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| : 2014年から2015年にかけて放送されたTVアニメ。主な製作はアニプレックス。アニメーション制作はufotable。アニプレックスは『Fate/Grand Order』などでタッグを組んでいる会社。直系傘下のアニメーションスタジオに「A-1 Pictures」があり、Grand Orderはそちらが担当するなど、アニメーション担当が固定されていない。 | | : 2014年から2015年にかけて放送されたTVアニメ。主な製作はアニプレックス。アニメーション制作はufotable。アニプレックスは『Fate/Grand Order』などでタッグを組んでいる会社。直系傘下のアニメーションスタジオに「A-1 Pictures」があり、Grand Orderはそちらが担当するなど、アニメーション担当が固定されていない。 |
| : 売り上げは最低でも37万枚を超えており、ufotable史上最高売り上げと発表されている。判明している売り上げ枚数ではFate/Zeroの方が上だが、定価で買った場合こちらが数千円高いため最高売り上げ金額としては矛盾はない。 | | : 売り上げは最低でも37万枚を超えており、ufotable史上最高売り上げと発表されている。判明している売り上げ枚数ではFate/Zeroの方が上だが、定価で買った場合こちらが数千円高いため最高売り上げ金額としては矛盾はない。 |
− | : 劇場版とタイトルが被らないように、UBW部分にカッコが付いている。 | + | : 劇場版とタイトルが被らないように、UBW部分にカッコが付いている。本作でもアニメオリジナルに積極的な奈須の意向から「UBWルート+アニメオリジナル」となっている。 |
| ::前述のように2014年秋にアニメが放映され、制作するのは『[[Fate/Zero]]』のアニメ化を行ったufotable。だが別の作者が書いた、『Zero』では『stay night』と直接繋ぎあわせると辻褄が合わない設定・矛盾した発言など多くの問題が発生してしまい、更にアニメ『[[Fate/Zero]]』の収益が良かっただけに「ufotableは『Zero』の内容と矛盾が起きないよう、無理矢理『stay night』の設定を変更してくるのではないか?」、という不安の声がファンの間で囁かれた。<br>奈須氏もこの問題には気づいていて、以下は竹箒日記からの抜粋である。 | | ::前述のように2014年秋にアニメが放映され、制作するのは『[[Fate/Zero]]』のアニメ化を行ったufotable。だが別の作者が書いた、『Zero』では『stay night』と直接繋ぎあわせると辻褄が合わない設定・矛盾した発言など多くの問題が発生してしまい、更にアニメ『[[Fate/Zero]]』の収益が良かっただけに「ufotableは『Zero』の内容と矛盾が起きないよう、無理矢理『stay night』の設定を変更してくるのではないか?」、という不安の声がファンの間で囁かれた。<br>奈須氏もこの問題には気づいていて、以下は竹箒日記からの抜粋である。 |
| ::''「極端な話ですが、物語性においても映像面においても『zero』とは別のモノと考えてください。<br>『stay night』が目指したものと『Zero』が目指したものは別のもの。これを無遠慮に繋げてしまうと物語も空気感も破綻します。<br>『stay night』も『zero』も違う作家が書いた違う物語だからこそ、互いを尊重しあえるものなんです」<br><br>暴論である事は覚悟の上での発言でした。<br>自分はzeroという大仕事を終えてくれたスタッフに「前の仕事の方法論は忘れてほしい」と言ったのです。<br>そんな中、その場に集まったスタッフの皆さんははっきりと返してくれました。 | | ::''「極端な話ですが、物語性においても映像面においても『zero』とは別のモノと考えてください。<br>『stay night』が目指したものと『Zero』が目指したものは別のもの。これを無遠慮に繋げてしまうと物語も空気感も破綻します。<br>『stay night』も『zero』も違う作家が書いた違う物語だからこそ、互いを尊重しあえるものなんです」<br><br>暴論である事は覚悟の上での発言でした。<br>自分はzeroという大仕事を終えてくれたスタッフに「前の仕事の方法論は忘れてほしい」と言ったのです。<br>そんな中、その場に集まったスタッフの皆さんははっきりと返してくれました。 |
| ::''「勿論わかっています。これはzeroの続編ではなく、stay nightという新作ですから」と。<br><br>―――この時点で、奈須きのこの“でも今になってFateってどうなの?”なんて迷いは消えました。<br>あれだけの成功の後に、こんな言葉を即答できるスタッフとものづくりができる事に感謝を。<br>今は『ufo版Fate/stay night』が10年の歳月に相応しいものに仕上がるよう、微力ながらお手伝いさせていただいております''。 | | ::''「勿論わかっています。これはzeroの続編ではなく、stay nightという新作ですから」と。<br><br>―――この時点で、奈須きのこの“でも今になってFateってどうなの?”なんて迷いは消えました。<br>あれだけの成功の後に、こんな言葉を即答できるスタッフとものづくりができる事に感謝を。<br>今は『ufo版Fate/stay night』が10年の歳月に相応しいものに仕上がるよう、微力ながらお手伝いさせていただいております''。 |
| ::監督の三浦貴博もインタビューで、<br>「やはり同じ製作スタッフが手掛けている以上、『Fate/Zero』をご覧になった方は、あの物語の続きとして本作を見ると思うんです。切嗣やイリヤの存在については、スタッフも意識せざるえません。<br>ただ、『Fate/stay night』は『Fate/Zero』とは別の作品であるという意識で臨んでいます。シナリオ打ち合わせの際も、よくそのことをスタッフみんなで確認し合っています。作品の成り立ちもユーザーの視線も『Zero』の続きとしての『stay night』であるけれども、『Zero』は『stay night』原作ゲームがあっての『Zero』であり、今回の『Fate/stay night』はそれ単体で成り立つ映像作品でなければならないと」とコメントしている。 | | ::監督の三浦貴博もインタビューで、<br>「やはり同じ製作スタッフが手掛けている以上、『Fate/Zero』をご覧になった方は、あの物語の続きとして本作を見ると思うんです。切嗣やイリヤの存在については、スタッフも意識せざるえません。<br>ただ、『Fate/stay night』は『Fate/Zero』とは別の作品であるという意識で臨んでいます。シナリオ打ち合わせの際も、よくそのことをスタッフみんなで確認し合っています。作品の成り立ちもユーザーの視線も『Zero』の続きとしての『stay night』であるけれども、『Zero』は『stay night』原作ゲームがあっての『Zero』であり、今回の『Fate/stay night』はそれ単体で成り立つ映像作品でなければならないと」とコメントしている。 |
− | ::結果は自分の目で確かめて判断していただきたい。 | + | :実際にはやはり『Fate/zero』を意識した描写が挿入され、それらの場面の音楽はゲストコンポ―サーとして参加した梶浦氏が手を加えるなど、かなり力の入ったものになっている。バーサーカーの生命ストックやギルガメッシュ戦の結末など、『Fate/zero』を抜きにしても大胆な改変が見られる。放送終盤、奈須は「アニメは原作と別物であり、原作と同じものを求めるのは間違っている」と一部のファンに対して異例の苦言を呈した。 |
| ;『「Fate/stay night」Heaven’s Feel』 | | ;『「Fate/stay night」Heaven’s Feel』 |
| : 2017年以降に上映予定の劇場用アニメ。主な製作はアニプレックス。アニメーション制作はufotable。三部作を予定している。漫画「Fate/stay night(Heaven’s Feel)」と被るためか、今回はFate/staynightの部分にカッコが付いている。 | | : 2017年以降に上映予定の劇場用アニメ。主な製作はアニプレックス。アニメーション制作はufotable。三部作を予定している。漫画「Fate/stay night(Heaven’s Feel)」と被るためか、今回はFate/staynightの部分にカッコが付いている。 |