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| | 誕生日 = | | | 誕生日 = |
| | 血液型 = | | | 血液型 = |
− | | 出典 = 史実<ref group="注">第三再臨では『史実?』表記になる。</ref> | + | | 出典 = 史実(第一・第二再臨)<br>史実?(第三再臨) |
| | 地域 = 欧州 | | | 地域 = 欧州 |
| | 属性 = 秩序・中庸 | | | 属性 = 秩序・中庸 |
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| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
| | 特技 = | | | 特技 = |
− | | 好きな物 = 戦場を駆けること、音楽、アーサー王伝説等の英雄譚、ロックン・ロール(第一・第二再臨)<br>英雄の凱歌への想い(第三再臨) | + | | 好きな物 = 戦場を駆けること、音楽、アーサー王伝説等の英雄譚、ロックンロール(第一・第二再臨)<br>英雄の凱歌(第三再臨) |
− | | 苦手な物 = その時の気分で変わる(第一・第二再臨)<br>激情を抑えられない自身の弱い魂(第三再臨) | + | | 苦手な物 = その時の気分で変わる(第一・第二再臨)<br>激情を抑えられない自分の弱い魂(第三再臨) |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| | デザイン = 森井しづき | | | デザイン = 森井しづき |
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| :一方で初対面の人物にも気さくで協力的な面を持ち合わせながら'''敵と認識した者に対しては一切容赦がない'''側面を併せ持っており、マスターである[[アヤカ・サジョウ]]が[[エルメロイ教室]]の面々にその正体を疑われ詮索された時には、事もなげに自らのマスターに対する無礼さに言及して自然な態度で皆殺しを発言するなど伝説上にも謳われた苛烈さを秘めている(その後アヤカに対しては弁明としてあくまで脅しであると言い繕ったが、実行することも厭わない本音でもあったことも見て取れる)。 | | :一方で初対面の人物にも気さくで協力的な面を持ち合わせながら'''敵と認識した者に対しては一切容赦がない'''側面を併せ持っており、マスターである[[アヤカ・サジョウ]]が[[エルメロイ教室]]の面々にその正体を疑われ詮索された時には、事もなげに自らのマスターに対する無礼さに言及して自然な態度で皆殺しを発言するなど伝説上にも謳われた苛烈さを秘めている(その後アヤカに対しては弁明としてあくまで脅しであると言い繕ったが、実行することも厭わない本音でもあったことも見て取れる)。 |
| :『strange Fake』では聖杯に賭ける望みが何なのかを本人ですらわかっておらず、何故召喚されたのか心当たりがないという。その為とりあえずと、「出来るだけ多くの歌と英雄譚を “座” に持ち帰る」位にしか願っていない。 | | :『strange Fake』では聖杯に賭ける望みが何なのかを本人ですらわかっておらず、何故召喚されたのか心当たりがないという。その為とりあえずと、「出来るだけ多くの歌と英雄譚を “座” に持ち帰る」位にしか願っていない。 |
− | :元よりマスターへの態度はとにかくフレンドリーで、人当たりが極端に良い一面が強く表れている。これは憤怒や暴虐の側面が薄いセイバーの霊基状態というのもあるが、そもそも彼は基本的にマスターは『こちらを激怒させるような真似はしない、人類を救うという英雄ですら無謀な道に挑む、自分以上の激情を宿した苛烈で心地好い友人』だと考えており、そんな友には主君や家族以上に命を懸ける価値があると本気で思っている。 | + | :『Grand Order』におけるマスターである[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に対する態度はとにかくフレンドリーで、人当たりが極端に良い一面が強く表れている。生前は秒単位で性格が豹変するように見える程に感情の振れ幅が大きかった彼がこうなっているのは、憤怒や暴虐の側面が薄いセイバーの霊基状態というのもあるが、そもそも彼は基本的にマスターを『こちらを激怒させるような真似はしない、人類を救うという英雄ですら無謀な道に挑む、自分以上の激情を宿した苛烈で心地好い友人』だと考えており、そんな友には主君や家族以上に命を懸ける価値があると本気で思っている。 |
− | : とはいえども本質そのものは変わっていないので、人当たりの良い笑顔のまま迷う事なく敵に刃を振り下ろせるし、仮にマスターがいけ好かない人間だと思ったら、令呪を使われる前に切り捨てる可能性は充分にありえる。 | + | :とはいえども本質そのものは変わっていないので、人当たりの良い笑顔のまま迷う事なく敵に刃を振り下ろせるし、仮にマスターがいけ好かない人間だと思ったら、[[令呪]]を使われる前に切り捨てる可能性は充分にありえる。なぜなら、彼は自分がそれで消滅するとしても恐れない(厄介な)勇猛さを備えているためである。 |
| :さらに『Grand Order』では、カルデアというアーサー王と円卓の騎士達を筆頭に、憧れの英雄達が一堂に会する聖杯の力でも辿り着けない夢の楽園のような場所にいるという為か、この性格に加え喜びと興奮を抑えきれないミーハーな部分が強くなっている。 | | :さらに『Grand Order』では、カルデアというアーサー王と円卓の騎士達を筆頭に、憧れの英雄達が一堂に会する聖杯の力でも辿り着けない夢の楽園のような場所にいるという為か、この性格に加え喜びと興奮を抑えきれないミーハーな部分が強くなっている。 |
| + | :「獅子心王」たる第三再臨の彼は、これもまたその『素の側面』の一欠片。故に[[オルタナティブ|オルタ]]でも[[アルターエゴ]]でもない。 |
| + | :獅子心王としての名や魂の在り方、煉獄の炎が結びついて見た目は獅子のそれになり、体格も大柄になっているが、プロフィールにおける身長と体重は核となっている霊基の物が記載されている。 |
| + | :言葉遣いもそれまでと比べて落ち着いたものとなっているが、記憶自体は再臨前から連続している模様。 |
| | | |
| ;能力 | | ;能力 |
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| :また、初めて弾いたギターで一流プロ並みの演奏を披露したりと、多方面に才能を発揮している。 | | :また、初めて弾いたギターで一流プロ並みの演奏を披露したりと、多方面に才能を発揮している。 |
| :作中言及されている限りでは、セイバーの他にライダーとバーサーカーのクラス適正を持つ。ライダークラスの場合、軍団の力を扱うことができるようだ。どちらの場合も、セイバークラスの時ほど自由奔放な性格ではないらしい。 | | :作中言及されている限りでは、セイバーの他にライダーとバーサーカーのクラス適正を持つ。ライダークラスの場合、軍団の力を扱うことができるようだ。どちらの場合も、セイバークラスの時ほど自由奔放な性格ではないらしい。 |
− | :『Grand Order』では第三再臨にて獅子頭の獣人形態となり、文字通り「獅子心王」そのものといえる炎を駆使した戦い方をする。 | + | :『Grand Order』では第三再臨にて獅子頭の獣人形態となり、文字通り「獅子心王」そのものといえる炎を駆使した戦い方をする。なお、ライダーの霊基であっても『条件』が揃えば第三再臨の姿へと変貌を遂げるとされる。 |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
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| ;獅子吼よ詠え、颯颯たる煉獄を(ユートピー・ピュルガトワール) | | ;獅子吼よ詠え、颯颯たる煉獄を(ユートピー・ピュルガトワール) |
| : ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:99<br>最大捕捉:1~999体 | | : ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:99<br>最大捕捉:1~999体 |
− | :『[[Fate/Grand Order]]』オリジナルの宝具。 | + | :『[[Fate/Grand Order]]』においてのみ所持しているとされる宝具。 |
− | : 軍略家としての策謀を巡らせるだけでなく、王でありながら誰よりも速く戦場を駆ける事もあった。まさに獅子心王の無茶とも言える戦いぶりそのものが宝具と化したもの。 | + | : 軍略家としての策謀を巡らせるだけでなく、王でありながら誰よりも速く戦場を駆ける事もあった、まさに獅子心王の無茶とも言える戦いぶりそのものが宝具と化したもの。 |
− | : 特に第三再臨の、煉獄の炎に包まれている状態において現れる獅子達が、果たしてイングランドの王室紋章と何か関わりがあるのかどうかは、恐らく王本人にすら解らない事であろう。あるいは彼は、紋章のように心の中に三頭の獅子を飼い慣らしていたのかもしれない…。 | + | : 特に第三再臨の、煉獄の炎に包まれている状態において現れる獅子達が、果たしてイングランドの王室紋章と何か関わりがあるのかどうかは、恐らく王本人にすら解らない事であろう。あるいは彼は、紋章のように心の中に三頭の獅子を飼い慣らしていたのかもしれない。 |
| :『Grand Order』では「自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Arts攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Buster攻撃耐性をダウン<オーバーチャージで効果アップ>&やけど状態を付与(5ターン)」という効果のBuster宝具。 | | :『Grand Order』では「自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Arts攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Buster攻撃耐性をダウン<オーバーチャージで効果アップ>&やけど状態を付与(5ターン)」という効果のBuster宝具。 |
