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;人物
 
;人物
:太古の昔、神の手により造られ、地上に送り込まれた泥人形。はじめは知性も、言葉も、男女の別すら持たず、野の獣と全く変わらず森で暮らしていたが、聖娼シャムハトと出会い、6日7晩の間彼女と寝食を共にするうちに、その美貌を引き写した容姿と、人としての知恵と理性を手に入れ、代わりに本来持っていた力の大半を失った。<br>とはいえ、その力は未だ人間を遙かに凌駕しており、当時ウルクの都で絶大な権力を誇り、暴政の限りを尽くした黄金の王にすら匹敵するとさえ噂された。最初は野の獣風情と笑い飛ばした王とも、直接に対峙し、天地を揺るがすほどの死闘を繰り広げた末に互いの力を認め合い、無二の友となる。<br>二人は共に冒険を繰り広げ、苦楽を分かち合い、そして女神の怒りに触れて永遠に引き裂かれた。<br>ランサーのサーヴァントとして現界したエルキドゥは、聖娼の姿と知恵を得た後の形態を取っている。ゆったりとした簡素な衣服に包まれた肢体は優美ながらも適度に引き締まってバネのようなしなやかさを具え、完成された顔立ちは男とも女ともつかず、どこか人形を思わせる端整美で、人間がましい淫靡さと自然の獣の純粋さ、両極の印象を見る者に与える。<br>温和な性格で物腰も柔らかいが、マスターである合成獣を虐待した魔術師を一睨みで圧倒し、逃げ出させるほどの迫力も同時に持つ。<br>友であるギルガメッシュと同じ戦場に招かれたことは彼を歓喜させたが、その喜びはたとえ、いずれ聖杯を巡って干戈を交えることになろうとも、互いに本気で殺し合うことになろうとも、些かも曇ることはない。
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:太古の昔、神の手により造られ、地上に送り込まれた泥人形。はじめは知性も、言葉も、男女の別すら持たず、野の獣と全く変わらず森で暮らしていたが、聖娼シャムハトと出会い、6日7晩の間彼女と寝食を共にするうちに、その美貌を引き写した容姿と、人としての知恵と理性を手に入れ、代わりに本来持っていた力の大半を失った。<br>とはいえ、その力は未だ人間を遙かに凌駕しており、当時ウルクの都で絶大な権力を誇り、暴政の限りを尽くした黄金の王にすら匹敵するとさえ噂された。最初は野の獣風情と笑い飛ばした王とも、直接に対峙し、天地を揺るがすほどの死闘を繰り広げた末に互いの力を認め合い、無二の友となる。<br>二人は共に冒険を繰り広げ、苦楽を分かち合い、そして女神の怒りに触れて永遠に引き裂かれた。<br>ランサーのサーヴァントとして現界したエルキドゥは、聖娼の姿と知恵を得た後の形態を取っている。ゆったりとした簡素な衣服に包まれた肢体は優美ながらも適度に引き締まってバネのようなしなやかさを具え、完成された顔立ちは男とも女ともつかず、どこか人形を思わせる端整美で、人間がましい淫靡さと自然の獣の純粋さ、両極の印象を見る者に与える。<br>温和な性格で物腰も柔らかいが、マスターである合成獣を虐待した魔術師を一睨みで圧倒し、逃げ出させるほどの迫力も同時に持つ。<br>友であるギルガメッシュと同じ戦場に招かれたことは彼を歓喜させたが、その喜びはたとえ、いずれ聖杯を巡って干戈を交えることになろうとも、互いに本気で殺し合うことになろうとも、些かも曇ることはない。
    
;能力
 
;能力
:その肉体そのものが、神により造り出された宝具であり、仮にバーサーカーのクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに本来の力の全てを開放し、英雄王ギルガメッシュですら凌駕する存在となるという。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、全盛期のギルガメッシュと対等に戦える。<br>「[[Fate/EXTRA CCC|EXTRA CCC]]」によれば身体を自由に変化させられる能力の持ち主で、あらゆる武器に変化して戦ったという。ギルガメッシュと数日に渡る死闘を繰り広げ、彼の財宝を空にするも自身も肉体の9割を失い、互いに力尽きて引き分けに終わった、とのこと。<br>動物の声を解し、マスターである狼とも苦なく意思疎通することができるほか、最高クラスの『気配感知』スキルを持ち、遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能。
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:その肉体そのものが、神により造り出された宝具であり、仮に[[クラス (バーサーカー)|バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに本来の力の全てを開放し、英雄王ギルガメッシュすら遥かに凌駕する存在となるという。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、全盛期のギルガメッシュと対等に戦える。<br>「[[Fate/EXTRA CCC|EXTRA CCC]]」によれば身体を自由に変化させられる能力の持ち主で、あらゆる武器に変化して戦ったという。ギルガメッシュと数日に渡る死闘を繰り広げ、彼の財宝を空にするも自身も肉体の9割を失い、互いに力尽きて引き分けに終わった、とのこと。<br>動物の声を解し、マスターである狼とも苦なく意思疎通することができるほか、最高クラスの『気配感知』スキルを持ち、遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能。
    
==宝具==
 
==宝具==
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;銀狼(名前無し)
 
;銀狼(名前無し)
 
:偽りの聖杯戦争におけるマスター。彼の本能のみから来る『生きる』という叫びを召喚の儀式に換え、スノーフィールドの地に現界する。
 
:偽りの聖杯戦争におけるマスター。彼の本能のみから来る『生きる』という叫びを召喚の儀式に換え、スノーフィールドの地に現界する。
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;[[主人公 (EXTRA)]]
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:夢の中で語り掛け、友への問いを託す。<br>なぜ彼がこのような行動をしたのか、そもそも、どうして主人公に干渉できるのかは作中では謎のままである。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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== メモ ==
 
== メモ ==
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*『CCC』のギルガメッシュルートでは、主人公がギルガメッシュと契約する前に契約していたサーヴァントは「バーサーカー」のクラスであった事以外、不明なままである。前述の通り主人公に夢の中で話しかけ、自分と過去のギルガメッシュの記憶を見せてくるため、「このバーサーカーとはエルキドゥなのではないか?」という説が存在する。<br>だが元々「バーサーカー」のクラスは恐ろしいほどに燃費が悪い上に、ギルガメッシュより格上のサーヴァントを狂化して使役するなど文字通り狂気の沙汰である。また主人公がいくらサイバーゴーストに近い存在であるためリミッター制限が緩いと言っても、当初サーヴァントのステータスがオールEになるような魔力供給量では召喚した瞬間に干からびてしまう。<br>ギルガメッシュもこの問題に対してやけに素っ気なく、「貴様が消えた後に何処かへ去っていった薄情者」と、かつての友に対するものとは思えないような態度のコメントを残している。<br>真相は依然不明のままである。
    
ステータス
 
ステータス
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保有スキル:
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保有スキル:気配感知?
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==