68行目: |
68行目: |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | :Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人として登場。 | + | :Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人のNPCとして登場。 |
| | | |
| ===Fate関連作品=== | | ===Fate関連作品=== |
140行目: |
140行目: |
| == メモ == | | == メモ == |
| *名前の由来は天体現象のオーロラからと思われる。 | | *名前の由来は天体現象のオーロラからと思われる。 |
− | **ブリテン異聞帯における物語――特にマシュ側においては、「糸紡ぎの妖精」「マシュを助ける三人の妖精」「朽ち果てた城で眠り続けるマシュ」など、『眠れる森の美女』を連想させるモチーフが散見されるため、「悪い魔女を追い詰めるオーロラ姫」のイメージも推測されている。 | + | **ブリテン異聞帯における物語、特にマシュ側においては「糸紡ぎの妖精」「マシュを助ける三人の妖精」「朽ち果てた城で眠り続けるマシュ」など、『眠れる森の美女』を連想させるモチーフが散見されるため、「悪い魔女を追い詰めるオーロラ姫」のイメージも推測されている。 |
| **ただし氏族長の中では唯一、イギリスの古い妖精伝承に基づく存在ではなく、その名前も自然現象と同じくローマ神話における暁の女神・アウロラが由来である<ref group = "注">ちなみにイングランドのサフォークでは、オーロラ現象について『ペリー・ダンサー』の妖精名が付けられており、これは[[妖精騎士ランスロット]]のスキル名になっている。</ref>。彼女のような妖精は、汎人類史では伝承にならない程度の存在であるということの暗示なのかもしれない。 | | **ただし氏族長の中では唯一、イギリスの古い妖精伝承に基づく存在ではなく、その名前も自然現象と同じくローマ神話における暁の女神・アウロラが由来である<ref group = "注">ちなみにイングランドのサフォークでは、オーロラ現象について『ペリー・ダンサー』の妖精名が付けられており、これは[[妖精騎士ランスロット]]のスキル名になっている。</ref>。彼女のような妖精は、汎人類史では伝承にならない程度の存在であるということの暗示なのかもしれない。 |
| ***リソースの有効活用、というメタ的な意味ではアウロラ、もしくはギリシャ神話における相当神エーオースとしての実装可能性も考えられるが、パーソナリティはエーオースの方に寄せられるなどして完全に元のオーロラと切り離されるであろう事は想像に難くない。もっとも、エーオースの場合[[オリオン]]、[[ヘラクレス]]、[[アキレウス]]との因縁があり<ref group = "注">オリオンは'''元カレ'''、後二者は息子(メムノーンとエーマティオーン)の仇。</ref>、別の意味で地雷となる可能性も否定できないのだが…。 | | ***リソースの有効活用、というメタ的な意味ではアウロラ、もしくはギリシャ神話における相当神エーオースとしての実装可能性も考えられるが、パーソナリティはエーオースの方に寄せられるなどして完全に元のオーロラと切り離されるであろう事は想像に難くない。もっとも、エーオースの場合[[オリオン]]、[[ヘラクレス]]、[[アキレウス]]との因縁があり<ref group = "注">オリオンは'''元カレ'''、後二者は息子(メムノーンとエーマティオーン)の仇。</ref>、別の意味で地雷となる可能性も否定できないのだが…。 |
146行目: |
146行目: |
| **後の『Grand Order Material ⅩⅢ』にて、妖精騎士ランスロットの現在の姿は「出会った頃のオーロラの肉体年齢を真似て自分の外見を育てたから」という記述により、この解釈が正しかったことが明かされた。 | | **後の『Grand Order Material ⅩⅢ』にて、妖精騎士ランスロットの現在の姿は「出会った頃のオーロラの肉体年齢を真似て自分の外見を育てたから」という記述により、この解釈が正しかったことが明かされた。 |
| **成長した過程や時期についても不明だが、もしもトネリコが妖精國ブリテンを蘇らせた時期と同じだった場合、実は彼女がウーサー毒殺に裏で関わっており、その二の足を踏ませない為の処置とも推測出来る。 | | **成長した過程や時期についても不明だが、もしもトネリコが妖精國ブリテンを蘇らせた時期と同じだった場合、実は彼女がウーサー毒殺に裏で関わっており、その二の足を踏ませない為の処置とも推測出来る。 |
− | ***2部6章のプロット本である同人誌『Avalon le Fae Synopsys』では、妖精暦400年のウーサー毒殺も明確に彼女の仕業とされているが、実際のゲーム内ストーリーにおいてもそのような設定になっているかは不明。 | + | ***第2部第6章のプロット本である同人誌『Avalon le Fae Synopsys』では、妖精暦400年のウーサー毒殺も明確に彼女の仕業とされているが、実際のゲーム内ストーリーにおいてもそのような設定になっているかは不明。 |
| ***またここから逆説的に、異聞帯の妖精が背負う事になった『大罪』たるケルヌンノスの毒殺も、オーロラの先祖にあたる風の氏族の亜鈴が先導または教唆した可能性が浮上している。 | | ***またここから逆説的に、異聞帯の妖精が背負う事になった『大罪』たるケルヌンノスの毒殺も、オーロラの先祖にあたる風の氏族の亜鈴が先導または教唆した可能性が浮上している。 |
| *「前編」の時点から黒幕であることを推測するプレイヤーも多かったが、「後編」で一気に腹黒さが明らかになり、「崩壊編」で腹黒さすら通り越した突き抜けっぷりに多くのプレイヤーが唖然となった。 | | *「前編」の時点から黒幕であることを推測するプレイヤーも多かったが、「後編」で一気に腹黒さが明らかになり、「崩壊編」で腹黒さすら通り越した突き抜けっぷりに多くのプレイヤーが唖然となった。 |
153行目: |
153行目: |
| ***後に「頭オーロラ」は[[妖精騎士ガウェイン|翌年実装のバレンタインシナリオ]]で早くも使用された。プレイヤー間のスラングが公式に拾われたと言えなくもないが、バレンタインシナリオはフルボイスなのでブリテン異聞帯が公開される前の収録の可能性もある。 | | ***後に「頭オーロラ」は[[妖精騎士ガウェイン|翌年実装のバレンタインシナリオ]]で早くも使用された。プレイヤー間のスラングが公式に拾われたと言えなくもないが、バレンタインシナリオはフルボイスなのでブリテン異聞帯が公開される前の収録の可能性もある。 |
| *TAa氏曰くデザイン依頼の時点で「『FGO』史に名を残すほどの問題人物」とされていたらしい<ref group ="出" name="TMA" />。 | | *TAa氏曰くデザイン依頼の時点で「『FGO』史に名を残すほどの問題人物」とされていたらしい<ref group ="出" name="TMA" />。 |
| + | *イベント『サバフェス2023』で[[エドワード・ティーチ]]の作品として登場したゲーム「妖精界の村」では見た目が彼女まんまの「ブラッド・オーロラー」なる敵が登場していた。 |
| + | **その見た目と名前に[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]は驚愕していたが、ティーチの反応からして彼はオーロラの事を知らないと思われる。 |
| + | **後の『スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス』では同ゲームの移植版において、バランス調整を失敗した挙動をするブラッド・オーロラーの強さから「頭オーロラーかよ」なるネットスラングが誕生しており、ゲーマーの間で広まっていると判明した。元ネタは言わずもがな上記の「頭オーロラ」だろう。 |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |