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| | 声優 = 中田譲治 | | | 声優 = 中田譲治 |
| | 演者 = | | | 演者 = |
− | | 身長 = 220cm<ref group = "注">FGOに実装当初のマテリアルでは身長192cm・体重120kgであったが修正され現在の身長220cm・体重??となった。</ref> | + | | 身長 = 220cm<ref group = "注">実装当初のマテリアルでは「身長192cm・体重120kg」であったが修正され、現在の「身長220cm・体重??」となった。</ref> |
| | 体重 = 不明 | | | 体重 = 不明 |
| | 出典 = 山の老翁 | | | 出典 = 山の老翁 |
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| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
− | | 特技 = 首狩り | + | | 特技 = |
| | 好きな物 = 首 | | | 好きな物 = 首 |
| | 苦手な物 = 怠惰、堕落、劣化 | | | 苦手な物 = 怠惰、堕落、劣化 |
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| | | |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で獅子王率いる円卓に対抗する為の戦力を欲した主人公らに、当代のハサンである[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が引き合わせるという形で姿を現した。 | + | : 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で獅子王率いる円卓に対抗する為の戦力を欲した主人公らに、当代のハサンである[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が引き合わせるという形で姿を現した。 |
| : 自身が課した試練を潜り抜け、力を貸すにふさわしい相手であることを示した主人公に幾つかの助言を与えた上でアトラス院を訪れてこれまでの特異点にも繋がる人理崩壊の根本的な謎や[[聖槍]]の秘密などについての知識を直接手に入れに行くよう助言し、その課題の完遂を条件に決戦の先陣を切ることを約束する。 | | : 自身が課した試練を潜り抜け、力を貸すにふさわしい相手であることを示した主人公に幾つかの助言を与えた上でアトラス院を訪れてこれまでの特異点にも繋がる人理崩壊の根本的な謎や[[聖槍]]の秘密などについての知識を直接手に入れに行くよう助言し、その課題の完遂を条件に決戦の先陣を切ることを約束する。 |
| : 最終盤の聖都攻略戦では交わした約束通り先陣を切り、聖都軍で最も手強い存在である[[ガウェイン]]の足止めを担う。円卓最強である彼を本気の欠片すら見せずに足止めする他、最終的には聖者の数字が発動し能力が3倍近くとなったガウェインすら全く歯牙にもかけず軽くあしらう程の力を見せ、自分の手助けが必要な場面は過ぎ去ったと見ると戦いを中断。敵であるはずのガウェインへ悔いを残さない行動を取るよう忠告を与えつつその場から静かに立ち去る。 | | : 最終盤の聖都攻略戦では交わした約束通り先陣を切り、聖都軍で最も手強い存在である[[ガウェイン]]の足止めを担う。円卓最強である彼を本気の欠片すら見せずに足止めする他、最終的には聖者の数字が発動し能力が3倍近くとなったガウェインすら全く歯牙にもかけず軽くあしらう程の力を見せ、自分の手助けが必要な場面は過ぎ去ったと見ると戦いを中断。敵であるはずのガウェインへ悔いを残さない行動を取るよう忠告を与えつつその場から静かに立ち去る。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX<br>死の淵:EX<br>晩鐘、帰路:EX || 無冠の武芸により、実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「死の淵」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「晩鐘」→「晩鐘、帰路」に変化 | + | | [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>信仰の加護:A+++<br>晩鐘:EX<br>天性の肉体:A→C<br>無冠の武芸:-<br>死の淵:EX<br>晩鐘、帰路:EX || 無冠の武芸により、実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「死の淵」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「晩鐘」→「晩鐘、帰路」に変化。 |
| |} | | |} |
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| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
| : メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。 | | : メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。 |
− | :その後「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装された。 | + | :その後「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装された。 |
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| ; [[Fate/strange Fake]] | | ; [[Fate/strange Fake]] |
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| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ====戦闘==== | | ====戦闘==== |
− | ; 「何処だ?」<br/>「何処だ……」<br/>「何処だ!」 | + | ; 「何処だ?」<br>「何処だ……」<br>「何処だ!」 |
| : アタックカード選択時。屍の山を築く為、“山の翁”は戦場を駆ける。 | | : アタックカード選択時。屍の山を築く為、“山の翁”は戦場を駆ける。 |
| : …しかし渋い声で「何処だ」と言いながら戦っているため「徘徊老人みたいだ」と称されることも。 | | : …しかし渋い声で「何処だ」と言いながら戦っているため「徘徊老人みたいだ」と称されることも。 |
