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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| ;ボイジャー計画について | | ;ボイジャー計画について |
− | :「ボイジャー」という名前は十中八九、ボイジャー計画とその一環として打ち上げられた2機の無人惑星探査機、ボイジャー1号・2号に由来するものと思われる。仮にボイジャーの正体がこれらの探査機のどちらかだとすると、先述の『Fate/Requiem』の年代からすると1号の可能性が高い。 | + | :「ボイジャー」という名前は、ボイジャー計画、そしてその一環として打ち上げられた2機の無人惑星探査機、ボイジャー1号・2号から。 |
− | :太陽系の外惑星、そして太陽系外の探査計画であるボイジャー計画は1977年から21世紀初頭に入ってなお活動しており、いわばこの時点で現役かつ未だ最先端の宇宙開発計画とも言える。 | + | :ボイジャー計画は太陽系の外惑星・太陽系外の探査計画として1977年に開始され、21世紀初頭の現在でもなお進行中。 |
− | :主な功績としては各惑星における衛星の発見、木星・天王星・海王星の環の確認が挙げられる。また『Requiem』が書かれた2018年末の時点でも通信が可能なため、それまでの未知の領域への存在と観測自体がボイジャー達の功績とも言えるかもしれない。 | + | :ボイジャー探査機の主な功績としては、各惑星における衛星の発見、木星・天王星・海王星の環の確認が挙げられる。また、かつての人類にとっての未知の領域に存在し続け、今もなお観測を続けていること自体が功績であるとも言えるかもしれない。 |
− | :1号の打ち上げは1977年だが、原子力電池の出力低下のため2025年には完全に機能停止すると見られている。 | + | :1号の打ち上げは1977年だが、原子力電池の出力低下のため2025年には完全に機能停止すると見られている。また、1号は2018年末の時点で最も地球から遠くにある人工物である。 |
− | :2018年末の時点で最も地球から遠くにある人工物である。しかし平気で宇宙規模を飛び出してくる型月史に置いて何処まで反映される設定かは疑問だが……。
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| ;ボイジャーのゴールデンレコード | | ;ボイジャーのゴールデンレコード |
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| :また視覚的なメッセージだけでなく音声としてのメッセージも記されており、各種気候音や動物の声、そして6000万年前の[[ギルガメッシュ|シュメール]]において話されたアッカド語を始めとし、現代の国の言語をまとめた55の言語における挨拶、そして各国家の歌や音楽が記されている。 | | :また視覚的なメッセージだけでなく音声としてのメッセージも記されており、各種気候音や動物の声、そして6000万年前の[[ギルガメッシュ|シュメール]]において話されたアッカド語を始めとし、現代の国の言語をまとめた55の言語における挨拶、そして各国家の歌や音楽が記されている。 |
| :作中ではエリセが川に水没した時に様々な楽器で奏でられた音楽や、数多くの知らない言語による挨拶のような言葉を聞いたという描写があるが、それらはこのゴールデンレコードの内容だとファンからは推測されている。 | | :作中ではエリセが川に水没した時に様々な楽器で奏でられた音楽や、数多くの知らない言語による挨拶のような言葉を聞いたという描写があるが、それらはこのゴールデンレコードの内容だとファンからは推測されている。 |
− | :先述の通り型月史では地球外生命体は[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]やら[[アルテラ]]やら[[ケツァル・コアトル]]をはじめとした神霊達やら色々地球に飛来して来るのでこのレコードもどこまでの意味を持つかは不明。しかし現実の人類が送った地球外生命体への友好の証という意味では、むしろそういった存在が多数存在する型月世界だからこそ確かな価値がある存在といえるだろう。 | + | <!-- :先述の通り型月史では地球外生命体は[[朱い月のブリュンスタッド|朱い月]]やら[[アルテラ]]やら[[ケツァル・コアトル]]をはじめとした神霊達やら色々地球に飛来して来るのでこのレコードもどこまでの意味を持つかは不明。しかし現実の人類が送った地球外生命体への友好の証という意味では、むしろそういった存在が多数存在する型月世界だからこそ確かな価値がある存在といえるだろう。--> |
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| ;1号機か2号機か | | ;1号機か2号機か |
− | :サーヴァントとなったボイジャーが、具体的にボイジャー1号か2号のどちらなのかは不明。 | + | :サーヴァントとなったボイジャーが、具体的にボイジャー1号か2号のどちらなのかは不明(先述の『Requiem』の年代からすると1号とも考えられる)。 |
| :宝具である「ペイル・ブルー・ドット」の写真を撮ったのは1号機である。また、『Requiem』の時代にちょうど地球との通信可能限界を超えるだろうと想定されているのも1号の方である。「セントール」の名を持つ打ち上げロケットは両号が使っているが、1号機の方にだけ「もう片方のロケットが途中で止まってしまい十分な速度を得られない可能性が発生したが、セントールの噴射で十分な加速をつける事ができたために当初の予定通りに打ち上げが完了した」というエピソードが存在する。しかし、第三再臨以降の宝具演出で見られる太陽系惑星の中には天王星・海王星と思われる惑星が映っており、この2つの惑星を訪れたのは2号機の方だけである。 | | :宝具である「ペイル・ブルー・ドット」の写真を撮ったのは1号機である。また、『Requiem』の時代にちょうど地球との通信可能限界を超えるだろうと想定されているのも1号の方である。「セントール」の名を持つ打ち上げロケットは両号が使っているが、1号機の方にだけ「もう片方のロケットが途中で止まってしまい十分な速度を得られない可能性が発生したが、セントールの噴射で十分な加速をつける事ができたために当初の予定通りに打ち上げが完了した」というエピソードが存在する。しかし、第三再臨以降の宝具演出で見られる太陽系惑星の中には天王星・海王星と思われる惑星が映っており、この2つの惑星を訪れたのは2号機の方だけである。 |
− | :このようにどちらの機の要素も含んでおり、また一般人の知名度レベルでは「探査機ボイジャーと言う存在」およびその偉業は知っていても1号機と2号機の具体的な違いは知らない…というケースも少なくないため、「1号機と2号機を合わせた『ボイジャーと言う概念』そのもの」ではないか、という見方が強い。 | + | :このようにボイジャーはどちらの探査機の要素も含んでおり、また一般人の知名度レベルでは「ボイジャー探査機という存在」およびその偉業は知っていても、1号機と2号機の具体的な違いは知らない、というケースも少なくないと思われる。 |
− | | + | :以上のことから、ボイジャーの正体は「1号機と2号機を合わせた『ボイジャーと言う概念』そのもの」ではないか、という見方が強い。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |