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===あ行===
 
===あ行===
 
;アーサー王伝説
 
;アーサー王伝説
:イングランドに伝わる騎士道物語。西洋魔術の総本山であるイギリスで最も著名な伝説の一つであるため、西洋圏・英語圏では高い知名度を誇る。<br>メインヒロインの[[セイバー]]がアーサー王その人であるため、Fateを語る上で欠かすことのできないファクターとなっている。
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:イングランドに伝わる騎士道物語。イギリスで最も著名な伝説の一つであるため、西洋圏・英語圏では高い知名度を誇る。<br>『[[Fate/stay night]]』のメインヒロインである[[セイバー]]を始め、多くの英雄が複数の作品に関わっている。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争、円卓の騎士
    
;[[アーネンエルベ]]
 
;[[アーネンエルベ]]
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;浅上女学院
 
;浅上女学院
:『[[月姫]]』に登場する、[[遠野秋葉]]たちの通う全寮制のお嬢様学校。50年の歴史を持つ。最近校舎を新しくし、寮も改築中。学校では生徒会が権力を握り、寮では自治会が発言権を持つ。校門には「この門をくぐるもの、一切の青春を捨てよ」という悪戯書きが残されている。礼園女学院をモデルに作られたらしい。<br>[[花のみやこ!]]』では少子化による経営難で近隣の学校を統廃合した「浅上学園」となっている。
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:『[[月姫]]』に登場する、[[遠野秋葉]]たちの通う全寮制のお嬢様学校。50年の歴史を持つ。最近校舎を新しくし、寮も改築中。学校では生徒会が権力を握り、寮では自治会が発言権を持つ。校門には「この門をくぐるもの、一切の青春を捨てよ」という悪戯書きが残されている。礼園女学院をモデルに作られたらしい。<br>スピンオフ作品『[[花のみやこ!]]』では、少子化による経営難で近隣の学校を統廃合した「浅上学園」となっている。
 
:【関連項目】礼園女学院
 
:【関連項目】礼園女学院
    
;アトゴウラ
 
;アトゴウラ
 
:四枝の浅瀬。<br>四隅にARGZ(アルジズ)、NUSZ(ナウシズ)、ANSZ(アンサズ)、INGZ(イングワズ)を刻んだ決闘の陣。<br>その陣を布いた戦士に敗走は許されず、その陣を見た戦士に退却は許されない、赤枝の騎士に伝わる一騎打ちの大禁戒。<br>そは、[[ランサー|光の御子クー・フーリン]]がその最期に、倒れて果てることをよしとせず、己の身体を柱に縛りつけ、絶命するまで戦い続けた故事とその地である川瀬に因む。
 
:四枝の浅瀬。<br>四隅にARGZ(アルジズ)、NUSZ(ナウシズ)、ANSZ(アンサズ)、INGZ(イングワズ)を刻んだ決闘の陣。<br>その陣を布いた戦士に敗走は許されず、その陣を見た戦士に退却は許されない、赤枝の騎士に伝わる一騎打ちの大禁戒。<br>そは、[[ランサー|光の御子クー・フーリン]]がその最期に、倒れて果てることをよしとせず、己の身体を柱に縛りつけ、絶命するまで戦い続けた故事とその地である川瀬に因む。
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:【関連項目】ケルト神話
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;[[アトラス院]]
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:魔術協会における三大部門の一角。別名「巨人の穴倉」。西暦以前から存在する、エジプトを根拠とする錬金術師の集団。
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:【関連項目】魔術協会、魔術
    
;[[アリストテレス]]
 
;[[アリストテレス]]
:鋼の大地において人類と亜麗百種の大戦末期に現れ地上生物を無差別に破壊して回る謎の生命体。<br>名前の由来は古代ギリシャの哲学者だが、正体不明の生命体にそう名付けられた経緯は不明。
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:『[[Notes.|鋼の大地]]』において、人類と亜麗百種の大戦末期に現れ地上生物を無差別に破壊して回る謎の生命体。<br>名前の由来は古代ギリシャの哲学者だが、正体不明の生命体が何故そう名付けられたのか、経緯は不明。
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:【関連項目】アルテミット・ワン
    
;アリマゴ島
 
;アリマゴ島
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;アルテミット・ワン
 
;アルテミット・ワン
:究極の一。「アルティメット・ワン」と表記されることもある。<br>天体それぞれが持つ常識における系統樹の最優・最強として頂点に立つただ一つの生命種。転じて、星そのもの。「タイプ・○○(天体名)」と呼称される。<br>最高種・最強種というが、相対的な評価だけで成るものではないらしく、地球における究極の一「タイプ・アース」は星の意思が作ろうとしても上手くいかなかった。<br>鋼の大地において他天体から正体不明の生命体として地球に飛来するが、MBAAにてリーズバイフェがアルテミット・ワンを会話上に出しているためそれ以前である月姫の時代には既に「究極の一」についての情報は存在している模様。
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:究極の一。「アルティメット・ワン」と表記されることもある。<br>天体それぞれが持つ常識における系統樹の最優・最強として頂点に立つただ一つの生命種。転じて、星そのもの。「タイプ・○○(天体名)」と呼称される(例:[[朱い月のブリュンスタッド|タイプ・ムーン]])。<br>最高種・最強種というが、相対的な評価だけで成るものではないらしく、地球における究極の一「タイプ・アース」は星の意思が作ろうとしても上手くいかなかった。<br>『[[Notes.|鋼の大地]]』において、他天体から正体不明の生命体として地球に飛来する。(その他の作品においても、名称のみ登場する場合もある)
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:【関連項目】アリストテレス
    
;エーテライト
 
;エーテライト
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#[[アトラス院]]のエルトナム家に伝わる秘伝。元々は医療用に開発された、第五架空元素(エーテル)で構築した擬似神経繊維。
 
#[[アトラス院]]のエルトナム家に伝わる秘伝。元々は医療用に開発された、第五架空元素(エーテル)で構築した擬似神経繊維。
 
#第五真説要素。[[ラニ=VIII]]の炉心や黒い銃身に使用されており、第五架空要素を自壊させる。
 
#第五真説要素。[[ラニ=VIII]]の炉心や黒い銃身に使用されており、第五架空要素を自壊させる。
:【関連項目】エーテル、魔術協会、概念武装、魔術礼装
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:【関連項目】エーテル、アトラス院、魔術協会、概念武装、魔術礼装
    
;エーテル
 
;エーテル
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;エルフ耳
 
;エルフ耳
:イラストレーターの出淵裕氏が『ロードス島戦記』のエルフ族を描写する際に編み出した、細長く先端が尖った耳朶が顔の横~斜め後方に張り出した形状の外耳。TYPE-MOON世界では[[キャスター|メディア]]や[[アサシン (Apocrypha・赤)|セミラミス]]など、神代~古代に生き魔道に携わる女性に多く見られる身体的特徴である。
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:イラストレーターの出淵裕氏が、小説『ロードス島戦記』の挿絵においてエルフ族を描写する際に編み出した、細長く先端が尖った耳朶が顔の横~斜め後方に張り出した形状の外耳。TYPE-MOON世界では[[キャスター|メディア]]や[[アサシン (Apocrypha・赤)|セミラミス]]など、神代~古代に生き魔道に携わる女性に多く見られる身体的特徴である。
    
;円卓の騎士
 
;円卓の騎士
:アーサー王伝説に登場する、[[セイバー|アーサー王]]と対等であることを意味する円卓の席に座ることを許された、優れた12人の騎士(人数に関しては諸説がある)。<br>現在までのTYPE-MOON作品には、[[ベディヴィエール|ベディヴィエール卿]]、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット卿]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]、[[モードレッド|モードレッド卿]]、台詞や文中ではケイ、ギャラハッド、パーシヴァルが登場している。
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:アーサー王伝説に登場する、[[セイバー|アーサー王]]と対等であることを意味する円卓の席に座ることを許された、優れた12人の騎士(人数に関しては諸説がある)。<br>現在までのTYPE-MOON作品には、[[ベディヴィエール|ベディヴィエール卿]]、[[バーサーカー (第四次)|ランスロット卿]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]、[[モードレッド|モードレッド卿]]が登場。台詞や文中では、ケイ卿、ギャラハッド卿、パーシヴァル卿について触れられている。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争、アーサー王伝説
    
;小川マンション
 
;小川マンション
:[[荒耶宗蓮]]が結界を築くマンション。矛盾する螺旋。太極図の伽藍。<br>固有結界を持たない荒耶が人工的に作り上げた、彼の心情風景の具現。結界名「奉納殿六十四層」。
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:[[荒耶宗蓮]]が結界を築くマンション。矛盾する螺旋。太極図の伽藍。固有結界を持たない荒耶が人工的に作り上げた、彼の心情風景の具現。結界名「奉納殿六十四層」。
 
:【関連項目】固有結界
 
:【関連項目】固有結界
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:第二魔法の限定的な運用を可能にする魔術礼装。
 
:第二魔法の限定的な運用を可能にする魔術礼装。
 
:【関連項目】魔法、魔術礼装
 
:【関連項目】魔法、魔術礼装
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;感応
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:自らの体力を分け与え、対象の生命力を増幅させる能力。素直な意味での「分け」て「与える」能力であり、他者と生命を同一化する「共感」とは異なる。<br>感応対象が傷を負うなどしても何のフィードバックも無いというところが「共感」とは異なる強み。<br>主要人物では[[琥珀]]・[[翡翠]]姉妹が能力者として該当し、彼女らの能力は特に優れていて、生命力だけでなく精神面も強化・補助する。<br>能力を発揮するための儀式(スイッチ)は家系によって異なるが、琥珀・翡翠姉妹の場合、対象との体液交換を以て成立する。
      
;起源
 
;起源
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;ギリシャ神話
 
;ギリシャ神話
:北欧神話、インド神話と並ぶ世界三大神話の一つ。星座の由来となった逸話が多いため、世界で最も有名な神話体系といえる。<br>最強クラスのサーヴァント達が集った[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]では、7騎のうち3騎もがギリシャ神話に由来する英霊である。
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:北欧神話、インド神話と並ぶ世界三大神話の一つ。星座の由来となった逸話が多いため、世界で最も有名な神話体系といえる。<br>最強クラスのサーヴァント達が集った第五次聖杯戦争では、7騎のうち3騎もがギリシャ神話の英霊に由来するサーヴァントである。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争
    
;空想具現化
 
;空想具現化
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:【関連項目】混血、反転
 
:【関連項目】混血、反転
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;誓約
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;ゲッシュ(誓約)
:ゲッシュ(geis)。「禁忌」を表すアイルランド語で、ギャサ(geasa)とも言う。<br>ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。<br>ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(それにより降りかかる事故や不運)」が占めている。
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:「禁忌」を表すアイルランド語で、ゲッシュ(geis)の他にギャサ(geasa)とも言う。<br>ケルト神話の英雄に課せられる「○○してはならない」という形式の制約であり、義務にして誓いである。生まれつき定められているものもあれば、自ら誓いを立てたり、他人から与えられる場合もあり、一人につき一つから複数まで課される。<br>ゲッシュを厳守すれば神の恩寵を受けられるが、ひとたび破れば破滅がその身に降りかかると言われ、実際、ケルトの英雄の死因の大半は「ゲッシュに対する違反(それにより降りかかる事故や不運)」が占めている。
 
:【関連項目】ケルト神話
 
:【関連項目】ケルト神話
    
;ケルト神話
 
;ケルト神話
:古代ヨーロッパの神話体系。<br>西洋圏では高い知名度を誇るが、元が口伝であることやケルト文化に馴染みが薄いことから、日本での知名度は低い。そのため、[[聖杯戦争|冬木の聖杯戦争]]に招かれたケルト由来の英霊は、伝承の力を存分には発揮できなかった。
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:古代ヨーロッパの神話体系。<br>西洋圏では高い知名度を誇るが、元が口伝であることやケルト文化に馴染みが薄いことから、日本での知名度は低い。そのため、冬木の聖杯戦争に招かれたケルト由来の英霊は、伝承の力を存分には発揮できなかった。
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:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争
    
;幻想種
 
;幻想種
:通常知られている生命の系統樹からは外れている、いわゆる「伝説上の獣」のこと。「魔獣」「幻獣」「神獣」のランクがある。その多くはキメラ(掛け合わせ)。<br>魔獣ランクならば魔術師でも使役可能で、未だ未開の地の奥深くでなら発見できなくはないが、幻獣ランク以上のものは既に世界の裏側にシフトしてしまっている。<br>「幻獣」で有名なのは[[ライダー|ペガサス]]や[[ライダー (Apocrypha・黒)|ヒポグリフ]]など。<br>「神獣」はゼウスに対するガイアの怒りから生まれた「怪物の王」テュポーンや、海の悪魔として恐れられる「白鯨」モビー・ディックなどが有名で、最高位に位置し、この位階になると英霊では手も足も出ない強さを持った者も少なくない。<br>奈須氏曰く、「このあたりの神獣はもはや生き物というよりも'''超兵器みたいなもの'''」。神獣の中でもその強さには個体差が存在し、[[ライダー (フラグメンツ)|スフィンクス]]などを最高クラスのサーヴァントが宝具として召喚することが有る。<br>また、「竜種」は分類に関係なく最優良とされている。
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:通常知られている生命の系統樹からは外れている、いわゆる「伝説上の獣」のこと。「魔獣」「幻獣」「神獣」のランクがある。その多くはキメラ(掛け合わせ)。<br>魔獣ランクならば魔術師でも使役可能で、未だ未開の地の奥深くでなら発見できなくはないが、幻獣ランク以上のものは既に世界の裏側にシフトしてしまっている。<br>「幻獣」ランクで有名なのは、[[ライダー|ペガサス]]や[[ライダー (Apocrypha・黒)|ヒポグリフ]]など。<br>最高位の「神獣」ランクは、ゼウスに対するガイアの怒りから生まれた「怪物の王」テュポーンや、海の悪魔として恐れられる「白鯨」モビー・ディックなどが有名で、この位階になると英霊では手も足も出ない強さを持った者も少なくない。<br>奈須氏曰く、「このあたりの神獣はもはや生き物というよりも'''超兵器みたいなもの'''」。神獣の中でもその強さには個体差が存在し、[[ライダー (フラグメンツ)|スフィンクス]]などを最高クラスのサーヴァントが宝具として召喚することが有る。<br>また、「竜種」は分類に関係なく最優良とされている。
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:【関連項目】竜種
    
;[[権能]]
 
;[[権能]]
:[[魔術]](コードキャスト)や[[スキル (サーヴァント)|スキル]]、[[宝具]]とは異なる、事象の変動や時空流操作、国造りといった、世界創造を可能とする特殊能力。<br>神代と呼ばれた紀元前約4000年頃には在り、文明レベルが向上した西暦以降にはその任を解かれて消え去った。<br>スキルが「ある現象を可能とする原理」ならば、権能は「ある現象をただ起こせる権利」に相当する。<br>神霊クラスなら保有して然るべき能力だが、物理法則で安定した今の時代では、この権威を振るえば自身の崩壊という代償を支払う必要がある。
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:魔術(コードキャスト)やスキル、宝具とは異なる、事象の変動や時空流操作、国造りといった、世界創造を可能とする特殊能力。<br>神代と呼ばれた紀元前約4000年頃には在り、文明レベルが向上した西暦以降にはその任を解かれて消え去った。<br>スキルが「ある現象を可能とする原理」ならば、権能は「ある現象をただ起こせる権利」に相当する。<br>神霊クラスなら保有して然るべき能力だが、物理法則で安定した今の時代では、この権威を振るえば自身の崩壊という代償を支払う必要がある。
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:【関連項目】魔術、スキル、宝具
    
;[[固有結界]]
 
;[[固有結界]]
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;[[サーヴァント]]
 
;[[サーヴァント]]
 
:聖杯戦争に則して召喚される特殊な使い魔。過去・現在・未来に存在する英霊が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。<br>基本的に「剣士(セイバー)」「弓兵(アーチャー)」「槍兵(ランサー)」「騎乗兵(ライダー)」「魔術師(キャスター)」「狂戦士(バーサーカー)」「暗殺者(アサシン)」の七つのクラスが存在する。(が、例外もある)
 
:聖杯戦争に則して召喚される特殊な使い魔。過去・現在・未来に存在する英霊が聖杯の助けによりマスターに召喚された存在。<br>基本的に「剣士(セイバー)」「弓兵(アーチャー)」「槍兵(ランサー)」「騎乗兵(ライダー)」「魔術師(キャスター)」「狂戦士(バーサーカー)」「暗殺者(アサシン)」の七つのクラスが存在する。(が、例外もある)
:【関連項目】英霊、聖杯戦争
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:【関連項目】英霊、聖杯戦争、マスター
    
;[[死徒]]
 
;[[死徒]]
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;守護精霊
 
;守護精霊
 
:[[セブン|第七聖典]]やアルゴンコイン等に憑いている精霊。<br>精霊を大別すると、自然霊、動物霊、そして守護精霊に分けられる。前二者は星寄りの存在であり、本来は人間の味方となる存在ではない。それらに人間の魂を融合させることで人間寄りの意識を持たせ、人工的に造られるのが守護精霊である。
 
:[[セブン|第七聖典]]やアルゴンコイン等に憑いている精霊。<br>精霊を大別すると、自然霊、動物霊、そして守護精霊に分けられる。前二者は星寄りの存在であり、本来は人間の味方となる存在ではない。それらに人間の魂を融合させることで人間寄りの意識を持たせ、人工的に造られるのが守護精霊である。
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:【関連項目】概念武装
    
;呪層界
 
;呪層界
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;[[真祖]]
 
;[[真祖]]
:生まれながらの吸血鬼。
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:生まれながらの吸血鬼。人間に対して直接的な自衛手段を持たない星が、人間を律するために生み出した「自然との調停者」「星の触覚」。
 
:【関連項目】死徒、吸血種
 
:【関連項目】死徒、吸血種
    
;神造兵装
 
;神造兵装
 
:人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないということになる。<br>例として「約束された勝利の剣」は、人々の“こうであって欲しい”という想念が地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製されたという工程で生まれている。公式に神造兵装と明記されているのは現在「約束された勝利の剣」「乖離剣エア」「無毀なる湖光」の三振り。
 
:人によって造られたモノでない兵装のカテゴリの一つ。神造の定義は「人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」。たとえ神が造ったとしても、人の望みで作られていないもの、人の意志に影響されて生まれたものは該当しないということになる。<br>例として「約束された勝利の剣」は、人々の“こうであって欲しい”という想念が地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製されたという工程で生まれている。公式に神造兵装と明記されているのは現在「約束された勝利の剣」「乖離剣エア」「無毀なる湖光」の三振り。
 +
:【関連項目】宝具
    
;神代回帰
 
;神代回帰
 
:精霊に近い生命体等が、どの程度の魔法以前の神秘を再現出来るかの指標。評価方法は魔術師の魔術回路に近い。<br>その神秘の純度を示す質、出力を示す量、その神秘の年代や種別を示す編成が物差しとなる。
 
:精霊に近い生命体等が、どの程度の魔法以前の神秘を再現出来るかの指標。評価方法は魔術師の魔術回路に近い。<br>その神秘の純度を示す質、出力を示す量、その神秘の年代や種別を示す編成が物差しとなる。
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:【関連項目】魔術回路
   −
;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]:サーヴァントの有する技能。生前に為した事柄や、本人の特徴をあらわす。<br>同名のスキルであっても、程度の差でランクが存在している。
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;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]
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:サーヴァントの有する技能。生前に為した事柄や、本人の特徴をあらわす。<br>同名のスキルであっても、程度の差でランクが存在している。
 
:【関連項目】サーヴァント
 
:【関連項目】サーヴァント
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;[[聖堂教会]]
 
;[[聖堂教会]]
:「普遍的な」意味を持つ一大宗教。その裏側に存在する組織。<br>教義に反したモノを熱狂的に排斥する者たちによって設立された、「異端狩り」に特化した巨大な部門。<br>ぶっちゃけてしまえば、キリスト教の教会である。ただし、明言は慎重に避けられている。
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:「普遍的な」意味を持つ一大宗教。その裏側に存在する組織。<br>教義に反したモノを熱狂的に排斥する者たちによって設立された、「異端狩り」に特化した巨大な部門。<br>ぶっちゃけてしまえば、キリスト教の組織である。ただし、明言は慎重に避けられている。
 
:【関連項目】埋葬機関、代行者、聖堂騎士
 
:【関連項目】埋葬機関、代行者、聖堂騎士
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:【関連項目】聖杯戦争、魔術礼装
 
:【関連項目】聖杯戦争、魔術礼装
   −
;[[聖杯戦争]]:万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合う争い。<br>数十年に一度、冬木市を舞台に行われる。聖杯を求める七人のマスターと、彼らと契約した七騎のサーヴァントがその覇権を競う。最後に残った一組にのみ、聖杯を手にし、願いを叶える権利が与えられる。
+
;[[聖杯戦争]]
 +
:万物の願いをかなえる「聖杯」を奪い合う争い。<br>『[[Fate/stay night]]』では、数十年に一度、冬木市を舞台に行われる。聖杯を求める七人のマスターと、彼らと契約した七騎のサーヴァントがその覇権を競う。最後に残った一組にのみ、聖杯を手にし、願いを叶える権利が与えられる。<br>他にも『Fate』の名を冠する数多の作品にて、様々な形の聖杯戦争が開催されている。
 
:【関連項目】聖杯、サーヴァント、冬木市
 
:【関連項目】聖杯、サーヴァント、冬木市
   215行目: 230行目:     
;退魔四家
 
;退魔四家
:浅神、七夜、巫浄、両儀の四家。混血の天敵とされるが、両儀以外は断絶または没落している。<br>ゲーム中にも用語辞典にも無い名称なのだがファンの間ではそれなりに使われており、記念本一問一答にて奈須きのこも使用した。
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:浅神、七夜、巫浄、両儀の四家。混血の天敵とされるが、両儀以外は断絶または没落している。<br>作中にも用語辞典にも無い名称なのだがファンの間ではそれなりに使われており、記念本一問一答にて奈須きのこも使用した。
    
;第二要素
 
;第二要素
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;[[使い魔]]
 
;[[使い魔]]
 
:魔術師が使役する従者。
 
:魔術師が使役する従者。
:【関連項目】魔術、サーヴァント
+
:【関連項目】魔術、サーヴァント、マスター
 +
 
 +
;時計塔
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:魔術協会における三大部門の一角。倫敦は大英博物館を拠点とする、現在の魔術協会の総本部。<br>作中で用いられる魔術協会という呼称は、特に注釈がない限りほぼこの時計塔のことを指す。
 +
:【関連項目】魔術協会、魔術
    
===な行===
 
===な行===
260行目: 279行目:  
;ノウブルカラー
 
;ノウブルカラー
 
:特例。魔術協会における、生まれ持った特殊な資質に対する呼称。<br>主に「魔眼」持ちに与えられており、志貴の直死やライダーの石化のように、先天的に他者への運命干渉が可能である強力な魔眼は確実にノウブルカラー。「主に」とされるように、「先天的な資質」が該当するのであって、魔眼だけが対象ではない。厳密な意味では魔眼のカテゴリから外れる直死の魔眼でも、ノウブルカラーである。
 
:特例。魔術協会における、生まれ持った特殊な資質に対する呼称。<br>主に「魔眼」持ちに与えられており、志貴の直死やライダーの石化のように、先天的に他者への運命干渉が可能である強力な魔眼は確実にノウブルカラー。「主に」とされるように、「先天的な資質」が該当するのであって、魔眼だけが対象ではない。厳密な意味では魔眼のカテゴリから外れる直死の魔眼でも、ノウブルカラーである。
:【関連項目】魔眼、直死の魔眼
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:【関連項目】魔術協会、魔眼、直死の魔眼
    
===は行===
 
===は行===
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;[[冬木市]]
 
;[[冬木市]]
 
:『Fate』シリーズの中心的舞台となる地方都市。西日本の日本海側に存在し、古くから魔術師達が住み着く特異な霊地。
 
:『Fate』シリーズの中心的舞台となる地方都市。西日本の日本海側に存在し、古くから魔術師達が住み着く特異な霊地。
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:【関連項目】聖杯戦争
    
