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| | 性別 = 女性<ref group="注">ただし、出自ゆえかマテリアルの性別は無表記。</ref> | | | 性別 = 女性<ref group="注">ただし、出自ゆえかマテリアルの性別は無表記。</ref> |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
− | | 一人称 = オレ<br>私<ref group = "注" name="過去に立ち返った際">過去に立ち返った際</ref> | + | | 一人称 = オレ<br>私<ref group = "注" name="過去に立ち返った際">ごく稀に過去に立ち返った際。</ref> |
| | 二人称 = おまえ<br>テメエ<br>あなた<ref group = "注" name="過去に立ち返った際" /> | | | 二人称 = おまえ<br>テメエ<br>あなた<ref group = "注" name="過去に立ち返った際" /> |
| | 三人称 = あいつ<br>奴<br>彼/彼女<ref group = "注" name="過去に立ち返った際" /> | | | 三人称 = あいつ<br>奴<br>彼/彼女<ref group = "注" name="過去に立ち返った際" /> |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
| :Lostbelt No.1『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』で[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]が従える3騎の神霊サーヴァントの1騎として登場。キリシュタリアの命によって、ロシアに飛び、[[カドック・ゼムルプス]]の動向を探る、及び各異聞帯の査察に行く。空想樹を根付かせていない異聞帯の状況を問題視するも、勝利を捨てていないカドックの気概を買い、異常無しと報告することを約束して異聞帯を去った。 | | :Lostbelt No.1『[[永久凍土帝国 アナスタシア]]』で[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]が従える3騎の神霊サーヴァントの1騎として登場。キリシュタリアの命によって、ロシアに飛び、[[カドック・ゼムルプス]]の動向を探る、及び各異聞帯の査察に行く。空想樹を根付かせていない異聞帯の状況を問題視するも、勝利を捨てていないカドックの気概を買い、異常無しと報告することを約束して異聞帯を去った。 |
− | :Lostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』でも登場し、[[スカサハ=スカディ]]の原初のルーンによって拘束された[[主人公 (Grand Order)]]を殺そうとしたが、[[ナポレオン]]の砲撃で妨害され、獲物を切り替えるが[[スルト|オフェリアのサーヴァント]]によって阻まれその事情を大体察し、台無しにするのは野暮という事で手を引き、北欧異聞帯の王とカルデアに向けた記録映像の伝言を渡した。 | + | :Lostbelt No.2『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』でも登場し、[[スカサハ=スカディ]]の原初のルーンによって拘束された[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を殺そうとしたが、[[ナポレオン]]の砲撃で妨害され、獲物を切り替えるが[[スルト|オフェリアのサーヴァント]]によって阻まれその事情を大体察し、台無しにするのは野暮という事で手を引き、北欧異聞帯の王とカルデアに向けた記録映像の伝言を渡した。 |
| :その後はスルトの復活を見届け、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]と対話した後に北欧異聞帯から離脱し、神殿へと帰還した。 | | :その後はスルトの復活を見届け、[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]と対話した後に北欧異聞帯から離脱し、神殿へと帰還した。 |
| :Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』ではカルデア一行と汎人類史側のサーヴァントたちと衝突するが、一行が[[フランシス・ドレイク]]から託されていた[[ポセイドン]]のコアの破片によって海神の加護を破られ敗北。さらには同陣営の[[ディオスクロイ]]に粛清され海に沈められるが、キリシュタリアの[[令呪]]で救われオリュンポスに流れ着く。 | | :Lostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』ではカルデア一行と汎人類史側のサーヴァントたちと衝突するが、一行が[[フランシス・ドレイク]]から託されていた[[ポセイドン]]のコアの破片によって海神の加護を破られ敗北。さらには同陣営の[[ディオスクロイ]]に粛清され海に沈められるが、キリシュタリアの[[令呪]]で救われオリュンポスに流れ着く。 |
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| :正々堂々、一騎打ちの末に勝利した人間の誓いを反故にはしない。神々の様に、その場の都合で前言を撤回したりもしない。 | | :正々堂々、一騎打ちの末に勝利した人間の誓いを反故にはしない。神々の様に、その場の都合で前言を撤回したりもしない。 |
| :失言をしたと認識した際には、反省はしないが言った言葉は訂正する。それを見た[[宮本武蔵]]には「根が真面目」と評された。 | | :失言をしたと認識した際には、反省はしないが言った言葉は訂正する。それを見た[[宮本武蔵]]には「根が真面目」と評された。 |
− | :王殺しが好きで、[[イヴァン雷帝|ロシアの王]]を殺した[[主人公 (Grand Order)]]を「趣味が合うから」という理由で殺そうとした。 | + | :王殺しが好きで、[[イヴァン雷帝|ロシアの王]]を殺した主人公を「趣味が合うから」という理由で殺そうとした。 |
| :[[オフェリア・ファムルソローネ]]のような女性が一番嫌いなため当たりが強く、視認されることも喋りかけられることすらも嫌悪する。敵意を敵意で返せる者はそこまで嫌いではない。 | | :[[オフェリア・ファムルソローネ]]のような女性が一番嫌いなため当たりが強く、視認されることも喋りかけられることすらも嫌悪する。敵意を敵意で返せる者はそこまで嫌いではない。 |
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| | rowspan="2"|[[ランサー]] || [[キリシュタリア・ヴォーダイム]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || style="text-align:left"| | | | rowspan="2"|[[ランサー]] || [[キリシュタリア・ヴォーダイム]] || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || ? || style="text-align:left"| |
| |- | | |- |
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || A || B+ || A || D || B || C || 対魔力:C<br />狂化:EX<br />海神の神核:B || 怪力:B+<br />略奪の鉾:B<br />簒奪の鉾:A<br />海神の偏愛:A || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「略奪の鉾」→「簒奪の鉾」に変化。 | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || A || B+ || A || D || B || C || 対魔力:C<br>狂化:EX<br>海神の神核:B || 怪力:B+<br>略奪の鉾:B<br>海神の偏愛:A<br>簒奪の鉾:A || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「略奪の鉾」→「簒奪の鉾」に変化。 |
| |} | | |} |
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| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ;飛翔せよ、わが金色の大翼(ラピタイ・カイネウス) | | ;飛翔せよ、わが金色の大翼(ラピタイ・カイネウス) |
− | :ランク:A<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:100人 | + | :ランク:A<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~50<br>最大捕捉:100人 |
| :己が存在そのものを宝具として昇華させた対軍宝具。 | | :己が存在そのものを宝具として昇華させた対軍宝具。 |
| :死の折に姿を変えたという「黄金の翼を持つ鳥」への変身を果たし、飛翔しながら突撃することで敵陣にダメージを与える。 | | :死の折に姿を変えたという「黄金の翼を持つ鳥」への変身を果たし、飛翔しながら突撃することで敵陣にダメージを与える。 |
| :『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&クリティカル威力をアップ(3ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。 | | :『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&クリティカル威力をアップ(3ターン)+敵全体に強力な攻撃[Lv]」という効果のBuster宝具。 |
| ;海神の偏愛(ネプチューン・ブレッシング) | | ;海神の偏愛(ネプチューン・ブレッシング) |
− | :ランク:B<br>種別:対人宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人 | + | :ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:0<br>最大捕捉:1人 |
| :海神ポセイドンから与えられた加護と祝福による常時発動型の宝具。不死性をともなう絶対防御。概念防御。 | | :海神ポセイドンから与えられた加護と祝福による常時発動型の宝具。不死性をともなう絶対防御。概念防御。 |
| :刃をものともせず、切られても突かれても傷付かない不死身の体。 | | :刃をものともせず、切られても突かれても傷付かない不死身の体。 |
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| :『Fate/Grand Order』ではスキルとして表現されている。 | | :『Fate/Grand Order』ではスキルとして表現されている。 |
| ;海の神、荒れ狂う大海嘯(ポセイドン・メイルシュトローム) | | ;海の神、荒れ狂う大海嘯(ポセイドン・メイルシュトローム) |
− | :ランク:EX<br />種別:対城/対海宝具<br />レンジ:1~70<br />最大捕捉:600人 | + | :ランク:EX<br>種別:対城/対海宝具<br>レンジ:1~70<br>最大捕捉:600人 |
| :地上であろうと空中であろうと区別なく、超質量の大海流によって対象を粉砕する。 | | :地上であろうと空中であろうと区別なく、超質量の大海流によって対象を粉砕する。 |
| :ただでさえ強力な攻撃宝具だが、水上や水中、大量の水が近くに存在するシチュエーションであれば、攻撃威力が更に増加する。 | | :ただでさえ強力な攻撃宝具だが、水上や水中、大量の水が近くに存在するシチュエーションであれば、攻撃威力が更に増加する。 |
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| | | |
| ==真名:カイニス== | | ==真名:カイニス== |
− | :カイニス。猛々しきアルゴナウタイが一員、海に愛されたる者、無双の力を以て神と傲った僭主。海に穢されたもの。 | + | :猛々しき[[アルゴナウタイ]]が一員、海に愛されたる者、無双の力を以て神と傲った僭主。海に穢されたもの。 |
| :生前の、男性としての名前はカイネウス。カイニスは元の(女性としての)名前である。 | | :生前の、男性としての名前はカイネウス。カイニスは元の(女性としての)名前である。 |
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| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
− | :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』で登場、Lostbelt No.5『星間都市山脈 オリュンポス』開始に伴い実装。 | + | :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』で登場し、後のLostbelt No.5『星間都市山脈 オリュンポス』開幕に伴い実装。 |
− | :ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、Lostbelt No.5クリア後に追加される。 | + | :ストーリー召喚限定サーヴァントであり、オリュンポスクリア後に追加される。 |
| | | |
| ===Fate関連作品=== | | ===Fate関連作品=== |
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| :当初は城内で暴れるつもりはあれど敵対するつもりは無かったが、'''「海に穢された」'''と特大の地雷を踏まれた為に殺意を向ける事になった。 | | :当初は城内で暴れるつもりはあれど敵対するつもりは無かったが、'''「海に穢された」'''と特大の地雷を踏まれた為に殺意を向ける事になった。 |
| ;[[宮本武蔵]] | | ;[[宮本武蔵]] |
− | :武蔵からのスキンシップに対してややうっとおしそうにしているが、同じレベルのろくでなし同士息が合うようで戦いにおいてもかなり相性が良い模様。 | + | :彼女からのスキンシップに対してややうっとおしそうにしているが、同じレベルのろくでなし同士息が合うようで戦いにおいてもかなり相性が良い模様。 |
| :「おしゃべりで、能天気で、ふざけた奴だった」と評している一方で「いっぱしの英霊だった」と称賛している。 | | :「おしゃべりで、能天気で、ふざけた奴だった」と評している一方で「いっぱしの英霊だった」と称賛している。 |
| : ただし実際には、自身が死にかねないような苦境も楽しむような、ガチの戦闘狂の側面に軽く引いてもいる。 | | : ただし実際には、自身が死にかねないような苦境も楽しむような、ガチの戦闘狂の側面に軽く引いてもいる。 |
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| :一国の王のわりに卑屈すぎる点が気に障るようで、自分の肉体が女性であることも気にせずシミュレータに引きずっていこうとしていた。 | | :一国の王のわりに卑屈すぎる点が気に障るようで、自分の肉体が女性であることも気にせずシミュレータに引きずっていこうとしていた。 |
| ;[[マルタ]] | | ;[[マルタ]] |
− | :いろいろとうるさいから苦手な相手。顔を見ると逃げる。『[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]』ではモードレッドと共に彼女に追いかけられていた。 | + | :いろいろとうるさいから苦手な相手。顔を見ると逃げる。『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』ではモードレッドと共に彼女に追いかけられていた。 |
| ;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] | | ;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] |
| :自分の美意識に基づいて肉体を女性にした点について、理解の埒外だったのかドン引きしている。 | | :自分の美意識に基づいて肉体を女性にした点について、理解の埒外だったのかドン引きしている。 |
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| :大西洋異聞帯では彼によって命を救われ、その後の命がけの説得とクロワッサンでカルデアに味方することを決定した。 | | :大西洋異聞帯では彼によって命を救われ、その後の命がけの説得とクロワッサンでカルデアに味方することを決定した。 |
| :その時の事とキリシュタリアの事を覚えていたためか、バレンタインイベントでは彼からクロワッサンの作り方を教えてもらったようで、チョコレートのお返しとしてプレゼントしてくれる。 | | :その時の事とキリシュタリアの事を覚えていたためか、バレンタインイベントでは彼からクロワッサンの作り方を教えてもらったようで、チョコレートのお返しとしてプレゼントしてくれる。 |
− | :また、自身の幕間の物語では、明言していないが「キリシュタリアにとって人生の転機になったパン」を作ろうと悪戦苦闘し、彼に協力してもらうことになった<ref group="注">当然ながら自分で食べたわけでもないしキリシュタリアの夢を垣間見ただけなので雲を掴むような話であり、料理には一家言あるゴルドルフをして'''「スーパーカルナなしでアルジュナと戦ったり、ロムルス=クィリヌスなしでゼウスと戦うようなもの」'''という壮絶な作業になった。そしてイメージの表現なのか、相当に弱体化しているものの'''比喩ではなく本当にその条件で戦闘をさせられる。'''</ref>。 | + | :また、自身の[[幕間の物語]]「垣間見えた過去、その欠片を」では、明言していないが「キリシュタリアにとって人生の転機になったパン」を作ろうと悪戦苦闘し、彼に協力してもらうことになった<ref group="注">当然ながら自分で食べたわけでもないしキリシュタリアの夢を垣間見ただけなので雲を掴むような話であり、料理には一家言あるゴルドルフをして'''「[[カルナ|スーパーカルナ]]なしで[[アルジュナ〔オルタ〕|アルジュナ]]と戦ったり、[[ロムルス=クィリヌス]]なしで[[ゼウス]]と戦うようなもの」'''という壮絶な作業になった。そしてイメージの表現なのか、相当に弱体化しているものの'''比喩ではなく本当にその条件で戦闘をさせられる。'''</ref>。 |
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| === 生前 === | | === 生前 === |
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| ;[[ディオスクロイ]] | | ;[[ディオスクロイ]] |
| :アルゴー号のクルーとして共に行動していた。 | | :アルゴー号のクルーとして共に行動していた。 |
− | :第2部5章では、主人公一行に敗北した後に異聞帯側の彼等に「不要な存在」、「あなたはポセイドンに愛されただけ」と貶された末に重傷を負わされた。 | + | :第2部第5章『神代巨神海洋 アトランティス』では、主人公一行に敗北した後に異聞帯側の彼等に「不要な存在」、「あなたはポセイドンに愛されただけ」と貶された末に重傷を負わされた。 |
| ;[[ヘラクレス]] | | ;[[ヘラクレス]] |
| :アルゴー号のクルーとして共に行動していた。 | | :アルゴー号のクルーとして共に行動していた。 |
− | :第2部5章ではイアソンを煽る口実に使っているが不仲ではないようで、カルデアでは彼がバーサーカーの霊基で召喚された事に「随分とまた……」と零しつつも親し気な態度を見せている。 | + | :第2部第5章『神代巨神海洋 アトランティス』ではイアソンを煽る口実に使っているが不仲ではないようで、カルデアでは彼がバーサーカーの霊基で召喚された事に「随分とまた……」と零しつつも親し気な態度を見せている。 |
| :余談だが、伝承ではカイニスの兄弟であるポリュペモスはヘラクレスと親しく、ヒュラスを探す彼に最後まで付き合い共に置き去りにされたことで知られる。 | | :余談だが、伝承ではカイニスの兄弟であるポリュペモスはヘラクレスと親しく、ヒュラスを探す彼に最後まで付き合い共に置き去りにされたことで知られる。 |
| ;アルゴー号の船員たち | | ;アルゴー号の船員たち |
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| ====マイルーム==== | | ====マイルーム==== |
| ;「カイニスだ。真名カイニス、神霊だ。<br> …………チッ。何がカイニスだ。ふざけやがって」 | | ;「カイニスだ。真名カイニス、神霊だ。<br> …………チッ。何がカイニスだ。ふざけやがって」 |
− | :2部5章後半未クリア時の召喚ボイス。性格や能力が「カイネウス」としてのものであるからか、真名が「カイニス」として霊基に刻まれていることに不満がある模様。 | + | :召喚時。性格や能力が「カイネウス」としてのものであるからか、真名が「カイニス」として霊基に刻まれていることに不満がある模様。 |
| ;「真名カイニス、神霊だ。<br> ランサーってやつらしい。宜しくな。<br> ……ん。なんだよ、テメェか!<br> ハハ。なんだよ、やっぱりオレが必要かぁ?」 | | ;「真名カイニス、神霊だ。<br> ランサーってやつらしい。宜しくな。<br> ……ん。なんだよ、テメェか!<br> ハハ。なんだよ、やっぱりオレが必要かぁ?」 |
− | :2部5章後半クリア後の召喚ボイス。2部での記憶を保持しており、こちらに気づくや否や声色を変える。2部においては敵として現れ、共闘することはあれど最終的には[[キリシュタリア・ヴォーダイム|自身のマスター]]と共にカルデアと死闘を繰り広げた末消滅したが、[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]に召喚されたことには満更でもない様子。 | + | :召喚時(第2部第5章『星間都市山脈 オリュンポス』クリア後)。第2部での記憶を保持しており、こちらに気づくや否や声色を変える。 |
| + | :第2部においては敵として現れ、共闘することはあれど最終的には[[キリシュタリア・ヴォーダイム|自身のマスター]]と共にカルデアと死闘を繰り広げた末消滅したが、[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]に召喚されたことには満更でもない様子。 |
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− | ;「ポセイドンの話? しねえよ。何であのクソの話なんぞ……あん? 加護やトライデントを貰うぐらいだからよほどの関係があるんだろうって?<br/> ハハハハハハ!<br/> ───殺すぞ? それ以上何も言うな。殺すぞ」 | + | ;「ポセイドンの話? しねえよ。何であのクソの話なんぞ……あん? 加護やトライデントを貰うぐらいだからよほどの関係があるんだろうって?<br> ハハハハハハ!<br> ───殺すぞ? それ以上何も言うな。殺すぞ」 |
− | :絆レベル3での発言。 | + | :マイルーム会話「絆Lv3」。 |
| :やはり彼にとってはポセイドンとの関係は口にするのも嫌なようである。そして主人公が珍しく地雷を踏みかかっている。 | | :やはり彼にとってはポセイドンとの関係は口にするのも嫌なようである。そして主人公が珍しく地雷を踏みかかっている。 |
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− | ;「私……海を見るのが好きだったんです。ずっと昔は。<br/> でも、ある日、海辺で……いいえ、何でもありません。<br/> 私は、テッサリアの女、カイニスはきっとあの日に死んで、時に僭主、時に英雄の一人として語られるカイネウスが生まれたのでしょうね。<br/> なのに、こんな風にカイニスの名で現界してしまったのは、何故、なのか……」 | + | ;「私……海を見るのが好きだったんです。ずっと昔は。<br> でも、ある日、海辺で……いいえ、何でもありません。<br> 私は、テッサリアの女、カイニスはきっとあの日に死んで、時に僭主、時に英雄の一人として語られるカイネウスが生まれたのでしょうね。<br> なのに、こんな風にカイニスの名で現界してしまったのは、何故、なのか……」 |
− | :絆レベル4での発言。 | + | :マイルーム会話「絆Lv4」。 |
| :それまでの粗野な口調からは一転、乙女のような態度に豹変している。これが「カイニス」の素なのだろうか。 | | :それまでの粗野な口調からは一転、乙女のような態度に豹変している。これが「カイニス」の素なのだろうか。 |
| | | |
− | ;「は? 女っぽかった? オレが? なんかの間違いだろ? ハハハ! 面白いこと言うじゃねえの、あんた。<br/> ───もう一回言えよ。唇開く前に首刎ねてやんよ。<br/> ……ん? 冗談じゃねえのか。そっか、ならそりゃあ、カイニスの名残かなんかだろうな。<br/> いや、オレも今は真名カイニスだけどな、やれやれ、面倒なもんだぜ、ほんと。<br/> ……なんだその顔、おい、おいテメェ、詮索も想像も勝手にすりゃあいいが、同情だけはしてくれるなよ、マスター。<br/> 身内にそんなことされたら、……うっかり殺しちまうからさ」 | + | ;「は? 女っぽかった? オレが? なんかの間違いだろ? ハハハ! 面白いこと言うじゃねえの、あんた。<br> ───もう一回言えよ。唇開く前に首刎ねてやんよ。<br> ……ん? 冗談じゃねえのか。そっか、ならそりゃあ、カイニスの名残かなんかだろうな。<br> いや、オレも今は真名カイニスだけどな、やれやれ、面倒なもんだぜ、ほんと。<br> ……なんだその顔、おい、おいテメェ、詮索も想像も勝手にすりゃあいいが、同情だけはしてくれるなよ、マスター。<br> 身内にそんなことされたら、……うっかり殺しちまうからさ」 |
− | :絆レベル5での発言。 | + | :マイルーム会話「絆Lv5」。 |
| :上記の絆レベル4を踏まえた内容になっている。カイニス的には「カイニス」を見られることよりも、普通に女扱いされる方が地雷なようである。 | | :上記の絆レベル4を踏まえた内容になっている。カイニス的には「カイニス」を見られることよりも、普通に女扱いされる方が地雷なようである。 |
| | | |
| ====本編==== | | ====本編==== |
| ;「あ? なんだよマスター。このカイニス様に小間使いをさせる気か?」 | | ;「あ? なんだよマスター。このカイニス様に小間使いをさせる気か?」 |
− | :ロシア異聞帯の序章にて、カドックの動向を探るべくロシアへの出立をキリシュタリアに命じられての第一声の返答。 | + | :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』にて、カドックの動向を探るべくロシアへの出立をキリシュタリアに命じられての第一声の返答。 |
