− | :陶器人形のような白い肌に純金の糸を思わせる細く真っ直ぐな髪、儚げな印象を吹き飛ばすような強い焔色の瞳を持った美少女。年齢は15歳前後。<br>「エルメロイの姫君」と呼ばれるに相応しく佇むだけで気品があり、座るだけで優雅を纏うが、その口の悪さと尊大な態度が全てを台無しにしている。<br>頻繁にエルメロイⅡ世を振り回しているが、「これまでもこれからも、兄以外の部屋に無断で侵入しようとは思わない」と宣言したり、𠮟られて「そう怒鳴るな、嬉しくなる」とコメントするなど、かなり変わった形ではあるが彼女なりの親愛の情がある。<br>また海千山千の老獪が跋扈する時計塔で生きてきたためか人間観察に優れ、エルメロイⅡ世が嘘をついているかどうかなどすぐに分かる。 | + | :陶器人形のような白い肌に純金の糸を思わせる細く真っ直ぐな髪、儚げな印象を吹き飛ばすような強い焔色の瞳を持った美少女。年齢は15歳前後。<br>「エルメロイの姫君」と呼ばれるに相応しく佇むだけで気品があり、座るだけで優雅を纏うが、その口の悪さと尊大な態度が全てを台無しにしている。<br>真面目な人間が苦しんでいるのを見ると唇がほころぶ、という自他共に認めるサディスト気質。しかしそれは幼い頃からエルメロイ家の内紛や協会の権謀術数の渦中にあって自分を守るための鎧でもある。<br>頻繁にエルメロイⅡ世を振り回しているが、「これまでもこれからも、兄以外の部屋に無断で侵入しようとは思わない」と宣言したり、𠮟られて「そう怒鳴るな、嬉しくなる」とコメントするなど、かなり変わった形ではあるが彼女なりの親愛の情がある。エルメロイⅡ世との子作りを提案するなどかなり際どい冗談を言うことも。<br>また海千山千の老獪が跋扈する時計塔で生きてきたためか人間観察に優れ、エルメロイⅡ世が嘘をついているかどうかなどすぐに分かる。 |