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:その後、通信を切られた事に逆上しながら[[トリスタン]]に主人公を連れ戻しに向かわせたものの怒りは収まらず、そのまま感情に任せて暴れ回りながら管制室近くに保管されている毒薬を使って主人公を脅迫してでも指示に従わせてやると喚いていたが、そこでセラフィックスの実験の秘密を闇に葬りに現れた[[エミヤ〔オルタ〕]]に口封じの為に銃殺された。
 
:その後、通信を切られた事に逆上しながら[[トリスタン]]に主人公を連れ戻しに向かわせたものの怒りは収まらず、そのまま感情に任せて暴れ回りながら管制室近くに保管されている毒薬を使って主人公を脅迫してでも指示に従わせてやると喚いていたが、そこでセラフィックスの実験の秘密を闇に葬りに現れた[[エミヤ〔オルタ〕]]に口封じの為に銃殺された。
 
;人物
 
;人物
:極めて傲慢でプライドが高く、立場や地位、学歴などが下だと見た人物には見下したり、上から目線の態度で接し、場合によっては名前すら憶えない<ref>主人公たちに見つかるまで長く管制室に引き籠り続けていたせいか、最初は臆病で弱気な面が目立った。</ref>
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:極めて傲慢でプライドが高く、立場や地位、学歴などが下だと見た人物には見下したり、上から目線の態度で接し、場合によっては名前すら憶えない<ref>主人公たちに見つかるまで長く管制室に引き籠り続けていたせいか、最初は臆病で弱気な面が目立った。</ref>。今まで危機に陥ったセラフィックスを仕切っていた事がそれを拍車にかけており、救援に来た主人公に対しても勝手な理由で自分より劣っていると判断すると、いきなり主人公を指揮下に置くと宣言して慇懃無礼かつ傲慢不遜な態度で命令を下し始めたり<ref>しかも当人からしたらこれでも'''カルデアのマスターとして丁寧に接してやっていたつもり'''だったらしいが、自分が嫌っているアルターエゴから顰蹙を買っている。</ref>、「自分には天体室に行く義務がある」などとしきりに言って自分を特別な人間のように過大評価する所もあるが、その実態は周囲に祭り上げられて身の丈に合わない立場に担ぎ上げられただけの小人物に過ぎない。
:加えて少しでも想定外の事が起こるとすぐに焦りだして癇癪を起したり苛立ったりし、周囲の人物や物に暴力や暴言をぶつけて見境なく暴れ出す、時には自分に逆らった職員を外に追い出して死なせるたりするなど、これまでセラフィックスを纏めてきた人物とはとても思えない程に器量が狭くて乱暴な一面も目立つ。
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:実際、少しでも想定外の事が起こるとすぐに焦りだして癇癪を起したり苛立ったりし、周囲の人物や物に暴力や暴言をぶつけて見境なく暴れ出す、時には自分に逆らった職員を外に追い出して死なせるたりするなど、これまでセラフィックスを纏めてきた人物とはとても思えない程に器量が狭くて乱暴な一面も目立つ。
:非常時にも関わらず自分に責任問題が掛かるという勝手な理由で主人公一行が重要な情報を閲覧するのを止めようとしたり、自分の命の保証のためにそれまで主人公が共に行動してきた[[メルトリリス]]を見殺しにする選択を主人公に強要しようとしたり、その指図を断ったら[[メルトリリス]]を口汚く罵った上で自分の立場を盾に主人公を陥れる報告をすると脅迫するなど、立場や権力を笠に着て自分のためだけに他人を酷使し、いざとなれば自分の保身を優先してあっさり切り捨てようとする自己中心主義の権化のような人物である。
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:非常時にも関わらず自分に責任問題が掛かるという勝手な理由で主人公一行が重要な情報を閲覧するのを止めようとしたり、自分の命の保証のためにそれまで主人公が共に行動してきた[[メルトリリス]]を見殺しにする選択を主人公に強要させ、その指図を断ったら[[メルトリリス]]を口汚く罵った上で自分の立場を盾に主人公を陥れる報告をすると脅迫するなど、立場や権力を笠に着て自分のためだけに他人を酷使し、いざとなれば自分の保身を優先してあっさり切り捨てようとする自己中心主義の権化のような人物である。
:また、今まで危機に陥ったセラフィックスを仕切っていた事などを鼻に掛けている節も非常に目立ち、救援に来た主人公に対しても勝手な理由で自分より劣っていると判断すると、いきなり主人公を指揮下に置くと宣言して慇懃無礼かつ傲慢不遜な態度で命令を下し始めたり<ref>しかも当人からしたらこれでもカルデアのマスターとして丁寧に接してやっていたつもりだったらしいが、その態度を見たメルトリリスやパッションリップからは顰蹙を買っている。</ref>、「自分には天体室に行く義務がある」などとしきりに言って自分を特別な人間のように過大評価する所もあるが、その実態は周囲に祭り上げられて身の丈に合わない立場に担ぎ上げられただけの小人物に過ぎない。
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:その分不相応に無礼で傲慢な態度や無知さ加減、小物ぶりなどからサーヴァント達からも軽んじられたり反発されたりと全く信頼されておらず、「リーダー」どころか「一個人」としてさえまともに相手にされていない。
:その分不相応に無礼で傲慢な態度や無知さ加減、小物ぶりなどからサーヴァント達からも馬鹿にされたり反発されたりと全く信頼されておらず、「リーダー」どころか「一個人」としてさえまともに相手にされていない。
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:総じて、他人に対しては人一倍偉そうな態度で好き勝手に命令したり暴言を吐いたりするクセに自分自身では本当に何もできない役立たずであり、リーダーとしての資質が全くない人物である。
:総じて、他人に対しては人一倍偉そうな態度で好き勝手に命令したり暴言を吐いたりするクセに自分自身では本当に何もできない役立たずであり、リーダーとしても資質が全くない人物である。
   