;[[宝具]]
 
;[[宝具]]
 
:英雄(英霊)を象徴する、奇跡を成す兵器。物質化した奇跡とも称される。武器が代表的だが、防具や無形の秘術も含む。<br>聖杯戦争においては、サーヴァントがもつ最終武装であり、切り札。同時に、宝具を使うことはサーヴァントの正体の露見を意味する。
 
:英雄(英霊)を象徴する、奇跡を成す兵器。物質化した奇跡とも称される。武器が代表的だが、防具や無形の秘術も含む。<br>聖杯戦争においては、サーヴァントがもつ最終武装であり、切り札。同時に、宝具を使うことはサーヴァントの正体の露見を意味する。
 
:【関連項目】英霊、サーヴァント
 
:【関連項目】英霊、サーヴァント
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;彷徨海
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:魔術協会における三大部門の一角。別名「移動石柩」。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。
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:【関連項目】魔術協会、魔術
    
;星
 
;星
288行目: 312行目:  
;ホムンクルス
 
;ホムンクルス
 
:人造人間。錬金術において、人の精と幾つかの要素を以って育てられる、子宮を用いない生命の誕生法によって生まれる者達。
 
:人造人間。錬金術において、人の精と幾つかの要素を以って育てられる、子宮を用いない生命の誕生法によって生まれる者達。
 +
:【関連項目】魔術
    
===ま行===
 
===ま行===
308行目: 333行目:  
;[[魔術協会]]
 
;[[魔術協会]]
 
:魔術師たちによって構成された、魔術師を管理する団体。
 
:魔術師たちによって構成された、魔術師を管理する団体。
:【関連項目】魔術、封印指定
+
:【関連項目】時計塔、アトラス院、彷徨海、魔術、封印指定
    
;魔術刻印
 
;魔術刻印
344行目: 369行目:  
;メソポタミア神話
 
;メソポタミア神話
 
:古代メソポタミアから伝わる神話体系であり、非常に古い歴史を持つ。<br>「古い時代の魔術ほど強力」「年月を経た信仰はそれ自体が概念武装となる」というTYPE-MOON世界の魔術理論により、この神話の頂点に立つ[[ギルガメッシュ]]は桁外れの霊格を持つ。
 
:古代メソポタミアから伝わる神話体系であり、非常に古い歴史を持つ。<br>「古い時代の魔術ほど強力」「年月を経た信仰はそれ自体が概念武装となる」というTYPE-MOON世界の魔術理論により、この神話の頂点に立つ[[ギルガメッシュ]]は桁外れの霊格を持つ。
 +
:【関連項目】サーヴァント、聖杯戦争
    
===や行===
 
===や行===
353行目: 379行目:  
;竜種
 
;竜種
 
:竜、もしくは竜を模した魔獣のこと。<br>分類としては幻想種同様「魔獣」「幻獣」「神獣」の全ランクに存在しており、なおかつその中で最優良種と見なされることが常である『幻想種の頂点』。<br>竜とその他種族の混血の場合は雑竜種(デミドラゴン)と呼ばれ、純然たる竜種と比較すれば劣化種と見なされるがそれでも強大な力を持つ。
 
:竜、もしくは竜を模した魔獣のこと。<br>分類としては幻想種同様「魔獣」「幻獣」「神獣」の全ランクに存在しており、なおかつその中で最優良種と見なされることが常である『幻想種の頂点』。<br>竜とその他種族の混血の場合は雑竜種(デミドラゴン)と呼ばれ、純然たる竜種と比較すれば劣化種と見なされるがそれでも強大な力を持つ。
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:【関連項目】幻想種
    
;龍
 
;龍
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;[[令呪]]
 
;[[令呪]]
 
:聖杯戦争において、サーヴァントとの契約者に与えられる、最大3回の絶対命令権限。
 
:聖杯戦争において、サーヴァントとの契約者に与えられる、最大3回の絶対命令権限。
:【関連項目】聖杯戦争、サーヴァント
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:【関連項目】聖杯戦争、マスター、サーヴァント
    
;[[路地裏同盟]]
 
;[[路地裏同盟]]
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