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| :『宮本武蔵体験クエスト』で並行世界より現れた[[宮本武蔵]]と剣を交えた後、[[天草四郎時貞 (剪定事象)|剪定事象の天草四郎]]に「宮本武蔵はまた現れる」と告げられる。 | | :『宮本武蔵体験クエスト』で並行世界より現れた[[宮本武蔵]]と剣を交えた後、[[天草四郎時貞 (剪定事象)|剪定事象の天草四郎]]に「宮本武蔵はまた現れる」と告げられる。 |
| :以後、天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた[[英霊剣豪]]の一人「セイバー・エンピレオ」として行動する(正確には、この時点では生きた人間であるため英霊ではない)。 | | :以後、天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた[[英霊剣豪]]の一人「セイバー・エンピレオ」として行動する(正確には、この時点では生きた人間であるため英霊ではない)。 |
− | :その半年後、再会した宮本武蔵に味方として近付き、彼女が他の英霊剣豪を倒して成長するのを待っていた。
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− | :厭離穢土城で[[蘆屋道満|キャスター・リンボ]]を倒した宮本武蔵たちの前に正体を現して戦いを挑んだが、空の座へと至りつつあった彼女に敗北した。
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| ;人物 | | ;人物 |
| :感情を交えず、氷の理性ですべてを見据える合理性の鬼。「術理とは合理であり、すなわち剣きわまれば、自ずと無駄なくすべてが叶う」という理論を持つ。 | | :感情を交えず、氷の理性ですべてを見据える合理性の鬼。「術理とは合理であり、すなわち剣きわまれば、自ずと無駄なくすべてが叶う」という理論を持つ。 |
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| ===セイバー・エンピレオ=== | | ===セイバー・エンピレオ=== |
| :『屍山血河舞台 下総国』にて、生前の柳生但馬守宗矩が[[英霊剣豪]]に変貌させられた姿。 | | :『屍山血河舞台 下総国』にて、生前の柳生但馬守宗矩が[[英霊剣豪]]に変貌させられた姿。 |
− | :基本的な人格はそのままなのだが、宮本武蔵と出会った事により斬り合いの愉しさに目覚めてしまい、柳生家のことや将軍家への忠誠などが全て色褪せてしまっていた。 | + | :詳細は[[セイバー・エンピレオ]]参照。 |
− | :英霊剣豪としての不死性は身につけているが、英霊剣豪になって人格が歪んだという事は無く、腕前も据え置きである。
| + | |
− | :とはいえ、晩年とはいえ生前の時点で変じてしまっている為、「英霊」としての柳生但馬守宗矩よりは腕は劣ってしまっている模様。
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| ===暗黒武者MUNENORI=== | | ===暗黒武者MUNENORI=== |
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| ==人間関係== | | ==人間関係== |
| ===[[Fate/Grand Order]]=== | | ===[[Fate/Grand Order]]=== |
− | ;[[宮本武蔵]] | + | ;[[セイバー・エンピレオ]] |
− | :『宮本武蔵体験クエスト』にて彼女と剣を交えたことで、彼は剣術の死合に愉悦を見出し、生きながらにして英霊剣豪と化すことになる。
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− | :なお、負傷により隻眼となった彼女を見て、同じく隻眼である息子を想起している。
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− | ;セイバー・エンピレオ
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| :『屍山血河舞台 下総国』にて、自身が至った別の可能性。 | | :『屍山血河舞台 下総国』にて、自身が至った別の可能性。 |
| :自身の幕間の物語では彼について「良い出会いがあったのだろう」と羨ましく思っているものの、自身よりは腕で劣っていると認識している。 | | :自身の幕間の物語では彼について「良い出会いがあったのだろう」と羨ましく思っているものの、自身よりは腕で劣っていると認識している。 |
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| :『屍山血河舞台 下総国』にて、英霊剣豪同士として縁があった相手。 | | :『屍山血河舞台 下総国』にて、英霊剣豪同士として縁があった相手。 |
| :カルデアでは同じ日本の武人で仏教関係者同士で馬が合うのか、一緒にトレーニングしたりサウナで競ったりと仲が良い模様。 | | :カルデアでは同じ日本の武人で仏教関係者同士で馬が合うのか、一緒にトレーニングしたりサウナで競ったりと仲が良い模様。 |
− | ;[[加藤段蔵]]
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− | :『屍山血河舞台 下総国』にて、表向きは公儀隠密として、裏向きは英霊剣豪側からのスパイとして、武蔵たちに同行するように命令していた。
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− | ;[[天草四郎時貞 (剪定事象)]]
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− | :『屍山血河舞台 下総国』にて、「宮本武蔵はまた現れる」と告げられて以後天草四郎の元につき、宿業を埋め込まれた英霊剣豪の一人「セイバー・エンピレオ」として行動する。
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− | ;[[清姫 (亜種並行世界)]]
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− | :『屍山血河舞台 下総国』にて、江戸にほど近い土気の松平家の姫君ということで顔馴染みの相手。
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− | :理路整然と諭すために彼女からは懐かれつつも苦手意識を持たれている模様。
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| ;[[巴御前]] | | ;[[巴御前]] |
| :『屍山血河舞台 下総国』では英霊剣豪として共に戦った仲。 | | :『屍山血河舞台 下総国』では英霊剣豪として共に戦った仲。 |
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| ==== 本編 ==== | | ==== 本編 ==== |
− | ;「身体に力の起こりなし。我が剣生において無二の、自然無想による一の太刀。<br> それを既の所で流された。<ruby><rb>天下一の剣豪</rb><rt>・・・・・・</RT></RUBY>など、作り話と意に介していなかったが――――<br> ……これは斬らねばならぬ。何としても、斬らねばならぬ。」
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− | :『宮本武蔵体験クエスト』にて、初登場のシーン。鯉口で誘ってきた武蔵を目にも止まらぬ抜刀で追い詰めるが―――
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− | :武蔵からしたら裸足で逃げ出すレベルの実力差があったと見られているが、宗矩にとっても無念無想による前触れを全く見せない必殺の一撃を凌がれてしまった事で、天下一の剣豪と言う話もあながち嘘では無いと感じた。
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− | ;「……消えたか。剣術だけではなく妖術にまで精通しているとは。<br> 手応えはあったが、頭蓋を割るには至らなんだ。……我が秘伝を受け、二度までも生き延びる―――<br> 新免武蔵守藤原玄信。その名、決して忘れぬぞ。」
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− | :しかし二度の必殺を与えても武蔵を仕留め切る事は叶わず、別世界に飛んでいった彼女の名を心に刻み竹林へと消える。冷静沈着としている様だが、この時彼の心境にはある決定的な変化が起こっていた。
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− | ;「安堵せよ、皆の者。怪異なぞ夜盗山賊の類と差はない! 是より私が土気城主たる松平下総守とともに討伐いたす!<br> 我が配下はいずれも島原を平定せす戦に参じた者、幕府の威光が南の果てに届くと知らしめた兵ども!<br> 故に。悪戯に騒ぎ立てず、ただ吉報を待て。<br> 下総を騒がせた怪異跋扈の噂。遠からず、この柳生但馬守が刈り尽くしてくれよう。<br> 島原の折の愚など二度と有り得ぬ。私が来たからにはな。」
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− | :亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』にて、下総の民に向けての演説。"剣術無双"と謳われる実力に裏打ちされた説得力と威厳を感じさせる。
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− | ;「死して霊魂となったモノなどではなく、私は私、生まれ落ちた時と変わらぬ命と血肉を備えた者である。<br> 些か、<ruby><rb>魔縁に堕ちた身ではあるが</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</RT></RUBY>。<br> フ。それにな。宿業なぞどうという事もない。業ならたっぷり百八つ、腐るほど持ち合わせておるわ。」
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− | ;「侍衆を率いて土気城下へと至った時なぞは……フ。事もあろうに、<br> 此処で屍山血河を築くしかあるまいか―――<br> 等と、滾る心を抑えるのに必死であった。だが結局のところ貴様は気付かぬまま、此処へ至った。」
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− | : 終盤、セイバー・エンピレオとしてその正体を現した際の発言。サーヴァントでさえ霊基を歪められ狂い果てる宿業を人の身で埋め込まれたにも関わらず、外面上の精神の変生が殆ど見られない。もはや人とは思えぬ彼の規格外ぶりが伺える。
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− | :しかしその内には英霊剣豪としての深い業を確かに持ち合わせており、本来守るべきはずの下総の民に対して必死に殺意を抑え込んでいた。
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− | ;「気づかされたのだ。私はこれまで剣術に愉しみを覚えたことなどなく、そのような者だからこそ、<br> 父は私に古き新陰流を継がせなんだ。新陰流より生じたもの、柳生新陰流とな。<br> ……それで良いと思った。どれほど高説を重ねようが、剣の道は殺人の道。<br> そこに特別な意味など―――人生の価値など求める事こそ不純だと。<br> だが違った。齢この歳、貴様と立ち合って今さらに気付かされたわ。<br> 立ち合いの妙。刹那に生死が融け合う感覚。己が心と対手の心が同一する境地。<br> ―――成る程。剣者の道というものは、面白い。」
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− | :英霊剣豪という魔に身を堕とす事になった理由。過去の武蔵との立ち合いで彼は生涯感じた事のなかった「剣者としての愉しみ」を見出した。それはかつて彼が培ってきた信念、忠義、道徳が全て消え失せてしまう程の変革であり、後に残ったのは強者と立ち合うという「欲」の為ならばあらゆる犠牲も厭わない一匹の剣鬼のみだった。
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− | ;「その意気や良し。二度と巡らぬ両者の出逢いの天運の下にて―――<br> 出でよ、血華咲き誇る我らが極地! 敗北せし者の魂を取り込み喰らう屍山血河の死合舞台!<br> 我が刃の忌名、セイバー・エンピレオ! 我が魂の真名、柳生但馬守宗矩!<br> いざ、いざ、いざ。いざ決死の剣を見せよ新免武蔵! いざ! 尋常に!」<br>武蔵「―――――勝負!」
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− | :英霊剣豪七番勝負、七番目。サタンの名を出していない等他の英霊剣豪とは前口上が異なっており、ただ武蔵との闘いの為だけに剣を抜く。
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− | ;「嗚呼、良い気分だ―――ふ。くくく―――<br> おのれ、三厳め。このような心地で剣を振るっていたとはなぁ。<br> であればあの上達ぶりも頷けるというもの。まったく憎らしい……<br> 貴様達には胸糞の悪い言葉だろうが、すまぬ。敢えて言おう。<br> 新免武蔵。カルデアのマスター。実に、この上なく……愉しき……立ち合いであった―――」
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− | :敗北後の台詞。一切の後悔も未練も無く、一人の剣客として潔く散っていった。
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