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| *HFルートでは最後に彼女が強く憧れ、同時に妬んだ姉の献身と士郎の意志により、救いの道へと引き戻された。この一件もあったことからか、半年後の『hollow』では弓道部の部長としての一面や友人を持ち始め徐々に外交的にもなり始めるなど、精神的にも成長している姿も見える。 | | *HFルートでは最後に彼女が強く憧れ、同時に妬んだ姉の献身と士郎の意志により、救いの道へと引き戻された。この一件もあったことからか、半年後の『hollow』では弓道部の部長としての一面や友人を持ち始め徐々に外交的にもなり始めるなど、精神的にも成長している姿も見える。 |
| *深い悲しみと闇を抱えたヒロインだが、'''士郎にとっては日常の象徴であり、「人間の振りをしているロボット」と呼ばれる彼を人間に戻すことの出来る唯一の存在'''である。 | | *深い悲しみと闇を抱えたヒロインだが、'''士郎にとっては日常の象徴であり、「人間の振りをしているロボット」と呼ばれる彼を人間に戻すことの出来る唯一の存在'''である。 |
− | *DEENアニメ版(Fateルート)では、桜が魔術師であることに気付いた[[メディア|キャスター]]に拉致され、聖杯降霊の拠り代にされそうになるというオリジナルエピソードがある。その時に着ていたボンデージ衣装はセイバーに着替えさせたのと同じ理由でキャスターが用意したという設定である。この設定は奈須きのこが「空気の読めない桜らしい姿」という理由から発案し、武内崇がデザインしたものである。『ゲーマガ』(2007年)に奈須がそれを明かすまではアニメスタッフのオリジナルという噂が広まってしまっており、批判の対象になっていた。奈須は「空気を読めないのは僕でした」と反省していたが、武内は「お気に入りは桜のボンテージ衣装」と答える等、好印象を持っている事が伺える。この批判を踏襲してか、この頃の奈須はアニメの脚本会議には毎回出席していたと強調する姿が見られた。 | + | *DEENアニメ版(Fateルート)では、桜が魔術師であることに気付いた[[メディア|キャスター]]に拉致され、聖杯降霊の拠り代にされそうになるというオリジナルエピソードがある。その時に着ていたボンデージ衣装はセイバーに着替えさせたのと同じ理由でキャスターが用意したという設定である。この設定は奈須きのこ氏が「空気の読めない桜らしい姿」という理由から発案し、武内崇氏がデザインしたものである。『ゲーマガ』(2007年)に奈須氏がそれを明かすまではアニメスタッフのオリジナルという噂が広まってしまっており、批判の対象になっていた。奈須氏は「空気を読めないのは僕でした」と反省していたが、武内氏は「お気に入りは桜のボンテージ衣装」と答える等、好印象を持っている事が伺える。この批判を踏襲してか、この頃の奈須氏はアニメの脚本会議には毎回出席していたと強調する姿が見られた。 |
| *没プロットでは天の杯の中で融合七英霊として猛威を奮う隠しルートがあったとか<ref group="出">「Fate Heroine REVIEW」『Fate/side side materiale 3』</ref>。少年の夢が……。 | | *没プロットでは天の杯の中で融合七英霊として猛威を奮う隠しルートがあったとか<ref group="出">「Fate Heroine REVIEW」『Fate/side side materiale 3』</ref>。少年の夢が……。 |
− | *黒桜のコンセプトは、ギルガメッシュとは違う「負の象徴としての立ち位置」で、あからさまな悪人ではなく、犠牲者、生贄として見て欲しかったと奈須はコメントしている<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ">「奈須きのこ&武内崇・キャラクター別対談-間桐桜」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.41</ref>。 | + | *黒桜のコンセプトは、ギルガメッシュとは違う「負の象徴としての立ち位置」で、あからさまな悪人ではなく、犠牲者、生贄として見て欲しかったと奈須氏はコメントしている<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ">「奈須きのこ&武内崇・キャラクター別対談-間桐桜」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.41</ref>。 |
| **プロットでは初期段階から「桜がボス化する」というものがあって、そのキャラクターが『月姫』の[[琥珀]]、『空の境界』の[[浅上藤乃]]の系譜であるという段階で、彼女の精神が最後に病むところまで固まった。 | | **プロットでは初期段階から「桜がボス化する」というものがあって、そのキャラクターが『月姫』の[[琥珀]]、『空の境界』の[[浅上藤乃]]の系譜であるという段階で、彼女の精神が最後に病むところまで固まった。 |
| ***黒化するのであればデザインも大幅に変えたほうがいいだろうということで、ボスキャラを臭わせる衣装をイメージして描いたとのこと。また、桜の紋様には呪いのイメージを込めていた。イリヤには全身にタトゥーみたいな紋様が入るので、その対比として桜はもっと恨み節の呪詛みたいなものが張り付いているイメージだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | | ***黒化するのであればデザインも大幅に変えたほうがいいだろうということで、ボスキャラを臭わせる衣装をイメージして描いたとのこと。また、桜の紋様には呪いのイメージを込めていた。イリヤには全身にタトゥーみたいな紋様が入るので、その対比として桜はもっと恨み節の呪詛みたいなものが張り付いているイメージだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 |
| **余談ではあるが、実ははいてない。それどころか服を着てすらいない。そして裸足であるのだが、日本のオバケをイメージしたのだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | | **余談ではあるが、実ははいてない。それどころか服を着てすらいない。そして裸足であるのだが、日本のオバケをイメージしたのだとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 |
− | *黒桜の<del>黒ウィンナー</del>影は奈須が「登場人物たちが“まったく訳のわからないモノ”に殺されるシチュエーションにしたい」と要望してデザインされた。スプラッタな怪物ではなく幾何学的なビジターといった二次元的なモノにしようと「テルテル坊主が怖くなったイメージで」と補足したところ、これだというものが上がった。 | + | *黒桜の<del>黒ウィンナー</del>影は奈須氏が「登場人物たちが“まったく訳のわからないモノ”に殺されるシチュエーションにしたい」と要望してデザインされた。スプラッタな怪物ではなく幾何学的なビジターといった二次元的なモノにしようと「テルテル坊主が怖くなったイメージで」と補足したところ、これだというものが上がった。 |
− | **当時はまだシナリオが上がっていない頃ということもあってか、スタッフの間も意見が割れたような空気もあったものの説得する形で採用した。これは、奈須がホラー映画『リング』がテレビから出てくるシーンを見て「肉を持ったヒトガタの生物なら倒せない道理はない」と思い「そういうもの」じゃない怖さを欲したのが元である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 | + | **当時はまだシナリオが上がっていない頃ということもあってか、スタッフの間も意見が割れたような空気もあったものの説得する形で採用した。これは、奈須氏がホラー映画『リング』がテレビから出てくるシーンを見て「肉を持ったヒトガタの生物なら倒せない道理はない」と思い「そういうもの」じゃない怖さを欲したのが元である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』41ページ"/>。 |
| *発売前人気投票ではバーサーカーと同票。サーヴァントであるライダーに毎回人気投票で負けているのが半ばお約束になっていたが、『TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票』では8位を獲得。遂にライダー(23位)に勝利した。 | | *発売前人気投票ではバーサーカーと同票。サーヴァントであるライダーに毎回人気投票で負けているのが半ばお約束になっていたが、『TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票』では8位を獲得。遂にライダー(23位)に勝利した。 |
| *お母さんの葵、お姉さんの凛は似通った体型なのに、桜だけナイスバディとなっている。<del>間桐の蟲の影響?</del> ただし、桜自身は「太っている」と認識<ref group="注">体重計が苦手なのもこのため。</ref>。二重の意味で姉の歯がぎりぎり言いそう。<br>ちなみに身長体重をBMI(肥満度)に当てはめれば18.9(18.5以下で「痩せている」)と、どう考えても世の女性方が羨ましがる数値である。 | | *お母さんの葵、お姉さんの凛は似通った体型なのに、桜だけナイスバディとなっている。<del>間桐の蟲の影響?</del> ただし、桜自身は「太っている」と認識<ref group="注">体重計が苦手なのもこのため。</ref>。二重の意味で姉の歯がぎりぎり言いそう。<br>ちなみに身長体重をBMI(肥満度)に当てはめれば18.9(18.5以下で「痩せている」)と、どう考えても世の女性方が羨ましがる数値である。 |