:分岐点は紀元前1000年頃。神代級の神秘が残されており、巨人種のヨトゥン種や存在。一面の銀世界で、気温は摂氏3度。だが風は冷たくなく、空は清々しい程の快晴。夜になると気温は零下数十度まで落ちると思われる。魔力濃度はロシアよりも高い。氷雪に覆われた白い山嶺が長く続いており、山嶺の半ばから北部にかけて、木々がない場所に青色の火炎が浮かんでいる。青い炎は自然現象としては不自然な魔術的な効果によるものとされ、僅かたりとも延焼せずに炎が固体の様に山の上に乗っている。空にはあまりにも大きすぎる太陽が浮かんでいる<ref group = "注">北欧やゲルマンの伝承には「太陽の様に見えるが、太陽ではないもの」という話はない。</ref>。サイズは汎人類史の記録にも存在しないほど。通常よりも巨大だが、実際に太陽が膨張するのは数十億年後。仮に異聞帯が環境を変質させ、宇宙に存在する太陽を赤色恒星へ変えたのであれば、雪や氷どころか地表は砂漠になり、[[主人公 (Grand Order)]はまず生存できない環境となっているはずなので、巨大な太陽は宇宙空間にある恒星ではないとされる。
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:異聞帯全体を覆う氷雪は、相当な魔術師でなければ判別できない微小な単位の魔力を纏っており、魔力は分子レベルで絡みついている。これが邪魔をして単純な魔力探知ができず、霊脈の感知もできない<ref group = "注">これが一因となって、北欧異聞帯ではサーヴァントを常時召喚する事が困難。</ref>。氷雪の魔力が完全にマナと人類史の双方をコントロールしている可能性もある。さらに遠距離通信にも障害が発生し、数キロ圏内に接近しなければ通信は出来ない。この氷雪は[[スカサハ=スカディ]]の一部で、氷雪の上での出来事の全てを見聞きする事が出来る。