141行目: |
141行目: |
| ==名台詞== | | ==名台詞== |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
− | | + | ====マイルーム==== |
− | ;カストロ「ディオスクロイ、現界した。……何だ人間ではないか。つまらん! 死ね!」<br />ポルクス「死ななくて結構です。我らディオスクロイ、お力になりましょう」 | + | ;カストロ「ディオスクロイ、現界した。……何だ人間ではないか。つまらん! 死ね!」<br>ポルクス「死ななくて結構です。我らディオスクロイ、お力になりましょう」 |
| :召喚時。 | | :召喚時。 |
| :カストロはのっけから塩対応である。そしてポルクスのフォローが光る。 | | :カストロはのっけから塩対応である。そしてポルクスのフォローが光る。 |
| | | |
− | ;マイルーム
| + | ;カストロ「人理、人類史……成程、消え果てたか。はは、ざまあないな! 人の世など滅ぶがままにさせておけ」<br>ポルクス「いけません。滅ぼさせませんよ」<br>カストロ「む、むう……」 |
− | ;カストロ「人理、人類史……成程、消え果てたか。はは、ざまあないな! 人の世など滅ぶがままにさせておけ」<br />ポルクス「いけません。滅ぼさせませんよ」<br />カストロ「む、むう……」 | |
| :絆レベル1。 | | :絆レベル1。 |
| :まだそれほど仲良くなっていないから当然かもしれないが、人理修復には協力的なサーヴァントが多い中、ここまで人理を罵倒しているサーヴァントも珍しい。 | | :まだそれほど仲良くなっていないから当然かもしれないが、人理修復には協力的なサーヴァントが多い中、ここまで人理を罵倒しているサーヴァントも珍しい。 |
| | | |
− | ;カストロ「妹よ、我らはかの船で冒険した事もあったな」<br />ポルクス「ええ、兄様。あったわ。ヘラクレスは、実に良き戦士でありました」<br />カストロ「全くだ。……いや待て、妹よ。お前まさか、俺の知らぬ間にヘラクレスと……!」<br />ポルクス「違います。殺しますよ兄様」 | + | ;カストロ「妹よ、我らはかの船で冒険した事もあったな」<br>ポルクス「ええ、兄様。あったわ。ヘラクレスは、実に良き戦士でありました」<br>カストロ「全くだ。……いや待て、妹よ。お前まさか、俺の知らぬ間にヘラクレスと……!」<br>ポルクス「違います。殺しますよ兄様」 |
| :アルゴー号メンバーがいる場合。 | | :アルゴー号メンバーがいる場合。 |
| :彼らにとってもアルゴー号の思い出は大切なようである。そしてカストロのシスコンっぷりが酷い。普段はフォローするポルクスも怒っている。 | | :彼らにとってもアルゴー号の思い出は大切なようである。そしてカストロのシスコンっぷりが酷い。普段はフォローするポルクスも怒っている。 |
| | | |
− | ;カストロ「人間なぞ守護してたまるか」<br />ポルクス「いいえ、守護します。彼らは我々の護りを必要としていますし…」<br />カストロ「人間がどうなろうと構わん」<br />ポルクス「守護します」<br />カストロ「人間がどうなろうと…」<br />ポルクス「私は、人間が死ぬのは悲しいですよ」<br />カストロ「何故だ」<br />ポルクス「兄様も、一度は人間であったからです」<br />カストロ「……。」 | + | ;カストロ「人間なぞ守護してたまるか」<br>ポルクス「いいえ、守護します。彼らは我々の護りを必要としていますし…」<br>カストロ「人間がどうなろうと構わん」<br>ポルクス「守護します」<br>カストロ「人間がどうなろうと…」<br>ポルクス「私は、人間が死ぬのは悲しいですよ」<br>カストロ「何故だ」<br>ポルクス「兄様も、一度は人間であったからです」<br>カストロ「……。」 |
− | | |
| :船乗りのサーヴァントがいる場合。 | | :船乗りのサーヴァントがいる場合。 |
| :汎人類史と異聞帯、最大の違い。愛する兄が人間に零落するという経験を越えて、ポルクスは人間を守護するという考えに至る。 | | :汎人類史と異聞帯、最大の違い。愛する兄が人間に零落するという経験を越えて、ポルクスは人間を守護するという考えに至る。 |
| | | |
− | ;戦闘
| + | ====戦闘==== |
− | ;ポルクス「兄様を傷つける者、皆殺す!」<br />カストロ「ふっ…ポルクス!」 | + | ;ポルクス「兄様を傷つける者、皆殺す!」<br>カストロ「ふっ…ポルクス!」 |
− | | |
| :宝具ボイスの内のひとつ。 | | :宝具ボイスの内のひとつ。 |
| :カストロのシスコンっぷりが目立つディオスクロイだが、ポルクスもしっかり過激なブラコンである。ちなみに、この時のカストロは非常に嬉しそうな声。 | | :カストロのシスコンっぷりが目立つディオスクロイだが、ポルクスもしっかり過激なブラコンである。ちなみに、この時のカストロは非常に嬉しそうな声。 |
| | | |
− | ;本編
| + | ====本編==== |
− | ;――私と/俺と、あなた/おまえ。<br />生まれた時からずっと共に在るもの。<br />かけがえのないもので、代わりなんて存在しないもの。<br />相手が何を考えているか……手に取るように、分かっていた頃もあったと想う。<br />ずっとずっと遠い昔の事。<br />今は……正直なところ、もう、何を考えているかまでは分からない。<br />こういう事かな、と予想が当たる事はある。<br />外れてしまう事もある。<br />でも――<br />信じている。<br />愛している。<br />誰よりも。<br />地上の、いいえ……過去現在未来のすべての何よりも、何よりも。 | + | ;――私と/俺と、あなた/おまえ。<br>生まれた時からずっと共に在るもの。<br>かけがえのないもので、代わりなんて存在しないもの。<br>相手が何を考えているか……手に取るように、分かっていた頃もあったと想う。<br>ずっとずっと遠い昔の事。<br>今は……正直なところ、もう、何を考えているかまでは分からない。<br>こういう事かな、と予想が当たる事はある。<br>外れてしまう事もある。<br>でも――<br>信じている。<br>愛している。<br>誰よりも。<br>地上の、いいえ……過去現在未来のすべての何よりも、何よりも。 |
| :お互いの考える事が手に取るようにわかった頃を思う。しかしわからなくなっても尚、相手への信頼と愛情は確かなもの。 | | :お互いの考える事が手に取るようにわかった頃を思う。しかしわからなくなっても尚、相手への信頼と愛情は確かなもの。 |
| | | |
− | ;カストロ「貴様らはそこまでか弱くありながら、神たる我らを、時の悠久の中で変質させてゆく! おお、信仰! ヒトの想い! 汎人類史にて、俺は人へ零落したという! <br />そして…我が愛しき妹もまた、半神へと堕とされた。」<br />ポルクス「兄様――」 | + | ;カストロ「貴様らはそこまでか弱くありながら、神たる我らを、時の悠久の中で変質させてゆく! おお、信仰! ヒトの想い! 汎人類史にて、俺は人へ零落したという!<br> そして…我が愛しき妹もまた、半神へと堕とされた。」<br>ポルクス「兄様――」 |
− | | |
| :愛の深さはそのまま、自らと共に愛する者を堕とされた怒りとなる。 | | :愛の深さはそのまま、自らと共に愛する者を堕とされた怒りとなる。 |
| :神から神霊に零落するという経験。汎人類史でカストロは人に、ポルクスは半神に堕とされた事実。これらを得た彼らの人間そのものに対する認識は、神という永遠を長い時の中で変質させる、忌々しい存在となっていた。 | | :神から神霊に零落するという経験。汎人類史でカストロは人に、ポルクスは半神に堕とされた事実。これらを得た彼らの人間そのものに対する認識は、神という永遠を長い時の中で変質させる、忌々しい存在となっていた。 |
| :この時、怒り狂うカストロを見るポルクスの表情は、悲しそうなものである。 | | :この時、怒り狂うカストロを見るポルクスの表情は、悲しそうなものである。 |
| | | |
| + | ;カストロ「ならば挑み続けるがいい。せいぜい、絶望の待ち受ける明日を拓くがいい!」 |
| + | :消滅する直前。破神同盟の言う明日とは死である事を指摘した際、それでも今とは違う明日が欲しいと返されて。 |
| + | :言葉は傲慢ではあるが、導きの星としてカストロなりの激励である。その横で、ポルクスは最期まで兄の消滅をひたすら気にかけていた。 |
| | | |
− | '''カストロ「ならば挑み続けるがいい。せいぜい、絶望の待ち受ける明日を拓くがいい!」'''
| + | ====イベント==== |
− |
| + | ;ポルクス「そういう訳にはいきません! 私たちは、あなたのサーヴァントなのですから。ですよね?兄様」<br>カストロ「命令系統は保たれるべきだ。しかし……。人間に伺いを立てる必要などあるまい! ポルクス!」<br>ポルクス「……もう、兄様。」 |
− | | |
− | 消滅する直前。破神同盟の言う明日とは死である事を指摘した際、それでも今とは違う明日が欲しいと返されて。
| |
− | | |
− | 言葉は傲慢ではあるが、導きの星としてカストロなりの激励である。その横で、ポルクスは最期まで兄の消滅をひたすら気にかけていた。
| |
− | | |
− | | |
− | '''イベント'''
| |
− | ;ポルクス「そういう訳にはいきません! 私たちは、あなたのサーヴァントなのですから。ですよね?兄様」<br />カストロ「命令系統は保たれるべきだ。しかし……。人間に伺いを立てる必要などあるまい! ポルクス!」<br />ポルクス「……もう、兄様。」 | |
− | | |
| :赤兎馬の幕間より。図書館を利用するためマスターの許可を取ろうとし、逐一許可を取る必要はないと言われた際の反応。 | | :赤兎馬の幕間より。図書館を利用するためマスターの許可を取ろうとし、逐一許可を取る必要はないと言われた際の反応。 |
| :兄妹揃って非常に生真面目な面を見せる。それはそれとしてカストロの人間嫌いは健在。 | | :兄妹揃って非常に生真面目な面を見せる。それはそれとしてカストロの人間嫌いは健在。 |
− | :
| |
− |
| |
− |
| |
− | '''カストロ「妹を探している。図書館を荒らすつもりはないが――何らかの荒事も起こりかねん。ゆえにあらかじめ伝えておく。'''
| |
− |
| |
− | '''有り得ぬことを実現させる手段は幾つかあれど、カルデアには複数の聖杯があると聞く。欠片であろうと願望器だ。多くの場合、あの類は面倒を呼ぶ。'''
| |
− |
| |
− | '''…そうなった時は、すまない。'''
| |
− |
| |
− | '''被害は極力抑えるが、覚悟はしてほしい。」'''
| |
− |
| |
− |
| |
− | 幕間「導きの星をさがして」より。妹が側にいない時のカストロは非常に常識的。人間である紫式部にもしっかりと対応する。
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− | '''カストロ「俺とポルクスは空の輝き、二人で一人、二騎で一騎、揃ってこその導きの星。'''
| |
− |
| |
− | '''仲違いなどするものか。ポルクスの行いのすべては、俺の喜びだ――」'''
| |
− |
| |
− |
| |
− | ボイジャーに兄妹仲を褒められ、盛大に惚気る。ポルクスも照れはするものの否定はしない。
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− | '''カストロ「闇夜。」'''
| |
− |
| |
− | '''ポルクス「暗黒。」'''
| |
− |
| |
− | '''カストロ「人間たちを迷わせる恐怖の具現。我らが在れば、まったくもって恐るるに足らず!」'''
| |
− |
| |
− | '''ポルクス「たとえ千里万里の無明の闇が広がろうとも、我らが導きとなりましょう!」'''
| |
− |
| |
− | '''カストロ「我らは輝き!我らは導く!」'''
| |
− |
| |
− | '''ポルクス「英雄よ、人よ、人の生み出せしモノよ!――汝、闇を恐れることなかれ!」'''
| |
− |
| |
− |
| |
− | 闇夜の具現である冥界の巨人を前にして。ディオスクロイは導きの星、双子神としての自覚が非常に強い。
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− | '''カストロ「神たる我らの一助になれたのであれば、誇るべきだ。これは厳然たる事実に他なるまいよ。'''
| |
− |
| |
− | '''おまえたちも光栄に思え。イアソン、星の子、そして人間。」'''
| |
− |
| |
− |
| |
− | 非常に傲慢な口調ではあるが、カストロなりに褒めている。人間嫌いの神ではあるが、彼なりに周りの人々を思っている。
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
− | '''カストロ「――導きの光!航海、旅、冒険!――それらと寄り添う者に加護を与えし神である!'''
| |
− |
| |
− | '''つまり、だ。'''
| |
− |
| |
− | '''我らのもたらす光は、おまえにこそ相応しい。'''
| |
− |
| |
− | '''ずっと航海をして、旅をして、ずっとずっと冒険をし続けている、おまえ。'''
| |
− |
| |
− | '''この光を忘れるな。」'''
| |
− |
| |
− |
| |
− | バレンタイン、カストロのお返しではセントエルモの火を贈られる。航海の守護者として、航海の安全・冒険の成就を約束するもの。主人公だけに贈られた、特別な加護である。
| |
− |
| |
− | 初対面では塩対応だったカストロだが、時間をかければ旅路を祝福してくれる。
| |
− |
| |
− | 尚、ポルクスからは内心「チョコ貰っただけでコレっていうのは、いくら何でも、ちょっとばかり重すぎるのでは」と思われていた。
| |
| | | |
| + | ;カストロ「妹を探している。図書館を荒らすつもりはないが――何らかの荒事も起こりかねん。ゆえにあらかじめ伝えておく。<br> 有り得ぬことを実現させる手段は幾つかあれど、カルデアには複数の聖杯があると聞く。欠片であろうと願望器だ。多くの場合、あの類は面倒を呼ぶ。<br> …そうなった時は、すまない。<br> 被害は極力抑えるが、覚悟はしてほしい。」 |
| + | :幕間「導きの星をさがして」より。妹が側にいない時のカストロは非常に常識的。人間である紫式部にもしっかりと対応する。 |
| | | |
| + | ;カストロ「俺とポルクスは空の輝き、二人で一人、二騎で一騎、揃ってこその導きの星。<br> 仲違いなどするものか。ポルクスの行いのすべては、俺の喜びだ――」 |
| + | :ボイジャーに兄妹仲を褒められ、盛大に惚気る。ポルクスも照れはするものの否定はしない。 |
| | | |
| + | ;カストロ「闇夜。」<br>ポルクス「暗黒。」<br>カストロ「人間たちを迷わせる恐怖の具現。我らが在れば、まったくもって恐るるに足らず!」<br>ポルクス「たとえ千里万里の無明の闇が広がろうとも、我らが導きとなりましょう!」<br>カストロ「我らは輝き!我らは導く!」<br>ポルクス「英雄よ、人よ、人の生み出せしモノよ!――汝、闇を恐れることなかれ!」 |
| + | :闇夜の具現である冥界の巨人を前にして。ディオスクロイは導きの星、双子神としての自覚が非常に強い。 |
| | | |
| + | ;カストロ「神たる我らの一助になれたのであれば、誇るべきだ。これは厳然たる事実に他なるまいよ。<br> おまえたちも光栄に思え。イアソン、星の子、そして人間。」 |
| + | :非常に傲慢な口調ではあるが、カストロなりに褒めている。人間嫌いの神ではあるが、彼なりに周りの人々を思っている。 |
| | | |
| + | ;カストロ「――導きの光! 航海、旅、冒険! ――それらと寄り添う者に加護を与えし神である!<br> つまり、だ。<br> 我らのもたらす光は、おまえにこそ相応しい。<br> ずっと航海をして、旅をして、ずっとずっと冒険をし続けている、おまえ。<br> この光を忘れるな。」 |
| + | :バレンタイン、カストロのお返しではセントエルモの火を贈られる。航海の守護者として、航海の安全・冒険の成就を約束するもの。主人公だけに贈られた、特別な加護である。 |
| + | :初対面では塩対応だったカストロだが、時間をかければ旅路を祝福してくれる。 |
| + | :尚、ポルクスからは内心「チョコ貰っただけでコレっていうのは、いくら何でも、ちょっとばかり重すぎるのでは」と思われていた。 |
| | | |
| ==メモ== | | ==メモ== |
275行目: |
206行目: |
| | | |
| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
− |
| |
| *ディオスクロイの担当声優の二人は実際の姉弟である。つまり姉の内田真礼氏が妹のポルクスを担当し、弟の内田雄馬氏が兄のカストロを担当するというややこしい状態。<del>しかもこの二人、リアルでもブラコン(シスコン)姉弟として有名である。<del> | | *ディオスクロイの担当声優の二人は実際の姉弟である。つまり姉の内田真礼氏が妹のポルクスを担当し、弟の内田雄馬氏が兄のカストロを担当するというややこしい状態。<del>しかもこの二人、リアルでもブラコン(シスコン)姉弟として有名である。<del> |
| *ローマ神話での呼び方はジェミニ。「[[琥珀]]と[[翡翠]]がジェミニの疑似サーヴァントとして実装されるのでは?」と予想する者もいた。<del>実装されたら、[[コハエース|ギャグ的に大惨事]]になりそうだが<del>。 | | *ローマ神話での呼び方はジェミニ。「[[琥珀]]と[[翡翠]]がジェミニの疑似サーヴァントとして実装されるのでは?」と予想する者もいた。<del>実装されたら、[[コハエース|ギャグ的に大惨事]]になりそうだが<del>。 |