差分

編集の要約なし
18行目: 18行目:  
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
| 一人称 = 私/俺<ref group = "注">普段は専ら「私」であり、こちらは通常ほとんど使われない。『Fate/Grand order』における概念礼装「授かりの英雄」のフレーバーテキスト内で初めて登場し、シナリオでは幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」で一度だけ使用している。『Fate/EXTELLA LINK』においても「機動聖都・西門」のステージ会話で一度だけ使用。</ref>
+
| 一人称 = 私/俺<ref group = "注">普段は専ら「私」であり、こちらは通常ほとんど使われない。『Fate/Grand Order』における[[概念礼装]]「授かりの英雄」のフレーバーテキスト内で初めて登場し、シナリオでは彼自身の幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」で一度だけ使用している。『Fate/EXTELLA LINK』においても「機動聖都・西門」のステージ会話で一度だけ使用。</ref>
 
| 二人称 = 貴方/貴女/おまえ、貴様<ref group = "注">敵対者およびカルナなど。</ref>
 
| 二人称 = 貴方/貴女/おまえ、貴様<ref group = "注">敵対者およびカルナなど。</ref>
 
| 三人称 = 彼/彼女/○○殿
 
| 三人称 = 彼/彼女/○○殿
90行目: 90行目:  
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
;破壊神の手翳(パーシュパタ)
 
;破壊神の手翳(パーシュパタ)
:ランク:A+<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~100<br />最大捕捉:1000人<br>由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃。
+
:ランク:A+<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~100<br>最大捕捉:1000人<br>由来:破壊神シヴァがアルジュナに授けた鏃。
 
:神代の神造兵装。ヒンドゥー教における三大神、破壊と創造を司るシヴァから与えられた武器。
 
:神代の神造兵装。ヒンドゥー教における三大神、破壊と創造を司るシヴァから与えられた武器。
 
:周囲の人間を纏めて鏖殺するのではなく、レンジ内の敵一人一人に対して判定を行い、失敗した者を解脱、即ち即死させる。この宝具が対「人」と分類されているのはそういった性質から来ている。
 
:周囲の人間を纏めて鏖殺するのではなく、レンジ内の敵一人一人に対して判定を行い、失敗した者を解脱、即ち即死させる。この宝具が対「人」と分類されているのはそういった性質から来ている。
 
:神性が高ければ高いほど解脱の確率は大きくなるが、逆に反英雄と呼ばれるサーヴァント達は解脱の確率が低くなる。
 
:神性が高ければ高いほど解脱の確率は大きくなるが、逆に反英雄と呼ばれるサーヴァント達は解脱の確率が低くなる。
:対象が人でなくとも相当の破壊力を有しているようで、『Fate/Grand Order』においては幕間の物語「神弓の真価」では森を吹っ飛ばして更地にしてしまい、さらに第五章にて捨て身で放った際には[[魔神柱]]28柱の集合体であるクラン・カラティンを纏めて吹き飛ばすほどの威力を見せている。また『Fate/EXTELLA LINK』では「機動聖都・東門」「機動聖都・西門」「強襲!機動聖都」の3つのステージで、手の届かない孤立した空間にある巨大な防衛砲台をセクター諸共に消し飛ばしているほか、カルナ戦においてはまるでビームのように前方に向かって放つ使い方も見せている。
+
:対象が人でなくとも相当の破壊力を有しているようで、『Fate/Grand Order』においては自身の幕間の物語「神弓の真価」では森を吹っ飛ばして更地にしてしまい、さらに第五章にて捨て身で放った際には[[魔神柱]]28柱の集合体であるクラン・カラティンを纏めて吹き飛ばすほどの威力を見せている。また『Fate/EXTELLA LINK』では「機動聖都・東門」「機動聖都・西門」「強襲!機動聖都」の3つのステージで、手の届かない孤立した空間にある巨大な防衛砲台をセクター諸共に消し飛ばしているほか、カルナ戦においてはまるでビームのように前方に向かって放つ使い方も見せている。
 
:『Fate/Grand Order』では「神性領域拡大、空間固定……」から始まる詠唱で発動範囲や時間を設定し、承認が終わると手元に光球が出現。これを天に投げ上げる。投げ上げられた光球は敵頭上に移動すると解けて一気に広がり、同時に敵全体を飲み込んで圧し潰すといったような演出になっている。『Fate/EXTELLA LINK』では演出が途中から異なり、こちらでは投げた光球が大気圏を突き抜けて宇宙空間に到達し、そこで無数の光筋となって放出され大気圏に再突入。光の筋は敵一体一体に向かって流星のように落ちていき、地上に到達すると天に巻き上げながら前進し、やがてすべてを飲み込んでゆく演出となっている。
 
:『Fate/Grand Order』では「神性領域拡大、空間固定……」から始まる詠唱で発動範囲や時間を設定し、承認が終わると手元に光球が出現。これを天に投げ上げる。投げ上げられた光球は敵頭上に移動すると解けて一気に広がり、同時に敵全体を飲み込んで圧し潰すといったような演出になっている。『Fate/EXTELLA LINK』では演出が途中から異なり、こちらでは投げた光球が大気圏を突き抜けて宇宙空間に到達し、そこで無数の光筋となって放出され大気圏に再突入。光の筋は敵一体一体に向かって流星のように落ちていき、地上に到達すると天に巻き上げながら前進し、やがてすべてを飲み込んでゆく演出となっている。
 
:『Fate/Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&低確率で即死&さらに〔神性〕特性の相手に対して確率で即死&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 
:『Fate/Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]&低確率で即死&さらに〔神性〕特性の相手に対して確率で即死&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
 
:幕間の物語クリアで強化され、ランクはそのままに宝具威力倍率と即死付与確率、そして〔神性〕特性の相手への即死付与確率が上昇する。
 
:幕間の物語クリアで強化され、ランクはそのままに宝具威力倍率と即死付与確率、そして〔神性〕特性の相手への即死付与確率が上昇する。
 
;炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)
 
;炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:1人<br>由来:炎の神アグニがアルジュナに授けた弓。
+
: ランク:A<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~50<br>最大捕捉:1人<br>由来:炎の神アグニがアルジュナに授けた弓。
 
: 炎の神アグニから賜った神の弓。本来、定命の者たる人間には扱えない炎の弓。
 
: 炎の神アグニから賜った神の弓。本来、定命の者たる人間には扱えない炎の弓。
 
:通常はただの弓であるが、真名を発動することによって炎を纏ったミサイルと化す。
 
:通常はただの弓であるが、真名を発動することによって炎を纏ったミサイルと化す。
227行目: 227行目:  
: 第五特異点にて対峙。彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。アルジュナの妻とのエピソードについて「妻を分配した理由がコメディみたいだし…」ともコメントされるが、アルジュナ側にはいろいろと事情があった模様。後日追加されたマイルーム会話では「共に戦えるとは光栄」と言及し、彼からも「バナナを食べに行こう」と誘われている。
 
: 第五特異点にて対峙。彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。アルジュナの妻とのエピソードについて「妻を分配した理由がコメディみたいだし…」ともコメントされるが、アルジュナ側にはいろいろと事情があった模様。後日追加されたマイルーム会話では「共に戦えるとは光栄」と言及し、彼からも「バナナを食べに行こう」と誘われている。
 
: [[源頼光〔ランサー〕]]のマテリアルでは彼女の宝具に関して、二人で何か言いたげにしている。
 
: [[源頼光〔ランサー〕]]のマテリアルでは彼女の宝具に関して、二人で何か言いたげにしている。
: ラーマの幕間では試練として登場。ある疑問をラーマに投げかけ、アルジュナなりの励ましの言葉を贈る。
+
: ラーマの幕間「ヴィシュヌの試練」では彼に対する試練として登場。ある疑問をラーマに投げかけ、アルジュナなりの励ましの言葉を贈る。
: アルジュナの幕間では、「アルジュナの人生における様々な障害の象徴」として、ラーマをモデルにした存在が登場する。
+
: 自身の幕間「問い掛け続けることにこそ」では、「アルジュナの人生における様々な障害の象徴」として、ラーマをモデルにした存在が登場する。
    
; [[ナイチンゲール]]
 
; [[ナイチンゲール]]
 
: 第五特異点にて対峙。アルジュナの行動の動機である、過去の一矢への執着を、真っ向から妄執と指摘される。ナイチンゲール流の「治療」を受け、荒療治ながら生前より抱いていた後悔と言う傷を癒す。
 
: 第五特異点にて対峙。アルジュナの行動の動機である、過去の一矢への執着を、真っ向から妄執と指摘される。ナイチンゲール流の「治療」を受け、荒療治ながら生前より抱いていた後悔と言う傷を癒す。
: 幕間では主人公が言った「ナイチンゲールに消毒される悪夢」に理解を示しつつ、生母クンティーとナイチンゲールに母性と言う共通項を見出す。
+
: 自身の幕間「問い掛け続けることにこそ」では主人公が言った「ナイチンゲールに消毒される悪夢」に理解を示しつつ、生母クンティーとナイチンゲールに母性と言う共通項を見出す。
    
; [[ジェロニモ]]、[[ビリー・ザ・キッド]]
 
; [[ジェロニモ]]、[[ビリー・ザ・キッド]]
244行目: 244行目:  
: 似た目をした者。『Apocrypha』において、カルナがジークフリートとの勝負にこだわる遠因となった。
 
: 似た目をした者。『Apocrypha』において、カルナがジークフリートとの勝負にこだわる遠因となった。
 
: カルナによれば「何かに苦しみながらも己の役割を全うしようとする戦士」という点が似ていたとのこと。
 
: カルナによれば「何かに苦しみながらも己の役割を全うしようとする戦士」という点が似ていたとのこと。
: 贋作英霊イベントにおいても共演した。
+
: 『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』においても共演した。
    
; [[アーラシュ]]
 
; [[アーラシュ]]
: 贋作英霊イベントにおける相方で、アルジュナの「ドSだけどいざという時ちょっとデレてくれる理系の先輩」に対し、こちらは「隣に住む文系の幼馴染」。
+
: 『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』における相方で、アルジュナの「ドSだけどいざという時ちょっとデレてくれる理系の先輩」に対し、こちらは「隣に住む文系の幼馴染」。
 
: インド・ペルシャの伝説の弓兵達が並び立つことになった。
 
: インド・ペルシャの伝説の弓兵達が並び立つことになった。
   −
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]
+
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]
: 贋作英霊イベントにおけるマスター。
+
: 『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』におけるマスター。
    
; [[ギルガメッシュ]]
 
; [[ギルガメッシュ]]
: ラーマの幕間にて、手加減が出来ない英雄と表現する。
+
: ラーマの幕間「ヴィシュヌの試練」にて、手加減が出来ない英雄と表現する。
 
:『EXTRA/CCC』においてギルガメッシュからアルジュナに言及していると思しき台詞がある。
 
:『EXTRA/CCC』においてギルガメッシュからアルジュナに言及していると思しき台詞がある。
   265行目: 265行目:     
; [[キルケー]]
 
; [[キルケー]]
: イベント「アイアイエーの春風」にて共演。問題のある行動に対しての指摘はひたすら正論で容赦がないため、風紀委員かとツッコまれる。
+
: イベント『アイアイエーの春風』にて共演。問題のある行動に対しての指摘はひたすら正論で容赦がないため、風紀委員かとツッコまれる。
 
: その一方で無闇やたらに彼女の心情に踏み込むことはせず、俯瞰に徹している。
 
: その一方で無闇やたらに彼女の心情に踏み込むことはせず、俯瞰に徹している。
   360行目: 360行目:  
: 生前のアルジュナの宿命のライバル。万人を花と敬う聖人だが、アルジュナにのみ、他者にはない積極性と執着を見せる。アルジュナにしても過去の一矢からカルナに対し強い執着を抱いている。
 
: 生前のアルジュナの宿命のライバル。万人を花と敬う聖人だが、アルジュナにのみ、他者にはない積極性と執着を見せる。アルジュナにしても過去の一矢からカルナに対し強い執着を抱いている。
 
: 生前、さる理由から「戦闘不能に陥った者を攻撃してはならない」というルールを破り、戦車が動かなくなったカルナと交戦。彼を射殺した。その際に放った掟破りの一矢は、完璧な英雄として生きてきたアルジュナに、戦士としての後悔と人としての未練を抱かせることとなる。ちなみにカルナが自分の兄である事を生前のアルジュナが知っていたかどうかは定かではない。  
 
: 生前、さる理由から「戦闘不能に陥った者を攻撃してはならない」というルールを破り、戦車が動かなくなったカルナと交戦。彼を射殺した。その際に放った掟破りの一矢は、完璧な英雄として生きてきたアルジュナに、戦士としての後悔と人としての未練を抱かせることとなる。ちなみにカルナが自分の兄である事を生前のアルジュナが知っていたかどうかは定かではない。  
: 『Fate/Grand Order』においては、生前のやり直しを求めてカルナとの戦いを望む他、アルジュナの幕間では「アルジュナの敵対者の象徴」として、カルナをモデルにした素体が登場する。
+
: 『Fate/Grand Order』においては、生前のやり直しを求めてカルナとの戦いを望む他、アルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」では「アルジュナの敵対者の象徴」として、カルナをモデルにした素体が登場する。
 
: 『Fate/EXTELLA LINK』においては、第一ルートでは機動聖都のバックアップを受けたカルナを渾身の宝具によって撃破。その代償として霊基消滅を迎える。また第三ルートでは終盤で共同戦線を張り、過去の因縁を一旦預け、仲間として戦った。
 
: 『Fate/EXTELLA LINK』においては、第一ルートでは機動聖都のバックアップを受けたカルナを渾身の宝具によって撃破。その代償として霊基消滅を迎える。また第三ルートでは終盤で共同戦線を張り、過去の因縁を一旦預け、仲間として戦った。
   421行目: 421行目:  
: 宝具解放。発動地点、発動時間を厳密に設定して威力の規模を抑えている。
 
: 宝具解放。発動地点、発動時間を厳密に設定して威力の規模を抑えている。
   −
; 「此処に我が宿業を解き放とう。神と人の子として罰を下す。見るがいい。これが崩壊だ……!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』!」<br> 「悲劇を以て衆生を救わん。シヴァの後光よ、崩壊と共に押し寄せよ。爆縮開始!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』──弾けて墜ちよ!!」
+
; 「此処に我が宿業を解き放とう。神と人の子として罰を下す。見るがいい。これが崩壊だ……!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』!」<br>「悲劇を以て衆生を救わん。シヴァの後光よ、崩壊と共に押し寄せよ。爆縮開始!『<ruby><rb>破壊神の手翳</rb><rt>パーシュパタ</rt></ruby>』──弾けて墜ちよ!!」
: 新規で追加された宝具詠唱。神と人との間に生まれし誇り高き英雄は此処に、絶対の滅びと救済を告げる。
+
: モーションリニューアルに伴い、新規で追加された宝具詠唱。神と人との間に生まれし誇り高き英雄は此処に、絶対の滅びと救済を告げる。
    
====マイルーム====
 
====マイルーム====
;「ええ。私アルジュナは、真摯に仕えることのみが喜びですとも。」<br/> 「私とあなたでは、私の方が偉大だと認められているでしょう。しかし、それは関係ない。あなたがマスターであること、私はそれを重要視します。」
+
;「ええ。私アルジュナは、真摯に仕えることのみが喜びですとも。」<br>「私とあなたでは、私の方が偉大だと認められているでしょう。しかし、それは関係ない。あなたがマスターであること、私はそれを重要視します。」
 
: マイルーム会話「会話2」「会話3」。サーヴァントとしての彼はただ誠実に忠実に、真摯に仕えようとしてくれる。その言葉に偽りはない。
 
: マイルーム会話「会話2」「会話3」。サーヴァントとしての彼はただ誠実に忠実に、真摯に仕えようとしてくれる。その言葉に偽りはない。
   432行目: 432行目:  
: 常日頃の態度からは想像もつかない豹変ぶり、これこそが己にある黒(クリシュナ)の発露ともいえよう。
 
: 常日頃の態度からは想像もつかない豹変ぶり、これこそが己にある黒(クリシュナ)の発露ともいえよう。
   −
;「好きなこと……ですか。一人の方が気楽でいい……英雄とは程遠い思考ですがね。」<br/> 「嫌いなこと……ですか。私の心に踏み入ろうとするものは、あまり好ましくない……マスター、 どうか気をつけてください。」
+
;「好きなこと……ですか。一人の方が気楽でいい……英雄とは程遠い思考ですがね。」<br>「嫌いなこと……ですか。私の心に踏み入ろうとするものは、あまり好ましくない……マスター、 どうか気をつけてください。」
 
: マイルーム会話「好きなこと」「嫌いなこと」。「授かりの英雄」として名を馳せる彼からは些か想像しがたい言葉が飛び出してくる。
 
: マイルーム会話「好きなこと」「嫌いなこと」。「授かりの英雄」として名を馳せる彼からは些か想像しがたい言葉が飛び出してくる。
   444行目: 444行目:  
: マイルーム会話「聖杯について」。その真意は他者に「黒」を見られることを忌避するあまりに生まれたモノ。
 
: マイルーム会話「聖杯について」。その真意は他者に「黒」を見られることを忌避するあまりに生まれたモノ。
   −
;「最早惑いはありません。……いえ、違いますか。惑うからこその人間、混沌があるからこそ、澄み切ったこの領域に至ることが出来た。<br/> 何度でも申し上げましょう。──あなたに会えて、良かった……。」
+
;「最早惑いはありません。……いえ、違いますか。惑うからこその人間、混沌があるからこそ、澄み切ったこの領域に至ることが出来た。<br> 何度でも申し上げましょう。──あなたに会えて、良かった……。」
: マイルーム会話「絆Lv5(幕間の物語クリア後)」。
+
: マイルーム会話「絆Lv5(幕間の物語2クリア後)」。
 
: 顔を見られたからといって、彼はもう悲しむことはない。闇を受け入れ、ひとつの境地にたどり着けたことに対し、心からの感謝を口にする。
 
: 顔を見られたからといって、彼はもう悲しむことはない。闇を受け入れ、ひとつの境地にたどり着けたことに対し、心からの感謝を口にする。
    
; 「最早聖杯に託す望みはありません。……いえ、そうですね。最後まで、マスター。あなたと共に在らんことを。」
 
; 「最早聖杯に託す望みはありません。……いえ、そうですね。最後まで、マスター。あなたと共に在らんことを。」
: マイルーム会話「聖杯について(幕間の物語クリア後)」。
+
: マイルーム会話「聖杯について(幕間の物語2クリア後)」。
 
: 「永遠の孤独」を願っていた彼は一つの答えを得て、己の願いが変質したことを実感する。ほんの僅かばかり頬を染めながら、それまでとは全く真逆の、新たな希望と願いを抱いたのである。
 
: 「永遠の孤独」を願っていた彼は一つの答えを得て、己の願いが変質したことを実感する。ほんの僅かばかり頬を染めながら、それまでとは全く真逆の、新たな希望と願いを抱いたのである。
   458行目: 458行目:  
: マイルーム会話「[[ラーマ]]」。同郷の大英雄を前に畏まるも、敬語は不要と告げられ、横に並び立つ喜びを露わにする。
 
: マイルーム会話「[[ラーマ]]」。同郷の大英雄を前に畏まるも、敬語は不要と告げられ、横に並び立つ喜びを露わにする。
   −
;「アシュヴァッターマン……恐るべき難敵です。彼が味方になるのならば、千人の戦士を得たも同然でしょう。<br/> しかし、なぜイライラしているのでしょう? ……もしや、現代で言うところのカルシウムが不足しているのでは?」
+
;「アシュヴァッターマン……恐るべき難敵です。彼が味方になるのならば、千人の戦士を得たも同然でしょう。<br> しかし、なぜイライラしているのでしょう? ……もしや、現代で言うところのカルシウムが不足しているのでは?」
 
: マイルーム会話「[[アシュヴァッターマン]]」。彼の力量を高く評価する一方、何やら天然なポンコツ発言が飛び出す。恐らく悪意は全くない。
 
: マイルーム会話「[[アシュヴァッターマン]]」。彼の力量を高く評価する一方、何やら天然なポンコツ発言が飛び出す。恐らく悪意は全くない。
    
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
;「さあ、貴方の『不滅の刃』見せて貰いましょうか。それを統べるに足る存在なのかを──!」<br/> 「だからこそ、強くなる必要がある。サーヴァントといえども。故にこその、この試練。強くなりなさい、ラーマ殿。」
+
;「さあ、貴方の『不滅の刃』見せて貰いましょうか。それを統べるに足る存在なのかを──!」<br>「だからこそ、強くなる必要がある。サーヴァントといえども。故にこその、この試練。強くなりなさい、ラーマ殿。」
: ラーマの幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。第二の試練を与える者として立ち塞がり、戦いを挑む。<br/> 問い掛けに対するラーマの答えを聞いたアルジュナはそれを認め、彼なりに励ましの言葉を掛けて最後の試練に送り出した。
+
: ラーマの幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。第二の試練を与える者として立ち塞がり、戦いを挑む。<br> 問い掛けに対するラーマの答えを聞いたアルジュナはそれを認め、彼なりに励ましの言葉を掛けて最後の試練に送り出した。
   −
; 「ふふ。その忠告もありがたくお受けいたします、パールヴァティー様。<br/> しかし今は本当に、同行すれば貴女様方の邪魔になってしまうでしょう。<br/> それは私の本意ではない。だから今は、これでいいのです。機会はいくらでもありますし。」
+
; 「ふふ。その忠告もありがたくお受けいたします、パールヴァティー様。<br> しかし今は本当に、同行すれば貴女様方の邪魔になってしまうでしょう。<br> それは私の本意ではない。だから今は、これでいいのです。機会はいくらでもありますし。」
 
: パールヴァティーの幕間の物語「神妃が見守るものたち」にて。バトルマニアが集うシミュレーションルームの前で彷徨っていた折、風紀の見回りにやってきた女神パールヴァティーと出会い、挨拶を交わしつつ用件を察して邪魔にならないようにと立ち去ろうとしたところを呼び止められて。
 
: パールヴァティーの幕間の物語「神妃が見守るものたち」にて。バトルマニアが集うシミュレーションルームの前で彷徨っていた折、風紀の見回りにやってきた女神パールヴァティーと出会い、挨拶を交わしつつ用件を察して邪魔にならないようにと立ち去ろうとしたところを呼び止められて。
 
: 「アルジュナさんはもう少し何も考えずに動いてもいいと思うのです」と優しく諭されたアルジュナは、そのあたたかな言葉を受け止めながらも彼女を気遣い、その場を後にするのだった。直後、彼の様子を見ていた彼女からはそっと花マルが送られた。
 
: 「アルジュナさんはもう少し何も考えずに動いてもいいと思うのです」と優しく諭されたアルジュナは、そのあたたかな言葉を受け止めながらも彼女を気遣い、その場を後にするのだった。直後、彼の様子を見ていた彼女からはそっと花マルが送られた。
   −
;「──よろしい。やはりマスターとしての資質は本物だ。私も全幅の信頼を置いて、武器を預けられるというもの。<br/> 我が弓の名は『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』。炎の神から賜ったこの世に撃ち落とせぬものなき、神の弓。<br/> その真価を、これから先の戦いでお目にかけましょう。」
+
;「──よろしい。やはりマスターとしての資質は本物だ。私も全幅の信頼を置いて、武器を預けられるというもの。<br> 我が弓の名は『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』。炎の神から賜ったこの世に撃ち落とせぬものなき、神の弓。<br> その真価を、これから先の戦いでお目にかけましょう。」
: 幕間の物語「神弓の真価」にて。主人公は「マスターを試す」というアルジュナとの試練を潜り抜け、信頼を勝ち取る。アルジュナも己が弓の名を告げ、その真価を解放することに決めたのだった。
+
: 自身の幕間の物語「神弓の真価」にて。主人公は「マスターを試す」というアルジュナとの試練を潜り抜け、信頼を勝ち取る。アルジュナも己が弓の名を告げ、その真価を解放することに決めたのだった。
   −
;「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>の業炎により、塵のように消え去れ! ……いや、まだ足りないな。<ruby><rb>破壊神</rb><rt>シヴァ</rt></ruby>よ、その力で天より罰を与えよ!」<br>「……いかかでしたか、マスター。いえ、何も言われる必要はありません。これにより、我が力は完全に立証されました。<br/> 我が武器、我が宝具、共に最強。私こそが最高のサーヴァントだと、胸を張って宣言してもいいのですよ?」<br>「……。……ええと。少し張り切りすぎたようです……申し訳ありません。」
+
;「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>の業炎により、塵のように消え去れ! ……いや、まだ足りないな。<ruby><rb>破壊神</rb><rt>シヴァ</rt></ruby>よ、その力で天より罰を与えよ!」<br>「……いかかでしたか、マスター。いえ、何も言われる必要はありません。これにより、我が力は完全に立証されました。<br> 我が武器、我が宝具、共に最強。私こそが最高のサーヴァントだと、胸を張って宣言してもいいのですよ?」<br>「……。……ええと。少し張り切りすぎたようです……申し訳ありません。」
 
: 同上。完璧主義なのか、魔物を討伐していたはずが熱が入りすぎて森一帯を更地にしてしまった。マシュに指摘されたあと、律儀に謝罪する。
 
: 同上。完璧主義なのか、魔物を討伐していたはずが熱が入りすぎて森一帯を更地にしてしまった。マシュに指摘されたあと、律儀に謝罪する。
 
: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』で第七特異点に同行した際にも似たような事をやらかしたようで'''「私は森を更地にしました」'''と書いた粘土板をぶら下げた状態で正座させられていた。
 
: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』で第七特異点に同行した際にも似たような事をやらかしたようで'''「私は森を更地にしました」'''と書いた粘土板をぶら下げた状態で正座させられていた。
   −
;「[[エリザベート=バートリー|エリチャン]]とはあの雑竜サーヴァントですか。ははは、満漢全席とはまた豪快な。<br/> え、悪夢? お腹いっぱいになるのでは? え、根本から違う?」<br/> 「それは……恐ろしいですね……。<br/> 私の母は時代もあって、どちらかというと甘い方でしたが彼女の苛烈さもまた、母性を感じさせます。<br/> とはいえそれは、マスターが心配されている……という良い証では?<br/> 消毒液のタンクを背負って追いかけてくる夢だった? ……なるほど、悪夢ですね……。」
+
;「エリチャンとはあの雑竜サーヴァントですか。ははは、満漢全席とはまた豪快な。<br> え、悪夢? お腹いっぱいになるのでは? え、根本から違う?」<br>「それは……恐ろしいですね……。<br> 私の母は時代もあって、どちらかというと甘い方でしたが彼女の苛烈さもまた、母性を感じさせます。<br> とはいえそれは、マスターが心配されている……という良い証では?<br> 消毒液のタンクを背負って追いかけてくる夢だった? ……なるほど、悪夢ですね……。」
: 主人公の選択肢次第で見られる、アルジュナのサーヴァント評。前者に関しては、彼女の料理がとんでもないという事実を知らなければそういう評価に落ち着くのも無理はない。後者に関してはアメリカでの容赦ない治療もあってか理解を示してくれると同時に、母クンティーに対する言及も。
+
: 自身の幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」にて、主人公の選択肢次第で見られる、アルジュナのサーヴァント評。
 +
: [[エリザベート=バートリー|前者]]に関しては、彼女の料理がとんでもないという事実を知らなければそういう評価に落ち着くのも無理はない。[[ナイチンゲール|後者]]に関してはアメリカでの容赦ない治療もあってか理解を示してくれると同時に、母クンティーに対する言及も。
    
====本編====
 
====本編====
 
;「え。」
 
;「え。」
: 終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」にて。カルナが自分は幸運に恵まれていると返答した際に漏れた、本音に近い呟き。
+
: 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』にて。カルナが自分は幸運に恵まれていると返答した際に漏れた、本音に近い呟き。
 
: 幸運がDランク相当のカルナが「自分は幸運」と言っていたら驚くのも無理はない。
 
: 幸運がDランク相当のカルナが「自分は幸運」と言っていたら驚くのも無理はない。
   −
;「いつか──巡り会いたいものだ。そういう、存在に。<br/> 最後のマスター、[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]殿! 道は拓いています。先に進むがよろしかろう!<br/> さあ、走りなさい!」
+
;「いつか──巡り会いたいものだ。そういう、存在に。<br> 最後のマスター、[[主人公 (Grand Order)|◯◯]]殿! 道は拓いています。先に進むがよろしかろう!<br> さあ、走りなさい!」
 
: カルナの相変わらずのポジティブシンキングには思わず本音のような呟きが漏れたアルジュナだったが、そのあとに続く言葉はまたアルジュナにも響いた。
 
: カルナの相変わらずのポジティブシンキングには思わず本音のような呟きが漏れたアルジュナだったが、そのあとに続く言葉はまたアルジュナにも響いた。
 
: そして彼は決戦に向かう主人公を激励し、その背中を押す。いつか、自分も心に響く言葉を残してくれるような存在に巡り会いたいと信じながら。
 
: そして彼は決戦に向かう主人公を激励し、その背中を押す。いつか、自分も心に響く言葉を残してくれるような存在に巡り会いたいと信じながら。
    
====イベント====
 
====イベント====
;「……さて、この船がどこに辿り着くかも分からず。私というサーヴァントが誰なのかすらも分かりませんが。<br/> どうやらあなたはマスターのようだ。よろしければ、しばらく行動を共にしませんか?」<br/> 「ありがとう。我が名は──未だ不明ですが、ともあれアーチャーのサーヴァント。よろしくお願いします、マスター。」
+
;「……さて、この船がどこに辿り着くかも分からず。私というサーヴァントが誰なのかすらも分かりませんが。<br> どうやらあなたはマスターのようだ。よろしければ、しばらく行動を共にしませんか?」<br>「ありがとう。我が名は──未だ不明ですが、ともあれアーチャーのサーヴァント。よろしくお願いします、マスター。」
: アルジュナ体験クエスト「再び神の詩を求めよ」にて。嵐を彷徨う船の中、呼びかけられて目を覚ました主人公が出会ったのは見知らぬ白衣の青年。彼は記憶を失っており、気づけば船に乗せられていたという。
+
: 『アルジュナ体験クエスト』「再び神の詩を求めよ」にて。嵐を彷徨う船の中、呼びかけられて目を覚ました主人公が出会ったのは見知らぬ白衣の青年。彼は記憶を失っており、気づけば船に乗せられていたという。
 
: 奇妙な出会いを果たした謎のアーチャーと主人公は、成り行きで一緒に行動することに。
 
: 奇妙な出会いを果たした謎のアーチャーと主人公は、成り行きで一緒に行動することに。
   496行目: 497行目:  
: 同上。マシュからアーチャーであることを疑われた根拠として[[エミヤ|双剣を使うアーチャー]]、[[ダビデ|棍棒で殴りつけるアーチャー]]、[[ギルガメッシュ|財宝を手当たりしだい投げつけるアーチャー]]の事を言われて呆気にとられての一言。そもそもアーチャーとして召喚されるサーヴァントで真面目に弓を使って戦う人物の方が少数派である。
 
: 同上。マシュからアーチャーであることを疑われた根拠として[[エミヤ|双剣を使うアーチャー]]、[[ダビデ|棍棒で殴りつけるアーチャー]]、[[ギルガメッシュ|財宝を手当たりしだい投げつけるアーチャー]]の事を言われて呆気にとられての一言。そもそもアーチャーとして召喚されるサーヴァントで真面目に弓を使って戦う人物の方が少数派である。
   −
;「……分かっています。分かっているのですが……私はあの男が──いや。<br/> 私は、お前が許せない。どうあっても、お前の存在が許せないのだ……!」
+
;「……分かっています。分かっているのですが……私はあの男が──いや。<br> 私は、お前が許せない。どうあっても、お前の存在が許せないのだ……!」
 
: 戦いに虚しさを抱き、生きることに飽いたと語るアーチャー。そこへ突然、謎のランサーが現れる。
 
: 戦いに虚しさを抱き、生きることに飽いたと語るアーチャー。そこへ突然、謎のランサーが現れる。
 
: 記憶のない彼には己のことも、突然現れたランサーのことも分かるはずがない。それなのに──彼はそれまで意味を見出せなかったはずの執着を、この瞬間ランサーに対してかき抱いた。
 
: 記憶のない彼には己のことも、突然現れたランサーのことも分かるはずがない。それなのに──彼はそれまで意味を見出せなかったはずの執着を、この瞬間ランサーに対してかき抱いた。
   −
;「マスター。先ほど生きることに飽いた、と言っていましたね。<br/> あれは正しく真実です。戦うことに関する気力も、未だ欠落しています。<br/> なのに。それなのに。 私はあのランサーが許せない。いえ、この想いは恐らく理不尽なのです。<br/> あの男はきっと、“正しい”存在なのでしょう。人を正しく人だと認識し、その身を全て善行に捧げるような英雄なのでしょう。<br/> なのに、本当に……何故なのか。私はあの男と戦いたい。いや、戦いたいのではなく。<br/> あの男を否定したい。あの男の、全てを。何もかもを。」
+
;「マスター。先ほど生きることに飽いた、と言っていましたね。<br> あれは正しく真実です。戦うことに関する気力も、未だ欠落しています。<br> なのに。それなのに。 私はあのランサーが許せない。いえ、この想いは恐らく理不尽なのです。<br> あの男はきっと、“正しい”存在なのでしょう。人を正しく人だと認識し、その身を全て善行に捧げるような英雄なのでしょう。<br> なのに、本当に……何故なのか。私はあの男と戦いたい。いや、戦いたいのではなく。<br> あの男を否定したい。あの男の、全てを。何もかもを。」
 
: ランサーに対する奇妙な執着と、複雑な胸の内を吐露するアーチャー。一切の記憶がないにも関わらず、いっそ不自然なほど的確にランサーの本質を理解していた。
 
: ランサーに対する奇妙な執着と、複雑な胸の内を吐露するアーチャー。一切の記憶がないにも関わらず、いっそ不自然なほど的確にランサーの本質を理解していた。
 
: そう、きっと否定しなければならなかったのだ。そうしなければ、彼は……
 
: そう、きっと否定しなければならなかったのだ。そうしなければ、彼は……
   −
;「旅……ですか。……。……。その通り、かもしれません。<br/> 私の心をざわつかせるあの男が誰なのか、そして私自身は何者であるべきなのか。答えを見つけるために……。」
+
;「旅……ですか。……。……。その通り、かもしれません。<br> 私の心をざわつかせるあの男が誰なのか、そして私自身は何者であるべきなのか。答えを見つけるために……。」
 
: アーチャーの願望を「間違ってない」と言い切り、「それを探すために旅立とう」と誘いだした主人公に対して。ランサーは何者なのか。己は何者であるべきなのか。未だ彷徨い続ける彼は別れ際に、いつか現実世界で邂逅した時は「共にその答えを見つけて欲しい」と願うのだった。
 
: アーチャーの願望を「間違ってない」と言い切り、「それを探すために旅立とう」と誘いだした主人公に対して。ランサーは何者なのか。己は何者であるべきなのか。未だ彷徨い続ける彼は別れ際に、いつか現実世界で邂逅した時は「共にその答えを見つけて欲しい」と願うのだった。
    
;「一度しか申しません。私は──。『ドSだけどいざというときにはちょっとデレてくれる理系の先輩』です。」
 
;「一度しか申しません。私は──。『ドSだけどいざというときにはちょっとデレてくれる理系の先輩』です。」
: 「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」にて。彼はどうやら「服が白いから」という何とも安易な決め方だった模様で、本人も心なしか困惑顔。
+
: 『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』にて。彼はどうやら「服が白いから」という何とも安易な決め方だった模様で、本人も心なしか困惑顔。
 
: このあたり、贋作とはいえ真面目で勤勉なアルジュナらしくもある。
 
: このあたり、贋作とはいえ真面目で勤勉なアルジュナらしくもある。
   −
;「……斯様な機会が巡って来ようとは、思いもよらなかった。この幸運とマスターに感謝を。<br/> この祭典、この戦いに貴様が全力を傾けると言うならば、私もまた戦おう。貴様の敵として! 貴様の息の根を、三度、止める機会を私は──」<br/> 「ゲーム……? いや。違う。何か違う。話を逸らすなカルナ!」
+
;「……斯様な機会が巡って来ようとは、思いもよらなかった。この幸運とマスターに感謝を。<br> この祭典、この戦いに貴様が全力を傾けると言うならば、私もまた戦おう。貴様の敵として! 貴様の息の根を、三度、止める機会を私は──」<br>「ゲーム……? いや。違う。何か違う。話を逸らすなカルナ!」
: 「ネロ祭再び」にて、カルナとの戦いに意気込みを見せるアルジュナ。だが当のカルナは唐突に[[ジナコ=カリギリ|かつてのマスター]]の話を始めたりする始末。
+
: 『ネロ祭再び』にて、カルナとの戦いに意気込みを見せるアルジュナ。だが当のカルナは唐突に[[ジナコ=カリギリ|かつてのマスター]]の話を始めたりする始末。
 
: どうもすんなり「決着」とはいかせてもらえないようだ。
 
: どうもすんなり「決着」とはいかせてもらえないようだ。
   −
;<font size=5>「な!?」</font><br />「 チョコ……レート……ですと……!? この私に……?<br/> ……神や師からの授かりではなく、マスターからの純粋なる好意……。<br/> 何ということだ……! マスター、聞いてください。<br/> 私は……そのような好意を戴けるほどの存在なのでしょうか!?<br/> 確かに私は、他のサーヴァントより優れていると自負しています。<br/> しかし、その一方……ただ、サーヴァントとしてしか、あなたを導けていない。そうも思うのです。<br/> 真のサーヴァントであれば、あなたのパートナーとして、より良い道へと引き上げるべきだというのに……!」
+
;<font size=5>「な!?」</font><br>「 チョコ……レート……ですと……!? この私に……?<br> ……神や師からの授かりではなく、マスターからの純粋なる好意……。<br> 何ということだ……! マスター、聞いてください。<br> 私は……そのような好意を戴けるほどの存在なのでしょうか!?<br> 確かに私は、他のサーヴァントより優れていると自負しています。<br> しかし、その一方……ただ、サーヴァントとしてしか、あなたを導けていない。そうも思うのです。<br> 真のサーヴァントであれば、あなたのパートナーとして、より良い道へと引き上げるべきだというのに……!」
: バレンタインイベントにて、チョコレートを渡した時の反応。いきなり特大フォントで驚愕される。
+
: 自身のバレンタインシナリオにて、チョコレートを渡した時の反応。いきなり特大フォントで驚愕される。
 
: 受け取ったチョコレート一つに対してひどく動揺を見せているが、彼の生前を考えると……。
 
: 受け取ったチョコレート一つに対してひどく動揺を見せているが、彼の生前を考えると……。
 
: 授かり物は多かれど、その中でも純粋に「好意」としてアルジュナに贈られた物は一体どれだけあったのだろうか。
 
: 授かり物は多かれど、その中でも純粋に「好意」としてアルジュナに贈られた物は一体どれだけあったのだろうか。
   −
;「私の生涯の宿敵、憎み、嫉み、そして……何より羨ましいと感じた英雄カルナ。<ruby><rb>そのカルナを討った矢です</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。」<br/> 「あなたの信頼を、敬愛を受け止めた以上、私が差し出すは、私の全て。<br/> ……そう、この矢は私にとって羞恥たる過去、怨念、そして……それでもなお、向き合わなければならないもの。<br/> この矢を、あなたに預かってもらうことで……私の全てを知ってもらうことができる。<br/> 同時に誓いましょう。二度と、このように卑怯な矢は射ちますまい。」
+
;「私の生涯の宿敵、憎み、嫉み、そして……何より羨ましいと感じた英雄カルナ。<ruby><rb>そのカルナを討った矢です</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。」<br>「あなたの信頼を、敬愛を受け止めた以上、私が差し出すは、私の全て。<br> ……そう、この矢は私にとって羞恥たる過去、怨念、そして……それでもなお、向き合わなければならないもの。<br> この矢を、あなたに預かってもらうことで……私の全てを知ってもらうことができる。<br> 同時に誓いましょう。二度と、このように卑怯な矢は射ちますまい。」
 
: 彼からのチョコのお返しは「カルナへの一矢」。この矢はただの記念品ではない。アルジュナにとって重要な意味を持つそれを主人公に預けるということは、彼が彼の思うままに生きようとする自己申告の証であり、同時にこの上ない信頼の証でもある。
 
: 彼からのチョコのお返しは「カルナへの一矢」。この矢はただの記念品ではない。アルジュナにとって重要な意味を持つそれを主人公に預けるということは、彼が彼の思うままに生きようとする自己申告の証であり、同時にこの上ない信頼の証でもある。
   −
;「ふう。ただ見て廻るだけでこれでは、自分の意志での買い物などとてもできませんね……。」<br/> 「なるほど、兄と弟の王位を巡る争い……。興味深いですね。<br/> やはりインドの兄弟は自然と戦うものです。そうに決まっているのです。」
+
;「ふう。ただ見て廻るだけでこれでは、自分の意志での買い物などとてもできませんね……。」<br>「なるほど、兄と弟の王位を巡る争い……。興味深いですね。<br> やはりインドの兄弟は自然と戦うものです。そうに決まっているのです。」
: 「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて。会場を見て廻っていただけのはずが、行く先々で見本誌を授かってしまったのか両手いっぱいの量を抱える羽目になってしまい、思わずため息が。そんなところも彼らしいといえば彼らしい一面ではある。<br/> そんなアルジュナも主人公達のサークルに立ち寄り、古代インドファンタジーを描いたアクションコミックを見つけると興味を示す。試し読みをする内に引き込まれていき、最終的には5部購入した。
+
: 『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて。会場を見て回っていただけのはずが、行く先々で見本誌を授かってしまったのか両手いっぱいの量を抱える羽目になってしまい、思わずため息が。そんなところも彼らしいといえば彼らしい一面ではある。
 +
: そんなアルジュナも主人公達のサークルに立ち寄り、古代インドファンタジーを描いたアクションコミックを見つけると興味を示す。試し読みをする内に引き込まれていき、最終的には5部購入した。
 
: ちなみにこの同人誌礼装「カレー×ライス」はインド映画『バーフバリ』が元ネタである。
 
: ちなみにこの同人誌礼装「カレー×ライス」はインド映画『バーフバリ』が元ネタである。
   −
;「フッ。このアルジュナ、施されているばかりではない事を見せる時がきたようだ。<br/> 私の最高記録は120度の蒸し風呂に12時間。余裕のあまりカレーすら食べた男……。<br/> ク、クク──今回ばかりは良い勝負になる、などと思わないことだな、カルナ……!」
+
;「フッ。このアルジュナ、施されているばかりではない事を見せる時がきたようだ。<br> 私の最高記録は120度の蒸し風呂に12時間。余裕のあまりカレーすら食べた男……。<br> ク、クク──今回ばかりは良い勝負になる、などと思わないことだな、カルナ……!」
: 「雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜」にて。古代インドの地獄から派生してできたという日本の地獄を視察するため、あくまで文化人としての立場でやってきたのだが、カルナに耐久勝負を持ち掛けられるとやはり黙ってはいられないらしい。……授かってばかりではないという、アルジュナの努力家としての一面が垣間見えるが、努力の方向性が若干ズレているような気がしなくもない。
+
: 『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』にて。古代インドの地獄から派生してできたという日本の地獄を視察するため、あくまで文化人としての立場でやってきたのだが、カルナに耐久勝負を持ち掛けられるとやはり黙ってはいられないらしい。……授かってばかりではないという、アルジュナの努力家としての一面が垣間見えるが、努力の方向性が若干ズレているような気がしなくもない。
 
: もっとも原典においてはこれ以上に凄まじい苦行を行っていたこともあるので、これくらいは朝飯前なのかもしれないが。
 
: もっとも原典においてはこれ以上に凄まじい苦行を行っていたこともあるので、これくらいは朝飯前なのかもしれないが。
   −
; 「風紀委員……。なるほど。そうかもしれない。<br/> 刑部姫にも『白ランは風紀委員か生徒会長の二択』と言われていたものです。」
+
; 「風紀委員……。なるほど。そうかもしれない。<br> 刑部姫にも『白ランは風紀委員か生徒会長の二択』と言われていたものです。」
: 「アイアイエーの春風」にて。キルケ―がマスターの部屋に入り浸るうえに行動探知の魔術を掛けていたことについて苦言を呈したところ、彼女に「きみは風紀委員か何かか?」と突っ込まれて。
+
: 『アイアイエーの春風』にて。キルケーがマスターの部屋に入り浸るうえに行動探知の魔術を掛けていたことについて苦言を呈したところ、彼女に「きみは風紀委員か何かか?」と突っ込まれて。
 
: 理系の先輩の次は委員長。刑部姫との交友関係も大いに気になるところである。
 
: 理系の先輩の次は委員長。刑部姫との交友関係も大いに気になるところである。
   −
; 「私は戦士ですよ。<br/> 彼の挙動を少し見ただけで、どの程度の技量かは把握できます。」
+
; 「私は戦士ですよ。<br> 彼の挙動を少し見ただけで、どの程度の技量かは把握できます。」
: レイシフト先で出会った記憶喪失のサーヴァントがオデュッセウスだと判明した際、その技量に納得したと頷きながらの一言。
+
: 同上。レイシフト先で出会った記憶喪失のサーヴァントがオデュッセウスだと判明した際、その技量に納得したと頷きながらの一言。
 
: 戦わずとも見ただけで相手がどれくらいの実力を持つのか即座に把握できる……アルジュナもまた相当に高い技量を持つ戦士だが、その一端が窺える。
 
: 戦わずとも見ただけで相手がどれくらいの実力を持つのか即座に把握できる……アルジュナもまた相当に高い技量を持つ戦士だが、その一端が窺える。
   −
; 「了解。ゴー、ゴー、ゴー!<br/> ……何をやらせるのです。」
+
; 「了解。ゴー、ゴー、ゴー!<br> ……何をやらせるのです。」
: 斥候役として迷宮探索に乗り込む際、マスターの号令に全力で乗っかった直後、我に返って赤面。
+
: 同上。斥候役として迷宮探索に乗り込む際、マスターの号令に全力で乗っかった直後、我に返って赤面。
 
: イアソンからは「やったのはおまえじゃん!?」と盛大なツッコミを受けた。
 
: イアソンからは「やったのはおまえじゃん!?」と盛大なツッコミを受けた。
 
: ちなみに[[刑部姫〔アーチャー〕]]のボイスリストにも同じような号令があり、上記の委員長発言の件も含めて彼女に影響されたのでは、との推測もある。
 
: ちなみに[[刑部姫〔アーチャー〕]]のボイスリストにも同じような号令があり、上記の委員長発言の件も含めて彼女に影響されたのでは、との推測もある。
   −
; 「では限りなく手加減を。<br/> さりとて私の力が不充分だと思われぬよう、全身全霊全力で!」<br/> 「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>よ、我に力を!! 気合一閃! 行くぞ!<br/> <font size=5>『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』!!</font>」
+
; 「では限りなく手加減を。<br> さりとて私の力が不充分だと思われぬよう、全身全霊全力で!」<br>「<ruby><rb>炎神</rb><rt>アグニ</rt></ruby>よ、我に力を!! 気合一閃! 行くぞ!<br> <font size=5>『<ruby><rb>炎神の咆哮</rb><rt>アグニ・ガーンディーヴァ</rt></ruby>』!!</font>」
: 氷漬けの部屋を溶かすため、一旦は躊躇するもイアソンに発破を掛けられて宝具解放。
+
: 同上。氷漬けの部屋を溶かすため、一旦は躊躇するもイアソンに発破を掛けられて宝具解放。
 
: 「火力が高すぎて迷宮を破壊しかねない」との発言に、アルジュナが幕間で森林を誤爆してしまった一件を思い浮かべたプレイヤーも多かったことだろう。
 
: 「火力が高すぎて迷宮を破壊しかねない」との発言に、アルジュナが幕間で森林を誤爆してしまった一件を思い浮かべたプレイヤーも多かったことだろう。
   −
; 「さて、どうでしょうね。<br/> 単純に憎い訳でも恋しい訳でもないと思いますが……人の想いは複雑ですから。」
+
; 「さて、どうでしょうね。<br> 単純に憎い訳でも恋しい訳でもないと思いますが……人の想いは複雑ですから。」
: オデュッセウスに対するキルケ―の複雑な大魔女心について。マスターに話を振られたため、詮索や断定は避けて主観を述べる。
+
: 同上。オデュッセウスに対するキルケーの複雑な大魔女心について。マスターに話を振られたため、詮索や断定は避けて主観を述べる。
 
: 愛も恋も時には憎悪や悲哀へと裏返るし、その逆も勿論あり得る。アルジュナもまた複雑に過ぎる想いを抱えながら足掻き苦しみ続けた英雄であるが、その彼が言うだけあって、本人にしか分からない強い想いがそこにはあるということなのだろう。
 
: 愛も恋も時には憎悪や悲哀へと裏返るし、その逆も勿論あり得る。アルジュナもまた複雑に過ぎる想いを抱えながら足掻き苦しみ続けた英雄であるが、その彼が言うだけあって、本人にしか分からない強い想いがそこにはあるということなのだろう。
   −
; 「そもそも、命を懸けてマスターを守るのがサーヴァントとして最重要の役割。<br/> そしてナンバー1サーヴァントである私が、ここにいるのは道理というものです。」<br/> 「でしょう。(満足げ)」
+
; 「そもそも、命を懸けてマスターを守るのがサーヴァントとして最重要の役割。<br> そしてナンバー1サーヴァントである私が、ここにいるのは道理というものです。」<br>「でしょう。(満足げ)」
:「栄光のサンタクロース・ロード」にて。パールヴァティーの名代としての役目もあり、やや不本意ながらもカルナに協力せざるを得なくなったのだが、あくまでも自分は主人公の最良サーヴァントであるが故だと主張する。
+
:『栄光のサンタクロース・ロード』にて。パールヴァティーの名代としての役目もあり、やや不本意ながらもカルナに協力せざるを得なくなったのだが、あくまでも自分は主人公の最良サーヴァントであるが故だと主張する。
 
: そしてそのマスターから「頼りにしている」と返されると満足げにドヤ顔をする。
 
: そしてそのマスターから「頼りにしている」と返されると満足げにドヤ顔をする。
   −
; 「まっ、マスター! 見ましたか今のを! いけません、いけませんよコレは!」<br/> 「いいですか、カルナのリアクションは通常のヤツならまず有り得ません。<br/> あんな……気さくに拳をちょいと合わせてきたりなど、するはずがないのです。<br/> つまりヤツは! サンタさんになって! テンションがガン上げなのでは!」
+
; 「まっ、マスター! 見ましたか今のを! いけません、いけませんよコレは!」<br>「いいですか、カルナのリアクションは通常のヤツならまず有り得ません。<br> あんな……気さくに拳をちょいと合わせてきたりなど、するはずがないのです。<br> つまりヤツは! サンタさんになって! テンションがガン上げなのでは!」
 
: 同上。カルナが霊基変化したことで普段では考えられないような言動をするため大混乱。ある意味テンションが(妙な方向に)ガン上がっているのはアルジュナの方である。
 
: 同上。カルナが霊基変化したことで普段では考えられないような言動をするため大混乱。ある意味テンションが(妙な方向に)ガン上がっているのはアルジュナの方である。
 
: ちなみに、彼はカルナを挑発する大事な場面を除くと、それ以外では誰の前でも一貫してサンタクロースのことを「'''サンタさん'''」と呼んでおり、育ちの良さが伺える。
 
: ちなみに、彼はカルナを挑発する大事な場面を除くと、それ以外では誰の前でも一貫してサンタクロースのことを「'''サンタさん'''」と呼んでおり、育ちの良さが伺える。
   −
; 「しない!<br/> そしてボーイとは何ですか、気持ち悪い!」
+
; 「しない!<br> そしてボーイとは何ですか、気持ち悪い!」
 
: 困惑を隠せないアルジュナの心境を知ってか知らずか「ヘイボーイ」とスパーリングを持ち掛けるカルナへのさらなるツッコミ。
 
: 困惑を隠せないアルジュナの心境を知ってか知らずか「ヘイボーイ」とスパーリングを持ち掛けるカルナへのさらなるツッコミ。
 
: アルジュナも大概アクセルで天然なはずなのだが、律儀にブレーキ役へと回らざるを得ない有様である。
 
: アルジュナも大概アクセルで天然なはずなのだが、律儀にブレーキ役へと回らざるを得ない有様である。
   −
; 「……確かにその通りだな。<br/> 我が非を認め謝罪しよう、カルナ。おまえの言う通り私も立派なサン───って、<br/> サンタさんになる気ないからな、私は! 何だその意外そうな顔!?」
+
; 「……確かにその通りだな。<br> 我が非を認め謝罪しよう、カルナ。おまえの言う通り私も立派なサン───って、<br> サンタさんになる気ないからな、私は! 何だその意外そうな顔!?」
 
: 特異点探索の道中、竜殺し談義に混ざらず周辺警戒を続けていたところ「戦いについての知識を深めるのも重要なこと」と、師ドローナの教えも交えてカルナに諭される。
 
: 特異点探索の道中、竜殺し談義に混ざらず周辺警戒を続けていたところ「戦いについての知識を深めるのも重要なこと」と、師ドローナの教えも交えてカルナに諭される。
 
: 相手がカルナと言えども自らに非があったと認めれば素直に謝罪はするのがアルジュナだが、トンチキ発言にサラッと流されかけるなど、カルナが絡むとやはりどうにもペースを狂わされがちである。
 
: 相手がカルナと言えども自らに非があったと認めれば素直に謝罪はするのがアルジュナだが、トンチキ発言にサラッと流されかけるなど、カルナが絡むとやはりどうにもペースを狂わされがちである。
572行目: 574行目:  
: アシュヴァッターマンによればアルジュナは昔から委員長気質であったそうで、武芸の師を同じくする三人の掛け合いを傍目で見ていた主人公は(不良学生と風紀委員かな?)との感想を抱いた。
 
: アシュヴァッターマンによればアルジュナは昔から委員長気質であったそうで、武芸の師を同じくする三人の掛け合いを傍目で見ていた主人公は(不良学生と風紀委員かな?)との感想を抱いた。
   −
; 「<ruby><rb>彼</rb><rt>・</rt></ruby>に、振ってみるか。その眼力に疑う余地はないし、それに……<br/> 私ではもう付き合いきれないが。彼にはまた、違う意味があるのかもしれない───」
+
; 「<ruby><rb>彼</rb><rt>・</rt></ruby>に、振ってみるか。その眼力に疑う余地はないし、それに……<br> 私ではもう付き合いきれないが。彼にはまた、違う意味があるのかもしれない───」
 
: カーマとカルナの発言からもたらされた違和感を照らし合わせ、ヴリトラの本質を見出したアルジュナだが、あくまで推測であり確証には至らなかったことから代役としてもう一人の自分に後を託すことに。
 
: カーマとカルナの発言からもたらされた違和感を照らし合わせ、ヴリトラの本質を見出したアルジュナだが、あくまで推測であり確証には至らなかったことから代役としてもう一人の自分に後を託すことに。
 
: オルタの派遣は真相を確かめることが第一の目的だが、忘れてしまったかつての記憶を呼び覚ますことに繋がるような刺激をオルタに与えてあげたいという思惑もあってのこと。そのささやかな愛情を、愛の神は見逃さなかった。
 
: オルタの派遣は真相を確かめることが第一の目的だが、忘れてしまったかつての記憶を呼び覚ますことに繋がるような刺激をオルタに与えてあげたいという思惑もあってのこと。そのささやかな愛情を、愛の神は見逃さなかった。
   −
; 「本来ならば、マスターにこのような頼み事などすべきではないと分かってはいるのですが。<br/> マスターしか、信頼して託せる方はいないのです。<br/> 私の……あまり表に見せるべきでない部分を知るのは、マスターしかいないのですから。」
+
; 「本来ならば、マスターにこのような頼み事などすべきではないと分かってはいるのですが。<br> マスターしか、信頼して託せる方はいないのです。<br> 私の……あまり表に見せるべきでない部分を知るのは、マスターしかいないのですから。」
 
: 真のサンタクロースに至れず内心で焦りを見せるカルナ。アルジュナがカルナに分かってほしかったのは、一人で全部抱え込まずにもっと仲間を頼るべきだということ。宿敵という立場上、直接伝えることは出来ない代わりにマスターへと託したのは、他ならぬアルジュナ自身が一人で苦しみを抱え込んでいたところを共に切り開いてくれた、最も信頼できる相手であったからだ。
 
: 真のサンタクロースに至れず内心で焦りを見せるカルナ。アルジュナがカルナに分かってほしかったのは、一人で全部抱え込まずにもっと仲間を頼るべきだということ。宿敵という立場上、直接伝えることは出来ない代わりにマスターへと託したのは、他ならぬアルジュナ自身が一人で苦しみを抱え込んでいたところを共に切り開いてくれた、最も信頼できる相手であったからだ。
 
: なお、最後の一文は幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」をクリアしていると追加される差分である。
 
: なお、最後の一文は幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」をクリアしていると追加される差分である。
    
;「私の<ruby><rb>兄</rb><rt>あん</rt></ruby>ちゃんです」
 
;「私の<ruby><rb>兄</rb><rt>あん</rt></ruby>ちゃんです」
: 2023年バレンタインイベント『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で、ラーマからビーマとパーンダヴァ五兄弟について説明を受けた後の<del>何処からか聞こえてきた謎の</del>回想。
+
: 『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』で、ラーマからビーマとパーンダヴァ五兄弟について説明を受けた後の<del>何処からか聞こえてきた謎の</del>回想。
 
:アルジュナの出自と真面目な性格から考えれば「兄さん」や「<ruby><rb>兄上</rb><rt>あにうえ</rt></ruby>」と呼びそうな所を、主人公の脳内とはいえ全く正反対の随分と軽過ぎかつ砕けた呼称を使用している。その後ビーマのバレンタインシナリオによると、この呼び方は二人だけの私用の場においてしか使用せず、兄弟や他者がいる公共の場では「ビーマ'''兄様'''」と呼んでいるとの事。
 
:アルジュナの出自と真面目な性格から考えれば「兄さん」や「<ruby><rb>兄上</rb><rt>あにうえ</rt></ruby>」と呼びそうな所を、主人公の脳内とはいえ全く正反対の随分と軽過ぎかつ砕けた呼称を使用している。その後ビーマのバレンタインシナリオによると、この呼び方は二人だけの私用の場においてしか使用せず、兄弟や他者がいる公共の場では「ビーマ'''兄様'''」と呼んでいるとの事。
   589行目: 591行目:  
: 一応アルジュナ初登場回だったのだが、この時ばかりは珍しくカルナがツッコミに回っている。
 
: 一応アルジュナ初登場回だったのだが、この時ばかりは珍しくカルナがツッコミに回っている。
   −
; 「マスター! マスター! ご覧ください、この猿を! ええ、私が従えている以上、無論ただの猿ではありませぬ。<br/> この猿、見かけによらず何と猿拳を使いこなす超武闘派モンキー……。世が世ならハヌマーンの眷属であったかもしれません。<br/> カルデアに連れて帰ろうと考えているのですが、構いませんね?」
+
; 「マスター! マスター! ご覧ください、この猿を! ええ、私が従えている以上、無論ただの猿ではありませぬ。<br> この猿、見かけによらず何と猿拳を使いこなす超武闘派モンキー……。世が世ならハヌマーンの眷属であったかもしれません。<br> カルデアに連れて帰ろうと考えているのですが、構いませんね?」
 
: 『3rd Anniversary ALBUM』より。猿を右腕に乗せて優しく微笑みながらのこの言葉。彼にしては珍しく、明らかにテンションが高い。
 
: 『3rd Anniversary ALBUM』より。猿を右腕に乗せて優しく微笑みながらのこの言葉。彼にしては珍しく、明らかにテンションが高い。
 
: ちなみにハヌマーンは『ラーマーヤナ』に名高い猿族の戦士だが、『マハーバーラタ』でもクリシュナの要請を受けてアルジュナの戦車に潜んでいたとされている。
 
: ちなみにハヌマーンは『ラーマーヤナ』に名高い猿族の戦士だが、『マハーバーラタ』でもクリシュナの要請を受けてアルジュナの戦車に潜んでいたとされている。
689行目: 691行目:  
**実際SEは『Grand Order』、『EXTELLA LINK』ともに、弓にあるまじき凄まじい音である。とはいえ本質がインド式ミサイルであることを考えれば納得か。
 
**実際SEは『Grand Order』、『EXTELLA LINK』ともに、弓にあるまじき凄まじい音である。とはいえ本質がインド式ミサイルであることを考えれば納得か。
 
*色黒であることも手伝って全体的に表情の変化が分かりにくいが、表情差分は現時点で7つ<ref group = "出">「アルジュナ」『Fate/Grand Order materialⅢ』p.97。</ref>ある。実はその中に「照れ顔」の表情差分もあるのだが、長らく『Fate/Grand Order materialⅢ』に掲載されているのみとなっていた。
 
*色黒であることも手伝って全体的に表情の変化が分かりにくいが、表情差分は現時点で7つ<ref group = "出">「アルジュナ」『Fate/Grand Order materialⅢ』p.97。</ref>ある。実はその中に「照れ顔」の表情差分もあるのだが、長らく『Fate/Grand Order materialⅢ』に掲載されているのみとなっていた。
**しかし、2019年6月15日の会話追加と同時に、ゲーム内でもようやく見ることが叶うようになった。幕間クリア後に追加される「聖杯について」の新規台詞で確認することができる。この照れ顔、僅かに頬が赤くなっているだけで表情そのものの変化が乏しくパッと見では通常顔とほぼ見分けがつかない。つまり'''ものすごく分かりにくい'''。同じく表情の変化に乏しいが色白であるカルナの方がまだ分かりやすいほど。
+
**しかし、2019年6月15日のモーションリニューアルに伴うボイス追加と同時に、ゲーム内でもようやく見ることが叶うようになった。アルジュナの幕間2クリア後に追加される「聖杯について」の新規台詞で確認することができる。この照れ顔、僅かに頬が赤くなっているだけで表情そのものの変化が乏しくパッと見では通常顔とほぼ見分けがつかない。つまり'''ものすごく分かりにくい'''。同じく表情の変化に乏しいが色白であるカルナの方がまだ分かりやすいほど。
**そんな慎ましやかな差分とは逆に、何かを企んでいるかのような、いわゆる「悪い顔」をしている差分もあり、もといこちらもなかなか貴重。シナリオ本編では使用されていないため、アルジュナが未召喚である場合、通常のプレイでこの表情をお目にかかる機会は今のところほとんどない<ref group = "注">イベント「閻魔亭繁盛記」で使用されていたものの、参加には当時の最新章クリアが必須であったため、到達条件がそれなりに厳しかった。一方、彼を所持しているプレイヤーでもこの表情を見られる機会はごく少なく、最終再臨以外では幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」、あとはカルナも同時に所持していればマイルーム会話でも見られる程度に留まっている。</ref>。普段の勤勉さからは考えられないような黒い笑みに、彼の正体を知らなければまず分からないような凄まじい高笑いが合わさって、最終再臨では二度ビックリされることもしばしば起こる。もっともアルジュナにしてみれば本来隠し通さねばならないようなモノであり、本来人に見せるべき表情ではないので当然と言えば当然なのだが。
+
**そんな慎ましやかな差分とは逆に、何かを企んでいるかのような、いわゆる「悪い顔」をしている差分もあり、もといこちらもなかなか貴重。シナリオ本編では使用されていないため、アルジュナが未召喚である場合、通常のプレイでこの表情をお目にかかる機会は今のところほとんどない<ref group = "注">イベント『閻魔亭繁盛記』で使用されていたものの、参加には当時の最新章クリアが必須であったため、到達条件がそれなりに厳しかった。一方、彼を所持しているプレイヤーでもこの表情を見られる機会はごく少なく、最終再臨以外では幕間の物語「問い掛け続けることにこそ」、あとはカルナも同時に所持していればマイルーム会話でも見られる程度に留まっている。</ref>。普段の勤勉さからは考えられないような黒い笑みに、彼の正体を知らなければまず分からないような凄まじい高笑いが合わさって、最終再臨では二度ビックリされることもしばしば起こる。もっともアルジュナにしてみれば本来隠し通さねばならないようなモノであり、本来人に見せるべき表情ではないので当然と言えば当然なのだが。
 
*アルジュナの宝具である「破壊神の手翳(パーシュパタ)」は伝承によれば終末において世界そのものを破壊する際に用いられる武器で、所謂現実に語られる神話での破壊神シヴァが使えば'''全宇宙を破壊'''、アルジュナが使っても'''世界を七度滅ぼせる'''威力を有しているという。
 
*アルジュナの宝具である「破壊神の手翳(パーシュパタ)」は伝承によれば終末において世界そのものを破壊する際に用いられる武器で、所謂現実に語られる神話での破壊神シヴァが使えば'''全宇宙を破壊'''、アルジュナが使っても'''世界を七度滅ぼせる'''威力を有しているという。
 
**そのあまりの強力さにアルジュナ自身がその使用を禁じており、原典では使われていない。
 
**そのあまりの強力さにアルジュナ自身がその使用を禁じており、原典では使われていない。
6,645

回編集