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*彼女が登場している時のBGMは前半と後半で微妙に変化し、後半の方は女性の歌声が入っているが、これは彼女の担当声優である大久保瑠美氏が歌っているもの。凄まじい音痴っぷりやアレな歌詞ではないので、「彼女が普通に歌ったらこうなる」と思えばいいのかもしれない。
 
*彼女が登場している時のBGMは前半と後半で微妙に変化し、後半の方は女性の歌声が入っているが、これは彼女の担当声優である大久保瑠美氏が歌っているもの。凄まじい音痴っぷりやアレな歌詞ではないので、「彼女が普通に歌ったらこうなる」と思えばいいのかもしれない。
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*ランサーからバーサーカー、そしてまたランサーに戻るという、1作中でクラスを連続で変更した珍しいサーヴァント。『Grand Order』ではイベント配布サーヴァントにおいてキャスター、セイバーとさらなる遍歴を獲得している。
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*ランサーからバーサーカー、そしてまたランサーに戻るという、1作中でクラスを連続で変更した珍しいサーヴァント。『Grand Order』では別名義においてアサシン、イベント配布サーヴァントにおいてキャスター、セイバーとさらなる遍歴を獲得している。
**バーサーカー時でも平然と理性を保っており、まるで狂っていない。理由は「元々、既に狂っているから」。しかし、代償としてか狂化のランクはE-と極めて低くなっており、パラメーターの上昇のメリットがない。筋力と耐久がより『痛みを知らない』状態になっただけだという。
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**バーサーカー時でも平然と理性を保っており、まるで狂っていない。理由は「元々、既に狂っているから」。しかし、代償としてか狂化のランクはE-と極めて低くなっており、パラメーター上昇メリットもない。筋力と耐久がより『痛みを知らない』状態になっただけだという。
 
**「元々狂っているため狂化を受けていながらも正気を保つことができる」というのは、[[Fate/strange Fake]]のバーサーカーに似たところがある。あちらは「元々が狂気の象徴である」ために理性を喪失していない。
 
**「元々狂っているため狂化を受けていながらも正気を保つことができる」というのは、[[Fate/strange Fake]]のバーサーカーに似たところがある。あちらは「元々が狂気の象徴である」ために理性を喪失していない。
 
**バーサーカーにチェンジした後は戦闘時のダメージボイスが「ああああああ!!!」という悲鳴に変わる。かなり痛々しい…
 
**バーサーカーにチェンジした後は戦闘時のダメージボイスが「ああああああ!!!」という悲鳴に変わる。かなり痛々しい…
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**そしてエリザベートの姿は、人間の時で言うところの年齢が14歳であることが『Grand Order』のステータスにて明かされている。
 
**そしてエリザベートの姿は、人間の時で言うところの年齢が14歳であることが『Grand Order』のステータスにて明かされている。
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*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ジャンヌ・ダルク|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ、神の不在を証明するための手段であり、エリザの場合は、自らの美を保ちまた頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
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*その凄惨な拷問や猟奇殺人の趣味から、中世ヨーロッパで悪名を馳せたシリアルキラーである[[ジル・ド・レェ]]と比較される事が多い。<br>ただジルの場合は、信じていた[[ジャンヌ・ダルク|聖処女]]の無残な最期によって狂った彼が選んだ「神の不在を証明する」ための手段であり、エリザの場合は、自らの美を保ちまた頭痛から逃避するための手段という違いがある。<br>また拷問や殺人に対する感性の違い(そもそも彼女の場合は人を人と思えない)や、神に対する姿勢の違い(ジルは信仰を見失っているが、エリザは信仰を保っている)などから、仮に二人が出会うことがあったとしても、上手くいくかどうかは微妙なところ。
 
*彼女が喚ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ヴラド三世 (EXTRA)|ヴラド三世]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
 
*彼女が喚ばれなかった場合のランルー君のサーヴァントである[[ヴラド三世 (EXTRA)|ヴラド三世]]は、彼女と同じく「無辜の怪物」によって生前のあり方を歪められた者であり、また吸血鬼伝説のモデルになったという共通点がある。ちなみに、ワラキアはチェイテ城があったトランシルヴァニアに隣接している。
 
**『Grand Order』で[[ヴラド三世 (Apocrypha)|別の側面]]と共演したときは同族嫌悪が基本なTYPE-MOON界隈にしては意外にも相性は悪くなかった。その代わり、[[ヴラド三世 (EXTRA)|ヴラド三世]]の方は出自も所業も含めて相性が最悪である。同一人物でここまで対応に差があるキャラも珍しい。
 
**『Grand Order』で[[ヴラド三世 (Apocrypha)|別の側面]]と共演したときは同族嫌悪が基本なTYPE-MOON界隈にしては意外にも相性は悪くなかった。その代わり、[[ヴラド三世 (EXTRA)|ヴラド三世]]の方は出自も所業も含めて相性が最悪である。同一人物でここまで対応に差があるキャラも珍しい。
*非常に珍しい二回も「裏切り」を行った極めてまれなサーヴァント、裏切りで有名なサーヴァントと言えば実際に裏切った[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]・[[ギルガメッシュ]]・[[メディア]]等が居るが、二回も行ったのは彼女が初。しかも裏切りの理由が二つとも私欲かつ、寝返った相手が[[BB]]やら[[アルキメデス]]やら人類を容易に滅亡させる陣営ばかりであるこれはひどい。一時期は贖罪する程の反省はあり、最近はチョロさばかりクローズアップされるが彼女も間違いなく反英霊であることを再認識される。真に従えるのは容易ではないだろう。
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*非常に珍しい二回も「裏切り」を行った極めてまれなサーヴァント、裏切りで有名なサーヴァントと言えば実際に裏切った[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]・[[ギルガメッシュ]]・[[メディア]]等が居るが、二回も行ったのは彼女が初。しかも裏切りの理由が二つとも私欲かつ、寝返った相手が[[BB]]やら[[アルキメデス]]やら人類を容易に滅亡させる陣営ばかりであるこれはひどい。一時期は贖罪する程の反省はあり、『Grand Order』ではチョロさばかりクローズアップされるが、『EXTELLA』では彼女も間違いなく反英霊であることを再認識される。真に従えるのは容易ではないだろう。
 
**では彼女が『EXTELLA』での寝返った相手である[[アルキメデス]]に貢献したかというとそうではなく、肝心の奪わせたレガリア(指輪)を食べるわ、大した考えも無くアルテラ本体の封印をぶった切ってしまった事で計画が一気に瓦解するわ、なので……。とりあえず学士殿に合掌。
 
**では彼女が『EXTELLA』での寝返った相手である[[アルキメデス]]に貢献したかというとそうではなく、肝心の奪わせたレガリア(指輪)を食べるわ、大した考えも無くアルテラ本体の封印をぶった切ってしまった事で計画が一気に瓦解するわ、なので……。とりあえず学士殿に合掌。
 
*CCCでパートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[ロビンフッド|アーチャー]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース)」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
 
*CCCでパートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[ロビンフッド|アーチャー]]の「顔の無い王」と同じ効果持つスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰し、エクストラターンを発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース)」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。