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| 誕生日 = 12月25日(自称)
 
| 誕生日 = 12月25日(自称)
 
| 出典 = [[月姫 -A piece of blue glass moon-]]
 
| 出典 = [[月姫 -A piece of blue glass moon-]]
| 地域 = 地球全域<ref group="注">出身そのものは欧州。</ref>
+
| 地域 = 地球全域<ref group="注">出現地は欧州。</ref>
 
| 属性 = 混沌・善(第一、第三再臨)<br>中立・善(第二再臨)
 
| 属性 = 混沌・善(第一、第三再臨)<br>中立・善(第二再臨)
 
| 副属性 = 星
 
| 副属性 = 星
| 一人称 = <ref group="注">再臨毎に微妙だがニュアンスが異なっている。</ref>
+
| 一人称 = 私/我が(第一、第三再臨)<br>わたし(第二再臨)
| 二人称 = お前(第一再臨)<br>あなた(第二、第三再臨)
+
| 二人称 = お前/貴様(第一再臨)<br>あなた/人間(第二再臨)<br>貴方/あなた(第三再臨)
| 三人称 = 独自の呼称(第一、第三再臨)<br>○○さん(第二再臨)
+
| 三人称 = 独自の呼称、それ/あれ(第一、第三再臨)<br>○○さん、男/女(第二再臨)
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
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| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
| デザイン = 武内崇
 
| デザイン = 武内崇
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| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| レア度 = ☆5
 
| レア度 = ☆5
 
}}
 
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:『Grand Order』7周年に満を持してやってきた、スペシャルゲスト。
 
:『Grand Order』7周年に満を持してやってきた、スペシャルゲスト。
 
:[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン|南米異聞帯]]にも[[イシュキック|同一存在]]が登場しているが全くの別人。
 
:[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン|南米異聞帯]]にも[[イシュキック|同一存在]]が登場しているが全くの別人。
:メインストーリーでは奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』にて、月に呼ばれたムーンキャンサーとしてラスボス候補の一人として登場する。
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:メインストーリーでは奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』にて、月に呼ばれたムーンキャンサーであるラスボス候補の一人として登場する。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 青と白のドレスを着た金髪赤眼の少女。
 
: 青と白のドレスを着た金髪赤眼の少女。
 
:『[[月姫 -A piece of blue glass moon-|月姫]]』に登場するアルクェイドその人ではあるが、同時に最高純度の[[真祖]]としての側面が強く出た姿も併せ持つ。
 
:『[[月姫 -A piece of blue glass moon-|月姫]]』に登場するアルクェイドその人ではあるが、同時に最高純度の[[真祖]]としての側面が強く出た姿も併せ持つ。
 
:その為か霊基再臨毎に'''異なる人格を有して'''おり、第一は「[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]の後継者」としての彼女、第二は言わずと知れた月姫本編における「アルクェイド」としての彼女、第三は元々の「真祖アルクェイド」としての彼女がベースになっている。
 
:その為か霊基再臨毎に'''異なる人格を有して'''おり、第一は「[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]の後継者」としての彼女、第二は言わずと知れた月姫本編における「アルクェイド」としての彼女、第三は元々の「真祖アルクェイド」としての彼女がベースになっている。
:『アーキタイプ:アース』という本来なら通り名に当たる名前が真名に選ばれたのも、これら三つの存在を合わせた'''統合名'''という扱いだからなのだろう。
+
:第一再臨の彼女は外向的で陽気、かつ能動的。人間らしい感情は見せない、冷静で無慈悲な真祖の王族。姫と言うよりかは女王然とした態度と口調で、無礼者への容赦がない。
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:人間の文化に対しては"愚かしい、浅ましい"と冷めた視線ではあるものの、それらを嫌っている訳ではなく否定もしない。曰く見応えがあり、「喜劇も極まれば美しい」のだとか。
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:何千年も変化に乏しかったために新しい刺激に目がなく、不機嫌で無慈悲そうに見えながらも予想外の"偶然"を楽しみにしている。
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:第二再臨の彼女は内向的で陽気、かつ能動的。外見年齢が10代後半で止まっているので精神年齢もそのまま。細かいことは気にしない、さっぱりとした性格。
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:人物像としては[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]と何ら変わりない。
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:第三再臨の彼女は内向的で陽気、かつ受動的。霊基第一の姿よりも年若く、まだ外界を知らない。人間らしい感情には乏しいが、その芽は僅かに顔を覗かせている。
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:姫として育てられたので下々の者との会話の作法が分からず、あまり話をしたがらない。無礼者には容赦がないが霊基第一の時ほどではなく、言動は淑やかで(若干ではあるが)他者への思いやりを感じられる。
 +
:地上の在り方を嫌ってはいるものの、人間の文化に関してはあまりよく分かっていない。
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:真名である『アーキタイプ:アース』は地球の頭脳体としての正式名称。
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:マスターである[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のことは「自身がカルデアという場に現れる事になったきっかけ」と捉えている。契約者だからといって特別扱いはせず「カルデアくん/カルデアさん」と呼び、マスターと呼ぶ事もない。
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:とはいえ嫌っているのではなくとことん好意的で協力的。顕現したアルクェイドは「故障した後」のアルクェイドなので、すべての人間を無条件で好いているのだ。
 
;能力
 
;能力
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:特別な能力は持たないものの、あらゆる面において桁違いのスペックを誇る。
 
:サーヴァントとしては安定した数値を持ちながらもその身に宿した神秘によって放つ力は桁違いであり、最早[[魔術]]の域を軽く通り越している。
 
:サーヴァントとしては安定した数値を持ちながらもその身に宿した神秘によって放つ力は桁違いであり、最早[[魔術]]の域を軽く通り越している。
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:相手に合わせての性能向上や、[[魔眼]]による対象への精神介入、空想具現化による世界の再構築を得意としている。太陽光の無効と身体の復元能力を「当然の身体機能」として備えてもいる。
 
:奏章Ⅲでは「世界7ふしぎ」を模したアトラクション「世界7もしも」として、空想具現化で作り出した7つの世界そのものをぶつけていた。
 
:奏章Ⅲでは「世界7ふしぎ」を模したアトラクション「世界7もしも」として、空想具現化で作り出した7つの世界そのものをぶつけていた。
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:全てが魔術による自然干渉ではなく、純粋な自然現象。
 
:全てが魔術による自然干渉ではなく、純粋な自然現象。
 
:肉弾戦を好む霊基第二では自身をエネルギー源にしたバンカー・ミサイル攻撃になり、反対に自然の嬰児・真祖の王族としての霊基第一、第三では西暦1200年の千年城にいる“彼女”からの時空跳躍攻撃となる。
 
:肉弾戦を好む霊基第二では自身をエネルギー源にしたバンカー・ミサイル攻撃になり、反対に自然の嬰児・真祖の王族としての霊基第一、第三では西暦1200年の千年城にいる“彼女”からの時空跳躍攻撃となる。
:また、フィールドを一定時間『千年城』に変化(具現化)させる事も可能。
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:また、フィールドを一定時間『千年城』に変化(具現化)させる事も可能。本来であればこのフィールドにおけるアーキタイプ:アースのパラメーターはすべて2ランク向上するのだが、カルデアの召喚方法では発揮されない。
 
:第三再臨の人格ではあまり想像力がないため、実際に起きたものしか具現化できない。
 
:第三再臨の人格ではあまり想像力がないため、実際に起きたものしか具現化できない。
 
:『Fate/Grand Order』では「フィールドを〔千年城〕状態にする(3ターン)+敵全体に強力な〔混沌〕特攻攻撃[Lv]<宝具レベルで特攻威力アップ>+自身を除く味方全体の〔今を生きる人類〕(一部の疑似サーヴァント、[[マシュ・キリエライト|デミ・サーヴァント]]など)のNPを増やす<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 
:『Fate/Grand Order』では「フィールドを〔千年城〕状態にする(3ターン)+敵全体に強力な〔混沌〕特攻攻撃[Lv]<宝具レベルで特攻威力アップ>+自身を除く味方全体の〔今を生きる人類〕(一部の疑似サーヴァント、[[マシュ・キリエライト|デミ・サーヴァント]]など)のNPを増やす<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order material ⅩⅥ』では〔今を生きる人類〕に[[マナナン・マク・リール〔バゼット〕|バゼット]]や[[イシュタル]]、[[千子村正]]といった「英霊と一体型の」疑似サーヴァントは含まれないとされているが、ゲーム内では彼らも〔今を生きる人類〕として効果の対象となる。
    
==真名:アーキタイプ:アース==
 
==真名:アーキタイプ:アース==
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
:2022年7周年記念キャンペーン開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。その後は奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』に登場する。
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:2022年の7周年記念キャンペーン開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
:Lostbelt No.7『[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン]]』では本人こそ登場しないものの、特性上は同一存在にあたる現地人が登場。
      
==人間関係==
 
==人間関係==
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:関係性は腐れ縁だとして、「戦闘だけなら悪くない」「同じ月組」「からかい甲斐がある」という理由で同じパーティーに入れても構わない、と語っている。
 
:関係性は腐れ縁だとして、「戦闘だけなら悪くない」「同じ月組」「からかい甲斐がある」という理由で同じパーティーに入れても構わない、と語っている。
 
:向こうからも腐れ縁とされており監督しなければと思われている他、完全な真祖であるなら討伐対象とされていたりする。
 
:向こうからも腐れ縁とされており監督しなければと思われている他、完全な真祖であるなら討伐対象とされていたりする。
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:『Grand Order material ⅩⅥ』では(どの再臨段階なのかは不明なのでこちらに記述するが)ノーコメントとのこと。
 
;他の自分達
 
;他の自分達
 
:どちらの自分もお淑やかなため若干苦手。
 
:どちらの自分もお淑やかなため若干苦手。
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:「水が苦手」という吸血鬼の性質改善の為か、泳ぎを教えて欲しいとお願いしている。
 
:「水が苦手」という吸血鬼の性質改善の為か、泳ぎを教えて欲しいとお願いしている。
 
;[[光のコヤンスカヤ]]、[[闇のコヤンスカヤ]]
 
;[[光のコヤンスカヤ]]、[[闇のコヤンスカヤ]]
:人類悪の器を持ちつつも最後は自身の誇りに掛けて[[ビーストⅣ:L|獣]]の姿を捨て去った様を羨んでいる。
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:人類悪の器を持ちつつも最後は自身の誇りに掛けて[[ビーストⅣ:L|獣]]の姿を捨て去った様を羨んでおり、自身の完成を拒むほどの愛を自分は知るのだろうかと思いを馳せている。
 
;他の自分達
 
;他の自分達
 
:第一再臨の自分については第二再臨同様に諦め気味。
 
:第一再臨の自分については第二再臨同様に諦め気味。
153行目: 167行目:  
:名前こそ一回しか出てこないが、台詞の中では彼を彷彿とさせる描写が複数箇所に断片的に聞き取れる。
 
:名前こそ一回しか出てこないが、台詞の中では彼を彷彿とさせる描写が複数箇所に断片的に聞き取れる。
 
:第三再臨の自分は彼に出会う事は無いらしい。
 
:第三再臨の自分は彼に出会う事は無いらしい。
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:もし彼がカルデアに召喚された場合、一緒に出撃したい模様。
    
;[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]
 
;[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]
 
:自身を[[死徒]]にした元凶。
 
:自身を[[死徒]]にした元凶。
 
:ただし第三再臨では死徒にならなかったイフの姿であるため、そちらでは彼の目論見は失敗したようである。
 
:ただし第三再臨では死徒にならなかったイフの姿であるため、そちらでは彼の目論見は失敗したようである。
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;[[ゲーティア]]
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:逆行運河によって<ruby><rb>惑星</rb><rt>ほし</rt></ruby>の規模を超えようと試みたもの。
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:どれだけのエネルギーや運命を束ねようと、卵でないものに天体受胎は成し遂げられないために、彼の行動を無謀と評している。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
 
===イベント===
 
===イベント===
;アルクェイド「なにって、それはもちろん、見ず知らずの人間に―――キャッ☆」
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;アルクェイド「なにって、それはもちろん、見ず知らずの人間に───キャッ☆」
 
:自身のバレンタインシナリオで一臨の自分に「何があればそのようになるのか想像力の限界を超えている」と言われて。
 
:自身のバレンタインシナリオで一臨の自分に「何があればそのようになるのか想像力の限界を超えている」と言われて。
    
==メモ==
 
==メモ==
 
*『[[Fate/stay night]]』の[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と『[[空の境界]]』の[[両儀式〔アサシン〕|両儀式]]に続く実装により、[[TYPE-MOON]]三大代表作のヒロインが一同に集結する運びとなった。
 
*『[[Fate/stay night]]』の[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と『[[空の境界]]』の[[両儀式〔アサシン〕|両儀式]]に続く実装により、[[TYPE-MOON]]三大代表作のヒロインが一同に集結する運びとなった。
*彼女の召喚時には専用の特殊演出が設けられており、ムーンキャンサーのクラスカードがブラックホールに呑まれると、絵柄がアルクェイドのシルエットに変わった後[[セイントグラフ]]が出現する。また、最初の第一再臨の召喚台詞の後半では普段の彼女にあたる第二再臨姿に変わる。
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*彼女の召喚時には専用の特殊演出が設けられており、ムーンキャンサーのクラスカードがブラックホールに呑まれると、絵柄がアルクェイドのシルエットに変わった後[[セイントグラフ]]が出現する。また、最初の第一再臨の召喚台詞の後半では普段の彼女にあたる第二再臨の姿に変わる。
 
*彼女のサーヴァント実装を決めたのは言わずもがな奈須きのこ氏本人であり、App storeに掲載されたインタビューでは[https://apps.apple.com/jp/story/id1628232714 その誕生秘話と経緯]が語られている。
 
*彼女のサーヴァント実装を決めたのは言わずもがな奈須きのこ氏本人であり、App storeに掲載されたインタビューでは[https://apps.apple.com/jp/story/id1628232714 その誕生秘話と経緯]が語られている。
 
**しかしコラボイベントでの登場ではなかったので「あくまで『FGO』の世界観の中にあるもの」として扱わねばならず、結果アルクェイドを主軸とせずにTYPE-MOONの世界観における「アーキタイプ」の設定が題材に選ばれた。
 
**しかしコラボイベントでの登場ではなかったので「あくまで『FGO』の世界観の中にあるもの」として扱わねばならず、結果アルクェイドを主軸とせずにTYPE-MOONの世界観における「アーキタイプ」の設定が題材に選ばれた。
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*第二再臨にあたるアルクェイドは『[[月姫 -A piece of blue glass moon-]]』の「とあるルート」から3年後の姿らしいが、どのルートなのかは明言されていない。
 
*第二再臨にあたるアルクェイドは『[[月姫 -A piece of blue glass moon-]]』の「とあるルート」から3年後の姿らしいが、どのルートなのかは明言されていない。
 
*アーキタイプ:アースという名称自体は、過去に『[[MELTY BLOOD Actress Again]]』で真祖アルクェイドの別名として登場していた。
 
*アーキタイプ:アースという名称自体は、過去に『[[MELTY BLOOD Actress Again]]』で真祖アルクェイドの別名として登場していた。
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*第三再臨で持っている剣は、かつて設定だけが登場していた魔剣「真世界」ではないかとファンの間で囁かれているが現状詳細は不明。
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**『Grand Order material ⅩⅥ』では「巨大剣」並びに「剣」としか表記されておらず、能力についても触れられていない。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
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