38行目: |
38行目: |
| | | |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | :フラクランドの王たるシグムンドと、エイリミ王の娘ヒョルディースとの間に生まれる。
| + | :『Fate/Grand Order』Lostbelt No.2『無間氷焔世紀ゲッテルデメルング』では汎人類史側の存在にも関わらず[[オフェリア・ファムルソローネ]]のサーヴァントとして召喚されたものの、実際は遷延の魔眼を通じて術式に潜り込んで[[スルト]]の魂がシグルドの魂と融合し、肉体の制御権の全てを奪われていた。以降、スルトの意志によって動かされ、抵抗できたのは初戦で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の首を切り落とそうとしたのを阻止した一度のみ。 |
− | :その後いくつもの冒険をくぐり抜け、ブリュンヒルデが眠っている館に至り、彼女を目覚めさせる。グリーピル王から予言を聞いており、ブリュンヒルデを愛するつもり等無かったが、彼女に一目惚れしてしまう。
| |
− | :しばらく幸福な時間を過ごすが、その後の冒険の中で薬の効果で彼女のことを忘れてしまい、捻じ曲がった運命の中で彼女に真っ二つにされて殺されてしまった<ref group = "注">直接手にかけられたかは曖昧であるが。</ref>。
| |
− | :『Fate/Grand Order』Lostbelt No.2『無間氷焔世紀ゲッテルデメルング』では汎人類史側の存在にも関わらず[[オフェリア・ファムルソローネ]]のサーヴァントとして召喚されたものの、実際は遷延の魔眼を通じて術式に潜り込んで[[スルト]]の魂がシグルドの魂と融合し、肉体の制御権の全てを奪われていた。以降、スルトの意志によって動かされ、抵抗できたのは初戦で[[主人公 (Grand Order)]]の首を切り落とそうとしたのを阻止した一度のみ。 | |
| :スルトとカルデア一行の三度目の戦いでブリュンヒルデの槍で霊核を破壊され、スルトが実体を取り戻した時に砕け散ったが、オフェリアの「遷延の魔眼」によって崩壊の過程に空白が生まれ、オルトリンデの原初のルーンによって崩壊した霊核を繋ぎ留められ、[[スカサハ=スカディ]]も助力を受け、スルトの炎を『壊劫の天輪』で弾き、カルデア一行を助けた。 | | :スルトとカルデア一行の三度目の戦いでブリュンヒルデの槍で霊核を破壊され、スルトが実体を取り戻した時に砕け散ったが、オフェリアの「遷延の魔眼」によって崩壊の過程に空白が生まれ、オルトリンデの原初のルーンによって崩壊した霊核を繋ぎ留められ、[[スカサハ=スカディ]]も助力を受け、スルトの炎を『壊劫の天輪』で弾き、カルデア一行を助けた。 |
| :その後、「原型励起」の代償で霊核が崩壊しかけていたブリュンヒルデを原初のルーンで一時的に霊基を繋ぎとめ、スカサハ=スカディの原初のルーンで夫婦共に十全ではないが霊核を繋ぎ留められ<ref group = "注">戦いに全ての魔力を費やすと、再び砕け散る。</ref>、スルトとの戦いに参戦した。 | | :その後、「原型励起」の代償で霊核が崩壊しかけていたブリュンヒルデを原初のルーンで一時的に霊基を繋ぎとめ、スカサハ=スカディの原初のルーンで夫婦共に十全ではないが霊核を繋ぎ留められ<ref group = "注">戦いに全ての魔力を費やすと、再び砕け散る。</ref>、スルトとの戦いに参戦した。 |
49行目: |
46行目: |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| :きびきびとした、四角四面の超堅物。 | | :きびきびとした、四角四面の超堅物。 |
− | :氷のように冷ややかな表情をしているが、情を解さない朴念仁というわけではなく、まっとうな恋愛感情も持っている。 | + | :氷のように冷ややかな表情をしているが、情を解さない朴念仁というわけではなく、まっとうな恋愛感情も持っており、最愛のブリュンヒルデにはその表情を崩し、まったく違った顔を見せている。 |
− | :実際、ブリュンヒルデにはその表情を崩し、まったく違った顔を見せている。
| |
| :『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして召喚された後、彼の時代には存在しないはずの眼鏡を掛けている<ref group = "注">本人曰く「これこそ叡智の結晶であり、竜の心臓を喰らうことで手に入れたもの」と語る。</ref>。 | | :『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして召喚された後、彼の時代には存在しないはずの眼鏡を掛けている<ref group = "注">本人曰く「これこそ叡智の結晶であり、竜の心臓を喰らうことで手に入れたもの」と語る。</ref>。 |
| :基本的に合理的な人間であり、父の復讐を果たしたのも愛情からではなく義務感からである。 | | :基本的に合理的な人間であり、父の復讐を果たしたのも愛情からではなく義務感からである。 |
97行目: |
93行目: |
| == 真名:シグルド == | | == 真名:シグルド == |
| :シグルド。「戦士の王」と称えられる「ヴォルスンガ・サガ」の大英雄。 | | :シグルド。「戦士の王」と称えられる「ヴォルスンガ・サガ」の大英雄。 |
− | :フランクランドの王たるシグムンドと、エイリミ王の娘ヒョルディースとの間に生まれた子。
| + | :力、頭脳、すべての技能に於いて余人に勝る無双の英雄として語られる兄弟の仲でも、最も優れ、気高き戦士の王と讃えられた男。<ruby><rb>最高の神馬</rb><rt>スレイプニル</RT></RUBY>の子グラニを永遠の友として、地上の何処までも駆け抜けてみせる人間。 |
− | :力、頭脳、すべての技能に於いて余人に勝る無双の英雄として語られる兄弟の仲でも、最も優れ、気高き戦士の王と讃えられた男。 | + | :ドイツのジークフリートと並ぶ、北欧最強の英霊の一騎で、彼とは同根の大本を持つとも、時には大本そのものだと言われる英雄。 |
− | :<ruby><rb>最高の神馬</rb><rt>スレイプニル</RT></RUBY>の子グラニを永遠の友として、地上の何処までも駆け抜けてみせる人間。
| + | :フランクランドの王たるシグムンドと、エイリミ王の娘ヒョルディースとの間に生まれ、いくつもの冒険をくぐり抜けた後ブリュンヒルデが眠っている館に至り、彼女を目覚めさせる。グリーピル王から自身の破滅の予言を聞いていたのもあり当初はブリュンヒルデを愛するつもり等無かったが、彼女に一目惚れしてしまう。 |
− | :ドイツのジークフリートと並ぶ、北欧最強の英霊の一騎。 | + | :しばらく幸福な時間を過ごすが、その後の冒険の中で薬の効果で彼女のことを忘れてしまい、捻じ曲がった運命の中で彼女に真っ二つにされて殺されてしまった<ref group = "注">直接手にかけられたかは曖昧であるが。</ref>。 |
− | :ジークフリートと同根の大本を持つとも、時には大本そのものだと言われる英雄。 | |
| | | |
| :大神の神槍グングニルにより打ち砕かれた、<ruby><rb>大神の試練</rb><rt>バルンストック</RT></RUBY>を克服したシグムンド王の魔剣グラムを新たに打ち直し、新生させた、驚異の剣士。 | | :大神の神槍グングニルにより打ち砕かれた、<ruby><rb>大神の試練</rb><rt>バルンストック</RT></RUBY>を克服したシグムンド王の魔剣グラムを新たに打ち直し、新生させた、驚異の剣士。 |
127行目: |
122行目: |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』配信後、期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。 | | : Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』配信後、期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。 |
− | :後に期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』公開に伴い、カジュアルウェア姿の霊衣「我が愛との思い出」が実装された。 | + | :期間限定イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』公開に伴い、カジュアルウェア姿の霊衣「我が愛との思い出」が実装された。 |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
284行目: |
279行目: |
| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| ; 炎 | | ; 炎 |
− | : 霊衣姿のシグルドをよく見ると、彼の左胸の深い傷があり、その中心が青く光っている。 | + | : 霊衣姿のシグルドをよく見ると、彼の左胸には深い傷跡があり、その中心が青く光っている。 |
− | :これは生前ブリュンヒルデに槍を打たれた心臓が青い炎となって燃え盛っているからであり、同時にシグルドはその時の自分を『英霊における全盛期』として現界している。<br>最愛の<ruby><rb>女性</rb><rt>ひと</rt></ruby>に打たれた傷もまた大切な『愛の証』だと考えあえて残している様は、彼もまた北欧異聞帯の副題「消えぬ炎の快男児」に相応しいサーヴァントと云えよう。 | + | :これは生前、ブリュンヒルデに槍を打たれた心臓が青い炎となって燃え盛っているからであり、同時にシグルドはその時の自分を『英霊における全盛期』として現界している。<br>最愛の<ruby><rb>女性</rb><rt>ひと</rt></ruby>に付けられた傷もまた大切な『愛の証』だと考えあえて残している様は、彼もまた北欧異聞帯の副題「消えぬ炎の快男児」に相応しいサーヴァントと云えよう。 |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |