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:『Grand Order』では第一・第二再臨状態においてその鎧を確認できるものの、封印状態となっているため効果を発揮していない<ref group="出">「カルナ」『Fate Grand Order material Ⅲ』p.105。</ref>。インド異聞帯では防御型宝具の強制励起によりカルナ自身がスーリヤの光と化し、世界を破壊し再創造する『帰滅を裁定せし廻剣』を[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウボーダー]]が虚数潜航するまでの5秒間防ぎ続けた。その後『帰滅を裁定せし廻剣』で消された後に送られた形のない概念だけが蟠る空間では、スーリヤの光と化した事でカルナのまま存在することが出来ていた。
 
:『Grand Order』では第一・第二再臨状態においてその鎧を確認できるものの、封印状態となっているため効果を発揮していない<ref group="出">「カルナ」『Fate Grand Order material Ⅲ』p.105。</ref>。インド異聞帯では防御型宝具の強制励起によりカルナ自身がスーリヤの光と化し、世界を破壊し再創造する『帰滅を裁定せし廻剣』を[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウボーダー]]が虚数潜航するまでの5秒間防ぎ続けた。その後『帰滅を裁定せし廻剣』で消された後に送られた形のない概念だけが蟠る空間では、スーリヤの光と化した事でカルナのまま存在することが出来ていた。
 
:シナリオ上においても封印されているのかは不明だが、戦闘時に使用しないもののシナリオ上においては再現される他の多くの宝具と異なり「基本的に(使用されない)」「今回の召喚では」といった表現が用いられていないため、戦闘時同様に封印されている可能性が高い。
 
:シナリオ上においても封印されているのかは不明だが、戦闘時に使用しないもののシナリオ上においては再現される他の多くの宝具と異なり「基本的に(使用されない)」「今回の召喚では」といった表現が用いられていないため、戦闘時同様に封印されている可能性が高い。
:余談だが、バレンタインイベントにてカルナから貰えるお返しアイテムの概念礼装「落陽のピアス」は'''この鎧の一部パーツを抜き取って打ち直して作ったもの'''らしい。礼装の効果としては他サーヴァントのものと同じで差異は無く、主人公が不死になったりはしないが、普通のお菓子や工芸品などがやり取りされる中でとんでもないものをくれる。
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:余談だが、カルナのバレンタインシナリオにて彼から貰える[[概念礼装|お返し礼装]]「落陽のピアス」は'''この鎧の一部パーツを抜き取って打ち直して作ったもの'''らしい。礼装の効果としては他サーヴァントのものと同じで差異は無く、主人公が不死になったりはしないが、普通のお菓子や工芸品などがやり取りされる中でとんでもないものをくれる。
    
;梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)
 
;梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)
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:ここにカルナと五兄弟の対立は最早引き下がれない物となるが、日没を迎えたことで競技会は幕を下ろした。
 
:ここにカルナと五兄弟の対立は最早引き下がれない物となるが、日没を迎えたことで競技会は幕を下ろした。
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:以後、カルナは自分を救い、王族として扱ってくれたドゥリーヨダナを友とし、彼らカウラヴァ百王子のために奮戦することとなる。その先に待つ、パーンダヴァ五兄弟――血を分けた大英雄・アルジュナとの過酷な戦いを理解した上で。
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:以後、カルナは自分を救い、王族として扱ってくれたドゥリーヨダナを友とし、彼らカウラヴァ百王子のために奮戦することとなる。その先に待つ、パーンダヴァ五兄弟──血を分けた大英雄・アルジュナとの過酷な戦いを理解した上で。
    
:カウラヴァ百王子とパーンダヴァ五兄弟の対立は激しさを増し、カルナはドゥリーヨダナ達を勝たせるために、その力を振るい続けた。パーンダヴァでカルナに対抗できるのはアルジュナだけで、そのアルジュナをもってしてもカルナとの直接対決は死を覚悟しなければならないものだった。いくつかの衝突、因縁、憎しみ合いを経て、両陣営の戦いは最終的に「クルクシェートラの戦い」で決着を迎える事となった。
 
:カウラヴァ百王子とパーンダヴァ五兄弟の対立は激しさを増し、カルナはドゥリーヨダナ達を勝たせるために、その力を振るい続けた。パーンダヴァでカルナに対抗できるのはアルジュナだけで、そのアルジュナをもってしてもカルナとの直接対決は死を覚悟しなければならないものだった。いくつかの衝突、因縁、憎しみ合いを経て、両陣営の戦いは最終的に「クルクシェートラの戦い」で決着を迎える事となった。
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:けど、母と名乗るのが遅すぎた。カルナを省みるのが遅すぎた。それを恥と思わないのであれば、どうか答えて欲しい。
 
:けど、母と名乗るのが遅すぎた。カルナを省みるのが遅すぎた。それを恥と思わないのであれば、どうか答えて欲しい。
:――母を名乗る貴女が、自らに何の負い目もないというのなら、自分も恥じる事なく過去を受け入れる、と。
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:──母を名乗る貴女が、自らに何の負い目もないというのなら、自分も恥じる事なく過去を受け入れる、と。
    
:クンティーは身勝手な女ではあったが、それは生来の天真爛漫さと無邪気さから来るもので、決して恥を知らない女ではなかった。彼女とて、自らの行いが我欲に満ちたものだという自覚、自責はあった。
 
:クンティーは身勝手な女ではあったが、それは生来の天真爛漫さと無邪気さから来るもので、決して恥を知らない女ではなかった。彼女とて、自らの行いが我欲に満ちたものだという自覚、自責はあった。
452行目: 452行目:  
:何かに苦しみながらも己の役割を全うしようとするセイバーの瞳に生前出会ったある英雄を思い出す。そして、聖杯大戦の開幕を告げるべく、両者の闘気は静かに燃え上がる。
 
:何かに苦しみながらも己の役割を全うしようとするセイバーの瞳に生前出会ったある英雄を思い出す。そして、聖杯大戦の開幕を告げるべく、両者の闘気は静かに燃え上がる。
   −
;「―ああ、オレは実に運が良い。<br> 黒のセイバー、<br> 初戦にお前と打ち合えた幸運を心から感謝しよう」
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;「─ああ、オレは実に運が良い。<br> 黒のセイバー、<br> 初戦にお前と打ち合えた幸運を心から感謝しよう」
 
:好敵手への惜しみない賞賛。
 
:好敵手への惜しみない賞賛。
 
:「お前を打ち倒すのは我が剣であり、槍であって欲しい」という、無垢な少年の夢のような思いを込め、彼らは互いを称える。
 
:「お前を打ち倒すのは我が剣であり、槍であって欲しい」という、無垢な少年の夢のような思いを込め、彼らは互いを称える。
   −
;「―――なるほど。苛烈だな、<ruby><rb>串刺し公</rb><rt>カズィクル・ベイ</rt></ruby>よ。お前にとって、この杭は攻撃であり防御であり、示威であり恐怖なのか。<br> 領地を定め、城を定め、守るべき物を定め、つまりお前はただ一騎で国家を形成しようとしている。<br> 祖国への愛が為せる業か。あるいは<ruby><rb>為政者</rb><rt>おう</rt></ruby>としての責任感故か。<br> だが、ここには従えるべき配下がいないぞ?王とは孤高であるべきかもしれぬ。だが、供回りのおらぬ王など存在しない。<br> ……失策だったな、串刺し公。<br> オレは英霊だ、国を相手取っても恐れはせん」
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;「───なるほど。苛烈だな、<ruby><rb>串刺し公</rb><rt>カズィクル・ベイ</rt></ruby>よ。お前にとって、この杭は攻撃であり防御であり、示威であり恐怖なのか。<br> 領地を定め、城を定め、守るべき物を定め、つまりお前はただ一騎で国家を形成しようとしている。<br> 祖国への愛が為せる業か。あるいは<ruby><rb>為政者</rb><rt>おう</rt></ruby>としての責任感故か。<br> だが、ここには従えるべき配下がいないぞ?王とは孤高であるべきかもしれぬ。だが、供回りのおらぬ王など存在しない。<br> ……失策だったな、串刺し公。<br> オレは英霊だ、国を相手取っても恐れはせん」
 
:黒のランサーとの戦闘時。
 
:黒のランサーとの戦闘時。
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:領王の誇りを称えながらも、不遜なまでの戦意を以て対峙し、自らの手で獲る事を決意する。だが……
 
:領王の誇りを称えながらも、不遜なまでの戦意を以て対峙し、自らの手で獲る事を決意する。だが……
   −
;「―執念、怨念、あるいは妄念か。<br> 魔術師でもなく、英雄でもなくなったお前は最早、誰でもない。<br> 『己ではない誰か』に為ったお前の苦痛は生半可なものではあるまい。<br> 未練を残すな、怪物。<ruby><rb>疾</rb><rt>と</rt></ruby>く消え去るがいい」
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;「─執念、怨念、あるいは妄念か。<br> 魔術師でもなく、英雄でもなくなったお前は最早、誰でもない。<br> 『己ではない誰か』に為ったお前の苦痛は生半可なものではあるまい。<br> 未練を残すな、怪物。<ruby><rb>疾</rb><rt>と</rt></ruby>く消え去るがいい」
 
:吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。
 
:吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。
 
:「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。出来るのは、これ以上の屈辱を味わわせることなく、塵に帰すことだけであった。
 
:「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。出来るのは、これ以上の屈辱を味わわせることなく、塵に帰すことだけであった。
481行目: 481行目:  
;「……愚問だ。アサシン、お前は恋しい相手を殺したくなる<ruby><rb>偏執狂</rb><rt>パラノイア</rt></ruby>なのか?」
 
;「……愚問だ。アサシン、お前は恋しい相手を殺したくなる<ruby><rb>偏執狂</rb><rt>パラノイア</rt></ruby>なのか?」
 
:赤のアサシンの「我が裏切らないと思っているのか」という問いに対して。本音をずばり言い当てた返しに、さしもの女帝も酷く取り乱してしまった。
 
:赤のアサシンの「我が裏切らないと思っているのか」という問いに対して。本音をずばり言い当てた返しに、さしもの女帝も酷く取り乱してしまった。
;「――どうやら、オレの役割は済んだようだ。マスター、あなたとは言葉を交わすこともできなかったが、どうか幸運を」
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;「──どうやら、オレの役割は済んだようだ。マスター、あなたとは言葉を交わすこともできなかったが、どうか幸運を」
 
:もう自分のマスターが始末されることはないと確信し、会話することすらできなかったマスターに別れを告げる。
 
:もう自分のマスターが始末されることはないと確信し、会話することすらできなかったマスターに別れを告げる。
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;「彼らはオレのマスターだった。理由はそれで充分。<br> オレは彼らを守れなかった。サーヴァントでありながら、その役割を果たせなかった。<br> だが、聖杯大戦からは脱落しても命だけは救いたい。<br>烏滸がましい、傲慢な願いだとオレ自身ですら思うが……」
 
;「彼らはオレのマスターだった。理由はそれで充分。<br> オレは彼らを守れなかった。サーヴァントでありながら、その役割を果たせなかった。<br> だが、聖杯大戦からは脱落しても命だけは救いたい。<br>烏滸がましい、傲慢な願いだとオレ自身ですら思うが……」
:上記の返答に対しジークが重ねて問うた際の返答。その余りに清廉な在り方に、――どこが傲慢なのだろう、と[[ジーク|三]][[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|人]][[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|は]]ただ唖然とする。
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:上記の返答に対しジークが重ねて問うた際の返答。その余りに清廉な在り方に、──どこが傲慢なのだろう、と[[ジーク|三]][[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|人]][[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|は]]ただ唖然とする。
   −
;「見事だ。お前の剣からは、護るべきものを持つ戦士の気迫が伝わってくる。<br> どうやらお前を仕留めるには、今のままでは不足らしい。<br>  ――故に。オレはお前を討ち倒すための、絶対破壊の一撃が必要だ」
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;「見事だ。お前の剣からは、護るべきものを持つ戦士の気迫が伝わってくる。<br> どうやらお前を仕留めるには、今のままでは不足らしい。<br>  ──故に。オレはお前を討ち倒すための、絶対破壊の一撃が必要だ」
 
:アニメ22話より。本来不可能であるはずの宝具の連続使用で以って対国宝具『梵天よ、我を呪え』を跳ね除けてみせたジークに対して。
 
:アニメ22話より。本来不可能であるはずの宝具の連続使用で以って対国宝具『梵天よ、我を呪え』を跳ね除けてみせたジークに対して。
 
:三分という制限時間の中で彼を確実に討ち倒すため、日輪の半神は切り札の発動を宣言する。
 
:三分という制限時間の中で彼を確実に討ち倒すため、日輪の半神は切り札の発動を宣言する。
512行目: 512行目:  
:ジナコを評して。マスターが相手でも一切容赦無し。
 
:ジナコを評して。マスターが相手でも一切容赦無し。
   −
;「――――――。<br> 信頼と忍耐は得難い徳だ。<br> オレは勇猛さより、その二つこそ恐ろしい。<br> いずれ敵に回す時がくるかと思うと気が引き締まるが、嬉しくもある。<br> 聖杯戦争も悪くはないな。」
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;「──────。<br> 信頼と忍耐は得難い徳だ。<br> オレは勇猛さより、その二つこそ恐ろしい。<br> いずれ敵に回す時がくるかと思うと気が引き締まるが、嬉しくもある。<br> 聖杯戦争も悪くはないな。」
 
:協力を渋るジナコに対し誠実で粘り強い説得を繰り返し、見事口説き落とした[[主人公 (EXTRA)|主人公]]に対する称賛の言葉。
 
:協力を渋るジナコに対し誠実で粘り強い説得を繰り返し、見事口説き落とした[[主人公 (EXTRA)|主人公]]に対する称賛の言葉。
   536行目: 536行目:  
:もっとも、後に彼女は己の我儘で主の運命を捻じ曲げてしまうが……。
 
:もっとも、後に彼女は己の我儘で主の運命を捻じ曲げてしまうが……。
   −
;「―――今は何も無い。<br> 出来る事は確約だけだ。古代ウルクの王、天地の理を与えられた裁定者よ。<br> この首が落ちる運命があるのなら、それをお前に委ねよう。まだヒトの<ruby><rb>認識</rb><rt>セカイ</rt></ruby>が<ruby><rb>幼</rb><rt>ちい</rt></ruby>さい黎明にのみ地上を統べた最古の男よ。<br> その力でオレを砕けるものならな」
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;「───今は何も無い。<br> 出来る事は確約だけだ。古代ウルクの王、天地の理を与えられた裁定者よ。<br> この首が落ちる運命があるのなら、それをお前に委ねよう。まだヒトの<ruby><rb>認識</rb><rt>セカイ</rt></ruby>が<ruby><rb>幼</rb><rt>ちい</rt></ruby>さい黎明にのみ地上を統べた最古の男よ。<br> その力でオレを砕けるものならな」
 
