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ジャンヌ・ダルク。世界で最も有名な聖女。フランスの百年戦争においてオルレアンの乙女(ラ・ピュセル)と呼ばれた救国の英雄である。<br>
 
ジャンヌ・ダルク。世界で最も有名な聖女。フランスの百年戦争においてオルレアンの乙女(ラ・ピュセル)と呼ばれた救国の英雄である。<br>
十七歳で故郷を発ち、十九歳で火刑に処せられるわずか二年間で歴史に名を刻んだ。<br>
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十七歳で故郷を発ち、奇跡とも呼べる快進撃を成し遂げるも捕縛され、異端審問官ピエール・コーションに魔女と貶められた果てに十九歳で火刑に処せられる。
フランスを救った聖女であり、奇跡とも呼べる快進撃を成し遂げた後、貶められて悲劇的な結末を迎えた。
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捕縛されてからもジャンヌは奇跡を起こし続けた。<br>
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聖書とわずかな祈りの言葉以外、何一つ知らないはずの村娘が、一流の神学者を相手に一歩も引かず当意即妙に議論し、異端として処罰することが難しくなった程だったと伝わっている。
      
''「ジャンヌ・ダルクのような魔女なら、喜んで火にかけてやる」''
 
''「ジャンヌ・ダルクのような魔女なら、喜んで火にかけてやる」''
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そう公言していたある兵士は、彼女が炎に灼かれた後に飛んでいく白い鳩を目撃した。<br>
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そう公言していたある兵士は、彼女が炎に灼かれた後に飛んでいく白い鳩を目撃し、自分は真の聖女を殺してしまったのだと、深く悔やんだという。<br>
それで、自分は真の聖女を殺してしまったのだと、深く悔やんだという──。
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悲劇的な結末を迎えたものの、フランスを救った彼女の名は歴史に刻まれた。
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なお、捕縛されてからもジャンヌは奇跡を起こし続けた。<br>
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聖書とわずかな祈りの言葉以外、何一つ知らないはずの村娘が、一流の神学者を相手に一歩も引かず当意即妙に議論し、異端として処罰することが難しくなった逸話が残されている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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