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:生前あれだけ論った聖処女との初対面。芝居がかった口調で相変わらず好き勝手にのたまう。出典は「ハムレット」の主人公ハムレットが親友でもある臣下のホレーショへの台詞をジャンヌに差し替えたもの。
 
:生前あれだけ論った聖処女との初対面。芝居がかった口調で相変わらず好き勝手にのたまう。出典は「ハムレット」の主人公ハムレットが親友でもある臣下のホレーショへの台詞をジャンヌに差し替えたもの。
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;「条件一、心情の問題。『<RUBY><RB>忘恩の人間より恐ろしい怪物はいない</RB><RT>O,see the monstrousness of man When he looks out in an ungrateful shape!</RT></RUBY>』と言うように、吾輩は"赤"の側で禄を<RUBY><RB>食</RB><RT>は</RT></RUBY>んでおります。<br>吾輩、ダンディぶりでは"赤"の側でも一、二を争う自身がありますし―――知性なき怪物になどなりたくもない!」
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;「条件一、心情の問題。<br>『<RUBY><RB>忘恩の人間より恐ろしい怪物はいない</RB><RT>O,see the monstrousness of man When he looks out in an ungrateful shape!</RT></RUBY>』と言うように、吾輩は"赤"の側で禄を<RUBY><RB>食</RB><RT>は</RT></RUBY>んでおります。<br>吾輩、ダンディぶりでは"赤"の側でも一、二を争う自身がありますし―――知性なき怪物になどなりたくもない!」
;「そして条件二、娯楽の問題。『<RUBY><RB>詩人の瞳は天恵を得て回転し</RB><RT>The poet`s eye,in fine frenzy rollings,</RT></RUBY>、<RUBY><RB>天から地、地から天と広く見渡す</RB><RT>Doth glance from heaven to Earth,from Earth to heaven.</RT></RUBY>』我が目はただいま絶好調!<br>まさに<RUBY><RB>霊感</RB><RT>スピリッツ</RT></RUBY>を得た<RUBY><RB>創作者</RB><RT>クリエイター</RT></RUBY>。つまり、今この瞬間この一時が愉快極まる!」
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;「そして条件二、娯楽の問題。<br>『<RUBY><RB>詩人の瞳は天恵を得て回転し</RB><RT>The poet`s eye,in fine frenzy rollings,</RT></RUBY>、<RUBY><RB>天から地、地から天と広く見渡す</RB><RT>Doth glance from heaven to Earth,from Earth to heaven.</RT></RUBY>』我が目はただいま絶好調!<br>まさに<RUBY><RB>霊感</RB><RT>スピリッツ</RT></RUBY>を得た<RUBY><RB>創作者</RB><RT>クリエイター</RT></RUBY>。つまり、今この瞬間この一時が愉快極まる!」
;「そして最後に条件三、戦力の問題。我々の戦力は、貴女が想像するより遥かに、遥かに絶望的なのですよ。<br>貴女は急ぎに急いでやってきたが間に合わなかった。いや、恐らくはどれほど急いでもその分必ず間に合わなかった!アキレウスと亀のようなもの。<br>そして間に合わなかった以上、貴女は此処で―――――――死ぬ」
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;「そして最後に条件三、戦力の問題。<br>我々の戦力は、貴女が想像するより遥かに、遥かに絶望的なのですよ。<br>貴女は急ぎに急いでやってきたが間に合わなかった。いや、恐らくはどれほど急いでもその分必ず間に合わなかった!アキレウスと亀のようなもの。<br>そして間に合わなかった以上、貴女は此処で―――――――死ぬ」
 
:サーヴァントとしての力の差から降伏を申し出られるキャスターだが、逆に降伏の条件三つをそちらが満たしていないと突っ撥ね、大胆にも聖女に死を宣告した。
 
:サーヴァントとしての力の差から降伏を申し出られるキャスターだが、逆に降伏の条件三つをそちらが満たしていないと突っ撥ね、大胆にも聖女に死を宣告した。
 
:しかし、第二、第三の条件はまだしも、一番初めの条件に至っては、自身を召喚したマスターを退屈とのたまって放逐し、「面白いから」とシロウに乗り換えている時点ではっきりいって目も当てられない。というより、この道化は"恩"なんてもので動く玉では断じてない。少なくともサーヴァントとしては、どこぞの[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|毒舌童話作家]]に言わせれば一点たりともくれってやれない失格者であろう。
 
:しかし、第二、第三の条件はまだしも、一番初めの条件に至っては、自身を召喚したマスターを退屈とのたまって放逐し、「面白いから」とシロウに乗り換えている時点ではっきりいって目も当てられない。というより、この道化は"恩"なんてもので動く玉では断じてない。少なくともサーヴァントとしては、どこぞの[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|毒舌童話作家]]に言わせれば一点たりともくれってやれない失格者であろう。