:ギルガメッシュと初めて出会った際。
 
:ギルガメッシュと初めて出会った際。
 
:丁寧に断りを入れたのにも関らず、退かないどころか主の身を脅かし、鎧か槍か彼の首を求める傲慢な王に告げる。
 
:丁寧に断りを入れたのにも関らず、退かないどころか主の身を脅かし、鎧か槍か彼の首を求める傲慢な王に告げる。
542行目: 542行目:  
:そして二人の黄金の英雄は冷たく睨み合う。
 
:そして二人の黄金の英雄は冷たく睨み合う。
   −
;「―――命令とあらば従おう。<br> 我が槍の暴威を以って、彼らを焼き尽くす。<br> <ruby><rb>ジナコ</rb><rt>お前</rt></ruby>の内にある暗き炎が、お前自身を燃やし尽くすまで消えぬと云うならオレは風雨を遮る覆いになるまで。<br> ゆくぞ。時期尚早だが、ここが貴様の死地と知れ。」
+
;「───命令とあらば従おう。<br> 我が槍の暴威を以って、彼らを焼き尽くす。<br> <ruby><rb>ジナコ</rb><rt>お前</rt></ruby>の内にある暗き炎が、お前自身を燃やし尽くすまで消えぬと云うならオレは風雨を遮る覆いになるまで。<br> ゆくぞ。時期尚早だが、ここが貴様の死地と知れ。」
 
:狂気に染まったジナコの叫びに応えて。
 
:狂気に染まったジナコの叫びに応えて。
 
:自らの勝利が絶対に主の為にならないことを知りつつも、サーヴァントとして主の叫びに応えるため、そして戦いに果てに主が救いを見出すことを信じ、彼は永き眠りについていた神槍を執る。
 
:自らの勝利が絶対に主の為にならないことを知りつつも、サーヴァントとして主の叫びに応えるため、そして戦いに果てに主が救いを見出すことを信じ、彼は永き眠りについていた神槍を執る。
564行目: 564行目:  
:普段のカルナからすれば不自然なほどの意固地な態度だが、これには理由があった。
 
:普段のカルナからすれば不自然なほどの意固地な態度だが、これには理由があった。
   −
;「―――そうか。<br> 比較的無口な方だと自認していたが、まさか一言余分だったとは……<br> 無念だ。なぜその適切なアドバイスをもっと早く言ってくれなかったんだ?」
+
;「───そうか。<br> 比較的無口な方だと自認していたが、まさか一言余分だったとは……<br> 無念だ。なぜその適切なアドバイスをもっと早く言ってくれなかったんだ?」
 
:崩壊に飲み込まれ行く用務員室で震えるジナコを前に、状況を冷静に解説した結果「いつも一言多い」と言われた際の台詞。
 
:崩壊に飲み込まれ行く用務員室で震えるジナコを前に、状況を冷静に解説した結果「いつも一言多い」と言われた際の台詞。
 
:間の抜けた返しをしたせいでさらに「どこまで天然なんスかアンタは!」と言われる事に。
 
:間の抜けた返しをしたせいでさらに「どこまで天然なんスかアンタは!」と言われる事に。
   −
;「―――いや、それは違う。おまえの人生は、ただ、間が悪かっただけだろう。」
+
;「───いや、それは違う。おまえの人生は、ただ、間が悪かっただけだろう。」
 
:自暴自棄に陥ったジナコに対して。
 
:自暴自棄に陥ったジナコに対して。
 
:ガトーと同じ事を語り、彼女を諭す。
 
:ガトーと同じ事を語り、彼女を諭す。
575行目: 575行目:  
:彼にとって全ての人間は同じ価値。「施しの英霊」と呼ばれる彼のあり方を感じさせる。
 
:彼にとって全ての人間は同じ価値。「施しの英霊」と呼ばれる彼のあり方を感じさせる。
   −
;「―――そうだったのか。……そうだったのか……そう……だったのか……」
+
;「───そうだったのか。……そうだったのか……そう……だったのか……」
 
:ジナコに誤解される原因は伝えたい事を途中で切るからと指摘された際の一言。
 
:ジナコに誤解される原因は伝えたい事を途中で切るからと指摘された際の一言。
 
:全く自覚してなかったようで、思わず三回も呟く程ショックを受けた。
 
:全く自覚してなかったようで、思わず三回も呟く程ショックを受けた。
585行目: 585行目:  
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
;「神々の王の慈悲を知れ。絶滅とは是、この一刺。『<ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』! ―――是非もなし。」
+
;「神々の王の慈悲を知れ。絶滅とは是、この一刺。『<ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』! ───是非もなし。」
 
:変更前の宝具発動の台詞。
 
:変更前の宝具発動の台詞。
 
;「武器など前座。真の英雄は眼で殺す!」
 
;「武器など前座。真の英雄は眼で殺す!」
625行目: 625行目:  
:第五特異点でアルジュナに「カルナは世界を救おうとする」と言われての返答。
 
:第五特異点でアルジュナに「カルナは世界を救おうとする」と言われての返答。
   −
;「……そうだな、アルジュナ。オレもお前も、癒えることのない<ruby><rb>宿婀</rb><rt>しゅくあ</rt></ruby>に囚われているようだ。」<br> 「ああ。」<br>「――だからこそ、それは歓喜。」<br> 「この世界に神はなく、呪いもなく、宿命すらもない。」
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;「……そうだな、アルジュナ。オレもお前も、癒えることのない<ruby><rb>宿婀</rb><rt>しゅくあ</rt></ruby>に囚われているようだ。」<br> 「ああ。」<br>「──だからこそ、それは歓喜。」<br> 「この世界に神はなく、呪いもなく、宿命すらもない。」
 
:おそらく二度とは無いカルナとアルジュナの同時現界。
 
:おそらく二度とは無いカルナとアルジュナの同時現界。
 
:アルジュナの望みを知っているカルナは、人類の救済という理由などでアルジュナが止まらない事も知っていた。
 
:アルジュナの望みを知っているカルナは、人類の救済という理由などでアルジュナが止まらない事も知っていた。
 
:そしてカルナ自身も一人の武人として、そんな言い訳をすることは無い。
 
:そしてカルナ自身も一人の武人として、そんな言い訳をすることは無い。
   −
;「腐れ縁だが、付き合いは誰よりも長いのがオレたちだ。その縁に免じて、一つだけ約束しろ。<br> オレを討った時は本来の英霊としての責務を果たせ。その『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』で世界を救え。<br> ……言いたくはないのだがな。その手の仕事は、貴様の方が遙かに上手い。」<br> アルジュナ「……いいだろう。だが決した後、それを敗北の理由にしない事だ。」<br> 「まさか。敗北のために戦う事はない。この槍に誓って、この<ruby><rb>肉体</rb><rt>よろい</rt></ruby>に誓って。父と母に誓って――勝利を奪う。」
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;「腐れ縁だが、付き合いは誰よりも長いのがオレたちだ。その縁に免じて、一つだけ約束しろ。<br> オレを討った時は本来の英霊としての責務を果たせ。その『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』で世界を救え。<br> ……言いたくはないのだがな。その手の仕事は、貴様の方が遙かに上手い。」<br> アルジュナ「……いいだろう。だが決した後、それを敗北の理由にしない事だ。」<br> 「まさか。敗北のために戦う事はない。この槍に誓って、この<ruby><rb>肉体</rb><rt>よろい</rt></ruby>に誓って。父と母に誓って──勝利を奪う。」
 
:あくまで個人的な理由でアルジュナに決闘を『許した』カルナ。その代償として求めたのは、己が倒れた時の代行だった。それは後に、己の対極にあり敵であったカルナという男を最後まで理解できなかったアルジュナにとっての、紛れも無い救いとなった。
 
:あくまで個人的な理由でアルジュナに決闘を『許した』カルナ。その代償として求めたのは、己が倒れた時の代行だった。それは後に、己の対極にあり敵であったカルナという男を最後まで理解できなかったアルジュナにとっての、紛れも無い救いとなった。
   646行目: 646行目:  
:同上。最終決戦で再邂逅したアルジュナに「いつかこういう日が訪れると思ったか?」と聞かれての台詞。想定していたよりも早くその日は訪れた。
 
:同上。最終決戦で再邂逅したアルジュナに「いつかこういう日が訪れると思ったか?」と聞かれての台詞。想定していたよりも早くその日は訪れた。
   −
;「……そう。おまえはオレを憎いと思っている―――それでいい。<br> オレとて聖人などではない。憎まれれば憤りを感じることもある。<br> だが、それは正しい憎しみ、正しい憤りだ。決して特別なものではない。<br> そして、<ruby><rb>特別ではない事とは、悪ではない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 己を誤魔化すな、アルジュナ。そうせずとも、オレたちは横に並ぶことはできる。<br> かつて彼女が望んだ<ruby><rb>光景</rb><rt>モノ</rt></ruby>とは異なるだろうが……。」
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;「……そう。おまえはオレを憎いと思っている───それでいい。<br> オレとて聖人などではない。憎まれれば憤りを感じることもある。<br> だが、それは正しい憎しみ、正しい憤りだ。決して特別なものではない。<br> そして、<ruby><rb>特別ではない事とは、悪ではない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<br> 己を誤魔化すな、アルジュナ。そうせずとも、オレたちは横に並ぶことはできる。<br> かつて彼女が望んだ<ruby><rb>光景</rb><rt>モノ</rt></ruby>とは異なるだろうが……。」
 
:自分たちの抱く感情が決して特別なものではないこと、そして特別でないことは決して悪いことではないことをアルジュナに説く。
 
:自分たちの抱く感情が決して特別なものではないこと、そして特別でないことは決して悪いことではないことをアルジュナに説く。
 
:「特別ではないこと」は無価値ではない。それを知るカルナだからこそ、この言葉が出てきたのだろう。
 
:「特別ではないこと」は無価値ではない。それを知るカルナだからこそ、この言葉が出てきたのだろう。
659行目: 659行目:  
:『創世滅亡輪廻 ユガ・クシュートラ』にて。数百年、数千年に亘る孤独に耐え抜き、見事帰還した[[大いなる石像神|ガネーシャ]]に対する心からの賛辞。もっとも、ジナコの名を呼んだのは無意識の事であり、一瞬後には自分が何を言ったか訝しんでいるが。
 
:『創世滅亡輪廻 ユガ・クシュートラ』にて。数百年、数千年に亘る孤独に耐え抜き、見事帰還した[[大いなる石像神|ガネーシャ]]に対する心からの賛辞。もっとも、ジナコの名を呼んだのは無意識の事であり、一瞬後には自分が何を言ったか訝しんでいるが。
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;「オレはコサラの王の臣下ではなく、(主人公)のサーヴァントだが。<br>今だけはこう言おう。心から頭を垂れ、おまえたち二人の命を至上のものとして受け止め、こう言おう―――<br>―――御意。オレは、オレに貸し与えられた全てをもって、あのアルジュナを打ち倒す!」
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;「オレはコサラの王の臣下ではなく、(主人公)のサーヴァントだが。<br>今だけはこう言おう。心から頭を垂れ、おまえたち二人の命を至上のものとして受け止め、こう言おう───<br>───御意。オレは、オレに貸し与えられた全てをもって、あのアルジュナを打ち倒す!」
 
:同上。クリシュナの呪いを受け、戦闘続行困難な[[ラーマ]]から、ヴィシュヌの力の具現たる宝具「<ruby>羅刹を穿つ不滅<rb></rb><rt>ブラフマーストラ</rt></ruby>」と、妻[[シータ]]の元である女神ラクシュミーを救う願いを託され、最大の敬意を込めて応えを返す。
 
:同上。クリシュナの呪いを受け、戦闘続行困難な[[ラーマ]]から、ヴィシュヌの力の具現たる宝具「<ruby>羅刹を穿つ不滅<rb></rb><rt>ブラフマーストラ</rt></ruby>」と、妻[[シータ]]の元である女神ラクシュミーを救う願いを託され、最大の敬意を込めて応えを返す。
 
:そして、スーリヤとシヴァ、ヴィシュヌの力をその身に宿したカルナは、[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]にも比肩し得る、新たな姿へと変化する。
 
:そして、スーリヤとシヴァ、ヴィシュヌの力をその身に宿したカルナは、[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]にも比肩し得る、新たな姿へと変化する。
682行目: 682行目:     
;「言うべきだ、アルジュナ。<br> 正しい答えなど存在しない。最後まで、その信条にしがみつくしかない。<br> 迷うこともあるだろう。だからこそ、オレたちはマスターと共に歩まねばならない。<br> この迷いと共に、サーヴァントは第二の生を生きなければならないのだ。<br> 今やおまえは、生前のアルジュナですら辿り着けなかった領域に居るのだから。」
 
;「言うべきだ、アルジュナ。<br> 正しい答えなど存在しない。最後まで、その信条にしがみつくしかない。<br> 迷うこともあるだろう。だからこそ、オレたちはマスターと共に歩まねばならない。<br> この迷いと共に、サーヴァントは第二の生を生きなければならないのだ。<br> 今やおまえは、生前のアルジュナですら辿り着けなかった領域に居るのだから。」
:自身の「邪悪」を受け入れようとするアルジュナ、それを拒もうとするクリシュナに対して。カルナは受け入れるように進言する。そしてアルジュナは己への呪いとなり得る言葉を口にした―――すなわち、「あの矢を放ったのは、俺だ」と。
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:自身の「邪悪」を受け入れようとするアルジュナ、それを拒もうとするクリシュナに対して。カルナは受け入れるように進言する。そしてアルジュナは己への呪いとなり得る言葉を口にした───すなわち、「あの矢を放ったのは、俺だ」と。
    
====イベント====
 
====イベント====
 
;「…………カニとはな。横にしか歩けない人生は、辛くはないか……?<br> つねに相手の顔を見続けるその気概は、武芸者として見習うべきではあるが……<br> そしてヤドカリ……自らの住み処を背負うとは……移動型ひきこもり……ジナコも見習うべきだな。」
 
;「…………カニとはな。横にしか歩けない人生は、辛くはないか……?<br> つねに相手の顔を見続けるその気概は、武芸者として見習うべきではあるが……<br> そしてヤドカリ……自らの住み処を背負うとは……移動型ひきこもり……ジナコも見習うべきだな。」
:「カルデアサマーメモリー」にて、漂流した島にいたヤドカリ達を見ての一言。
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:『カルデアサマーメモリー』にて、漂流した島にいたヤドカリ達を見ての一言。
 
:さらっとジナコの話題を出しているが、『Grand Order』で召喚されたサーヴァントたちの状態からすると元マスターの事をこうも鮮明に覚えているのは珍しい。それだけカルナにとって記憶に残るマスターだったのだろう。
 
:さらっとジナコの話題を出しているが、『Grand Order』で召喚されたサーヴァントたちの状態からすると元マスターの事をこうも鮮明に覚えているのは珍しい。それだけカルナにとって記憶に残るマスターだったのだろう。
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:なお、後に実装された水着霊衣「カルナ・夏コーデ」ではカニを連れているが、この出来事が関係しているのかは不明。
    
;「オレも詳しくはないのだが、祭典での戦いはシミュレーターを利用したものだそうだ。<br> 命の奪い合いをせずに力比べが叶う、という事らしい。現代の技術にはいつも驚かされてばかりだ。<br> 思えばジナコが興じているゲームにしてもそうだ。電子の動きを利用する事で疑似的な知能を発生させて、音を鳴らし、画を動かすという。脳裏に浮かぶ伝説の様子さえ、虚像として浮かばせる。」
 
;「オレも詳しくはないのだが、祭典での戦いはシミュレーターを利用したものだそうだ。<br> 命の奪い合いをせずに力比べが叶う、という事らしい。現代の技術にはいつも驚かされてばかりだ。<br> 思えばジナコが興じているゲームにしてもそうだ。電子の動きを利用する事で疑似的な知能を発生させて、音を鳴らし、画を動かすという。脳裏に浮かぶ伝説の様子さえ、虚像として浮かばせる。」
:「ネロ祭再び」にて、アルジュナにシミュレーターを用いたカルデアの戦闘システムについて話す。そしてジナコの話題に逸れてゆく。
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:『ネロ祭再び』にて、アルジュナにシミュレーターを用いたカルデアの戦闘システムについて話す。そしてジナコの話題に逸れてゆく。
 
:元マスターのことを知らない弟に対してジナコの話をする辺り、やっぱり空気が読めてないカルナさんである。
 
:元マスターのことを知らない弟に対してジナコの話をする辺り、やっぱり空気が読めてないカルナさんである。
 
:というよりイベント毎にこうも自然と名前を出すカルナは『CCC』の記憶が丸々残っているようにも見える。
 
:というよりイベント毎にこうも自然と名前を出すカルナは『CCC』の記憶が丸々残っているようにも見える。
    
;「バレンタイン……! な、なるほど。<br> そのような粋な風習がある、とは聞いていたが……今日がその日だったんだな……<br> “ボクたちには関係のないイベントッス”と、この手の行事に詳しい女性に教わったのだが、すっかり失念していた。<br> スタッフには悪い事をしてしまったな……。」
 
;「バレンタイン……! な、なるほど。<br> そのような粋な風習がある、とは聞いていたが……今日がその日だったんだな……<br> “ボクたちには関係のないイベントッス”と、この手の行事に詳しい女性に教わったのだが、すっかり失念していた。<br> スタッフには悪い事をしてしまったな……。」
:「復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版」にて。
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:自身のバレンタインシナリオにて。
 
:自身以外にもラーマやジェロニモら第五特異点で関わった面々がチョコレートを手渡される姿を目撃して「敵勢力の謀かその予兆ではないか?」と警戒するが、だいたいいつものカルナさんである。
 
:自身以外にもラーマやジェロニモら第五特異点で関わった面々がチョコレートを手渡される姿を目撃して「敵勢力の謀かその予兆ではないか?」と警戒するが、だいたいいつものカルナさんである。
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;「――――。<br> ――――――――――――。<br> そうか。少しばかり席を外す。<br> ここで待っていてくれ。いいな、決して移動するなよ。」
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;「────。<br> ────────────。<br> そうか。少しばかり席を外す。<br> ここで待っていてくれ。いいな、決して移動するなよ。」
:チョコレートを渡したときの反応。暫く沈黙が続いたのち、その場で待っていろと告げて一旦どこかへ姿を消すと……。
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:同上、チョコレートを渡したときの反応。暫く沈黙が続いたのち、その場で待っていろと告げて一旦どこかへ姿を消すと……。
    
;「待たせたな。準備のない男で恥ずかしいかぎりだが、こちらを受け取ってくれ。」<br>「ああ。持ち合わせで作ったものだが、うまく出来ているだろう? オレには珍しく会心の出来だ。<br> ダ・ヴィンチに手伝ってもらったものだが、それでもオレの手によるものだと自負している。」
 
;「待たせたな。準備のない男で恥ずかしいかぎりだが、こちらを受け取ってくれ。」<br>「ああ。持ち合わせで作ったものだが、うまく出来ているだろう? オレには珍しく会心の出来だ。<br> ダ・ヴィンチに手伝ってもらったものだが、それでもオレの手によるものだと自負している。」
:カルナからのお返し礼装「落陽のピアス」は'''黄金の鎧の一部を鍛え直して作ったもの'''。
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:同上。主人公へチョコのお返しを渡す際。
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:この時貰えるカルナからのお返し礼装「落陽のピアス」は'''黄金の鎧の一部を鍛え直して作ったもの'''。
 
:いつになく自信満々なカルナだが、どう考えても人に気安く与えるような代物でないのは確かである。一方でアルジュナはというと、返礼にカルナの死因たる一矢を預けていたのでこちらも大概ではあった。
 
:いつになく自信満々なカルナだが、どう考えても人に気安く与えるような代物でないのは確かである。一方でアルジュナはというと、返礼にカルナの死因たる一矢を預けていたのでこちらも大概ではあった。
   725行目: 727行目:  
;「これがルーラーの言っていた真の災厄───文明を滅ぼしたという白い巨神か……!<br> なるほど……人の知恵で作られたもの全てを分解し、吸収し、成長し、そして自壊する。もはや神というより終末装置そのものだ。<br> ヴィシュヌ神の最後の <ruby><rb>分身</rb><rt>アヴァターラ</rt></ruby>、終末に訪れるカルキですら、ここまでの威容は誇るまい。<br> ───だが。<br> 敵が何であれ、SE.RA.PHを好きにはさせん。日輪に衰えはなく、大地に日が陰る事はない。オレの、この命に代えてもだ。<br> <ruby><rb>雷神</rb><rt>インドラ</rt></ruby>よ、今こそ刮目せよ。この閃光の一撃が、虚空の神を討ち滅ぼす瞬間を───!」
 
;「これがルーラーの言っていた真の災厄───文明を滅ぼしたという白い巨神か……!<br> なるほど……人の知恵で作られたもの全てを分解し、吸収し、成長し、そして自壊する。もはや神というより終末装置そのものだ。<br> ヴィシュヌ神の最後の <ruby><rb>分身</rb><rt>アヴァターラ</rt></ruby>、終末に訪れるカルキですら、ここまでの威容は誇るまい。<br> ───だが。<br> 敵が何であれ、SE.RA.PHを好きにはさせん。日輪に衰えはなく、大地に日が陰る事はない。オレの、この命に代えてもだ。<br> <ruby><rb>雷神</rb><rt>インドラ</rt></ruby>よ、今こそ刮目せよ。この閃光の一撃が、虚空の神を討ち滅ぼす瞬間を───!」
 
:セファールと相対した時の台詞。終末のアヴァターラ、カルキを彷彿とさせる巨神に彼は今一度神殺しの槍を振るう。
 
:セファールと相対した時の台詞。終末のアヴァターラ、カルキを彷彿とさせる巨神に彼は今一度神殺しの槍を振るう。
;「もはや戦場に呵責なし。我が父よ赦し給え。空前絶後!終わらせろ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!――日輪よ、死に随え。」<br>「神々の王の慈悲を知れ。インドラよ刮目しろ。絶滅とは是、この一刺。焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!――是非もなし。」
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;「もはや戦場に呵責なし。我が父よ赦し給え。空前絶後!終わらせろ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!──日輪よ、死に随え。」<br>「神々の王の慈悲を知れ。インドラよ刮目しろ。絶滅とは是、この一刺。焼き尽くせ!『 <ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』!──是非もなし。」
 
:宝具使用時。シリーズのどれにも劣らない程力強く、息を呑むほど美しい宝具。花が散るように鎧と羽を消失させ、雷光とともに蓄積した膨大なエネルギーを突きとともに開放する。他作品では空中から放射するが、EXTELLAでは渾身の突きになっている。エネルギーの奔流で敵を貫いたあとは再び鎧と羽を纏って終了。最後の決め台詞は宝具演出が終わってからのため、これで敵のボスを倒してしまうとフィニッシュ演出が入り聞けないという悲しい宿命を背負っている。
 
:宝具使用時。シリーズのどれにも劣らない程力強く、息を呑むほど美しい宝具。花が散るように鎧と羽を消失させ、雷光とともに蓄積した膨大なエネルギーを突きとともに開放する。他作品では空中から放射するが、EXTELLAでは渾身の突きになっている。エネルギーの奔流で敵を貫いたあとは再び鎧と羽を纏って終了。最後の決め台詞は宝具演出が終わってからのため、これで敵のボスを倒してしまうとフィニッシュ演出が入り聞けないという悲しい宿命を背負っている。
   780行目: 782行目:     
===生前===
 
===生前===
;「それは欺瞞、独りよがりの愛だ。<br> 貴女の愛で救えるのは、貴女だけだ。貴女の愛は貴女にしか向けられていない。<br> だが―――その気持ちに応えよう。<br> 以後、戦において俺に及ばぬ兄弟を仕留める事は無い。俺が全力を尽くすのは、我が宿敵アルジュナだけだ。<br> 自ら手にした場所へ帰るがいい。<br> ………一度だけだが、息子と呼ばれた事には、感謝している。」
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;「それは欺瞞、独りよがりの愛だ。<br> 貴女の愛で救えるのは、貴女だけだ。貴女の愛は貴女にしか向けられていない。<br> だが───その気持ちに応えよう。<br> 以後、戦において俺に及ばぬ兄弟を仕留める事は無い。俺が全力を尽くすのは、我が宿敵アルジュナだけだ。<br> 自ら手にした場所へ帰るがいい。<br> ………一度だけだが、息子と呼ばれた事には、感謝している。」
 
:説得に訪れた実の母クンティーへの答え。最後に「母としての情」に訴え、自らの過去を明かすという危険を冒してまで自分を説得しようという彼女の覚悟は「施しの英雄」である彼にとって酬いるに値するものだった。
 
:説得に訪れた実の母クンティーへの答え。最後に「母としての情」に訴え、自らの過去を明かすという危険を冒してまで自分を説得しようという彼女の覚悟は「施しの英雄」である彼にとって酬いるに値するものだった。
 
:この決断と誓いが自らの破滅を呼ぶことを理解していながら、彼はこの母に誓った言葉を守り続けた。
 
:この決断と誓いが自らの破滅を呼ぶことを理解していながら、彼はこの母に誓った言葉を守り続けた。
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