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:その後はヴェルバーの目的である月と地球の侵略のため、[[主人公 (EXTRA)]]やサーヴァントたちを利用すべく立ち回る。
 
:その後はヴェルバーの目的である月と地球の侵略のため、[[主人公 (EXTRA)]]やサーヴァントたちを利用すべく立ち回る。
 
;人物
 
;人物
:数学者らしく論理・理性・客観性を重視しており、自分の主観を排して物事を考えようとしている。
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:数学者らしく論理・理性・客観性を重視しており、自分の主観を排して物事を考えようとしている。その割には発言と口調は感情的(行動は理性的)であり、特に論理を介せずにその場の勢いで行動するような輩には普段の落ち着きからは外れて激昂することもある。
:論理性を重視しすぎる傾向があり、そのせいで自分を含んだ人間を嫌っている傾向がある。
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:論理性を重視しすぎるあまり自分を含んだ人間、特にその感情を嫌っているフシがある。人間を理解できなかった男。あるいは、理解しようとしなかった男。
:特に論理を介せずにその場の勢いで行動するような輩には普段の落ち着きからは外れて激昂することもある。
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:生前は市民に理解されずとも公共のためにも才を尽くした人物であったようだが、ギルガメッシュ曰く「'''英霊となってからは'''人間に与していない」とのこと。おそらくはその死因となった人間の感情的・非理性的な行いが原因だろう。同じくギルガメッシュはその性根を「この男にあるのはひたすらに純粋な、人類への―――」と評している。いずれにせよ地球生命全てに対する裏切り者ということもあり、関わったサーヴァントやアルテラ、主人公達からは「他人を理解できなかった男」「目的は欲望以外の何物でもあるまい」「一流のド阿呆」と軒並み手厳しい評価を受けている。
 
;能力
 
;能力
:スキル「殺戮技巧」によって殺傷能力を付与されている、様々な機械類を用いて戦う。
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:スキル「殺戮技巧」によって殺傷能力を付与されている、様々な機械類を用いて戦う。ビームを発射するチャクラムを主武装に、高重力を発生させる天秤や回転式ロケットパンチなど多種多様。
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
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:遊星ヴェルバーよりの破壊の巨人としての事実上の友軍戦力。
 
:遊星ヴェルバーよりの破壊の巨人としての事実上の友軍戦力。
 
:しかし決して心情的には両者そりが合っておらず、月と地球の侵略計画という目的は同じであれどそのやり方で対立している。
 
:しかし決して心情的には両者そりが合っておらず、月と地球の侵略計画という目的は同じであれどそのやり方で対立している。
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:彼女のことは文字通り殺戮の機械としか見ていない。人間はともかく、アルテラのことは理解しようとすらしなかったのだろう。
    
;[[エリザベート=バートリー]]
 
;[[エリザベート=バートリー]]
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:初対面からアルキメデスを大いに警戒しているが、「その上でお互い利用し合おうではないか」という状態。
 
:初対面からアルキメデスを大いに警戒しているが、「その上でお互い利用し合おうではないか」という状態。
 
:アルキメデスとしては「欲望」というまだ御しやすい理由で動いている彼女はやり易いと思っていたが、その「欲望」の度を読み違えて思惑は瓦解する。
 
:アルキメデスとしては「欲望」というまだ御しやすい理由で動いている彼女はやり易いと思っていたが、その「欲望」の度を読み違えて思惑は瓦解する。
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;[[ギルガメッシュ]]
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:いよいよ大願成就という瞬間、彼により文字通り横槍を大量に撃ち込まれることに。
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:しかも徹底的にバカにされる始末。あの金ぴかといえど、ここまで他の英霊を嘲笑するのはzeroの聖杯問答以来か。
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:更にギルガメッシュ篇ではアルテラの口からその名を聞かされるまで、アルキメデスの存在すら認知していなかったことが明らかに。
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;[[無銘]]
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:同じ『漂流者』。だが、その仲は敵と味方という点を除いても険悪。
    
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「……なぜだ。なぜだ、なぜだ、なぜだ!なぜこう、最後の一手で邪魔が入るのか!」<br />「この世界でも!どの世界でも!遊星よ、私に幾度の試練を与えれば気が済む!?」
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:少なくとも、『感情』を理解しようとしない限り彼の野望が成就することはないだろう。そんな彼の野望は次の世界でひとまずは潰えることとなる。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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*反英雄ではない正真正銘の英霊でありながら人類を裏切った存在。
 
*参戦発表時から胡散臭さ全開で完全に黒幕と目されており、シナリオ中でも多くの登場人物から不信感を抱かれていた。
 
*参戦発表時から胡散臭さ全開で完全に黒幕と目されており、シナリオ中でも多くの登場人物から不信感を抱かれていた。
 
**……だが、主にエリザの行動で策が瓦解して行く中で余裕を無くして激昂する事が多く、声優の熱演や立ち絵の表情の鬼気迫る有様から、ユーザからは'''キレ芸人'''扱いされて(ある意味)愛されることとなった。
 
**……だが、主にエリザの行動で策が瓦解して行く中で余裕を無くして激昂する事が多く、声優の熱演や立ち絵の表情の鬼気迫る有様から、ユーザからは'''キレ芸人'''扱いされて(ある意味)愛されることとなった。
***史実における彼の最期の逸話の一つとして、数学の計算に没頭している所にやってきたローマ軍の兵士に対して激昂し、「私の図形を踏むな」と叫んで殺害されたというものがある。……それが史実であるなら、やはりシナリオ中のようなキレ顔で絶叫したのであろうか。
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***史実における彼の最期の逸話の一つとして、数学の計算に没頭している所にやってきたローマ軍の兵士に対して激昂し「私の図形を踏むな」と叫んだ結果、逆ギレされて殺害されたというものがある。……それが史実であるなら、やはりシナリオ中のようなキレ顔で絶叫したのであろうか。
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***他にも運んでいた製図器械を金目のものと見た兵士に強盗殺人されたという説もある。
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***いずれにせよ論理・理性・客観性を重んじる彼にとって、上記のような感情的・非理性的な理由で研究も命も絶たれたことは人類を見限るに足るものだったのだろう。
 
*エクステラの発表以前から[[氷室の天地 Fate/school life]]では作中のゲーム『英雄史大戦』のキャラクター(カード)として、しばしば「アルキメデス」が登場していた。
 
*エクステラの発表以前から[[氷室の天地 Fate/school life]]では作中のゲーム『英雄史大戦』のキャラクター(カード)として、しばしば「アルキメデス」が登場していた。
 
**こちらのアルキメデスは黄金の王冠の逸話そのままに「エウレーカ!」と叫びながら全裸で走り回るお爺さんで、ゲームルールの関係から爆撃機で突進するルーデルを伸ばした手ぬぐいで迎撃できるという完全なネタキャラ。しかしながら、固有能力「憎しみの光」は凹面鏡を用いたソーラ・レイであり、エクステラのアルキメデスの宝具の内容とほぼ同一。このため、彼の参戦発表時には「ひむてんに出てた人だ」という反応を示した人が各所で見受けられた。
 
**こちらのアルキメデスは黄金の王冠の逸話そのままに「エウレーカ!」と叫びながら全裸で走り回るお爺さんで、ゲームルールの関係から爆撃機で突進するルーデルを伸ばした手ぬぐいで迎撃できるという完全なネタキャラ。しかしながら、固有能力「憎しみの光」は凹面鏡を用いたソーラ・レイであり、エクステラのアルキメデスの宝具の内容とほぼ同一。このため、彼の参戦発表時には「ひむてんに出てた人だ」という反応を示した人が各所で見受けられた。
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