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| 出典 = マハーバーラタ
 
| 出典 = マハーバーラタ
 
| 地域 = インド
 
| 地域 = インド
| 属性 = 秩序・善(ApoおよびFGO)<br>中立・善(EXTRA) <br />中庸・善(EXTELLA)
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| 属性 = 秩序・善(ApoおよびFGO)<br>中立・善(EXTRA) <br>中庸・善(EXTELLA)
 
| 副属性 = 天
 
| 副属性 = 天
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
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:その後はアルジュナが「不出来で不要」と認識したものが消し飛ばされた後に送られる「果て」にて実体のない意識のみの状態で漂っており、そこへ降りてきた[[アシュヴァッターマン]]の協力を受けて、相当の苦艱と苦行に苛まれながらも神の領域へと至ったアルジュナに見合うだけの力を以て相対するべく修行を積む。打ち合いの果てに十分に力が馴染んだところで彼の霊核とシヴァ神の力を借り受けて再度現界を果たし、[[ラーマ]]からもヴィシュヌ神の力を借り受けたことでさらなる強化を受けた。
 
:その後はアルジュナが「不出来で不要」と認識したものが消し飛ばされた後に送られる「果て」にて実体のない意識のみの状態で漂っており、そこへ降りてきた[[アシュヴァッターマン]]の協力を受けて、相当の苦艱と苦行に苛まれながらも神の領域へと至ったアルジュナに見合うだけの力を以て相対するべく修行を積む。打ち合いの果てに十分に力が馴染んだところで彼の霊核とシヴァ神の力を借り受けて再度現界を果たし、[[ラーマ]]からもヴィシュヌ神の力を借り受けたことでさらなる強化を受けた。
 
:再び顔を合わせたアルジュナとの問答の末に、アルジュナの中でごく僅かながら燻っていた「人間性」を呼び覚ましたことで彼の持っていた「神としての完全性」を意図せずとも突き崩すことに成功し、お互いへの執心を露わにする。空前絶後の大決戦を辛うじて制した後は悔しさを滲ませるアルジュナへ言葉を掛け、「不完全でありながら完全を目指そうとする」その姿こそが正しかったのだと諭し、その最期を見届けた。しかしながら彼との戦闘で力を使い果たして限界が近づいていたこともあり、最後はラーマとアシュヴァッターマンに借り受けていた力と霊核を返却すると同時に主人公達へ後を託して消滅した。
 
:再び顔を合わせたアルジュナとの問答の末に、アルジュナの中でごく僅かながら燻っていた「人間性」を呼び覚ましたことで彼の持っていた「神としての完全性」を意図せずとも突き崩すことに成功し、お互いへの執心を露わにする。空前絶後の大決戦を辛うじて制した後は悔しさを滲ませるアルジュナへ言葉を掛け、「不完全でありながら完全を目指そうとする」その姿こそが正しかったのだと諭し、その最期を見届けた。しかしながら彼との戦闘で力を使い果たして限界が近づいていたこともあり、最後はラーマとアシュヴァッターマンに借り受けていた力と霊核を返却すると同時に主人公達へ後を託して消滅した。
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:2024年夏イベント『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』ではカルデアの同行者として登場し、続く奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』では主人公らと離れ離れになって[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕|キアラ]]の護衛に就くも、後に離反してカルデアと合流している。
 
:『Fate/EXTRA CCC』ではムーンセルの聖杯戦争に参加していたサーヴァントの一人。ジナコは黙っていたが、気付いていた桜の言葉で存在が発覚し、[[主人公 (EXTRA)]]に協力を求められるが、事情あって断る。後に[[BB]]の手に落ちたジナコのサーヴァントとして主人公の前に立ちはだかる。
 
:『Fate/EXTRA CCC』ではムーンセルの聖杯戦争に参加していたサーヴァントの一人。ジナコは黙っていたが、気付いていた桜の言葉で存在が発覚し、[[主人公 (EXTRA)]]に協力を求められるが、事情あって断る。後に[[BB]]の手に落ちたジナコのサーヴァントとして主人公の前に立ちはだかる。
 
:『Fate/EXTELLA』では『CCC』の聖杯戦争後、ムーンセルによって召喚されている。玉藻の前の副官として迎え入れられているが「道を踏み外せば臣下として討つ」と明言しており、基本的には放任主義を貫いている。
 
:『Fate/EXTELLA』では『CCC』の聖杯戦争後、ムーンセルによって召喚されている。玉藻の前の副官として迎え入れられているが「道を踏み外せば臣下として討つ」と明言しており、基本的には放任主義を貫いている。
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!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
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|[[ランサー]]||[[シロウ・コトミネ]]||B||C||A||B||D||EX||対魔力:C||貧者の見識:A<br />騎乗:A<br />無冠の武芸:-<br />魔力放出(炎):A<br />神性:A|| style="text-align:left; width:40%" |
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|[[ランサー]]||[[シロウ・コトミネ]]||B||C||A||B||D||EX||対魔力:C||貧者の見識:A<br>騎乗:A<br>無冠の武芸:-<br>魔力放出(炎):A<br>神性:A|| style="text-align:left; width:40%" |
 
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|[[ランサー]]<br />↓<br />[[エクストラクラス|ランチャー]]||[[ジナコ=カリギリ]]||B||A||A||B||A+||A++||対魔力:C<br />騎乗:B||貧者の見識:-<br />無冠の武芸:-<br />神性:A|| style="text-align:left" |ウィザードとして平均以下とされるジナコがマスターで、<br />なぜ『Apocrypha』時を上回る能力値を発揮できているかは不明。<br />ムーンセルでは知名度によるステータスの下落が無い為と推測される。<br />BBからのバックアップによる強化の可能性もある。<br />また、幸運のランクは自己申告であり、本来はもっと低いと思われる(内部データ的にはDランク相当)。
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|[[ランサー]]<br>↓<br>[[エクストラクラス|ランチャー]]||[[ジナコ=カリギリ]]||B||A||A||B||A+||A++||対魔力:C<br>騎乗:B||貧者の見識:-<br>無冠の武芸:-<br>神性:A|| style="text-align:left" |ウィザードとして平均以下とされるジナコがマスターで、<br>なぜ『Apocrypha』時を上回る能力値を発揮できているかは不明。<br>ムーンセルでは知名度によるステータスの下落が無い為と推測される。<br>BBからのバックアップによる強化の可能性もある。<br>また、幸運のランクは自己申告であり、本来はもっと低いと思われる(内部データ的にはDランク相当)。
 
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| rowspan="2" |[[ランサー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||B||C||A||B||D||EX||対魔力:C<br />騎乗:A<br />神性:A||貧者の見識:A<br />無冠の武芸:-<br />魔力放出(炎):A<br>喜捨の末:- || style="text-align:left; width:40%" |強化クエストクリアで「無冠の武芸」→「喜捨の末」に変化。
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| rowspan="2" |[[ランサー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||B||C||A||B||D||EX||対魔力:C<br>騎乗:A<br>神性:A||貧者の見識:A<br>無冠の武芸:-<br>魔力放出(炎):A<br>喜捨の末:- || style="text-align:left; width:40%" |強化クエストクリアで「無冠の武芸」→「喜捨の末」に変化。
 
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|[[主人公 (EXTRA)]]||B||A||A||B||A+||A++||対魔力:A<br />騎乗:B||無冠の武芸:-<br />神性:A|| style="text-align:left" |ゲーム内パラメーターでは貧者の見識と魔力放出があるので『Apocrypha』時とスキル数は変わらないと思われる。
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|[[主人公 (EXTRA)]]||B||A||A||B||A+||A++||対魔力:A<br>騎乗:B||無冠の武芸:-<br>神性:A|| style="text-align:left" |ゲーム内パラメーターでは貧者の見識と魔力放出があるので『Apocrypha』時とスキル数は変わらないと思われる。
 
|}
 
|}
    
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
;日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)
 
;日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)
:ランク:A<br />種別:対人(自身)宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
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:ランク:A<br>種別:対人(自身)宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人
 
:由来:彼の母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。
 
:由来:彼の母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。
 
:太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在であるため、この鎧は神々でさえ破壊は困難とされる。
 
:太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在であるため、この鎧は神々でさえ破壊は困難とされる。
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;梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)
 
;梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)
:ランク:A+<br />種別:対国宝具<br />レンジ:2~90<br />最大捕捉:600人
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:ランク:A+<br>種別:対国宝具<br>レンジ:2~90<br>最大捕捉:600人
 
:カルナがバラモンのパラシュラーマから授けられた対国宝具。クラスがアーチャーなら弓、他のクラスであれば別の飛び道具として再現されるが、ランサー時は「槍に炎熱を纏わせ投擲する」宝具となる。
 
:カルナがバラモンのパラシュラーマから授けられた対国宝具。クラスがアーチャーなら弓、他のクラスであれば別の飛び道具として再現されるが、ランサー時は「槍に炎熱を纏わせ投擲する」宝具となる。
 
:もとより広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲を炎熱の効果を付与することでさらに広め、威力を格段に上昇させており、その一撃は核兵器に例えられるほどの規模と破壊力を持つ。
 
:もとより広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲を炎熱の効果を付与することでさらに広め、威力を格段に上昇させており、その一撃は核兵器に例えられるほどの規模と破壊力を持つ。
153行目: 154行目:     
;日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)
 
;日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)
:ランク:EX(Apocrypha、Grand Order) /A++(CCC、EXTELLA) <br />種別:対神宝具(Apocrypha、Grand Order) /対軍・対神宝具(CCC)  <br />レンジ:2~5(Apocrypha、Grand Order) /40~99(CCC)  <br />最大捕捉: 1人(Apocrypha、Grand Order) /千単位(CCC)
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:ランク:EX(Apocrypha、Grand Order) /A++(CCC、EXTELLA) <br>種別:対神宝具(Apocrypha、Grand Order) /対軍・対神宝具(CCC)  <br>レンジ:2~5(Apocrypha、Grand Order) /40~99(CCC)  <br>最大捕捉: 1人(Apocrypha、Grand Order) /千単位(CCC)
 
:由来:インドラが黄金の鎧を奪う際、彼の姿勢が余りにも高潔であったため、 それに報いて与えた光槍。
 
:由来:インドラが黄金の鎧を奪う際、彼の姿勢が余りにも高潔であったため、 それに報いて与えた光槍。
 
:雷光でできた必滅の槍。黄金の鎧と引換に顕現し、絶大な防御力の代わりに強力な"対神"性能の槍を装備する。一撃のみの「光槍」であり、発動後は通常の槍へと立ち戻る。
 
:雷光でできた必滅の槍。黄金の鎧と引換に顕現し、絶大な防御力の代わりに強力な"対神"性能の槍を装備する。一撃のみの「光槍」であり、発動後は通常の槍へと立ち戻る。
386行目: 387行目:  
;[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕]]
 
;[[殺生院キアラ〔ムーンキャンサー〕]]
 
:期間限定イベント『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』で共演。カルナには珍しく、頼みごとを断った相手。
 
:期間限定イベント『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』で共演。カルナには珍しく、頼みごとを断った相手。
:ムーン・ドバイに飛ばされた際にカルナの漂着地点が彼女の所だった縁から「か弱い女性の護衛」を頼まれて引き受けていたが、途中からどう見ても「か弱い女性」ではなくなってきたため、護衛依頼を断って途中終了してマスターの側に戻ってきた。
+
:ムーン・ドバイに飛ばされた際、荒野で気絶していた所を助けられた恩から「か弱い女性の護衛」を頼まれて引き受けていたが、途中からどう見ても「か弱い女性」ではなくなってきたため、護衛依頼を断って途中終了してマスターの側に戻ってきた。
 +
:また、彼女が[[バーソロミュー・ロバーツ]]を愚弄するような台詞を吐いた際には怒りの表情を見せているも、当のバーソロミューによって制されている。
    
===Fate/EXTELLA===
 
===Fate/EXTELLA===
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==名台詞==
 
==名台詞==
 
===Fate/Apocrypha===
 
===Fate/Apocrypha===
;「お前と似た目をした男と、一度会ったことがある。<br /> その男は紛れもない英雄だった。……お前がその目でオレを見るならば、<br /> オレと戦うは偶然ではなく必然ということだ」
+
;「お前と似た目をした男と、一度会ったことがある。<br> その男は紛れもない英雄だった。……お前がその目でオレを見るならば、<br> オレと戦うは偶然ではなく必然ということだ」
 
:聖杯大戦で出会った、黒のセイバーを前にして。
 
:聖杯大戦で出会った、黒のセイバーを前にして。
 
:何かに苦しみながらも己の役割を全うしようとするセイバーの瞳に生前出会ったある英雄を思い出す。そして、聖杯大戦の開幕を告げるべく、両者の闘気は静かに燃え上がる。
 
:何かに苦しみながらも己の役割を全うしようとするセイバーの瞳に生前出会ったある英雄を思い出す。そして、聖杯大戦の開幕を告げるべく、両者の闘気は静かに燃え上がる。
   −
;「―ああ、オレは実に運が良い。<br /> 黒のセイバー、<br /> 初戦にお前と打ち合えた幸運を心から感謝しよう」
+
;「―ああ、オレは実に運が良い。<br> 黒のセイバー、<br> 初戦にお前と打ち合えた幸運を心から感謝しよう」
 
:好敵手への惜しみない賞賛。
 
:好敵手への惜しみない賞賛。
 
:「お前を打ち倒すのは我が剣であり、槍であって欲しい」という、無垢な少年の夢のような思いを込め、彼らは互いを称える。
 
:「お前を打ち倒すのは我が剣であり、槍であって欲しい」という、無垢な少年の夢のような思いを込め、彼らは互いを称える。
   −
;「―――なるほど。苛烈だな、<ruby><rb>串刺し公</rb><rt>カズィクル・ベイ</rt></ruby>よ。お前にとって、この杭は攻撃であり防御であり、示威であり恐怖なのか。<br /> 領地を定め、城を定め、守るべき物を定め、つまりお前はただ一騎で国家を形成しようとしている。<br /> 祖国への愛が為せる業か。あるいは<ruby><rb>為政者</rb><rt>おう</rt></ruby>としての責任感故か。<br /> だが、ここには従えるべき配下がいないぞ?王とは孤高であるべきかもしれぬ。だが、供回りのおらぬ王など存在しない。<br /> ……失策だったな、串刺し公。<br /> オレは英霊だ、国を相手取っても恐れはせん」
+
;「―――なるほど。苛烈だな、<ruby><rb>串刺し公</rb><rt>カズィクル・ベイ</rt></ruby>よ。お前にとって、この杭は攻撃であり防御であり、示威であり恐怖なのか。<br> 領地を定め、城を定め、守るべき物を定め、つまりお前はただ一騎で国家を形成しようとしている。<br> 祖国への愛が為せる業か。あるいは<ruby><rb>為政者</rb><rt>おう</rt></ruby>としての責任感故か。<br> だが、ここには従えるべき配下がいないぞ?王とは孤高であるべきかもしれぬ。だが、供回りのおらぬ王など存在しない。<br> ……失策だったな、串刺し公。<br> オレは英霊だ、国を相手取っても恐れはせん」
 
:黒のランサーとの戦闘時。
 
:黒のランサーとの戦闘時。
   459行目: 461行目:  
:領王の誇りを称えながらも、不遜なまでの戦意を以て対峙し、自らの手で獲る事を決意する。だが……
 
:領王の誇りを称えながらも、不遜なまでの戦意を以て対峙し、自らの手で獲る事を決意する。だが……
   −
;「―執念、怨念、あるいは妄念か。<br /> 魔術師でもなく、英雄でもなくなったお前は最早、誰でもない。<br /> 『己ではない誰か』に為ったお前の苦痛は生半可なものではあるまい。<br /> 未練を残すな、怪物。<ruby><rb>疾</rb><rt>と</rt></ruby>く消え去るがいい」
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;「―執念、怨念、あるいは妄念か。<br> 魔術師でもなく、英雄でもなくなったお前は最早、誰でもない。<br> 『己ではない誰か』に為ったお前の苦痛は生半可なものではあるまい。<br> 未練を残すな、怪物。<ruby><rb>疾</rb><rt>と</rt></ruby>く消え去るがいい」
 
:吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。
 
:吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。
 
:「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。出来るのは、これ以上の屈辱を味わわせることなく、塵に帰すことだけであった。
 
:「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。出来るのは、これ以上の屈辱を味わわせることなく、塵に帰すことだけであった。
   −
;「聖杯戦争において、マスターは魔力供給と令呪を以て英霊を使役する。<br /> だが、<ruby><rb>我々</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>にもマスターを選ぶ権利はある。<br><ruby><rb>彼</rb><rt>キャスター</rt></ruby>のマスターが如何なる存在であったかは知らないが……その選択は尊重されて然るべきだろう、大賢者よ」
+
;「聖杯戦争において、マスターは魔力供給と令呪を以て英霊を使役する。<br> だが、<ruby><rb>我々</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>にもマスターを選ぶ権利はある。<br><ruby><rb>彼</rb><rt>キャスター</rt></ruby>のマスターが如何なる存在であったかは知らないが……その選択は尊重されて然るべきだろう、大賢者よ」
 
: 黒のアーチャーが黒のキャスターの寝返りを制止しようと射た矢を神槍で弾き、彼を見据えて述べる正論。
 
: 黒のアーチャーが黒のキャスターの寝返りを制止しようと射た矢を神槍で弾き、彼を見据えて述べる正論。
   −
;「……確かにマスターは変わったが。<br /> オレを召喚しようと決意し、助力を乞おうとしたのは、他ならぬあのマスター達の1人に違いない。<br /> そして、オレのマスターは滅びかけた肉体でなお聖杯を望んでいる。<br /> ならば、オレはこの槍を振るうだけだ。<br /> それが願いであり、召喚されたオレへの報酬だ」
+
;「……確かにマスターは変わったが。<br> オレを召喚しようと決意し、助力を乞おうとしたのは、他ならぬあのマスター達の1人に違いない。<br> そして、オレのマスターは滅びかけた肉体でなお聖杯を望んでいる。<br> ならば、オレはこの槍を振るうだけだ。<br> それが願いであり、召喚されたオレへの報酬だ」
 
:シロウと真実を知った赤のサーヴァント達の問答の場で。
 
:シロウと真実を知った赤のサーヴァント達の問答の場で。
 
:他のサーヴァント達がシロウをマスターとして認める方に動いていく中で、神の瞳でシロウを見据えながら、変わらず「マスター」への忠義を誓う。
 
:他のサーヴァント達がシロウをマスターとして認める方に動いていく中で、神の瞳でシロウを見据えながら、変わらず「マスター」への忠義を誓う。
490行目: 492行目:  
:上記の返答に対しジークが重ねて問うた際の返答。その余りに清廉な在り方に、――どこが傲慢なのだろう、と[[ジーク|三]][[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|人]][[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|は]]ただ唖然とする。
 
:上記の返答に対しジークが重ねて問うた際の返答。その余りに清廉な在り方に、――どこが傲慢なのだろう、と[[ジーク|三]][[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|人]][[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|は]]ただ唖然とする。
   −
;「見事だ。お前の剣からは、護るべきものを持つ戦士の気迫が伝わってくる。<br /> どうやらお前を仕留めるには、今のままでは不足らしい。<br />  ――故に。オレはお前を討ち倒すための、絶対破壊の一撃が必要だ」
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;「見事だ。お前の剣からは、護るべきものを持つ戦士の気迫が伝わってくる。<br> どうやらお前を仕留めるには、今のままでは不足らしい。<br>  ――故に。オレはお前を討ち倒すための、絶対破壊の一撃が必要だ」
 
:アニメ22話より。本来不可能であるはずの宝具の連続使用で以って対国宝具『梵天よ、我を呪え』を跳ね除けてみせたジークに対して。
 
:アニメ22話より。本来不可能であるはずの宝具の連続使用で以って対国宝具『梵天よ、我を呪え』を跳ね除けてみせたジークに対して。
 
:三分という制限時間の中で彼を確実に討ち倒すため、日輪の半神は切り札の発動を宣言する。
 
:三分という制限時間の中で彼を確実に討ち倒すため、日輪の半神は切り札の発動を宣言する。
   −
;「黒のセイバーをその身に宿す戦士。その名を聞きたい」<br />「いい名だ。ではこの第二の生において最大最強の我が好敵手に、最上の敬意を以ってこの一撃を捧げよう!」
+
;「黒のセイバーをその身に宿す戦士。その名を聞きたい」<br>「いい名だ。ではこの第二の生において最大最強の我が好敵手に、最上の敬意を以ってこの一撃を捧げよう!」
 
:同上。『日輪よ、死に随え』、解放。
 
:同上。『日輪よ、死に随え』、解放。
 
:かつて異父兄弟を思い起こさせた黒のセイバーではなく、数奇な運命によりその力を身に宿した[[ジーク|一人の戦士]]に向け、全てを滅ぼす絶対破壊の一撃を捧ぐ。
 
:かつて異父兄弟を思い起こさせた黒のセイバーではなく、数奇な運命によりその力を身に宿した[[ジーク|一人の戦士]]に向け、全てを滅ぼす絶対破壊の一撃を捧ぐ。
513行目: 515行目:     
;「真の英雄は眼で殺す!」
 
;「真の英雄は眼で殺す!」
:宝具『梵天よ、地を覆え』、発動。<br>妙な笑いを誘う台詞だが、'''本当に目からビームを放つ'''。<br>高威力かつ1ターンに2度使用することもままあるので、直撃すれば言葉通りの状態にされるだろう。なお、このスキルの使用をきっかけに、ジナコから「ビームの英霊ランチャー」と呼ばれることとなる。
+
:宝具『梵天よ、地を覆え』、発動。妙な笑いを誘う台詞だが、'''本当に目からビームを放つ'''。
 +
:高威力かつ1ターンに2度使用することもままあるので、直撃すれば言葉通りの状態にされるだろう。なお、このスキルの使用をきっかけに、ジナコから「ビームの英霊ランチャー」と呼ばれることとなる。
 
:正しくは「'''武具など無粋。真の英雄は眼で殺す……!'''」だったが、尺の関係で前半がカットされたとのこと<ref group="出" name="『Fate EXTRA material』p.172" />。
 
:正しくは「'''武具など無粋。真の英雄は眼で殺す……!'''」だったが、尺の関係で前半がカットされたとのこと<ref group="出" name="『Fate EXTRA material』p.172" />。
 
:なお「目で殺す」とは本来は色目を使って相手を悩殺することである。
 
:なお「目で殺す」とは本来は色目を使って相手を悩殺することである。
609行目: 612行目:     
====本編====
 
====本編====
;「……確かにおまえの言う通りかもしれない。オレは忠実であろうという病に罹患している。<br /> 望んだモノを立ち所に見抜くのは、看護師という職業故か。」<br />ナイチンゲール「いいえ、貴方が分かりやすいだけです。」<br />「……………………………………………………………………<br /> …………………………………………………………なるほど。」
+
;「……確かにおまえの言う通りかもしれない。オレは忠実であろうという病に罹患している。<br> 望んだモノを立ち所に見抜くのは、看護師という職業故か。」<br>ナイチンゲール「いいえ、貴方が分かりやすいだけです。」<br>「……………………………………………………………………<br> …………………………………………………………なるほど。」
 
:第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」にて、[[ナイチンゲール]]からの指摘にジナコの時と同様凹むカルナ。
 
:第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」にて、[[ナイチンゲール]]からの指摘にジナコの時と同様凹むカルナ。
 
:他人の欠点や秘密を悪意なく話題に出して怒られるのが常の彼だが、自分が逆のことをされると非常に弱い模様。
 
:他人の欠点や秘密を悪意なく話題に出して怒られるのが常の彼だが、自分が逆のことをされると非常に弱い模様。
 
:どうしてこういうところだけ豆腐メンタルなのか…『嫌いなもの:コミュ力という言葉』は伊達ではない。
 
:どうしてこういうところだけ豆腐メンタルなのか…『嫌いなもの:コミュ力という言葉』は伊達ではない。
   −
;「どれほど自らに負い目があり、屈折した自己嫌悪があり、時に小心から悪事を成すことがあるとしても。<br /> 何かを打倒することでしか救えぬ英雄と異なり、おまえの発明はあらゆる人間を救ってきた。<br /> おまえの言葉ではないがな。最終的に、おまえは本当に、世界を照らす光となった。<br /> その希望を、その成果を糧に立ち上がれ。状況は最悪だが、終わった訳ではないだろう?」
+
;「どれほど自らに負い目があり、屈折した自己嫌悪があり、時に小心から悪事を成すことがあるとしても。<br> 何かを打倒することでしか救えぬ英雄と異なり、おまえの発明はあらゆる人間を救ってきた。<br> おまえの言葉ではないがな。最終的に、おまえは本当に、世界を照らす光となった。<br> その希望を、その成果を糧に立ち上がれ。状況は最悪だが、終わった訳ではないだろう?」
 
:自らの過ちを省み、すっかり弱気になってしまった[[トーマス・エジソン|エジソン]]に向けカルナは告げる。
 
:自らの過ちを省み、すっかり弱気になってしまった[[トーマス・エジソン|エジソン]]に向けカルナは告げる。
 
:普段は多くを語らない彼がこうも多弁になるのは、余程に思う事がある故か、いつかの誰かの言葉があったからか。
 
:普段は多くを語らない彼がこうも多弁になるのは、余程に思う事がある故か、いつかの誰かの言葉があったからか。
   −
;「無論だ。正しく生きようと願うものがいるかぎり、オレは彼らを庇護し続ける。<br /> この力はそのために与えられたもの。我が父、我が命がある限り、日輪は不滅と知れ。」
+
;「無論だ。正しく生きようと願うものがいるかぎり、オレは彼らを庇護し続ける。<br> この力はそのために与えられたもの。我が父、我が命がある限り、日輪は不滅と知れ。」
 
:第五特異点でアルジュナに「カルナは世界を救おうとする」と言われての返答。
 
:第五特異点でアルジュナに「カルナは世界を救おうとする」と言われての返答。
   −
;「……そうだな、アルジュナ。オレもお前も、癒えることのない<ruby><rb>宿婀</rb><rt>しゅくあ</rt></ruby>に囚われているようだ。」<br /> 「ああ。」<br />「――だからこそ、それは歓喜。」<br /> 「この世界に神はなく、呪いもなく、宿命すらもない。」
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;「……そうだな、アルジュナ。オレもお前も、癒えることのない<ruby><rb>宿婀</rb><rt>しゅくあ</rt></ruby>に囚われているようだ。」<br> 「ああ。」<br>「――だからこそ、それは歓喜。」<br> 「この世界に神はなく、呪いもなく、宿命すらもない。」
 
:おそらく二度とは無いカルナとアルジュナの同時現界。
 
:おそらく二度とは無いカルナとアルジュナの同時現界。
 
:アルジュナの望みを知っているカルナは、人類の救済という理由などでアルジュナが止まらない事も知っていた。
 
:アルジュナの望みを知っているカルナは、人類の救済という理由などでアルジュナが止まらない事も知っていた。
 
:そしてカルナ自身も一人の武人として、そんな言い訳をすることは無い。
 
:そしてカルナ自身も一人の武人として、そんな言い訳をすることは無い。
   −
;「腐れ縁だが、付き合いは誰よりも長いのがオレたちだ。その縁に免じて、一つだけ約束しろ。<br /> オレを討った時は本来の英霊としての責務を果たせ。その『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』で世界を救え。<br /> ……言いたくはないのだがな。その手の仕事は、貴様の方が遙かに上手い。」<br /> アルジュナ「……いいだろう。だが決した後、それを敗北の理由にしない事だ。」<br /> 「まさか。敗北のために戦う事はない。この槍に誓って、この<ruby><rb>肉体</rb><rt>よろい</rt></ruby>に誓って。父と母に誓って――勝利を奪う。」
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;「腐れ縁だが、付き合いは誰よりも長いのがオレたちだ。その縁に免じて、一つだけ約束しろ。<br> オレを討った時は本来の英霊としての責務を果たせ。その『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』で世界を救え。<br> ……言いたくはないのだがな。その手の仕事は、貴様の方が遙かに上手い。」<br> アルジュナ「……いいだろう。だが決した後、それを敗北の理由にしない事だ。」<br> 「まさか。敗北のために戦う事はない。この槍に誓って、この<ruby><rb>肉体</rb><rt>よろい</rt></ruby>に誓って。父と母に誓って――勝利を奪う。」
 
:あくまで個人的な理由でアルジュナに決闘を『許した』カルナ。その代償として求めたのは、己が倒れた時の代行だった。それは後に、己の対極にあり敵であったカルナという男を最後まで理解できなかったアルジュナにとっての、紛れも無い救いとなった。
 
:あくまで個人的な理由でアルジュナに決闘を『許した』カルナ。その代償として求めたのは、己が倒れた時の代行だった。それは後に、己の対極にあり敵であったカルナという男を最後まで理解できなかったアルジュナにとっての、紛れも無い救いとなった。
   634行目: 637行目:  
:『Fate/stay night』でのクー・フーリンの言峰綺礼への発言や生前の自分の死に様がそのまま言葉に乗って返ってくる形となってしまった。
 
:『Fate/stay night』でのクー・フーリンの言峰綺礼への発言や生前の自分の死に様がそのまま言葉に乗って返ってくる形となってしまった。
   −
;「ほう、そうなのか。オレはむしろ、対抗する気で来たのだが。」<br />「アルジュナ、話は最後まで聞くものだ。どうやらオレは、一言少ないらしいのでな。<br /> 元より多弁ではないが、この状況でおまえに誤解をさせるべきではない。」<br />「……つまり、これは競争だ。直接戦うのではなく、彼らをどれだけ打ち負かしたかで競い合う、言うなれば狩りの競争だ。<br /> <ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリヤ</rt></ruby>なら誰しも覚えがあるものだろう? それは決して糺されることのない、健全な争いだ。」
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;「ほう、そうなのか。オレはむしろ、対抗する気で来たのだが。」<br>「アルジュナ、話は最後まで聞くものだ。どうやらオレは、一言少ないらしいのでな。<br> 元より多弁ではないが、この状況でおまえに誤解をさせるべきではない。」<br>「……つまり、これは競争だ。直接戦うのではなく、彼らをどれだけ打ち負かしたかで競い合う、言うなれば狩りの競争だ。<br> <ruby><rb>戦士</rb><rt>クシャトリヤ</rt></ruby>なら誰しも覚えがあるものだろう? それは決して糺されることのない、健全な争いだ。」
 
:終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」にて。魔神柱たちを食い止めるため、己の感情を押し殺して戦おうとしたアルジュナに対して。
 
:終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」にて。魔神柱たちを食い止めるため、己の感情を押し殺して戦おうとしたアルジュナに対して。
 
:共闘でなくとも、競い合うことでもこの戦況を切り拓くことができると、カルナなりに言葉にして見せる。
 
:共闘でなくとも、競い合うことでもこの戦況を切り拓くことができると、カルナなりに言葉にして見せる。
 
:<del>ついでに最終決戦そっちのけで魔神柱狩りに興じていた全国のマスター達にもその言葉が響いた。</del>
 
:<del>ついでに最終決戦そっちのけで魔神柱狩りに興じていた全国のマスター達にもその言葉が響いた。</del>
   −
;「いつかは来る。だが、いつかは分からないと。<br /> 千年、二千年、月日がオレたちの想いを更地にするまでは、と思っていたが……。」
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;「いつかは来る。だが、いつかは分からないと。<br> 千年、二千年、月日がオレたちの想いを更地にするまでは、と思っていたが……。」
 
:同上。最終決戦で再邂逅したアルジュナに「いつかこういう日が訪れると思ったか?」と聞かれての台詞。想定していたよりも早くその日は訪れた。
 
:同上。最終決戦で再邂逅したアルジュナに「いつかこういう日が訪れると思ったか?」と聞かれての台詞。想定していたよりも早くその日は訪れた。
   −
;「……そう。おまえはオレを憎いと思っている―――それでいい。<br /> オレとて聖人などではない。憎まれれば憤りを感じることもある。<br /> だが、それは正しい憎しみ、正しい憤りだ。決して特別なものではない。<br /> そして、<ruby><rb>特別ではない事とは、悪ではない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br /> 己を誤魔化すな、アルジュナ。そうせずとも、オレたちは横に並ぶことはできる。<br /> かつて彼女が望んだ<ruby><rb>光景</rb><rt>モノ</rt></ruby>とは異なるだろうが……。」
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;「……そう。おまえはオレを憎いと思っている―――それでいい。<br> オレとて聖人などではない。憎まれれば憤りを感じることもある。<br> だが、それは正しい憎しみ、正しい憤りだ。決して特別なものではない。<br> そして、<ruby><rb>特別ではない事とは、悪ではない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 己を誤魔化すな、アルジュナ。そうせずとも、オレたちは横に並ぶことはできる。<br> かつて彼女が望んだ<ruby><rb>光景</rb><rt>モノ</rt></ruby>とは異なるだろうが……。」
 
:自分たちの抱く感情が決して特別なものではないこと、そして特別でないことは決して悪いことではないことをアルジュナに説く。
 
:自分たちの抱く感情が決して特別なものではないこと、そして特別でないことは決して悪いことではないことをアルジュナに説く。
 
:「特別ではないこと」は無価値ではない。それを知るカルナだからこそ、この言葉が出てきたのだろう。
 
:「特別ではないこと」は無価値ではない。それを知るカルナだからこそ、この言葉が出てきたのだろう。
   −
;「それから……うむ。稀にではあるが、英霊となった後で意識が変革する事は絶無ではない。<br /> 今までのオレであれば、おまえに対抗するとだけ告げて殺し合いに至ったかもしれん。」
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;「それから……うむ。稀にではあるが、英霊となった後で意識が変革する事は絶無ではない。<br> 今までのオレであれば、おまえに対抗するとだけ告げて殺し合いに至ったかもしれん。」
;「それもあるが、全てではない。<br /> こうして自慢するのは恥ずかしいが、オレは絶え間の無い幸運に恵まれている。」<br />「恵まれている。特にマスター運など最たるものだ。<br /> 遠い記憶となっても、心に響いた<ruby><rb>言葉</rb><rt>もの</rt></ruby>が残り続けているのだから。」
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;「それもあるが、全てではない。<br> こうして自慢するのは恥ずかしいが、オレは絶え間の無い幸運に恵まれている。」<br>「恵まれている。特にマスター運など最たるものだ。<br> 遠い記憶となっても、心に響いた<ruby><rb>言葉</rb><rt>もの</rt></ruby>が残り続けているのだから。」
 
:同上。いくつかの出会いを経て、自らが変わったことを意識する。
 
:同上。いくつかの出会いを経て、自らが変わったことを意識する。
 
:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]との縁だけではなく、ここではない別の世界で[[ジナコ=カリギリ|特別ではない、ただ一人の人間]]が残した言葉は、今もカルナの<ruby><rb>霊基</rb><rt>たましい</rt></ruby>に深く刻み込まれている。
 
:[[主人公 (Grand Order)|マスター]]との縁だけではなく、ここではない別の世界で[[ジナコ=カリギリ|特別ではない、ただ一人の人間]]が残した言葉は、今もカルナの<ruby><rb>霊基</rb><rt>たましい</rt></ruby>に深く刻み込まれている。
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====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
 
;「へいよーかるでらっくす。」
 
;「へいよーかるでらっくす。」
:幕間の物語「施しの英霊」にて。出会い頭に主人公といきなり謎の挨拶を交わすカルナだが、本人は至極真面目である。<br />直後に、この挨拶はマシュによって使用禁止となった。
+
:幕間の物語「施しの英霊」にて。出会い頭に主人公といきなり謎の挨拶を交わすカルナだが、本人は至極真面目である。<br>直後に、この挨拶はマシュによって使用禁止となった。
   −
;「アルジュナに問いを投げかける<ruby><rb>敵対者</rb><rt>エネミー</rt></ruby>。それがオレの役割だ。<br /> 問おう、我が仇敵よ。“おまえは、何者だ?”」
+
;「アルジュナに問いを投げかける<ruby><rb>敵対者</rb><rt>エネミー</rt></ruby>。それがオレの役割だ。<br> 問おう、我が仇敵よ。“おまえは、何者だ?”」
:アルジュナの幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。アルジュナの夢の中でも彼は立ち塞がり、問いを投げかける。<br />なお、このシナリオに登場するカルナはアルジュナが記憶をもとに形成した別人格であるため、厳密にはカルナ本人の発言ではない。
+
:アルジュナの幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて。アルジュナの夢の中でも彼は立ち塞がり、問いを投げかける。<br>なお、このシナリオに登場するカルナはアルジュナが記憶をもとに形成した別人格であるため、厳密にはカルナ本人の発言ではない。
   −
;「……それは嘘だな。」<br />「虚言を弄するな、アルジュナ。おまえはサーヴァントとして致命的な部分を一つ、失念している。<br /> それがある限り、おまえは真のサーヴァントではない。」
+
;「……それは嘘だな。」<br>「虚言を弄するな、アルジュナ。おまえはサーヴァントとして致命的な部分を一つ、失念している。<br> それがある限り、おまえは真のサーヴァントではない。」
:同上。「私はマスターのサーヴァントだ」というアルジュナの返答に対して。<br />彼には英霊として致命的な「何か」が欠けていると説いたうえで更に深淵に向かうよう促し、自身も同行する。
+
:同上。「私はマスターのサーヴァントだ」というアルジュナの返答に対して。<br>彼には英霊として致命的な「何か」が欠けていると説いたうえで更に深淵に向かうよう促し、自身も同行する。
   −
;「玉座に座り、嘲弄の笑みを零す。<br /> 戦士としての路を外れることを恐れもしない。<br /> それこそが、<ruby><rb>“黒”</rb><rt>クリシュナ</rt></ruby>。<br /> アルジュナ、おまえの抱える闇そのもの……そうか?」<br />「そうだ、クリシュナ。<br /> ヴィシュヌ神の<ruby><rb>化身</rb><rt>アヴァター</rt></ruby>であり、マハーバーラタにおいて、アルジュナの味方についた男。<br /> 彼は間違いなく存在した。オレたちの軍を翻弄した大英雄の一人だ。<br /> アルジュナの戦車を引く御者を務めていた、とも。<br /> ……だが、それとは知られない、もう一人のクリシュナが、此処に巣食っていた。」
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;「玉座に座り、嘲弄の笑みを零す。<br> 戦士としての路を外れることを恐れもしない。<br> それこそが、<ruby><rb>“黒”</rb><rt>クリシュナ</rt></ruby>。<br> アルジュナ、おまえの抱える闇そのもの……そうか?」<br>「そうだ、クリシュナ。<br> ヴィシュヌ神の<ruby><rb>化身</rb><rt>アヴァター</rt></ruby>であり、マハーバーラタにおいて、アルジュナの味方についた男。<br> 彼は間違いなく存在した。オレたちの軍を翻弄した大英雄の一人だ。<br> アルジュナの戦車を引く御者を務めていた、とも。<br> ……だが、それとは知られない、もう一人のクリシュナが、此処に巣食っていた。」
 
:深淵にて待ち受けるものの正体。かつて彼を翻弄した大英雄とは名を同じくするそれは、宿敵アルジュナが抱える闇そのものの姿である。
 
:深淵にて待ち受けるものの正体。かつて彼を翻弄した大英雄とは名を同じくするそれは、宿敵アルジュナが抱える闇そのものの姿である。
   −
;「言うべきだ、アルジュナ。<br /> 正しい答えなど存在しない。最後まで、その信条にしがみつくしかない。<br /> 迷うこともあるだろう。だからこそ、オレたちはマスターと共に歩まねばならない。<br /> この迷いと共に、サーヴァントは第二の生を生きなければならないのだ。<br /> 今やおまえは、生前のアルジュナですら辿り着けなかった領域に居るのだから。」
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;「言うべきだ、アルジュナ。<br> 正しい答えなど存在しない。最後まで、その信条にしがみつくしかない。<br> 迷うこともあるだろう。だからこそ、オレたちはマスターと共に歩まねばならない。<br> この迷いと共に、サーヴァントは第二の生を生きなければならないのだ。<br> 今やおまえは、生前のアルジュナですら辿り着けなかった領域に居るのだから。」
 
:自身の「邪悪」を受け入れようとするアルジュナ、それを拒もうとするクリシュナに対して。カルナは受け入れるように進言する。そしてアルジュナは己への呪いとなり得る言葉を口にした―――すなわち、「あの矢を放ったのは、俺だ」と。
 
:自身の「邪悪」を受け入れようとするアルジュナ、それを拒もうとするクリシュナに対して。カルナは受け入れるように進言する。そしてアルジュナは己への呪いとなり得る言葉を口にした―――すなわち、「あの矢を放ったのは、俺だ」と。
    
====イベント====
 
====イベント====
;「…………カニとはな。横にしか歩けない人生は、辛くはないか……?<br /> つねに相手の顔を見続けるその気概は、武芸者として見習うべきではあるが……<br /> そしてヤドカリ……自らの住み処を背負うとは……移動型ひきこもり……ジナコも見習うべきだな。」
+
;「…………カニとはな。横にしか歩けない人生は、辛くはないか……?<br> つねに相手の顔を見続けるその気概は、武芸者として見習うべきではあるが……<br> そしてヤドカリ……自らの住み処を背負うとは……移動型ひきこもり……ジナコも見習うべきだな。」
 
:「カルデアサマーメモリー」にて、漂流した島にいたヤドカリ達を見ての一言。
 
:「カルデアサマーメモリー」にて、漂流した島にいたヤドカリ達を見ての一言。
 
:さらっとジナコの話題を出しているが、『Grand Order』で召喚されたサーヴァントたちの状態からすると元マスターの事をこうも鮮明に覚えているのは珍しい。それだけカルナにとって記憶に残るマスターだったのだろう。
 
:さらっとジナコの話題を出しているが、『Grand Order』で召喚されたサーヴァントたちの状態からすると元マスターの事をこうも鮮明に覚えているのは珍しい。それだけカルナにとって記憶に残るマスターだったのだろう。
   −
;「オレも詳しくはないのだが、祭典での戦いはシミュレーターを利用したものだそうだ。<br /> 命の奪い合いをせずに力比べが叶う、という事らしい。現代の技術にはいつも驚かされてばかりだ。<br /> 思えばジナコが興じているゲームにしてもそうだ。電子の動きを利用する事で疑似的な知能を発生させて、音を鳴らし、画を動かすという。脳裏に浮かぶ伝説の様子さえ、虚像として浮かばせる。」
+
;「オレも詳しくはないのだが、祭典での戦いはシミュレーターを利用したものだそうだ。<br> 命の奪い合いをせずに力比べが叶う、という事らしい。現代の技術にはいつも驚かされてばかりだ。<br> 思えばジナコが興じているゲームにしてもそうだ。電子の動きを利用する事で疑似的な知能を発生させて、音を鳴らし、画を動かすという。脳裏に浮かぶ伝説の様子さえ、虚像として浮かばせる。」
 
:「ネロ祭再び」にて、アルジュナにシミュレーターを用いたカルデアの戦闘システムについて話す。そしてジナコの話題に逸れてゆく。
 
:「ネロ祭再び」にて、アルジュナにシミュレーターを用いたカルデアの戦闘システムについて話す。そしてジナコの話題に逸れてゆく。
 
:元マスターのことを知らない弟に対してジナコの話をする辺り、やっぱり空気が読めてないカルナさんである。
 
:元マスターのことを知らない弟に対してジナコの話をする辺り、やっぱり空気が読めてないカルナさんである。
 
:というよりイベント毎にこうも自然と名前を出すカルナは『CCC』の記憶が丸々残っているようにも見える。
 
:というよりイベント毎にこうも自然と名前を出すカルナは『CCC』の記憶が丸々残っているようにも見える。
   −
;「バレンタイン……! な、なるほど。<br /> そのような粋な風習がある、とは聞いていたが……今日がその日だったんだな……<br /> “ボクたちには関係のないイベントッス”と、この手の行事に詳しい女性に教わったのだが、すっかり失念していた。<br /> スタッフには悪い事をしてしまったな……。」
+
;「バレンタイン……! な、なるほど。<br> そのような粋な風習がある、とは聞いていたが……今日がその日だったんだな……<br> “ボクたちには関係のないイベントッス”と、この手の行事に詳しい女性に教わったのだが、すっかり失念していた。<br> スタッフには悪い事をしてしまったな……。」
:「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」にて。<br />自身以外にもラーマやジェロニモら第五特異点で関わった面々がチョコレートを手渡される姿を目撃して「敵勢力の謀かその予兆ではないか?」と警戒するが、だいたいいつものカルナさんである。
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:「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」にて。
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:自身以外にもラーマやジェロニモら第五特異点で関わった面々がチョコレートを手渡される姿を目撃して「敵勢力の謀かその予兆ではないか?」と警戒するが、だいたいいつものカルナさんである。
   −
;「――――。<br /> ――――――――――――。<br /> そうか。少しばかり席を外す。<br /> ここで待っていてくれ。いいな、決して移動するなよ。」
+
;「――――。<br> ――――――――――――。<br> そうか。少しばかり席を外す。<br> ここで待っていてくれ。いいな、決して移動するなよ。」
 
:チョコレートを渡したときの反応。暫く沈黙が続いたのち、その場で待っていろと告げて一旦どこかへ姿を消すと……。
 
:チョコレートを渡したときの反応。暫く沈黙が続いたのち、その場で待っていろと告げて一旦どこかへ姿を消すと……。
   −
;「待たせたな。準備のない男で恥ずかしいかぎりだが、こちらを受け取ってくれ。」<br />「ああ。持ち合わせで作ったものだが、うまく出来ているだろう? オレには珍しく会心の出来だ。<br /> ダ・ヴィンチに手伝ってもらったものだが、それでもオレの手によるものだと自負している。」
+
;「待たせたな。準備のない男で恥ずかしいかぎりだが、こちらを受け取ってくれ。」<br>「ああ。持ち合わせで作ったものだが、うまく出来ているだろう? オレには珍しく会心の出来だ。<br> ダ・ヴィンチに手伝ってもらったものだが、それでもオレの手によるものだと自負している。」
:カルナからのお返し礼装「落陽のピアス」は'''黄金の鎧の一部を鍛え直して作ったもの'''。<br />いつになく自信満々なカルナだが、どう考えても人に気安く与えるような代物でないのは確かである。<br />一方で弟はというと、返礼にカルナの死因たる一矢を預けていたのでこちらも大概ではあった。
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:カルナからのお返し礼装「落陽のピアス」は'''黄金の鎧の一部を鍛え直して作ったもの'''。
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:いつになく自信満々なカルナだが、どう考えても人に気安く与えるような代物でないのは確かである。一方でアルジュナはというと、返礼にカルナの死因たる一矢を預けていたのでこちらも大概ではあった。
    
;「くらえ!
 
;「くらえ!
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===Fate/EXTELLA LINK===
 
===Fate/EXTELLA LINK===
;「今のオレは、我が主の敵を滅ぼす一片の槍。我が日輪の煌めきを恐れぬならば、かかってくるがいい。」<br />「これが我が主、大帝の力だ。手向かえば、苦しみが長引くだけと知れ。」
+
;「今のオレは、我が主の敵を滅ぼす一片の槍。我が日輪の煌めきを恐れぬならば、かかってくるがいい。」<br>「これが我が主、大帝の力だ。手向かえば、苦しみが長引くだけと知れ。」
 
:一日目、帝都にて。ネロたちのローマを侵攻する勢力を率いていた男、それこそがカルナだった。
 
:一日目、帝都にて。ネロたちのローマを侵攻する勢力を率いていた男、それこそがカルナだった。
 
:以前カルナを陣営の副官として雇っていた玉藻の前はショックを受けるが、かつての仲間であれ今の彼にとっては敵でしかない。“天声同化”により、カルナはカルナのまま、彼らを滅ぼさんとする。
 
:以前カルナを陣営の副官として雇っていた玉藻の前はショックを受けるが、かつての仲間であれ今の彼にとっては敵でしかない。“天声同化”により、カルナはカルナのまま、彼らを滅ぼさんとする。
;「……ここまでか。いいだろう、シャルルマーニュとやら。貴様はオレと戦う資格がある。<br /> いずれ雌雄を決するとしよう。その時まで、他のサーヴァントには倒されるな。」<br />「──フッ。信用ならない直感だ。次にまみえる時がなければ、おまえの妄想は正しいがな。」
+
;「……ここまでか。いいだろう、シャルルマーニュとやら。貴様はオレと戦う資格がある。<br> いずれ雌雄を決するとしよう。その時まで、他のサーヴァントには倒されるな。」<br>「──フッ。信用ならない直感だ。次にまみえる時がなければ、おまえの妄想は正しいがな。」
 
:同上。シャルルマーニュと一戦交えた後の言葉。彼の実力を認め、いつかの再戦を約束して立ち去る。
 
:同上。シャルルマーニュと一戦交えた後の言葉。彼の実力を認め、いつかの再戦を約束して立ち去る。
 
:シャルルの「直感」はアテにしていなかったが……?
 
:シャルルの「直感」はアテにしていなかったが……?
;「言い訳はない。敵将がオレをしのいだということだ。無論、力が足りなかった呂将軍らの科ではない。」<br />「──承知した。オレはオマエの魂の響きに応じた。あらゆる災厄を、この神槍で薙ぎ払うとしよう。」
+
;「言い訳はない。敵将がオレをしのいだということだ。無論、力が足りなかった呂将軍らの科ではない。」<br>「──承知した。オレはオマエの魂の響きに応じた。あらゆる災厄を、この神槍で薙ぎ払うとしよう。」
 
:第一・第二ルート2日目、千年京で奇襲攻撃を受けて撤退したことについて、カール大帝に案じられた際の返答。
 
:第一・第二ルート2日目、千年京で奇襲攻撃を受けて撤退したことについて、カール大帝に案じられた際の返答。
 
:相手の実力を正しく認めると共に、味方に決して科を求めはしない。そんな大帝の意思に従い、彼は槍を振るい続ける。
 
:相手の実力を正しく認めると共に、味方に決して科を求めはしない。そんな大帝の意思に従い、彼は槍を振るい続ける。
;「アルジュナか。──久しいな。」<br />「おまえの瞳は執拗にオレを見ている──難儀なことだ。一人の敵にそこまで固執せねば生きられないとは。──本当に、難儀な宿業だよ。」
+
;「アルジュナか。──久しいな。」<br>「おまえの瞳は執拗にオレを見ている──難儀なことだ。一人の敵にそこまで固執せねば生きられないとは。──本当に、難儀な宿業だよ。」
 
:第一ルート6日目、機動聖都・東門にて。月の世界でついに巡り合った、生前からの因縁の相手に対して。
 
:第一ルート6日目、機動聖都・東門にて。月の世界でついに巡り合った、生前からの因縁の相手に対して。
 
:死して英霊となってもなお、己に固執し続ける生き方しかできない。そんなアルジュナに哀れみにも似た感情を滲ませるが、それが彼に伝わることはない。
 
:死して英霊となってもなお、己に固執し続ける生き方しかできない。そんなアルジュナに哀れみにも似た感情を滲ませるが、それが彼に伝わることはない。
 
;「待っていたぞ、アルジュナ。やはり、我らの宿業は戦場にあるようだ。」
 
;「待っていたぞ、アルジュナ。やはり、我らの宿業は戦場にあるようだ。」
 
:第一ルート6日目、機動聖都・西門にて。いよいよ姿を現した好敵手との対面。彼らの宿業の在処は戦場以外に存在しない。
 
:第一ルート6日目、機動聖都・西門にて。いよいよ姿を現した好敵手との対面。彼らの宿業の在処は戦場以外に存在しない。
;「真の英雄は……目で殺す!」<br />「貴様が相手ならば、諸天より授かった力のすべてを振るうに値する。まして、今のオレは機動聖都の魔力供給に支えられている。<br /> いかに貴様が信頼に足る仲間を得ようと、この守り、やすやすと崩せると思わないことだ……!」
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;「真の英雄は……目で殺す!」<br>「貴様が相手ならば、諸天より授かった力のすべてを振るうに値する。まして、今のオレは機動聖都の魔力供給に支えられている。<br> いかに貴様が信頼に足る仲間を得ようと、この守り、やすやすと崩せると思わないことだ……!」
 
:第一ルート6日目、シャルルマーニュ、そして漸く相まみえた宿敵アルジュナとの大一番。
 
:第一ルート6日目、シャルルマーニュ、そして漸く相まみえた宿敵アルジュナとの大一番。
 
:大帝の魔力供給に支えられ、盤石以上の状態で力を振るい二人を圧倒する。しかしこの言葉がアルジュナの怒りに火を点けてしまった。
 
:大帝の魔力供給に支えられ、盤石以上の状態で力を振るい二人を圧倒する。しかしこの言葉がアルジュナの怒りに火を点けてしまった。
;「神々の王の慈悲を知れ 絶滅とは是、この一刺し──」<br />「神々の王の慈悲を知れ、インドラよ刮目しろ! ──絶滅とは是、この一刺し!焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!!」
+
;「神々の王の慈悲を知れ 絶滅とは是、この一刺し──」<br>「神々の王の慈悲を知れ、インドラよ刮目しろ! ──絶滅とは是、この一刺し!焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!!」
 
:同上。一度目の宝具解放。アルジュナを庇って宝具を発動したシャルルマーニュとぶつかり合う。
 
:同上。一度目の宝具解放。アルジュナを庇って宝具を発動したシャルルマーニュとぶつかり合う。
 
:強大な力を前に、シャルルマーニュはあと一歩及ばなかった。しかし──
 
:強大な力を前に、シャルルマーニュはあと一歩及ばなかった。しかし──
;「まだだ……!ブラフマーも照覧あれ、これがオレの最後の戦いだ!今一度受けよ!我が宝具!」<br />「我が鎧を食らいながら未だ<ruby>飢<rt>かつ</rt></ruby>える槍よ、この一撃を以て飢えを満たせ!──『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!!」<br />「────いかん……ッ!」
+
;「まだだ……!ブラフマーも照覧あれ、これがオレの最後の戦いだ!今一度受けよ!我が宝具!」<br>「我が鎧を食らいながら未だ<ruby>飢<rt>かつ</rt></ruby>える槍よ、この一撃を以て飢えを満たせ!──『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!!」<br>「────いかん……ッ!」
 
:同上。二度目の宝具解放。己の全力を懸けた最後の一撃は、アルジュナが怒りと祈りを込めて全力で放った「破壊神の手翳」との壮絶な打ち合いとなる。
 
:同上。二度目の宝具解放。己の全力を懸けた最後の一撃は、アルジュナが怒りと祈りを込めて全力で放った「破壊神の手翳」との壮絶な打ち合いとなる。
 
:赤き雷光と青き破滅の光、相反する二つの力は真正面からぶつかり合って渦を巻く。そしてその拮抗と光が弾け飛んだとき──シャルルマーニュの「直感」は的中することとなった。
 
:赤き雷光と青き破滅の光、相反する二つの力は真正面からぶつかり合って渦を巻く。そしてその拮抗と光が弾け飛んだとき──シャルルマーニュの「直感」は的中することとなった。
;「覚えておくことだ、元帥。この世界は貴様が抱く罪悪感を軽減するものではない。<br /> おまえは大帝の道具なのではない。おまえが大帝を道具にしようとしている。おまえが欲する救済のために。<br /> おまえの求めた神は、ここにはいない。いたとしても、お前が認識できる形ではない。<br /> あの大帝が認識している<ruby>世界<rt>かみ</rt></ruby>はおまえの願う神ではない。あれは人の業が生み出す<ruby>機構<rt>システム</rt></ruby>に過ぎん。<br /> 貴様の呪うべき相手は他にある。もっとも。それが自分自身だという事に、永久に気づけぬようだがな。」
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;「覚えておくことだ、元帥。この世界は貴様が抱く罪悪感を軽減するものではない。<br> おまえは大帝の道具なのではない。おまえが大帝を道具にしようとしている。おまえが欲する救済のために。<br> おまえの求めた神は、ここにはいない。いたとしても、お前が認識できる形ではない。<br> あの大帝が認識している<ruby>世界<rt>かみ</rt></ruby>はおまえの願う神ではない。あれは人の業が生み出す<ruby>機構<rt>システム</rt></ruby>に過ぎん。<br> 貴様の呪うべき相手は他にある。もっとも。それが自分自身だという事に、永久に気づけぬようだがな。」
 
:第三ルート4日目、機動聖都にて。アルテラを襲おうとしたジル・ド・レェを阻止し、彼の本質にあるものを看破しての台詞。
 
:第三ルート4日目、機動聖都にて。アルテラを襲おうとしたジル・ド・レェを阻止し、彼の本質にあるものを看破しての台詞。
 
:カルナは己の救いは求めていない。なぜなら、彼はただ仕えるべき主人に従っているだけなのだから。その主人の意に反するならば、たとえ味方であっても許しはしない。
 
:カルナは己の救いは求めていない。なぜなら、彼はただ仕えるべき主人に従っているだけなのだから。その主人の意に反するならば、たとえ味方であっても許しはしない。
;「そこまでの覚悟か。巨神の娘よ。穏やかな道を歩むこともできよう。それでも、大帝の側に立つことを選ぶのか。」<br />「それも良い。ひとりの情愛に生きることは、時として億の大義に生きるよりも尊いと、オレはそう考えている。<br /> それが、ひとりの情愛を捨てて、億を救おうとするあの大帝のためならば、なおさらだ。ひとりくらい、そんな女がいてもいい。」
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;「そこまでの覚悟か。巨神の娘よ。穏やかな道を歩むこともできよう。それでも、大帝の側に立つことを選ぶのか。」<br>「それも良い。ひとりの情愛に生きることは、時として億の大義に生きるよりも尊いと、オレはそう考えている。<br> それが、ひとりの情愛を捨てて、億を救おうとするあの大帝のためならば、なおさらだ。ひとりくらい、そんな女がいてもいい。」
 
:第三ルート5日目。「大帝を守りたい」と覚悟を決めたアルテラに対して。
 
:第三ルート5日目。「大帝を守りたい」と覚悟を決めたアルテラに対して。
 
:アルテラの考えを尊び、彼女に賛意を示す。“天声同化”されていてもカルナの在り方は決して変質せず、他者をあるがままに受け入れる。
 
:アルテラの考えを尊び、彼女に賛意を示す。“天声同化”されていてもカルナの在り方は決して変質せず、他者をあるがままに受け入れる。
;「アルジュナ、貴様はどうだ。やれるか?」<br />「ああ。オレと貴様が組めば、恐れるものは何もない。守り抜くぞ、アルテラを──!」
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;「アルジュナ、貴様はどうだ。やれるか?」<br>「ああ。オレと貴様が組めば、恐れるものは何もない。守り抜くぞ、アルテラを──!」
 
:同上。アルテラの覚悟をどう捉えるか、カルナは傍らにいたアルジュナにも問うた。“天声同化”されたアルジュナもそれを肯定したことで、二人は結託する──生前ですら成し得ることのなかった最強の同盟が、はじめて成立した瞬間だった。
 
:同上。アルテラの覚悟をどう捉えるか、カルナは傍らにいたアルジュナにも問うた。“天声同化”されたアルジュナもそれを肯定したことで、二人は結託する──生前ですら成し得ることのなかった最強の同盟が、はじめて成立した瞬間だった。
 
;「アルジュナと話し合った。“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”の解けたこの身……大帝との決着までは役立てて欲しい。」
 
;「アルジュナと話し合った。“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”の解けたこの身……大帝との決着までは役立てて欲しい。」
 
:同上。“天声同化”が解けたカルナはアルジュナと話し合い、お互いの決着をつけたい気持ちよりも事態の収束を優先することに決めた。
 
:同上。“天声同化”が解けたカルナはアルジュナと話し合い、お互いの決着をつけたい気持ちよりも事態の収束を優先することに決めた。
 
:二人が主人公陣営に加わったことで、いよいよ最終決戦に向けての作戦が始動する。
 
:二人が主人公陣営に加わったことで、いよいよ最終決戦に向けての作戦が始動する。
;「──やはりな、ジル・ド・レェ元帥。オマエは“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”に組み込まれていない。<br /> 神の存在を穢すことで実在を認めようとするオマエと、神を求め続けることで実在を認めようとする大帝。<br /> 共に実在を願ってはいるが、方針は真逆か。“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”もせず、これまでよく、元帥としての地位を保てたものだ。」<br />「いや、賞賛したつもりだった……が、オレの言葉では愚弄になるか。<br /> しかし、それでも言おう。オマエは一途な男だ。そして誰より神を信じている。それ故の懲罰と受け取るがいい。」
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;「──やはりな、ジル・ド・レェ元帥。オマエは“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”に組み込まれていない。<br> 神の存在を穢すことで実在を認めようとするオマエと、神を求め続けることで実在を認めようとする大帝。<br> 共に実在を願ってはいるが、方針は真逆か。“<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>”もせず、これまでよく、元帥としての地位を保てたものだ。」<br>「いや、賞賛したつもりだった……が、オレの言葉では愚弄になるか。<br> しかし、それでも言おう。オマエは一途な男だ。そして誰より神を信じている。それ故の懲罰と受け取るがいい。」
 
:第三ルート6日目、機動聖都にて。主人公たちに敗れたジルに対して送った彼なりの称賛。……だったのだが、やはり微妙に言葉が足りなかったようだ。
 
:第三ルート6日目、機動聖都にて。主人公たちに敗れたジルに対して送った彼なりの称賛。……だったのだが、やはり微妙に言葉が足りなかったようだ。
;「それはオレも望むところだ、アルジュナ。数奇なる縁により巡り会ったのだ。神々にも先祖にも恥じぬ戦いにしたいからな。」<br />「……貴様がそんな冗談を言うとはな。そのような事情だ、マスター。後顧の憂いはない。進んでくれ。そして、大帝を終わらせてやれ。<br /> ヤツの望みは……シャルルマーニュ、貴様なら分かるのだろう?」
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;「それはオレも望むところだ、アルジュナ。数奇なる縁により巡り会ったのだ。神々にも先祖にも恥じぬ戦いにしたいからな。」<br>「……貴様がそんな冗談を言うとはな。そのような事情だ、マスター。後顧の憂いはない。進んでくれ。そして、大帝を終わらせてやれ。<br> ヤツの望みは……シャルルマーニュ、貴様なら分かるのだろう?」
 
:第三ルート、最終決戦を前にアルテラの護衛を頼まれた際、アルジュナが珍しく冗談を口にしたことに驚きつつ、彼との決着を一旦預けて依頼を引き受ける。
 
:第三ルート、最終決戦を前にアルテラの護衛を頼まれた際、アルジュナが珍しく冗談を口にしたことに驚きつつ、彼との決着を一旦預けて依頼を引き受ける。
 
:そして彼らは静かに、主人公とシャルルマーニュを送り出した。
 
:そして彼らは静かに、主人公とシャルルマーニュを送り出した。
765行目: 770行目:  
:ベースキャンプでの特殊会話。カルナを連れてアルジュナに話しかけると聞くことができる。
 
:ベースキャンプでの特殊会話。カルナを連れてアルジュナに話しかけると聞くことができる。
 
:「味方として頼もしいのは同意するが、今度敵に回ったら手加減しない」という言葉に返答したものだったのだが、趣旨がやっぱり微妙にズレているためアルジュナも呆れ気味である……
 
:「味方として頼もしいのは同意するが、今度敵に回ったら手加減しない」という言葉に返答したものだったのだが、趣旨がやっぱり微妙にズレているためアルジュナも呆れ気味である……
;「そうか……すまないキャスター。気分を害したのなら謝ろう。どうやらオレは、存外あの関係を気に入っていたようだ。」<br />「理屈としてはかなり強引だが、その心意気こそが正妻サーヴァントということか……。奥が深いな。」
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;「そうか……すまないキャスター。気分を害したのなら謝ろう。どうやらオレは、存外あの関係を気に入っていたようだ。」<br>「理屈としてはかなり強引だが、その心意気こそが正妻サーヴァントということか……。奥が深いな。」
 
:特殊会話その2。玉藻の前を連れてカルナに話しかけると聞ける。
 
:特殊会話その2。玉藻の前を連れてカルナに話しかけると聞ける。
 
:「王妃」という言葉に気分をよくした彼女はいつもどおりのスイート全開である。
 
:「王妃」という言葉に気分をよくした彼女はいつもどおりのスイート全開である。
;「アルジュナか、弓を収めていてくれて嬉しく思う。ここには壊したくないものが多くてな、おまえ相手では戦う気もおきない。」<br />「無論だ。戦場でオマエと相まみえて、手加減する余裕などオレにはない。そのときはお互い、死を覚悟するとしよう。」
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;「アルジュナか、弓を収めていてくれて嬉しく思う。ここには壊したくないものが多くてな、おまえ相手では戦う気もおきない。」<br>「無論だ。戦場でオマエと相まみえて、手加減する余裕などオレにはない。そのときはお互い、死を覚悟するとしよう。」
 
:特殊会話その3。こちらはアルジュナを連れてカルナに話しかけたときに発生する。
 
:特殊会話その3。こちらはアルジュナを連れてカルナに話しかけたときに発生する。
 
:ともすれば誤解されかねない物言いではあるが、アルジュナはきちんと意図をくみ取ったうえでいつかの全力勝負を望む。
 
:ともすれば誤解されかねない物言いではあるが、アルジュナはきちんと意図をくみ取ったうえでいつかの全力勝負を望む。
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