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170 バイト除去 、 2018年11月2日 (金) 10:52
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; 乖離剣エア
 
; 乖離剣エア
 
: 由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア。
 
: 由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア。
: 「乖離剣」とも呼ばれる、無銘にして最強の剣。剣というより円柱状の刀身を持つ突撃槍のような形状の異形の剣。そして剣にカテゴリされながら、そのあり方は杖に近い。
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: あらゆる宝具の原典を持つがそれらの使い手でしか無いギルガメッシュにとって例外的に彼しか持ち得ぬ固有の宝具。「乖離剣」とも呼ばれる、無銘にして最強の剣。
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: 剣というより円柱状の刀身を持つ突撃槍のような形状の異形の武器だが、剣と言われながらもそのあり方は杖に近い。神造兵装である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することが出来ない。
 
: 三つの石版はそれぞれ天・地・冥界を表し、これらがそれぞれ別方向に回転することで世界の在り方を示し、この三つすべてを合わせて"宇宙"を表している<ref group = "出">『Fate/Grand Order Material I』ギルガメッシュの宝具の記述。</ref>。
 
: 三つの石版はそれぞれ天・地・冥界を表し、これらがそれぞれ別方向に回転することで世界の在り方を示し、この三つすべてを合わせて"宇宙"を表している<ref group = "出">『Fate/Grand Order Material I』ギルガメッシュの宝具の記述。</ref>。
: 銘が存在しないため「エア」というのはギルガメッシュが呼んでいる渾名である。あらゆる宝具の原典を持つがそれらの使い手でしか無いギルガメッシュにとって例外的に彼しか持ち得ぬ剣であり、担い手に相当する。エアに真名は存在しないが、最大出力時の名称「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名として扱われている。
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: この宝具は最大出力では三層の巨大な力場を回転させる事で空間変動を起こす程の時空流を生み出すことが出来る。その威力は世界に対し使用するもので、数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。そうでなくとも暴風を打ち出すだけでも非常に高い威力を発揮しており、UBWルートでは王の財宝による17本の宝具射出攻撃の途中に放たれた風の断層が、まだ自身と標的の間に着弾前に残っていた自分の宝具3つに追いついて破壊してしまった。
: 「天地乖離す開闢の星」として放たなくても暴風を作り出し使用することも可能。それでもあまりにも威力が高いためUBWルートでは王の財宝による17本の宝具射出攻撃の途中に放たれた風の断層が、まだ自身と標的の間に着弾前に残っていた自分の宝具3つに追いついて破壊してしまった。
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: メソポタミア神話において「かつて地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った」と言われている、星の力が擬神化された存在・エア神の名を冠しているため、他の宝具とはその出自からして一線を画している。ただ、実際には本来の銘が存在せず、この銘はギルガメッシュが呼んでいる渾名にすぎない。真名解放については、最大出力時の名称「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名として扱われている。
: エア神とは星の力が擬神化された存在であり、その名を冠したものが乖離剣エア。他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。かつてエア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った。この剣は最大出力では三層の巨大な力場を回転させる事で空間変動を起こす程の時空流を生み出すことも出来る。その威力は世界に対し使用するもので、数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。
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: 彼自身はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの…それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。その開闢とは、つまり全ての始まりを示す。
: 彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。この剣もまた神造兵装である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。
   
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。描写的には今までのFateシリーズの「天地乖離す開闢の星」と同じであり、上記の「天地乖離す開闢の星」的にいうのであれば「地の理」の方ではないかと推測される。
 
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。描写的には今までのFateシリーズの「天地乖離す開闢の星」と同じであり、上記の「天地乖離す開闢の星」的にいうのであれば「地の理」の方ではないかと推測される。
 
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: 由来:彼の唯一無二の親友・エルキドゥ。(元ネタであるギルガメシュ叙事詩ではエンキドゥ)
 
: 由来:彼の唯一無二の親友・エルキドゥ。(元ネタであるギルガメシュ叙事詩ではエンキドゥ)
 
: 古代においてウルクを襲った神獣「[[グガランナ|天の雄牛]]」をも束縛した鎖。エアと同等以上にギルガメッシュが信頼し、「友」とまで呼び好んで使用する宝具。
 
: 古代においてウルクを襲った神獣「[[グガランナ|天の雄牛]]」をも束縛した鎖。エアと同等以上にギルガメッシュが信頼し、「友」とまで呼び好んで使用する宝具。
: 能力は“神を律する”。数少ない「対神兵装」のひとつで、相手の神性が高ければ高いほど硬度が高まる。神性を持たないものにとってはただの頑丈な鎖。拘束した相手の能力の無効化までは出来ないが、伊達に神を律するための宝具ではなく[[ヘラクレス|バーサーカー]]を拘束した際には令呪を用いての空間転移すら許さなかった(ただし最終的にはバーサーカーによって筋力で破壊されている)。また殺傷力もあるのか[[ヘラクレス|バーサーカー]]の全身に巻き付いた鎖は際限なく絞られていき、両腕をあらぬ方向に捻じ曲げ、首を絞り切ろうとしていた。
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: “神を律する”能力を持った数少ない「対神兵装」のひとつで、相手の神性が高ければ高いほど硬度が高まる。神性を持たないものにとってはただの頑丈な鎖。拘束した相手の能力の無効化までは出来ないが、伊達に神を律するための宝具ではなく[[ヘラクレス|バーサーカー]]を拘束した際には令呪を用いての空間転移すら許さなかったばかりか、全身に巻き付いた鎖が際限なく絞られていき、両腕をあらぬ方向に捻じ曲げ首を絞り切ろうとしていた。(ただし最終的にはバーサーカーの筋力で直接破壊されている)
 
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ麻痺効果を付加する。
 
: 『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ麻痺効果を付加する。
 
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: 飲んだ人間を若返らせる薬。
 
: 飲んだ人間を若返らせる薬。
 
: 第四次聖杯戦争から第五次聖杯戦争までの10年間や『hollow』において、ギルガメッシュはこの薬を飲むことで[[子ギル]]になっていた。
 
: 第四次聖杯戦争から第五次聖杯戦争までの10年間や『hollow』において、ギルガメッシュはこの薬を飲むことで[[子ギル]]になっていた。
: また『Grand Order』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]がこの薬を飲むことで[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]になっている。
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: また『Grand Order』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]がこの薬を飲んでしまい、[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]誕生の発端となった。
: その正体はギルガメッシュがかつて深淵から持ち帰った不老不死の霊草を加工したもの。不老不死の名を騙ってはいるものの、実際の効果は“長寿の薬”である。
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: その正体はギルガメッシュがかつて深淵から持ち帰った不老不死の霊草を加工したもの。不老不死の名を騙ってはいるものの、実際の効果は成長を逆行させることでの延命であった。
 
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; ヴィマーナ
 
; ヴィマーナ
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: 膨大な魔力の籠もった杯であり、望みを叶える願望器・聖杯。当初はソロモンの配置した聖杯だと思われていたが、直後にそれ以前からギルガメッシュが所持していたものだと判明する。
 
: 膨大な魔力の籠もった杯であり、望みを叶える願望器・聖杯。当初はソロモンの配置した聖杯だと思われていたが、直後にそれ以前からギルガメッシュが所持していたものだと判明する。
 
: 作中では女神達が「この世界を思うままに作り替える為に大杯を狙っているのでは」と牛若丸は考察していた。
 
: 作中では女神達が「この世界を思うままに作り替える為に大杯を狙っているのでは」と牛若丸は考察していた。
: 最終的にティアマトとの戦いを制し、バビロニアを去る[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに、土産としてウルクの麦酒とともに贈られ、1ステージ中2個目の聖杯獲得という唯一のケースとなる。
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: 最終的にティアマトとの戦いを制し、バビロニアを去る[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに、土産としてウルクの麦酒とともに贈られ、1ステージ中2個目の聖杯獲得という最初のケースとなる。
    
; エリクサー
 
; エリクサー
: 2014年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]で[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]によって言及。ギルガメッシュを物理で殴るとたまにドロップするらしく、「ついつい大事にとっておくけど、結局ラスボス戦でも使わない味がする」との事。とても美味しいようで、カルピスと混ぜるとさらに美味になる。
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: 2014年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画]]で[[エリザベート=バートリー|エリザベート]]によって言及。ギルガメッシュを物理で殴るとたまにドロップするらしい。とても美味しいようで、カルピスと混ぜるとさらに美味になるが、「ついつい大事にとっておくけど、結局ラスボス戦でも使わない味がする」との事。
 
: 『EXTRA』ではHPとMPを完全回復させる非売アイテムとして登場。
 
: 『EXTRA』ではHPとMPを完全回復させる非売アイテムとして登場。
 
: 本来は錬金術において飲めば不老不死をもたらすという霊薬を指し、多くのファンタジー系ゲームにおいても回復アイテムとして登場するケースが多い。
 
: 本来は錬金術において飲めば不老不死をもたらすという霊薬を指し、多くのファンタジー系ゲームにおいても回復アイテムとして登場するケースが多い。
328行目: 328行目:  
;対多重次元屈折防具
 
;対多重次元屈折防具
 
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;ピコピコハンマーの原典、
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;ピコピコハンマーの原典
 
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;世界の美酒と杯
 
;世界の美酒と杯
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