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: 世界三大童話作家の一人。根暗で厭世家な詩人で、他人に好かれる気がなく、また、自分にも価値を見出せなくなっているため、人生を楽しむ、という考えが欠如している。彼は聖杯に何も求めていない。生前、望む物は何一つ手に入らなかったことが原因だろう。<br>「人生に価値があるとしてもだ。そんなものはたいてい、人間が夢想するものよりも下だろうよ」<br>と、世の中すべてを嫌っているようにさえ見える。しかし根は面倒見がいいのか、頼られれば応えるし、作家らしく几帳面なのでアフターケアも万全。ようは男のツンデレである。<br>彼自身は厭世家となってしまったが、かつて夢想し理想とした社会の姿から「正しく生きよう」「全力で事を成し遂げよう」とする人間の努力を決して笑わないという。<br>そのあり方は、世界と人間、自分自身を嫌い、英霊になってもなお、愛を認めないのに、仄かな愛を捨てきれない。<br>少年の姿で召喚されているのは、「少年時代が最も感受性が高かった」からであるとのことだが、実はマスターであるキアラの趣味が反映されたのではないかとも思っており、内心では戦々恐々としている。<br>後に、幼年の容姿が[[殺生院キアラ|CCCのマスター]]の趣味でない事が『Grand Order』で分かったが、「子供時代が一番才能があった」といよいよヤケクソ気味に自嘲しているらしい。
 
: 世界三大童話作家の一人。根暗で厭世家な詩人で、他人に好かれる気がなく、また、自分にも価値を見出せなくなっているため、人生を楽しむ、という考えが欠如している。彼は聖杯に何も求めていない。生前、望む物は何一つ手に入らなかったことが原因だろう。<br>「人生に価値があるとしてもだ。そんなものはたいてい、人間が夢想するものよりも下だろうよ」<br>と、世の中すべてを嫌っているようにさえ見える。しかし根は面倒見がいいのか、頼られれば応えるし、作家らしく几帳面なのでアフターケアも万全。ようは男のツンデレである。<br>彼自身は厭世家となってしまったが、かつて夢想し理想とした社会の姿から「正しく生きよう」「全力で事を成し遂げよう」とする人間の努力を決して笑わないという。<br>そのあり方は、世界と人間、自分自身を嫌い、英霊になってもなお、愛を認めないのに、仄かな愛を捨てきれない。<br>少年の姿で召喚されているのは、「少年時代が最も感受性が高かった」からであるとのことだが、実はマスターであるキアラの趣味が反映されたのではないかとも思っており、内心では戦々恐々としている。<br>後に、幼年の容姿が[[殺生院キアラ|CCCのマスター]]の趣味でない事が『Grand Order』で分かったが、「子供時代が一番才能があった」といよいよヤケクソ気味に自嘲しているらしい。
 
; 能力
 
; 能力
: そもそも魔術師ではなく作家であるため、攻撃手段として魔術を使うことはできず、戦闘能力は皆無。彼が魔術を行使する際は、彼が執筆した童話になぞらえた一文を詠唱として用いる。<br>作中では「裸の王様」を元にした『顔の無い王』に近い不可視の効果の付与、「みにくいアヒルの子」を元にした敵の遠くへの弾き飛ばし、「雪の女王」を元にした能力の強化などを行なっている。また由来は不明だが迷宮への転移も行なっており、彼の作品を元にしたサポートスキルを多数備え、サポート面は非常に優秀。<br>保有スキルは幾つかあるものの、どれも戦闘向きではない。「高速詠唱」のスキルは原稿の進みに多少の恩恵がある程度で、[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「アイテム作成」は宝具を応用した詩文で多少の作成が可能。得意なアイテムは「100%想いが伝わる恋文」らしいが、相手に抱く全ての感情が伝わるとするなら考え物である。彼本人の恋愛歴を考えるととてもではないがお願いできないだろう。<br>また、人間観察により相手の本質を見抜く事に関しては、かの[[ギルガメッシュ|英雄王]]すら上回り、[[ナーサリー・ライム|ロンドン市民を眠らせた魔本]]の本質を見抜いての命名や[[ソロモン]]の在り方を見抜くなどストーリーに様々な貢献をしている。
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: そもそも魔術師ではなく作家であるため、攻撃手段として魔術を使うことはできず、戦闘能力は皆無。彼が魔術を行使する際は、彼が執筆した童話になぞらえた一文を詠唱として用いる。<br>作中では「裸の王様」を元にした『顔の無い王』に近い不可視の効果の付与、「みにくいアヒルの子」を元にした敵の遠くへの弾き飛ばし、「雪の女王」を元にした能力の強化などを行なっている。また由来は不明だが迷宮への転移も行なっており、彼の作品を元にしたサポートスキルを多数備え、サポート面は非常に優秀。<br>保有スキルは幾つかあるものの、どれも戦闘向きではない。「高速詠唱」のスキルは原稿の進みに多少の恩恵がある程度で、[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「アイテム作成」は宝具を応用した詩文で多少の作成が可能。得意なアイテムは「100%想いが伝わる恋文」らしいが、相手に抱く全ての感情が伝わるとするなら考え物である。彼本人の恋愛歴を考えるととてもではないがお願いできないだろう。<br>また、人間観察により相手の本質を見抜く事に関しては、かの[[ギルガメッシュ|英雄王]]すら上回り、[[ナーサリー・ライム|ロンドン市民を眠らせた魔本]]の本質を見抜いての命名や[[ゲーティア]]の正体を見抜くなど、物語に様々な貢献をしている。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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: 人魚姫は「書きたいもの」だったのか「書くべきもの」だったのかと問われて。「乙女の恋心なんて書きたくもないけれど、教訓として記した“書くべきもの”なんだろう」という主人公の予想は性格破綻者の前に見事に外れた。
 
: 人魚姫は「書きたいもの」だったのか「書くべきもの」だったのかと問われて。「乙女の恋心なんて書きたくもないけれど、教訓として記した“書くべきもの”なんだろう」という主人公の予想は性格破綻者の前に見事に外れた。
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; 「そりゃあ愛だろうよ。より強く愛している方が、本当に“支配している”側と言える。<br/> これは全てに共通する結論だぞ。だからこそ世の中は馬鹿らしい! 結局はそんなものでひっくり返るのだからな!」
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; 「そりゃあ愛だろうよ。より強く愛している方が、本当に“支配している”側と言える。<br/> これは全てに共通する結論だぞ。だからこそ世の中は馬鹿らしい! 結局はそんなものでひっくり返るのだからな!」
 
: 遠坂凛について尋ねた際に語る「どちらが奴隷かはものの見方次第で変わる」という言葉の具体的な答え。マスターであるキアラは「乱暴な意見」と言うが、彼女のやったことと動機を考えればあながち間違ってもいない。
 
: 遠坂凛について尋ねた際に語る「どちらが奴隷かはものの見方次第で変わる」という言葉の具体的な答え。マスターであるキアラは「乱暴な意見」と言うが、彼女のやったことと動機を考えればあながち間違ってもいない。
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; 「風呂上がりに裸になって散歩してみろ。あまりの清涼感に叫びそうになるぞ。<br/> ちなみに、俺も執筆に詰まるとよくやる。」
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; 「風呂上がりに裸になって散歩してみろ。あまりの清涼感に叫びそうになるぞ。<br/> ちなみに、俺も執筆に詰まるとよくやる。」
 
:[[ラニ=Ⅷ]]について尋ねた際に語られる、彼の意外(?)な一面。そのあまりの奇行は「間違っても過度な仕事は押しつけない」とキアラに固く誓わせるほど。
 
:[[ラニ=Ⅷ]]について尋ねた際に語られる、彼の意外(?)な一面。そのあまりの奇行は「間違っても過度な仕事は押しつけない」とキアラに固く誓わせるほど。
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: マッチ売りの少女についてアンデルセンに尋ねると、マッチ売りの少女について語る代わりに自らの宝具を明かそうとする。それを咎めるキアラに対しての言葉。人間嫌いでひねくれていようと、読者に対して真摯である彼の人柄が窺える。
 
: マッチ売りの少女についてアンデルセンに尋ねると、マッチ売りの少女について語る代わりに自らの宝具を明かそうとする。それを咎めるキアラに対しての言葉。人間嫌いでひねくれていようと、読者に対して真摯である彼の人柄が窺える。
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; 「世界を殺したいと思うほど、個人を強く愛している何者かがいる。<br/> おまえの敵はソレだ。くれぐれも、最後の道を見誤るなよ。」
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; 「世界を殺したいと思うほど、個人を強く愛している何者かがいる。<br/> おまえの敵はソレだ。くれぐれも、最後の道を見誤るなよ。」
 
: 「月の裏側では善悪に差異はない」と語り不干渉の姿勢を見せつつも、「世界の存亡を放っておけるほどろくでなしではない」と主人公に対し「本当の敵」についてのアドバイスを送る。自身のスタンスすら曲げて送ったこの言葉が指す「本当の敵」とは…
 
: 「月の裏側では善悪に差異はない」と語り不干渉の姿勢を見せつつも、「世界の存亡を放っておけるほどろくでなしではない」と主人公に対し「本当の敵」についてのアドバイスを送る。自身のスタンスすら曲げて送ったこの言葉が指す「本当の敵」とは…
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: マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。同じ文系キャスターへのコメントも辛辣である。
 
: マイルーム会話「[[ウィリアム・シェイクスピア]]」。同じ文系キャスターへのコメントも辛辣である。
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; 「地獄?仕事をしている時間に決まっているだろう、オニめ!」<br /> 「天国?仕事が終わった瞬間に決まっているだろう、バカめ!」
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; 「地獄? 仕事をしている時間に決まっているだろう、オニめ!」<br /> 「天国? 仕事が終わった瞬間に決まっているだろう、バカめ!」
 
: マイルーム会話「嫌いなもの」「好きなもの」。訊かれた事には丁寧に答えてくれるが、このサーヴァント毎度一言多い。
 
: マイルーム会話「嫌いなもの」「好きなもの」。訊かれた事には丁寧に答えてくれるが、このサーヴァント毎度一言多い。
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; 「だが───読めたぞソロモン。貴様の正体、その特例の信実をな。」
 
; 「だが───読めたぞソロモン。貴様の正体、その特例の信実をな。」
: 同上、五人のサーヴァントをたった一人で薙ぎ払ったソロモン(ゲーティア)を見て。世界三大童話作家の一人であるアンデルセンの観察眼は[[グランドクラス|冠位のサーヴァント]]にさえ届いた――。
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: 同上、五人のサーヴァントをたった一人で薙ぎ払ったソロモン(ゲーティア)を見て。
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: 世界三大童話作家の一人であるアンデルセンの観察眼は[[グランドクラス|冠位のサーヴァント]]にさえ届いた――。
    
; 「ああ、とくと聞くがいい俗物め。時計塔の記述にはこうあった。」<br />「英霊召喚とは抑止力の召喚であり、抑止力とは人類存続を守るもの。<br /> 彼等は七つの器を以て現界し、<ruby><rb>ただひとつ</rb><rt>・・・・・</RT></RUBY>の敵を討つ。<br /> 敵とは何か? 決まっている。我ら霊長の世を阻む大災害!<br /> この星ではなく人間を、築き上げた文明を滅ぼす終わりの化身!<br /> 其は文明より生まれ文明を喰らうもの───自業自得の<ruby><rb>死の要因</rb><rt>アポトーシス</RT></RUBY>に他ならない。<br /> そして、これを倒すために喚ばれるものこそ、あらゆる英霊の頂点に立つモノ。」
 
; 「ああ、とくと聞くがいい俗物め。時計塔の記述にはこうあった。」<br />「英霊召喚とは抑止力の召喚であり、抑止力とは人類存続を守るもの。<br /> 彼等は七つの器を以て現界し、<ruby><rb>ただひとつ</rb><rt>・・・・・</RT></RUBY>の敵を討つ。<br /> 敵とは何か? 決まっている。我ら霊長の世を阻む大災害!<br /> この星ではなく人間を、築き上げた文明を滅ぼす終わりの化身!<br /> 其は文明より生まれ文明を喰らうもの───自業自得の<ruby><rb>死の要因</rb><rt>アポトーシス</RT></RUBY>に他ならない。<br /> そして、これを倒すために喚ばれるものこそ、あらゆる英霊の頂点に立つモノ。」
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; 「挑発に乗るなモードレッド。格の問題じゃない。これは器、権限の問題だ。<br /> ヤツはただ単に、俺たちより一段階上の器を持って顕現した英霊にすぎない。」<br />「我らが個人に対する<ruby><rb>英霊</rb><rt>へいき</RT></RUBY>なら、アレは世界に対する<ruby><rb>英霊</rb><rt>へいき</RT></RUBY>───<br /> その属性の英霊たちの頂点に立つもの。即ち<ruby><rb>冠位</rb><rt>グランド</RT></RUBY>の器を持つサーヴァント───」
 
; 「挑発に乗るなモードレッド。格の問題じゃない。これは器、権限の問題だ。<br /> ヤツはただ単に、俺たちより一段階上の器を持って顕現した英霊にすぎない。」<br />「我らが個人に対する<ruby><rb>英霊</rb><rt>へいき</RT></RUBY>なら、アレは世界に対する<ruby><rb>英霊</rb><rt>へいき</RT></RUBY>───<br /> その属性の英霊たちの頂点に立つもの。即ち<ruby><rb>冠位</rb><rt>グランド</RT></RUBY>の器を持つサーヴァント───」
: 同上。[[ゲーティア|人類史を滅ぼした魔神王]]と対面し、一歩も引かずにその正体を看破してみせた。それは、見破られた相手が褒めるほど……その直後に自身を殺せしめたほど。
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: 同上。[[ゲーティア|人類史を滅ぼした魔神王]]と対面し、一歩も引かずにその正体を看破してみせた。
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: それは見破られた相手が褒め称え、その直後に自身を殺せしめたほど。
    
====イベント====
 
====イベント====
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;「いっそどこかに宇宙規模の最低最悪の性悪でも現れればと───<br> ───いや、失言だった。<br> 口にすれば、どうあれ可能性が出来るのが人の世だ。<br> ……むう、退屈しのぎでドブ川の如き汚濁を見たがるなんぞ、魂にヤキでも回ったのか俺は。」
 
;「いっそどこかに宇宙規模の最低最悪の性悪でも現れればと───<br> ───いや、失言だった。<br> 口にすれば、どうあれ可能性が出来るのが人の世だ。<br> ……むう、退屈しのぎでドブ川の如き汚濁を見たがるなんぞ、魂にヤキでも回ったのか俺は。」
:『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎー Valentine 2016ー拡大版』にて、チョコと交換する際のアンデルセンの不穏な<del>フラグ</del>セリフ。<br>これが災いし(?)、ちょうどそこから数ヶ月後に[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|その可能性は回収されてしまった。]]
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:『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎー Valentine 2016ー拡大版』にて、チョコと交換する際のアンデルセンの不穏な<del>フラグ</del>セリフ。<br>これが災いし、ちょうどそこから数ヶ月後に[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|その可能性は回収されてしまった。]]
    
;「主観を交えない本は物語ではなく資料と言う。確かに資料であれば"間違い"は悪となるが、」<br />「これは可能性を、そうありたいと願い、努力した何者かの夢物語だ。」<br />「それを検閲するなど文化、ひいては人類の否定。男女の物語を卑語……失敬。」<br />「人間を庇護する女神であるのなら、この程度の毒は飲み干すべきではないかな?」
 
;「主観を交えない本は物語ではなく資料と言う。確かに資料であれば"間違い"は悪となるが、」<br />「これは可能性を、そうありたいと願い、努力した何者かの夢物語だ。」<br />「それを検閲するなど文化、ひいては人類の否定。男女の物語を卑語……失敬。」<br />「人間を庇護する女神であるのなら、この程度の毒は飲み干すべきではないかな?」
:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』より、キアラが表紙の一見、成人指定本のような『詠天流受法用心集』について苦言を呈する[[パールヴァティー]]への台詞。
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:『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』より、キアラが表紙の一見、成人指定本のような同人誌『詠天流受法用心集』について苦言を呈する[[パールヴァティー]]への返答。
 
:どう見てもキアラの力が働いた表紙・内容なのだが、ちゃんと一般年齢向けに収まっている"悟り"の本であり、アンデルセンは「ふざけた持論」「阿呆すぎて面白い!」と真面目に読んでいる。
 
:どう見てもキアラの力が働いた表紙・内容なのだが、ちゃんと一般年齢向けに収まっている"悟り"の本であり、アンデルセンは「ふざけた持論」「阿呆すぎて面白い!」と真面目に読んでいる。
:本の表紙には『人魚姫』を読むキアラも描かれており、好きだった絵本の作者に読まれこのように評価されたことは、作者冥利に尽きるのではないだろうか。<del>ふふふ……ソワカソワカ。</del>
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:本の表紙には「『人魚姫』を読むキアラ」も描かれており、好きだった絵本の作者に読まれこのように評価された事は、作者冥利に尽きるのではないだろうか。<del>ふふふ……ソワカソワカ。</del>
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
; 「ん? なに? 白赤歌合戦? 見ていたぞ、実に見応えある映像だった。あの二人桜とパッションリップへの評価を改めねばなあ。<br> いやあ、よくもまあ、あんな贅肉だらけの体でステージに立てるものだ。しかし、それはそれとして歌はよかったな、実にいい。<br> 俺はああいうなんだ、真っ正直なアイドルソングはムズムズするが、作品として需要があることは理解している。<br> デザートだよデザート。甘い菓子なんだ、甘ければ甘いほどうまい。名前を覚えるほどではないが、CDを買ってヘビロテしてやらんこともない。よって両者共に100点。」
 
; 「ん? なに? 白赤歌合戦? 見ていたぞ、実に見応えある映像だった。あの二人桜とパッションリップへの評価を改めねばなあ。<br> いやあ、よくもまあ、あんな贅肉だらけの体でステージに立てるものだ。しかし、それはそれとして歌はよかったな、実にいい。<br> 俺はああいうなんだ、真っ正直なアイドルソングはムズムズするが、作品として需要があることは理解している。<br> デザートだよデザート。甘い菓子なんだ、甘ければ甘いほどうまい。名前を覚えるほどではないが、CDを買ってヘビロテしてやらんこともない。よって両者共に100点。」
:サウンドドラマCD『ルナティックステーション』より、BBが読み上げた桜とパッションリップの歌への感想。[[間桐シンジ|どこぞのワカメ]]と違い、好みではないと言いながらも真っ当に高評価を贈っている。
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:サウンドドラマCD『ルナティックステーション』より、BBが読み上げた桜とパッションリップの歌への感想。[[間桐シンジ|どこぞのワカメ]]と違い「好みではない」と言いながらも真っ当に高評価を贈っている。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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* 最終決戦でキアラへ強化補助を行うことから、同じ文化人英雄の[[ウィリアム・シェイクスピア]]が持つ「エンチャント」を持つ可能性が挙げられていたが、結局保有していなかった。
 
* 最終決戦でキアラへ強化補助を行うことから、同じ文化人英雄の[[ウィリアム・シェイクスピア]]が持つ「エンチャント」を持つ可能性が挙げられていたが、結局保有していなかった。
 
**スキル「アイテム作成」はあるので、それによって礼装を作成する形でのサポートは可能である。
 
**スキル「アイテム作成」はあるので、それによって礼装を作成する形でのサポートは可能である。
* 「Fate/EXTRA CCC」では各章開幕時、彼の語りから物語が開始される。その章の主役たる衛士を端的に表した詩文であると同時に、その語りは[[殺生院キアラ|ある一人の女性]]について述べたものでもある。
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* 『[[Fate/EXTRA CCC]]』では各章開幕時、彼の語りから物語が開始される。その章の主役たる衛士を端的に表した詩文であると同時に、その語りは[[殺生院キアラ|ある一人の女性]]について述べたものでもある。
 
* 言及こそされていたが、長らく保有者の居なかったスキル「高速詠唱」の初の保有者。ただし彼は魔術師ではないので、詠唱の速度ではなく原稿の進みが速くなる。
 
* 言及こそされていたが、長らく保有者の居なかったスキル「高速詠唱」の初の保有者。ただし彼は魔術師ではないので、詠唱の速度ではなく原稿の進みが速くなる。
 
** もっとも肝心のランクが「E」と相当低く、彼の執筆速度はかなり遅いらしい。<br>その上'''基本的にやる気がない'''とのことで、スキルがちゃんと活用されているかは微妙なところ。
 
** もっとも肝心のランクが「E」と相当低く、彼の執筆速度はかなり遅いらしい。<br>その上'''基本的にやる気がない'''とのことで、スキルがちゃんと活用されているかは微妙なところ。
 
* 読者の呪いが表れた「無辜の怪物」の影響は、肉体だけでなく彼の精神にまで及んでいる。
 
* 読者の呪いが表れた「無辜の怪物」の影響は、肉体だけでなく彼の精神にまで及んでいる。
 
** 彼曰く「バッドエンドを好む悪魔に浸食されている」とのこと。[[Fate/Zero|どこかで聞いたような話]]である。
 
** 彼曰く「バッドエンドを好む悪魔に浸食されている」とのこと。[[Fate/Zero|どこかで聞いたような話]]である。
**確かにアンデルセンが執筆した物語には主人公の死などを始めとした救われない結末のものも多く、特に初期の作品にはその傾向が強かった。しかし幸福な結末のものや滑稽な物語も多く、作中で登場した物語では「裸の王様」は愚かな人々の滑稽さを描いたもので、「醜いあひるの子」は苦難の果てに主人公が皆に認められる物語である。そして「雪の女王」では数々の冒険の末、少女と少年の「愛」によって救われるハッピーエンドとなっている。
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**確かにアンデルセンが執筆した物語には「主人公の死」などを始めとした救われない結末のものも多く、特に初期の作品にはその傾向が強かった。しかし幸福な結末のものや滑稽な物語も多く、作中で登場した物語では「裸の王様」は愚かな人々の滑稽さを描いたもので、「醜いあひるの子」は苦難の果てに主人公が皆に認められる物語である。そして「雪の女王」では数々の冒険の末、少女と少年の「愛」によって救われるハッピーエンドとなっている。
**ちなみに「雪の女王」の書き出しは以下の通りである。<br>''「さあ、きいていらっしゃい。はじめますよ。このお話をおしまいまできくと、だんだんなにかがはっきりしてきて、つまり、それがわるい魔法使いのお話であったことがわかるのです。この魔法使いというのは、なかまでもいちばんいけないやつで、それこそまがいなしの『悪魔』でした。」''<br>解釈次第では、「Fate/EXTRA CCC」の物語にも即した部分があるとも捉えられる。
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**ちなみに「雪の女王」の書き出しは以下の通りである。<br>''「さあ、きいていらっしゃい。はじめますよ。このお話をおしまいまできくと、だんだんなにかがはっきりしてきて、つまり、それがわるい魔法使いのお話であったことがわかるのです。この魔法使いというのは、なかまでもいちばんいけないやつで、それこそまがいなしの『悪魔』でした。」''<br>解釈次第では『Fate/EXTRA CCC』の物語にも即した部分があるとも捉えられる。
 
* 彼を演じた子安武人氏はTYPE-MOON作品への参加はこれで2度目。
 
* 彼を演じた子安武人氏はTYPE-MOON作品への参加はこれで2度目。
 
** 子安氏は『[[Fate/Prototype]]』で[[サンクレイド・ファーン]]役を演じているが、サンクレイドは設定も人物像も何もかもが彼と異なっていて、何より子安氏の怪演によって同一人物が演じたとは思えないほど印象が異なる。
 
** 子安氏は『[[Fate/Prototype]]』で[[サンクレイド・ファーン]]役を演じているが、サンクレイドは設定も人物像も何もかもが彼と異なっていて、何より子安氏の怪演によって同一人物が演じたとは思えないほど印象が異なる。
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: 更にスターを持続供給するスキル「無辜の怪物」と味方全員のクリティカル威力を大幅に引き上げるスキル「人間観察」も合わさることにより、パーティー全体の火力増強と耐久補助を彼一人で担いうる。
 
: 更にスターを持続供給するスキル「無辜の怪物」と味方全員のクリティカル威力を大幅に引き上げるスキル「人間観察」も合わさることにより、パーティー全体の火力増強と耐久補助を彼一人で担いうる。
 
: レア度☆2故に伸び切らないHPと、そのキャスターであることを鑑みても相当な低火力という弱点こそ抱えているが、そんな欠点を物ともしない程の強烈な宝具が光る一騎。
 
: レア度☆2故に伸び切らないHPと、そのキャスターであることを鑑みても相当な低火力という弱点こそ抱えているが、そんな欠点を物ともしない程の強烈な宝具が光る一騎。
: サービス開始からしばらくは、ジャンヌ二騎にアンデルセンを組み合わせた耐久特化型パーティー「ジャンデルセン」が流行していた。
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: サービス開始からしばらくは[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]とアンデルセンを組み合わせた耐久特化型パーティー「ジャンデルセン」が流行していた。
: また、2017年5月に登場した[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|月世界のマスターの同一存在]]についてだが、戦略的には彼女の欠点をアンデルセンのスキルにより的確に補えるほどの良相性を誇っている。
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: また、2017年5月に実装された[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|月世界のマスターの同一存在]]についてだが、戦略的には彼女の欠点をアンデルセンのスキルにより的確に補えるほどの良相性を誇っている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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