| :自分で自分に様付けしており、以降の言動もだいたいこんな感じである。 | | :自分で自分に様付けしており、以降の言動もだいたいこんな感じである。 |
− | ;「……愚かな。クリプターと言っても奴とは随分と異なるな。女を捨てられぬ、哀れな者め。<br/> 炎の中で、ひび割れた油壷を持ち続けてどうする。乙女が波に素足を晒すが如き愚かさだ。」 | + | ;「……愚かな。クリプターと言っても奴とは随分と異なるな。女を捨てられぬ、哀れな者め。<br> 炎の中で、ひび割れた油壷を持ち続けてどうする。乙女が波に素足を晒すが如き愚かさだ。」 |
− | :北欧異聞帯にて、空想樹を目指すスルトを止められず、半ば強制的についていく羽目になったオフェリアを遠目に見ながら。 | + | :Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』にて、空想樹を目指すスルトを止められず、半ば強制的についていく羽目になったオフェリアを遠目に見ながら。 |
| :この例えは、女性だった頃に波打ち際を歩いてポセイドンに見初められた自分の過去を振り返っての切実な意見であろうか。 | | :この例えは、女性だった頃に波打ち際を歩いてポセイドンに見初められた自分の過去を振り返っての切実な意見であろうか。 |
| ;「クソ、目が見えねぇ……どうなってやがる……まさか、消えるのか、オレが……?」 | | ;「クソ、目が見えねぇ……どうなってやがる……まさか、消えるのか、オレが……?」 |
| ;「汎人類史の破滅を見る前に、オレが……?」 | | ;「汎人類史の破滅を見る前に、オレが……?」 |
− | ;「―――イヤだ。消えるのは、イヤだ。いま消えるのは、イヤだ……!」 | + | ;「───イヤだ。消えるのは、イヤだ。いま消えるのは、イヤだ……!」 |
− | ;「助けろ。誰か助けろ、オレを助けろ……!オレにはまだ、返すべき借りが―――!」 | + | ;「助けろ。誰か助けろ、オレを助けろ……!オレにはまだ、返すべき借りが───!」 |
− | :2部5章アトランティスにて、カイニスの弱点を見抜いたカルデア一行に追い詰められた際の独白。 | + | :Lostbelt No.5『神代巨神海洋 アトランティス』にて、カイニスの弱点を見抜いたカルデア一行に追い詰められた際の独白。 |
| :一見すると命乞いとも取れるが、その実、「彼を助けるためにまだ死ぬわけにはいかない」という、必死の叫びであった。 | | :一見すると命乞いとも取れるが、その実、「彼を助けるためにまだ死ぬわけにはいかない」という、必死の叫びであった。 |
− | ;「おいおい。その理屈じゃあ、イアソンのヤツも大した野郎ってことになるが――……。……ま、あれはあれで大した男だったか」 | + | ;「おいおい。その理屈じゃあ、イアソンのヤツも大した野郎ってことになるが──……。……ま、あれはあれで大した男だったか」 |
− | :さして強くないにも拘らず自分達に迷わず同行できる主人公を「大したものじゃないかしら?」と称する宮本武蔵に放った台詞。前章では散々イアソンを煽っていたカイニスだが、やはり根本の部分では他のアルゴノーツ同様彼を評価していたらしい。 | + | :Lostbelt No.5『星間都市山脈 オリュンポス』においての台詞。 |
− | ;「最後にオレの名を覚えていけ。<br>オレを辱めたポセイドンに罪を償わせ、その代償に神の座をいただき――――<br>殺戮と暴虐、怒りと驕りに身をやつした愚かな王。だが―――<br>この場においては、我が主との契約に全てを捧げよう!<br>我が名はカイニス、神霊カイニス!<br>キリシュタリア・ヴォーダイムが頼りにした、ただ<ruby>一騎<rb></rb><rt>ひとり</rt></ruby>のサーヴァントだ!」 | + | :さして強くないにも拘らず自分達に迷わず同行できる主人公を「大したものじゃないかしら?」と称する宮本武蔵に言い放った。前章の『神代巨神海洋 アトランティス』では散々イアソンを煽っていたカイニスだが、やはり根本の部分では他のアルゴノーツ同様彼を評価していたらしい。 |
− | :ギリシャ異聞帯での最後の戦い。全てが終わりを告げ、戦う意味がなくなっても、彼は槍を掲げ、己が名を謳う。怒りでもなく、我欲でもなく、ただ、「彼」との信頼、その証を示すために。 | + | ;「最後にオレの名を覚えていけ。<br> オレを辱めたポセイドンに罪を償わせ、その代償に神の座をいただき────<br> 殺戮と暴虐、怒りと驕りに身をやつした愚かな王。だが───<br> この場においては、我が主との契約に全てを捧げよう!<br> 我が名はカイニス、神霊カイニス!<br> キリシュタリア・ヴォーダイムが頼りにした、ただ<ruby>一騎<rb></rb><rt>ひとり</rt></ruby>のサーヴァントだ!」 |
