含めて''まるで子供のような「誰よりも妖精らしい妖精」''と称されている。 |
| :反面、風の氏族としての能力を最大限に悪用した腹黒い陰謀家としての顔も持っている。これによって鏡の氏族や、モルガンにノクナレアを含めた数多くの有力者が死に追いやられた。だがしかし、彼女の本質は陰謀家ではなく'''「自分が一番に愛される」'''という妖精としての目的の下、「自分が一番に愛される環境、自分が一番輝いていられる世界」を維持しようとしているだけの、あまりにも[[ビーストⅢ/R|自己愛に振り切れ過ぎた八方美人]]。 | | :反面、風の氏族としての能力を最大限に悪用した腹黒い陰謀家としての顔も持っている。これによって鏡の氏族や、モルガンにノクナレアを含めた数多くの有力者が死に追いやられた。だがしかし、彼女の本質は陰謀家ではなく'''「自分が一番に愛される」'''という妖精としての目的の下、「自分が一番に愛される環境、自分が一番輝いていられる世界」を維持しようとしているだけの、あまりにも[[ビーストⅢ/R|自己愛に振り切れ過ぎた八方美人]]。 |
− | :「博愛主義で妖精と人間の共存を望むカリスマ」という顔は、その結果として生まれた表面上のもの。実際は行動の殆どが自分の益になるものを作りたいが故にやっていた事で、いくら優れた指導者の様に見えても、大まかには''『自分を差し置いて輝ける存在を潰し、後になったら罪も行為も忘れ去ってしまう』''というワンパターンで行動しているだけ。オーロラ陣営はそれによりピンチこそ凌げるものの、周囲に負担を強いる事自体は変わらず、結果としてブリテンの滅びは早まっていく。 | + | :「博愛主義で妖精と人間の共存を望むカリスマ」という顔は、その結果として生まれた表面上のもの。実際は行動の殆どが自分の益になるものを作りたいが故にやっていた事で、いくら優れた指導者の様に見えても、未来を考えず、権力に執着はなく、国を運営していく信念もない。ただ単に''「自分にとって邪魔なものを排除する」''事を繰り返して2000年間生きてきただけであり、全てを悟った[[スプリガン]]は「物の怪にも程がある」と評していた。 |
− | :未来を考えず、権力に執着はなく、国を運営していく信念もない。ただ単に上記のような「自分にとって邪魔なものを排除する」事を繰り返して2000年間生きてきただけであり、その事を悟った[[スプリガン]]は「物の怪にも程がある」と評していた。
| + | :というのも、『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』といった風の氏族の特性を良くも悪くも最も顕著に現した存在故に、オーロラは元より自分自身を高める事を全く知らない。その為、自分より目立つ者や自分を顧みず褒めようとしない者が現れれば、個人であれ一グループであれ''誰であろうと後先考えることなく隙をついて引き摺り落とすか、間接的に粛清する形で貶めるかして見捨てる''等の形で周りを排斥する。そうする事で例えその場におけるただ一時の瞬間であっても、自身の目的が達成されている事が彼女の行動指針の全て。その為なら刹那的に危険な行為も躊躇いなく行い、それでいて気が済めば今まで起きた一連の過程に介入していた事を忘却し、自分にとって都合が良い様に脳内補完してしまう。オーロラ陣営はそれによりピンチこそ凌げるものの、周囲に負担を強いる事自体は変わらず、結果としてブリテンの滅びは早まっていく。 |
− | :というのも、『そこにいるだけで完璧な存在』『誰よりも価値のある妖精』といった風の氏族の特性を良くも悪くも最も顕著に現した存在故に、自分自身を高める事は全く知らない。そのために自分より目立つ者や自分を顧みず褒めようとしない者が現れれば、個人であれ一グループであれ''誰であろうと後先考えることなく隙をついて引き摺り落とすか、間接的に粛清する形で貶めるかして見捨てる''等の形で周りを排斥する。そうする事で例えその場におけるただ一時の瞬間であっても、自身の目的が達成されている事が彼女の行動指針の全て。その為なら刹那的に危険な行為も躊躇いなく行い、それでいて気が済めば今まで起きた一連の過程に介入していた事を忘却し、自分にとって都合が良い様に脳内補完してしまう。 | |
| :また、上記のような善悪の認識だけでなく、損得勘定や責務等といった社会観念についても露ほども持ち合わせていない。自らの些細な言動がきっかけで予想以上の犠牲者が出たり事を荒立てたとしても、自分が原因だとは思わないまま放棄し、「周りが何とかしてくれる」とひたすら他人に任せっぱなしにしてしまう。 | | :また、上記のような善悪の認識だけでなく、損得勘定や責務等といった社会観念についても露ほども持ち合わせていない。自らの些細な言動がきっかけで予想以上の犠牲者が出たり事を荒立てたとしても、自分が原因だとは思わないまま放棄し、「周りが何とかしてくれる」とひたすら他人に任せっぱなしにしてしまう。 |
| :あらゆる言動を当人さえ「真実」だと本気で思い込むほどに自己否定を全くしない上に、領民たる妖精は元から疑うことを知らない者達ばかりで、人間の方も崇拝から来る極端な選民思想に染まっている事も『オーロラがそう言うのだから本当』という思い込みを後押ししているため、彼女の発言が口からの出任せなのかどうかの判断が可能なのは余程の知恵者に限られる。さらに強大な能力・権力を持つ故に、彼女の『本質』を知り得るものはまず一番長く身近に居続けられる者に限られるので、未然にその本性を看破できた者は片手で数えられる程度しかいなかった。 | | :あらゆる言動を当人さえ「真実」だと本気で思い込むほどに自己否定を全くしない上に、領民たる妖精は元から疑うことを知らない者達ばかりで、人間の方も崇拝から来る極端な選民思想に染まっている事も『オーロラがそう言うのだから本当』という思い込みを後押ししているため、彼女の発言が口からの出任せなのかどうかの判断が可能なのは余程の知恵者に限られる。さらに強大な能力・権力を持つ故に、彼女の『本質』を知り得るものはまず一番長く身近に居続けられる者に限られるので、未然にその本性を看破できた者は片手で数えられる程度しかいなかった。 |
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| :キャメロットの内通者。 | | :キャメロットの内通者。 |
| :「モルガンを倒す」という共通した目的のため水面下で密かにやり取りをしていたが、自身の気まぐれが通用しない相手なのもあって、警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係であった。 | | :「モルガンを倒す」という共通した目的のため水面下で密かにやり取りをしていたが、自身の気まぐれが通用しない相手なのもあって、警戒心を崩さない文字通り紙一重の関係であった。 |
− | :また、オーロラが「言った事を全て真実に変える」のに対し、オベロンは「言った事が全て嘘になる」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。ただ、オベロンの方は内心中身の無い自身との会話を楽しんでいたとか。 | + | :また、オーロラが「言った事を全て真実に変える」のに対し、オベロンは「言った事が全て嘘になる」対極の特性を持っており、互いにそこから来る一種の嫌悪感もあった模様。ただ彼の方は内心、中身の無いオーロラとの会話を楽しんでいたとか。 |
| ;[[ノクナレア]] | | ;[[ノクナレア]] |
| :モルガンに後継者として指名されていた王の氏族の長。 | | :モルガンに後継者として指名されていた王の氏族の長。 |