差分

サイズ変更なし 、 2013年8月2日 (金) 18:30
編集の要約なし
56行目: 56行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「————奇跡だ。<br /> 奇跡だろう。奇跡である。奇跡でなくてなんと口にすればいい!<br /> そうであろう、我が宿敵よ! なんという運命、なんという試練なのか!<br /> 我が生涯を捧げた伴侶には初夜にして裏切られ!<br /> 我が魂を捧げた信仰には、斬首をもって報いられ!<br /> そう、かようにも我が信仰は砕かれた! 神の愛を見失い、神の愛を否定され、残されたのは堕ちるばかりの我が名声!<br /> だが——! 無辜の怪物と創作されながらも、この手は、ついに真実の愛を得た!<br /> そうであろう、妻よ! 過食にして拒食のマスター。"真に愛したモノしか口にできぬ"哀しき女(ひと)よ!<br /> 貴女に出会えただけでも、我が槍は滾り狂うというのに、おお……!<br /> 見ろ、あの極上の供物たちを! 神はさらに稀なる機会を与えてくださった!<br /> 気高き眼差しに空に浮かぶ月さえ霞む。そなたこそオレが求めてきたミューズ!<br /> そのしなやかな肢体をこの槍で貫く! 貫かずばおられぬ! 何故なら——<br /> そう、何故なら。——おまえたちは、美しい。<br /> 真理を教えよう、好敵手よ。葬儀において神父は語る。故人は神様に愛されすぎて天国に召し上げられた、と。<br /> 然り。愛とは死だ。死こそが愛だ。俺は愛するが故に——おまえたちを殺したくて仕方がない!<br /> 今ここで、血祭りを繰り広げてもよかろう? 我が妻よ!」
+
;「――――奇跡だ。<br /> 奇跡だろう。奇跡である。奇跡でなくてなんと口にすればいい!<br /> そうであろう、我が宿敵よ! なんという運命、なんという試練なのか!<br /> 我が生涯を捧げた伴侶には初夜にして裏切られ!<br /> 我が魂を捧げた信仰には、斬首をもって報いられ!<br /> そう、かようにも我が信仰は砕かれた! 神の愛を見失い、神の愛を否定され、残されたのは堕ちるばかりの我が名声!<br /> だが――! 無辜の怪物と創作されながらも、この手は、ついに真実の愛を得た!<br /> そうであろう、妻よ! 過食にして拒食のマスター。"真に愛したモノしか口にできぬ"哀しき女(ひと)よ!<br /> 貴女に出会えただけでも、我が槍は滾り狂うというのに、おお……!<br /> 見ろ、あの極上の供物たちを! 神はさらに稀なる機会を与えてくださった!<br /> 気高き眼差しに空に浮かぶ月さえ霞む。そなたこそオレが求めてきたミューズ!<br /> そのしなやかな肢体をこの槍で貫く! 貫かずばおられぬ! 何故なら――<br /> そう、何故なら。――おまえたちは、美しい。<br /> 真理を教えよう、好敵手よ。葬儀において神父は語る。故人は神様に愛されすぎて天国に召し上げられた、と。<br /> 然り。愛とは死だ。死こそが愛だ。俺は愛するが故に――おまえたちを殺したくて仕方がない!<br /> 今ここで、血祭りを繰り広げてもよかろう? 我が妻よ!」
 
:初登場。途中、ランルーくんが茶々を入れたりもするが、一気にまくし立てる。
 
:初登場。途中、ランルーくんが茶々を入れたりもするが、一気にまくし立てる。
   −
;「おお……なんと惨たらしい。このような運命、このような非業を、なぜ主は許したのか。<br /> そう思わぬか△△のマスターよ。世は根本からねじれている。愛するものしか口にできぬなど——<br /> なんと。なんと純粋な在り方である事か!<br /> この女は真実、その信仰を守っている! この世の誰に! 誰が! この愛を笑えようか!<br /> その気高さの前では、我が受けし信仰の加護の全てを賭けても惜しくなどあろうか!<br /> ふはは、待っているがいい妻よ! そなたの満たされぬ{{rb(胎内,はら)}}に、ようやく肉が戻るのだ!」
+
;「おお……なんと惨たらしい。このような運命、このような非業を、なぜ主は許したのか。<br /> そう思わぬか△△のマスターよ。世は根本からねじれている。愛するものしか口にできぬなど――<br /> なんと。なんと純粋な在り方である事か!<br /> この女は真実、その信仰を守っている! この世の誰に! 誰が! この愛を笑えようか!<br /> その気高さの前では、我が受けし信仰の加護の全てを賭けても惜しくなどあろうか!<br /> ふはは、待っているがいい妻よ! そなたの満たされぬ{{rb(胎内,はら)}}に、ようやく肉が戻るのだ!」
 
:聖杯戦争参加の目的を問われたランルーくんが、主人公に答えたのを受けての発言。
 
:聖杯戦争参加の目的を問われたランルーくんが、主人公に答えたのを受けての発言。
   65行目: 65行目:  
:「怪物」というキーワードに反応して。今までとは違い、暗く沈んだ声音で。
 
:「怪物」というキーワードに反応して。今までとは違い、暗く沈んだ声音で。
   −
;「そうであろうよ。愛するものしか口にできぬ女よ。その姿にこそ、オレはかつて失った愛を見た。<br /> 望むままに愛をむさぼるがいい、拒食の君よ。<br /> 生きるために食う獣などとは悲哀が違う。<br /> 生きる余興に愛する人間とは濃度が違う。<br /> アナタに虚飾はない。獰猛な欲求。偽りない求愛。——あまりにも幼い、破綻したその恋慕。<br /> 同じヒトとして、吐き気をもよおさずにはいられない。ああ、だからこそ——<br /> ——愛に狂え。<br />   その姿は、美しい」
+
;「そうであろうよ。愛するものしか口にできぬ女よ。その姿にこそ、オレはかつて失った愛を見た。<br /> 望むままに愛をむさぼるがいい、拒食の君よ。<br /> 生きるために食う獣などとは悲哀が違う。<br /> 生きる余興に愛する人間とは濃度が違う。<br /> アナタに虚飾はない。獰猛な欲求。偽りない求愛。――あまりにも幼い、破綻したその恋慕。<br /> 同じヒトとして、吐き気をもよおさずにはいられない。ああ、だからこそ――<br /> ――愛に狂え。<br />   その姿は、美しい」
 
:決戦直前。全ては「愛」のために。
 
:決戦直前。全ては「愛」のために。
  
匿名利用者