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| : 勝利を名に冠する光の剣。王を選定する岩の剣の二振り目。現代において最も有名な聖剣。人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される。人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」<ref group = "出" name="『Fate/side material』p.76">「Fate用語辞典-約束された勝利の剣」『Fate/side material』p.76。</ref>。妖精「湖の乙女」の手で管理されたが、魔術師マーリンを仲介人にしてアーサー王に預かれた<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.23" >「アルトリア・ペンドラゴン」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.23。</ref>。アーサー王のシンボルとしてはあまりに有名であるため、普段は「風王結界」で覆い隠しながら戦っている<ref group = "出" name="『Fate/side material』p.76"/>。風王結界を解除した状態では通常の剣として使った際の威力も高く、風王結界をまとった状態を80〜90だとしたら、風王結界を解除した黄金バージョンのは1000ぐらい。纏う光には人々の想いが込められているという。 | | : 勝利を名に冠する光の剣。王を選定する岩の剣の二振り目。現代において最も有名な聖剣。人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される。人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」<ref group = "出" name="『Fate/side material』p.76">「Fate用語辞典-約束された勝利の剣」『Fate/side material』p.76。</ref>。妖精「湖の乙女」の手で管理されたが、魔術師マーリンを仲介人にしてアーサー王に預かれた<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.23" >「アルトリア・ペンドラゴン」『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.23。</ref>。アーサー王のシンボルとしてはあまりに有名であるため、普段は「風王結界」で覆い隠しながら戦っている<ref group = "出" name="『Fate/side material』p.76"/>。風王結界を解除した状態では通常の剣として使った際の威力も高く、風王結界をまとった状態を80〜90だとしたら、風王結界を解除した黄金バージョンのは1000ぐらい。纏う光には人々の想いが込められているという。 |
| : 神霊レベルの魔術行使を可能とする聖剣であり、所有者の魔力を“光”に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、振り下ろした剣の先端から光の断層による「究極の斬撃」として放つ。その膨大な魔力は攻撃判定をもつ光の斬撃の先端から高熱を発生させるため、結果的に光の帯ないし地上をなぎ払う光の波に取られる。言うならば指向性のエネルギー兵器であり、その様は『騎英の手綱』が白い彗星ならばこちらは黄金のフレア、とも称される。当然ながら魔力消費が激しく、連発することはできない。その膨大なエネルギーを正しく放つには両手での振り抜きが必要とされる。威力・攻撃範囲ともに大きい為、第四次聖杯戦争時に切嗣が大型客船を緩衝材として使ったり、第五次でビルの屋上から空へ向けて放ったりと、常に周囲への配慮を必要とする。威力に比例して扱いが難しい部分もあるが、出力は多少ならば調整可能であり、抑えた場合宝具の起動まで一秒未満に短縮することも出来る。 | | : 神霊レベルの魔術行使を可能とする聖剣であり、所有者の魔力を“光”に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、振り下ろした剣の先端から光の断層による「究極の斬撃」として放つ。その膨大な魔力は攻撃判定をもつ光の斬撃の先端から高熱を発生させるため、結果的に光の帯ないし地上をなぎ払う光の波に取られる。言うならば指向性のエネルギー兵器であり、その様は『騎英の手綱』が白い彗星ならばこちらは黄金のフレア、とも称される。当然ながら魔力消費が激しく、連発することはできない。その膨大なエネルギーを正しく放つには両手での振り抜きが必要とされる。威力・攻撃範囲ともに大きい為、第四次聖杯戦争時に切嗣が大型客船を緩衝材として使ったり、第五次でビルの屋上から空へ向けて放ったりと、常に周囲への配慮を必要とする。威力に比例して扱いが難しい部分もあるが、出力は多少ならば調整可能であり、抑えた場合宝具の起動まで一秒未満に短縮することも出来る。 |
− | : また、[[アーサー・ペンドラゴン|「あちら」のアーサー王]]が持つ「約束された勝利の剣」と同じく『心の善い者に振るってはならない』『精霊に振るってはならない』『共に戦う者は勇者でなければならない』等の誓約が複数かけられているため、それを破ると魔力放出が削られてしまう。全ての誓約が開放された状態での一撃を放ったことは一度あるかないかだという<ref group = "注">『Grand Order』で召喚当初、ランクがAに低下しているのはこの制約のため。</ref><ref group = "出" name="『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」">『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」</ref>。星の内海で錬成されたこの剣は、この惑星を脅かす外敵の出現時にこそ真の力を発揮すると言われる<ref group = "出" name = "『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.23" />。『共に戦う者は勇者でなければならない』というのは、肉体面の強さではなく精神面の強さについてで、「自分より強いものに立ち向かう勇気があるか」という心の強さを計る。[[幕間の物語]]「聖剣覚醒」では<ruby><rb>使い切り魔術書</rb><rt>インスタントスクロール</RT></RUBY>でアルトリアが過去に斬り伏せ、封印した竜種に匹敵する魔力数値の双子の悪魔、その悪魔を従えていた竜種を召喚し、[[主人公 (Grand Order)]]に倒させることで聖剣に勇者だと認めさせた<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」"/>。 | + | : また、[[アーサー・ペンドラゴン|「あちら」のアーサー王]]が持つ「約束された勝利の剣」と同じく『心の善い者に振るってはならない』『精霊に振るってはならない』『共に戦う者は勇者でなければならない』等の誓約が複数かけられているため、それを破ると魔力放出が削られてしまう。全ての誓約が開放された状態での一撃を放ったことは一度あるかないかだという<ref group = "注">『Grand Order』で召喚当初、ランクがAに低下しているのはこの制約のため。</ref><ref group = "出" name="『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」">『Fate/Grand Order』アルトリア・ペンドラゴンの幕間の物語「聖剣覚醒」</ref>。星の内海で錬成されたこの剣は、この惑星を脅かす外敵の出現時にこそ真の力を発揮すると言われる<ref group = "出" name = "『Fate/Grand Order material Ⅰ』p.23" />。『共に戦う者は勇者でなければならない』というのは、肉体面の強さではなく精神面の強さについてで、「自分より強いものに立ち向かう勇気があるか」という心の強さを計る。アルトリア自身の[[幕間の物語]]「聖剣覚醒」では<ruby><rb>使い切り魔術書</rb><rt>インスタントスクロール</RT></RUBY>でアルトリアが過去に斬り伏せ、封印した竜種に匹敵する魔力数値の双子の悪魔、その悪魔を従えていた竜種を召喚し、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に倒させることで聖剣に勇者だと認めさせた<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」"/>。 |
| : 剣としての性能を重視したものとなっており、華美な装飾はほとんどされていない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』p.118">「約束された勝利の剣」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.118。</ref>。 | | : 剣としての性能を重視したものとなっており、華美な装飾はほとんどされていない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』p.118">「約束された勝利の剣」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.118。</ref>。 |
| : 姉妹剣として[[ランスロット]]の持つ『無毀なる湖光(アロンダイト)』や、[[ガウェイン]]の持つ『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』が存在する。 | | : 姉妹剣として[[ランスロット]]の持つ『無毀なる湖光(アロンダイト)』や、[[ガウェイン]]の持つ『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』が存在する。 |
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| :国よりも人を愛した彼女は、その為に人間性と、己の人生を封印したが、王の心は民には伝わることはなかった。国は凶作が続き、軍を維持することすらままならなかった。そのために小さな村を干上がらせることで軍を維持させるが、それは円卓の騎士たちにとっては受け容れがたいものであった。何故なら、生まれ育った故郷を奪われてしまうのだから。 | | :国よりも人を愛した彼女は、その為に人間性と、己の人生を封印したが、王の心は民には伝わることはなかった。国は凶作が続き、軍を維持することすらままならなかった。そのために小さな村を干上がらせることで軍を維持させるが、それは円卓の騎士たちにとっては受け容れがたいものであった。何故なら、生まれ育った故郷を奪われてしまうのだから。 |
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− | ::''―――――王には、人の心が分からない''。 | + | ::''─────王には、人の心が分からない''。 |
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| :トリスタンはこう言い残して城を去り、ヴォーティガーンと較べてすら冷徹なものと兵の目に映り、民から離れていってしまう。 | | :トリスタンはこう言い残して城を去り、ヴォーティガーンと較べてすら冷徹なものと兵の目に映り、民から離れていってしまう。 |
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| :: 初期実装のサーヴァントの一人。 | | :: 初期実装のサーヴァントの一人。 |
| :: 現状ストーリー本編には通常の英霊・サーヴァントとしての彼女は一切登場せず、「平行世界の生前の本人」がほんのちょびっと回想シーンで描写される程度。<del>アプリアイコンやメインビジュアルではど真ん中で目立っているのに……。<del/> | | :: 現状ストーリー本編には通常の英霊・サーヴァントとしての彼女は一切登場せず、「平行世界の生前の本人」がほんのちょびっと回想シーンで描写される程度。<del>アプリアイコンやメインビジュアルではど真ん中で目立っているのに……。<del/> |
− | :: これは原作者である奈須きのこ氏の「完全にキャラクターとしてゴールを迎えてしまったアルトリアとエミヤに関しては、これ以上彼らを主役にした物語を書く意欲はない」という事情が原因であり<ref group = "出">[http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170728/3 【寺田P×奈須きのこ:対談】決戦!『スパロボ』VS『Fate』――と思いきや、奈須きのこのスパロボ愛が炸裂して、寺田Pから濃ゆい制作秘話が聞けちゃった!]</ref>、『Grand Order Material Ⅰ』でも「メインとしての機会はあまりない」と語られている。 | + | :: これは原作者である奈須きのこ氏の「完全にキャラクターとしてゴールを迎えてしまったアルトリアとエミヤに関しては、これ以上彼らを主役にした物語を書く意欲はない」という事情が原因であり<ref group = "出">[http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170728/3 【寺田P×奈須きのこ:対談】決戦!『スパロボ』VS『Fate』──と思いきや、奈須きのこのスパロボ愛が炸裂して、寺田Pから濃ゆい制作秘話が聞けちゃった!]</ref>、『Grand Order Material Ⅰ』でも「メインとしての機会はあまりない」と語られている。 |
| :: ただし「青いセイバーのアルトリア」の出番がないというだけで、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|黒化したアルトリア]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|槍を持ったアルトリア]]といった派生キャラの活躍の機会は多く設けられている。 | | :: ただし「青いセイバーのアルトリア」の出番がないというだけで、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|黒化したアルトリア]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|槍を持ったアルトリア]]といった派生キャラの活躍の機会は多く設けられている。 |
| :: 『Fate/Accel Zero Order』開幕直前キャンペーンの開催に伴い、バトルキャラやモーション並びに宝具演出が一新。 | | :: 『Fate/Accel Zero Order』開幕直前キャンペーンの開催に伴い、バトルキャラやモーション並びに宝具演出が一新。 |
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| ;「切嗣は正しかった。彼は、私を裏切ってなどいなかったのですね」<br>「あの聖杯は、私の求めるものではなかった。……いえ、もとより聖杯など必要ではなかったのです。切嗣は、それに気が付いていたのでしょう」 | | ;「切嗣は正しかった。彼は、私を裏切ってなどいなかったのですね」<br>「あの聖杯は、私の求めるものではなかった。……いえ、もとより聖杯など必要ではなかったのです。切嗣は、それに気が付いていたのでしょう」 |
| :求めていた聖杯の[[アンリマユ|正体]]と、自身に聖杯を破壊させた[[衛宮切嗣|かつてのマスター]]の真意を知った際の、懺悔に似た呟き。 | | :求めていた聖杯の[[アンリマユ|正体]]と、自身に聖杯を破壊させた[[衛宮切嗣|かつてのマスター]]の真意を知った際の、懺悔に似た呟き。 |
− | :当時の状況ではやむを得なかったとはいえ、あまりにも遅すぎたきらいはあったが―――ようやく全てを悟った彼女はもう謝れない相手に言葉をかけ、ずっと抱いていた想いと決別する。 | + | :当時の状況ではやむを得なかったとはいえ、あまりにも遅すぎたきらいはあったが───ようやく全てを悟った彼女はもう謝れない相手に言葉をかけ、ずっと抱いていた想いと決別する。 |
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− | ;セイバー「最後に、一つだけ伝えないと」<br>士郎「……ああ、どんな?」<br>セイバー「シロウ―――貴方を、愛している」 | + | ;セイバー「最後に、一つだけ伝えないと」<br>士郎「……ああ、どんな?」<br>セイバー「シロウ───貴方を、愛している」 |
| :Fateルートにおける、士郎に対する別れの言葉。 | | :Fateルートにおける、士郎に対する別れの言葉。 |
| | | |
− | ;「――甘い! 先ほどのデザート、白玉あんみつチョコ饅頭なみに甘い!<br> そのような考えだからこそ、キャスターなどというド外道に誑かされたあげく、<br> アーチャーのような性根の捻れ曲がった野郎に罵倒されるのです!」 | + | ;「──甘い! 先ほどのデザート、白玉あんみつチョコ饅頭なみに甘い!<br> そのような考えだからこそ、キャスターなどというド外道に誑かされたあげく、<br> アーチャーのような性根の捻れ曲がった野郎に罵倒されるのです!」 |
| :UBWルートにおける、士郎の妄想受け答え内でのセイバー。 | | :UBWルートにおける、士郎の妄想受け答え内でのセイバー。 |
| :なので厳密には本人が言ったのではないのだが、プレイヤーの心に強い衝撃を残した。 | | :なので厳密には本人が言ったのではないのだが、プレイヤーの心に強い衝撃を残した。 |
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| ;「失礼をした。…確かに、お互い時間はない」 | | ;「失礼をした。…確かに、お互い時間はない」 |
| :アニメ版UBW第23話にて、聖杯の顕現を目論むギルガメッシュを止めるために駆け付けねばならない状況で、門番である[[佐々木小次郎|アサシン]]を倒そうにも間合いを取れば秘剣・燕返しを撃たれてしまうため、つばぜり合いに甘んじている時に。 | | :アニメ版UBW第23話にて、聖杯の顕現を目論むギルガメッシュを止めるために駆け付けねばならない状況で、門番である[[佐々木小次郎|アサシン]]を倒そうにも間合いを取れば秘剣・燕返しを撃たれてしまうため、つばぜり合いに甘んじている時に。 |
− | :マスターである[[メディア|キャスター]]を失い、この世に留まる意味が無いはずと思われたアサシンの、たった一つの望み――挑発に思えたアサシンの言動は、生前名を残せぬままに終わったが故の、強者との勝負を望む声でもあった。それに気づいたセイバーは風王結界を解除し、約束された勝利の剣の本体を開放。アサシンの燕返しと真っ向から打ち合って突破した。 | + | :マスターである[[メディア|キャスター]]を失い、この世に留まる意味が無いはずと思われたアサシンの、たった一つの望み──挑発に思えたアサシンの言動は、生前名を残せぬままに終わったが故の、強者との勝負を望む声でもあった。それに気づいたセイバーは風王結界を解除し、約束された勝利の剣の本体を開放。アサシンの燕返しと真っ向から打ち合って突破した。 |
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− | ;「───はい。おかえりなさい、シロウ――」 | + | ;「───はい。おかえりなさい、シロウ──」 |
| :『Realta Nua』で追加された、セイバーEDのその後を描くエピソードから。 | | :『Realta Nua』で追加された、セイバーEDのその後を描くエピソードから。 |
| :永遠にも思える永い時間を越え、奇跡のような再会を果たした士郎を、セイバーはアーサー王ではなくアルトリアとして、笑顔で迎える。 | | :永遠にも思える永い時間を越え、奇跡のような再会を果たした士郎を、セイバーはアーサー王ではなくアルトリアとして、笑顔で迎える。 |
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| :普段は冷静であるセイバーだが、互いに認めあった好敵手を犬死させ、その上騎士を「誇りと名誉を掲げる殺戮者」と詰った切嗣に対し、怒りを爆発させた。 | | :普段は冷静であるセイバーだが、互いに認めあった好敵手を犬死させ、その上騎士を「誇りと名誉を掲げる殺戮者」と詰った切嗣に対し、怒りを爆発させた。 |
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− | ;「――衛宮切嗣。かつて貴方が何に裏切られ、何に絶望したのかは知らない。<br> だがその怒りは、その嘆きは、まぎれもなく正義を求めた者だけが懐くものだ。<br> 切嗣、若き日の本当の貴方は、『正義の味方』になりたかったはずだ。<br> 世界を救う英雄を、誰よりも信じて、求め欲していたはずだ。――違うか?」 | + | ;「──衛宮切嗣。かつて貴方が何に裏切られ、何に絶望したのかは知らない。<br> だがその怒りは、その嘆きは、まぎれもなく正義を求めた者だけが懐くものだ。<br> 切嗣、若き日の本当の貴方は、『正義の味方』になりたかったはずだ。<br> 世界を救う英雄を、誰よりも信じて、求め欲していたはずだ。──違うか?」 |
| :ランサー陣営を卑劣な手段で壊滅させた切嗣と口論(と呼べるかは判らないが)した際の台詞。切嗣にとってはトラウマをモロに抉られる言葉だった為、それまでは冷ややかに蔑視するか、徹底して無視していたセイバーに、初めて深く煮えたぎるような怒りの念を向ける。 | | :ランサー陣営を卑劣な手段で壊滅させた切嗣と口論(と呼べるかは判らないが)した際の台詞。切嗣にとってはトラウマをモロに抉られる言葉だった為、それまでは冷ややかに蔑視するか、徹底して無視していたセイバーに、初めて深く煮えたぎるような怒りの念を向ける。 |
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| :ガウェインのサブストーリーで対峙した際の言葉。嘗ての主君の戦意に、太陽の騎士も聖剣の輝きを以て応える。 | | :ガウェインのサブストーリーで対峙した際の言葉。嘗ての主君の戦意に、太陽の騎士も聖剣の輝きを以て応える。 |
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− | ;「ならば――」<br>「――ならば、ガウェイン。<br> 貴公は是より先も“太陽の騎士”として在るがいい」<br>「聖剣を携える者として、<br> 精霊の加護を受けし者として。<br> 栄光の円卓に集いし十三の騎士がひとりとして」<br>「貴公は騎士だ。<br> 金剛石が如く強固なその忠誠を、私は信じよう」<br>「かつて強大なる緑の騎士と相対した時も<br> 貴公は自らの未熟を恥じたが……<br> 何ら変わらぬ」<br>「あの時も、今も、貴公は同じくして。<br> 誉れ高き騎士である。<br> たとえ時経て、仕える王が変わろうと……」<br>「貴方は、私にとっての誇りです。<br> ガウェイン」 | + | ;「ならば──」<br>「──ならば、ガウェイン。<br> 貴公は是より先も“太陽の騎士”として在るがいい」<br>「聖剣を携える者として、<br> 精霊の加護を受けし者として。<br> 栄光の円卓に集いし十三の騎士がひとりとして」<br>「貴公は騎士だ。<br> 金剛石が如く強固なその忠誠を、私は信じよう」<br>「かつて強大なる緑の騎士と相対した時も<br> 貴公は自らの未熟を恥じたが……<br> 何ら変わらぬ」<br>「あの時も、今も、貴公は同じくして。<br> 誉れ高き騎士である。<br> たとえ時経て、仕える王が変わろうと……」<br>「貴方は、私にとっての誇りです。<br> ガウェイン」 |
| :第一の生での我が未熟と過ち、第二の生での我が王ならざる者への忠義を詫び裁断を委ねるガウェインに対して、聖剣を肩に当て、昔も今も変わらず、自分にとっての誇りだと最大の賛辞を贈る。 | | :第一の生での我が未熟と過ち、第二の生での我が王ならざる者への忠義を詫び裁断を委ねるガウェインに対して、聖剣を肩に当て、昔も今も変わらず、自分にとっての誇りだと最大の賛辞を贈る。 |
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| :上記の台詞を見ての通り、どう考えても一般の定食屋で言えば2~3品分は平らげているのだが…'''恐ろしいのはこれらが「お代わり」として出てきた事である。''' | | :上記の台詞を見ての通り、どう考えても一般の定食屋で言えば2~3品分は平らげているのだが…'''恐ろしいのはこれらが「お代わり」として出てきた事である。''' |
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− | ;「店主!追加注文を頼みます!<br> ミックスフライ定食をひとつ、ご飯大盛り。<br> ミックスグリル定食をひとつ、ご飯大盛り。<br> ―――ああ、それから昼定食をひとつ!もちろんご飯大盛りで!」 | + | ;「店主!追加注文を頼みます!<br> ミックスフライ定食をひとつ、ご飯大盛り。<br> ミックスグリル定食をひとつ、ご飯大盛り。<br> ───ああ、それから昼定食をひとつ!もちろんご飯大盛りで!」 |
| :上記の続き。これだけ食べて更にお代わり注文。'''お前の胃袋はどうなっているんだ。''' | | :上記の続き。これだけ食べて更にお代わり注文。'''お前の胃袋はどうなっているんだ。''' |
| :財布片手に青ざめた表情で脇に立つ[[主人公 (EXTRA)]]が何とも不憫である。 | | :財布片手に青ざめた表情で脇に立つ[[主人公 (EXTRA)]]が何とも不憫である。 |
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| === その他 === | | === その他 === |
| ;「問おう、貴方のソフトはマスターか!」 | | ;「問おう、貴方のソフトはマスターか!」 |
− | :PS2版「Realta Nua」のとあるバージョンを起動させた時に出てくる――という筋書きで非公式に出回ったネタメッセージ。こんなの見たことないぞと疑問に感じた貴方は正しい。 | + | :PS2版「Realta Nua」のとあるバージョンを起動させた時に出てくる──という筋書きで非公式に出回ったネタメッセージ。こんなの見たことないぞと疑問に感じた貴方は正しい。 |
− | :当初は「'''P2Pで流通していた、違法コピーされた海賊版ソフトを起動させた時'''にこのメッセージが流れ、更にメモリーカードが初期化されて画面がストップする」と思われていた、のだが――後に有志が実際にコピーディスクで検証してみたところ、'''この映像自体が真っ赤なフェイクである'''ことが判明してしまった。そもそも本物とはフォントが全く異なるため、気をつけて見ていればひと目で偽物だと分かる。 | + | :当初は「'''P2Pで流通していた、違法コピーされた海賊版ソフトを起動させた時'''にこのメッセージが流れ、更にメモリーカードが初期化されて画面がストップする」と思われていた、のだが──後に有志が実際にコピーディスクで検証してみたところ、'''この映像自体が真っ赤なフェイクである'''ことが判明してしまった。そもそも本物とはフォントが全く異なるため、気をつけて見ていればひと目で偽物だと分かる。 |
| : 根本的な問題として、誤作動を起こして回収騒ぎになりかねないリスクがある以上、こんな機能が市販製品に搭載されていることはまず有り得ない。実際、2011年の法改正で「たとえコピーガードの機能だろうと、他ソフトのものも含めたセーブデータを勝手に消去してしまうもの」は立派なコンピュータウイルスとして扱われるようになり、処罰の対象となっている。 | | : 根本的な問題として、誤作動を起こして回収騒ぎになりかねないリスクがある以上、こんな機能が市販製品に搭載されていることはまず有り得ない。実際、2011年の法改正で「たとえコピーガードの機能だろうと、他ソフトのものも含めたセーブデータを勝手に消去してしまうもの」は立派なコンピュータウイルスとして扱われるようになり、処罰の対象となっている。 |
| :ともあれ、海賊版の購入はそれだけで犯罪行為であることをお忘れなきよう。 | | :ともあれ、海賊版の購入はそれだけで犯罪行為であることをお忘れなきよう。 |
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| *士郎に召喚されたときに現れた召喚陣は、第四次聖杯戦争の折に彼女自ら描いていたもの。<br>元がアイリのための魔法陣であり、肉体の機能が低下していたアイリに代わってセイバーが描いたことで縁が生まれた。 | | *士郎に召喚されたときに現れた召喚陣は、第四次聖杯戦争の折に彼女自ら描いていたもの。<br>元がアイリのための魔法陣であり、肉体の機能が低下していたアイリに代わってセイバーが描いたことで縁が生まれた。 |
| *サーヴァントとして聖杯から現代の知識は与えられているが、未だ正しい意味での英霊とはなっていないため、英霊としての時代を超えた知識は持っていない。<br>そのため、神代や紀元前といった自身が生きた時代よりも前の英霊についてはある程度知っているが、自身より以後に現れた英霊についての知識はない。<br>[[クー・フーリン]]や[[ディルムッド・オディナ]]は名乗らずとも宝具から真名を看破しえたが、[[佐々木小次郎]]や[[ジル・ド・レェ]]が自ら名乗りをあげた際にまるで知らなかったのはこのため。 | | *サーヴァントとして聖杯から現代の知識は与えられているが、未だ正しい意味での英霊とはなっていないため、英霊としての時代を超えた知識は持っていない。<br>そのため、神代や紀元前といった自身が生きた時代よりも前の英霊についてはある程度知っているが、自身より以後に現れた英霊についての知識はない。<br>[[クー・フーリン]]や[[ディルムッド・オディナ]]は名乗らずとも宝具から真名を看破しえたが、[[佐々木小次郎]]や[[ジル・ド・レェ]]が自ら名乗りをあげた際にまるで知らなかったのはこのため。 |
− | *厳密には死者ではなく生者の為に他のサーヴァントとは多少違いがあり、前述の時代を超えた知識を獲得出来ていない事や霊体化出来ないなどの欠点がある。<br>尚、この性質の為に七つの英霊の魂を聖杯に取り込む事で「根源」への到達を可能にする儀式が容量不足になる為に行う事が出来ない―――つまり、彼女を召喚した時点で「根源」に到達する儀式は失敗してしまう(本編ではギルガメッシュが3体相当の容量の持ち主の為に可能だという)。 | + | *厳密には死者ではなく生者の為に他のサーヴァントとは多少違いがあり、前述の時代を超えた知識を獲得出来ていない事や霊体化出来ないなどの欠点がある。<br>尚、この性質の為に七つの英霊の魂を聖杯に取り込む事で「根源」への到達を可能にする儀式が容量不足になる為に行う事が出来ない───つまり、彼女を召喚した時点で「根源」に到達する儀式は失敗してしまう(本編ではギルガメッシュが3体相当の容量の持ち主の為に可能だという)。 |
| *『stay night』及び『Zero』においてはまだ正式な英霊ではない為、英雄の最盛期を再現するというルールは適用されず世界と契約した時点の彼女が召喚される。その為「全て遠き理想郷」も含めアーサー王伝説にある数々の宝具はどんなに知名度補正があっても使えない。彼女が語った「剣士」のクラスにしか該当しないというのも恐らくこのせい。 | | *『stay night』及び『Zero』においてはまだ正式な英霊ではない為、英雄の最盛期を再現するというルールは適用されず世界と契約した時点の彼女が召喚される。その為「全て遠き理想郷」も含めアーサー王伝説にある数々の宝具はどんなに知名度補正があっても使えない。彼女が語った「剣士」のクラスにしか該当しないというのも恐らくこのせい。 |
| **後に『Grand Order』においてはランサーとしての適性があることが判明したが、冬木の聖杯戦争に参加した時点の彼女はこれには当てはまらないと思われる。 | | **後に『Grand Order』においてはランサーとしての適性があることが判明したが、冬木の聖杯戦争に参加した時点の彼女はこれには当てはまらないと思われる。 |
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| :2017年に発売された北米版『Fate/EXTELLA』では''Artoria Pendragon''の綴りを採用している<ref group = "出" name="『Fate/EXTELLA』CHARACTERS">[http://fateextella.com/char.html Fate/EXTELLA: The Umbral Star] CHARACTERS</ref>。 | | :2017年に発売された北米版『Fate/EXTELLA』では''Artoria Pendragon''の綴りを採用している<ref group = "出" name="『Fate/EXTELLA』CHARACTERS">[http://fateextella.com/char.html Fate/EXTELLA: The Umbral Star] CHARACTERS</ref>。 |
| :2017年に配信開始された北米版『Fate/Grand Order』では''Altria Pendragon''の綴りを採用している。 | | :2017年に配信開始された北米版『Fate/Grand Order』では''Altria Pendragon''の綴りを採用している。 |
− | :2018年に国内版『Fate/Grand Order』に実装された概念礼装「チョコミントクールバレット」のイラストでは当初''Artoria Pendragon''と綴られていたが、数日中にアップデートで''Altria Pendragon''に修正されるという一幕があった。 | + | :2018年に国内版『Fate/Grand Order』に実装された[[概念礼装]]「チョコミントクールバレット」のイラストでは当初''Artoria Pendragon''と綴られていたが、数日中にアップデートで''Altria Pendragon''に修正されるという一幕があった。 |
| + | |
| + | ;我が王 |
| + | :アルトリアの声を演じる川澄綾子氏に付けられた愛称として、「我が王」というものが存在する。 |
| + | :由来はもちろんアルトリアのキャラクター性からで、主に型月作品のファンや、Fate関連の番組で氏と共演した声優陣からもこう呼ばれる。 |
| + | :また、川澄綾子氏が『Fate/Grand Order』の生放送番組でゲームの進捗について話す事が度々あるのだが、その際に「こういった機能を実装してほしい」といった要望を開発陣に直接伝える行為が「王の圧」と呼ばれている。 |
| + | :他にも、Twitter(現X)におけるリツイートキャンペーンの進捗が芳しくない場合は氏が視聴者にリツイートを呼びかける事もあり、そちらも「王の圧」と呼ばれている。 |
| + | :こういったファンからの扱いは、川澄氏がFate関連作品に長く携わり、アルトリア他のキャラクターの声優として深く愛されている事の証左とも言えよう。 |
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