| : [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]『Fate/Grand Order Gutentag Omen』のテキストで「'''徘徊おじいちゃん'''」と書かれていたのはこれのせいかもしれない。 | | : [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]『Fate/Grand Order Gutentag Omen』のテキストで「'''徘徊おじいちゃん'''」と書かれていたのはこれのせいかもしれない。 |
− | ; 「神託は下った……」<br/>「聴くが良い、晩鐘は汝の名を指し示した。告死の羽―――首を断つか! 『<ruby><rb>死告天使</rb><rt>アズライール</rt></ruby>』!」 | + | ; 「神託は下った……」<br>「聴くが良い、晩鐘は汝の名を指し示した。告死の羽―――首を断つか! 『<ruby><rb>死告天使</rb><rt>アズライール</rt></ruby>』!」 |
| : 宝具発動。晩鐘を耳にし、告死の天使の断罪から逃れられる者はいない。 | | : 宝具発動。晩鐘を耳にし、告死の天使の断罪から逃れられる者はいない。 |
| ====マイルーム==== | | ====マイルーム==== |
| ; 「働け。」 | | ; 「働け。」 |
− | : マイルーム会話「会話1」。彼にとって、怠惰は許されざる行為である。 | + | : マイルーム会話1。彼にとって、怠惰は許されざる行為である。 |
| : ちなみに史実のハサン・サッバーハもその勤勉さは記録に残っている程で「'''一年はかかると言われた仕事をわずか40日で終わらせた'''」という逸話が存在する。 | | : ちなみに史実のハサン・サッバーハもその勤勉さは記録に残っている程で「'''一年はかかると言われた仕事をわずか40日で終わらせた'''」という逸話が存在する。 |
| ; 「嫌悪するもの──怠惰、堕落、劣化なり。」 | | ; 「嫌悪するもの──怠惰、堕落、劣化なり。」 |
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| ** 余談だが[[荒耶宗蓮]]と[[言峰綺礼]]、そして“山の翁”と、TYPE-MOONにおいて'''「世界三大宗教」に関わる人物を演じる'''という快挙を成し遂げたのであった。 | | ** 余談だが[[荒耶宗蓮]]と[[言峰綺礼]]、そして“山の翁”と、TYPE-MOONにおいて'''「世界三大宗教」に関わる人物を演じる'''という快挙を成し遂げたのであった。 |
| ** また、これまでの中田譲治氏演じたTYPE-MOON作品のキャラは中ボスだったり、ラスボスだったりとギャグ作品を除いては主人公とは敵対する人物が中心だったが、本作では初めて最初から味方として共闘するキャラとなった。 | | ** また、これまでの中田譲治氏演じたTYPE-MOON作品のキャラは中ボスだったり、ラスボスだったりとギャグ作品を除いては主人公とは敵対する人物が中心だったが、本作では初めて最初から味方として共闘するキャラとなった。 |
− | *『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。'' | + | *『Grand Order』のバレンタインシナリオでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。'' |
| **なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。 | | **なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。 |
− | * 『Grand Order』開発初期では「誰でもよいのでハサンを百体合成すると召喚できる」という特殊召喚枠のSSRサーヴァントとして考えられていたが、あえなく没となった。<ref group = "出">「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.33</ref> | + | * 『Grand Order』開発初期では「誰でもよいのでハサンを百体合成すると召喚できる」という特殊召喚枠のSSRサーヴァントとして考えられていたが、あえなく没となった<ref group = "出">「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.33</ref>。 |
| ** 恐らく「ガチャで出てくるキャラを何体か集めるとレアキャラが貰える」という仕組みがいわゆるコンプガチャに該当するため、景品表示法に違反してしまうと判断されたと思われる。 | | ** 恐らく「ガチャで出てくるキャラを何体か集めるとレアキャラが貰える」という仕組みがいわゆるコンプガチャに該当するため、景品表示法に違反してしまうと判断されたと思われる。 |
| *[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕]]には、「彼の若い頃の姿なのでは?」と言う考察があった。詳細はあちらのページを参照。 | | *[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕]]には、「彼の若い頃の姿なのでは?」と言う考察があった。詳細はあちらのページを参照。 |
− | **『strange Fake』8巻で明かされた過去で「暗殺教団と縁もゆかりもなかった存在が廟に迷い込み、彼の剣を受けることでハサンになると同時に生死の狭間の翁の影のような存在になった」と明かされた。 | + | **『strange Fake』8巻で明かされた幽弋のハサンの過去で「暗殺教団と縁もゆかりもなかった存在が廟に迷い込み、“山の翁”の剣を受けることでハサンになると同時に生死の狭間の翁の影のような存在になった」と明かされた。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
| ;黙示録の四騎士 | | ;黙示録の四騎士 |
− | :『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には[[ペイルライダー|<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士]]が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。 | + | :『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。 |
| + | :第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。 |
| + | :第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。 |
| + | :第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。 |
| + | :第四の封印が解かれた時には[[ペイルライダー|<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士]]が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。 |
| + | :四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |