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| 好きな物 = 日向ぼっこ
 
| 好きな物 = 日向ぼっこ
 
| 苦手な物 = 乱暴
 
| 苦手な物 = 乱暴
| 天敵 = [[アキレウス]]<ref group = "注">天敵という公式設定があるわけではないが、神話における敵対関係であり、彼を弓で討ち取っている。</ref>
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| 天敵 =  
 
| 弱点 =  
 
| 弱点 =  
 
| 依代 =  
 
| 依代 =  
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| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| デザイン = 輪くすさが
 
| デザイン = 輪くすさが
| 設定作成 =  
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| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| レア度 = ☆2
 
| レア度 = ☆2
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;略歴
 
;略歴
:『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』にて汎人類史側のサーヴァントとして登場。オリュンポスを目指すカルデア一行にアポロン共々協力する。
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:Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』にて汎人類史側のサーヴァントとして登場。オリュンポスを目指すカルデア一行に[[アポロン]]共々協力する。
 
;人物
 
;人物
 
: 羊の巻き角のように編まれた淡い金髪に赤眼の美少年。服装も一括して魔法少女のような格好。
 
: 羊の巻き角のように編まれた淡い金髪に赤眼の美少年。服装も一括して魔法少女のような格好。
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || B+ || A || A || 対魔力:B<br>単独行動:EX || 太陽神の眼(偽):B+<br />男神の寵愛:B<br>不和呼びし黄金の林檎:EX || style="text-align:left"|
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| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || B+ || A || A || 対魔力:B<br>単独行動:EX || 太陽神の眼(偽):B+<br>男神の寵愛:B<br>不和呼びし黄金の林檎:EX || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
;輝かしき終天の一矢(トロイア・ヴェロス)
 
;輝かしき終天の一矢(トロイア・ヴェロス)
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~10<br>最大捕捉:1人
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: ランク:A<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:1人
 
:太陽神アポロンの力を借りて放つ、渾身の一矢。如何なる障害をも乗り越え、敵の急所に必ずヒットする。
 
:太陽神アポロンの力を借りて放つ、渾身の一矢。如何なる障害をも乗り越え、敵の急所に必ずヒットする。
:急所が有名な英雄キラー。アキレウスだけでなく、弱点さえ知れば竜の血で身を固めた[[ジークフリート]]なども倒すことが可能かもしれない。
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:急所が有名な英雄キラー。[[アキレウス]]だけでなく、弱点さえ知れば竜の血で身を固めた[[ジークフリート]]なども倒すことが可能かもしれない。
 
:しかしその為には前提として敵の急所を知らなければならない上に、相手の敏捷、幸運、魔力のランクなどにも左右される。
 
:しかしその為には前提として敵の急所を知らなければならない上に、相手の敏捷、幸運、魔力のランクなどにも左右される。
 
:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔急所判明〕状態特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のQuick宝具。
 
:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な〔急所判明〕状態特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のQuick宝具。
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:なお、パリスは「ずだ袋」の意味であり、山から連れ帰る際にずだ袋に入れられていた経緯からとされている。<ref group = "注">トロイア王子としての本来の名はアレクサンドロス。ちょっと未来でアキレウスの息子とトロイア王女の血を引いていると自称した[[イスカンダル|あの大王]]の元ネタである。</ref>
 
:なお、パリスは「ずだ袋」の意味であり、山から連れ帰る際にずだ袋に入れられていた経緯からとされている。<ref group = "注">トロイア王子としての本来の名はアレクサンドロス。ちょっと未来でアキレウスの息子とトロイア王女の血を引いていると自称した[[イスカンダル|あの大王]]の元ネタである。</ref>
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:非の打ち所のない美少年に育ったパリスは、ある日アテナ、アフロディーテ、ヘラという三人の女神で一番美しいものは誰か、という審判(ジャッジ)を任されることになる。
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:非の打ち所のない美少年に育ったパリスは、ある日アテナ、[[アフロディーテ]]、ヘラという三人の女神で一番美しいものは誰か、という審判(ジャッジ)を任されることになる。
 
:ヘラは王位と富貴を、アテナは勝利と美貌を与えると告げたが、アフロディーテはギリシャ最高の美女ヘレネーを与えるとし、パリスはアフロディーテを選んだ。
 
:ヘラは王位と富貴を、アテナは勝利と美貌を与えると告げたが、アフロディーテはギリシャ最高の美女ヘレネーを与えるとし、パリスはアフロディーテを選んだ。
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=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
 
;パリスの審判
 
;パリスの審判
:上記のように3人の女神の誰が一番美しいか?を問われた際に、パリスが判定する羽目になった審判。元々はアフロディーテと鍛治の神ヘファイストスの結婚式<ref group="注">アキレウスの両親であるペレウスと女神テティスの結婚式とする場合もある。</ref>に争いの女神エリスだけが招待されず、その事に怒ったエリスが黄金のリンゴを投げ入れて仕掛けたもの。
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:上記のように3人の女神の誰が一番美しいか?を問われた際に、パリスが判定する羽目になった審判。元々はアフロディーテと鍛治の神[[ヘファイストス]]の結婚式<ref group="注">アキレウスの両親であるペレウスと女神テティスの結婚式とする場合もある。</ref>に争いの女神エリスだけが招待されず、その事に怒ったエリスが黄金のリンゴを投げ入れて仕掛けたもの。
 
: ここから争いごとの終焉を第三者に委ねること、またはそれを任された人物のことを呼称する言葉としても使われている。
 
: ここから争いごとの終焉を第三者に委ねること、またはそれを任された人物のことを呼称する言葉としても使われている。
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: 2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い、フレンドポイント召喚に実装。直後のイベントの概念礼装にも登場しており、第三特異点「[[封鎖終局四海 オケアノス]]」やバレンタインイベントでのヘクトールの台詞から存在自体はたびたび言及されていた。
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: 2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い、フレンドポイント召喚に実装。直後のイベントの概念礼装にも登場しており、第三特異点「[[封鎖終局四海 オケアノス]]」やヘクトールのバレンタインシナリオにおける台詞から存在自体はたびたび言及されていた。
: その後、大西洋異聞帯前章「[[神代巨神海洋 アトランティス]]」で本格参戦する。
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: その後、第2部第5章『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』でメインストーリーに本格参戦する。
    
; [[Fate/strange Fake]]
 
; [[Fate/strange Fake]]
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: マイルーム会話「会話2」「会話3」。王子でありながら謙虚さが伺える。
 
: マイルーム会話「会話2」「会話3」。王子でありながら謙虚さが伺える。
 
; 「聖杯、ですか。うーん……トロイア戦争で、何をどうすれば勝てたのかな……」
 
; 「聖杯、ですか。うーん……トロイア戦争で、何をどうすれば勝てたのかな……」
: マイルーム会話「聖杯について」。兄が聞いたら「どう考えてもお前があの木馬を引き入れたせいだろ!?」と怒りそうである。<ref group = "注">もっとも、木馬が罠であると見抜いたトロイア市民が皆無というわけではなかった。アテナ(もしくはアポロン)神殿の神官ラオコーンは木馬を怪しみ、槍を突き立てるなどして内部を改めようとしたのだが、そこに海から巨大な大蛇が現れラオコーンと彼の二人の息子を絞め殺した。人々はこれを神罰と見て、木馬を受け入れることに賛成するようになったとされている。<br>それ以外にも、バリスやヘクトールの姉妹であるトロイア王女カサンドラも木馬の引き入れに反対したのだが、彼女はかつてアポロンの求愛を断った報復として「カサンドラの言うことを誰も信じない」という呪いをかけられていたため無視された。なお、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」ではパリスが木馬を怪しんで「燃やすべきだ」と主張するも、父王プリアモスに退けられた。</ref>
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: マイルーム会話「聖杯について」。兄が聞いたら「どう考えてもお前があの木馬を引き入れたせいだろ!?」と怒りそうである。<ref group = "注">もっとも、木馬が罠であると見抜いたトロイア市民が皆無というわけではなかった。アテナ(もしくはアポロン)神殿の神官ラオコーンは木馬を怪しみ、槍を突き立てるなどして内部を改めようとしたのだが、そこに海から巨大な大蛇が現れラオコーンと彼の二人の息子を絞め殺した。人々はこれを神罰と見て、木馬を受け入れることに賛成するようになったとされている。<br> それ以外にも、バリスやヘクトールの姉妹であるトロイア王女カサンドラも木馬の引き入れに反対したのだが、彼女はかつてアポロンの求愛を断った報復として「カサンドラの言うことを誰も信じない」という呪いをかけられていたため無視された。なお、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」ではパリスが木馬を怪しんで「燃やすべきだ」と主張するも、父王プリアモスに退けられた。</ref>
 
; 「トロイア戦争において、ほとんどの人は僕の事を間違っていると言いました。でもヘクトール兄さんだけは僕を正しいと言ってくれたんです。いつもは邪険にされますけど、僕が兄さんを大好きなのはそういうところです」
 
; 「トロイア戦争において、ほとんどの人は僕の事を間違っていると言いました。でもヘクトール兄さんだけは僕を正しいと言ってくれたんです。いつもは邪険にされますけど、僕が兄さんを大好きなのはそういうところです」
: マイルーム会話「第三再臨以降の絆Lv.5」。Fate時空においてパリスがヘレネーを連れ帰って来たのは、彼女がメネラウス王に無理矢理結婚させられていた上に酷い虐待を受けていたことに憤慨したからだとされている。ヘクトールが弟を庇ったのはそんな正義感の強さを認めたからなのだろう。
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: マイルーム会話「絆Lv.5(第三再臨以降)」。Fate時空においてパリスがヘレネーを連れ帰って来たのは、彼女がメネラウス王に無理矢理結婚させられていた上に酷い虐待を受けていたことに憤慨したからだとされている。ヘクトールが弟を庇ったのはそんな正義感の強さを認めたからなのだろう。
 
; 「ヘクトール兄さん! よかった、元気そうで! 会いたいという願いが叶っちゃうなんて、カルデアは正に奇跡の場所ですね!」
 
; 「ヘクトール兄さん! よかった、元気そうで! 会いたいという願いが叶っちゃうなんて、カルデアは正に奇跡の場所ですね!」
 
: マイルーム会話「[[ヘクトール]]」。兄との再会を素直に喜ぶこの台詞は、マスター冥利に尽きるものを感じる。
 
: マイルーム会話「[[ヘクトール]]」。兄との再会を素直に喜ぶこの台詞は、マスター冥利に尽きるものを感じる。
200行目: 200行目:  
:「その行いがトロイア戦争の発端になった」と言われ、Fateでもそのように扱われているパリスだが、実の所、彼の非はとても小さい。
 
:「その行いがトロイア戦争の発端になった」と言われ、Fateでもそのように扱われているパリスだが、実の所、彼の非はとても小さい。
 
:三女神の中でアフロディーテを選んだがためにヘレネーを奪う事になった訳だが、仮にヘラを選んだとしても「王位と富貴を得るために戦争を」、アテナを選んだとしても「勝利を得るために戦争を」と言う事になった可能性が高い。
 
:三女神の中でアフロディーテを選んだがためにヘレネーを奪う事になった訳だが、仮にヘラを選んだとしても「王位と富貴を得るために戦争を」、アテナを選んだとしても「勝利を得るために戦争を」と言う事になった可能性が高い。
:かと言って、褒美の受け取りを拒否すれば女神の不興を買う事は間違いないし、そもそも選ばなかった二女神の恨みはすでに買っているので手遅れ。そして「誰も選ばない」と言う選択肢もまた、彼を裁定役に任じたゼウスの顔を潰す事になる。つまり、'''裁定役に選ばれた時点で詰んでいた'''のである。
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:かと言って、褒美の受け取りを拒否すれば女神の不興を買う事は間違いないし、そもそも選ばなかった二女神の恨みはすでに買っているので手遅れ。そして「誰も選ばない」と言う選択肢もまた、彼を裁定役に任じた[[ゼウス]]の顔を潰す事になる。つまり、'''裁定役に選ばれた時点で詰んでいた'''のである。
 
:それどころか、この審判自体がギリシャ神話に曰く「増えすぎた人間を減らすために、ゼウスが戦争を起こそうとした」ため、と言う説もある。結局パリスはギリシャ神話によくいる'''神々に翻弄された哀れな人間'''に過ぎず、そこに罪を求めるのは大分無理があるのだ。ただし'''どう考えても神々に非があるのに、巻き込まれた人間の側が悪扱いされる'''と言うのもギリシャ神話がらみでは定番なのだが。
 
:それどころか、この審判自体がギリシャ神話に曰く「増えすぎた人間を減らすために、ゼウスが戦争を起こそうとした」ため、と言う説もある。結局パリスはギリシャ神話によくいる'''神々に翻弄された哀れな人間'''に過ぎず、そこに罪を求めるのは大分無理があるのだ。ただし'''どう考えても神々に非があるのに、巻き込まれた人間の側が悪扱いされる'''と言うのもギリシャ神話がらみでは定番なのだが。
  
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