14行目: |
14行目: |
| :そこでまず安全な隠れ家を確保するために桃源郷に訪れ、そこにいたエレナを始末し<ref>実際は川に流されて生き延びたが、しばらくは地中で治療せざるを得ない程の重傷を負った。</ref>、次に必要な兵士を確保するために、地上から連れてこられた男たちを集めて焚きつけるのが手っ取り早いと判断してレジスタンスを結成。 | | :そこでまず安全な隠れ家を確保するために桃源郷に訪れ、そこにいたエレナを始末し<ref>実際は川に流されて生き延びたが、しばらくは地中で治療せざるを得ない程の重傷を負った。</ref>、次に必要な兵士を確保するために、地上から連れてこられた男たちを集めて焚きつけるのが手っ取り早いと判断してレジスタンスを結成。 |
| :そこで主人公たちと遭遇し、ともに行動するが、アマゾネスたちの戦いで怖じけついて役立たずになりかけたレジスタンスたちを目の当たりにした彼は、生存のために戦うしかないと知らしめるために桃源郷に火を放っていた。 | | :そこで主人公たちと遭遇し、ともに行動するが、アマゾネスたちの戦いで怖じけついて役立たずになりかけたレジスタンスたちを目の当たりにした彼は、生存のために戦うしかないと知らしめるために桃源郷に火を放っていた。 |
− | :巨英雄を獲得し、エルドラドでペンテシレイアを消滅したあと、本性を現して主人公達に自分の目的を明かした後に始末しようとする。 | + | :巨英雄を獲得し、エルドラドでペンテシレイアを倒した直後に本性を現し、主人公達に自分の目的を明かした後に始末しようとする。 |
− | :這いずるしかできない状態までに傷を負いながらも、諦めずに戦い続けようと隠し持っていた玉手箱を巨英雄に使おうとするも、レジスタンスの一人が「諦めずに矢を放った」事でそれを弾き飛ばされ、フェルグスに止めを刺されてしまう。 | + | :激戦の末に這いずるしかできない状態までに傷を負わされ、諦めずに戦い続けようと隠し持っていた玉手箱を巨英雄に使おうとするも、レジスタンスの一人が「諦めずに矢を放った」事でそれを弾き飛ばされ、フェルグスに止めを刺されてしまう。 |
| :後一歩のところで夢破れてしまうも、しかし彼は次に召喚された時にはどんな金儲けを、どんな宝の島を探そうかと心躍らせながら消えていった。--> | | :後一歩のところで夢破れてしまうも、しかし彼は次に召喚された時にはどんな金儲けを、どんな宝の島を探そうかと心躍らせながら消えていった。--> |
| ;人物 | | ;人物 |
| :酸いも甘いも噛み分けた壮年の男。 | | :酸いも甘いも噛み分けた壮年の男。 |
| :大事なのは諦めない事だと語り、くじけそうになっている仲間の肩を叩いて鼓舞する。何せ最後まで進み続けてさえいれば、望む場所には必ずたどり着ける事を信条としている。<!--言葉はいつも前向きで、『亜種特異点Ⅱ』では仲間にも慕われるレジスタンスの指導者であり、戦力的に絶望といってもいい状況であっても諦めない。 | | :大事なのは諦めない事だと語り、くじけそうになっている仲間の肩を叩いて鼓舞する。何せ最後まで進み続けてさえいれば、望む場所には必ずたどり着ける事を信条としている。<!--言葉はいつも前向きで、『亜種特異点Ⅱ』では仲間にも慕われるレジスタンスの指導者であり、戦力的に絶望といってもいい状況であっても諦めない。 |
− | :しかしその本質は自分の夢を叶える為ならば、非道に手を染める事を厭わない強欲でエゴイストであり、犠牲は付き物として平然と人を食い物にし、アガルタに召喚されたエレナを騙し討ちにして重傷を負わせている。まさにダ・ヴィンチから評される通り'''紛れもない『悪』'''であるが、そのような糾弾さえも「単に己の夢に忠実な頑張りやさん」と開き直ったり、生前や作中での行動自身を正当化させている等、かなりタチが悪い。 | + | :しかしその本質は自分の夢を叶える為ならば、非道に手を染める事を厭わない強欲なエゴイストであり、犠牲は付き物として平然と人を食い物にし、アガルタに召喚されたエレナを騙し討ちにして重傷を負わせている。まさにダ・ヴィンチから評される通り'''紛れもない『悪』'''であるが、そのような糾弾さえも「単に己の夢に忠実な頑張りやさん」と開き直ったり、生前や作中での行動自身を正当化させている等、かなりタチが悪い。 |
| :その価値観も「奴隷制が良しとされる時代」に基づいており、とりわけ彼の場合は奴隷を「自分に金と地位と名声を与えてくれるお宝」として重宝している。アガルタを最高だと評したのも、生まれた時から完成した女が無限に増える事、男より強い女を奴隷にして高く売り捌く事にある。--> | | :その価値観も「奴隷制が良しとされる時代」に基づいており、とりわけ彼の場合は奴隷を「自分に金と地位と名声を与えてくれるお宝」として重宝している。アガルタを最高だと評したのも、生まれた時から完成した女が無限に増える事、男より強い女を奴隷にして高く売り捌く事にある。--> |
| ;能力 | | ;能力 |
65行目: |
65行目: |
| ==人間関係==<!-- | | ==人間関係==<!-- |
| ;[[エレナ・ブラヴァツキー]] | | ;[[エレナ・ブラヴァツキー]] |
− | :桃源郷で安全な隠れ家を確保するために、そこにいた彼女と協力関係を結ぶが、自分はこの安全な隠れ家をいただき、邪魔なエレナを消す形で始末した。 | + | :安全な隠れ家である桃源郷を確保するために、そこに居合わせた彼女に協力関係を結ぶと話をもちかけ、油断したところで不意打ちを食らわせて始末した。 |
− | :おそらく彼女が自分の企みに騙されてくれる気はしなかったため、邪魔者だと判断したと考えられる。--> | + | :彼女が自分の企みに騙されてくれる気はしなかったため、邪魔者だと判断したと考えられる。--> |
| | | |
| ==名台詞== | | ==名台詞== |
78行目: |
78行目: |
| *コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろうにおいて[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。 | | *コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろうにおいて[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。 |
| **トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。 | | **トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。 |
− | ***アンとメアリーが開拓計画として穀物畑を作ろうとしたのも、長い航海の果てに『大陸の常識』を奪った、'''海賊の大先輩'''ともいえるコロンブスに対しての敬意を表している。とはいえ、生前での所業と人間性を踏まえれば海賊と大差ないが。 | + | ***アンとメアリーが『カルデアサマーメモリー』にて開拓計画として穀物畑を作ろうとしたのも、長い航海の果てに『大陸の常識』を奪った、'''海賊の大先輩'''ともいえるコロンブスに対しての敬意を表している。とはいえ、生前での所業と人間性を踏まえれば海賊と大差ないが。 |
| *亜種特異点Ⅱ終盤で見せた「'''救いようのない外道だが、故に清々しいまでの悪役'''」というキャラクター性と狂気の入った笑顔から、ユーザーからは『からくりサーカス』の敵ボスキャラクター、フェイスレスと例えられた。 | | *亜種特異点Ⅱ終盤で見せた「'''救いようのない外道だが、故に清々しいまでの悪役'''」というキャラクター性と狂気の入った笑顔から、ユーザーからは『からくりサーカス』の敵ボスキャラクター、フェイスレスと例えられた。 |
| **さらに言うと、「諦めなければ夢は叶う」という言葉は、フェイスレスが作中で言ったある台詞に通ずるため、それに拍車をかけている。 | | **さらに言うと、「諦めなければ夢は叶う」という言葉は、フェイスレスが作中で言ったある台詞に通ずるため、それに拍車をかけている。 |
| *アメリカ大陸の発見はだれでもできることだと批判する人々に対して、コロンブスは卵を立てることを試みさせるがだれにもできないのを見て、卵の尻をつぶして立てて説明した逸話から「コロンブスの卵」が絆Lv3でマイルーム会話でそれを聴くことができる。 | | *アメリカ大陸の発見はだれでもできることだと批判する人々に対して、コロンブスは卵を立てることを試みさせるがだれにもできないのを見て、卵の尻をつぶして立てて説明した逸話から「コロンブスの卵」が絆Lv3でマイルーム会話でそれを聴くことができる。 |
− | **が、マテリアルのフレーバーテキストでも「卵の底の殻を割って立てるのは邪道」と記述されてるとおり、マイルームでそれを問いただされると真っ向から否定している。作中でもド外道ぶりを遺憾なく発揮させたコロンブスだが、意地でも「時間をかけてでも諦めずに立てた」と証明するのだろうか。--> | + | **が、マテリアルのフレーバーテキストでも「卵の底の殻を割って立てるのは邪道」と記述されてるとおり、マイルームでそれを問いただされると真っ向から否定している。作中でもド外道ぶりを遺憾なく発揮させたコロンブスだが、意地でも「時間をかけてでも諦めずに立てた」と証明するのだろうか。 |
| + | ***この逸話はそもそも「建築家フィリッポ・ブルネレスキがフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラ(ドーム部分)の設計に立候補した際の逸話」を元に創作されたものという見方が強い。 |
| + | *アメリカを始めとする様々な国で10月12日を「コロンブス・デー」と定めて祝日としている。しかし、これはアメリカ先住民族を祖先とする人々からすれば「自国を散々に荒らした極悪人が侵略に来た日」であるため、この祝日そのものの撤廃を求める運動やデモは今も続いている。これらの事情に配慮し「文化の違いを尊重する日」「民族の日」などの名称変更を行っている国も存在する。--> |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |