差分

編集の要約なし
173行目: 173行目:     
;求めた場所は、此処に在る。<br>求めた明日は、綾香(きみ)に違いない。<br>たとえ、巨大な事象の前に崩れ去ったブリテンという過去が、<br>現代に至るまでの人類史の中で定められてしまった結果が血塗られていようとも。<br>「過程と結果はワンセットじゃない」<br>過程も成果も、それぞれが独立した人間の意志だ。<br>「時には、選ぶこと自体が答えとなることもある。<br> 僕は、世界を守り、きみを守ろう。沙条綾香」
 
;求めた場所は、此処に在る。<br>求めた明日は、綾香(きみ)に違いない。<br>たとえ、巨大な事象の前に崩れ去ったブリテンという過去が、<br>現代に至るまでの人類史の中で定められてしまった結果が血塗られていようとも。<br>「過程と結果はワンセットじゃない」<br>過程も成果も、それぞれが独立した人間の意志だ。<br>「時には、選ぶこと自体が答えとなることもある。<br> 僕は、世界を守り、きみを守ろう。沙条綾香」
: ブリテンの滅びを変えるために聖杯戦争に応じ、過去の全てを否定し続けていた。だが幼少期の綾香と出会い、彼女から「何気ない言葉」によって答えを得た彼はようやく気づく。
+
: ブリテンの滅びを変えるために聖杯戦争に応じ、過去の全てを否定し続けていた。だが幼少期の綾香と出会い、彼女から「何気ない言葉」によって答えを得た彼はようやく気づく<ref>なお、彼女と出会った際の地の文では「間違いなく夜中であるのに、'''まるで朝焼けの輝きを見る'''様な錯覚があって」と述べてる。</ref>
 
: ブリテンがたとえ過去のものになったとしても、彼女と出会った今と確かに繋がっていることを受け入れ、世界とただ一人の少女、綾香を守るために最後の戦いに赴く。
 
: ブリテンがたとえ過去のものになったとしても、彼女と出会った今と確かに繋がっていることを受け入れ、世界とただ一人の少女、綾香を守るために最後の戦いに赴く。
 
: 後に綾香がマスターになった際にこれと同じ言葉を発していたのも、綾香との出会いが彼にとってブリテンの救済より特別なものだったのだから。
 
: 後に綾香がマスターになった際にこれと同じ言葉を発していたのも、綾香との出会いが彼にとってブリテンの救済より特別なものだったのだから。
10,592

回編集