差分

103 バイト追加 、 2015年11月22日 (日) 23:47
編集の要約なし
11行目: 11行目:  
[[衛宮士郎]]や[[遠坂凛]]の通う穂群原学園の教師。社会科と倫理の担当で2年A組担任教師。生徒会の顧問も勤めている。成り行きから[[メディア|キャスター]]のマスターとなる。
 
[[衛宮士郎]]や[[遠坂凛]]の通う穂群原学園の教師。社会科と倫理の担当で2年A組担任教師。生徒会の顧問も勤めている。成り行きから[[メディア|キャスター]]のマスターとなる。
   −
;略歴
+
; 略歴
:暗殺組織に「暗殺道具として」育てられていたという壮絶な過去の持ち主。二千万円と二十年の時間をかけて暗殺の道具として人里離れた森で「生産」された彼は、生まれてから完成するまで十メートル四方の森から出ることなく、ただひとつの技能を磨き続けていた。そして道具としての仕事を果たした後に自害するはずであったが、自身の成果に疑問を感じたことからそのまま惰性で生き続けた。暗殺のため用意された仮の経歴・社会的地位にそのまま納まり、2年ほど前からは柳洞寺に客分として居候している。
+
: 暗殺組織に「暗殺道具として」育てられていたという壮絶な過去の持ち主。二千万円と二十年の時間をかけて暗殺の道具として人里離れた森で「生産」された彼は、生まれてから完成するまで十メートル四方の森から出ることなく、ただひとつの技能を磨き続けていた。そして道具としての仕事を果たした後に自害するはずであったが、自身の成果に疑問を感じたことからそのまま惰性で生き続けた。暗殺のため用意された仮の経歴・社会的地位にそのまま納まり、2年ほど前からは柳洞寺に客分として居候している。
:[[魔術|魔術師]]ではなく、そもそも[[聖杯戦争]]とは関係のない人間だったが、柳洞寺の前で行き倒れていたキャスターを助け、彼女に頼まれるままに力を貸すことになった。
+
: [[魔術|魔術師]]ではなく、そもそも[[聖杯戦争]]とは関係のない人間だったが、柳洞寺の前で行き倒れていたキャスターを助け、彼女に頼まれるままに力を貸すことになった。
 
:
 
:
 
; 人物
 
; 人物
27行目: 27行目:     
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
;[[Fate/stay night]]
+
; [[Fate/stay night]]
:キャスターのマスターとして聖杯戦争に参加するが、聖杯を得るためではなくキャスターの要請に答えるために戦う。
+
: キャスターのマスターとして聖杯戦争に参加するが、聖杯を得るためではなくキャスターの要請に答えるために戦う。
;[[Fate/hollow ataraxia]]
+
; [[Fate/hollow ataraxia]]
:柳洞寺や学校での平穏な暮らしが描かれる。また、本編Fateルートで士郎たちの前に現れられなかった理由が語られる。
+
: 柳洞寺や学校での平穏な暮らしが描かれる。また、本編Fateルートで士郎たちの前に現れられなかった理由が語られる。
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
+
; [[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
:ギルガメッシュに敗れた葛木とキャスター。傷ついたキャスターに願いを叶えさせるべく、葛木は最後の力を振り絞る。
+
: ギルガメッシュに敗れた葛木とキャスター。傷ついたキャスターに願いを叶えさせるべく、葛木は最後の力を振り絞る。
:ギャグ色の強い本作としては例外的に(台詞の端々にパロディが見え隠れするものの)、徹頭徹尾シリアスな内容。
+
: ギャグ色の強い本作としては例外的に(台詞の端々にパロディが見え隠れするものの)、徹頭徹尾シリアスな内容。
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
+
: アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
;[[花のみやこ!]]
+
; [[花のみやこ!]]
:親馬鹿なお父さんとして登場。
+
: 親馬鹿なお父さんとして登場。
:もう有り得ない位に娘が好き。奥さんとの仲も絶好調な幸せ家族。
+
: もう有り得ない位に娘が好き。奥さんとの仲も絶好調な幸せ家族。
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
+
; [[氷室の天地 Fate/school life]]
:三人娘の担任。暴走する[[蒔寺楓]]には容赦なく「謎格闘技」を叩き込んで昏倒させる。
+
: 三人娘の担任。暴走する[[蒔寺楓]]には容赦なく「謎格闘技」を叩き込んで昏倒させる。
;[[ちびちゅき!]]
+
; [[ちびちゅき!]]
:教師の一人として登場。科目は不明だが、やはり倫理なのだろうか。
+
: 教師の一人として登場。科目は不明だが、やはり倫理なのだろうか。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
===Fate/stay night===
 
===Fate/stay night===
;[[メディア|キャスター]]
+
; [[メディア|キャスター]]
:サーヴァントだが、使役や共闘といった関係ではなく一方的に助力をしている状態。
+
: サーヴァントだが、使役や共闘といった関係ではなく一方的に助力をしている状態。
:書類上は結婚しているが、まだ式は挙げておらず、hollowでは夫婦としてどう向き合っていくのが正しいのか模索している。
+
: 書類上は結婚しているが、まだ式は挙げておらず、『hollow』では夫婦としてどう向き合っていくのが正しいのか模索している。
:平行世界(花のみやこ!)では妻となり娘もいるが、やっぱり料理が下手。
+
: 平行世界(花のみやこ!)では妻となり娘もいるが、やっぱり料理が下手。
 
+
; [[柳洞一成]]
;[[柳洞一成]]
+
: 「宗一郎兄」と呼ばれて慕われている。休日などは組み手などする仲。
:「宗一郎兄」と呼ばれて慕われている。休日などは組み手などする仲。
+
; [[柳洞零観]]
;[[柳洞零観]]
+
: 組み手・酒飲み仲間。
:組み手・酒飲み仲間。
+
; [[藤村大河]]
;[[藤村大河]]
+
: 同僚。穂群原では対極的な位置にいるが、相談事を持ちかけられたりと仲は悪くない。
:同僚。穂群原では対極的な位置にいるが、相談事を持ちかけられたりと仲は悪くない。
+
; [[佐々木小次郎|アサシン]]
;[[佐々木小次郎|アサシン]]
+
: 友人。「宗一郎殿」と呼ばれる。
:友人。「宗一郎殿」と呼ばれる。
+
: 本編ではずっと霊体化するようキャスターに言われていたため出会う機会がなかったが、後に暇な時は一緒に将棋をして遊ぶなど結構親しい関係になる。
:本編ではずっと霊体化するようキャスターに言われていたため出会う機会がなかったが、後に暇な時は一緒に将棋をして遊ぶなど結構親しい関係になる。
      
===花のみやこ!===
 
===花のみやこ!===
;[[葛木亜魅]]
+
; [[葛木亜魅]]
:娘。
+
: 娘。
:娘可愛さの余り、変な虫がつかないようにワザと派手な服装で学校へ行くよう意見したり、彼女のパンクな眼帯を「これはこれで'''キュート'''」と評するなど、かなり弾けている。
+
: 娘可愛さの余り、変な虫がつかないようにワザと派手な服装で学校へ行くよう意見したり、彼女のパンクな眼帯を「これはこれで'''キュート'''」と評するなど、かなり弾けている。
 
+
; [[美綴稔]]
;美綴稔
+
: 娘の友人。
:娘の友人。
+
: 好青年として気に入っており、家が近所なこともあり「娘を守ってくれ」と頼むほど。
:好青年として気に入っており、家が近所なこともあり「娘を守ってくれ」と頼むほど。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
===Fate/stay night===
+
=== Fate/stay night ===
;「成程……。<br> それは悪い事なのか? 衛宮」
+
; 「成程……。<br /> それは悪い事なのか? 衛宮」
:士郎にキャスターが街の人の生命力を奪っている事を聞かされた時の一言。 眉毛一つ動かさずに言い切っている。
+
: 士郎にキャスターが街の人の生命力を奪っている事を聞かされた時の一言。 眉毛一つ動かさずに言い切っている。
 +
; 「―――だが、これは私が始めたことだ。それを途中で止めることなどできない」
 +
: キャスターが自分を庇い消滅しても、彼女を故郷に返すという願いを果たすため、アーチャーに攻撃を仕掛ける。
   −
;「―――だが、これは私が始めたことだ。それを途中で止めることなどできない」
+
=== Fate/hollow ataraxia ===
:キャスターが自分を庇い消滅しても、彼女を故郷に返すという願いを果たすため、アーチャーに攻撃を仕掛ける。
+
; 「―――そうか。ようやく、気がついた<br /> ―――私は、ずっと昔から、<br /> ―――“誰か”の為に、なりたかった―――」
 +
: 回想シーンという形で描かれた『stay night』Fateルートでの最期。死の間際、自分の死に涙するキャスターの姿を見て憧れていた思いを理解しながら息絶える。
 +
; 「でしたら、私にも不安はあります。妻を持つ者として何をなさねばならないのか。周囲に何を期待されているのか<br /> 妻以外の女性に対してどう接すればいいのか分からない事だらけです」
 +
: 今まで抱いたことがなかったが、キャスターと出会ったことで芽生えた新たな感情。
 +
; 「……武道にも通じる話ですが……短い人生のうちで、人を教える道に終着点などはおそらくないのでしょう。<br /> 慢心におぼれず、たゆまぬ研鑽を続ける事こそ確実な姿勢であると私は思います」
 +
: 大河に対して語った自身の教師としてありかた。
   −
===Fate/hollow ataraxia===
+
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
;「―――そうか。ようやく、気がついた<br> ―――私は、ずっと昔から、<br>―――“誰か”の為に、なりたかった―――」
+
; 「貴様と交わす会話も、その必要性もない。<br /> 行くぞ金色。<br /> 双方手は見えている。喜べ。圧倒的な戦力差とはどう覆すか、ここで教授してやろう」
:回想シーンという形で描かれた『stay night』Fateルートでの最期。死の間際、自分の死に涙するキャスターの姿を見て憧れていた思いを理解しながら息絶える。
+
: 「タイガーころしあむ」葛木編にて、虎聖杯を前にしてギルガメッシュに対して。
 
+
; 「……くだらん。<br /> この聖杯を、“あれ”が手にしたとしよう。本懐を遂げたとしよう。<br /> だが、その日から長き月日を耐え、忍び、困難に打ち勝たねばならぬ『生きる』という試練が待ち受けているのだ。<br /> それに対し私に出来うる事は、今現在の数刻の苦痛のみ。<br /> 何と楽な道か。だがこの程度の事しか、私には“あれ”にしてやれる術が見つからん――<br /> ……以上だ。柄にもなく声をあげるとは私も未熟だな。<br /> では来い、人あらざる者。我が安楽の道を阻んでみるか」
;「でしたら、私にも不安はあります。妻を持つ者として何をなさねばならないのか。周囲に何を期待されているのか<br> 妻以外の女性に対してどう接すればいいのか分からない事だらけです」
+
: 同上。虎聖杯に固執する理由をイリヤに向けて語るくだり。
:今まで抱いたことがなかったが、キャスターと出会ったことで芽生えた新たな感情。
+
: コメディであるタイころにおいて、彼のシナリオだけは本編と見まがうシリアスぶりである。
 
  −
;「……武道にも通じる話ですが……短い人生のうちで、人を教える道に終着点などはおそらくないのでしょう。<br> 慢心におぼれず、たゆまぬ研鑽を続ける事こそ確実な姿勢であると私は思います」
  −
:大河に対して語った自身の教師としてありかた。
  −
 
  −
===フェイト/タイガーころしあむ===
  −
;「貴様と交わす会話も、その必要性もない。<br> 行くぞ金色。<br> 双方手は見えている。喜べ。圧倒的な戦力差とはどう覆すか、ここで教授してやろう」
  −
:「タイガーころしあむ」葛木編にて、虎聖杯を前にしてギルガメッシュに対して。
  −
 
  −
;「……くだらん。<br> この聖杯を、“あれ”が手にしたとしよう。本懐を遂げたとしよう。<br> だが、その日から長き月日を耐え、忍び、困難に打ち勝たねばならぬ『生きる』という試練が待ち受けているのだ。<br> それに対し私に出来うる事は、今現在の数刻の苦痛のみ。<br> 何と楽な道か。だがこの程度の事しか、私には“あれ”にしてやれる術が見つからん――<br> ……以上だ。柄にもなく声をあげるとは私も未熟だな。<br> では来い、人あらざる者。我が安楽の道を阻んでみるか」
  −
:同上。虎聖杯に固執する理由をイリヤに向けて語るくだり。<br>コメディであるタイころにおいて、彼のシナリオだけは本編と見まがうシリアスぶりである。
      
=== Fate/unlimited codes ===
 
=== Fate/unlimited codes ===
; 「……ここは……何?まさか……生きている、のか?私は<br> キャスター、何処にいる。何があったのか説明しろ」
+
; 「……ここは……何?まさか……生きている、のか?私は<br /> キャスター、何処にいる。何があったのか説明しろ」
 
: キャスタルートエンディングにて。聖杯戦争の最中命を落とすも、気がつくと自分は生きていた。キャスターに状況の説明を求めるもそこに彼女の姿はなかった。
 
: キャスタルートエンディングにて。聖杯戦争の最中命を落とすも、気がつくと自分は生きていた。キャスターに状況の説明を求めるもそこに彼女の姿はなかった。
   −
===氷室の天地 Fate/school life===
+
=== 氷室の天地 Fate/school life ===
;「ならおまえの旅はもうここまでだ。冒険を打ち切ろう」
+
; 「ならおまえの旅はもうここまでだ。冒険を打ち切ろう」
:修学旅行中蒔寺を無断行動させないよう氷室と美綴に取り押さえさせ、涙ながらに「知らない街を冒険したい。冒険でしょでしょ」と訴える蒔寺に対して。元ネタはアニメ「ガンバの冒険」のED曲で、絶望的な歌詞で知られる「冒険者たちのバラード」より。その台詞に対して蒔寺も同じ曲から「夕日にドクロをうつされるー」と返している。
+
: 修学旅行中蒔寺を無断行動させないよう氷室と美綴に取り押さえさせ、涙ながらに「知らない街を冒険したい。冒険でしょでしょ」と訴える蒔寺に対して。
 
+
: 元ネタはアニメ「ガンバの冒険」のED曲で、絶望的な歌詞で知られる「冒険者たちのバラード」より。その台詞に対して蒔寺も同じ曲から「夕日にドクロをうつされるー」と返している。
;「そして美綴用は……ヤールギュレシか?」
+
; 「そして美綴用は……ヤールギュレシか?」
:基本大真面目な葛木先生の貴重なボケシーン。<br>氷室が提案したネタ格闘技を真顔で採用しようとする。
+
: 基本大真面目な葛木先生の貴重なボケシーン。氷室が提案したネタ格闘技を真顔で採用しようとする。
   −
===花のみやこ!===
+
=== 花のみやこ! ===
;「うむ完璧だ それなら悪い虫も寄りつくまい」<br>(これはコレでキュートなのだが…仕方あるまい…)
+
; 「うむ完璧だ それなら悪い虫も寄りつくまい」<br />(これはコレでキュートなのだが…仕方あるまい…)
:登校前、変な奴に狙われないようにと娘をパンクファッションにして。
+
: 登校前、変な奴に狙われないようにと娘をパンクファッションにして。
:なんというかもう、親バカ全開。顔が真面目なところがよりいっそう笑いを誘っている。
+
: なんというかもう、親バカ全開。顔が真面目なところがよりいっそう笑いを誘っている。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
119行目: 114行目:     
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
;VSバゼット
+
; VSバゼット
:[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]と戦った場合は、初戦は葛木が有利、二戦目にはバゼットがほぼ完勝とされる。<br>これは、葛木が奇襲必殺を旨とした暗殺者であるのに対し、バゼットは人間が考え鍛え上げた格闘技のエキスパートであるためで、才能重視のサーヴァントよりも早く蛇に対応できる可能性があるからである。ただし、バゼットが葛木は一般人だからと甘く見てしまいあっさり倒されてしまう可能性も十分ある。なお初戦であっても一戦のみ、かつ闇討ちという条件ならば葛木が強い。
+
: [[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]と戦った場合は、初戦は葛木が有利、二戦目にはバゼットがほぼ完勝とされる。
;VSキャスター
+
: これは、葛木が奇襲必殺を旨とした暗殺者であるのに対し、バゼットは人間が考え鍛え上げた格闘技のエキスパートであるためで、才能重視のサーヴァントよりも早く蛇に対応できる可能性があるからである。ただし、バゼットが葛木は一般人だからと甘く見てしまいあっさり倒されてしまう可能性も十分ある。なお初戦であっても一戦のみ、かつ闇討ちという条件ならば葛木が強い。
:キャスターと戦った場合、「惚れた方の負け」ということでキャスターが自滅する。本来有り得ない組み合わせの対戦カードだが、真面目に戦闘した場合にはまともな戦いにならないとされる。なぜなら葛木は気付かれる前に即死させ、キャスターは戦闘が始まれば圧倒的火力で敵を葬るという、どちらも初撃を取った方が勝つという前提戦であるため。
+
; VSキャスター
 +
: キャスターと戦った場合、「惚れた方の負け」ということでキャスターが自滅する。本来有り得ない組み合わせの対戦カードだが、真面目に戦闘した場合にはまともな戦いにならないとされる。なぜなら葛木は気付かれる前に即死させ、キャスターは戦闘が始まれば圧倒的火力で敵を葬るという、どちらも初撃を取った方が勝つという前提戦であるため。
    
== リンク ==
 
== リンク ==
1,164

回編集