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| | 真名 = 女王メイヴ | | | 真名 = 女王メイヴ |
| | 読み = | | | 読み = |
− | | 外国語表記 = Medb | + | | 外国語表記 = Queen Medb |
| | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
| | 声優 = 佐倉綾音 | | | 声優 = 佐倉綾音 |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』にて登場。[[ゲーティア]]から聖杯を授かり、「クー・フーリンを自分に並び立つ邪悪な王にする」ために聖杯を使用し、[[クー・フーリン〔オルタ〕]]を生み出した。 | | : 第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』にて登場。[[ゲーティア]]から聖杯を授かり、「クー・フーリンを自分に並び立つ邪悪な王にする」ために聖杯を使用し、[[クー・フーリン〔オルタ〕]]を生み出した。 |
− | : そのまま二人仲良く(?)西暦1783年のアメリカを滅ぼして人理を破壊しようとするが、抵抗勢力である[[トーマス・エジソン]]率いる合衆国軍やレジスタンスに与した主人公達にその進軍をついに阻まれる。最期に魔神柱の集合体を「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」として呼び出し、クー・フーリン〔オルタ〕からの言葉に安堵しながら後を託して消滅した。 | + | : そのまま二人仲良く(?)西暦1783年のアメリカを滅ぼして人理を破壊しようとするが、抵抗勢力である[[トーマス・エジソン]]率いる合衆国軍やレジスタンスに与した[[主人公 (Grand Order)|主人公]]達にその進軍をついに阻まれる。最期に[[魔神柱]]の集合体を「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」として呼び出し、クー・フーリン〔オルタ〕からの言葉に安堵しながら後を託して消滅した。 |
| :終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、クー・フーリン〔オルタ〕と共にⅤの座を統括する[[ハルファス|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 | | :終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、クー・フーリン〔オルタ〕と共にⅤの座を統括する[[ハルファス|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
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| : 自分が世界の中心と考えているため、大きな催し物があるときは呼ばれないのに自分からやってくる。自己顕示欲による行動だとしても、本人はみんなのためと思っているあたり手に負えない。 | | : 自分が世界の中心と考えているため、大きな催し物があるときは呼ばれないのに自分からやってくる。自己顕示欲による行動だとしても、本人はみんなのためと思っているあたり手に負えない。 |
| : 人間から逸脱した倫理感を持った彼女だが、根は乙女であるため、実のところ「めんどくさい」性格である。それでありながら自身の弱点を克服するという克己心も併せ持ち、そのためならあらゆる努力を厭わないという一面がある。 | | : 人間から逸脱した倫理感を持った彼女だが、根は乙女であるため、実のところ「めんどくさい」性格である。それでありながら自身の弱点を克服するという克己心も併せ持ち、そのためならあらゆる努力を厭わないという一面がある。 |
− | : クー・フーリンへのこだわりはまだ残っているが、聖杯にかける願いは彼に関するものではない。「'''過去・現在・未来すべての素敵な男を恋人に'''」―――気前よく、嫉妬せず、恐れを知らない勇士をメイヴは求めている。 | + | : クー・フーリンへのこだわりはまだ残っているが、聖杯にかける願いは彼に関するものではない。「'''過去・現在・未来すべての素敵な男を恋人に'''」───気前よく、嫉妬せず、恐れを知らない勇士をメイヴは求めている。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 戦闘では鞭を使用する。 | | : 戦闘では鞭を使用する。 |
| : 戦士から取り込んだ遺伝情報を体内で複製し、名も無き兵士として製造する能力を持つ。製造は人差し指の先を刃物で傷つけて血を地面に落とすことで行われる。 | | : 戦士から取り込んだ遺伝情報を体内で複製し、名も無き兵士として製造する能力を持つ。製造は人差し指の先を刃物で傷つけて血を地面に落とすことで行われる。 |
− | : 第五特異点では聖杯の力を一部利用していたとはいえ、生み出した兵士で一大軍団を形成し、エジソン達と渡り合っていた。この特性を最大限に使った切り札が、[[魔神柱]]を「二十八人の怪物」(クラン・カラティン)というかつて自分が生み出した怪物の殻に押し込めることによって'''二十八本纏めて召喚する'''という、ゲーティアでさえやろうとしなかった凶悪な業である。 | + | : 第五特異点では聖杯の力を一部利用していたとはいえ、生み出した兵士で一大軍団を形成し、エジソン達と渡り合っていた。この特性を最大限に使った切り札が、魔神柱を「二十八人の怪物」(クラン・カラティン)というかつて自分が生み出した怪物の殻に押し込めることによって'''二十八本纏めて召喚する'''という、[[ゲーティア]]でさえやろうとしなかった凶悪な業である。 |
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| ==バリエーション== | | ==バリエーション== |
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| :炎のように燃える氷と例えられる性格で、恋心や支配欲などの矛盾する様々な感情を強固な精神で統合した非常に複雑な人間性を持つ。 | | :炎のように燃える氷と例えられる性格で、恋心や支配欲などの矛盾する様々な感情を強固な精神で統合した非常に複雑な人間性を持つ。 |
| :どこか諦観に支配された人物が多い魔法少女達の中でまだ諦めず、強固な支配欲によって全土を支配し、外の世界にまで手を伸ばそうとしている。 | | :どこか諦観に支配された人物が多い魔法少女達の中でまだ諦めず、強固な支配欲によって全土を支配し、外の世界にまで手を伸ばそうとしている。 |
− | :ストーリー中では[[ミラー]]がクロエ・フォン・アインツベルンを呼び込んだのを参考にしてカルデアのマシュを強制的に呼び込み、安定していた均衡を破壊して全土の支配を目論んだ。 | + | :ストーリー中では[[ミラー]]が[[クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)|クロエ・フォン・アインツベルン]]を呼び込んだのを参考にしてカルデアの[[マシュ・キリエライト|マシュ]]を強制的に呼び込み、安定していた均衡を破壊して全土の支配を目論んだ。 |
− | :ファースト・レディも企んでいた「魔法少女の軍団」という構想を彼女も持っており、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンを加えようと画策する。 | + | :[[ファースト・レディ]]も企んでいた「魔法少女の軍団」という構想を彼女も持っており、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]を加えようと画策する。 |
| :最後には彼女と対決するが、敗北した上「『自分が幸せ』とは言っても『自分だけが幸せ』とは言っていなかった」と、心の中心にあった部分を見抜かれ、心が完全に折れてしまう。 | | :最後には彼女と対決するが、敗北した上「『自分が幸せ』とは言っても『自分だけが幸せ』とは言っていなかった」と、心の中心にあった部分を見抜かれ、心が完全に折れてしまう。 |
| :心の崩壊に従うように崩れてゆく城の中で「愛しい人の顔を見ながら死んでゆく」という「女の一番の幸せ」を味わいながら消滅した。 | | :心の崩壊に従うように崩れてゆく城の中で「愛しい人の顔を見ながら死んでゆく」という「女の一番の幸せ」を味わいながら消滅した。 |
104行目: |
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| :自らに逆らっただけでなく、軍勢をたった一人で撃退したアルスターの英雄クー・フーリンの命を狙ったが、彼女としては敵対されるのが嫌ではない。ただ、アルスターの男たちの中で、唯一『欲しい』と思った相手であり、しかし自分のものにならなかったのだ。彼女はクー・フーリンに捕らわれるも、女という理由で釈放されてしまう。この一件で彼女は復讐者と化し、様々な誓約をクー・フーリンに課し、それを破らせる。 | | :自らに逆らっただけでなく、軍勢をたった一人で撃退したアルスターの英雄クー・フーリンの命を狙ったが、彼女としては敵対されるのが嫌ではない。ただ、アルスターの男たちの中で、唯一『欲しい』と思った相手であり、しかし自分のものにならなかったのだ。彼女はクー・フーリンに捕らわれるも、女という理由で釈放されてしまう。この一件で彼女は復讐者と化し、様々な誓約をクー・フーリンに課し、それを破らせる。 |
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− | :そういった行動は彼を死に追いやることになるが、メイヴの名にかけて彼を絶対に屈服させる―――ただそれだけだった。 | + | :そういった行動は彼を死に追いやることになるが、メイヴの名にかけて彼を絶対に屈服させる───ただそれだけだった。 |
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| :なお、彼女は投石器で射出されたチーズに頭部を直撃する形で暗殺されたという。 | | :なお、彼女は投石器で射出されたチーズに頭部を直撃する形で暗殺されたという。 |
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| : なお彼女としては衣装を作る事にはやぶさかではなかったようで、カルデアでは彼女に衣装をよく発注しているらしく、彼女からも「オーダーは多いがにぎやかなお客様」「まるでアイドルの女王」と好印象。 | | : なお彼女としては衣装を作る事にはやぶさかではなかったようで、カルデアでは彼女に衣装をよく発注しているらしく、彼女からも「オーダーは多いがにぎやかなお客様」「まるでアイドルの女王」と好印象。 |
| ; [[酒呑童子]] | | ; [[酒呑童子]] |
− | : 自身の幕間の物語にて共演。物騒な女性同士意気投合し、彼女の酒を分けてもらった。 | + | : 自身の幕間の物語「愛しき私の───」にて共演。物騒な女性同士意気投合し、彼女の酒を分けてもらった。 |
| ; [[キルケー]] | | ; [[キルケー]] |
| : 同上。彼女から蜂蜜を分けてもらうべく接触したが、キュケオーンが何か知らず、あまつさえ地味と言ったことで逆鱗に触れてしまった。 | | : 同上。彼女から蜂蜜を分けてもらうべく接触したが、キュケオーンが何か知らず、あまつさえ地味と言ったことで逆鱗に触れてしまった。 |
193行目: |
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| : 同じ魔法少女。かつて共に行動していたが、決別された。 | | : 同じ魔法少女。かつて共に行動していたが、決別された。 |
| : 彼女と別れて以降、支配欲がさらに加速したとか。 | | : 彼女と別れて以降、支配欲がさらに加速したとか。 |
− | ; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] | + | ; [[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]] |
| : 同じ魔法少女。自身の「魔法少女の軍団」に加えるべく画策している。 | | : 同じ魔法少女。自身の「魔法少女の軍団」に加えるべく画策している。 |
| ; [[ファースト・レディ]] | | ; [[ファースト・レディ]] |
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| :彼女のカリスマのランクはBとかなり高位の部類だが、生前からこんな調子で兵達を率いていたのであろうか。 | | :彼女のカリスマのランクはBとかなり高位の部類だが、生前からこんな調子で兵達を率いていたのであろうか。 |
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− | ;「…嬉しい。私、その一言が聞きたかったの。」<br>「それだけ、それだけで救われたの。私の願いは、叶った。」<br>「やっと、貴方は、私のものに―――なってくれた。」 | + | ;「…嬉しい。私、その一言が聞きたかったの。」<br>「それだけ、それだけで救われたの。私の願いは、叶った。」<br>「やっと、貴方は、私のものに───なってくれた。」 |
| :第五特異点での末期の台詞。最終決戦にてその身を散らしながらも「二十八人の怪物」を召喚し、最後までクー・フーリン・オルタを王として尽くし続けた。 | | :第五特異点での末期の台詞。最終決戦にてその身を散らしながらも「二十八人の怪物」を召喚し、最後までクー・フーリン・オルタを王として尽くし続けた。 |
| :その心意気はクー・フーリン・オルタをして「いい女」と言わしめるものであり、「よくやった」という彼からの賛辞を聞いた彼女は満足げに消滅していった。 | | :その心意気はクー・フーリン・オルタをして「いい女」と言わしめるものであり、「よくやった」という彼からの賛辞を聞いた彼女は満足げに消滅していった。 |
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| ==== イベント ==== | | ==== イベント ==== |
− | ;「あなた、私の国民でしょ? なら、まず何を言うべきか分かってるわよね?」<br>主人公「―――メイヴちゃん、サイコー!」<br>「うんうん、紛れもないコノートの一般国民ね。よろしい!」 | + | ;「あなた、私の国民でしょ? なら、まず何を言うべきか分かってるわよね?」<br>主人公「───メイヴちゃん、サイコー!」<br>「うんうん、紛れもないコノートの一般国民ね。よろしい!」 |
| :『デスジェイル・サマーエスケイプ!』にて。もはや合い言葉と化しているこの言葉を言える事こそがコノート一般国民の条件なのである。咄嗟にこれを引き出した主人公も相当だが、そんなユルユルでいいのだろうか…。 | | :『デスジェイル・サマーエスケイプ!』にて。もはや合い言葉と化しているこの言葉を言える事こそがコノート一般国民の条件なのである。咄嗟にこれを引き出した主人公も相当だが、そんなユルユルでいいのだろうか…。 |
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| *本編のみならず期間限定イベントでも[[ゲーティア]]など大抵の黒幕ですらやらなかった事を平然とやってのけているため、登場する度にプレイヤーを戦々恐々とさせている。 | | *本編のみならず期間限定イベントでも[[ゲーティア]]など大抵の黒幕ですらやらなかった事を平然とやってのけているため、登場する度にプレイヤーを戦々恐々とさせている。 |
| *コノートはアイルランドに実在する地域で、アイルランド島の1/3に及ぶ。 | | *コノートはアイルランドに実在する地域で、アイルランド島の1/3に及ぶ。 |
− | *宝具にもなっている「蜂蜜酒」の英名「ミード」は彼女の名前が由来となっているが、彼女が愛人達に送った蜂蜜酒は'''自身の経血入り'''という[[ナイチンゲール|バーサーカー婦長]]が中身を知ったら焼却処分待った無しの代物だったりする。血や髪、特にそういった下腹部に起因するものは霊的な加護が強いと言われているが、それをさらっと、しかも複数名に渡すあたり、彼女の性格が滲み出ている。 | + | *宝具にもなっている「蜂蜜酒」の英名「ミード」は彼女の名前が由来となっているが、彼女が愛人達に送った蜂蜜酒は'''自身の経血入り'''という[[ナイチンゲール|バーサーカー婦長]]が中身を知ったら焼却処分待った無しの代物だったりする。血や髪、特にそういった下腹部に起因するものは霊的な加護が強いと言われているが、それをさらっと、しかも複数名に渡すあたり、彼女の性格が滲み出ている。 |
| **なお、サーヴァント状態では経血が採取できないので、受肉しないと正式な蜂蜜酒は作成できないとのこと。 | | **なお、サーヴァント状態では経血が採取できないので、受肉しないと正式な蜂蜜酒は作成できないとのこと。 |
− | **余談だが、戦闘機のパイロット達が女性の下腹部の毛を生還のお守りとする風習が現在でも行われている<ref group = "注" name="更に余談だが、『機動戦士ガンダム』の小説版でお守りの事が言及されていたりする。">更に余談だが、『機動戦士ガンダム』の小説版でお守りの事が言及されていたりする。</ref>。 | + | **余談だが、戦闘機のパイロット達が女性の下腹部の毛を生還のお守りとする風習は現在でも行われている。 |
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