;能力
 
;能力
 
:戦闘能力は皆無。自分一人では攻性プログラムやサーヴァントが跋扈している外を歩くことすらできない。そのため、一人では通信機や毒薬を取りに教会から管制室に行く事すらできない。
 
:戦闘能力は皆無。自分一人では攻性プログラムやサーヴァントが跋扈している外を歩くことすらできない。そのため、一人では通信機や毒薬を取りに教会から管制室に行く事すらできない。
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;「……君は黙っていてくれないかマーブル。前にもまして無駄飯食らいの役立たずが。<br> いいかね、○○。これからは私が指示を出させてもらう。」
 
;「……君は黙っていてくれないかマーブル。前にもまして無駄飯食らいの役立たずが。<br> いいかね、○○。これからは私が指示を出させてもらう。」
:一方的なリーダー宣言。つい数時間前にマスターの判断に従う、と宣言しておきながらこの有様である。この時、彼は主人公を人生経験やセラフィックスの知識が自分より劣っている、主人公達だけでは事態の収束は困難、などと理由付けてリーダーを名乗り出したが、実際には見当違いにも程がある人物評である。ここから、やや自己保身に走りがちだったが弱気でしおらしかったさっきまでとは打って変わって強気で高圧的な態度で接するようになり、マーブルに対しても罵詈雑言を浴びせるようになる。
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:一方的なリーダー宣言。つい数時間前にマスターの判断に従う、と宣言しておきながらこの有様である。この時、彼は主人公を人生経験やセラフィックスの知識が自分より劣っている、主人公達だけでは事態の収束は困難、などと理由付けてリーダーを名乗り出したが、実際は主人公の人物を大きく見誤っている。ここから、やや自己保身に走りがちだったが弱気でしおらしかったさっきまでとは打って変わって強気で高圧的な態度で接するようになり、マーブルに対しても罵詈雑言を浴びせるようになる。
:最初の方こそ[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は彼の態度に目を瞑って話を聞いていたが、この後でもタイムリミットが予想以上に厳しくてただ一人焦る彼は主人公やサーヴァント達にさえ暴言を吐くようになり、どんどん態度が悪くなっていった。だがこの後、これらの言動の積み重ねのせいでもあるのか、ついに彼は主人公からさえも完全に見限られる事になる。
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:最初の方こそ[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は彼の態度に目を瞑って話を聞いていたが、この後でもタイムリミットが予想以上に厳しくてただ一人焦る彼は主人公やサーヴァント達にさえ暴言をぶつけるなど、さらに態度も悪化した。
    
;「バカな発言はそこまでにしなさい。<br> アルターエゴが下層に落ちた? 助けに行く?<br> いいじゃないか、手間が省けた!<br> 最後には処理しなければならない怪物だったからね!<br> そんなことはどうでもいい。どうもいいんだ。<br> いいから私の判断に従いなさい。<br> 少し考えれば分かるだろう? 君がどれほど功績をあげようと、外に出た時に報告するのは私なんだ。<br> ここまで死ぬ思いで戦ってきたのに、たった一度のミスで役立たずのレッテルを貼られたくはないだろう?<br> 今の発言は私も聞かなかったことにしてあげよう。いいね、君は今すぐ―――」
 
;「バカな発言はそこまでにしなさい。<br> アルターエゴが下層に落ちた? 助けに行く?<br> いいじゃないか、手間が省けた!<br> 最後には処理しなければならない怪物だったからね!<br> そんなことはどうでもいい。どうもいいんだ。<br> いいから私の判断に従いなさい。<br> 少し考えれば分かるだろう? 君がどれほど功績をあげようと、外に出た時に報告するのは私なんだ。<br> ここまで死ぬ思いで戦ってきたのに、たった一度のミスで役立たずのレッテルを貼られたくはないだろう?<br> 今の発言は私も聞かなかったことにしてあげよう。いいね、君は今すぐ―――」
 
:[[メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、「メルトリリスを見殺しにして教会に戻り、自分達を天体室に連れていけ」という彼の要求を毅然と突っぱねた主人公に対して。
 
:[[メルトリリス]]がセラフィックスの最下層に転落した時、「メルトリリスを見殺しにして教会に戻り、自分達を天体室に連れていけ」という彼の要求を毅然と突っぱねた主人公に対して。
:[[メルトリリス]]を上記の台詞で酷く侮蔑した上で切り捨てようと主人公に強制し、そして従わなければ主人公の立場を危うくするような報告をすると卑怯な方法で脅迫するあたり、彼の人となりが見て取れる。
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:我が身可愛さのためにメルトリリスを貶めた上で、彼女を見捨てて自分の指示に従わせようと主人公に強制し、それを拒絶すれば脱出した際に主人公の立場を危うくするような報告をするという卑怯な方法で脅迫している。
:基本的に誰の意見や主張も無視する事はそうそうしない主人公だが、この時ばかりは身勝手極まりなく正当性もない命令や仲間への侮辱を延々と繰り返す彼を無視する事を決断し、彼の話を遮る形で一方的に通信を切断してさっさと[[メルトリリス]]の救出に向かってしまった。
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:主人公はこの期に及んでも仲間よりも自分の身を優先しようとする彼を無視する事を決断し、命令を遮る形で一方的に通信を切断してさっさと[[メルトリリス]]の救出に向かってしまった。
    
;「はあ!? 悪気は無かった、だって!? 切ったんだぞ!? 私からの通信を、一方的に!<br> カルデアのマスターだから礼儀正しく接してやっていたのに、何だあの態度は!<br> ここでは私の方が立場は上の筈だ!<br> 所長も、副所長も、区間部長も、ドクターたちも、みんな、みんなとっくに死んでいる! 始末した!<br> 生き残った人間の中で、一流大と言えるものを出ているのは私だけだ! そうだろうマーブル君!」
 
;「はあ!? 悪気は無かった、だって!? 切ったんだぞ!? 私からの通信を、一方的に!<br> カルデアのマスターだから礼儀正しく接してやっていたのに、何だあの態度は!<br> ここでは私の方が立場は上の筈だ!<br> 所長も、副所長も、区間部長も、ドクターたちも、みんな、みんなとっくに死んでいる! 始末した!<br> 生き残った人間の中で、一流大と言えるものを出ているのは私だけだ! そうだろうマーブル君!」
 
:殆ど自業自得な形で主人公からさえ相手にされなくなった事に対する逆恨みと怒りに我を忘れて暴れ回り、それを見かねて宥めようとするマーブルに対して。
 
:殆ど自業自得な形で主人公からさえ相手にされなくなった事に対する逆恨みと怒りに我を忘れて暴れ回り、それを見かねて宥めようとするマーブルに対して。
:自分の立場の優位を理由に全く筋の通らない今までの自分の言動を全てを正当化して主人公を非難する厚顔無恥もさる事ながら、自分が格下とみなしているマーブルが一流大を卒業していることを知らない無知さも露呈している。
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:当人の視点からすればカルデアのマスターだから行儀よく接したのに無礼な態度をとった主人公を非難し、自分は生存者の中で一流大を卒業した人間だと、マーブルに反論する。
:これまでリーダーを自称してきた彼だが、そもそも彼自身は「他人に流されて担ぎ上げられ、多くの職員を自分勝手な理由で手に掛けてセラフィックスの混乱を加速させて全滅寸前まで追いやった、作られた暗君」に過ぎない。
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:なお、主人公に対する態度を目の当たりにしたメルトリリスやパッションリップからは白眼視されており、ましてや自分が格下とみなしているマーブルが一流大を卒業していることを知らない。
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;「……くそ。こうなるとお行儀良くはしていられない。時間もないんだ。あと4分もないんだろう、マーブル? ○○君には何としても私の命令を聞いてもらわなくては。しかしどうすれば……いっそ相方がいればそちらを人質にできるのだが、単独行動ときた。医務室から毒物を拝借してくるか ?しかし今から私だけで管制室に戻るのは……」
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;「……くそ。こうなるとお行儀良くはしていられない。時間もないんだ。あと4分もないんだろう、マーブル?<br>  ○○君には何としても私の命令を聞いてもらわなくては。<br> しかしどうすれば……いっそ相方がいればそちらを人質にできるのだが、単独行動ときた。<br> 医務室から毒物を拝借してくるか ?しかし今から私だけで管制室に戻るのは……」
:直後に主人公を強引に自分の手駒に引き戻そうと考え直すアーノルド。人質を取って脅迫する事を目論むが、そこで「Bトキシン8型」という致死性の高い毒物を使う事を考えたりしている辺り、自分の考えで誰かが死ぬ可能性を全く考慮していない事が容易に想像できる。
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:直後に主人公を強引に自分の手駒に引き戻そうと考え直すアーノルド。人質を取って脅迫する事を目論み、直後に教会に訪れた[[エミヤ〔オルタ〕|黒いアーチャー]]を見ていつものように毒物を取りに行くよう命令を下そうとする。
:この直後、教会に訪れた[[エミヤ〔オルタ〕|黒いアーチャー]]を見ていつものように命令を下そうとするが、彼がセラフィックスの秘密の隠匿のために自分達の命を狙っていることに全く気づいておらず、そのまま口封じのために銃殺される最期を迎えた。
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:だが、彼がセラフィックスの秘密の隠匿のために自分達の命を狙っていることに全く気づいておらず、そのまま口封じのために銃殺される最期を迎えた。
:まるで、自分の都合のために他人の命を当然のように奪ってきた男に対する因果応報と言わんばかりに―――。
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:まるで、自分の都合のために他人の命を当然のように奪ってきた男に対する報いと言わんばかりに。
    
== メモ ==
 
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