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| | 性別 = 女性 | | | 性別 = 女性 |
| | スリーサイズ = B83/W56/H82 | | | スリーサイズ = B83/W56/H82 |
− | | 一人称 = 余/この身/私<ref group = "注">皇帝でなくなった時</ref> | + | | 一人称 = 余/この身/私<ref group = "注">皇帝でなくなった時。</ref> |
| | 二人称 = 貴殿/貴様/○○(呼び捨て) | | | 二人称 = 貴殿/貴様/○○(呼び捨て) |
| | 三人称 = 貴殿たち/貴様ら/○○(呼び捨て) | | | 三人称 = 貴殿たち/貴様ら/○○(呼び捨て) |
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| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| ;EXTRA | | ;EXTRA |
− | :セネカ、母親 | + | :セネカ、[[アグリッピナ|母親]] |
| ;EXTELLA | | ;EXTELLA |
| :セネカ、母親、[[アルキメデス]] | | :セネカ、母親、[[アルキメデス]] |
− | | デザイン = ワダアルコ<br />武内崇(原案) | + | | デザイン = ワダアルコ<br>武内崇(原案) |
| | 設定作成 = 奈須きのこ | | | 設定作成 = 奈須きのこ |
| | レア度 = ☆4 | | | レア度 = ☆4 |
| }} | | }} |
| == 概要 == | | == 概要 == |
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| 「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。<br>『[[Fate/EXTRA]]』と『[[Fate/EXTRA CCC]]』で主人公と共に戦うサーヴァントの一騎。 | | 「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。<br>『[[Fate/EXTRA]]』と『[[Fate/EXTRA CCC]]』で主人公と共に戦うサーヴァントの一騎。 |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 『[[Fate/EXTRA]]』ではムーンセルの聖杯戦争において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚されるが、主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、月の聖杯戦争に挑む。 | | : 『[[Fate/EXTRA]]』ではムーンセルの聖杯戦争において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚されるが、主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、月の聖杯戦争に挑む。 |
− | : 『[[Fate/Grand Order]]』第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』では生前の本人として登場。西暦60年のローマを統治している中、突如として出現した連合ローマ帝国から侵攻を受け、窮地に陥っていた時に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト]]に出会う。 | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』では、第二特異点『[[永続狂気帝国 セプテム]]』において生前の本人として登場。西暦60年のローマを統治している中、突如として出現した連合ローマ帝国から侵攻を受け、窮地に陥っていた時に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と[[マシュ・キリエライト]]に出会う。 |
| : 彼らと力を合わせ、歴代の皇帝や[[ロムルス|偉大なる神祖]]と敵対することに悩みながらも本当のローマを取り戻すべく戦う。 | | : 彼らと力を合わせ、歴代の皇帝や[[ロムルス|偉大なる神祖]]と敵対することに悩みながらも本当のローマを取り戻すべく戦う。 |
| : 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿にローマ軍団とともに召喚され、歴代皇帝の筆頭に立ち、Ⅱの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。 | | : 終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿にローマ軍団とともに召喚され、歴代皇帝の筆頭に立ち、Ⅱの座を統括する[[魔神柱|情報室フラウロス]]と交戦する。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : あどけなさを残した風貌に赤い舞踏服(ドレス)に身を包んだ、自称・男装の少女剣士。 | | : あどけなさを残した風貌に赤い舞踏服(ドレス)に身を包んだ、自称・男装の少女剣士。 |
− | : 自ら万能の天才と称し、大抵のことは無理やり実現化させてしまう。皇帝を名乗り、我が儘で身勝手、常に上から目線で猪突猛進気味と、普通であれば嫌な性格となる要素が満載ながら明るく闊達、あまり細かいところは気にしない大雑把さ、子供のような無邪気さを併せ持った、非常に可愛らしい性格<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" >「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46。</ref>。情熱的な性分であり<ref group ="注">『EXTRA』シリーズでは[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と接しているときは「いろいろと自重している」らしい。</ref>、恋愛関係には生前のこともあって寛大だが、度を超されると拗ねる<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" />。 | + | : 自ら万能の天才と称し、大抵のことは無理やり実現化させてしまう。皇帝を名乗り、我が儘で身勝手、常に上から目線で猪突猛進気味と、普通であれば嫌な性格となる要素が満載ながら明るく闊達、あまり細かいところは気にしない大雑把さ、子供のような無邪気さを併せ持った、非常に可愛らしい性格<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" >「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46</ref>。情熱的な性分であり<ref group ="注">『EXTRA』シリーズでは[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と接しているときは「いろいろと自重している」らしい。</ref>、恋愛関係には生前のこともあって寛大だが、度を超されると拗ねる<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" />。 |
| : 芸術家を自称し、独特の美意識を持つ。美少年や美老年が好き。美少女はもっと好き。美しければ何であれ大好き。自分の事を至高の芸術と謳いながら、あらゆる人々の人生も美しいと讃える「暴君」。華々しく散る生命を象徴するような、誰よりも身勝手で、何よりも眩しい少女<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" />。 | | : 芸術家を自称し、独特の美意識を持つ。美少年や美老年が好き。美少女はもっと好き。美しければ何であれ大好き。自分の事を至高の芸術と謳いながら、あらゆる人々の人生も美しいと讃える「暴君」。華々しく散る生命を象徴するような、誰よりも身勝手で、何よりも眩しい少女<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.46" />。 |
| : 背が低いことを密かに気にしている。子供扱いされるのが嫌いで、「姫」と呼ぶと怒る。湯浴みが好きで、彼女自身のイメージもあってよく薔薇風呂に入っている絵が描かれている。 | | : 背が低いことを密かに気にしている。子供扱いされるのが嫌いで、「姫」と呼ぶと怒る。湯浴みが好きで、彼女自身のイメージもあってよく薔薇風呂に入っている絵が描かれている。 |
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| 詳細は「[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]」を参照。 | | 詳細は「[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]」を参照。 |
− | ===キャスター (Grand Order)=== | + | ===キャスター=== |
| 『Fate/Grand Order』でイシュタルカップにエントリーする際に水着姿になったネロ・クラウディウス。 | | 『Fate/Grand Order』でイシュタルカップにエントリーする際に水着姿になったネロ・クラウディウス。 |
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| === ネロ・クラウディウス〔デスクトップアーミー〕 === | | === ネロ・クラウディウス〔デスクトップアーミー〕 === |
− | メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるネロ・クラウディウス。<br/> | + | メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるネロ・クラウディウス。<br> |
− | 「Dragoon」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[SB]d[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br/> | + | 「Dragoon」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[SB]d[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br> |
− | 人格はサーヴァントとしてのネロそのものであり、自我を持った後同じくD-phoneとして自我を持ったエリザの噂を聞きつけ、アイドルとしての対抗意識を燃やしている。<br/> | + | 人格はサーヴァントとしてのネロそのものであり、自我を持った後同じくD-phoneとして自我を持ったエリザの噂を聞きつけ、アイドルとしての対抗意識を燃やしている。<br> |
| 普段は「ネロ祭」と称してD-phoneの間で芸術活動として黄金劇場をしばしば開催しているとか。 | | 普段は「ネロ祭」と称してD-phoneの間で芸術活動として黄金劇場をしばしば開催しているとか。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | rowspan="2"|[[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C || 皇帝特権:EX<br />頭痛持ち:B || style="text-align:left"|初期ステータスはオールE。 | + | | rowspan="2"|[[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C || 皇帝特権:EX<br>頭痛持ち:B || style="text-align:left"|初期ステータスはオールE。 |
| |- | | |- |
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C<br />騎乗:B || 頭痛持ち:B<br />皇帝特権:EX<br />三度、落陽を迎えても:A→EX<br />富の杯:B<br>皇帝特権(喝采):EX || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「頭痛持ち」→「富の杯」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「皇帝特権」→「皇帝特権(喝采)」に変化。<br>強化クエスト3クリアで「三度、落陽を迎えても」のランクがEXに変化。 | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C<br>騎乗:B || 頭痛持ち:B<br>皇帝特権:EX<br>三度、落陽を迎えても:A→EX<br>富の杯:B<br>皇帝特権(喝采):EX || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「頭痛持ち」→「富の杯」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「皇帝特権」→「皇帝特権(喝采)」に変化。<br>強化クエスト3クリアで「三度、落陽を迎えても」のランクがEXに変化。 |
| |- | | |- |
| | セイバー・ヴィーナス || [[主人公 (EXTRA)]] || C || C || B || A+ || EX || EX || ?|| ? || style="text-align:left"| | | | セイバー・ヴィーナス || [[主人公 (EXTRA)]] || C || C || B || A+ || EX || EX || ?|| ? || style="text-align:left"| |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア) | | ; 招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア) |
− | : ランク:B<br />種別:対陣宝具<br />レンジ:30、60、90<br />最大捕捉:100人、500人、1000人 | + | : ランク:B<br>種別:対陣宝具<br>レンジ:30、60、90<br>最大捕捉:100人、500人、1000人 |
| : 由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。 | | : 由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。 |
− | : 己の願望を達成させる絶対皇帝圏。生前の彼女が自ら設計しローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』">「Fate/EXTRA用語辞典-招き蕩う黄金劇場」『Fate EXTRA material』p.154、「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.45。</ref>。芸術家生命をかけた魔天。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、[[固有結界]]とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』"/>。 | + | : 己の願望を達成させる絶対皇帝圏。生前の彼女が自ら設計しローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』">「Fate/EXTRA用語辞典-招き蕩う黄金劇場」『Fate EXTRA material』p.154、「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.45</ref>。芸術家生命をかけた魔天。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、[[固有結界]]とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』"/>。 |
− | : この宝具は彼女の想像力によるもので、それを強化するには、原点となる「黄金劇場」を豪華に作り直し、その姿を彼女の脳裏に刻む必要がある。元になる劇場が大規模に成るほどネロが描くイメージもリアルになる。宝具で展開される黄金劇場がその豪華さに合わせて更に絢爛になるという算段<ref group = "出">幕間の物語「黄金の大事業」。</ref>。[[幕間の物語]]「処女航海、再び」でバミューダ・トライアングルの海域にある神秘の眠る孤島での宝探しで火薬のの匂いのする洞窟で見つけた既に誰かに取られた後の、中にペリカンやペンギンの様に見える絵が描かれた宝箱に残っていた取り残し<ref group = "注">[[フランシス・ドレイク]]の幕間の物語でもバミューダ・トライアングルにある島で宝箱を見つけており、敢えて中身を全部持ち帰らずに幾つかの骨董品を残して、内部に「黄金の鹿」の絵を描いている。おそらく同じ島、同じ財宝。火薬の匂いはドレイクの拳銃かカルバリン砲のものだと思われる。</ref>などを資金に、幕間の物語「黄金の大事業」で後援者が平原に追い込んだゴーレムの大軍などを材料に改築した。 | + | : この宝具は彼女の想像力によるもので、それを強化するには、原点となる「黄金劇場」を豪華に作り直し、その姿を彼女の脳裏に刻む必要がある。元になる劇場が大規模に成るほどネロが描くイメージもリアルになる。宝具で展開される黄金劇場がその豪華さに合わせて更に絢爛になるという算段<ref group = "出">幕間の物語「黄金の大事業」</ref>。自身の[[幕間の物語]]「処女航海、再び」での、バミューダ・トライアングルの海域にある神秘の眠る孤島での宝探しにおいて、火薬のの匂いのする洞窟で見つけた既に誰かに取られた後の、中にペリカンやペンギンの様に見える絵が描かれた宝箱に残っていた取り残し<ref group = "注">[[フランシス・ドレイク]]の幕間の物語でもバミューダ・トライアングルにある島で宝箱を見つけており、敢えて中身を全部持ち帰らずに幾つかの骨董品を残して、内部に「黄金の鹿」の絵を描いている。おそらく同じ島、同じ財宝。火薬の匂いはドレイクの拳銃かカルバリン砲のものだと思われる。</ref>などを資金に、続く自身の幕間「黄金の大事業」で後援者が平原に追い込んだゴーレムの大軍などを材料に改築した。 |
| : 展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化し、建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更できる。わかりやすく言えば、建築過程を無視し建造物を投影、その中であれば自分の定めたルールを発動できる<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』"/>。 | | : 展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化し、建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更できる。わかりやすく言えば、建築過程を無視し建造物を投影、その中であれば自分の定めたルールを発動できる<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』『Fate/Grand Order material Ⅰ』"/>。 |
− | :余談ではあるが、黄金劇場に降り立った時、ネロの剣はヴェスビィオスの火山の如く炎を帯び、大火を巻き起こす設定だったが、PSPという携帯ゲーム機の限界か、映像的に実現は難しいので没となった<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』p.154">「Fate/EXTRA用語辞典-招き蕩う黄金劇場」『Fate/EXTRA material』p.154。</ref>。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしく、奈須きのこ氏も「なんでもアリですね皇帝様は」とコメントしている<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』p.154"/>。 | + | :余談ではあるが、黄金劇場に降り立った時、ネロの剣はヴェスビィオスの火山の如く炎を帯び、大火を巻き起こす設定だったが、PSPという携帯ゲーム機の限界か、映像的に実現は難しいので没となった<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』p.154">「Fate/EXTRA用語辞典-招き蕩う黄金劇場」『Fate/EXTRA material』p.154</ref>。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしく、奈須きのこ氏も「なんでもアリですね皇帝様は」とコメントしている<ref group = "出" name="『Fate/EXTRA material』p.154"/>。 |
− | : また、展開中のみ剣技「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」が使用可能。『Grand Order』ではこちらの剣技名を宝具名として登録している<ref group = "出">「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.45。</ref>。 | + | : また、展開中のみ剣技「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」が使用可能。『Grand Order』ではこちらの剣技名を宝具名として登録している<ref group = "出">「ネロ・クラウディウス」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.45</ref>。 |
| : 『EXTRA』ゲーム内では敵に筋力貫通ダメージを与え、筋力、耐久ダウン効果を付与する。 | | : 『EXTRA』ゲーム内では敵に筋力貫通ダメージを与え、筋力、耐久ダウン効果を付与する。 |
| : 『EXTRA』の漫画版では空間内の敵の筋力を低下させ、十全な力を発揮させないという効果。 | | : 『EXTRA』の漫画版では空間内の敵の筋力を低下させ、十全な力を発揮させないという効果。 |
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| :その途上で逃げ切れないと知って自決を遂げたが、その様は潔いものではなかったらしく、「この世から何と素晴らしい芸術家が消えることか」と泣きこぼしては、幾度も喉を突こうとする短剣の手を止めたという。皇帝の座を追われた時、彼女は楽観してもいた。市民たちが、最後の最後では退位を許すことはないだろう、と。 | | :その途上で逃げ切れないと知って自決を遂げたが、その様は潔いものではなかったらしく、「この世から何と素晴らしい芸術家が消えることか」と泣きこぼしては、幾度も喉を突こうとする短剣の手を止めたという。皇帝の座を追われた時、彼女は楽観してもいた。市民たちが、最後の最後では退位を許すことはないだろう、と。 |
| | | |
− | :だが、何もなかった。彼らからは、何もなかったのだ。彼女は偽りなく市民を愛した。だがその愛は我が儘――何もかも与える代わりに、何もかも奪わねば気が済まない、炎のようなものだった。全てを捧げ、費やし、燃え尽きる愛。繁栄しながらも永遠を望まない、激しい情熱のかたち。それは、市民が望んでいた愛ではなかった。彼女と人々では愛のカタチが違ったのだ。彼女も気づいてはいた。でも、どうしても、理解できなかった。彼女には、彼らの言う愛が、どうしても。愛を共有できなかった。つまるところ、それはただひとりの孤独。……愛し、愛される歓び。誰よりも人間を愛しておきながら、そんな簡単な歓びを、ついぞ、彼女は知る事はなかった。 | + | :だが、何もなかった。彼らからは、何もなかったのだ。彼女は偽りなく市民を愛した。だがその愛は我が儘――何もかも与える代わりに、何もかも奪わねば気が済まない、炎のようなものだった。全てを捧げ、費やし、燃え尽きる愛。繁栄しながらも永遠を望まない、激しい情熱のかたち。それは、市民が望んでいた愛ではなかった。彼女と人々では愛のカタチが違ったのだ。彼女も気づいてはいた。でも、どうしても、理解できなかった。彼女には、彼らの言う愛が、どうしても。愛を共有できなかった。つまるところ、それはただひとりの孤独。……愛し、愛される歓び。誰よりも人間を愛しておきながら、そんな簡単な歓びを、終ぞ、彼女は知る事はなかった。 |
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| === 関連 === | | === 関連 === |
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| : なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。 | | : なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。 |
| ; ネロの出自 | | ; ネロの出自 |
− | : 父の名はグナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス。第4代皇帝クラウディウスのいとこにあたり、「淫蕩」と評される。<br>母の名はユリア・アウグスタ・アグリッピナ。「暴帝」と言われる第3代皇帝[[カリギュラ]]の妹にあたる。 | + | : 父の名はグナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス。第4代皇帝クラウディウスのいとこにあたり、「淫蕩」と評される。 |
| + | : 母の名は[[アグリッピナ|ユリア・アウグスタ・アグリッピナ]]。「暴帝」と言われる第3代皇帝[[カリギュラ]]の妹にあたる。 |
| ; 黄金劇場(ドムス・アウレア) | | ; 黄金劇場(ドムス・アウレア) |
| : 彼女自ら設計したと言われる。しかし、この劇場を開いた時、あまりの退屈さに一度目は多くの観客が途中で去ってしまった。 | | : 彼女自ら設計したと言われる。しかし、この劇場を開いた時、あまりの退屈さに一度目は多くの観客が途中で去ってしまった。 |
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| :主人公と共に戦うサーヴァント。 | | :主人公と共に戦うサーヴァント。 |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
− | ;概要
| + | : 初期実装サーヴァントの一人。ストーリー召喚限定サーヴァントであり、第二特異点クリア後に追加される。回復スキル2つと強力なガッツスキルを備える耐久特化の性能。 |
− | : ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、第二特異点クリア後にガチャに追加される。回復スキル2つと強力なガッツスキルを備える耐久特化の性能。 | |
| : 期間限定イベント『ネロ祭再び ~2017 Autumn~』では体操着姿の霊衣「オリンピアの体操服」が実装。 | | : 期間限定イベント『ネロ祭再び ~2017 Autumn~』では体操着姿の霊衣「オリンピアの体操服」が実装。 |
| : 『Grand Order』が5周年を迎えた際には、[[概念礼装|英霊正装]]で見せたパーティードレス姿になる「ヴィナスのシルク」という霊衣が実装されている。 | | : 『Grand Order』が5周年を迎えた際には、[[概念礼装|英霊正装]]で見せたパーティードレス姿になる「ヴィナスのシルク」という霊衣が実装されている。 |
− | : 期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ‼]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「覇嵐蛮嬢ラプソディア」が実装された。 | + | : 期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ!!]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「覇嵐蛮嬢ラプソディア」が実装された。 |
− | ;本編
| + | :;イベント |
− | ;イベント | + | :*『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行』 |
− | *『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行』 | + | ::物見雄山気分で墜落した宇宙船を見に来つつリリィの修行に付き合う。 |
− | :物見雄山気分で墜落した宇宙船を見に来つつリリィの修行に付き合う。 | + | :*AJ2016コラボクエスト |
− | *AJ2016コラボクエスト | + | ::[[Fate/EXTRA Last Encore]]の宣伝担当。 |
− | :[[Fate/EXTRA Last Encore]]の宣伝担当。 | + | :*『ネロ祭再び ~2016 Autumn~』 |
− | *『ネロ祭再び ~2016 Autumn~』 | + | ::毎年恒例となったネロ祭の開催者。 |
− | :毎年恒例となったネロ祭の開催者。 | + | ::バトルキャラ、モーション並びに宝具演出がリニューアルされた。 |
− | :バトルキャラ、モーション並びに宝具演出がリニューアルされた。 | + | :*2017年水着イベント |
− | *2017年水着イベント | + | ::レースへの参加のためにキャスターにクラスチェンジ。 |
− | :レースへの参加のためにキャスターにクラスチェンジ。 | + | :*『ネロ祭再び ~2017 Autumn~』 |
− | *『ネロ祭再び ~2017 Autumn~』 | + | ::開催者。 |
− | :開催者。 | |
| ;[[Fate/Grand Order Arcade]] | | ;[[Fate/Grand Order Arcade]] |
| :『Grand Order』とは違って、稼働開始からしばらく経った2019年の2月14日に実装(バレンタインの日付に実装されたが、特に関連したイベントは無かった)。 | | :『Grand Order』とは違って、稼働開始からしばらく経った2019年の2月14日に実装(バレンタインの日付に実装されたが、特に関連したイベントは無かった)。 |
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| :『EXTELLA』では彼との思い出を語る場面があり、幼いネロを膝に乗せて様々な英雄譚を語り聞かせたとのこと。 | | :『EXTELLA』では彼との思い出を語る場面があり、幼いネロを膝に乗せて様々な英雄譚を語り聞かせたとのこと。 |
| ; [[ブーディカ]] | | ; [[ブーディカ]] |
− | : 好敵手。本作第二章の時代では、人間だった頃の彼女はネロの軍により命を落としている。 | + | : 好敵手。第二特異点の時代では、人間だった頃の彼女はネロの軍により命を落としている。 |
− | : が、はぐれサーヴァントとして現界した彼女は、「敵の敵は味方」理論でネロの軍の客将として彼女に手を貸すことになる。 | + | : だが、はぐれサーヴァントとして第二特異点に現界した彼女は、「敵の敵は味方」理論でネロの軍の客将として彼女に手を貸すことになる。 |
| : 生前の経緯からすれば当然だがネロ率いるローマは嫌っている。だが彼女自身がさっぱりした人付き合いの良い性格なのでそこまで嫌っている様には見えず、 | | : 生前の経緯からすれば当然だがネロ率いるローマは嫌っている。だが彼女自身がさっぱりした人付き合いの良い性格なのでそこまで嫌っている様には見えず、 |
| : ネロの方もアレキサンダーに拉致されたブーディカを救いに向かうことに躊躇いを見せないなど、個人としてならお互いそこまで敵意を向けあっているわけではない模様。 | | : ネロの方もアレキサンダーに拉致されたブーディカを救いに向かうことに躊躇いを見せないなど、個人としてならお互いそこまで敵意を向けあっているわけではない模様。 |
| ; [[荊軻]] | | ; [[荊軻]] |
− | : 軍の客将として力を借りているはぐれサーヴァント。 | + | : 第二特異点において、軍の客将として力を借りていたはぐれサーヴァント。 |
| : 「皇帝」暗殺のために今回の戦いに参加したが、何故かネロの軍の客将をしていることを奇妙に感じている。 | | : 「皇帝」暗殺のために今回の戦いに参加したが、何故かネロの軍の客将をしていることを奇妙に感じている。 |
| ; [[スパルタクス]]、[[呂布奉先|呂布]] | | ; [[スパルタクス]]、[[呂布奉先|呂布]] |
− | : ブーディカや荊軻同様に、軍の客将として力を借りているはぐれサーヴァント達。 | + | : ブーディカや荊軻同様に、第二特異点にて軍の客将として力を借りていたはぐれサーヴァント達。 |
| : バーサーカーだけに上記の二人と比べると絡んでいるシーンは全くないが、言動から戦力として信頼を置いていることが読み取れる。 | | : バーサーカーだけに上記の二人と比べると絡んでいるシーンは全くないが、言動から戦力として信頼を置いていることが読み取れる。 |
| ; [[アレキサンダー]] | | ; [[アレキサンダー]] |
| + | : 第二特異点にて敵対したサーヴァント。 |
| : 彼自身、話し合いで解決しようと思考しようと心得たが、ただの話し合いで多くの兵の命が消えたのにも関わらず、無用な争いを続ける事を指摘された為、ネロの逆鱗に触れてしまう。彼に「覇王」や「魔王」などと称されても耳に入れず、彼を討伐する事になってしまう。 | | : 彼自身、話し合いで解決しようと思考しようと心得たが、ただの話し合いで多くの兵の命が消えたのにも関わらず、無用な争いを続ける事を指摘された為、ネロの逆鱗に触れてしまう。彼に「覇王」や「魔王」などと称されても耳に入れず、彼を討伐する事になってしまう。 |
| : 彼がカルデアに召喚された後は、記憶こそ失っているが、未だに根に持っている故に、警戒している。 | | : 彼がカルデアに召喚された後は、記憶こそ失っているが、未だに根に持っている故に、警戒している。 |
| ; [[ロムルス]] | | ; [[ロムルス]] |
− | : 尊敬する偉大なる神祖。メインシナリオや自身の幕間の物語でも度々彼の名を口に出してはいたが、いざ連合軍の総大将として敬愛する彼が敵だった事を知ってしまった時は流石のネロも非常に動揺していた。一時期は連合軍に下りたいとまで思っていたが、最後にはやはり当代の皇帝として彼と対決する事に。 | + | : 尊敬する偉大なる神祖。 |
| + | : メインシナリオや自身の幕間の物語でも度々彼の名を口に出してはいたが、第二特異点では彼が連合軍の総大将だと分かり、敬愛する彼が敵だった事を知ってしまった時は流石のネロも非常に動揺していた。一時期は連合軍に下りたいとまで思っていたが、最後にはやはり当代の皇帝として彼と対決する事に。 |
| ; [[マリー・アントワネット]] | | ; [[マリー・アントワネット]] |
| : 彼女の幕間の物語にて、ローマ観光にやって来たマリーに「玉座に座ってみたい」とお願いされるが、それを「自分を倒して帝位を奪うつもり」と解釈し、戦う羽目に。 | | : 彼女の幕間の物語にて、ローマ観光にやって来たマリーに「玉座に座ってみたい」とお願いされるが、それを「自分を倒して帝位を奪うつもり」と解釈し、戦う羽目に。 |
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| :イベント『セイバーウォーズ』にて共演。愛らしさと可憐さ、そして何よりひたむきに夢を目指す可能性に満ちた姿を大絶賛した。 | | :イベント『セイバーウォーズ』にて共演。愛らしさと可憐さ、そして何よりひたむきに夢を目指す可能性に満ちた姿を大絶賛した。 |
| ;[[鈴鹿御前]] | | ;[[鈴鹿御前]] |
− | :彼女の幕間の物語にて、自分の歌をボロクソに貶されたため「これがアンチか」と斜め上の勘違いをした上、[[玉藻の前|狐耳]]で嫌な事を思い出したのか、戦う事に。 | + | :彼女の幕間の物語「JK散歩inカルデア」にて、自分の歌をボロクソに貶されたため「これがアンチか」と斜め上の勘違いをした上、[[玉藻の前|狐耳]]で嫌な事を思い出したのか、戦う事に。 |
| :なお、出展は同じEXシリーズ同士なのだが、共演作が一つもない上、CCCコラボイベントの際もすれ違いだったので、これが初めての絡みとなった。 | | :なお、出展は同じEXシリーズ同士なのだが、共演作が一つもない上、CCCコラボイベントの際もすれ違いだったので、これが初めての絡みとなった。 |
| ;[[酒呑童子]]、[[エウリュアレ (Grand Order)]] | | ;[[酒呑童子]]、[[エウリュアレ (Grand Order)]] |
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| :第五回戦、VSアサシン。毒と謀略に彩られた生涯を送った暴君の主張。 | | :第五回戦、VSアサシン。毒と謀略に彩られた生涯を送った暴君の主張。 |
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− | ;「……手が震えて狙いが定まらぬ。<br>それに……誰も看取る者はいないのか?<br>よ……余は今から死ぬのだぞっ!」 | + | ;「……手が震えて狙いが定まらぬ。<br> それに……誰も看取る者はいないのか?<br> よ……余は今から死ぬのだぞっ!」 |
− | :漫画版Fate/EXTRAにて五回戦の後に生前の最期を回想して。市民に見放され、反乱によって国家の敵として追われる身となり、短刀で自害しようとしたネロであったが、死なねばならない恐怖と誰一人として看取るものすらいないという孤独に耐えかねて思わず叫んだ。 | + | :漫画版『Fate/EXTRA』にて、五回戦の後に生前の最期を回想して。市民に見放され、反乱によって国家の敵として追われる身となり、短刀で自害しようとしたネロであったが、死なねばならない恐怖と誰一人として看取るものすらいないという孤独に耐えかねて思わず叫んだ。 |
| | | |
| ;「資格があるから王となる。ふさわしいから王となる。では奴は王となった後、何を成すのか。<br> あれは王という名のデウスマキナ。己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ。達成感がない!<br> 正しいだけの王政なぞ監獄と同じであろう。正しく、また、華々しく栄えてこその人間だ。そうは思わぬか?」 | | ;「資格があるから王となる。ふさわしいから王となる。では奴は王となった後、何を成すのか。<br> あれは王という名のデウスマキナ。己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ。達成感がない!<br> 正しいだけの王政なぞ監獄と同じであろう。正しく、また、華々しく栄えてこその人間だ。そうは思わぬか?」 |
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| === Fate/EXTRA CCC === | | === Fate/EXTRA CCC === |
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| ;「炎の泉よ!」<br>「聖者の傷よ!」 | | ;「炎の泉よ!」<br>「聖者の傷よ!」 |
| :『燃え盛る聖者の泉』使用時の台詞。 | | :『燃え盛る聖者の泉』使用時の台詞。 |
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| ;「たわけ、呆れたのはこちらだ!万雷の喝采こそ己を映す鏡、観客なくして成り立つ舞台があるものか!」<br>「分かっているのか?貴様はいま、貴様が抱いたアイドルの在り方を穢したのだ!」 | | ;「たわけ、呆れたのはこちらだ!万雷の喝采こそ己を映す鏡、観客なくして成り立つ舞台があるものか!」<br>「分かっているのか?貴様はいま、貴様が抱いたアイドルの在り方を穢したのだ!」 |
− | :エリザベートの独善に流石に堪忍袋の緒が切れるセイバー。舞台は観客あってのもの、皇帝も市民あってのもの。<br>一方的に愛されることだけを求めるエリザベートは「アイドル」という物の在り方をも穢したのだと憤る。<br>…もっとも、この持論を別の形で実行した結果が'''史実の黄金劇場'''の逸話なわけだが。 | + | :エリザベートの独善に流石に堪忍袋の緒が切れるセイバー。舞台は観客あってのもの、皇帝も市民あってのもの。 |
| + | :一方的に愛されることだけを求めるエリザベートは「アイドル」という物の在り方をも穢したのだと憤る。 |
| + | :……もっとも、この持論を別の形で実行した結果が'''史実の黄金劇場'''の逸話なわけだが。 |
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| ;「余は奏者の幸運を信じていたぞ、うむっ。」<br>「このチキン肌は多めに見るがいい。人は恐れを知る生き物だ」 | | ;「余は奏者の幸運を信じていたぞ、うむっ。」<br>「このチキン肌は多めに見るがいい。人は恐れを知る生き物だ」 |
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| ;「……ひも……だな……。」<br>「さすがにこのシンプルさは大胆すぎる……<br> <ruby><rb>前衛芸術皇帝論</rb><rt>ハイ・アヴァンギャルド</rt></ruby>を提唱する余ですらもにょる!!」 | | ;「……ひも……だな……。」<br>「さすがにこのシンプルさは大胆すぎる……<br> <ruby><rb>前衛芸術皇帝論</rb><rt>ハイ・アヴァンギャルド</rt></ruby>を提唱する余ですらもにょる!!」 |
| : 所謂赤いエロ水着を見つけ、自分が着るのかと恐れるセイバー。「透けているのではない、見せているのだ!」と豪語するファッションを着こなす我らが皇帝であっても、流石に大事な部分のみを隠す水着には羞恥心を覚える様子。 | | : 所謂赤いエロ水着を見つけ、自分が着るのかと恐れるセイバー。「透けているのではない、見せているのだ!」と豪語するファッションを着こなす我らが皇帝であっても、流石に大事な部分のみを隠す水着には羞恥心を覚える様子。 |
− | :なお、「もにょる」という言葉は同人用語のようだが、意味が多すぎて判別が付かない。おそらく「デザインはいいけれど、着るにはちょっと…」という意味合いだと思われる。 | + | :なお、「もにょる」という言葉は同人用語のようだが、意味が多すぎて判別が付かない。おそらく「デザインはいいけれど、着るにはちょっと……」という意味合いだと思われる。 |
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| ;「ふ、ふははははは! 天に頂く神々すら魅了するであろう我が芸術を前に、声すらないか!」 | | ;「ふ、ふははははは! 天に頂く神々すら魅了するであろう我が芸術を前に、声すらないか!」 |
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| ===Fate/EXTELLA=== | | ===Fate/EXTELLA=== |
− | ;「……だから何だというのだ。<br>貴様は、貴様だ。そして、余は余だ。<br>小さき人の身であれど、認められぬこと、許容できぬことがある。……いつか、罪業の酬いにこの身が焼かれようとも。迷いしかない光に、この身が灼かれる事は決してない。かつての生で全てを諦めた過ちを、愚かさを、私は知っている。<br>もう二度とあの過ちは繰り返さない。そう―――余は、もう何一つ諦めない。なにより―――なにより!<br>こんな身勝手なサーヴァントを信じ頼ってくれるものに巡り会えたのだ!<br>我が奏者が目を背けぬかぎり、この生命を包む輝きは消え去らない!、<br>たとえ余の霊基が一桁になろうとも!<br>倒れぬ、挫けぬ、燃え尽きぬ!何故なら―――、<br>―――何故なら!<br>それが生命の基本原理!、<br>愛と呼ばれる炎だからだ!」 | + | ;「……だから何だというのだ。<br> 貴様は、貴様だ。そして、余は余だ。<br> 小さき人の身であれど、認められぬこと、許容できぬことがある。……いつか、罪業の酬いにこの身が焼かれようとも。迷いしかない光に、この身が灼かれる事は決してない。かつての生で全てを諦めた過ちを、愚かさを、私は知っている。<br> もう二度とあの過ちは繰り返さない。そう―――余は、もう何一つ諦めない。なにより―――なにより!<br> こんな身勝手なサーヴァントを信じ頼ってくれるものに巡り会えたのだ!<br> 我が奏者が目を背けぬかぎり、この生命を包む輝きは消え去らない!、<br> たとえ余の霊基が一桁になろうとも!<br> 倒れぬ、挫けぬ、燃え尽きぬ!何故なら―――、<br> ―――何故なら!<br> それが生命の基本原理!、<br> 愛と呼ばれる炎だからだ!」 |
| :アルテラの宝具、『涙の星、軍神の剣』から放たれた、すべて打ち消す権能の光を、王権の全リソースを防御に回し防ぎ言い放った台詞。 | | :アルテラの宝具、『涙の星、軍神の剣』から放たれた、すべて打ち消す権能の光を、王権の全リソースを防御に回し防ぎ言い放った台詞。 |
| :この後、その無茶ぶりに驚くアルテラにさらなる追い打ちをかける。 | | :この後、その無茶ぶりに驚くアルテラにさらなる追い打ちをかける。 |
| | | |
− | ;「うむ、壊れるだろうな!<br>だが、後のことは後のこと!<br>目をそらすな、我が宿敵!<br>今この時は余だけに専念するがよい!<br>さあ―――あげていくぞ<br>天に巡るは星の海、地の底猛る炎の河―――築かれよ我が摩天、ここに至高の光を示せ!<br>舞い散るが華、切り裂くは星!<br>しかして讃えよ!<br>ドムス・アウレアと!!」<br> | + | ;「うむ、壊れるだろうな!<br> だが、後のことは後のこと!<br> 目をそらすな、我が宿敵!<br> 今この時は余だけに専念するがよい!<br> さあ―――あげていくぞ<br> 天に巡るは星の海、地の底猛る炎の河―――築かれよ我が摩天、ここに至高の光を示せ!<br> 舞い散るが華、切り裂くは星!<br> しかして讃えよ!<br> ドムス・アウレアと!!」<br> |
− | :戸惑うアルテラに、自らの宝具、招き蕩う黄金劇場を使用。彼女が立つことによって完成する黄金の劇場の美しさは、文明の破壊者たるアルテラすら魅了した。 | + | :戸惑うアルテラに、自らの宝具『招き蕩う黄金劇場』を使用。彼女が立つことによって完成する黄金の劇場の美しさは、文明の破壊者たるアルテラすら魅了した。 |
| | | |
| === Fate/EXTRA Last Encore=== | | === Fate/EXTRA Last Encore=== |
− | ;「戦い、殺すばかりではいけない<br>どのような立場、どのような孤高に至ろうとも驕るなかれ<br>花を忘れず、歌を忘れず、感謝を忘れず<br>そして、胸に咲く誇りを忘れず<br><br>自分がどれほど強くなり、<br>どれほどの窮地、どれほどの孤高に立とうとも<br>花を愛する心を忘れず<br>歌を吟じる豊かさを忘れず<br>自らを育てた者たちへの感謝を忘れず<br>その上でなお、自分は誰にも負けないのだと胸を張るのも忘れず<br><br>そのように在るがいい<br>余はそのように生きたい<br>……いや、そのように生きられたらよかった」 | + | ;「戦い、殺すばかりではいけない。<br> どのような立場、どのような孤高に至ろうとも驕るなかれ。<br> 花を忘れず、歌を忘れず、感謝を忘れず、<br> そして、胸に咲く誇りを忘れず。<br><br> 自分がどれほど強くなり、<br> どれほどの窮地、どれほどの孤高に立とうとも、<br> 花を愛する心を忘れず、<br> 歌を吟じる豊かさを忘れず、<br> 自らを育てた者たちへの感謝を忘れず、<br> その上でなお、自分は誰にも負けないのだと胸を張るのも忘れず。<br><br> そのように在るがいい。<br> 余はそのように生きたい。<br> ……いや、そのように生きられたらよかった。」 |
− | :第四話。彼女へ感謝を述べる[[主人公 (EXTRA)|ハクノ]]のありかたを「嬉しい」と評して。彼女の美学が感じられる言葉だが、同時に最後の一言には生前の後悔がにじみ出ている。 | + | :第四話。彼女へ感謝を述べる[[岸浪ハクノ|ハクノ]]のありかたを「嬉しい」と評して。彼女の美学が感じられる言葉だが、同時に最後の一言には生前の後悔がにじみ出ている。 |
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| === ブロッサム先生 === | | === ブロッサム先生 === |
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| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
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| ====戦闘==== | | ====戦闘==== |
| ;「門を開け! 独唱の幕を開けよ!」<br>「我が才を見よ! 万雷の喝采を聞け! しかして讃えよ! 黄金の劇場を! 『<ruby><rb>童女謳う華の帝政</rb><rt>ラウス・セント・クラウディウス</RT></RUBY>』!」 | | ;「門を開け! 独唱の幕を開けよ!」<br>「我が才を見よ! 万雷の喝采を聞け! しかして讃えよ! 黄金の劇場を! 『<ruby><rb>童女謳う華の帝政</rb><rt>ラウス・セント・クラウディウス</RT></RUBY>』!」 |
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| ====イベント==== | | ====イベント==== |
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− | ====その他====
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| ;「おと、七つの丘の一冠、槍の竜インウィディア よ! 貴様も祝いに来てくれたのだな!」<br>「いつぞやのネロ祭ではやられ役を押しつけてしまった事、許すがよい。」<br>「なに? そんな事よりアニメの話をしてほしい? ネロ皇帝はどれほど活躍するのか、だと?」<br>「うはは、コイツめ、コイツめー! あまりの嬉しさにアゴを撫でまくる余なのであった!」 | | ;「おと、七つの丘の一冠、槍の竜インウィディア よ! 貴様も祝いに来てくれたのだな!」<br>「いつぞやのネロ祭ではやられ役を押しつけてしまった事、許すがよい。」<br>「なに? そんな事よりアニメの話をしてほしい? ネロ皇帝はどれほど活躍するのか、だと?」<br>「うはは、コイツめ、コイツめー! あまりの嬉しさにアゴを撫でまくる余なのであった!」 |
| :『ANIME Japan2016コラボクエスト』でのEXTRAアニメ化を祝いに来たセプテムの言祝ぎへの台詞。 | | :『ANIME Japan2016コラボクエスト』でのEXTRAアニメ化を祝いに来たセプテムの言祝ぎへの台詞。 |
| :セプテムの言祝ぎの本名が[[インウィディア]]であると明かされ、更に「七つの丘の一冠」なる存在である事など、サラッととんでもない事を話している。 | | :セプテムの言祝ぎの本名が[[インウィディア]]であると明かされ、更に「七つの丘の一冠」なる存在である事など、サラッととんでもない事を話している。 |
| + | |
| + | ====その他==== |
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| === コハエース === | | === コハエース === |
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| *『Grand Order』第二章に登場する彼女は(ゲームシステム上仕方のないことだが)「ただの人間では戦えば死ぬ」とまで言われるサーヴァント戦に'''生身で参加'''し、'''宝具を使用'''し、'''サーヴァントや魔獣をボコる'''。[[佐々木小次郎|ただの農民でありながら第二魔法級の現象を引き起こす彼]]といい[[ギルガメッシュ|冬木大火災にも耐えられると言われるウルク人]]といいTYPE-MOON世界の昔の人は恐ろしい。 | | *『Grand Order』第二章に登場する彼女は(ゲームシステム上仕方のないことだが)「ただの人間では戦えば死ぬ」とまで言われるサーヴァント戦に'''生身で参加'''し、'''宝具を使用'''し、'''サーヴァントや魔獣をボコる'''。[[佐々木小次郎|ただの農民でありながら第二魔法級の現象を引き起こす彼]]といい[[ギルガメッシュ|冬木大火災にも耐えられると言われるウルク人]]といいTYPE-MOON世界の昔の人は恐ろしい。 |
| **ちなみに、『Grand Order』第二章の舞台は西暦60年であるため、この時の彼女は22~23歳となる。この8年後の68年に自刃して死去することとなる。 | | **ちなみに、『Grand Order』第二章の舞台は西暦60年であるため、この時の彼女は22~23歳となる。この8年後の68年に自刃して死去することとなる。 |
− | **ただし、第二章において度々「生きている人間なのに魔力を感じる」「どことなく様子がおかしい」という旨の言及が度々あったものの、その原因については第二章では明かされておらず、更に、第二章クリア後に解禁される[[マリー・アントワネット|特定のキャラクター]]の個別クエストにおいて登場した際は、生きている人間としてはあり得ないサーヴァント並みの魔力を持っていることにDr.ロマンが驚愕している。生身で戦えていたこと自体が今後の伏線の可能性もある。 | + | **ただし、第二章において度々「生きている人間なのに魔力を感じる」「どことなく様子がおかしい」という旨の言及が度々あったものの、その原因については第二章では明かされておらず、更に、第二章クリア後に解禁される[[マリー・アントワネット]]の幕間の物語において登場した際は、生きている人間としてはあり得ないサーヴァント並みの魔力を持っていることに[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]が驚愕している。生身で戦えていたこと自体が今後の伏線の可能性もある。 |
| ***コミック版『Fate/Grand Order -mortalis:stella-』の第二特異点でも実際にこれについては言及されており、ネロが人間とは思えない力を発揮する際には決まって頭痛を伴う上に目が白黒反転したり言動が傲慢なものになったりと明らかに不自然になっている。[[ビーストⅥ/S|素質]]について考えると杞憂とは言えず、懸念が深まっている。 | | ***コミック版『Fate/Grand Order -mortalis:stella-』の第二特異点でも実際にこれについては言及されており、ネロが人間とは思えない力を発揮する際には決まって頭痛を伴う上に目が白黒反転したり言動が傲慢なものになったりと明らかに不自然になっている。[[ビーストⅥ/S|素質]]について考えると杞憂とは言えず、懸念が深まっている。 |
| **もっとも、それが伏線であったとしてもシナリオ上はローマ皇帝として主人公たちを客将にしている彼女が戦闘時には主人公を'''マスター'''と呼んでしまうため、その点にはどうしても不自然さはある。 | | **もっとも、それが伏線であったとしてもシナリオ上はローマ皇帝として主人公たちを客将にしている彼女が戦闘時には主人公を'''マスター'''と呼んでしまうため、その点にはどうしても不自然さはある。 |
| *期間限定イベント『ネロ祭』では祭りのトリを飾り、同イベント限定の概念礼装「不夜の薔薇」のイラストにもなっている。 | | *期間限定イベント『ネロ祭』では祭りのトリを飾り、同イベント限定の概念礼装「不夜の薔薇」のイラストにもなっている。 |
| **ちなみに祭りのラストで出現する彼女は、ジャンヌ等が持つサーヴァント特攻のスキルが発動しない=こっちも'''生身の人間'''である。 | | **ちなみに祭りのラストで出現する彼女は、ジャンヌ等が持つサーヴァント特攻のスキルが発動しない=こっちも'''生身の人間'''である。 |
− | **ネロ祭開催時(2015年9月)には礼装を飾るサーヴァントは、書籍特典である「旅の始まり」(表紙イラストに載っているシールダー・セイバー・ルーラーの三人ぞろい)のみ。その後は新規鯖である[[オリオン]]なども登場していくことになるのだが、ネロ祭当時は珍しい一枚であった。 | + | **ネロ祭開催時(2015年9月)には、[[概念礼装]]にサーヴァントが登場していたのは書籍特典である「旅の始まり」(表紙イラストに載っているマシュ・アルトリア・ジャンヌの三人ぞろい)のみ。その後は新規鯖である[[オリオン]]なども登場していくことになるのだが、ネロ祭当時は珍しい一枚であった。 |
− | *ドムス・アウレアの一部は現在も残っており、赤セイバーは数いるサーヴァントの中でも数少ない、現実世界で現存する宝具を持ったサーヴァントである。 | + | *ドムス・アウレアの一部は現在も残っているため、ネロは数いるサーヴァントの中でも数少ない、現実世界で現存する宝具を持ったサーヴァントとなる。 |
− | *Fate/EXTRAのドラマCD脚本担当である九条ケント氏によると、語尾に「ぞ」は禁止。つまり断言は「~だぞ」ではなく「~だ」となるそうだ(ただしギャグシーンでは使っても良い)。ドラマCDでも奈須きのこ氏から注意されたとか<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/487213197523300352]</ref>。 | + | *『Fate/EXTRA』のドラマCD脚本担当である九条ケント氏によると、語尾に「ぞ」は禁止。つまり断言は「~だぞ」ではなく「~だ」となるそうだ(ただしギャグシーンでは使っても良い)。ドラマCDでも奈須きのこ氏から注意されたとか<ref group = "出">[https://twitter.com/kujoukent/status/487213197523300352 九条ケント氏 Twitter 2024年7月10日 21:34]</ref>。 |
| *『ANIME Japan2016コラボクエスト』で[[インウィディア]]の事を「七つの丘の一冠」と呼んでいたがどのような意味があるのか、また何故その名をネロが知っていたのかは不明。 | | *『ANIME Japan2016コラボクエスト』で[[インウィディア]]の事を「七つの丘の一冠」と呼んでいたがどのような意味があるのか、また何故その名をネロが知っていたのかは不明。 |
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| :ヨハネ黙示録に書かれていることで有名な「獣の数字(666の数)」は一説によると、「ローマ皇帝ネロのギリシャ語表記をヘブライ文字に置き換え、数値化し、その数を合計したものである」とも言われている。なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。 | | :ヨハネ黙示録に書かれていることで有名な「獣の数字(666の数)」は一説によると、「ローマ皇帝ネロのギリシャ語表記をヘブライ文字に置き換え、数値化し、その数を合計したものである」とも言われている。なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。 |
| :事実作中でも彼女に対して「バビロンの妖婦」「バビロンの大淫婦」「人間だけが持つ業」「堕落の数字を示す獣」などと言われている。 | | :事実作中でも彼女に対して「バビロンの妖婦」「バビロンの大淫婦」「人間だけが持つ業」「堕落の数字を示す獣」などと言われている。 |
− | :またネロに関連する存在として「<ruby><rb>七つの丘</rb><rt>セプテム・モンテス</RT></RUBY>の一角」と称される、[[インウィディア]]と[[アワリティア]]という[[竜種]]たちが期間限定イベントや[[幕間の物語]]で登場しており、[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]は自身でも何故かは分からないがアワリティアの事を知っていた。また、彼らの名前はそれぞれインウィディアという名前はラテン語で「嫉妬」を意味して、アワリティアは「強欲」という意味しており、七つの大罪の名を冠している。ちなみに黙示録の獣は'''七つの頭'''を持っているとされる。 | + | :またネロに関連する存在として「<ruby><rb>七つの丘</rb><rt>セプテム・モンテス</RT></RUBY>の一角」と称される、[[インウィディア]]と[[アワリティア]]という[[竜種]]たちが期間限定イベントやネロの[[幕間の物語]]で登場しており、[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]は自身でも何故かは分からないがアワリティアの事を知っていた。また、彼らの名前はそれぞれインウィディアという名前はラテン語で「嫉妬」を意味していて、アワリティアは「強欲」を意味しており、どちらも七つの大罪の名を冠している。ちなみに黙示録の獣は'''七つの頭'''を持っているとされる。 |
− | :[[幕間の物語]]「幾たび、終幕を迎えても」では亡霊となったネロが登場しており、魔神柱の様な強力な魔力の集合体と化していた。亡霊は消滅の間際に「六番目の」と発言しており、ネロは亡霊の事を「“私”に戻る事のなかった少女」と呼んでいる。『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では黙示録の獣が「'''第六の獣'''」として現界している。 | + | :ネロの幕間の物語「幾たび、終幕を迎えても」では亡霊となったネロが登場しており、魔神柱の様な強力な魔力の集合体と化していた。亡霊は消滅の間際に「六番目の」と発言しており、ネロは亡霊の事を「“私”に戻る事のなかった少女」と呼んでいる。また、『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』では黙示録の獣が「'''第六の獣'''」として現界している。 |
− | :更に水着に着替えたネロが「夏に夢を:A」というスキルが消失し「七つの冠:C」という不穏なスキルも追加されている。七つの冠とは、「黙示録の獣」と呼ばれる七つの頭を持つ「赤い竜」と、十本の角と七つの頭を持つ「獣」が着けているとされる冠である<ref group = "注">分かりづらいが、この二つの怪物をまとめて「黙示録の獣」と呼ぶ。</ref>。この「黙示録の獣」は、キリスト教を迫害したローマを象徴したものとされており、七つの頭はそれぞれローマ皇帝を表しているとされている。そしてネロは特にキリスト教を迫害した皇帝なので、当然この黙示録の獣の頭の内の一つに数えられている存在である。スキルの効果もクラス相性を(防御面のみ)無効化するという[[ビースト]]や[[ソロモン]]に化けていた[[ゲーティア]]を思い起こさせるものとなっている。かつて[[ビースト (Prototype)|ビースト]]を討伐した[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー]]が並行世界をまたにかけて追跡している対の概念を持つビーストのうちの「R」はこの「七つの冠」らしきスキルを保有している模様。何より宝具演出が「海より出現する」黄金劇場ということ。黙示録の獣も海より出現すると言われている。 | + | :更に水着に着替えたネロの場合は「夏に夢を:A」というスキルが消失し、「七つの冠:C」という不穏なスキルも追加されている。七つの冠とは、「黙示録の獣」と呼ばれる七つの頭を持つ「赤い竜」と、十本の角と七つの頭を持つ「獣」が着けているとされる冠である<ref group = "注">分かりづらいが、この二つの怪物をまとめて「黙示録の獣」と呼ぶ。</ref>。この「黙示録の獣」は、キリスト教を迫害したローマを象徴したものとされており、七つの頭はそれぞれローマ皇帝を表しているとされている。そしてネロは特にキリスト教を迫害した皇帝なので、当然この黙示録の獣の頭の内の一つに数えられている存在である。スキルの効果もクラス相性を(防御面のみ)無効化するという[[ビースト]]や[[ソロモン]]に化けていた[[ゲーティア]]を思い起こさせるものとなっている。かつて[[ビースト (Prototype)|ビースト]]を討伐した[[アーサー・ペンドラゴン|アーサー]]が並行世界をまたにかけて追跡している対の概念を持つビーストのうちの「R」はこの「七つの冠」らしきスキルを保有している模様。何より宝具演出が「海より出現する」黄金劇場ということ。黙示録の獣も海より出現すると言われている。 |
− | :一つ一つは小さくとも、こうも積み上げられると小さいものでも怪しさが…。 | + | :一つ一つは小さくとも、こうも積み上げられると小さいものでも怪しさが……。 |
| | | |
| :そして『[[Fate/Grand Order Arcade]]』の第七特異点『[[臨界繁栄都市 バビロン]]』にて、彼女を幼くしたような姿の「[[妖妃ドラコー]]」が[[ビーストⅥ/S]]の幼体として満を持して登場した。 | | :そして『[[Fate/Grand Order Arcade]]』の第七特異点『[[臨界繁栄都市 バビロン]]』にて、彼女を幼くしたような姿の「[[妖妃ドラコー]]」が[[ビーストⅥ/S]]の幼体として満を持して登場した。 |