:: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、表面的にはより明るい人物像になっているものの、それは意識的な演技のようなものであり、本質は非常に虚無的な人物になっている。それに伴い退魔衝動とは別の部分で尖鋭的な合理性を持っており、一度スイッチが入ると別人のように冷酷な言動を取る場面が見られる。その最たる部分が『必要であれば殺す/壊す。面倒であれば殺す/壊す』というものである。それを青子に教わった善良さと(記憶は封印されているとはいえ、七夜志貴は遠野志貴という人格の土台になっており)その苛烈な人生と共に育まれた美意識で補正し、善くあろうと努めている。
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:: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、表面的にはより明るい人物像になっているものの、それは意識的な演技のようなものであり、本質は非常に虚無的な人物になっている。それに伴い退魔衝動とは別の部分で尖鋭的な合理性を持っており、一度スイッチが入ると別人のように冷酷な言動を取る場面が見られる。その最たる部分が『必要であれば殺す/壊す。面倒であれば殺す/壊す』というものである。それを青子に教わった善良さとその苛烈な人生と共に育まれた美意識<ref group ="注">記憶は封印されているとはいえ、七夜志貴は遠野志貴という人格の土台になっている。</ref>で補正し、善くあろうと努めている。