| + | : 第一・第二再臨の宝具演出では部下と思しき騎士たちと共に敵へ吶喊し、第三再臨では複数体の炎の獅子を纏って一頭の巨大な獅子となり敵へ攻撃を行う。 |
| | | |
| ;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー) | | ;永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー) |
| : ランク:D~A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:1000人 | | : ランク:D~A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:1000人 |
| :手にした物を擬似的なエクスカリバーとする宝具。 | | :手にした物を擬似的なエクスカリバーとする宝具。 |
− | :ナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動するが、どれほどの武器を持ったとしてもオリジナルのエクスカリバーの威力には決して届かない。 | + | :ナイフだろうが丸めた紙だろうが、それこそ落ちていた枝や煉獄の炎であろうがエクスカリバーと化し、光の斬撃を放つことができる。ただし、枝のように得物の強度が脆ければ一発撃っただけで消し炭となってしまうため、連発するためには相応の武器が必要。斬撃の威力も武器の質によって変動するが、どれほどの武器を持ったとしてもオリジナルのエクスカリバーの威力には決して届かない。たとえ、本物のエクスカリバーを手にしたとしても。 |
| :召喚直後は持っていた装飾剣から雷撃の如き光の斬撃を繰り出し、全力には程遠い一撃でありながら、一振りで州有数規模のオペラハウスを半壊させている。 | | :召喚直後は持っていた装飾剣から雷撃の如き光の斬撃を繰り出し、全力には程遠い一撃でありながら、一振りで州有数規模のオペラハウスを半壊させている。 |
| :生前に得たとある『神秘』と、手に持ったものを何でも「エクスカリバー」と名付けていたという、極度のアーサー王フリークであった逸話が複合された宝具。本人が言及しているが、[[ランスロット]]の宝具『騎士は徒手にて死せず』と性質が似ている。 | | :生前に得たとある『神秘』と、手に持ったものを何でも「エクスカリバー」と名付けていたという、極度のアーサー王フリークであった逸話が複合された宝具。本人が言及しているが、[[ランスロット]]の宝具『騎士は徒手にて死せず』と性質が似ている。 |
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| ;円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート) | | ;円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート) |
| : ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:- | | : ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:- |
− | :自身の霊基を触媒として、生前にセイバーと縁のあった者を従者・協力者として顕現させる宝具。 | + | :自身の霊基を触媒として、生前にセイバーと縁のあった者を従者・協力者、あるいは供回り、指導者などの形として顕現させる宝具。 |
| :召喚される際に声をかけ同意を得ることで、その者の魂を転写し同行させることができる。英霊の座に記録されている者も呼び出せるが、その場合は本来の英霊としての性能よりも弱体化する。 | | :召喚される際に声をかけ同意を得ることで、その者の魂を転写し同行させることができる。英霊の座に記録されている者も呼び出せるが、その場合は本来の英霊としての性能よりも弱体化する。 |
| :魔術や弓矢による援護など、同行させた者は能力・技能による支援を行いセイバーを助ける。「魔術による身体能力の強化」「セイバーの影の中から毒矢を放つ」「[[エルキドゥ]]の仕掛けた森の結界を看破・踏破する」「魔術的仕掛けを見抜き、光の灯った水球を出す」など多岐多彩なものである。ただし、サーヴァントのように現界させ続けるには莫大な魔力が必要となるため、通常のマスターでは不可能。 | | :魔術や弓矢による援護など、同行させた者は能力・技能による支援を行いセイバーを助ける。「魔術による身体能力の強化」「セイバーの影の中から毒矢を放つ」「[[エルキドゥ]]の仕掛けた森の結界を看破・踏破する」「魔術的仕掛けを見抜き、光の灯った水球を出す」など多岐多彩なものである。ただし、サーヴァントのように現界させ続けるには莫大な魔力が必要となるため、通常のマスターでは不可能。 |
| :セイバーはよく彼らと会話しており、傍から見ると独り言のように見えている。 | | :セイバーはよく彼らと会話しており、傍から見ると独り言のように見えている。 |
− | :呼び出せる数はマスターの魔力量や召喚される土地によって変化するが、『strange fake』においては七つの魂を従属させている。現在名前が確認されているのは「ロクスレイ」、「ウィリアム」、「ピエール・バジル」。 | + | :あくまでも補助的な存在であるが、戦闘時に影として見え隠れしている頼もしき仲間達。 |
| + | :呼び出せる数はマスターの魔力量や召喚される土地によって変化するが、『strange Fake』においては七つの魂を従属させている。現在名前が確認されているのは「ロクスレイ」、「ウィリアム」、「ピエール・バジル」。 |
| + | :「カムランにて死に損ねた騎士の残影」「獅子心王本人を殺した弩兵」「アイヴァンホーを騙る何者か」「湖の乙女達、その数多の飛沫の一欠片」「獅子心王が生涯勝てなかった、当代屈指の騎兵」「ロビンフッド達の叙事詩の一節」<ref group ="注">このうち「弩兵」はピエール・バジル、「騎兵」はウィリアム、「ロビンフッド」はロクスレイが特徴と一致している。「飛沫の一欠片」はニミュエと予想されている魔術師、「騎士の残影」についてはペレアス卿と推測される騎士が該当すると思われる。</ref>ともう一人によって構成されるようだが、「もう一人」の存在についてのみリチャードⅠ世は気付いていない。 |
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| ==真名:リチャードⅠ世== | | ==真名:リチャードⅠ世== |
| :第三回十字軍で勇名を馳せた、中世ノルマンディーの君主にしてイングランド王。十二世紀の人物。 | | :第三回十字軍で勇名を馳せた、中世ノルマンディーの君主にしてイングランド王。十二世紀の人物。 |
| :その勇猛さから『<ruby><rb>'''獅子心王'''</rb><rt>ライオンハーテッド</rt></ruby>』の異名で知られ、敵将からも最高の騎士と讃えられた。 | | :その勇猛さから『<ruby><rb>'''獅子心王'''</rb><rt>ライオンハーテッド</rt></ruby>』の異名で知られ、敵将からも最高の騎士と讃えられた。 |
− | :『'''彷徨える王'''』の異名も持ち、未だ神代の残滓を残していたイングランドで『神話と歴史の境目を彷徨っていた』最後の王として、比較的新しい時代の王ながらも色濃い神秘に触れていた。<br>10年の在位期間で自分の国にいた期間は1年も満たなかった。 | + | :『'''彷徨える王'''』の異名も持ち、未だ神代の残滓を残していたイングランドで『神話と歴史の境目を彷徨っていた』最後の王として、比較的新しい時代の王ながらも色濃い神秘に触れていた。 |
| + | :10年の在位期間で自分の国にいた期間は1年も満たなかった。 |
| | | |
| :最期は敵方の射手ピエール・バジルの射った矢による傷がもとで死亡した。 | | :最期は敵方の射手ピエール・バジルの射った矢による傷がもとで死亡した。 |
| | | |
| :『Grand Order』ではこの姿に加え、生前に数多の罪を犯してきた事に対し『神よ、どうかこの身を世界の終わりまで煉獄の炎に曝してくれ』と願った故に、獅子心王としての名と魂の在り方が煉獄の炎と結びついた事により、黒獅子の様相へと変化した外観が備わっている。 | | :『Grand Order』ではこの姿に加え、生前に数多の罪を犯してきた事に対し『神よ、どうかこの身を世界の終わりまで煉獄の炎に曝してくれ』と願った故に、獅子心王としての名と魂の在り方が煉獄の炎と結びついた事により、黒獅子の様相へと変化した外観が備わっている。 |
− | :獅子心王と呼ばれる程に勇猛な彼は、ありとあらゆる外敵はおろか、時として神に背くような暴虐さえ怖れなかったとされる。この姿もまた、数多の感情を持ち合わせた豹変君主たる獅子心王の『素の側面』の一欠片であると言えるのだろう。 | + | :獅子心王と呼ばれる程に勇猛な彼は、ありとあらゆる外敵に剣を向ける事はおろか、時として神に背くような暴虐さえ怖れなかったとされる。この姿もまた、数多の感情を持ち合わせた豹変君主たる獅子心王の『素の側面』の一欠片なのである。 |
| | | |
| ===関連=== | | ===関連=== |
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| :セイバーのサーヴァントとして登場。 | | :セイバーのサーヴァントとして登場。 |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
− | : 2025年の正月に期間限定サーヴァントとして実装。同時に『リチャードⅠ世体験クエスト』も開催されている。 | + | : 2025年の正月に期間限定サーヴァントとして実装。 |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
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| ;[[エルキドゥ|ランサー]] | | ;[[エルキドゥ|ランサー]] |
| :街にいる[[ジェスター・カルトゥーレ|魔物]]を打倒する為に、同盟を持ちかける。 | | :街にいる[[ジェスター・カルトゥーレ|魔物]]を打倒する為に、同盟を持ちかける。 |
| + | :『Grand Order』では彼が自身を知っているような素振りをしている事に反応しており、同盟関係だったと知って興味を示している。 |
| ;[[ギルガメッシュ|アーチャー]] | | ;[[ギルガメッシュ|アーチャー]] |
| :下の教会に居るアヤカを守る為に戦いを挑む。彼が持っている宝物の数々には興味津々なようである。 | | :下の教会に居るアヤカを守る為に戦いを挑む。彼が持っている宝物の数々には興味津々なようである。 |
| + | :『Grand Order』ではちょっとした因縁があるようなないような気がするらしいものの、同じカルデアのサーヴァントとして上手くやっていこうとする姿勢を見せている。 |
| ;[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー・ペンドラゴン]] | | ;[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー・ペンドラゴン]] |
| :「我等が騎士道の偉大なる祖」と呼び、深い敬意を示している。そのフリークぷりは有名であり、宝具にまで昇華した。 | | :「我等が騎士道の偉大なる祖」と呼び、深い敬意を示している。そのフリークぷりは有名であり、宝具にまで昇華した。 |
| + | :『Grand Order』では、自分がカルデアの英霊として相応しいと示してから話しかけに行くつもりらしい。 |
| + | :なお、複数人のアーサー王を目にした際は三秒でそれを受け入れ、どんな名将をも超えるとしてカルデアを「カルデア・ザ・ネオアヴァロン」に改名しようと提案している。 |
| + | :第三再臨では上記のような自身の様子に対し、彼女を「我が魂に根付いた拭えぬ憧憬」とした上で大目に見てやってほしいと主人公に告げている。 |
| ;[[マーリン]] | | ;[[マーリン]] |
− | :母親の作り話をずっと覚えていたようで、「出会ったら話にあったように掴んで振り回してエクスカリバーにしたい」などとフォウが喜びそうなとんでもない事を口走っていた。 | + | :母親の作り話をずっと覚えていたようで、「出会ったら話にあったように掴んで振り回してエクスカリバーにしたい」などと[[フォウ]]が喜びそうなとんでもない事を口走っていた。 |
| + | :『Grand Order』においては[[マーリン (Grand Order)|サーヴァントとしての彼]]と遭遇し、足を持ってエクスカリバーにしたいと直接頼み込んでいる。 |
| ;[[ジョン・ウィンガード]] | | ;[[ジョン・ウィンガード]] |
| :ライダーの結界内で一時的に共闘する。 | | :ライダーの結界内で一時的に共闘する。 |
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| :従属する七つの魂の一人であり、真名は不明だが(リチャードも魔術師、キャスターと呼称している)水の魔術を得意とする。 | | :従属する七つの魂の一人であり、真名は不明だが(リチャードも魔術師、キャスターと呼称している)水の魔術を得意とする。 |
| :6巻では他の従者5名も実体化するなかで1人だけ球体状の水の姿で登場したが、これが本来の姿なのかは不明。 | | :6巻では他の従者5名も実体化するなかで1人だけ球体状の水の姿で登場したが、これが本来の姿なのかは不明。 |
− | :7巻では呼びかけとして「○○ュエ」としていたので、推測される名前はアーサー王伝説における湖の貴婦人の名前の一つ「ニミュエ」。 | + | :7巻では呼びかけとして「○○ュエ」としていたので、推測される名前はアーサー王伝説における湖の貴婦人の名前の一つ「ニミュエ」。後の『Grand Order』でははっきり「ニミュエ」と呼び掛けている。 |
| ;騎士 | | ;騎士 |
| :従属する七つの魂の一人。存在はギルガメッシュ戦で示唆されていたが6巻で本格的に登場。背中に複数の剣を持ち、戦闘中で『永久に遠き勝利の剣』の素材になる剣をリチャードに与え続ける。 | | :従属する七つの魂の一人。存在はギルガメッシュ戦で示唆されていたが6巻で本格的に登場。背中に複数の剣を持ち、戦闘中で『永久に遠き勝利の剣』の素材になる剣をリチャードに与え続ける。 |
| + | :『Grand Order』では、戦闘時にペレアス卿に剣を貸してほしいと呼び掛ける台詞が存在しており、これが彼でないかと推測される。 |
| + | ;アイヴァンホーを騙る何者か |
| + | :詳細不明。 |
| + | :アイヴァンホーについては同名の小説に登場する主人公「サー・ウィルフレッド・オブ・アイヴァンホー」の事だと思われる。 |
| + | :『Grand Order』では「ジェ、ウィルフレッド」と途中から言い直す形で呼び掛けている。 |
| + | ;もう一人 |
| + | :詳細不明。 |
| + | :リチャード自身はその存在について気付いていない。 |
| + | |
| + | ===Fate/Grand Order=== |
| + | ;[[円卓の騎士]]たち |
| + | :生前からその話を聞いてきた、アーサー王の同胞たる騎士たち。 |
| + | :周囲の人々から盛られているとされていた吟遊詩人たちの伝承の内容よりも、実物はそれぞれが武勇も、人間性も、そして何かやらかす時のはっちゃけ具合をも超えているとして「本物はやはり違う!」と感嘆している。 |
| + | ;[[ロビンフッド]] |
| + | :親友とはまた別の「ロビンフッド」。 |
| + | :嫌そうな顔をしている彼に「君は間違いなく英雄だ」と声を掛けている。 |
| + | ;[[妖精騎士ランスロット]] |
| + | :母アリエノールの祖先と伝わる「メリュジーヌ」の名を持つサーヴァント。 |
| + | :彼女を汎人類史のメリュジーヌかと認識しかけたが、そうでないと知ってこれがチェンジリングかと理解を示している。 |
| + | ;[[ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕]] |
| + | :浅からぬ仲であるテンプル騎士団の団長であるため、交わす言葉があるかもしれないと思ったようだが、無辜の怪物たる彼女の在り様を見て困惑している。 |
| + | ;[[アーサー・ペンドラゴン]] |
| + | :異世界におけるアーサー王。 |
| + | :見た瞬間にアーサー王だと感覚で理解したようで、姿どころか根本から違う気もするようだが特に気にしていない。 |
| + | :なお、彼と汎人類史の円卓の距離感について、マスターに疑問を投げかけている。 |
| + | ;[[イスカンダル]] |
| + | :彼の身長について言及しており、サンジェルマンに聞いていた通りだと反応している。 |
| + | :彼とは酒を酌み交わしつつ、本人の口からその遠征の物語を聞こうとしている。 |
| + | ;[[エミヤ]] |
| + | :食堂で腕を振るう彼の姿を見て、成程と口にしている。 |
| + | ;[[エミヤ〔アサシン〕]] |
| + | :彼のことを「ロクスレイみたいな格好をしてる赤いフードの人」と呼んでいる。 |
| + | :また、食堂で自身が騎士道について熱く語る度に、彼が不機嫌になっている気がするとのこと。 |
| + | ;[[ウィリアム・シェイクスピア]] |
| + | :彼が自身の弟を主人公にした詩劇を書いたと耳にしたようで、是非読ませてくれと頼んでいる。 |
| + | :恐らくここで話題としている作品は『ジョン王』と推測される。……のだが、この作品内において主人公であるジョン王は悪人として描かれている。 |
| + | ;[[ジャンヌ・ダルク]] |
| + | :彼女が自身の妹と同じ名を持つ事に反応しており、自分を「お兄ちゃん」と呼んでもいいと話しかけている。 |
| + | ;[[マンドリカルド]] |
| + | :憧れの英雄の一人らしく、不帯剣の誓いを成し遂げたという点に強く敬意を抱いている。 |
| + | :彼からサインを貰おうとしており、またその冒険譚についても聞きたがっていたが、あまりにも距離感を詰め過ぎたためか逃げられてしまった。 |
| + | ;[[アントニオ・サリエリ]]、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]、[[織田信長〔バーサーカー〕]]、[[謎のアイドルX〔オルタ〕]]、[[ネロ・クラウディウス]]、[[エリザベート=バートリー]] |
| + | :音楽系のサーヴァントたち。 |
| + | :彼らの音楽をそれぞれ評価しており、音痴であるはずのネロとエリザベートの歌に関しても、特に気にする様子を見せるどころか「あれがデスコア・ノイジー・ベイビーメタルってやつか」と反応している。 |
| + | ;[[トーマス・エジソン]] |
| + | :第三再臨の自身と同じく、獅子の頭部を持つサーヴァント。 |
| + | :大統王という彼の概念について反応を示しており、獅子を身の内に抱き体現せし者、あるいは深き業を宿す者同士として親交を深めようとしている。 |
| + | ;[[織田信勝]] |
| + | :彼を見ていると弟たちを思い出すらしく、彼のような弟がいる者は果報者だと話しているが、本人からは「自分のような弟がいる事が、果報である筈がない」と言われている。 |
| + | :彼の発言についてはひねくれ方まで少し似ていると反応し、懐かしさを覚えている模様。 |
| + | ;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]] |
| + | :異聞帯におけるモルガン。 |
| + | :知己である湖の妖精とはまったく異なる輝きだとしており、それについて考察しようとしている。 |
| + | :しかしそれを「無粋な詮索」としてすぐに止め、神々しい妖精の女王がいるという事実に感動するに留めている。 |
| | | |
| ===生前=== | | ===生前=== |
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261行目: |
| ;[[アリエノール]] | | ;[[アリエノール]] |
| :母。自分の才能故に悩むことを相談したり、円卓の騎士達の話を寝物語に聞いたりと生き方の指針となった。なお、怒ると笑顔のまま特大の雷を落とすようである。 | | :母。自分の才能故に悩むことを相談したり、円卓の騎士達の話を寝物語に聞いたりと生き方の指針となった。なお、怒ると笑顔のまま特大の雷を落とすようである。 |
| + | :彼女の教育方針については、サンジェルマンの見立てでは「厄介な性格を持つ自身(リチャード)に王の血筋と武の才が与えられてしまったため、人生の規範として数多の英雄譚を聞かせ続けたのだろう」とされている。 |
| ;フィリップⅡ世 | | ;フィリップⅡ世 |
| :「尊厳王」の異名を持つフランス王であり、共に十字軍で戦った仲間。 | | :「尊厳王」の異名を持つフランス王であり、共に十字軍で戦った仲間。 |
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| ;[[シャルルマーニュ]]、[[ベオウルフ]]、[[スカサハ]] | | ;[[シャルルマーニュ]]、[[ベオウルフ]]、[[スカサハ]] |
| :母親から彼らの英雄譚も聞かされていたのか、アーサー王程ではないが彼らについても憧憬の対象である。 | | :母親から彼らの英雄譚も聞かされていたのか、アーサー王程ではないが彼らについても憧憬の対象である。 |
| + | :『Grand Order』では第三再臨で彼らについて言及しており、その眩さに感慨を抱いている。 |
| + | :影の国については、自分も何か一つ違っていたら追い求めたかもしれないと語っている。 |
| ;[[モードレッド]] | | ;[[モードレッド]] |
| :アーサー王の伝説を終わらせた彼(彼女)であるが、伝説の一環としてやっぱり憧憬の対象である。 | | :アーサー王の伝説を終わらせた彼(彼女)であるが、伝説の一環としてやっぱり憧憬の対象である。 |
| + | :彼女の行動については「不可能を成し遂げた」と認識しているようで、才能や呪いといった単純なものではないとしている。 |
| + | ;サー・ウィルフレッド・オブ・アイヴァンホー |
| + | :長編小説『アイヴァンホー』にて、自身に仕えていたとされる架空の人物。 |
| + | :直接の関わりがあるかは不明だが、自身に従属する七つの魂の一人として「アイヴァンホーを騙る何者か」がいる。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| :この光景は地元TV局員の手で放送され、それを見たほぼ全ての魔術師が「ちゃんと秘匿しろ」と頭を抱えることになる。 | | :この光景は地元TV局員の手で放送され、それを見たほぼ全ての魔術師が「ちゃんと秘匿しろ」と頭を抱えることになる。 |
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− | ;「ただとは言わない、手品を見せる事ができる。恐らくは君達の常識の埒外にあるものが見れるぞ?」<br>「ああ、ハッキリ言っておくが、すごいぞ?驚くぞ?」<br>「手には何も持ってないな?よく見ていてくれ。今から――」<br>「俺が消える」 | + | ;「ただとは言わない、手品を見せる事ができる。恐らくは君達の常識の埒外にあるものが見れるぞ?」<br>「ああ、ハッキリ言っておくが、すごいぞ?驚くぞ?」<br>「手には何も持ってないな?よく見ていてくれ。今から──」<br>「俺が消える」 |
| :警察署内での取り調べにて。英霊が逮捕され、取り調べを受けているだけでも前代未聞だが、さらに一般人の前で堂々と霊体化する。もはや秘匿する気ゼロである。 | | :警察署内での取り調べにて。英霊が逮捕され、取り調べを受けているだけでも前代未聞だが、さらに一般人の前で堂々と霊体化する。もはや秘匿する気ゼロである。 |
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| ;「なら、君の命令に従う必要はないという事だな!」<br>「これで俺は君に干渉し放題というわけだ。身の回りの世話を焼くから覚悟しろよ?」 | | ;「なら、君の命令に従う必要はないという事だな!」<br>「これで俺は君に干渉し放題というわけだ。身の回りの世話を焼くから覚悟しろよ?」 |
− | :アヤカから、「私は貴方のマスターじゃない」と言われての返答。<br>なんとなく気になる内気な女子にちょっかいを出す餓鬼大将といった風情である。 | + | :アヤカから、「私は貴方のマスターじゃない」と言われての返答。 |
| + | :なんとなく気になる内気な女子にちょっかいを出す餓鬼大将といった風情である。 |
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− | ;「俺の事はとりあえずセイバーと呼んでくれ。恩人に名乗らぬままなのは不名誉ではあるが、いずれ機を見て真名は教えよう」<br>「君も教えてくれないか。どうしてあんな場所にいたのか、<br> その刺青は――…」<br>「……すまない」<br>「まずは君の名前を教えてくれ」 | + | ;「俺の事はとりあえずセイバーと呼んでくれ。恩人に名乗らぬままなのは不名誉ではあるが、いずれ機を見て真名は教えよう」<br>「君も教えてくれないか。どうしてあんな場所にいたのか、<br> その刺青は──…」<br>「……すまない」<br>「まずは君の名前を教えてくれ」 |
| :質問をする前に、まだ一番大切なことを教えてもらっていないことに気付く。 | | :質問をする前に、まだ一番大切なことを教えてもらっていないことに気付く。 |
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| :型月世界においてもこのような蛮行を働いているかどうかは定かではないが、リチャード自身の口から敵から恐れられた話を、やや自虐的な様子で語っているため、なにかしら思うところはあるのだろう。 | | :型月世界においてもこのような蛮行を働いているかどうかは定かではないが、リチャード自身の口から敵から恐れられた話を、やや自虐的な様子で語っているため、なにかしら思うところはあるのだろう。 |
| :実際、サンジェルマン曰くセイバー霊基だから本編のような状態であり、ライダー霊基やバーサーカー霊基だとだいぶ厄介な事になっていたとか。 | | :実際、サンジェルマン曰くセイバー霊基だから本編のような状態であり、ライダー霊基やバーサーカー霊基だとだいぶ厄介な事になっていたとか。 |
| + | :後の『Grand Order』では、ライダー霊基だと「怒りや敵意の激情に包まれ、勝利の為ならばあらゆる悪徳をも厭わぬ霊基となっていた可能性もある」とされている。この場合はどのようなリソースであれ戦争に注ぎ込む蹂躙の暴君となるようで、仮にアーサー王と円卓が敵となっても敬意を忘れずに、千変の暴虐で戦争を挑むだろうとされる。 |
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| ;金遣いの荒さについて | | ;金遣いの荒さについて |
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| :十字軍遠征が終わった後も 神聖ローマ帝国に囚われた時の身代金、フランスのフィリップ2世との小競り合いなどでイングランドは多額の負債を抱えた。 | | :十字軍遠征が終わった後も 神聖ローマ帝国に囚われた時の身代金、フランスのフィリップ2世との小競り合いなどでイングランドは多額の負債を抱えた。 |
| :それでも騎士道精神に満ちた君主を国民は愛し、リチャードの残したツケは後に欠地王と呼ばれたジョンに回されることとなる。 | | :それでも騎士道精神に満ちた君主を国民は愛し、リチャードの残したツケは後に欠地王と呼ばれたジョンに回されることとなる。 |
− | :…ちなみに伝承上の[[ロビンフッド]]はかのジョン王の圧政に抵抗したのが一番オーソドックスな伝承である。しかし上記の通り、ジョン王の財政難は彼本人のせいというよりも、上記の通りリチャードの金遣いの荒さが原因なので、ある意味全ての元凶とも言って良い存在であるのだが…、型月のロビンはあくまでかのジョン王の時代の者とは一言も言われて無いが両者の会話も興味深い物である。 | + | :…ちなみに伝承上の[[ロビンフッド]]はかのジョン王の圧政に抵抗したのが一番オーソドックスな伝承である。しかし上記の通り、ジョン王の財政難は彼本人のせいというよりも、上記の通りリチャードの金遣いの荒さが原因なので、ある意味全ての元凶とも言って良い存在であるのだが、型月のロビンはあくまでかのジョン王の時代の者とは一言も言われて無いが両者の会話も興味深い物である。 |
| :余談だが、ジョン王は'''イギリス史上最も無能な王'''と呼ばれており、以後の歴代のイギリス王族は現在に至るまで「ジョン」の名前を受け継いでいない。<ref group = "注">マグナ・カルタの制定や内政面を充実させるなど、近年は再評価の動きも見られ、国王としては決して無能とは言い難いのだが。出生時に父ヘンリー2世から領地を与えられなかったため「欠地王」と呼ばれたが、日本では空目をされ、戦争に負けて領土を失った事から「失地王」と呼ばれたと無能のレッテルを貼られていたことにされている。</ref> | | :余談だが、ジョン王は'''イギリス史上最も無能な王'''と呼ばれており、以後の歴代のイギリス王族は現在に至るまで「ジョン」の名前を受け継いでいない。<ref group = "注">マグナ・カルタの制定や内政面を充実させるなど、近年は再評価の動きも見られ、国王としては決して無能とは言い難いのだが。出生時に父ヘンリー2世から領地を与えられなかったため「欠地王」と呼ばれたが、日本では空目をされ、戦争に負けて領土を失った事から「失地王」と呼ばれたと無能のレッテルを貼られていたことにされている。</ref> |
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