| + | :同上、ギリシャ異聞帯での最後の戦い。全てが終わりを告げ、戦う意味がなくなっても、彼は槍を掲げ、己が名を謳う。怒りでもなく、我欲でもなく、ただ、「彼」との信頼、その証を示すために。 |
| | | |
| ==メモ== | | ==メモ== |
− | *2018年3月17日に「俺は―――神霊だぁぁぁぁっ!」と<del>どや顔で叫んでそうな</del>叫ぶ彼のCMが公開されたが、3週間足らず後に実装されたLostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』にて真名を明かした形で登場した。 | + | *2018年3月17日に「俺は───神霊だぁぁぁぁっ!」と<del>どや顔で叫んでそうな</del>叫ぶ彼のCMが公開されたが、3週間足らず後に実装されたLostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』にて真名を明かした形で登場した。 |
| *ギリシャ神話の伝承では元々は女性であったが、ポセイドンに強姦され、その埋め合わせとして「二度とこんな目に遭わないように男性になりたい」という願いを叶えてもらったとされている。 | | *ギリシャ神話の伝承では元々は女性であったが、ポセイドンに強姦され、その埋め合わせとして「二度とこんな目に遭わないように男性になりたい」という願いを叶えてもらったとされている。 |
| **この伝承を踏まえてか、性別がどうなっているのかは明言されていない。首から下は明らかに女性のものであるが、顔立ちは男性的であり、何より一人称が「俺」な上にアナスタシアにかけた言葉からすると、性自認も男性である可能性が高い。 | | **この伝承を踏まえてか、性別がどうなっているのかは明言されていない。首から下は明らかに女性のものであるが、顔立ちは男性的であり、何より一人称が「俺」な上にアナスタシアにかけた言葉からすると、性自認も男性である可能性が高い。 |
| ***実際、「男性の人格が女性時代の肉体に入っている」ことが実装された際に明らかになった。また、女性だった際の人格も肉体に残っており、マイルームでは時折それを見せることもある。 | | ***実際、「男性の人格が女性時代の肉体に入っている」ことが実装された際に明らかになった。また、女性だった際の人格も肉体に残っており、マイルームでは時折それを見せることもある。 |
| ****このためか、性別不明枠ではあるがバレンタインイベントでチョコレートは「男性として贈ってお返しを貰う」ことしかできない。 | | ****このためか、性別不明枠ではあるがバレンタインイベントでチョコレートは「男性として贈ってお返しを貰う」ことしかできない。 |
− | *実は立ち絵イラスト自体は2015年に納品されていたので、FGOサービス初期から温めていたサーヴァントでもある。<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202004.html 竹箒日記 2020/4/16 ]</ref> | + | *実は立ち絵イラスト自体は2015年に納品されていたので、FGOサービス初期から温めていたサーヴァントでもある<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202004.html 竹箒日記 2020/4/16]</ref>。 |
| *頭についている耳は当初はポセイドン由来の馬耳かと思われていたが、後にウサギの耳であることが判明した。伝承にある肉体変異の逸話が暴発した結果生えてしまったようである。 | | *頭についている耳は当初はポセイドン由来の馬耳かと思われていたが、後にウサギの耳であることが判明した。伝承にある肉体変異の逸話が暴発した結果生えてしまったようである。 |
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| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |
| *[[サーヴァント]] | | *[[サーヴァント]] |
− | * [[アルゴナウタイ]] | + | *[[アルゴナウタイ]] |
| *[[神霊]] | | *[[神霊]] |
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